JP3853324B2 - プリンタ - Google Patents

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本発明は、プリンタに関するものである。
従来、プリンタにおいては、用紙カセットから繰り出された媒体としての用紙に対して印刷を行うようになっている。そして、用紙ジャムが発生すると、プリンタ本体から用紙カセットを引き出し、アッパユニットとロアユニットとの間に詰まっている用紙を除去し、用紙ジャムを解除するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
図2は従来のプリンタの断面図、図3は従来の両面印刷反転部の拡大図である。
図において、11はプリンタ本体であり、該プリンタ本体11の下部に設定された収容部P1に用紙カセット12が矢印方向に引出自在に配設される。そして、前記収容部P1の上方に両面印刷反転部P2が設定され、該両面印刷反転部P2には、アッパユニット13及びロアユニット14が配設され、該ロアユニット14は、用紙反転ローラ15と同軸のシャフト16を支点にして揺動自在に支持されるとともに、前記ロアユニット14の先端に固定ピン17が配設される。
また、前記アッパユニット13のフレーム13aには、用紙反転ローラ15と当接させてピンチローラ33が可動シャフト34に対して回転自在に配設される。そして、一端を該可動シャフト34に当接させ、他端を前記フレーム13aに当接させてスプリング35が配設され、該スプリング35はピンチローラ33を用紙反転ローラ15に向けて付勢する。
また、前記アッパユニット13には、前記固定ピン17と対応させてロックレバー21がピン22を支点にして揺動自在に配設され、前記ロックレバー21の一方のアーム24に一端を当接させてジャム解除用のレバー31が進退(図2において左右方向に移動)自在に配設される。該レバー31は、前記アッパユニット13とほぼ平行に延び、他端をプリンタ本体11の前面(図2において左面)に臨ませる。また、前記ピン22の周囲にはスプリング23が配設され、該スプリング23の付勢力、及び前記アッパユニット13に配設された図示されないリブ(ストッパ)によって、前記ロックレバー21は、通常、垂直状態を保つようになっている。したがって、前記レバー31を矢印A方向に押すと、前記ロックレバー21はピン22の付勢力に抗して矢印B方向に回動させられ、レバー31を離すと、前記ロックレバー21はピン22の付勢力によって矢印B方向と反対の方向に回動させられる。
また、前記ロックレバー21の他方のアーム25には、前記固定ピン17と係脱自在の係止溝26が形成され、前記ロアユニット14を矢印C方向に回動させて第1の位置に置き、固定ピン17と係止溝26とを係合させると、ロアユニット14は水平状態に保たれ、アッパユニット13とロアユニット14との間に用紙を搬送するための搬送路Q11が形成される。そして、固定ピン17と係止溝26とを解放し、前記ロアユニット14を矢印D方向に回動させて第2の位置に置くと、ロアユニット14は傾斜状態に保たれる。
したがって、用紙ジャムが発生すると、オペレータはプリンタ本体11から用紙カセット12を引き出し、レバー31を図2における右方に押す。このとき、レバー31によってアーム24が押され、ロックレバー21が矢印B方向に回動させられ、固定ピン17と係止溝26とが解放される。その結果、ロアユニット14が矢印D方向に回動させられるので、アッパユニット13とロアユニット14との間に詰まった用紙32を除去することができる。
このようにして用紙ジャムが解除されると、オペレータは、ロアユニット14を矢印C方向に回動させ、固定ピン17と係止溝26とを係合させる。なお、その後、前記ロックレバー21は、スプリング23によって垂直状態に保たれ、固定ピン17と係止溝26との係合状態は保持される。
特開平5−246557号公報
しかしながら、前記従来のプリンタにおいては、用紙ジャムが発生した場合、詰まった用紙32を除去した後、オペレータはロアユニット14を矢印C方向に回動させて第1の位置に置く必要があり、作業が煩わしい。また、オペレータがロアユニット14を第2の位置に置いたままで用紙カセット12を前記収容部P1に押し込むと、ロアユニット14を破損させてしまう。
そして、前記ピンチローラ33がスプリング35の付勢力によって用紙反転ローラ15に押し付けられ、しかも、ピンチローラ33はゴムによって形成されているので、ピンチローラ33と用紙32との間に発生する摩擦力は極めて大きい。したがって、詰まった用紙32を除去するのが困難であるだけでなく、用紙32を除去する際に、該用紙32に加わる負荷が大きいので、用紙32が破れてしまうことがある。
