JP3853745B2 - 仮囲い - Google Patents

仮囲い Download PDF

Info

Publication number
JP3853745B2
JP3853745B2 JP2003047808A JP2003047808A JP3853745B2 JP 3853745 B2 JP3853745 B2 JP 3853745B2 JP 2003047808 A JP2003047808 A JP 2003047808A JP 2003047808 A JP2003047808 A JP 2003047808A JP 3853745 B2 JP3853745 B2 JP 3853745B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
plate
temporary enclosure
enclosure
bent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003047808A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004052532A (ja
Inventor
和夫 龍
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2003047808A priority Critical patent/JP3853745B2/ja
Publication of JP2004052532A publication Critical patent/JP2004052532A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3853745B2 publication Critical patent/JP3853745B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばビル内の店舗等の改装工事等において、当該工事中の店舗を外部と遮蔽するために使用される仮囲いに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、ビル等の店舗の改装工事等において、工事中の店舗内と外部とを遮蔽するための仮囲いを設けることが行われている。この仮囲いは、上記店舗内の敷地と敷地外との境界部分に沿って天井面から床面に至る壁面パネル(ベニヤ板製等)を立設して店舗内と外部とを遮蔽するものである。
【0003】
また、化粧パネルにアジャストパネルを昇降自在に設け、該アジャストパネルと化粧パネルをローラを介してワイヤで接続し、該ワイヤを牽引することで、化粧パネルに対してアジャストパネルを昇降可能とした仮囲いがある(特許文献1)。
【0004】
また、建物内に伸縮可能な支柱を立設し、該支柱間にシートを係止することにより構成された仮囲いがある(特許文献2)。
【0005】
また、天井面と床面に案内レール体を設けると共に、これらの案内レール体の間にパネル体を立設し得るように構成した仮囲いがある(特許文献3)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の仮囲いは、工事現場の天井高さ、店舗敷地面積に合わせて現場でベニヤ板等を切断加工し、現場寸法に合わせた壁面パネルを製造し、当該現場にて仮設するものであったため、再使用することが困難であり、店舗改装工事終了後は、仮囲いを解体し、廃棄処分としており、改装工事全体のコスト増を招いていた。また、仮囲いを構成する部品点数が多く、仮設作業に長時間を要するとの問題もあった。
【0007】
また上記特許文献1記載の仮囲いは、アジャストパネルを昇降させるためにローラ、ワイヤ等の複雑な機構が必要であり、また当該仮囲いを立設するためには支柱が必要であるとの課題がある。
【0008】
また上記特許文献2記載の仮囲いは、伸縮自在の支柱が必要であるし、仮囲い内外の遮蔽がフィルムであるため、改装工事現場と外部とを確実に遮蔽する必要がある場合等には適さない。
【0009】
また上記特許文献3の仮囲いは、一枚のパネル体で構成されているため、現場の天井高さに応じたパネル体を用意する必要があり、汎用性が低いという課題がある。
【0010】
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、支持柱が別部品として存在せず、現場の天井高さ、店舗面積等に合わせて現場にて容易に組立て可能であって、しかも解体後は再利用可能とすることにより、工事全体のコスト低減等、省資源等を実現し得る仮囲いを提供することを目的とする。
【0011】
また、部品点数が少なく、組立て、解体作業を迅速容易に行うことのできる仮囲いを提供することを目的とする。
【0012】
【特許文献1】
特開2000−230320号公報
【特許文献2】
特開2001−49870号公報
【特許文献3】
特開2001−40880号公報
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため本発明は、
第1に、建物内の敷地に沿ってパネル体を立設することにより構成される仮囲いであって、上記パネル体を、前面板と左右側板により横断面略コ字状に形成された一方パネルと、前面板と左右側板により横断面略コ字状に形成された他方パネルにより構成し、上記両パネルの後面側と前面側を係合した横断面略コ字状の係合状態で両パネルを摺動可能に構成し、上記一方パネルの一方の側板後縁部に該側板に交差する位置規制板を設けると共に、上記他方パネルの対応する一方の側板後縁部に、上記係合状態において、上記一方パネルの位置規制板を少なくとも後面側から包囲する折曲包囲板を設け、上記他方パネルの他方の側板後縁部に該側板に交差する位置規制板を設けると共に、上記一方パネルの対応する他方の側板後縁部に、上記係合状態において、上記他方パネルの位置規制板を少なくとも後面側から包囲する折曲包囲板を設け、さらに、上記両パネルの係合状態において、一方パネルと他方パネルを所定位置で固定する固定手段とを具備するものであることを特徴とする仮囲いにより構成されるものである。
【0014】
上記一方パネルは例えば基礎パネル(2)、上記他方パネルはアジャストパネル(3)等により構成し、これらのパネル(2)(3)でパネル体(P)を構成することができる。上記位置規制板は、一方パネル(2)の一方の側板(例えば左側板7)後縁部、他方パネル(3)の他方の側板(例えば右側板13’)後縁部に各々交差して設けられた位置規制板(10)(16)により構成することができる。上記交差角度は、直角が好ましいが、他の交差角度で設けても良い。上記折曲包囲板は、他方パネル(3)の一方の側板(例えば左側板13)後縁部、一方パネル(2)の他方の側板(例えば右側板7’)後縁部に各々設けられた折曲包囲板(15)(11)により構成することができる。上記固定手段は、例えば基礎パネル(2)の左右側板(7,7’)に設けられたネジ穴(17)、アジャストパネル(3)の左右側板(13,13’)に設けられた長穴(18)、及び蝶ネジ(19)等により構成することができるが、その他、両パネルを所定位置で固定し得る締結金具等により構成しても良い。尚、ここで「包囲」とは、位置規制板の全周を包囲する場合に限らず、その後面側から左右端縁の何れかを包囲するようにその一部を包囲する場合も含む概念である。このように上記位置規制板を上記折曲包囲板により包囲する構成により、両パネルを位置規制して円滑に摺動させることができる。
【0015】
