JP3855312B2 - 内燃機関用バランサーシャフト - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、往復運動の内燃機関において、往復運動を行う部材により生じる振動を、偏心ウエイトしたシャフトの回転により低減するようにしたバランサーシャフトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、偏心ウエイトを持ったバランサーシャフトをクランクシャフトと平行に配置して、このバランサーシャフトをクランクシャフトによって回転させて、往復運動を行うピストン等の部材により生じる振動を低減する内燃機関用バランサーシャフトに関する技術は知られている。また、近年、比較的重量のあるバランサーシャフトをエンジン下部のオイルパン内部に設けることによって、エンジンの重心を下げてエンジンの安定を確保する要求と、偏心ウエイトを備えたバランサーシャフトがオイルパン内部のオイルに浸漬中で回転することによってオイルを撹拌する回転抵抗による内燃機関の出力の損失を発生させない要求とを両立させるものが検討されている。これらの要求を両立させるものとして、例えば、実開平4−101843号(以下、第1の従来技術という)及び特開平5−231479号(以下、第2の従来技術という)がある。
【0003】
第1の従来技術においては、鋳造等により成形した偏心部分が外側に膨張したバランサーシャフトの外周にカバーを被覆して、バランサーシャフト全体の外形を筒状とする技術が開示されている。
【0004】
第2の従来技術においては、バランサーシャフトの軸方向に半円柱体の切欠部を備え、この切欠部を半円筒状のカバーにより被覆してバランサーシャフトの外形を筒状とする技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の第1の従来技術及び第2の従来技術においては、偏心バランサーシャフトを鋳造等で成形していることから、多種類の内燃機関の製造を行う場合には、内燃機関の特性に応じた長さ、太さ、偏心量のバランサーシャフトを準備することとなり、内燃機関の種類毎の鋳造型が必要となり、バランサーシャフトの共通化はできない。
【0006】
更に、第1の従来技術においては、回転動力を偏心した重量を形成するバランサーシャフトで伝達し、このバランサーシャフトの外周にカバーを被覆している。また、第2の従来技術においては、回転動力を切欠部を備えた半円柱体のバランサーシャフトで伝達し、バランサーシャフトの切欠部が軸方向に形成されており、半円筒状のカバーにより被覆している。第1の従来技術及び第2の従来技術に用いられる被覆カバーは、回転動力を伝達するバランサーシャフトに取り付けられるものであり、バランサーシャフトの遠心力やオイル中での回転抵抗により被覆したカバーが破損する可能性がある。
【0007】
本発明は、多様な内燃機関に対して共通化を図ることができ、安定的な回転が得られる内燃機関用バランサーシャフトを開示するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために請求項1の発明によれば、バランサーシャフトを構成する部品の共通化を達成することができる。即ち、内燃機関の往復運動部材により生じる振動を偏心ウエイトの回転により低減するにあたり、内燃機関の種類毎に異なるバランサーシャフトの特性はバランサーウエイトの重量を変更することで簡単に変更することができる。また、内燃機関の種類を変更するにあたり、バランサーシャフトの長さを変更することが必要な場合には、円筒材の長さを変更することで対応できる。更に、バランサーシャフトの回転動力を円筒材によって伝達するので、バランサーシャフトを安定的に回転させることが可能となる。また、バランサーウエイトとしてパイプ材を屈曲させるだけで加工が完成し、特にパイプ材をプレス加工することによってバランサーウエイトを容易に成形することができ、加工コストを安価にすることが可能となる。
【0010】
請求項2の発明によれば、バランサーシャフトの内部で、バランサーウエイトのない空間を油通路として活用することができ、バランサーシャフトを回転させる際の摺動部に潤滑油を供給することを可能とする。
【0011】
請求項3の発明によれば、パイプ材をプレス加工することによってバランサーウエイトを容易に成形することができ、加工コストを安価にすることが可能となる。
【0012】
