JP3851160B2 - 測長装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は測長装置、特に非密着光波干渉計を用いた測長装置の光学系構成部材の配置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えばブロックゲージ等の端度器は、長さの測定の基準として用いられる精度のよい標準器であり、数個を互いに密着すると、例えば1〜10μm単位で任意の寸法を作りだすことができるので、例えば工場用長さ標準器として広く用いられている。
【0003】
このような精度のよいゲージの検査には、より高い精度が要求され、例えば寸法を高分解能、非接触で測定できることから、光波干渉計を用いた測長装置が広く用いられている。これには干渉縞の位相(端数)を高い精度に求めることが必要である。
【0004】
このために従来は、まずベースプレート面にブロックゲージの一端面を密着、つまりリンギングする。これをマイケルソン干渉計の一方の光路中に挿入し、前記ブロックゲージの他端及びベースプレート面で反射した光をそれぞれ、参照光と重ね合わせて干渉させ、各干渉縞を観測する。そして、各干渉縞の位相差と、ブロックゲージの相対向する端面間の予備値から、ブロックゲージの寸法を測定していた。
【0005】
しかしながら、このリンギングはバラツキがあると、大きな誤差要因となり、リンギングをバラツキなく行うのは非常に熟練した技術が必要であり、非常に面倒であった。
このため、最近、このようなリンギングを用いることなく、測長が行える非密着光波干渉計を用いた測長が注目されている(特開平8−271216号等)。
【0006】
一般的な非密着光波干渉計を用いた測長装置を図1に示す。
すなわち、同図に示す測長装置10は、光源12からのレーザ光をレンズ14にて必要な大きさにコリメートする。このレーザ光15はハーフミラー16に向かい、ハーフミラー16で参照鏡18に向かうレーザ光と環状の干渉計20に向かうレーザ光とに分けられる。
【0007】
そして、環状干渉計20に向かったレーザ光は、さらにハーフミラー22で2つに分けられる。このレーザ光の一部は、反射ミラー24、第一シャッタ26を介してブロックゲージ28の一端で反射した後、行きと同じ光路を戻る。あるいは反射ミラー30、第二シャッタ32を介してブロックゲージ28の他端で反射した後、行きと同じ光路を戻る。
【0008】
またブロックゲージ28の脇を通りぬけたレーザ光は、再びハーフミラー16に戻る。
ハーフミラー16は、前述のような環状干渉計20からのレーザ光と参照鏡18で反射してきたレーザ光とを重ね合わせて干渉させ、その干渉光はスクリーン26で干渉縞として観測される。
【0009】
そして、ブロックゲージの相対向する端面間の予備値と、スクリーン26で観測された干渉縞の各位相差(端数)に基づいて、ブロックゲージ28の寸法を求める。ブロックゲージ28の相対向する端面間の寸法Lは、下記の数式で表せる。
【数2】
Figure 0003851160
ただし、L:ハーフミラー22−第一反射鏡24−ブロックゲージ28一端の往復光路長
:ハーフミラー22−第二反射鏡30−ブロックゲージ28他端の往復光路長
:ハーフミラー22−第一反射鏡24−ゲージ28の脇−第二反射鏡30−ハーフミラー22の光路長
:λ(N+ε
:λ(N+ε
:λ(N+ε
λ:レーザ光15の波長
:前記光路長Lを前記可干渉光の波長λで割ったときの商の自然数
ε:前記光路長Lを前記可干渉光の波長λで割ったときの商の端数(位相)
【0010】
そして、前記位相差(ε−ε),(ε−ε)の測定を行なう際、シャッタ26,32はブロックゲージ28の測定面と同じ面積のレーザ光15を遮断する役割を果たし、位相差(ε−ε)を測定する時は、第一シャッタ26を閉じ、第二シャッタ32を開く。
【0011】
一方、位相差(ε−ε)を測定する時は、第一シャッタ26を開け、第二シャッタ32を閉じる。このようなシャッタ26,32の切換えにより、前記位相差(ε−ε),(ε−ε)の測定を、2回に分けて行う。
そして、ブロックゲージの相対向する端面間の予備値と、測定された各位相差に基づいて、ブロックケージ28の相対向する端面間の寸法を求める。
【0012】
