JP3853521B2 - 磁気テープカートリッジ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気テープを巻装した単一のリールがカートリッジケース内に回転可能に収容された磁気テープカートリッジに関し、特に、上記磁気テープの一端を引き出すためのテープ引出用開口部を開閉するスライドドアを閉位置に向かって付勢するバネ部材の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンピュータ等の外部記憶装置に用いられる記録媒体として使用されている磁気テープカートリッジには、磁気テープを巻装した単一のリールが、上ハーフと下ハーフとからなるほぼ正方形の平面形を有する偏平なカートリッジケース内に回転可能に収容されているものがある。これらの磁気テープカートリッジは主としてコンピュータメモリのバックアップとして用いられる。
【0003】
従来のこの種の磁気テープカートリッジには、例えば2種類の形式があって、その1つは、不使用時に磁気テープが完全にリールに巻き込まれた状態で、磁気テープの先端部分が、カートリッジケースの一隅に形成されたテープ引出し用開口部を覆うように収容されるリーダーブロックに係止されるように構成されている。
【0004】
また、他の形式のものは、カートリッジケースの一側壁に形成されたテープ引出し用開口部にカートリッジ平面方向に回動開閉可能なリッドが、閉位置に向かってばね付勢された態様で、かつカートリッジ不使用時には回動しないように、ロック位置にばね付勢されたリッドロックにより閉位置に係止される態様で取り付けられていて、このテープ引出し用開口部内に組み込まれるフックに磁気テープの先端部分が係止されるように構成されたものとがある。
【0005】
このような構成を有する磁気テープカートリッジが、対応する外部記憶装置の記録再生装置にセットされると、下ハーフの中央部に露呈しているリールの係合歯に装置側の回転駆動手段が係合するとともに、前者の場合には、装置側のテープ引出し機構により上記リーダーブロックがそのまま磁気テープとともに引き出されることによって、また後者の場合には、装置側のテープ引出し機構により先にリッドが開かれてから、上記フックが磁気テープとともに引き出されることによって、磁気テープがテープ走行路の所定位置に引き込まれ、磁気テープへのデータの書込み/読出しが可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した2種類の磁気テープカートリッジのうち、前者のリーダーブロックを用いるものは、テープ引出しに際してリーダーブロックを掴んで引き出すだけでよいから装置側のテープ引出し機構が簡単になる長所はあるものの、カートリッジ不使用時にテープ引出し用開口部とリーダーブロックとの間の隙間からカートリッジ内部に塵埃が侵入しやすいという欠点があった。
【0007】
一方、後者の開閉リッド形式のものは、カートリッジ内部に塵埃が侵入しやすいという問題は解決されてはいるものの、テープ引出しに際して、先ずリッドロックを解除してからリッドを開かなければならないから、装置側のテープ引出し機構が複雑になるとともに、回動型のリッドの回動スペースを必要とするという問題があった。また、カートリッジ側においても、カートリッジ組立て時において、リッド付勢用のトーションばねおよびリッドロック付勢用のコイルばねの組み込みに工数を要するという問題もあった。
【0008】
そこで、テープ引出し用開口部を開閉するためのスライドドアを設けるとともに、このスライドドアを閉位置に向かって付勢するバネ部材をスライドドアの移動通路に配置することも提案されたが、上記スライドドアのスライドストロークが比較的長いため、これに対応するストロークの大きいバネ部材を狭いスペースに配置することは困難であり、所望のバネ特性が得られ難いという問題であった。
【0009】
上述の事情に鑑み、本発明は、テープ引出し用開口部を開閉するスライドドアを備えた磁気テープカートリッジにおける上記バネ部材のバネ特性に関する問題を効果的に解決することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記スライドドアのスライド方向に平行な軸線を有してスライドドアの移動通路内に延びるバネ部材支持軸をスライドドアに取り付け、このバネ部材支持軸にスライドドアを閉位置に向かって付勢するコイル状バネ部材を嵌装し、該バネ部材支持軸の先端部に前記コイル状バネ部材の終端を仮止めし得る凸部を形成することによって上記目的を達成するものである。