第2に、上記折曲包囲板は、上記位置規制板の少なくとも後面及び右又は左端縁を包囲するものである上記第1記載の仮囲いにより構成されるものである。
【0016】
上記折曲包囲板(15)は、例えば上記位置規制板(10)の少なくとも後面及び左右端縁を包囲するように構成することができる。また、上記折曲包囲板(11)は、例えば上記位置規制板(16)の後面及び左端縁を包囲するように構成することができる。
【0017】
第3に、上記一方パネルの位置規制板に、該パネルの側板後縁部から内側方向に延出する延出部を設け、該位置規制板を包囲する上記折曲包囲板は、上記延出部を包囲する凹部を有するものである上記第1又は2記載の仮囲いにより構成されるものである。
【0018】
上記延出部は、例えば上記一方パネル(2)の位置規制板(10)の延出部(10a)により形成し、他方パネル(3)の折曲包囲板(15)の凹部(15a)により上記延出部(10a)を包囲するように構成することができる。
【0019】
第4に、上記他方パネルの位置規制板の端部にL型リブを設け、該位置規制板を包囲する上記折曲包囲板は、上記L型リブの後面及び端縁を包囲するものである上記第1〜3の何れかに記載の仮囲いにより構成されるものである。
【0020】
上記L型リブは、例えば上記他方パネル(3)の位置規制板(16)のL型リブ(16b)により構成し、上記折曲包囲板(11)は、その凹部(11b)により上記L型リブ(16b)の後面及び左端縁を包囲するように構成することができる。
【0021】
第5に、建物内の敷地に沿ってパネル体を立設することにより構成される仮囲いであって、上記パネル体を前面板と左右側板により横断面略コ字状に形成された一方パネルと、前面板と左右側板により横断面略コ字状に形成された他方パネルにより構成し、上記両パネルの後面側と前面側を係合した横断面略コ字状の係合状態で両パネルを摺動可能に構成し、他方パネルの左右側板後縁部に該側板に交差する位置規制板を設けると共に、上記一方パネルの左右側板後縁部に、各々対応する位置規制板を少なくとも後面側から包囲する折曲包囲板を形成し、さらに上記一方パネルに対して上記他方パネルを摺動して建物の床面と天井面との間に上記パネル体を立設した状態において、一方パネルと他方パネルを当該位置で固定する固定手段とを具備するものであることを特徴とする仮囲いにより構成されるものである。
【0022】
上記一方パネルは基礎パネル(2)、上記他方パネルはアジャストパネル(3)等により構成することができ、これらのパネル(2)(3)でパネル体(P)が構成される。上記位置規制板は、例えば他方パネル(3)の左右側板(13、13’)後縁部に設けられた位置規制板(24、24’)により構成することができる。また、上記交差角度は直角が好ましいが、それ以外の交差角度で設けても良い。上記折曲包囲板は、例えば一方パネル(2)の左右側板(7,7’)後縁部に設けられた折曲包囲板(22、22’)により構成することができる。このように上記位置規制板を上記折曲包囲板により包囲する構成により、両パネルを位置規制して円滑に摺動させることができる。
【0023】
第6に、上記位置規制板を上記側板から内側方向に折曲形成された略L字状の位置規制板により形成し、上記折曲包囲板は該位置規制板を少なくとも後面側から包囲するものであることを特徴とする上記第5記載の仮囲いにより構成されるものである。
【0024】
上記位置規制板は、例えば側板(13,13’)に直交する平板部(24a,24a’)と突出リブ(24b,24b’)等により略L字状に構成することができる。上記折曲包囲板は、例えば上記平板部(24a,24a’)の後面及び突出リブ(24b,24b’)の左右側面を包囲するように構成することができる。
【0025】
第7に、上記両パネルを鉄板により形成し、一のパネル体の側板に他のパネル体の側板を接合して2以上のパネル体を並設したとき、隣接するパネル体の左右側板の接合部に形成される目地部にマグネットテープを吸着したものであることを特徴とする上記第5又は6記載の仮囲いにより構成されるものである。
【0026】
このように構成すると、マグネットテープ(26)で目地部を被覆することができ、仮囲い内の塵、埃等が仮囲い外部に飛散することを容易に防止することができる。
【0027】
第8に、上記一のパネル体の側板に他のパネル体の側板を接合して2以上のパネル体を並設した状態において、隣接するパネル体の接合面が横断面略L字状に形成されるものであることを特徴とする上記第1〜7の何れかに記載の仮囲いにより構成されるものである。
【0028】
上記接合面は、例えば隣接するパネル体の左右側板(7,7’)による接合面と、上記一のパネル体の位置規制板(10)(左延出部10b前面)と他のパネル体の折曲包囲板(11)(延出部11a後面)による接合面によって構成されるL型接合面(S,S’)により構成することができる(図6参照)。或いは、凸状折曲部(30)とL型折曲部(32)の接合面及び両パネルの左右側板(7,7’)により上記接合面を横断面略L字状に構成することもできる(図11参照)。このような構成によると、仮囲い内部の塵、埃等の仮囲い外部への飛散等を防止することができる。
【0029】
第9に、上記他方パネルの上記位置規制板に複数の貫通孔を所定間隔で設けると共に、上記一方パネルの上記折曲包囲板における上記位置規制板の対向面に複数の貫通孔を所定間隔で設け、上記固定手段は両貫通孔を貫通するピンにより構成したものであることを特徴とする上記第5記載の仮囲いにより構成されるものである。
【0030】
このように構成すると、両パネルをピン(50)により簡単に固定することができる。
【0031】
第10に、上記一のパネル体の側板に他のパネル体の側板を接合して2以上のパネル体を並設したとき、隣接するパネル体の折曲包囲板に背面側から嵌合し得る防塵カバーを該包囲板に着脱自在に設け、該防塵カバーにより上記隣接するパネル体の接合部を覆うように構成したものであることを特徴とする上記第5又は第9記載の仮囲いにより構成されるものである。
【0032】
上記防塵カバーは、隣接するパネル体の折曲包囲板(22,22’)に背面側から嵌合可能な横断面「コ」字状の防塵カバー(51)により構成することができる。このように構成すると、当該防塵カバー(51)により基礎パネルからアジャストパネルに至る隣接パネルの接合部を覆うことができ、仮囲い内部の塵、埃等の仮囲い外部への飛散等を、防塵カバー(51)により簡単に防止することができる。
【0033】
第11に、横断面略コ字状のランナーを、その底面が対向するように天井面及び床面に各々設置し、上記パネル体の上縁及び下縁を各々上記ランナーに嵌合接続することにより構成されたものであることを特徴とする上記第1〜10の何れかに記載の仮囲いにより構成されるものである。
【0034】
上記ランナーは、床面側ランナー(4)及び天面側ランナー(5)により構成することができる。
【0035】
尚、本項において本発明の構成に対応して実施形態における符号をかっこ書で示したが、これは対応関係を明確にするために便宜上付したものであり、本発明の構成がこれらの符号で示される部材に限定されないことは勿論である。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る第1の実施形態に係る仮囲いを構成する仮囲い1の分解斜視図を示すものであり、該仮囲い1は、横断面が略コ字状の自立可能な基礎パネル2と、該基礎パネル2の後面側において該基礎パネル2にその前面側が係合し、該基礎パネル2に対して上下方向に摺動可能であって、横断面が略コ字状のアジャストパネル3と、床面Gに固定設置される横断面略コ字状の床面側ランナー4と、天井面Tに固定設置される横断面略コ字状の天井側ランナー5とにより構成されている。尚、上記基礎パネル2とアジャストパネル3によりパネル体Pが構成される。