さらに、ロアユニット14を第2の位置に置くと、図3に示されるように、ロアユニット14の後端部14aとフレーム13aの後端とがオーバラップしてしまう。したがって、詰まった用紙32を除去するのが困難である。
本発明は、前記従来のプリンタの問題点を解決して、詰まった媒体を容易に除去することができるプリンタを提供することを目的とする。
そのために、本発明のプリンタにおいては、プリンタ本体に固定されたアッパユニットと、該アッパユニットの後端において、アッパユニットに対して揺動自在に配設されたブラケットと、前記プリンタ本体に対して、シャフトを支点にして揺動自在に配設され、媒体を搬送するための第1のローラを備え、かつ、直線状に延び、後端部で屈曲するとともに、第1の位置において、前記アッパユニット及びブラケットとの間に、後端部で屈曲した搬送路を形成し、第2の位置において前記搬送路の直線状に延びる部分を開くロアユニットと、前記ブラケットに配設され、前記第1のローラと当接させて配設された第2のローラと、該第2のローラを第1のローラに付勢するように前記ブラケットを付勢する付勢手段を有する。
そして、前記ブラケットにおいて、前記シャフトから所定の距離離れた部分にジャム解除手段が形成され、該ジャム解除手段は、前記ロアユニットが第2の位置に置かれたときに、前記ロアユニットの屈曲した後端部によって押され、前記ブラケットを前記付勢手段による付勢に抗して回動させ、第2のローラを第1のローラから離す。
本発明によれば、プリンタにおいては、プリンタ本体に固定されたアッパユニットと、該アッパユニットの後端において、アッパユニットに対して揺動自在に配設されたブラケットと、前記プリンタ本体に対して、シャフトを支点にして揺動自在に配設され、媒体を搬送するための第1のローラを備え、かつ、直線状に延び、後端部で屈曲するとともに、第1の位置において、前記アッパユニット及びブラケットとの間に、後端部で屈曲した搬送路を形成し、第2の位置において前記搬送路の直線状に延びる部分を開くロアユニットと、前記ブラケットに配設され、前記第1のローラと当接させて配設された第2のローラと、該第2のローラを第1のローラに付勢するように前記ブラケットを付勢する付勢手段を有する。
そして、前記ブラケットにおいて、前記シャフトから所定の距離離れた部分にジャム解除手段が形成され、該ジャム解除手段は、前記ロアユニットが第2の位置に置かれたときに、前記ロアユニットの屈曲した後端部によって押され、前記ブラケットを前記付勢手段による付勢に抗して回動させ、第2のローラを第1のローラから離す。
この場合、詰まっている媒体を除去するために前記ロアユニットを第2の位置に置くと、ジャム解除手段によって第2のローラが第1のローラから離され、第1、第2のローラ間に間隙(げき)が形成される。したがって、詰まっている媒体を容易に除去することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明を説明する前提となる第1の技術におけるプリンタの第1の状態を示す断面図、図4は本発明を説明する前提となる第1の技術における両面印刷反転部の第1の状態を示す拡大図、図5は本発明を説明する前提となる第1の技術におけるプリンタの第2の状態を示す断面図、図6は本発明を説明する前提となる第1の技術における両面印刷反転部の第2の状態を示す拡大図、図7は本発明を説明する前提となる第1の技術におけるプリンタの第3の状態を示す断面図である。
図において、41はプリンタ本体であり、該プリンタ本体41の下部に設定された収容部P4に媒体カセットとしての用紙カセット42がプリンタ本体41に対して引出自在に配設され、前記用紙カセット42に媒体としての図示されない用紙が収容される。そして、前記収容部P4の後部(図1において右部)の上方に両面印刷反転部P5が設定され、該両面印刷反転部P5には、プリンタ本体41に固定されたアッパユニット43、及びロアユニット44が配設され、該ロアユニット44は、第1のローラとしての用紙反転ローラ45と同軸のシャフト46を支点にして揺動自在に支持され、第1、第2の位置を採るとともに、前記ロアユニット44の先端に固定ピン47が配設される。なお、前記用紙カセット42を収容部P4内に押し込んだ状態(図1において一点鎖線で示される状態)で、用紙カセット42の後端面(図1において右端面)とプリンタ本体41との間に第1の退避路Q21が、用紙カセット42の下面とプリンタ本体41との間に第2の退避路Q22が形成される。