このような非密着光波干渉計を用いた測長装置10では、リンギングを行う必要がないので、該リンギングのバラツキによる大きな誤差要因を排除することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のような非密着光波干渉計を用いた測長装置にあっても、被測定物の測長方向の一端の測定と他端の測定を、シャッタを切換えて、2回に分けて行わなければならない。
【0014】
このため、前述のような非密着光波干渉計を用いたのでは、測定時間がかかり、作業が面倒であるので、測定時間、作業性の面について、また被測定物の両側の観測に時間差があるため、その間に起きる環境変化の影響を受けることについて、改善の余地が残されていた。
【0015】
本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、その目的は高精度な測長が短時間で及び容易に行える、非密着光波干渉計を用いた測長装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明にかかる測長装置は、予備値が既知の被測定物の相対向する端面間の寸法を測定する測長装置において、前記被測定物の測長軸と一致した光軸を有し、且つ所定離隔距離をおいて配置された第一干渉手段及び第二干渉手段と、前記各干渉手段でそれぞれ形成される干渉光の位相差を観察可能な第一観察手段及び第二観察手段と、を備える。
【0017】
そして、前記第一干渉手段は、所定のビーム径及び波長を持つ可干渉光を前記被測定物の測長方向に出射し、その一部を該被測定物の一端に入射させて反射光を戻し、且つその残りを該被測定物の脇を通過させて第二干渉手段に入射させる。
【0018】
前記第二干渉手段は、前記可干渉光と同じビーム径及び波長を持つ可干渉光を前記被測定物の測長方向に出射し、その一部を該被測定物の他端に入射させて反射光を戻し、且つその残りを該被測定物の脇を通過させて前記第一干渉手段に入射させる。
【0019】
また前記第一干渉手段は、前記被測定物の脇を通過してきた第二干渉手段からの可干渉光と可干渉光である第一参照光とを重ね合わせて基準干渉光を得、且つ該第一干渉手段からの可干渉光を前記被測定物の一端に照射して得られた反射光と可干渉光である第一参照光とを重ね合わせて測定干渉光を得る。
【0020】
また前記第二干渉手段は、前記被測定物の脇を通過してきた第一干渉手段からの可干渉光と可干渉光である第二参照光とを重ね合わせて基準干渉光を得、且つ該第二干渉手段からの可干渉光を前記被測定物の他端に照射して得られた反射光と可干渉光である第二参照光とを重ね合わせて測定干渉光を得る。
【0021】
前記第一観察手段は、前記第一干渉手段で得られた基準干渉光及び測定干渉光をそれぞれ干渉縞として同時に観察する。
前記第二観察手段は、前記第二干渉手段で得られた基準干渉光及び測定干渉光をそれぞれ干渉縞として、前記第一観察手段での観察と同時に観察する。
【0022】
そして、前記被測定物の相対向する端面間の予備値、並びに、前記第一観察手段で観察された基準干渉縞と測定干渉縞との位相差、及び前記第二観察手段で観察された基準干渉縞と測定干渉縞との位相差に基づいて、前記被測定物の相対向する端面間の寸法を求めることを特徴とする。
【0023】
本発明において用いられる被測定物としては、例えば予備値の概略値がわかっているブロックゲージ等の端度器が挙げられる。
【0024】
なお、本発明においては、一の光照射手段と、一の光分割手段と、を備え、前記一の光照射手段、前記第一干渉手段及び前記第二干渉手段で環状の干渉計を構成することが好適である。
【0025】
ここで、前記光照射手段は、前記所定ビーム径及び所定波長を持つ可干渉光を出射する。
【0026】
また、前記光分割手段は、前記光照射手段からの可干渉光を二分割し、一方の分割光を前記第一干渉手段に入射させ、他方の分割光を前記第二干渉手段に入射させる。
【0027】
また、本発明においては、前記光分割手段から前記第一干渉手段、前記被測定物の一端、前記第一干渉手段までの光路長をLとし、前記光分割手段から前記第二干渉手段、前記第一干渉手段までの光路長をLとし、前記光分割手段から前記第二干渉手段、前記被測定物の他端、前記第二干渉手段までの光路長をLとし、前記光分割手段から前記第一干渉手段、前記第二干渉手段までの光路長をLとすると、
前記被測定物の相対向する端面間の寸法Lは、下記の数式で表せる。
【数3】
=λ/2{N−N+N−N+(ε−ε)+(ε−ε)}
ただし、L:λ(N+ε
:λ(N+ε
:λ(N+ε
:λ(N+ε
λ:前記可干渉光の波長
(i=1〜4):前記光路長Liを前記可干渉光の波長λで割ったときの商の自然数