【0011】
また、上記凸部が、複数の弾性片からなる先割れ構造を備えていることが好ましい。
【0012】
【発明の効果】
本発明において、上記スライドドアのスライド方向に平行な軸線を有してスライドドアの移動通路内に延びるバネ部材支持軸をスライドドアに取り付け、このバネ部材支持軸にコイル状バネ部材を嵌装することによってコイル状バネ部材の座屈を防止することができ、上記バネ部材支持軸の先端部にコイル状バネ部材の終端を仮止めし得る凸部を形成することにより、カートリッジケースに対するバネ部材の組込みが容易にできる。
【0013】
さらに上記凸部が、複数の弾性片からなる先割れ構造を備えていることにより、バネ部材支持軸に対するコイル状バネ部材を嵌装するとき、ならびにバネ部材支持軸をバネ受け座の中心の軸孔に挿通するとき、バネ部材支持軸の先端が縮径されるから、バネ部材支持軸に対するコイル状バネ部材の嵌装ならびにバネ部材支持軸の軸孔への挿通が容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】
図1および図2は、本発明による磁気テープカートリッジの斜視図を示し、図1はそのスライドドアの閉状態を、図2はスライドドアの開状態をそれぞれ示す。
【0016】
磁気テープカートリッジには、上ハーフ1aと下ハーフ1bとからなるカートリッジケース1内に、磁気テープを巻装した単一のリールが回転可能に収容されている。カートリッジケース1の一側壁には、磁気テープの一端を引き出すためのテープ引出用開口部2が上ハーフ1aと下ハーフ1bとに跨がって、かつコーナー部に近接して形成されているとともに、このテープ引出用開口部2を開閉するスライドドア3がこの磁気テープカートリッジの外部装置に対する挿入方向と平行な方向に摺動可能に設けられている。スライドドア3は、後述するように、カートリッジケース1内部においてカートリッジケース1とスライドドア3との間に介装されたバネ部材によって閉位置に向かって付勢され、かつ閉位置に保持されるようになっている。
【0017】
テープ引出用開口部2の内側には、図2に示すような凹部6が形成され、この凹部6内に、磁気テープの先端部分をクランプしたリーダーピン4が収容されており、この磁気テープカートリッジが対応する外部記憶装置等の記録再生装置に挿入されると、下ハーフ1bの中央部の開口に露呈している図示しないリールの係合歯に装置側の回転駆動手段が係合するとともに、装置側の部材がスライドドア3の前端面3aに当接してスライドドア3が開かれ、かつ装置側のテープ引出し機構によりリーダーピン4が磁気テープとともに装置側に引き込まれることによって、磁気テープが装置側にセットされ、磁気テープに対するデータの書込み/読出しが可能になる。
【0018】
また、カートリッジケース1の一側には、磁気テープの消去および二重書込みを防止するための回動式の操作つまみ5が露出している。
【0019】
図3(a),(b)は、本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第1の実施の形態を示す概略的正面図で、図3(a)はスライドドアの閉状態を、図3(b)はスライドドアの開状態をそれぞれ示す。また、図4(a)はスライドドアを裏面側から見た概略的斜視図、図4(b)はスライドドアを後方から見た側面図である。
【0020】
カートリッジケース1の内部のスライドドア3の移動通路7には、このスライドドア3を閉位置に向かって付勢しかつ閉位置に保持するための波状の板バネからなるバネ部材6が設けられている。スライドドア3の裏面には、図4に示すように、その後端面3b側から前端面3a側に向かって延びる凹部3cが形成されており、この凹部3c内に、後端をカートリッジケース1の壁面1cに当接させたバネ部材6の前半部分が収容され、バネ部材6の前端が上記凹部3cの前端壁面3dに当接している。
【0021】
このような構成により、図3(b)に示すように、スライドドア3が開かれて、スライドドア3の後端面3bとカートリッジケース1の壁面1cとの距離が狭まった状態においても、バネ部材6は余裕をもって所要の付勢力を保持していることになる。
【0022】
なお、スライドドア3の裏面に形成された凹部3cに代えて、図4(a),(b)に対応させた図5(a),(b)に示すような、スライドドア3の後端面3b側から前端面3a側に向かって延びる盲孔状の凹部3eを形成し、この凹部3e内にバネ部材6の前半部分を収容するようにしてもよい。