【0037】
上記基礎パネル2は、方形平面状の前面板6と、該前面板6の左右両端部に該前面板6に直交して設けられた左側板7及び右側板7’により構成されており、上記アジャストパネル3は、方形平面状の前面板12と、該前面板12の左右両端部に該前面板12に直交して設けられた左側板13及び右側板13’により構成されており、基礎パネル2の後面側に近接又は接触して上記アジャストパネル3の前面側を係合した図1、図4等の状態において、両パネルの側板7,7’、13、13’後縁部には、互いのパネル2,3を前後方向及び/又は左右方向に位置規制する係合部8、8’(左係合部8、右係合部8’)が各々設けられている。
【0038】
上記左側板7、13側の係合部8は(図2(a)(b)参照)、基礎パネル2の位置規制板10とアジャストパネル3の折曲包囲板15により構成され、上記右側板7’、13’側の係合部8’は、基礎パネル2の折曲包囲板11とアジャストパネル3の位置規制板16により構成されている。
【0039】
尚、上記基礎パネル2、アジャストパネル3、及び床面側ランナー4、天井側ランナー5は、何れもアルミ押出し成形により形成されたアルミニウム製であり、例えば、上記両パネル2,3の厚みは約1.5mm、上記両ランナー4,5の厚みは約2mmに形成されるものである。
【0040】
上記基礎パネル2の上記位置規制板10は、上記左側板7の後縁部の上下方向高さの全体に亙って該左側板7に直角に交差するように設けられており、上記左側板7の右側に延出する右延出部10aと、上記左側板7の左側に延出する左延出部10bにより構成され、上記右延出部10aの端縁には該右延出部10aに直交する前後方向位置規制用のリブ10cが上記前面板6方向に突設されている。
【0041】
上記基礎パネル2の上記折曲包囲板11は、その右側板7’の後縁の上下方向高さの全体に亙って該右側板7’から内側方向に直角に交差する折曲状態で設けられており、上記右側板7’に直角に交差する平面状の延出部11aと、該延出部11aに連続して設けられた横断面コ字状の左右方向位置規制用の凹部11bにより形成されている。この折曲包囲板11は上記両パネル2,3の係合状態において、アジャストパネル3の位置規制板16の後面側からその後面及び左端縁を包囲するものであり、上記凹部11bは、該位置規制板16のL型リブ16b(後述)の後面及び左右端縁(端縁)を包囲するように全体として角柱状に形成されている。
【0042】
上記アジャストパネル3の折曲包囲板15は、上記左側板13の後縁部の上下方向高さの全体に亙って設けられており、該パネル3の内側方向に横断面略コ字状に折曲状態で形成され、両パネル2,3の係合状態において、上記位置規制板10の上記右延出部10a及び上記リブ10cの前後及び右側面を包囲して主に基礎パネル2の前後方向の位置を規制する前後方向位置規制用の凹部15aと、上記位置規制板10の後面側に位置して該後面を包囲する平板部15bと、該平板部15bの左端縁から前方に直角に突設され、上記左延出部10bの左端縁を包囲して上記位置規制板10(基礎パネル2)の左右方向の位置を規制する左右方向位置規制用のリブ15cにより形成されている。即ち、上記折曲包囲板15は、上記基礎パネル2との係合状態において、上記基礎パネル2の位置規制板10の後面側からその後面及び左右端縁(延出部10b及びリブ10cの左右端縁側)を包囲するように全体として角柱状に形成されている。
【0043】
上記アジャストパネル3の位置規制板16は、該アジャストパネル3を上記基礎パネル2に係合した状態において、上記基礎パネル2の上記折曲包囲板11の内側に位置するように設けられている。この位置規制板16は、上記右側板13’の後縁部の上下方向高さの全体に亙って設けられ、該右側板13’から内側方向に直角に交差するように折曲状態で設けられた平面状の延出部16aと、該延出部16aから後方に向けて横断面L字状に折曲状態で設けられた左右方向位置規制用のL型リブ16bにより形成されている。そして、上記L型リブ16bは上記基礎パネル2との係合状態において、上記基礎パネル2の上記凹部11b内に位置することで上記凹部11bによりアジャストパネル3の左右方向の位置ずれを規制するように構成している。
【0044】
このように構成された基礎パネル2の上縁2a又は下縁2bに、上記アジャストパネル3の下縁3b又は上縁3aを合わせて、該パネル2の前面板6の後面側にアジャストパネル3の前面板12前面側を合わせて該アジャストパネル3をスライド係合させると、図1、図4に示すように両パネル2,3の前面板6と12、左側板7と13、右側板7’と13’が近接又は接触状態でスライド可能に連結され、左係合部8においては、アジャストパネル3の折曲包囲板15内に基礎パネル2の位置規制板10が位置し、折曲包囲板15の前後方向位置規制用の凹部15aと位置規制板10の前後方向位置規制用のリブ10cとの係合により、両パネル2,3(主に基礎パネル2の左側板7近傍部分)が主に前後方向に位置規制され、折曲包囲板15の前後方向位置規制用の凹部15a及び左右方向位置規制用のリブ15cと、位置規制板10の左右延出部10a,10b及び上記規制リブ10cとの係合により、両パネル2,3(主に基礎パネル2の左側板7近傍部分)が左右方向に位置規制される。
【0045】
また、右係合部8’においては、基礎パネル2の折曲包囲板11の内側にアジャストパネル3の位置規制板16が位置し、上記基礎パネル2の折曲包囲板11の左右方向位置規制用の凹部11b内に上記位置規制板16のL型リブ16bが位置することで両パネル2,3(主にアジャストパネル3の右側板13’近傍部分)の左右方向の位置ずれが規制される。
【0046】
また、上記両パネル2,3の係合状態において、図6に示すように、基礎パネル2の左側板7の外側面及び同パネル2の位置規制板10の左延出部10bの前面を各々接合面とするL型接合面S(図6中ハッチング部分)が形成され、基礎パネル2の右側板7’の外側面及び同パネル2の折曲包囲板11の延出部11a後面を各々接合面とするL型接合面S’(図6中ハッチング部分)が形成されている。そして、図6(b)に示すように、かかるパネル体Pを複数用意し、それらの左右側面同士を接合して左右方向に並設していく場合に、仮囲いの一方のパネル体P’の上記L型接合面S’に仮囲いの他のパネル体PのL型接合面Sを接合することにより、両接合面S,S’が嵌合状態で接触し得るように構成されている(図4参照)。尚、以下、上記パネル体Pと同一構成の他のパネル体をパネル体P’という。かかる並設状態で、両パネル体P,P’の前面板6、6、12、12は面一状態となり、かつパネル体Pのアジャストパネル3の折曲包囲板15後面(平板部15b後面)と、他のパネル体P’の基礎パネル2の折曲包囲板11後面(凹部11b後面)は面一状態となる(図4参照)。このような並設状態において、両パネル体P,P’の側面の接合部Nは、上述のような横断面略L字状のL型接合面S,S’により構成されているので、仮囲い1内部Iの塵、埃等が仮囲い1外部Oに飛散することを効果的に防止することができる(図4)。即ち、接合面S,S’がL字状に形成されているので、仮囲い内部Iの塵、埃等の飛散が上記L型接合面S,S’の直角部分M(図6(b))で堰き止められ、これら塵等の仮囲い1外部Oへの流出等を防止し得る。