ε(i=1〜4):前記光路長Liを前記可干渉光の波長λで割ったときの商の端数(位相)
(ε−ε):前記第一観察手段で観察された基準干渉縞と測定干渉縞との位相差
(ε−ε):前記第二観察手段で観察された基準干渉縞と測定干渉縞との位相差
また、本発明においては、読取手段と、演算手段と、を備えることが好適である。
【0028】
ここで、前記読取手段は、前記各観察手段で観察された干渉縞の位相差を読取る。
【0029】
また、前記演算手段は、前記読取手段で得られた各干渉縞の位相差、及び前記被測定物の相対向する端面間の予備値に基づいて、前記被測定物の相対向する端面間の寸法を求める。
【0030】
さらに、本発明においては、前記光源は、複数の異なる波長の光干渉光を発射し、光軸補正手段を備えることも好適である。
【0031】
ここで、前記光軸補正手段は、前記光分割手段と干渉手段間の光軸上に設けられ、前記可干渉光の波長に応じて、該光軸のずれを補正する。
【0032】
ここにいう複数の異なる波長の光干渉光としては、例えば、異なる波長の複数のレーザを切換えて得られるレーザ光、多波長レーザの波長を変化させて得られるレーザ光等をいう。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の好適な一実施形態について説明する。
図2には本発明の一実施形態にかかる測長装置の概略構成が示されている。なお、本実施形態では、被測定物として長方形断面のブロックゲージ等の端度器を想定し、予備値が既知のブロックゲージの相対向する端面間の寸法を測定する例について説明する。前記従来技術と対応する部分には符号100を加えて示し説明を省略する。
【0034】
同図に示す測長装置110は、一の光照射手段140と、第一ハーフミラー(光分割手段)142と、前記ブロックゲージ(被測定物)128の測長軸と一致した光軸を有し、且つ所定離隔距離をおいて配置された第二ハーフミラー(第一干渉手段)144及び第三ハーフミラー(第二干渉手段)150を備える。
【0035】
また、前記第二ハーフミラー144、第三ハーフミラー150でそれそれ形成される干渉光の位相差を観察可能な第一スクリーン(第一観察手段)148及び第二スクリーン(第二観察手段)154を備える。
【0036】
また、同図に示すように第一参照鏡(第一干渉手段)146、及び第二参照鏡(第二干渉手段)152を光学系構成部材として備える。
【0037】
このように第一ハーフミラー142、第二ハーフミラー144、第三ハーフミラー150により、環状の干渉計120を構成している。
【0038】
前記光照射手段は、単一波長レーザ(光源)112と、コリメートレンズ114と、反射鏡156を備える。そして、前記レーザ112から出射された所定波長λを持つレーザ光(可干渉光)は、レンズ114により必要な大きさのビーム径にコリメートされ、レーザ光115として、反射鏡156を介して第一ハーフミラー142に入射される。
【0039】
このレーザ光115のビーム径の大きさは、該ビームの一部がブロックゲージ128の端部に入射し、且つその残りがブロックゲージ128の脇部を通過して、第二ハーフミラー144、或いは第三ハーフミラー150に入射することのできるように、ブロックゲージ128の測定端面より大きい。
【0040】
第一ハーフミラー142は、反射鏡156からのレーザ光115を図中、時計回り光路と半時計回り光路とに二分割し、各分割光を環状に構築された干渉計120に入射させる。
【0041】
すなわち、一方の分割光を第二ハーフミラー144に入射させ、他方の分割光を第三ハーフミラー150に入射させる。
【0042】
そして、第二ハーフミラー144は、第一ハーフミラー142からのレーザ光115を二分割し、その一方をブロックゲージ128の測長方向の、図中右方に向けて出射し、他方を第一参照鏡146に入射させる。第二ハーフミラー144によりブロックゲージ128の測長方向の、図中右方に向けて照射された光の一部は、ブロックゲージ128の左端面128aに入射する。その残りの光は、ブロックゲージ128の一端128aに入射することなく、その脇を通過して、第三ハーフミラー150に入射する。
【0043】