【0023】
次の図6は、本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第2の実施の形態を示す概略的斜視図である。本実施の形態では、スライドドア3の上部の一部に切欠き3fを形成し、この切欠き3f内に、コイルバネからなるバネ部材8の前半部分を装着したものである。このバネ部材8の前端は切欠き3fの前端壁面3gに当接し、後端は上ハーフ1aに形成された係止壁9に当接している。10はバネ部材8の仮止め用リブである。
【0024】
本実施の形態においても、上述した第1の実施の形態と同様の効果を有すること明らかである。
【0025】
図7(a),(b)は、本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第3の実施の形態を示す概略的正面図で、図7(a)はスライドドアの閉状態を、図7(b)はスライドドアの開状態をそれぞれ示す。
【0026】
本実施の形態は、図3(a),(b)に示す第1の実施の形態と同様に、スライドドア3の裏面に凹部3cが形成され、この凹部3c内にバネ部材の一部分が収容されているが、この場合のバネ部材は、間にスライドプレート11を介して直列的に配置された2本のバネ部材6A,6Bからなり、かつ一方のバネ部材6Aが他方のバネ部材6Bよりも付勢力の強いバネとなっている。
【0027】
本実施の形態によれば、バネ部材6A,6Bの付勢力に抗してスライドドア3を開くとき、先ず弱いバネ部材6Bが圧縮され、次いで強いバネ部材6Aが圧縮されることにより、スライドドア3のスライドストローク全体に亘って比較的一定のバネ特性を得ることができ、ドア開閉力の調整が容易となる。
【0028】
図8(a),(b)は、本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第4の実施の形態を示す概略的正面図で、図8(a)はスライドドアの閉状態を、図8(b)はスライドドアの開状態をそれぞれ示す。
【0029】
本実施の形態も2本のバネ部材6A,6Bを備えているが、これら2本のバネ部材6A,6Bはスライドドア3の移動通路7に並列的に配置され、かつ一方のバネ部材6Aが他方のバネ部材6Bよりも長いバネとなっている。
【0030】
本実施の形態は、一方のハーフ、例えば上ハーフ1aに凹部12等の障害物が存在して、長いバネ部材を配置することが不可能なような場合、上ハーフ1aには幅狭の短いバネ部材6Aを、下ハーフ1bには幅狭の長いバネ部材6Bを配置することにより、全体として所望の付勢力を得るようにしたものである。
【0031】
次の図9(a),(b)は、本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第5の実施の形態を示す概略的正面図で、図9(a)はスライドドアの閉状態を、図9(b)はスライドドアの開状態をそれぞれ示す。
【0032】
本実施の形態は、金属製バネ部材に代え、ゴムリングのようなリング状弾性部材13を所要の複数個(図9では3個)スライドドア3の移動通路7に直列的に配列したものである。
【0033】
ゴムリングのようなリング状弾性部材13は、製作が容易であり、かつ図9(b)に示すようにはほぼ平坦な状態に圧縮されるまで付勢力を失わないから、これらを複数個直列的に配列することによって、ストロークの長いかつ所要の付勢力を備えたバネ部材を得ることができる。
【0034】
図10(a),(b)は、本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第6の実施の形態を示す概略的正面図で、図10(a)はスライドドアの閉状態を、図10(b)はスライドドアの開状態をそれぞれ示す。
【0035】
本実施の形態は、図9のゴムリングのようなリング状弾性部材13に代え、渦巻状の、すなわちコイルリング形状弾性部材14を所要の複数個(図10では3個)スライドドア3の移動通路7に直列的に配列したものである。本実施の形態によっても、上述した第5の実施の形態と同様の効果が得られること明らかである。
【0036】
図11(a)〜(d)は、本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第7の実施の形態を示す概略的正面図で、図11(a)はスライドドアの閉状態を示し、図11(b)〜(d)はスライドドアを閉位置から開いていく状態をそれぞれ示す。