【0047】
また、上記アジャストパネル3の折曲包囲板15は基礎パネル2の位置規制板10の外側(後面側)に位置していると共に、該アジャストパネル3の位置規制板16は、基礎パネル2の折曲包囲板11の内側(前面側)に位置しているので、上記基礎パネル2に対してアジャストパネル3を上下方向にスライドさせる場合は、仮囲い1の内側Iから上記アジャストパネル3の折曲包囲板15部分を手等で把持して上下にスライドさせることにより、該パネル3を容易にスライドさせることができる。このとき、上記アジャストパネル3の位置規制板16は上述のように基礎パネル2の折曲包囲板11の内側に位置しているので、上記パネル体Pの並設状態においても、何ら支障なく、アジャストパネル3を上下にスライドさせることができる。
【0048】
図3(a)(b)は、上記基礎パネル2とアジャストパネル3とを固定する構成を示すものであり、基礎パネル2の左右側板7,7’には、上下方向に複数のネジ穴17が穿設されており、対向するアジャストパネル3の左右側板13、13’には所定長さの上下方向の長穴18が各々形成されている。そして、上記基礎パネル2に対してアジャストパネル3を所定位置までスライドさせた状態で(図1参照)、アジャストパネル3の内側から長穴18を介して上記ネジ穴17に蝶ネジ19をネジ込むことにより、上記基礎パネル2に対してアジャストパネル3を所定位置で固定できるように構成している。即ち、アジャストパネル3の高さを調整することにより、各種の天井高さに対応することができる。尚、図3には上記左側板7、13のみを示すが、右側板7’、13’においても同様の構成のネジ穴17、長穴18が形成されている。
【0049】
上記床面側ランナー4(図1)は、アルミ板を横断面略コ字状に成形することにより形成されるものであり、直立前面板4a及び直立後面板4bと底板4cとにより形成されており、上記底板4cの幅t1は上記基礎パネル2の側板7,7’の幅t1’と略同様の幅に形成され、上記下縁2bを上記ランナー4内に嵌合すると、該底板4cの底面4c’上に上記基礎パネル2がその下縁2bを以って立設する(図5参照)。また、上記直立後面板4bの上縁には、該上縁全体に亙って上方に向けて外方向に折曲形成された案内片4b’が設けられており、上記床面側ランナー4を床面に設置した状態で、上方から上記基礎パネル2の下縁2bを、上記案内片4b’で案内しながら容易に上記ランナー4内に設置し得るように構成している。
【0050】
上記天井側ランナー5は、アルミ板を横断面略コ字状に成形することにより形成されるものであり、上記床面側ランナー4と同様の構成を有するものである。即ち、該ランナー5は、直立前面板5a及び直立後面板5bと底板5cとにより形成されており、上記底板5cの幅t2は上記アジャストパネル2の側板13,13’の幅t2’と略同様の幅に形成され、上記上縁3aを上記ランナー5内に嵌合すると、上記底板5cの底面5c’に上記アジャストパネル3の上縁3aが接触する状態で仮囲い1が構成される(図5参照)。また、上記直立後面板5bの下縁には、該下縁全体に亙って下方に向けて外方向に折曲状態で形成された案内片5b’が設けられており、上記天井側ランナー5を天井面Tに設置した状態で、下方から上記アジャストパネル3の上縁3aを、上記案内片5b’で案内しながら容易に上記ランナー5内に挿入し得るように構成している。また、上記両ランナー4,5下面には、床面G又は天井面Tを保護するために、ゴム製のマット40を接着することが好ましい(図13)。
【0051】
本発明にかかる仮囲い1は上述のように構成されるものであるから、該仮囲い1を設置するには、まず工事現場の床面Gに床面側ランナー4を両面テープ等で固定する。また、該床面側ランナー4の上方の天井面Tに、該ランナー4の底面4c’と天井面ランナー5の底面5c’が対向するように該天井側ランナー5をビス20を以って固定する。その後、基礎パネル2の上縁2aとアジャストパネル3下縁3bとを合わせ、アジャストパネル3を上記基礎パネル2の後面側にスライド係合させ、両パネル2,3を図1に示すように重合連結させる。かかる状態で、上記基礎パネル2の下縁2bが上記床面側ランナー4の底面4c’上に載置されるように、該下縁2bを該ランナー4に嵌合接続する。このとき、上記基礎パネル2の下縁2bは上記床面側ランナー4に嵌合状態で係合し、その状態で基礎パネル2は自立可能となる(図5参照)。その後、アジャストパネル3の折曲包囲板15を手で把持して基礎パネル2に対して該アジャストパネル3を上方にスライドさせ、該アジャストパネル3の上縁3aが天井側ランナー5の底面5c’に接触するまで上昇させ、該上縁3aを上記ランナー5に嵌合接続する(図5)。かかる状態で、アジャストパネル3の左右側面板13、13’の長穴18から蝶ネジ19を基礎パネル2の所定のネジ穴17にネジ込む。これにより、アジャストパネル3はその上縁3aを上記天井側ランナー5の底面5c’に接触した状態で固定され、自立状態の1つの仮囲い1が形成される(図5参照)。
【0052】
その後は、上記と同様に、他のパネル体P’の基礎パネル2とアジャストパネル3とをスライド係合させ、当該基礎パネル2の下縁2bを床面側ランナー4内に嵌合させると共に、アジャストパネル3の上縁3aを上記天井側ランナー5内に嵌合させた後、同様に両パネル2,3を蝶ネジ19で固定する。その後、上記パネル体P’を両ランナー4,5内で右又は左にスライドさせて、該パネル体P’の右側板7’側のL型接合面S’を隣接する上記パネル体Pの左側板7側のL型接合面Sに接触させる。これにより、両接合面S,S’によって両パネル体P,P’間に横断面略L字状の接合面が形成され、両パネル体P、P’を図4に示すように左右方向に隙間無く並設することができる。尚、上記パネル体Pの左右方向の並設は、仮囲い1を設置するエリアの広さに応じて決定すれば良く、図1に示すようにパネル体Pを2枚並設しても良いし、パネル体Pを1枚のみ、或いは3枚以上のパネル体Pを並設する構成としても良い。尚、パネル体Pを3枚以上並設するときは、上記ランナー4,5もそれに応じて増設すれば良い。
【0053】
工事終了後は、上記蝶ネジ19を外してアジャストパネル3を基礎パネル2方向にスライドさせてアジャストパネル3上縁3aを天井側ランナー5から外し、かつ基礎パネル2を床面側ランナー4から外した後、両パネル2,3を分離することができる。さらに、天井側ランナー5、及び床面側ランナー4を各々天井面T及び床面Gから取り外せば良い。
【0054】
かかる第1の実施形態の仮囲い1によると、並設するパネル体P,P’の接合部に横断面略L字状の接合面S,S’が形成されるため、仮囲い1内側Iの工事現場と仮囲い1外側Oとを確実に遮蔽することができ、工事現場内において各種作業により発生する粉塵等の仮囲い1外部への飛散、流出を効果的に防止することができる。
【0055】
さらにアジャストパネル3の折曲包囲板15は基礎パネル2の位置規制板10の外側に位置していると共に、該アジャストパネル3の位置規制板16は、基礎パネル2の折曲包囲板11の内側に位置しているので、アジャストパネル3の折曲包囲板15部分を手等で把持して上下に容易にスライドさせることができ、上記パネル体Pの並設状態においても、何ら支障なく、アジャストパネル3を上下にスライドさせることができる。
【0056】
さらに、工事終了後は、容易に分解することができ、各種寸法(天井高さ、敷地幅等)の工事現場にあわせて、何度でも使用することができる。
【0057】