請求項4の発明によれば、パイプ材をバランサーシャフトを回転させるための潤滑油を送るための通路として用いているので、通路を流れる潤滑油の重量もバランサーシャフトのバランサーウエイトの一部として利用することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は、本発明を用いた第1の実施の形態のバランサーシャフト10の断面図である。12はバランサーシャフト10の外形を形成する中空円筒形状のパイプ材であり、パイプ材12の両端を蓋20、30によって閉鎖している。蓋20、30はパイプ材12の内周に圧入またはロウ付けして固定されている。40は内部が充填されたパイプ材であり、バランサーシャフト10の重量分布を偏心させる重り(バランサーウエイト)である。重り40の両端の中央部には凸部42、44が形成されている。蓋20、30のそれぞれの内側には、重り40の凸部42、44を受容可能な大きさの受容孔22、32が設けられている。受容孔22は、重り40をバランサーシャフト10内に固定したときに、バランサーシャフト10の径方向の重量分布が偏心するように、蓋20の中心から偏心した位置に設けられる。同様に受容孔32も蓋30の中心から偏心した位置に設けられる。図2にA−A断面図を示すように、パイプ材12の内周と重り40の外周との間に空間14が形成されている。
【0017】
第1の実施の形態においては、この空間14をバランサーシャフト10を回転させるときに図示しない軸受けとの間を潤滑するオイル通路として利用している。つまり、蓋20にオイル導入通路24を形成し、蓋30にオイル排出通路34を形成し、オイル導入通路24とオイル排出通路34とは空間14に連通している。また、図示しない軸受けに対応するパイプ材12の中央にも油排出孔16を形成している。なお、空間14をオイル通路として活用する点については、バランサーシャフト10を取り付けるエンジンの部位によって適宜選択することとなる。つまり、エンジンのオイルパンにバランサーシャフト10を取り付けるならば、オイルパンに蓄えたオイルの中で回転駆動することとなり、潤滑油を必要としない。
【0018】
図3には、本発明を用いた第2の実施の形態のバランサーシャフト50の断面図が示されている。第2の実施の形態においては、第1の実施の形態のバランサーシャフト10に用いたパイプ材12の強度を補強するため、パイプ材12を12a、12bの2部材に分割し、重り40も40a、40bの2部材に分割している。パイプ材12aと12bとの間に、継手蓋52を配置し、継手蓋52の両端にパイプ材12a、12b及び重り40a、40bを固定している。バランサーシャフト50においては、蓋26、36、継手蓋52にパイプ材12a、12bの内周と同形の小径部28、38、52a、52bを形成し、小径部28、38、52a、52bがパイプ材12a、12bに挿入されて固定している。そして、バランサーシャフト50の軸受けに対応する位置に蓋26、36、継手蓋52を配置することによって、薄肉のパイプ材12a、12bでバランサーシャフト50の回転を支持することなく回転時における強度も確保している。
【0019】
図4および図5に、本発明を用いた第1の実施の形態のバランサーシャフト10を4気筒のエンジンに搭載した一例を示す。エンジンのシリンダーブロック61内にはクランクシャフト62と平行に第1バランサーシャフト10、第2バランサーシャフト10(図示せず)が設けられる。クランクシャフト62の図示左端にはクランクプーリ63、クランクタイミングプーリ60およびスプロケット64が設けられている。クランクプーリ60にはタイミングベルト60aが架けられエンジンの吸気弁、排気弁を開閉するカムシャフトを回転させる。図5に示すようにスプロケット64にはチェーン65が架けられ、チェーン65は第1バランサーシャフト10に固定されたスプロケット66、オイルポンプを駆動するスプロケット67を回転させている。スプロケット67の外周にはギヤ歯車が設けられており、図示しない第2バランサーシャフト10の端部のギヤ歯車68を介して、第2バランサーシャフト10も回転する。69はテンショナーであり、チェーン65に所望の張りを与えている。クランクシャフト62は、シリンダーブロック61の軸受70と、ベアリングキャップ71とに支持されて回転し、各気筒毎に設けられる図示しないピストンに連結するコネクティングロッド72を上下動させる。
【0020】
図4に示すように第1バランサーシャフト10は、オイルパン73とオイルパン73の隔壁74との間に設けられ、軸受75、76、77、78によって支持され、スプロケット66の回転によって回転する。軸受け76には、図示しないオイルポンプの吐出口に連通する油路79が設けられ、オイルを蓋20のオイル導入通路24、空間14、孔16、蓋30のオイル排出通路34に導いて、第1バランサーシャフト10のパイプ材12と軸受75、76、77、78との間を潤滑している。なお、潤滑するためのオイルが確実にパイプ材12と軸受75、76、77、78との摺動面に供給されるように、軸受76、77、78にパイプ材12の周方向に沿ってリング溝76a、77a、78aを形成している。
【0021】