また、前記収容部P4の前部(図1において左部)の上方に給紙部P6が設定され、該給紙部P6にホッピングローラ75が配設される。そして、用紙カセット42内に収容された用紙は、該ホッピングローラ75によって1枚ずつ分離させられて繰り出され、給紙ローラ76及び搬送ローラ対R1によって搬送されて印刷部P7に送られる。該印刷部P7には、印刷プロセスカートリッジ77が着脱自在に配設され、該印刷プロセスカートリッジ77の感光体ドラム79と、プリンタ本体41に配設された転写ローラ78とが当接させて配設される。
前記印刷部P7において、感光体ドラム79上のトナー像が用紙に転写され、転写が行われた後の用紙は、定着装置80に送られ、前記トナー像が定着される。このようにして印刷が終了した用紙は、搬送ローラ対R2によって切替部P8に送られる。該切替部P8には、図示されない駆動手段によって揺動させられ、用紙反転位置及び排紙位置を採る切替片81が配設される。前記搬送ローラ対R2によって送られてきた用紙は、前記切替片81が用紙反転位置に置かれると両面印刷反転部P5に送られ、前記切替片81が排紙位置に置かれると排出部P9に送られる。
該排出部P9には搬送ローラ対R3及び排出ローラ対R4が配設され、前記排出部P9に送られた用紙は、搬送ローラ対R3によって搬送された後、排出ローラ対R4によって排紙スタッカ82に排出される。
ところで、前記両面印刷反転部P5において、前記アッパユニット43の後端部43aに、用紙反転ローラ45と当接させて第2のローラとしてのピンチローラ97がブラケット98によって回転自在に支持され、該ブラケット98が後端部43aに配設されたシャフト71を支点にして揺動自在に支持される。また、前記ブラケット98の所定箇所に、スプリング座73が形成され、該スプリング座73と後端部43aとの間に付勢手段としてのスプリング99が配設され、該スプリング99は前記ピンチローラ97を用紙反転ローラ45に向けて付勢する。
そして、一方の面における印刷が終了し、切替部P8から両面印刷反転部P5に送られた用紙は、用紙反転ローラ45及びピンチローラ97に挟まれて搬送され、図1に示されるように、ロアユニット44とブラケット98との間に形成された搬送路Q1を通り、前記第1、第2の回避路Q21、Q22内に進入する。続いて、前記用紙の後端が用紙反転ローラ45及びピンチローラ97の近傍に到達し、用紙センサSNによって用紙の後端が検出されると、図示されない制御部の指示により用紙反転ローラ45及びピンチローラ97が逆方向に回転させられ、用紙は反対方向に搬送されるようになる。このとき、用紙は、前記第1、第2の退避路Q21、Q22から出て、図4に示されるように、アッパユニット43とロアユニット44との間に形成された搬送路Q2を搬送ローラ対R5、R6によって搬送され、給紙部P6に送られる。このようにして、用紙は反転させられる。
次に、前記給紙部P6において給紙ローラ76を回転させると、再び用紙を印刷部P7に送ることができ、該印刷部P7において用紙の他方の面に対して印刷を行うことができる。
ところで、前記アッパユニット43には、前記固定ピン47と対応させて保持手段としてのロックレバー51がピン52を支点にして揺動自在に配設され、前記ロックレバー51の一方のアーム54に一端を当接させてジャム解除用のレバー64が進退自在に配設される。該レバー64は、前記アッパユニット43とほぼ平行に延び、他端をプリンタ本体41の前面(図1において左面)に臨ませる。また、前記ピン52の周囲にはスプリング53が配設され、該スプリング53の付勢力及び前記アッパユニット43に配設された図示されないリブ(ストッパ)によって、前記ロックレバー51は、通常、垂直状態を保つようになっている。したがって、図5に示されるように、前記レバー64を矢印F方向に押すと、前記ロックレバー51はスプリング53の付勢力に抗して矢印G方向に回動させられ、レバー64を離すと、前記ロックレバー51はスプリング53の付勢力によって矢印G方向と反対の方向に回動させられる。
また、前記ロックレバー51の他方のアーム55には、前記固定ピン47と係脱自在の係止溝56が形成され、前記ロックレバー51を矢印G方向と反対の方向に回動させて固定ピン47と係止溝56とを係合させると、ロアユニット44は第1の位置に保持され、かつ、アッパユニット43とロアユニット44との間に前記搬送路Q2が形成される。そして、固定ピン47と係止溝56とを解放し、前記ロアユニット44を矢印I方向に回動させると、ロアユニット44は第2の位置に置かれて傾斜状態に保たれ、前記搬送路Q2を開く。なお、前記アーム55には傾斜面55aが形成され、ロアユニット44を矢印H方向に回動させると、固定ピン47が傾斜面55aに当たり、ロックレバー51をスプリング53の付勢力に抗して矢印G方向に回動させる。そして、固定ピン47が傾斜面55aに沿って移動し、係止溝56内に進入すると、前記ロックレバー51がスプリング53の付勢力によって矢印G方向と反対の方向に回動させられ、固定ピン47と係止溝56とが係合させられる。