図7に示すものは、本発明の第2の実施形態を示すものであり、上記第1の実施形態がアルミ押出し成形により形成されたものであるのに対して、鉄板の折り曲げ加工により形成したものである。尚、本実施形態において、材質、厚さを除いて上記実施形態と同一構成部分には同一符号を付してその説明を便宜上省略する。
【0058】
この実施形態における基礎パネル2及びアジャストパネル3は、例えば、厚さが約1mm〜0.6mm、床面側ランナー4及び天井側ランナー5は厚さが約1mmの鉄板を折り曲げ加工により形成されるものである。
【0059】
上記基礎パネル2の後面側に近接又は接触して上記アジャストパネル3を係合した図7、図9等の状態において、両パネル2,3の左右側板7,7’、13,13’の後縁部には、互いのパネル2,3を前後方向及び左右方向に位置規制する係合部28、28’(左係合部28、右係合部28’)が各々設けられている(図8参照)。
【0060】
上記左係合部28は、上記基礎パネル2の折曲包囲板22と上記アジャストパネル3の位置規制板24により構成され、上記右係合部28’は、上記基礎パネル2の折曲包囲板22’と上記アジャストパネル3の位置規制板24’とにより構成されている。これら係合部28,28’は左右対称形状であるため、上記係合部28側についてのみ説明し、上記係合部28’については対応部分の符号に「’」を付してそれらの説明を便宜上省略する。
【0061】
上記基礎パネル2の折曲包囲板22(22’)は、上記左側板7(7’)の後縁部から内側に直角に交差するように折り曲げ形成された平板部22a(22a’)と、該平板部22a(22a’)の端縁からさらに内側に直角に交差するように折り曲げ形成された左右方向位置規制用の平板部22b(22b’)と、該平板部22b(22b’)から横断面略コ字状に折り曲げ形成された前後左右方向位置規制用の凹部22c(22c’)とから構成されており、上記平板部22a、22b(22a’,22b’)及び凹部22c(22c’)は全体として横断面渦巻き状に折曲形成されている。この凹部22c(22c’)の内側面には、該凹部22c(22c’)の上下方向の全体に亙って樹脂製の角材23(23’)が嵌合接着されている。この角材23(23’)は、仮設時或いはパネル3のスライド時にパネルの側縁等での怪我を防止するためのものである。
【0062】
上記アジャストパネル3の位置規制板24(24’)は、両パネルの係合状態において、上記基礎パネル2の上記折曲包囲板22(22’)の内側に位置するものであり、上記左側板13(13’)の後縁から内側方向に直角に交差して折り曲げ形成された左右方向位置規制用の平板部24a(24a’)と、該平板部24a(24a’)から前面板12側に直角に交差して折り曲げ形成された主に前後方向位置規制用の突出リブ24b(24b’)とにより形成されており、当該位置規制板24(24’)は全体として略L字状に形成されている。
【0063】
このように構成された両パネル2,3を連結するには、基礎パネル2の上縁2a又は下縁2bと、アジャストパネル3の下縁3b又は上縁3aをあわせて、アジャストパネル3の前面側を上記基礎パネル2の後面側にスライド係合させる。すると両パネル2,3の前面板6,12、左右側板7,13、7’、13’が各々近接又は接触状態で係合し、かつ上記基礎パネル2の上記折曲包囲板22、22’は、各々対応する位置規制板24,24’を少なくとも後面側から包囲する状態となり、かかる係合状態で基礎パネル2に対してアジャストパネル3を上下に摺動可能となる。即ち、図9に示すように、アジャストパネル3の位置規制板24(24’)の上記平板部24a(24a’)が上記基礎パネル2の折曲包囲板22(22’)の平板部22a(22a’)の前面側に位置すると共に、上記位置規制板24(24’)の突出リブ24b(24b’)が上記折曲包囲板22(22’)の平板部22b(22b’)と上記角材23(23’)との間に位置して、該アジャストパネル3の左右方向の位置が規制され、上記アジャストパネル3の突出リブ24b(24b’)が上記折曲包囲板22(22’)の平板部22a(22a’)と上記凹部22c(22c’)との間に位置することで該パネル3の主に前後方向の位置が規制されるように構成されている。
【0064】
また、上記両パネル2,3の左右側板7,7’、13,13’には図3に示すネジ穴17と長穴18が設けられており、両パネル2,3の固定は上記第1の実施形態と同様の構成で行われるものである。
【0065】
尚、上記床面側ランナー4、及び天井側ランナー5の構成は上記実施形態の両ランナー4,5の構成と同様であり、各ランナー4,5の底面4c’、5c’の幅t1,t2は、各々基礎パネル2の幅t1’、アジャストパネル3の幅t2’と略同様の幅に形成されている。
【0066】
このように構成される仮囲い1を設置する場合は、上記第1の実施例と同様に床面側ランナー4と天井側ランナー5を床面G及び天井面Tに固設し、両パネル2,3をスライド係合した状態で、基礎パネル2の下縁2bを床面側ランナー4内に嵌合し、アジャストパネル3を上方にスライドさせ、該パネル3の上縁3aを天井側ランナー5内に嵌合し、その状態で蝶ネジ19を長穴18を介してネジ穴17に挿通することで、両パネル2,3を所定高さで固定することができる。これにより、自立状態の仮囲い1を構成することができる(図10参照)。
【0067】
上記両パネル2,3の係合状態においては、アジャストパネル3の位置規制板24(24’)の平板部24a(24a’)と、上記基礎パネル2の左側板7(7’)及び平板部22b(22b’)との係合、及び突出リブ24b(24b’)と、平板部22b(22b’)及び樹脂角材23(23’)との係合により、アジャストパネル3(主に左右側板13,13’近傍部分)の左右方向の位置が規制され、上記突出リブ24b(24b’)と、上記平板部22a(22a’)及び凹部22c(22c’)との係合により、該パネル3(主に左右側板13,13’近傍部分)の前後方向の位置が規制される。
【0068】
他のパネル体P’を並設する場合は、他のパネル体P’を上記と同様の方法で構成し、両ランナー4,5内でパネル体P’を右又は左にスライドさせてその右側板7’を上記パネル体Pの左側板7に接触させる(図7、図9参照)。その後、両パネル体P,P’の内側Iの接合部N(目地部)に、その上下方向全体に亙る長さのマグネットテープ26を吸着させる。これにより仮囲い1内部Iの塵、埃が仮囲い1外部Oに飛散することを防止することができる。
【0069】
また、かかる第2の実施形態の場合は、上記基礎パネル2、アジャストパネル3の左右方向幅と略同一長さのスチール製角パイプ27を用意して、図10に示すように、仮囲い1における基礎パネル1の前面板6後面の下方位置K1、及び基礎パネル2とアジャストパネル3の重合部分、即ち、アジャストパネル3の前面板12後面の下方位置K2、さらに仮囲い1の上半部2箇所、即ち、アジャストパネル3の前面板12後面の中央部位置K3及び上方位置K4に、各々上記角パイプ27をパネル体Pの上下縁に沿って平行に、マグネットで吸着させる。これにより、厚さ1mm〜0.6mmで形成される仮囲い1の前面板6、12を容易に補強することができる。尚、本実施形態では、仮囲い1は鉄板にて形成されているため、上記マグネットテープ26、上記角パイプ27をマグネットで容易に吸着することができるものである。工事終了後は、上記第1の実施形態と同様に、容易に解体を行うことができる。
【0070】
上記第2の実施形態の仮囲いによると、鉄製の角パイプ27等をマグネットで吸着することにより、容易にパネル体Pを補強することができるため、両パネル2,3の厚さを極めて薄く(例えば0.6mm〜1mm等)形成することができ、仮囲い全体を軽量に形成することができる。