【0037】
本実施の形態は、第1の実施の形態における波状に折り曲った板バネからなるバネ部材に代えて、2箇所のコイル部16a,16bを有する波状の線バネからなるバネ部材16をスライドドア3の移動通路7に設けたものである。なお、図11以降の正面図においては、便宜上移動通路7を解放した状態を示す。
【0038】
このような構成により、スライドドア3を開くと、図11(b)に示すようにバネ部材16が収縮するとともに、図11(c),(d)に示すようにバネ部材16の曲げ部の一部が他の曲げ部に乗り上げてコイル部16a,16bを支点として互いに交差することとなる。したがって、バネ部材16のストローク長を増大させることができる。
【0039】
なお、上記第7の実施の形態においては、バネ部材16に2箇所のコイル部16a,16bを設けているが、これに限定されるものではなく、1箇所のみあるいは3箇所以上のコイル部を設けるようにしてもよい。このように、コイル部の数を変更することにより、所望とするバネ特性のバネ部材16を得ることができる。また、コイル部における線バネの巻き数を変更することによっても、所望とするバネ特性のバネ部材16を得ることができる。
【0040】
図12〜図15は本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドアの付勢構造の第8の実施の形態を示す図で、図12(a)はスライドドアの閉状態を、図12(b)はスライドドアの開状態をそれぞれ示す概略的正面図である。また、図13は、バネ部材規制板を取り付けたスライドドアの斜視図、図14は図12(a)の XIV−XIV 線に沿った拡大断面図、図15は図12(b)のXV−XV線に沿った断面図である。
【0041】
前述のように、スライドドア3は比較的長いスライドストロークを有するので、スライドドア3を閉位置に向かって付勢するバネ部材としてコイルバネを用いると、スライドドア3の開動作時にコイルバネ座屈するおそれがある。そこで、本実施の形態では、スライドドア3の後端(スライドドア3が開くときのリーディング側の端)にバネ部材規制板18を取り付けることによって、コイルバネからなるバネ部材20の座屈を防止している。
【0042】
すなわち、本実施の形態においては、図13に示すように、スライドドア3の後端(スライドドア3が開くときのリーディング側の端)に、スライドドア3のスライド方向にほぼ平行な上下縁部18a,18aを備えてスライドドア3の移動通路7内に延びる長方形のバネ部材規制板18が取り付けられている。そして、上記移動通路7には、上記バネ部材規制板18を受容するための延長部19がスライドドア3側とは反対側に連接されている。
【0043】
このバネ部材規制板18は、スライドドア3の高さ寸法よりも短い高さ寸法を有し、図14から明らかなように、スライドドア3を閉位置に向かって付勢するコイルバネからなるバネ部材20,20がバネ部材規制板18の上下縁部18a,18aと移動通路7の周壁とによって囲まれた空間内に収容されている。
【0044】
したがって、スライドドア3の開動作時にバネ部材20が圧縮されても、各バネ部材20は、移動通路7の壁面とバネ部材規制板18の縁部18aとによって規制されて、座屈するおそれがなく、常にその軸線をスライドドア3の移動方向に保つことができる。
【0045】
なお、一般にスライドドア3の移動通路7の延長方向には、例えば図15に示すように、位置決め用ノッチ17等が設けられているために、移動通路7の延長部19を移動通路7の延長線上に設けることができないことがある。その場合は、図15に示すように、ノッチ17を避けて延長部19を移動通路7に対して湾曲させて設けるとともに、バネ部材規制板18を可撓性を有する材料で形成して、バネ部材規制板18が湾曲した延長部19に沿ってスライドするようにすればよい。
【0046】
次の図16(a),(b)および図17は本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドアの付勢構造の第9の実施の形態を示す図で、図16(a)はスライドドアの閉状態を、図16(b)はスライドドアの開状態をそれぞれ示す概略的正面図、図17は図16(a)のXVII−XVII線に沿った拡大断面図である。
【0047】
