JP3852158B2 - 給油所に併設されたコンビニエンスストア - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車へ燃料油を給油する給油所に併設されたコンビニエンスストアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の給油所は、給油や整備などの自動車関連の作業だけであったが、近年、給油所にコンビニエンスストアを併設して経営の多角化を図りつつある。このように給油所にコンビニエンスストアを併設すると、給油料金の精算を済ませないでコンビニエンスストアで買い物をし、長い時間が経過して給油料金の支払いを忘れたり、給油エリアに自動車を停車したまま買い物をし、給油所の営業効率を低下させることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、給油料金の精算が済まなければ、コンビニエンスストアで買い物ができないようにして、給油料金の精算を早め、給油所の営業効率を高めるようにした給油所に併設されたコンビニエンスストアを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、給油所に併設されたコンビニエンスストアにおいて、敷地の隅には駐車エリアが設けられ、コンビニエンスストア入り口にゲイトと伝票リーダを設け、給油が終わり給油料金精算後に発行される給油伝票には、前記ゲイトを開く記号が記され、また、買い物をする場合の自動車の移動の注意書きが明記され、伝票リーダに給油伝票を挿入するとゲイトが開くことを要旨とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1に示すように、自動車に燃料油を給油する給油所の敷地には複数のアイランド1、1が設けられ、各アイランド1には計量機2が設けられ、計量機2の前面には給油エリア3が形成されている。敷地の奥の建屋4内には精算所5とコンビニエンスストア6が設けられ、敷地の隅には駐車エリア7が設けられている。そして、精算所5には計量機2の給油データを管理するPOS8が設けられ、コンビニエンスストア6の入り口にはゲイト9と伝票リーダ10が設けられている。
【0006】
図2に示すように、アイランド1に設けられた計量機2には、レギュラガソリンとハイオクガソリンと軽油の3油種の給油系統が組み込まれている。そして、給油ノズル2aをノズル掛け2bから外してスイッチ2cが閉じると、給油量表示器2dに表示されていた前回の量が帰零されて給油可能となり、給油ノズル2aから給油された量は給油量表示器2dに表示され、給油が終わり給油ノズル2aをノズル掛け2bに掛けるとスイッチ2cが開き、給油データは精算所5のPOS8へ送られるようになっている。
【0007】
精算所5に設けられているPOS8は各計量機2に信号線11で接続され、キーボード8aと表示器8bとプリンタ8c等を有している。そして、計量機2から送られてきた給油データは記憶され、キーボード8aを操作することによりプリンタ8cより給油伝票12が発行されるようになっている。図3に示すように、給油伝票12には、コンビニエンスストア7の入り口のゲイト9を開く記号12aがバーコード又は磁気などで記され、買い物をする場合の自動車の移動の注意書き12bが明記されている。
【0008】
コンビニエンスストア7の入り口に設けられているゲイト9は、例えば回転バー式であり、伝票リーダ10の挿入口10aへ給油伝票12を挿入して記号12aを読ますと、回転バー9aのロック機構9bのロックが解かれ、コンビニエンスストア6へ入場して買い物ができるようになっている。
【0009】
次に動作を説明する。給油に来た顧客は、自動車を給油エリア3に停車し、作業員が給油ノズル2aをノズル掛け2bから外してスイッチ2cが閉じると、給油量表示器2dに表示されていた前回の給油量が帰零され、計量機2は給油可能となる。そして、給油ノズル2aを自動車の給油口へ挿入して給油をすると、給油量は給油量表示器2dに表示される。所望量の給油が終わり、自動車の給油口より給油ノズル2aを抜いてノズル掛け2bに掛け、スイッチ2cが閉じると、給油データは精算所5のPOS8へ出力される。
【0010】
給油が終わった顧客は建屋4内の精算所5に行き、給油料金の精算をする。事務員がPOS8のキーボード8aを操作すると、プリンタ8cより給油伝票12が発行される。この給油伝票12には、コンビニエンスストア7の入り口のゲイト9を開く記号12aと、買い物をする場合の自動車の移動の注意書き12bが明記されている。このように給油伝票12に注意書き12bが明記されているので、給油エリア3に自動車を停車したまま買い物をすることがなくなる。
【0011】
精算を終えてコンビニエンスストア6で買い物をするには、自動車を給油エリア3から駐車エリア7へ移動し、コンビニエンスストア6の伝票リーダ10の挿入口10aへ給油伝票12を挿入して記号12aを読ますと、ゲイト9のロック機構9bが解かれて回転バー12aは回転可となり、コンビニエンスストア6へ入場できる。そして、コンビニエンスストア7で買い物をし、精算所5で精算をしてこの給油所から退場する。このように給油伝票がなければコンビニエンスストア6へ入場できないので、給油料金の精算を済ませないでコンビニエンスストア6で買い物をし、長い時間が経過して給油料金の支払いを忘れるようなことがなくなる。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、給油所に併設されたコンビニエンスストアにおいて、入り口にゲイトと伝票リーダを設け、伝票リーダに給油伝票を挿入するとゲイトが開くようにしている。このように、給油料金の精算が終わったことを示す給油伝票がなければコンビニエンスストアに入場できないので、給油料金の精算を済ませないで買い物をして給油料金の支払いを忘れたり、給油料金の精算を済ませないで、給油エリアに自動車を停車したままで買い物をし、給油所の営業効率が低下することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した給油所の全体を示す平面図である。