したがって、用紙ジャムが発生すると、オペレータはプリンタ本体41から用紙カセット42を引き出し、レバー64を矢印F方向に押す。このとき、該レバー64によってアーム54が押され、ロックレバー51が矢印G方向に回動させられ、固定ピン47と係止溝56とが解放される。その結果、ロアユニット44が矢印I方向に回動させられて第2の位置に置かれるので、アッパユニット43とロアユニット44との間に詰まった用紙を除去することができる。
ところで、図7に示されるように、用紙が除去された後、オペレータが用紙カセット42を矢印方向に移動させ、前記収容部P4に押し込むと、押し込む動作、すなわち、用紙カセット42の移動に伴って前記ロアユニット44が、第2の位置から矢印H方向に回動させられ、第1の位置に置かれる。
そのために、給紙部P6に配設された図示されないシャフトを支点にして、連結部材としてのレリーズレバー91が揺動自在に配設され、該レリーズレバー91の先端の近傍に形成された長溝92と前記固定ピン47とを係止させることによって、レリーズレバー91とロアユニット44とが連結される。したがって、前記ロアユニット44が矢印I方向に回動させられるのに伴って、前記レリーズレバー91は矢印J方向に回動させられ、図5に示されるように、固定ピン47が長溝92の端部に当たると、ロアユニット44及びレリーズレバー91は停止させられる。
また、用紙カセット42の後端(図1において右端)には、前記レリーズレバー91と対応する部分、例えば、両縁部に、後方(図1において右方)に向けて下方に傾斜する誘導部93が形成される。したがって、前記用紙を除去した後、ロアユニット44を第2の位置に置いたままで用紙カセット42を収容部P4に押し込むと、前記誘導部93によってレリーズレバー91が押されて矢印K方向に回動させられる。
そして、前記固定ピン47がレリーズレバー91に沿って移動し、前記ロアユニット44を矢印H方向に回動させる。このようにして、前記ロアユニット44が第1の位置に置かれ、前記固定ピン47と係止溝56とが係合させられると、前記ロックレバー51は、スプリング53によって垂直状態に保たれるようになっているので、固定ピン47と係止溝56との係合状態は保持される。なお、オペレータは、手動でロアユニット44を第1の位置に置くこともできる。
このように、詰まった用紙を除去した後、用紙カセット42を収容部P4に押し込むだけで、ロアユニット44を第1の位置に置くことができるので、作業を簡素化することができるだけでなく、用紙カセット42を押し込んだときにロアユニット44を破損させることがない。
ところで、詰まった用紙を除去するために前記ロアユニット44が第2の位置に置かれると、前記ロアユニット44の後端部44aと前記ブラケット98の当接部としての前端部54aとが当接し、ブラケット98を矢印L方向に回動させるとともに、ピンチローラ97を用紙反転ローラ45から離し、該用紙反転ローラ45とピンチローラ97との間に間隙が形成される。また、このとき、後端部44aと前端部54aとがオーバラップしない。したがって、詰まった用紙を容易に除去することができる。なお、前記前端部54aによってジャム解除手段が構成される。
また、前記ロアユニット44が第2の位置に置かれるのに伴って、後端部44a及び前端部54aによって用紙が挟まれるが、後端部44a及び前端部54aはプラスチックによって形成されるので、摩擦力は小さい。したがって、用紙を除去する際に、該用紙に加わる負荷を小さくすることができるので、用紙が破れることがなくなる。
次に、本発明を説明する前提となる第2の技術について説明する。なお、第1の技術と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同技術の効果を援用する。
図8は本発明を説明する前提となる第2の技術におけるプリンタの第1の状態を示す断面図、図9は本発明を説明する前提となる第2の技術におけるアシストレバーの第1の状態を示す断面図、図10は本発明を説明する前提となる第2の技術におけるプリンタの第2の状態を示す断面図、図11は本発明を説明する前提となる第2の技術におけるアシストレバーの第2の状態を示す断面図である。