本実施の形態も、コイルバネからなるバネ部材20の座屈を防止するための構成であって、スライドドア3の移動通路7の両側壁面に、スライドドア3の移動方向に延びる凹溝21,21が図17に示すように互いに対向して形成されて、移動通路7の両側壁面間の間隔aよりも大きい幅bを有するバネ部材収容用空間が画成され、この空間内に、コイルバネからなるバネ部材20が収容されている。
【0048】
この構成は、コイルバネからなるバネ部材20の座屈を防止することができるのみでなく、バネ部材20として、間隔aよりも大径のコイルバネを使用することができるから、バネ部材20の選定の自由度が増大する。また、例えば図18に示すように、移動通路7の後方に位置決めやハンドリングのための切欠き17′等が存在して、図11に示すような波形の折曲げバネ16ではバネストロークが制限されてしまう場合であっても、カートリッジケース1の内寸全体に亘ってバネ収容用空間を確保することができる。
【0049】
なお、上記凹溝21,21は、上下ハーフ1a,1bの接合部分に設ければよいが、図17に示すように、凹溝21,21を設ける位置を若干上ハーフ1aあるいは下ハーフ1b側に偏らすことによって、カートリッジケース1の組立て時にバネ部材20を上ハーフ1aあるいは下ハーフ1bに組み付けることができるから、組立性が向上する。
【0050】
次の図19〜図21は本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドアの付勢構造の第10の実施の形態を示す図で、図19(a)はスライドドアの閉状態を、図19(b)はスライドドアの開状態をそれぞれ示す概略的正面図である。また、図20は図19(a)のXX−XX線に沿った拡大断面図、図21(a),(b),(c)はそれぞれ、図20のA−A線,B−B線,C−C線に沿った断面図である。
【0051】
本実施の形態も、コイルバネからなるバネ部材20の座屈を防止するための構成であって、スライドドア3の後端(スライドドア3が開くときのリーディング側の端)に、後方へ延びるバネ部材支持軸22が取り付けられ、このバネ部材支持軸22にコイルバネからなるバネ部材20が嵌挿されていることによって、バネ部材20の安定が図られている。
【0052】
本実施の形態の場合も、図21(c)に示すように大径のコイルスプリングを使用し得るようにするために、図16,図17に示した実施の形態と同様に、移動通路7の両側壁面間の間隔よりも大きい幅を有するバネ収容用空間を設けることが望ましい。また、カートリッジケース1には、バネ部材支持軸22を挿通させる軸孔23aを備えた壁23がバネ受け座としてスライドドア3の移動通路7の後方に設けられるが、図21に示すように、バネ部材支持軸22の側面に平面部を設けるとともに、バネ部材支持軸22を挿通させる軸孔23aの形状もバネ部材支持軸22の断面形状に対応した形状にすることにより、バネ部材20がバネ部材支持軸22と軸孔23aとの間の隙間に入り込むのを防止することができるとともに、バネ受け座の面積が増大するから、バネ部材20の終端を壁23で安定に受けることができる。
【0053】
このようなバネ部材支持軸22をスライドドア3に設けることにより、図22(a)に示すように、コイルバネからなるバネ部材20を例えば下ハーフ1bに容易に組み込むことができるが、バネ部材支持軸22が無い場合には、図22(b)に示すように、バネ部材20が座屈して組込みが困難になる。
【0054】
この場合も、図23および図24に示すように、スライドドア3の後端部に凹部3cを形成し、この凹部3cの奥端壁部3dからバネ部材支持軸22を突設して上記壁部3dをバネ部材20の一方の受け座とし、カートリッジケース1の壁面1cとの間にコイル状バネ部材20を縮装することにより、バネ部材20のストロークを増大させることができるとともに、バネ部材20の選定範囲を広げることができる。
【0055】
さらに、図25に示すように、バネ部材支持軸22の先端部に、バネ部材20の終端を仮止めする凸部22aを設け、予めバネ部材20をバネ部材支持軸22に組み付けておくことにより、組込み適性はさらに向上する。その場合に、バネ部材支持軸22の先端を、バネ部材支持軸22の外径よりも小径にすることにより、自動組立てによるバネ部材20のバネ部材支持軸22への挿入が容易になる。
【0056】