一方、第一ハーフミラー142により分割された他方の分割光は、第三ハーフミラー150に入射する。この第三ハーフミラー150は、第一ハーフミラー142からのレーザ光115を二分割し、その一方をブロックゲージ128の測長方向の、図中左方に向けて照射し、他方を第二参照鏡152に入射させる。第三ハーフミラー150によりブロックゲージ128の図中左方に向けて出射された光の一部は、ブロックゲージ128の右端面128bに入射する。その残りの光はブロックゲージ128の右端面128bに入射することなくその脇を通過して、第二ハーフミラー144に入射する。
そして、第一スクリーン148では、前記位相差(ε−ε)が観測される。
【0044】
すなわち、第二ハーフミラー144により第一参照鏡146に向けて出射された光は、第一参照鏡146で反射し、再度第二ハーフミラー144に戻る。
【0045】
このため、第二ハーフミラー144では、ブロックゲージ128の脇を通過してきた第三ハーフミラー150からのレーザ光(光路L)と第一参照鏡146からのレーザ光(第一参照光)とを重ね合わせて干渉させる。この第一基準干渉光は、第一スクリーン148で第一基準干渉縞として観測される。この観測と同時に、この第二ハーフミラー144では、第二ハーフミラー144によりブロックゲージ128の左端面128aに向けて出射され、該左端面128aで反射し、再度第二ハーフミラー144に戻った光(光路L)と、第一参照鏡146からのレーザ光(第一参照光)とを重ね合わせて干渉させる。この第一測定干渉光は第一スクリーン148に入射され、第一スクリーン148で第一測定干渉縞として、第一基準干渉縞と同時に観測される。
【0046】
一方、第二スクリーン154では、前記位相差(ε−ε)が観測される。
【0047】
すなわち、第三ハーフミラー150により、第二参照鏡152に向けて照射された光は、第二参照鏡152で反射し、再度第三ハーフミラー150に戻る。
【0048】
このため、第三ハーフミラー150では、ブロックゲージ128の脇を通過してきた第二ハーフミラー144からのレーザ光(光路L)と第二参照鏡152からの反射光(第二参照光)を重ね合わせて干渉させる。この第二基準干渉光は、第二スクリーン154に入射され、第二スクリーン154で第二基準干渉縞として観測される。この観測と同時に、この第三ハーフミラー150では、第三ハーフミラー150によりブロックゲージ128の右端面128bに向けて出射され、該右端面128bで反射し、再度第三ハーフミラー150に戻った光(光路L)と、第二参照鏡152からのレーザ光(第二参照光)とを重ね合わせて干渉させる。この第二測定干渉光は第二スクリーン154に入射され、第二スクリーン154で第二測定干渉縞として、第二基準干渉縞と同時に観測される。
【0049】
このように本実施形態では、各光学系構成部材を前述のように配置することにより、第一スクリーン148での基準干渉縞及び測定干渉縞の観察と、第二スクリーン154での基準干渉縞及び測定干渉縞の観察とを同時に行っている。
【0050】
ところで、従来の非密着光波干渉計を用いた測長装置では、ブロックゲージの測長方向の左端面と右端面の測定を、それぞれシャッタを切り換えて2回に分けて行う必要がある。しかしながら、このように測定を2回に分けて行っていたのでは、測定に時間がかかり面倒であった。特に異なる波長での測定を行なう際は、この問題は特に深刻であった。
【0051】
これに対し、本実施形態では、前述のように第一ハーフミラー142の後段の一方にブロックゲージ128の左端面128aの干渉縞を測定するための、第二ハーフミラー144、第一参照鏡146、第一スクリーン148を設けている。かつその他方にブロックゲージ128の右端面128bの干渉縞を測定するための、第三ハーフミラー150、第二参照鏡152、第二スクリーン154を設けている。
【0052】
このため、本実施形態では、第一スクリーン148での干渉縞の観測と第二スクリーン154での干渉縞の観測を同時に行うことができるので、従来の非密着光波干渉計を用いた測長装置に比較し、測定回数を大幅に低減することができる。これにより、リンギングを必要とせず高精度ではあるが、従来の非密着干渉計を用いた測長装置では極めて困難であった、測定時間の大幅な短縮化と操作性の向上を図ることができる。
【0053】
また、両側を同時に観測することにより、両側で測定される結果が同じ環境によるものとなり、測定中の環境変化の影響を受けることなく、高精度な測定が行える。
【0054】