【0071】
また、並設するパネル体P,P’の接合部Nの目地部をマグネットテープ26で簡単に遮蔽することができ、工事現場内において各種作業により発生する粉塵等の仮囲い1外部への流出を効果的、かつ容易に防止することができる。
【0072】
図11に示すものは、上記第2の実施形態の仮囲いのさらに他の実施形態を示すものであり、並設する仮囲いの接合面にL型接合面S、S’を形成したものである。即ち、基礎パネル2及びアジャストパネル3の両前面板6,12の左方端部に左方に突出する凸状折曲部30、31を各々設けて、両パネル2,3の係合状態において、凸状折曲部30内で凸状折曲部31が上下方向に摺動自在となるように構成し、かつ両前面板6,12の右方端部に各々L字状のL型折曲部32、33を凹設する。そして、複数のパネル体P,P’を並設した状態で両パネル体の左右接合面において、上記凸状折曲部30と上記L型折曲部32とが嵌合して、かかる嵌合状態で両パネル体の前面板6,6が面一状態となるように構成する。このように構成すると、両パネル体の接合面に、上記第1の実施形態と同様のL型接合面S、S’が形成され、該接合面S、S’により、仮囲い内部Iの塵や埃が仮囲い外部Oに飛散することを防止することができるものである。尚、さらに上記仮囲い内側Iの接合面の目地部にマグネットテープ26を吸着させても良い。
【0073】
また、折曲包囲板22の平板部22bの端部を図11に示すように単に内方に直角に折り曲げて折曲部22dを形成し、該折曲部22dに怪我防止用の樹脂角柱23を設けても良いし、図12に示すように、上記折曲部22dをさらに直角に折り曲げて折曲片22eを形成することにより、上記樹脂角柱23を用いない構成としても良い。
【0074】
図14〜図16は、本発明の第3の実施形態を示すものであり、上記第2の実施形態と同一構成部分には同一符号を付してその説明を便宜上省略する。この実施形態において(図15参照)、左係合部28は、基礎パネル2の折曲包囲板22とアジャストパネル3の位置規制板24から構成され、右係合部28’は、上記基礎パネル2の折曲包囲板22’と上記アジャストパネル3の位置規制板24’により構成されている。これら係合部28,28’は上記第2の実施形態と同様に左右対称であるため、上記係合部28側についてのみ説明し、上記係合部28’については対応部分の附合に「’」を付してそれらの説明を便宜上省略する。
【0075】
上記基礎パネル2の折曲包囲板22は(図15(b)参照)、上記第2の実施形態(図8(b))と比較すると、左側板7から内側直角に折り曲げ形成された平板部22a、該平板部22aからさらに内側に直角に折り曲げ形成された左右方向位置規制用の平板部22bが形成されている点は同様であるが、上記平板部22bから外側に前面板6と平行に直角に折り曲げられた前後方向位置規制用の折曲リブ22dが形成されている点が異なっている。
【0076】
上記アジャストパネル3の位置規制板24は(図15(a)参照)、上記第2の実施形態(図8(a))と同様に、両パネルの係合状態において、上記基礎パネル2の折曲包囲板22の内側に位置するものであり、上記左側板13の後縁から内側方向に直角に交差して折り曲げ形成された左右方向位置規制用の平板部24aと、該平板部24aから前面板12側に直角に交差して折り曲げ形成された平板部24b(第2の実施形態では突出リブ24b)が形成されている点は第2の実施形態と略同様であるが、該平板部24bから外側に前面板12と平行に直角に折り曲げられた前後方向位置規制用の折曲リブ24cが形成されている点が異なっている。従って、上記位置規制板24と上記折曲包囲板22とは何れも横断面略「コ」字状の略相似形状となっている。また、アジャストパネル3の背面には、左右方向の補強用角柱46が上下方向に所定間隔毎に接続固定されている(図14参照)。これらの補強用角材46は、上記左右の折曲リブ24cの背面側から上記各補強用角材46の両端部にリベット55等を打ち込むことで、上記アジャストパネル背面側に固定されている。上記両パネル2,3における上記折曲リブ22d,24cは何れもその端縁45を折り返した二重折り曲げ構造となっており、端縁45部分で怪我等をしないように構成されている。47は基礎パネル2の最下部に左右方向に設けられた補強用角柱であり、上記基礎パネル2の最下部における左右の折曲リブ22dの背面側から上記補強用角柱47の両端部にリベット55等を打ち込むことで、上記パネル2の背面に固定されている。
(図14、図15参照)。
【0077】
このように構成された両パネル2,3を第2の実施形態と同様に連結させると図14、16に示すようになる。即ち、両パネル2,3の前面板6,12、左右側板7,13、7’、13’が各々近接または接触状態で係合し、かつ上記基礎パネル2の折曲包囲板22,22’は各々対応する位置規制板24,24’を後面及び左右側面から包囲すると共に、アジャストパネル3の折曲リブ24c、24c’の後面側に基礎パネル2の折曲リブ22d,22d’が位置した状態となり、両パネルが前後方向及び左右方向に位置規制された状態で基礎パネル2に対してアジャストパネル3を上下に摺動可能となる。
【0078】
上記アジャストパネル3の左右の上記平板部24a、24a’にはその上端部から下端部にかけて一定ピッチで複数の貫通孔48が開設されており(図17参照)、一方基礎パネル2の左右の上記平板部22a、22a’の上部近傍の所定範囲には上記貫通孔48より狭い一定ピッチで複数の貫通孔49が開設されており、上記アジャストパネル3を所定高さにスライドさせた状態で、上記貫通孔49から上記貫通孔48に対してピン50を挿通することで、上記アジャストパネル3を所定位置で固定し得るように構成している(図18(a)(b)参照)。尚、50aは上記ピンの端部に設けられた抜け止めリングである。
【0079】
51は上記パネル体Pを複数並設した場合に(図14、16参照)、両パネル体Pの接合部Nの背面側に取り付けられる防塵カバーであり、横断面「コ」字状を成し、隣接するパネルの折曲包囲板22,22’と位置規制板24,24’の接合部Nをカバーし得るように、その幅t3は上記隣接するパネル体P、P’の折曲包囲板22,22’の平板部22a,22a’の合計幅と略同一幅に形成され、上記包囲板22,22’に背面から嵌合固定し得るように構成されている。この防塵カバーは、図14に示すように、床面から上記接合部Nの下半部を覆う下部防塵カバー51aと上記接合部Nの上半部を覆う上部防塵カバー51a’を設け、両防塵カバー51a,51a’を所定の重合部を以って摺動自在に連結し、パネル体Pの高さに応じて上部防塵カバー51a’を摺動させることにより、上記パネル体P,P’の上記接合部Nを上下方向に完全に覆うことができるように構成されている。上記上部防塵カバー51a’の上端部には外側に切起片51bが設けられており(図19参照)、図20に示すように、当該切起片51b外面を上記天井側ランナー5の直立後面板5b内面に当接させることにより、がた付を防止して該ランナー5により当該防塵カバー51及びアジャストパネル3上部を確実に保持し得るように構成している。
【0080】
52は隣接するパネルの保持部材であり、左右にコ字形保持片52a,52aを有し、板面に設けられた貫通孔52bに蝶螺子53を螺合し得るように構成されている。この保持部材52は、当該パネル体P、P’を並設して上記防塵パネル51で上記接合部Nを被覆した後上記防塵カバー51の背面側に宛がい、上記コ字形保持片52a,52aを各々一方パネル体の折曲リブ24c’と他方パネル体の折曲リブ24cの内側に係合し、その後、上記貫通孔52bから蝶螺子53を上記防塵パネル51背面に当接するまで螺子込むことにより、上記両パネル体P,P’を固定するものである。これにより、両パネル体P,P’を確実に固定することができる。