また、バネ部材支持軸22の先端部に設けるバネ部材仮止め用凸部は、図26(a)に示すように、一対の弾性片22b,22bを備えた先割れ構造とすることが好ましい。その場合は、バネ部材支持軸22の先端部を壁23の軸孔23aに挿入するとき、軸孔23aの開口径を小さくしても、図26(b)に示すように、弾性片22b,22bが互いに接近して、バネ部材支持軸22の先端部の軸孔23aへの挿入が容易となる。そして、この挿入に伴って、バネ部材20の終端はバネ受け座を構成する壁23に受けられる。
【0057】
もちろん、上記軸孔23aの開口径は、図26(c)に示すように、上記弾性片22b,22bが変形しない大きさであってもよい。その場合であっても、図20,図21に示すように、弾性片22b,22bを含むバネ部材支持軸22の両側面に平面部を形成し、かつ軸孔23aの形状をバネ部材支持軸22の断面形状に対応した形状にすることにより、バネ部材20の終端を壁23で安定に受けることができる。
【0058】
さらに、コイルバネからなるバネ部材20の複数箇所に、図27に示すような間隔の密な部分20aを設けておくと、バネ部材20の剛性が増大し、座屈を防止することができる。
【0059】
また、上記バネ部材支持軸22は、スライドドア3と一体成形で形成することが望ましく、これによって部品点数の増加を防ぐことができるが、図28(a)〜(c)に示すように、スライドドア3とは別の部品で形成してもよい。すなわち、図28(a)はバネ部材支持軸の要部平面図、図28(b)はバネ部材支持軸の側面図、図28(c)はスライドドアの凹部を示す要部断面図である。バネ部材支持軸22は、図26に示すような先端部の構成を有する軸本体22cと、軸本体22cの根元部に形成された細径部22dと、細径部22dに連接する基端部22eとからなり、基端部22eは、回転を防止するために両側面が平面となっている。このような構成を有するバネ部材支持軸22は、根元部側からバネ部材20を装着された後、図28(c)に示すような、バネ部材支持軸22の根本部に対応する形状を有するスライドドア3の凹部24に上方から挿入されて、図29に示すようにスライドドア3に固定される。
【0060】
図30〜図32は本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドアの付勢構造の第11の実施の形態を示す図で、図30はカートリッジケースにドアユニットが組み付けられる状態を示す斜視図、図31(a)はドアユニットにおいてスライドドアが仮止めされた状態を示す断面正面図、図31(b)はスライドドアがスライド可能になった状態を示す断面正面図、図32は図31(b)のA−A線に沿った拡大断面図である。
【0061】
本実施の形態は、スライドドア3が設けられるべきカートリッジケース1の上下ハーフ1a,1bの側壁が取り除かれ、その代わりに、スライドドア3と、このスライドドア3を閉位置に向かって付勢する複数本のコイルバネからなるバネ部材20とをケース25内に予め組み込んだ別体のドアユニット30が、カートリッジケース1に接着または嵌合によって後付けされるように構成されたものである。ケース25には、図1のテープ引出し用開口部2に相当する開口部25aが形成されている。
【0062】
また、本実施の形態のドアユニット30では、カートリッジケース1への取付けに先立って、複数本のバネ部材20をケース25内に組み込んだ後、スライドドア3をバネ部材20の付勢力でケース25から飛び出さないように仮止めしておくための仮止め機構を備えている。
【0063】
この仮止め機構は、図31に示すように、スライドドア3の移動通路の頂壁面と底壁面とにそれぞれ突設された係合突起25bと、各係合突起25bにそれぞれ係合すべくスライドドア3の上縁と下縁とにそれぞれ凹設された係合凹部3fとからなり、バネ部材20をケース25のスライドドア移動通路内に組み込んだ後、スライドドア3を図の右方の開口からスライドドア移動通路内に挿入して、図31(a)に示すように、各係合凹部3fを各係合突起25bに係合させることにより、スライドドア3の仮止めがなされる。そして、この状態でドアユニット30をカートリッジケース1へ組み付けた後、図31(b)に示すように、スライドドア3を左方に押して係合凹部3fと係合突起25bとの係合を外すことにより、スライドドア3はスライド可能となる。
【0064】
さらに本実施の形態では、バネ部材20の安定な動作を期するために、図32に示すようなスライドドア3のスライド方向に延びる複数本のリブ25cが、スライドドア移動通路の両側面に対向して突設されている。
【0065】