さらに、従来の非密着光波干渉計を用いた測長装置では、光学系の構成上の問題により環状干渉計の時計周りの光と半時計周りの光の干渉を防ぐことができないため、各測定が適正に行えない場合がある。これに対し、本実施形態では、環状干渉計の時計周りの光と半時計周りの光の測定は、第一干渉手段と第二干渉手段が完全にセパレートしているので、これらの光の干渉が問題になることはない。これにより測定がより適正に行える。
【0055】
以下、ブロックゲージの予備値と、前述のようにして同時期に観測された第一スクリーンでの各干渉縞及び第二スクリーンでの各干渉縞とに基づいて、ブロックゲージ128の寸法Lを求める方法について説明する。
【0056】
すなわち、本実施形態では、第一スクリーン148の後段に第一読取手段170を設けている。そして、第一読取手段170は、図3(A)に示すように第一スクリーン148で観察された第一基準干渉縞184と第一測定干渉縞186との位相差(b/a)を読取り、その読取結果はコンピュータ172の演算手段174に入力され、前記位相差情報(ε−ε)情報として測定データ記憶部176に記憶される。
【0057】
また、本実施形態では、第二スクリーン154の後段に第二読取手段178を設けている。そして、第二読取手段178は、同図(B)に示すように第二スクリーン154で観察された第二基準干渉縞188と第二測定干渉縞190との位相差(b/a)を同時に読取る。その読取結果は演算手段174に入力され、前記位相差情報(ε−ε)情報として測定データ記憶部176に記憶される。
【0058】
また、本実施形態では、コンピュータ172が、演算情報記憶部180を備え、前記ブロックゲージの予備値の情報や、後述する合致法を行うためのプログラム等が予め格納されている。例えば第一ハーフミラー142と第二ハーフミラー144間の光路長をa、第二ハーフミラー144とブロックゲージ128の左端面128a間の光路長をb、第一ハーフミラー142と第三ハーフミラー150間の光路長をc、第三ハーフミラー150とブロックゲージ128の右端面128b間の光路長をdとしている。
【0059】
そして、演算手段174は、演算情報記憶部180に格納してあるブロックゲージの予備値の情報等と、前記測定データ記憶部176に格納してある前記位相差情報(ε−ε),(ε−ε)に、例えば合致法を用いてブロックゲージ128の測長方向の相対向する端面間の寸法Lを以下のように求める。
【0060】
すなわち、第一ハーフミラー142と第二ハーフミラー144間の光路長をa、第二ハーフミラー144とブロックゲージ128の左端面128a間の光路長をb、第一ハーフミラー142と第三ハーフミラー150間の光路長をc、第三ハーフミラー150とブロックゲージ128の右端面128b間の光路長をdとすると、前記光路長L〜Lは次のように表せる。
【0061】
=a+2b … (1)
=b+c+d+L … (2)
=c+2d … (3)
=a+b+d+L … (4)
上記数式1,2より
−L=(b+c+d+L)−(a+2b) … (5)
上記数式3,4より
−L=(a+b+d+L)−(c+2d) … (6)
上記数式5,6より
−L+L−L=(a+2b+c+2d+2L)−(a+2b+c+2d)=2L … (7)
【0062】
これを変形すると、ブロックゲージ128の測長方向の相対向する左端面128aと右端面128b間の寸法Lは、下記の数式で表せる。
=1/2{(L−L)+(L−L)} … (8)
ただし、L:第一ハーフミラー142から第二ハーフミラー144、ブロックゲージ128の左端面128a、第二ハーフミラー144までの光路
:第一ハーフミラー142から第三ハーフミラー150、ブロックゲージ128の脇、第二ハーフミラー144までの光路
:第一ハーフミラー142から第三ハーフミラー150、ブロックゲージ128の右端面128b、第三ハーフミラー150までの光路
:第一ハーフミラー142から第二ハーフミラー144、ブロックゲージ128の脇、第三ハーフミラー150まで光路
【0063】
したがって、前記光路L,L,L,Lの光路長は、下記の数式で表せる。
=λ(N+ε) … (9)
=λ(N+ε) …(10)
=λ(N+ε) …(11)
=λ(N+ε) …(12)
ただし、λ:前記レーザ光の波長
〜N:前記各光路長Lを波長λで割ったときの商の自然数
ε〜ε:前記各光路長Lを波長λで割ったときの商の端数(位相)
(ε−ε): 前記測定データ記憶部に格納してある、第一スクリーン148で観察された各干渉縞のずれ(b/a)より求めた位相差情報
(ε−ε):測定データ記憶部に格納してある、第二スクリーン154で観察された各干渉縞のずれ(b/a)より求めた位相差情報