この場合、アッパユニット43には、固定ピン47と対応させて第1のレバーとしてのロックレバー151がピン152を支点にして揺動自在に配設され、前記ロックレバー151に固定ピン47と係脱自在の係止溝156が形成される。なお、前記固定ピン47及び係止溝156は、ロアユニット44とロックレバー151とを選択的に連結する係合手段を構成する。また、前記ロックレバー151の先端には、第2のレバーとしてのアシストレバー101がロックレバー151に形成されたピン102を支点にして揺動自在に配設され、媒体カセットとしての用紙カセット42の後端(図において右端)には、連結部材としてのレリーズレバー91を回動させるための誘導部93、及び前記アシストレバー101を回動させるための誘導部94が形成される。
そして、前記ピン152の周囲にはスプリング103が配設され、該スプリング103によってロックレバー151は矢印M方向に付勢される。また、前記ピン102の周囲にはスプリング104が配設され、該スプリング104によってアシストレバー101は矢印N方向に付勢される。なお、前記アッパユニット43の所定箇所にはストッパ105が形成され、該ストッパ105は前記ロックレバー151の回動を規制する。また、前記ロックレバー151の所定箇所にはストッパ106が形成され、該ストッパ106はアシストレバー101の回動を規制する。
したがって、用紙カセット42を図9の矢印方向に引き出すと、誘導部94の傾斜面にアシストレバー101の先端が当たり、アシストレバー101及びロックレバー151がスプリング103の付勢力に抗して矢印N方向に回動させられ、固定ピン47と係止溝156とが解放される。その結果、ロアユニット44が第2の位置に置かれ、詰まった媒体としての図示されない用紙を除去することができる。
また、該用紙を除去した後、用紙カセット42を図10の矢印方向に移動させて収容部P4に押し込むと、第1の技術と同様に、誘導部93によってレリーズレバー91が矢印K方向に押され、ロアユニット44が矢印H方向に回動させられて第1の位置に置かれる。
そして、用紙カセット42の移動に伴って、誘導部94の上端にアシストレバー101の先端が当たり、アシストレバー101及びロックレバー151はスプリング103の付勢力によって矢印M方向に回動させられ、固定ピン47と係止溝156とが係合させられる。続いて、ロックレバー151がストッパ105に当たり、それ以上のロックレバー151の回動が規制されると、図11に示されるように、アシストレバー101がスプリング104の付勢力に抗して矢印S方向に回動させられる。その後、用紙カセット42を更に移動させると、前記アシストレバー101は、スプリング104の付勢力によって矢印T方向に回動させられ、図9に示される状態に戻る。
このように、用紙カセット42を引き出すだけで、ロアユニット44を第2の位置に置くことができるので、ロアユニット44を第2の位置に置くための作業を簡素化することができる。
次に、本発明を説明する前提となる第3の技術について説明する。なお、第2の技術と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同技術の効果を援用する。
図12は本発明を説明する前提となる第3の技術におけるプリンタの第1の状態を示す断面図、図13は本発明を説明する前提となる第3の技術におけるアシストレバーの第1の状態を示す断面図、図14は本発明を説明する前提となる第3の技術におけるプリンタの第2の状態を示す断面図、図15は本発明を説明する前提となる第3の技術におけるアシストレバーの第2の状態を示す断面図である。
この場合、アッパユニット43には、固定ピン47と対応させて第1のレバーとしてのロックレバー251がピン252を支点にして揺動自在に配設され、前記ロックレバー251に固定ピン47と係脱自在の係止溝256が形成される。なお、前記固定ピン47及び係止溝256によって係合手段が構成される。また、前記ロックレバー251の先端には、第2のレバーとしてのアシストレバー201がピン202を支点にして揺動自在に配設される。なお、該ピン202は、アシストレバー201のほぼ中央に配設され、該アシストレバー201の一方のアーム211は、ロックレバー251を両側から挟んで配設され、先端に、前記固定ピン47と選択的に係止させられる解放手段としての係止部210が形成される。前記ロックレバー251には、係止溝256から固定ピン47を押し出した後のアシストレバー201が1回転することがないようにストッパリブ222が形成される。
また、媒体カセットとしての用紙カセット42の後端(図において右端)には、連結部材としてのレリーズレバー91を回動させるための誘導部93、及び前記アシストレバー201を回動させるための誘導部94が形成される。