本実施の形態によれば、スライドドア3とバネ部材20とをケース25内に予め組み込んだ別体のドアユニット30がカートリッジケース1に後付けされるように構成されているので、バネ部材20の装着が容易であり、また、スライドドア3の仮止め機構を備えているので、カートリッジケース1に対するドアユニット30の組付けも容易である。
【0066】
ところで、スライドドア3を閉位置に向かって付勢するバネ部材として、例えば図33(a)に示すような波状に折り曲げた線バネを用いる場合、スライドドア3の端面に当接するバネ部材の終端部が、スライドドア3とカートリッジケース1との間の隙間に入り込むおそれがある。そこで、本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドアの付勢構造の第12の実施の形態では、バネ部材26の終端部26aに、図33(b)に示すような、スライドドア3の端面に沿った折曲げ部27を形成することにより、上記のようなおそれを無くすことができる。
【0067】
さらに、本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドアの付勢構造の第13の実施の形態では、スライドドア3を閉位置に向かって付勢するバネ部材としてコイルバネを用いる場合において、図34(a),(b)に示すように、スライドドア3のスリット状断面形状に対応した長方形ないし長円形または楕円形の環状部を備えたバネ部材28を用いている。これにより、バネ部材の座屈を防止し、かつバネ部材の組込性を向上させることができる。
【0068】
図35および図36は、本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドアの付勢構造の第14の実施の形態を示す図で、図35(a),(b)はスライドドアおよびバネ部材を示す正面図、図36はバネ部材の分解斜視図である。
【0069】
本実施の形態では、スライドドア3を閉位置に向かって付勢するバネ部材が、コイルバネ32と、このコイルバネ32の一端(図35(a))または両端(図35(b))に結合された板バネ31とから構成されている。すなわち、板バネ31は、コイルバネ32の終端が嵌合する凸部31bを中心に設けた中央板部31aと、この中央板部31aの両端から折り曲げられてスライドドア3に向かって延びる翼部31c,31cとからなり、翼部31c,31cの先端は、スライドドア3の端面の上下端に突設された係合突起3g,3gにそれぞれ係止されている。
【0070】
本実施の形態によれば、板バネ31を設けた分だけコイルバネ32を短くすることができるから、コイルバネ32が座屈しにくくなり、しかも、コイルバネ32と板バネ31の選択および組合わせにより、バネ設計の自由度を増大させることができる。
【0071】
すなわち、コイルバネのみの場合は、図37(a)に示すように、バネの変位と付勢力との関係が直線になるが、本実施の形態の場合には、図37(b)または図37(c)に示すように、バネの変位と付勢力との関係が折れ線になるから、バネ設計の自由度を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による磁気テープカートリッジを、スライドドアの閉状態で示す斜視図
【図2】 図1の磁気テープカートリッジを、スライドドアの開状態で示す斜視図
【図3】 本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第1の実施の形態を示す概略的正面図
【図4】 図3のスライドドアを裏面側から見た概略的斜視図および側面図
【図5】 スライドドアの変形を示す図4に対応する概略的斜視図および側面図
【図6】 本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第2の実施の形態を示す概略的斜視図
【図7】 本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第3の実施の形態を示す概略的正面図
【図8】 本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第4の実施の形態を示す概略的正面図
【図9】 本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第5の実施の形態を示す概略的正面図