【0064】
数式8に数式9〜12を代入すると、下記の数式で表せる。
Figure 0003851160
【0065】
したがって、ブロックゲージ128の寸法Lは、前記第一スクリーン148で観測された各干渉縞より求めた位相差情報(ε−ε)と第二スクリーン154で観測された各干渉縞より求めた位相差情報(ε−ε)と、既知の測定波長λと、ブロックゲージの予備値を用い、上数式13により得られる。
【0066】
以上のように本実施形態にかかる測長装置110によれば、ブロックゲージ128の周囲の時計周りの光と半時計周りの光の干渉が問題になることはなく、第一スクリーンでの干渉縞の観察と、第二スクリーンでの観察を同時期に行うことができる。
【0067】
したがって、各スクリーンで観測された各干渉縞より求められた各位相差と、ブロックゲージの予備値に基づいて、ブロックゲージの両端面間の寸法、平行度を実時間で測定することができる。これにより、リンギングを行う必要がない非密着光波干渉系を用いた測定装置では、従来極めて困難であった作業性の向上、測定時間の高速化を図ることができる。
【0068】
また、両側を同時に観測することにより、両側で測定される結果が同じ環境によるものとなり、測定中の環境変化の影響を受けることなく、高精度な測定が行える。
【0069】
さらに、従来の非密着光波干渉計を用いた測長装置では、光学系の構成上の問題により環状干渉計の時計周りの光と半時計周りの光の干渉を防ぐことができないため、各測定が適正に行えない場合がある。これに対し、本実施形態では、環状干渉計の時計周りの光と半時計周りの光の測定は、第一干渉手段と第二干渉手段が完全にセパレートしているので、これらの光の干渉が問題になることはない。これにより測定がより適正に行える。
【0070】
また、一のレーザ光115を、一の第一ハーフミラー142で二分割し、ブロックゲージ128の左端面の測定と右端面の測定の同時測定に用いているので、同一条件の可干渉光をこれらの同時測定に用いることができる。
【0071】
また、本実施形態のような非密着光波干渉系を用いた測長装置を用いることにより、ベースプレートにブロックゲージをリンギングする必要がないので、勿論、高精度な測定が行なえる。
【0072】
なお、本発明は前記構成に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
【0073】
例えば、前記構成では、予備値等の概略値が分かっているブロックゲージの寸法を測定した例について説明したが、そのほか、任意の被測定物に適用することができる。
【0074】
また、前記構成では、一の被測定寸法を用いた例について説明したが、そのほか、前記干渉縞より、端面の平面度、及び端面間の平行度の測定に適用することもできる。
【0075】
また、前記構成では、スクリーンで観察された干渉縞を読取る例について説明したが、一般的には、前記スクリーンに代えて、CCDカメラ、或いはその他の光電変換手段により干渉縞を読取るものを適用することができる。
【0076】
また、前記構成では、測長に単一波長のレーザ光を用いた例について説明したが、安定な測定をするために、別の波長を用いることも好ましい。例えば複数の異なる波長のレーザを切り換えて測定を行なう。或いは多波長レーザを用いることができる。
【0077】
この場合、第一ハーフミラー142と第三ハーフミラー150の間に補正板(光軸補正手段)145を設けることが特に好ましい。
【0078】
このとき、レーザ光115の波長によって、参照鏡146,152の反射面の傾きを微調整するか、参照鏡146,152の前段に同様の補正板を設けることも好ましい。
【0079】
このように複数の異なる波長を用いて測定を行うことにより、単一の波長のみで測定を行った場合に比較し、安定な測定が行える。しかも、第一ハーフミラー142と第三ハーフミラー150の間に補正板145を設けることにより、異なる波長毎に、参照鏡146,152の反射面の傾きの調整が不要となり、効率的な測定が行える。
【0080】
また、前記構成では、第一スクリーンで観察された各干渉縞と第二スクリーンで観察された各干渉縞から得られた位相差(ε−ε)+(ε−ε)の方向を決めるため、また得られた干渉縞より被測定物端面の平面度を求めるため、参照ミラー152(146)には、図4(A)に示すような微動機構192、或いは同図(B)に示すような微動機構193を設けることが好ましい。