そして、前記ピン252の周囲にはスプリング203が配設され、該スプリング203によってロックレバー251は矢印M方向に付勢される。また、前記ピン202の周囲にはスプリング204が配設され、該スプリング204によってアシストレバー201は、ロックレバー251とアシストレバー101とでほぼ「く」字状になるように付勢される。なお、前記アッパユニット43の所定箇所にはストッパ105が形成され、該ストッパ105は前記ロックレバー251の回動を規制する。
したがって、用紙カセット42を図13の矢印方向に引き出すと、誘導部94の傾斜面にアシストレバー201の他方のアーム212の先端が当たり、アシストレバー201及びロックレバー251がスプリング203の付勢力に抗して矢印N方向に回動させられ、固定ピン47と係止溝256とが解放される。その結果、ロアユニット44が第2の位置に置かれ、詰まった媒体としての図示されない用紙を除去することができる。なお、誘導部94の傾斜面にアーム212の先端が当たると、アシストレバー201はスプリング204の付勢力に抗してロックレバー251に対して時計回りに回動させられ、このとき、係止部210によって固定ピン47が係止溝256から押し出されるので、固定ピン47と係止溝256とが容易に解放される。
また、前記用紙を除去した後、用紙カセット42を図14の矢印方向に移動させて収容部P4に押し込むと、第1の技術と同様に、誘導部93によってレリーズレバー91が矢印K方向に押され、ロアユニット44が矢印H方向に回動させられて第1の位置に置かれる。
そして、用紙カセット42の移動に伴って、誘導部94の垂直面にアーム212の先端が当たり、ロックレバー251はスプリング203の付勢力によって矢印M方向に回動させられ、固定ピン47と係止溝256とが係合させられる。続いて、ロックレバー251がストッパ105に当たり、ロックレバー251の回動が規制されると、図15に示されるように、アシストレバー201がスプリング204の付勢力に抗して矢印U方向に回動させられる。その後、用紙カセット42を更に移動させると、前記アシストレバー201は、スプリング204の付勢力によって矢印V方向に回動させられ、元の状態に戻る。
このように、用紙カセット42を引き出すだけで、ロアユニット44を第2の位置に置き、詰まっている用紙を除去することができるので、作業を一層簡素化することができる。
また、用紙カセット42を引き出したり押し込んだりするときの力がロックレバー251に直接加わらず、アシストレバー201を介して加わるようになっているので、乱暴に用紙カセット42を引き出したり押し込んだりしても、ロックレバー251が破損することはない。
さらに、係止部210によって固定ピン47が係止溝256から押し出されるので、ロアユニット44を第2の位置に置くための作業が容易になる。
次に、本発明の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の技術と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同技術の効果を援用する。
図16は本発明の実施の形態における両面印刷反転部の第1の状態を示す拡大図、図17は本発明の実施の形態における両面印刷反転部の第2の状態を示す拡大図、図18は本発明の実施の形態におけるジャム解除プレートの斜視図である。
この場合、両面印刷反転部P5において、アッパユニット43の後端部43aに、第1のローラとしての用紙反転ローラ45と当接させて第2のローラとしてのピンチローラ97がブラケット154に対して回転自在に配設され、該ブラケット154が後端部43aに配設されたシャフト71を支点にして揺動自在に支持される。また、前記ブラケット154と隣接させて弾性材料、例えば、薄いステンレスプレート、マイラフィルム等から成るジャム解除手段としてのジャム解除プレート301が配設される。該ジャム解除プレート301は、櫛(くし)歯状に形成され、下方に延び、媒体としての図示されない用紙のガイドとして機能する3個の長いフラップ302、及び該各フラップ302間において前方に突出した後、下方に延びる2個の短いフラップ303を有し、ピンチローラ97を用紙反転ローラ45に向けて付勢する。また、前記フラップ303の先端はピンチローラ97の表面に当接させられ、ピンチローラ97に付着した汚れを掻(か)き落とす。なお、図16及び17の破線で示されるように、ジャム解除プレート301に加えて第1の技術と同様のブラケット98(図8)を併せて配設することもできる。