【0081】
本第3の実施形態は上述のように形成されるものであるから、基礎パネル2とアジャストパネル3とは位置規制板24,24’と折曲包囲板22,22’により前後左右方向に位置規制された状態で係合し、特に位置規制板24,24’と折曲包囲板22,22’は互いに横断面略「コ」字形の相似形状で極めて近接した状態で係合しているため、アジャストパネル3を所定高さにスライドさせた状態で、左右一対のピン50でアジャストパネル3を所定高さで安定的に固定することができ、しかも上記位置決めピン50は基礎パネル2の折曲包囲板22の背面側(平板部22a、22a’)から挿入し得るものであるため、極めて施工性の良い仮囲いを提供することができるものである。
【0082】
上述のように、本発明に係る仮囲いによると、仮囲いを構成する各部材を工事現場の天井高さや左右方向幅に合わせて、現場にて容易に組み立てることが可能であり、かつ工事終了後は、仮囲いを容易に分解して再利用が可能であるため、当該仮囲いを工事毎に廃棄処分にする必要がなく、工事全体のコストを低減し、省資源化を実現することができるものである。
【0083】
また、本発明の仮囲いによると、パネル体Pの高さを調整することにより、工事現場にて、その現場の天井高さに当該パネル体Pの高さを合わせることが可能であり、かつ左右方向にはパネル体Pを複数並設することでその現場の左右方向幅に対応することができるため、各種の現場に適合した仮囲いを構成することができ、従来のように現場においてパネル体,柱等を切断、加工する等の手間を必要としない。
【0084】
また、仮囲い1自体が自立可能に構成されているため、別部品として支柱を必要とせず、全体として極めてシンプルかつ軽量に仮囲い1を構成することができ、組立て、解体作業を短時間で容易に行うことができる。
【0085】
また、基礎パネル2とアジャストパネル3は、左右係合部8,8’又は28,28’により前後方向及び/又は左右方向に位置決めされるため、シンプルな構成ながら堅牢な構成の仮囲いを実現することができ、また、基礎パネル2に対してアジャストパネル3を上下スライドさせる場合も、両パネルの左右係合部8,8’又は28,28’により両パネル2(特に、左右側板部7,7’、13,13’近傍位置)が左右方向及び/又は前後方向に位置規制されているので、安定してアジャストパネル3をスライドさせることができる。
【0086】
また、パネル体Pは支柱等の柱が別部品として存在せず、それ自体自立可能であるため、仮囲い1を基礎パネル2、アジャストパネル3、及びランナー4,5という極めてシンプルな部品構成で実現することができ、軽量な仮囲いを実現し得ると共に、組立て、解体が容易で仮設作業を効率的に行うことができる。
【0087】
また、基礎パネル2とアジャストパネル3をスライド係合させた状態で、両パネル2,3の前面板6、12同士、及び左右側板(7,13、7’、13’)同士が互いに近接又は接触しているため、かかる係合状態において仮囲い1内側Iの工事現場と仮囲い1外側Oとを確実に遮蔽することができ、塵等の仮囲い外部への飛散等を効果的に防止し得る。
【0088】
また、パネル体Pの上縁及び下縁は、天井側ランナー5及び床面側ランナー4の直立前後板4a,4b,5a,5bに嵌合状態となる構成であるため、両ランナー4,5の直立前面板4a,5a及び直立後面板4b,5bによっても、仮囲い1内部Iの塵等の仮囲い外部Oへの飛散、流出を効果的に阻止し得る。
【0089】
また、横断面略L字状の接合面S,S’により、仮囲い1内側Iと仮囲い1外側Oとを確実に遮蔽することができ、工事現場内において各種作業により発生する粉塵等の仮囲い1外部Oへの飛散等を効果的に防止することができる。
【0090】
また、第1の実施形態の仮囲いによると、アジャストパネル3の折曲包囲板15が基礎パネル2の位置規制板10の外側に位置し、アジャストパネル3の位置規制板16が基礎パネル2の折曲包囲板11の内側に位置しているので、上記パネル体Pの並設状態においても、上記折曲包囲板15部分を手等で把持してアジャストパネル3を上下に容易にスライドすることができる。
【0091】
また、第2の実施形態の仮囲いによると、角パイプ27等をマグネットで吸着することにより容易にパネル体Pを補強することができるため、鉄板製であっても両パネル2,3の厚さを極めて薄く軽量に形成することができる。
【0092】
また、第2の実施形態の仮囲いによると、仮囲いの目地部をマグネットテープ26で簡単に遮蔽することができ、各種作業により発生する粉塵等の仮囲い1外部Oへの流出を効果的、かつ容易に防止することができる。
【0093】
また、第3の実施形態によると、上下の防塵カバー(51a,51a’)を摺動自在に係合し、該防塵カバー51を隣接するパネル体の折曲包囲板(基礎パネル)及び位置規制板(アジャストパネル)に背面側から嵌合することにより、接合部を容易に覆うことができる。
【0094】
尚、上記実施形態では、各部材をアルミニウム、鉄板等の金属板による例を示したが、これに限らず、各部材を合成樹脂板等により構成しても良い。また、各パネル及びランナーの厚さも上記実施形態に限定されない。
【0095】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る仮囲いによると、仮囲いを構成する各部材を現場にて容易に組み立てることが可能であり、かつ工事終了後は、仮囲いを容易に分解して再利用が可能であるため、当該仮囲いを工事毎に廃棄処分にする必要がなく、工事全体のコストを低減し、省資源化を実現することができるものである。
【0096】
また、パネル体を容易に上下摺動させて工事現場の天井高さに当該パネル体の高さを合わせることが可能であるため、各種の現場に適合した仮囲いを構成することができ、従来のように現場においてパネル体を加工する等の手間を必要としない。
【0097】
また、本発明の仮囲いは、支柱等の柱が別部品として存在しないので、仮囲いの構成部品が少なく軽量に構成することができ、さらに組立て及び解体を容易に行うことができる。
【0098】
また、両パネルが位置規制板と折曲包囲板により相互に位置規制されるため、簡単な構成にもかかわらず確実に設置することができ、パネルの摺動も円滑確実に行うことができるものである。
【0099】
また、仮囲いを仮設した状態で仮囲い内側の工事現場と仮囲い外側とを効果的に遮蔽することができ、工事現場内において各種作業により発生する粉塵等の仮囲い外部への流出を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の仮囲いの全体構成を示す分解斜視図である。
【図2】(a)は同上仮囲いのアジャストパネルの横断面図、(b)は同上仮囲いの基礎パネルの横断面図である。
【図3】(a)は、図1のA−A線断面図、(b)は(a)図のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】同上仮囲いの組立て状態の縦断面図である。
【図6】(a)同上仮囲いのパネルの平面図、(b)は同上仮囲いのパネルの接合面を示す接合面近傍の平面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態の仮囲いの全体構成を示す分解斜視図である。