【0081】
同図(A)に示す微動機構192は、駆動部194と、駆動回路196と、コンピュータ172を備える。そして、コンピュータ172からの指示が駆動回路196に与えられると、駆動回路196は参照鏡152(146)を光軸方向の、図中i方向に微動し、所望の位置に位置決めすることができるように、駆動部194の動作を制御する。
【0082】
同図(B)に示す微動機構193は、参照鏡152(146)の前段に設置された光学楔198と、駆動部202と、駆動回路204と、コンピュータ172を備える。そして、コンピュータ172からの指示が駆動回路204に与えられると、駆動回路204は、光学楔198を光軸と直交する方向の、図中j方向に微動し、所望の位置に位置決めすることができるように、駆動部202の動作を制御する。
【0083】
同図(A)に示すような微動機構192、或いは同図(B)に示すような微動機構193を設けることにより、第一スクリーンで観察された各干渉縞と第二スクリーンで観察された各干渉縞から得られた位相差(ε−ε)+(ε−ε)の方向を正確に決めることができる。或いは得られた干渉縞より被測定物端面の平面度を正確に求めることができる。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように本発明にかかる測長装置によれば、被測定物の測長軸と一致した光軸を有し、且つ所定離隔距離をおいて配置された第一干渉手段及び第二干渉手段と、前記各干渉手段でそれぞれ形成される干渉光の位相差を観察可能な第一観察手段及び第二観察手段と、を備え、該第一観察手段での基準干渉縞及び測定干渉縞の観察と、第二観察手段での基準干渉縞及び測定干渉縞の観察とを同時に行うこととしたので、従来極めて困難であった高精度な被測定物の相対向する端面間の実際の測長を短時間で及び容易に行える。
また、両側を同時に観測することにより、両側で測定される結果が同じ環境によるものとなり、測定中の環境変化の影響を受けることなく、高精度な測定が行える。
さらに、本発明においては、一の光分割手段により二分割された光のうちの、一方を第一干渉手段及び観察手段の測定に用い、他方を第二干渉手段及び観察手段の測定に用いることにより、測長をより適正に行える。
また、本発明においては、前記各観察手段で観察された干渉縞の位相差を読取る読取手段と、読取られた各干渉縞の位相差、及び被測定物の相対向する端面間の予備値に基づいて、前記被測定物の相対向する端面間の寸法を求める演算手段を備えることにより、測長を短時間で及び容易に得ることができる。
さらに、本発明においては、前記光源は、複数の異なる波長の可干渉光を出射し、前記可干渉光の波長に応じて、光分割手段と干渉手段間の光軸のずれを補正する光軸補正手段を備えることにより、前記測長が安定して行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な測長装置の概略構成の説明図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる測長装置の概略構成の説明図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる測長装置の観察手段で観測された基準干渉縞と測定干渉縞の一例である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる測長装置の光学系構成部材の配置の変形例である。
【符号の説明】
110 測長装置
112 単一波長レーザ(光照射手段、光源)
114 コリメータレンズ(光照射手段)
115 レーザ光(可干渉光)
128 ブロックゲージ(被測定物)
144 第二ハーフミラー(第一干渉手段)
145 補正板(光軸補正手段)
146 第一参照鏡(第一干渉手段)
148 第一スクリーン(第一観測手段)
150 第三ハーフミラー(第二干渉手段)
152 第二参照鏡(第一干渉手段)
154 第二スクリーン(第二観測手段)
170 第一読取手段
172 コンピュータ
174 演算手段
176 測定データ記憶部
178 第二読取手段
180 演算情報記憶部

Claims (5)

  1. 予備値が既知の被測定物の相対向する端面間の寸法を測定する測長装置において、
    前記被測定物の測長軸と一致した光軸を有し、且つ所定離隔距離をおいて配置された第一干渉手段及び第二干渉手段と、