【図10】 本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第6の実施の形態を示す概略的正面図
【図11】 本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第7の実施の形態を示す概略的正面図
【図12】 本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第8の実施の形態を示す概略的正面図
【図13】 バネ部材規制板を取り付けたスライドドアの示す斜視図
【図14】 図12(a)の XIV−XIV 線に沿った拡大縦断面図
【図15】 図12(b)のXV−XV線に沿った横断面図
【図16】 本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第9の実施の形態を示す概略的正面図
【図17】 図16(a)のXVII−XVII線に沿った拡大縦断面図
【図18】 本発明の第9の実施の形態の効果の説明に供する図
【図19】 本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドア付勢構造の第10の実施の形態を示す概略的正面図
【図20】 図19(a)のXX−XX線に沿った拡大断面図
【図21】 図20のA−A線,B−B線,C−C線に沿った断面図
【図22】 本発明の第10の実施の形態の効果の説明に供する図
【図23】 図19のバネ部材支持軸をスライドドアの凹部内から突設した場合の断面図
【図24】 図23におけるスライドドアの正面図
【図25】 図19のバネ部材支持軸の変形を示す正面図
【図26】 図25のバネ部材支持軸の変形を示す正面図
【図27】 図26のコイルバネの変形を示す正面図
【図28】 図26のバネ部材支持軸をスライドドアとは別の部品で形成した場合のバネ部材支持軸の要部平面図、側面図およびスライドドアの要部横断面図
【図29】 図28のバネ部材支持軸をスライドドアに固定した状態を示す要部横断面図
【図30】 本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドアの付勢構造の第11の実施の形態を示す斜視図
【図31】 そのドアユニット要部縦断面図
【図32】 図31(b)のA−A線に沿った拡大断面図
【図33】 本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドアの付勢構造の第12の実施の形態のバネ部材を示す正面図および断面図
【図34】 本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドアの付勢構造の第13の実施の形態のバネ部材を示す正面図および斜視図
【図35】 本発明による磁気テープカートリッジにおけるスライドドアの付勢構造の第14の実施の形態のバネ部材を示す正面図
【図36】 そのバネ部材の分解斜視図
【図37】 本発明の第14の実施の形態の効果の説明に供する図
【符号の説明】
1 カートリッジケース
1a 上ハーフ
1b 下ハーフ
2 テープ引出用開口部
3 スライドドア
4 リーダーピン
6,6A,6B,8,16,20,26,28 バネ部材
7 スライドドアの移動通路
11 スライドプレート
13 リング状弾性部材
14 コイルリング形状弾性部材
18 バネ部材規制板
19 スライドドアの移動通路の延長部
21 凹溝
22 バネ部材支持軸
25 ドアユニットのケース
30 ドアユニット
31 板バネ
32 コイルバネ
Claims (2)
- 磁気テープを巻装した単一のリールがカートリッジケース内に回転可能に収容され、該カートリッジケースに、前記磁気テープの一端を引き出すためのテープ引出し用開口部を開閉するスライドドアが設けられてなる磁気テープカートリッジにおいて、
前記スライドドアに、該スライドドアのスライド方向に平行な軸線を有して該スライドドアの移動通路内に延びるバネ部材支持軸が取り付けられ、該バネ部材支持軸に、前記スライドドアを閉位置に向かって付勢するコイル状バネ部材が嵌装され、該バネ部材支持軸の先端部に前記コイル状バネ部材の終端を仮止めし得る凸部が形成されていることを特徴とする磁気テープカートリッジ。 - 前記凸部が、複数の弾性片からなる先割れ構造を備えていることを特徴とする請求項1記載の磁気テープカートリッジ。
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