このように構成された内燃機関用バランサーシャフトの作動を説明する。
【0022】
エンジンを始動すると、コネクティングロッド72によりクランクシャフト62が回転し、スプロケット64に架けられたチェーン65によってスプロケット66が図5において時計の回転方向に回転する。そして、スプロケット67に噛み合うギヤ歯車68は時計と反対方向に回転する。従って、スプロケット66に固定される第1バランサーシャフト10とギヤ歯車68に固定される図示しない第2バランサーシャフト10とは、それぞれ反対方向に回転する。第1、第2のバランサーシャフト10の回転動力は、パイプ材12の回転によって行われており、安定した回転が得られる。また、バランサーシャフト10の外形が一体のパイプ材12の円柱形状をしていることにより、オイルパン73に蓄えられるオイルの量が増えてバランサーシャフト10を浸漬しても、バランサーシャフト10がオイル内で回転するのみで、オイルの抵抗によるバランサーシャフト10の破損等は発生しない。図示しないピストンの往復運動により慣性力が発生しても、バランサーシャフト10、10の回転による慣性力でピストンの往復運動による慣性力を打ち消すことによって、エンジンの出力損失とエンジンの振動を抑えることが可能となる。
【0023】
なお、上記の第1、第2の実施の形態においては、バランサーウエイトとして内部が充填したパイプ材の重り40を用いているが、パイプ材の重り40に代えて、パイプ材12の中に所望の重量をなす砂鉄や、鉛又は鉄の玉(例えば、パチンコ玉等)などを封入して偏心するようにパイプ材12の内周にロウ付けして固定することも可能である。
【0024】
また、異なるエンジンの機種に対しても、長さや太さの異なるパイプ材12を用いることによって、他の部材を共通して用いることができる。しかも、パイプ材12の長さを変更する場合には、パイプ材12を切断する間隔を調節することで所望の長さのパイプ材12を得られるので、鋳造等を行う場合のように所望のサイズの鋳造型を準備する必要はなく、非常に安価に製造することができる。
【0025】
図6には、図3に対応する第3の実施の形態のバランサーシャフト100の断面図を示している。バランサーシャフト100は、中空円筒形状のパイプ材102、104、両端の蓋106、108、継手蓋110、バランサーウエイトとなるパイプ材112から形成されている。パイプ材112は、蓋106と継手蓋110との間、蓋108と継手蓋110との間に位置する部分に、屈曲部114、116を備えている。パイプ材112は両端の蓋106、108、継手蓋110のそれぞれの略中央部を貫通しており、パイプ材112の両端は、プラグ118、120によって水密的に閉鎖されている。パイプ材112の内部空間122は、バランサーシャフト100を回転させるときの図示しない軸受けとの間を潤滑するオイル通路である。124、126、128は潤滑油の導入、排出通路である。
【0026】
図7は、バランサーシャフト100を製造するときの、パイプ材112を屈曲させるプレス工程の様子を示している。プレス工程に先立ち、直線状のパイプ材112に継手蓋110をパイプ材112に挿入する。そして、継手蓋110を挿入したパイプ材112をプレスの下型130にセットする。下型130には、継手蓋110を保持するための凹部131が設けられている。
【0027】
第1のプレス工程は、押さえ上型132、134、136がパイプ材112を保持するように下降する。押さえ上型134には、継手蓋110を保持するための凹部135が設けられている。押さえ上型132、134、136がパイプ材112を保持した後に、第2のプレス工程が行われる。即ち、図7に示すように、パンチ138、140が下降して、屈曲部114、116を形成する。なお、図8に屈曲部114、116の断面を示すように、屈曲部114、116はパンチ138、140で潰された平坦部142と、下型130によってパイプ材112の屈曲率を大きくされた湾曲部144とを備えた偏平形状となる。
【0028】
なお、第2のプレス工程では、押さえ上型132、134、136がパイプ材112をしっかりと保持しているので、パンチ138、140がパイプ材112に作用したときに、パイプ材112の両端が継手蓋110の方向に引っ張られて、パイプ材112が短くなるなどの不具合は発生しない。また、第3の実施の形態のバランサーシャフト100は、第2の実施の形態のバランサーシャフト50に比べて部品点数も少なく、安価に加工することができる。
【0029】
図9には、図3に対応する第4の実施の形態のバランサーシャフト150の断面図を示している。バランサーシャフト150は、中空円筒形状のパイプ材152、154、両端の蓋156、158、継手蓋160、芯棒162、重り(バランサーウエイト)172、174とから形成されている。重り172、174は、それぞれ蓋156と継手蓋160との間隔及び蓋158と継手蓋160との間隔の長さである。また、重り172、174は、図10に示すように円筒を縦方向に分割した形状をしており、ボルト164、166、168、170によって、芯棒162及びパイプ材152、154に固定されている。