    前記各干渉手段でそれぞれ形成される干渉光の位相差を観察可能な第一観察手段及び第二観察手段と、を備え、
    前記第一干渉手段は、所定のビーム径及び波長を持つ可干渉光を前記被測定物の測長方向に出射し、その一部を該被測定物の一端に入射させて反射光を戻し、且つその残りを該被測定物の脇を通過させて第二干渉手段に入射させ、
    前記第二干渉手段は、前記可干渉光と同じビーム径及び波長を持つ可干渉光を前記被測定物の測長方向に出射し、その一部を該被測定物の他端に入射させて反射光を戻し、且つその残りを該被測定物の脇を通過させて前記第一干渉手段に入射させ、
    また前記第一干渉手段は、前記被測定物の脇を通過してきた第二干渉手段からの可干渉光と、可干渉光である第一参照光とを重ね合わせて基準干渉光を得、且つ該第一干渉手段からの可干渉光を前記被測定物の一端に照射して得られた反射光と、可干渉光である第一参照光とを重ね合わせて測定干渉光を得、
    また前記第二干渉手段は、前記被測定物の脇を通過してきた第一干渉手段からの可干渉光と、可干渉光である第二参照光とを重ね合わせて基準干渉光を得、且つ該第二干渉手段からの可干渉光を前記被測定物の他端に照射して得られた反射光と、可干渉光である第二参照光とを重ね合わせて測定干渉光を得、
    前記第一観察手段は、前記第一干渉手段で得られた基準干渉光及び測定干渉光をそれぞれ干渉縞として同時に観察し、
    前記第二観察手段は、前記第二干渉手段で得られた基準干渉光及び測定干渉光をそれぞれ干渉縞として、前記第一観察手段での観察と同時に観察し、
    前記被測定物の相対向する端面間の予備値、並びに、前記第一観察手段で観察された基準干渉縞と測定干渉縞との位相差、及び前記第二観察手段で観察された基準干渉縞と測定干渉縞との位相差に基づいて、前記被測定物の相対向する端面間の寸法を求めることを特徴とする測長装置。
  2. 請求項1記載の測長装置において、
    前記所定のビーム径及び波長を持つ可干渉光を出射する一の光照射手段と、
    前記光照射手段からの可干渉光を二分割し、一方の分割光を前記第一干渉手段に入射させ、他方の分割光を前記第二干渉手段に入射させる一の光分割手段と、を備え、前記一の光照射手段、前記第一干渉手段及び前記第二干渉手段で環状の干渉計を構成したことを特徴とする測長装置。
  3. 請求項2記載の測長装置において、
    前記光分割手段から前記第一干渉手段、前記被測定物の一端、前記第一干渉手段までの光路長をLとし、
    前記光分割手段から前記第二干渉手段、前記第一干渉手段までの光路長をLとし、
    前記光分割手段から前記第二干渉手段、前記被測定物の他端、前記第二干渉手段までの光路長をLとし、
    前記光分割手段から前記第一干渉手段、前記第二干渉手段までの光路長をLとすると、
    前記被測定物の相対向する端面間の寸法Lは、下記の数式で表せることを特徴とする測長装置。
    【数1】
    =λ/2{N−N+N−N+(ε−ε)+(ε−ε)}
    ただし、L:λ(N+ε
    :λ(N+ε
    :λ(N+ε
    :λ(N+ε
    λ:前記光の波長
    (i=1〜4):前記光路長Liを前記可干渉光の波長λで割ったときの商の自然数
    ε(i=1〜4):前記光路長Liを前記可干渉光の波長λで割ったときの商の端数である位相
    (ε−ε):前記第一観察手段で観察された基準干渉縞と測定干渉縞との位相差
    (ε−ε):前記第二観察手段で観察された基準干渉縞と測定干渉縞との位相差
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の測長装置において、
    前記各観察手段で観察された干渉縞の位相差を読取る読取手段と、
    前記読取手段で得られた各干渉縞の位相差、及び前記被測定物の相対向する端面間の予備値に基づいて、前記被測定物の相対向する端面間の寸法を求める演算手段と、
    を備えたことを特徴とする測長装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の測長装置において、
    前記光源は、複数の異なる波長の可干渉光を発射し、
    前記光分割手段と干渉手段間の光軸上に設けられ、前記可干渉光の波長に応じて、該光軸のずれを補正する光軸補正手段を備えたことを特徴とする測長装置。
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