【図2】 本発明を実施した給油所の一部を断面で示す斜視図である。
【図3】 給油伝票の一実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 アイランド
2 計量機
2a 給油ノズル
2b ノズル掛け
2c スイッチ
2d 給油量表示器
3 給油エリア
4 建屋
5 精算所
6 コンビニエンスストア
7 駐車エリア
8 POS
8a キーボード
8b 表示器
8c プリンタ
9 ゲイト
9a 回転バー
9b ロック機構
10 伝票リーダ
10a 挿入口
11 信号線
12 給油伝票
12a 記号
12b 注意書き
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車へ燃料油を給油する給油所に併設されたコンビニエンスストアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の給油所は、給油や整備などの自動車関連の作業だけであったが、近年、給油所にコンビニエンスストアを併設して経営の多角化を図りつつある。このように給油所にコンビニエンスストアを併設すると、給油料金の精算を済ませないでコンビニエンスストアで買い物をし、長い時間が経過して給油料金の支払いを忘れたり、給油エリアに自動車を停車したまま買い物をし、給油所の営業効率を低下させることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、給油料金の精算が済まなければ、コンビニエンスストアで買い物ができないようにして、給油料金の精算を早め、給油所の営業効率を高めるようにした給油所に併設されたコンビニエンスストアを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、給油所に併設されたコンビニエンスストアにおいて、敷地の隅には駐車エリアが設けられ、コンビニエンスストア入り口にゲイトと伝票リーダを設け、給油が終わり給油料金精算後に発行される給油伝票には、前記ゲイトを開く記号が記され、また、買い物をする場合の自動車の移動の注意書きが明記され、伝票リーダに給油伝票を挿入するとゲイトが開くことを要旨とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1に示すように、自動車に燃料油を給油する給油所の敷地には複数のアイランド1、1が設けられ、各アイランド1には計量機2が設けられ、計量機2の前面には給油エリア3が形成されている。敷地の奥の建屋4内には精算所5とコンビニエンスストア6が設けられ、敷地の隅には駐車エリア7が設けられている。そして、精算所5には計量機2の給油データを管理するPOS8が設けられ、コンビニエンスストア6の入り口にはゲイト9と伝票リーダ10が設けられている。
【0006】
図2に示すように、アイランド1に設けられた計量機2には、レギュラガソリンとハイオクガソリンと軽油の3油種の給油系統が組み込まれている。そして、給油ノズル2aをノズル掛け2bから外してスイッチ2cが閉じると、給油量表示器2dに表示されていた前回の量が帰零されて給油可能となり、給油ノズル2aから給油された量は給油量表示器2dに表示され、給油が終わり給油ノズル2aをノズル掛け2bに掛けるとスイッチ2cが開き、給油データは精算所5のPOS8へ送られるようになっている。
【0007】
精算所5に設けられているPOS8は各計量機2に信号線11で接続され、キーボード8aと表示器8bとプリンタ8c等を有している。そして、計量機2から送られてきた給油データは記憶され、キーボード8aを操作することによりプリンタ8cより給油伝票12が発行されるようになっている。図3に示すように、給油伝票12には、コンビニエンスストア7の入り口のゲイト9を開く記号12aがバーコード又は磁気などで記され、買い物をする場合の自動車の移動の注意書き12bが明記されている。
【0008】
コンビニエンスストア7の入り口に設けられているゲイト9は、例えば回転バー式であり、伝票リーダ10の挿入口10aへ給油伝票12を挿入して記号12aを読ますと、回転バー9aのロック機構9bのロックが解かれ、コンビニエンスストア6へ入場して買い物ができるようになっている。
【0009】
次に動作を説明する。給油に来た顧客は、自動車を給油エリア3に停車し、作業員が給油ノズル2aをノズル掛け2bから外してスイッチ2cが閉じると、給油量表示器2dに表示されていた前回の給油量が帰零され、計量機2は給油可能となる。そして、給油ノズル2aを自動車の給油口へ挿入して給油をすると、給油量は給油量表示器2dに表示される。所望量の給油が終わり、自動車の給油口より給油ノズル2aを抜いてノズル掛け2bに掛け、スイッチ2cが閉じると、給油データは精算所5のPOS8へ出力される。
【0010】