前記ジャム解除プレート301は、通常は、図16に示されるように、用紙を案内するガイドとして機能し、ロアユニット44の後端部44aと前記フラップ302との間に所定の間隙が形成される。また、図17に示されるように、ロアユニット44が第2の位置に置かれると、ジャム解除プレート301は、前記後端部44aによって押されてアッパユニット43の後端側(図16及び17において右端側)に向けて変形させられる。
このように、ロアユニット44を第2の位置に置いたときに、アッパユニット43とロアユニット44とがオーバラップするのを防止することができる。したがって、詰まっている用紙を容易に除去することができる。
また、両面印刷反転部P5に送られてきた用紙は、フラップ302によって案内されるので、用紙がばたつかないようにすることができる。したがって、用紙の搬送状態を安定させることができる。
さらに、用紙の表面に印刷が行われた直後において、トナーがピンチローラ97に付着しても、フラップ303によって掻き落とすことができるので、その後、通過する用紙に汚れが付着するのを防止することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明を説明する前提となる第1の技術におけるプリンタの第1の状態を示す断面図である。 従来のプリンタの断面図である。 従来の両面印刷反転部の拡大図である。 本発明を説明する前提となる第1の技術における両面印刷反転部の第1の状態を示す拡大図である。 本発明を説明する前提となる第1の技術におけるプリンタの第2の状態を示す断面図である。 本発明を説明する前提となる第1の技術における両面印刷反転部の第2の状態を示す拡大図である。 本発明を説明する前提となる第1の技術におけるプリンタの第3の状態を示す断面図である。 本発明を説明する前提となる第2の技術におけるプリンタの第1の状態を示す断面図である。 本発明を説明する前提となる第2の技術におけるアシストレバーの第1の状態を示す断面図である。 本発明を説明する前提となる第2の技術におけるプリンタの第2の状態を示す断面図である。 本発明を説明する前提となる第2の技術におけるアシストレバーの第2の状態を示す断面図である。 本発明を説明する前提となる第3の技術におけるプリンタの第1の状態を示す断面図である。 本発明を説明する前提となる第3の技術におけるアシストレバーの第1の状態を示す断面図である。 本発明を説明する前提となる第3の技術におけるプリンタの第2の状態を示す断面図である。 本発明を説明する前提となる第3の技術におけるアシストレバーの第2の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態における両面印刷反転部の第1の状態を示す拡大図である。 本発明の実施の形態における両面印刷反転部の第2の状態を示す拡大図である。 本発明の実施の形態におけるジャム解除プレートの斜視図である。
符号の説明
41 プリンタ本体
43 アッパユニット
45 用紙反転ローラ
54a 前端部
97 ピンチローラ
99 スプリング
101、201 アシストレバー
151、251 ロックレバー
301 ジャム解除プレート
302、303 フラップ
Q1、Q2 搬送路

Claims (1)

  1. (a)プリンタ本体に固定されたアッパユニットと、
    (b)該アッパユニットの後端において、アッパユニットに対して揺動自在に配設されたブラケットと、
    (c)前記プリンタ本体に対して、シャフトを支点にして揺動自在に配設され、媒体を搬送するための第1のローラを備え、かつ、直線状に延び、後端部で屈曲するとともに、第1の位置において、前記アッパユニット及びブラケットとの間に、後端部で屈曲した搬送路を形成し、第2の位置において前記搬送路の直線状に延びる部分を開くロアユニットと、
    (d)前記ブラケットに配設され、前記第1のローラと当接させて配設された第2のローラと、
    (e)該第2のローラを第1のローラに付勢するように前記ブラケットを付勢する付勢手段を有するとともに
    (f)前記ブラケットにおいて、前記シャフトから所定の距離離れた部分にジャム解除手段が形成され、
    (g)該ジャム解除手段は、前記ロアユニットが第2の位置に置かれたときに、前記ロアユニットの屈曲した後端部によって押され、前記ブラケットを前記付勢手段による付勢に抗して回動させ、第2のローラを第1のローラから離すことを特徴とするプリンタ。
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