【0030】
バランサーシャフト150は、重り172、174を中空円筒形状のパイプ材152、154の外側からボルト164、166、168、170で固定できるので、バランサーシャフト150の組付けを容易に行うことができる。
尚、これまで述べた実施の形態のなかで、第1の実施の形態、第2の実施の形態および第4の実施の形態は、本願発明の実施の形態ではなく参考となる実施の形態を示したものである。
【0031】
【発明の効果】
上記した請求項1の発明によれば、内燃機関用バランサーシャフトを円筒材と、円筒材の内部に偏心固定したバランサーウエイトと、円筒材の両端を封鎖する複数の蓋材とから構成したことにより、バランサーシャフトを構成する部品の共通化を達成することができる。また、内燃機関の種類を変更するにあたり、長さ又は太さの異なるバランサーシャフトに変更するのみで対応することができる。更に、バランサーシャフトの回転動力を円筒材によって伝達するので、バランサーシャフトを安定的に回転させることができる。また、バランサーウエイトとしてパイプ材を屈曲させるだけで加工が完成し、特にパイプ材をプレス加工することによってバランサーウエイトを容易に成形することができ、加工コストを安価にすることが可能となる。
【0033】
請求項2の発明によれば、蓋材のうち、一方の蓋材に軸受け部からの油導入孔を設け、他方の蓋材に軸受け部への油排出孔を設けたことにより、バランサーシャフトの内部で、バランサーウエイトのない空間を油通路として活用することができ、バランサーシャフトを回転させる際の摺動部に潤滑油を供給することができる。
【0034】
請求項3の発明によれば、パイプ材をプレス加工することによってバランサーウエイトを容易に成形することができ、加工コストを安価にすることができる。
【0035】
請求項の発明によれば、パイプ材をバランサーシャフトを回転させるための潤滑油を送るための通路として用いているので、通路を流れる潤滑油の重量もバランサーシャフトのバランサーウエイトの一部として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である内燃機関用バランサーシャフトを示したものである。
【図2】図1のA−A断面図を示したものである。
【図3】本発明の第2の実施の形態である内燃機関用バランサーシャフトを示したものである。
【図4】本発明の第1の実施の形態の内燃機関用バランサーシャフトをエンジンに取り付けた様子を示したものである。
【図5】図4のB−B断面図を示したものである。
【図6】本発明の第3の実施の形態である内燃機関用バランサーシャフトを示したものである。
【図7】本発明の第3の実施の形態である内燃機関用バランサーシャフトのプレス工程をを示したものである。
【図8】本発明の第3の実施の形態である内燃機関用バランサーシャフトのパイプ材の断面を拡大して示したものである。
【図9】本発明の第4の実施の形態である内燃機関用バランサーシャフトを示したものである。
【図10】図9のC−C断面図を示したものである。
【符号の説明】
12、102、104、152、154・・・パイプ材(円筒材)
20、30、26、36、106、108、110、156、158、160・・・蓋(蓋材)
24、124・・・油導入溝
34、126、128・・・油排出溝
40・・・棒材(バランサーウエイト)
112・・・パイプ材
162・・・芯材
172、174・・・重り

Claims (4)

  1. 円筒材と、該円筒材の内部に偏心固定したバランサーウエイトと、前記円筒材の両端を封鎖する複数の蓋材とからなり、前記バランサーウエイトはパイプ材で形成し、該パイプ材を屈曲させ偏心させ、前記パイプ材を前記蓋材の中央部分で保持したことを特徴とする内燃機関用バランサーシャフト
  2. 前記円筒材の両端の蓋材のうち、一端の蓋材に軸受け部からの油導入孔を設け、他端の蓋材に前記軸受け部への油排出孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用バランサーシャフト。
  3. 前記パイプ材をプレス加工で屈曲形成したことを特徴とする請求項1記載の内燃機関用バランサーシャフト。
  4. 前記パイプ材を、プラグ材で両端を封止し、内部空間を前記軸受け部を潤滑するための油通路にしたことを特徴とする請求項1記載の内燃機関用バランサーシャフト。
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