給油が終わった顧客は建屋4内の精算所5に行き、給油料金の精算をする。事務員がPOS8のキーボード8aを操作すると、プリンタ8cより給油伝票12が発行される。この給油伝票12には、コンビニエンスストア7の入り口のゲイト9を開く記号12aと、買い物をする場合の自動車の移動の注意書き12bが明記されている。このように給油伝票12に注意書き12bが明記されているので、給油エリア3に自動車を停車したまま買い物をすることがなくなる。
【0011】
精算を終えてコンビニエンスストア6で買い物をするには、自動車を給油エリア3から駐車エリア7へ移動し、コンビニエンスストア6の伝票リーダ10の挿入口10aへ給油伝票12を挿入して記号12aを読ますと、ゲイト9のロック機構9bが解かれて回転バー12aは回転可となり、コンビニエンスストア6へ入場できる。そして、コンビニエンスストア7で買い物をし、精算所5で精算をしてこの給油所から退場する。このように給油伝票がなければコンビニエンスストア6へ入場できないので、給油料金の精算を済ませないでコンビニエンスストア6で買い物をし、長い時間が経過して給油料金の支払いを忘れるようなことがなくなる。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、給油所に併設されたコンビニエンスストアにおいて、入り口にゲイトと伝票リーダを設け、伝票リーダに給油伝票を挿入するとゲイトが開くようにしている。このように、給油料金の精算が終わったことを示す給油伝票がなければコンビニエンスストアに入場できないので、給油料金の精算を済ませないで買い物をして給油料金の支払いを忘れたり、給油料金の精算を済ませないで、給油エリアに自動車を停車したままで買い物をし、給油所の営業効率が低下することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した給油所の全体を示す平面図である。
【図2】 本発明を実施した給油所の一部を断面で示す斜視図である。
【図3】 給油伝票の一実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 アイランド
2 計量機
2a 給油ノズル
2b ノズル掛け
2c スイッチ
2d 給油量表示器
3 給油エリア
4 建屋
5 精算所
6 コンビニエンスストア
7 駐車エリア
8 POS
8a キーボード
8b 表示器
8c プリンタ
9 ゲイト
9a 回転バー
9b ロック機構
10 伝票リーダ
10a 挿入口
11 信号線
12 給油伝票
12a 記号
12b 注意書き
Claims (1)
- 給油所に併設されたコンビニエンスストアにおいて、敷地の隅には駐車エリアが設けられ、コンビニエンスストア入り口にゲイトと伝票リーダを設け、給油が終わり給油料金精算後に発行される給油伝票には、前記ゲイトを開く記号が記され、また、買い物をする場合の自動車の移動の注意書きが明記され、伝票リーダに給油伝票を挿入するとゲイトが開くことを特徴とする給油所に併設されたコンビニエンスストア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13168797A JP3852158B2 (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 給油所に併設されたコンビニエンスストア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13168797A JP3852158B2 (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 給油所に併設されたコンビニエンスストア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10304955A JPH10304955A (ja) | 1998-11-17 |
JP3852158B2 true JP3852158B2 (ja) | 2006-11-29 |
Family
ID=15063876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13168797A Expired - Fee Related JP3852158B2 (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 給油所に併設されたコンビニエンスストア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3852158B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100806323B1 (ko) | 2006-03-23 | 2008-02-27 | 김승오 | 차량의 복합 서비스 제공 시스템 |
-
1997
- 1997-05-06 JP JP13168797A patent/JP3852158B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10304955A (ja) | 1998-11-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060328 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060529 |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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