【図8】(a)は同上仮囲いのアジャストパネルの横断面図、(b)は同上仮囲いの基礎パネルの横断面図である。
【図9】図7のD−D線断面図である。
【図10】(a)は同上仮囲いの縦断面図、(b)は(a)図のE−E線断面図である。
【図11】本発明の仮囲いのさらに他の実施形態を示す該仮囲いの横断面図である。
【図12】同上仮囲いの係合部近傍の横断面図である。
【図13】ランナーの側面図である。
【図14】本発明の第3の実施形態の仮囲いの全体構成を示す分解斜視図である。
【図15】(a)は同上仮囲いのアジャストパネルの横断面図、(b)は同上仮囲いの基礎パネルの横断面図である。
【図16】同上仮囲いを並設した状態の横断面図である。
【図17】同上仮囲いの貫通孔近傍の背面図である。
【図18】(a)は同上仮囲いの固定状態を示す貫通孔近傍の背面図、(b)は両パネルをピンで固定した状態を示す断面図である。
【図19】防塵カバーの斜視図である。
【図20】同上仮囲いの組立状態の天井側ランナー近傍の縦断面図である。
【符号の説明】
2 基礎パネル
3 アジャストパネル
6、12 前面板
7 左側板
7’ 右側板
10、16 位置規制板
10a 右延出部
11,15 折曲包囲板
13 左側板
13’ 右側板
15a 凹部
16b L型リブ
17 ネジ穴
18 長穴
19 蝶ネジ
22,22’ 折曲包囲板
24,24’ 位置規制板
24a,24a’ 平板部
24b,24b’ 突出リブ
N 接合部
P、P’ パネル体
S,S’ L型接合面

Claims (4)

  1. 建物内の敷地に沿ってパネル体を立設することにより構成される仮囲いであって、
    上記パネル体を、前面板と左右側板により横断面略コ字状に形成された一方パネルと、前面板と左右側板により横断面略コ字状に形成された他方パネルにより構成し、
    上記両パネルの後面側と前面側を係合した横断面略コ字状の係合状態で両パネルを摺動可能に構成し、
    上記一方パネルの一方の側板後縁部に該側板に交差する位置規制板を設けると共に、上記他方パネルの対応する一方の側板後縁部に、上記係合状態において、上記一方パネルの位置規制板を少なくとも後面側から包囲する折曲包囲板を設け、
    上記他方パネルの他方の側板後縁部に該側板に交差する位置規制板を設けると共に、上記一方パネルの対応する他方の側板後縁部に、上記係合状態において、上記他方パネルの位置規制板を少なくとも後面側から包囲する折曲包囲板を設け、
    さらに、上記両パネルの係合状態において、一方パネルと他方パネルを所定位置で固定する固定手段とを具備するものであることを特徴とする仮囲い。
  2. 上記折曲包囲板は、上記位置規制板の少なくとも後面及び右又は左端縁を包囲するものである請求項1記載の仮囲い。
  3. 上記一方パネルの位置規制板に、該パネルの側板後縁部から内側方向に延出する延出部を設け、該位置規制板を包囲する上記折曲包囲板は、
    上記延出部を包囲する凹部を有するものである請求項1又は2記載の仮囲い。
  4. 上記他方パネルの位置規制板の端部にL型リブを設け、該位置規制板を包囲する上記折曲包囲板は、上記L型リブの後面及び端縁を包囲する
    ものである請求項1〜3の何れかに記載の仮囲い。
JP2003047808A 2002-05-31 2003-02-25 仮囲い Expired - Fee Related JP3853745B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003047808A JP3853745B2 (ja) 2002-05-31 2003-02-25 仮囲い

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002160439 2002-05-31
JP2003047808A JP3853745B2 (ja) 2002-05-31 2003-02-25 仮囲い

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004052532A JP2004052532A (ja) 2004-02-19
JP3853745B2 true JP3853745B2 (ja) 2006-12-06

Family

ID=31949198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003047808A Expired - Fee Related JP3853745B2 (ja) 2002-05-31 2003-02-25 仮囲い

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3853745B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5207180B2 (ja) * 2008-09-29 2013-06-12 コマニー株式会社 防音間仕切りボックス
JP7482512B2 (ja) 2020-09-08 2024-05-14 株式会社Gdi 仮囲い用コーナー部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004052532A (ja) 2004-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2071101A1 (en) Prefabricated compartment and fitting
JP3853745B2 (ja) 仮囲い
JP4885248B2 (ja) 組立個室
KR200477610Y1 (ko) 패널을 이용한 발판
JPH08240010A (ja) 垂直養生装置
JP5824378B2 (ja) 建物の横架材補強構造及び横架材補強方法
JP5183106B2 (ja)
JP7482512B2 (ja) 仮囲い用コーナー部材
JP6622003B2 (ja) 天井パネル固定具及び天井パネル固定構造
JP7498316B2 (ja) 二方向伸縮型枠装置
JP7241530B2 (ja) 間仕切り壁用の支柱、間仕切り壁および間仕切り壁の施工方法
JP3559775B2 (ja) 仮囲い
EP3705656B1 (en) System for modular construction of a building
JPH09110087A (ja) 組立て式簡易水槽
JP2007016525A (ja) 間仕切パネル装置
JP2004137831A (ja) メッシュフェンス用のストレート継手並びにコーナ継手及び継手座金
JP2922123B2 (ja) 壁パネルの取付構造
JP2021025402A (ja) 防音パネル
KR200463685Y1 (ko) 가변형 지주가림판
JP2002021225A (ja) 間仕切壁
JP2022061572A (ja) 構台杭周りの開口部養生蓋
JP2023148697A (ja) 足場用パネル支持部材及びそれを備えた足場
JP2000152430A (ja) 電気機器収容用箱体
JP6220528B2 (ja) 建物用付帯構造物およびユニット建物
JPH0332167Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3853745

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees