JP3850799B2 - 可調増幅器に対して指数的な先行歪みを与えるための回路構造 - Google Patents

可調増幅器に対して指数的な先行歪みを与えるための回路構造 Download PDF

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Description

発明は、可調増幅器(einstellbaren Verstaerker)に対する指数的な先行歪み(exponentiellen Vorverzerrung)を生成するための回路構造に関するものである。
【0001】
ここで、増幅器(例えば、高周波技術において一般的に使用されているような、電力増幅器または低ノイズ増幅器)の増幅率(Verstaerkung)は、通常、調節できる。そして、この増幅率を調節できる特性(Kennlinie)は、この場合、線形とならなければならない。あるいは、この増幅率を調節できる特性は、いわゆるdB直線特性(dB-lineare Kennlinie)に従わなければならない。この場合、dB直線特性は、次の公式
【0002】
【数1】
Figure 0003850799
【0003】
に基づき、dBmWにおける出力Poutが、入力部側の制御電圧Ucontrolに対して比例しているという特徴を有する。しかし、広く普及している入手可能な増幅器の場合では、出力は制御電圧に対して対数的に比例するのではなく、制御電圧に対して正比例する。従って、dB直線特性を得るためには、制御電圧を、増幅器の上流に接続されている段(Stufe)において、適切な方法によって予め歪ませておかなければならない。
【0004】
文献:ロバート・マイヤー教授(Prof. Robert Meyer)の「通信用新型集積回路」(UC Berkeley EECS 242 (NTUコース: IC775CA)、"Advanced Integrated Circuits For Communication"、講義ノート(講義1〜43、II巻のうちの第I巻、カリフォルニア大学バークリー校工学部、1999年、講義4、9ページ))に、上述の先行歪まみを発生させる回路が記載されている。この回路では、全体にわたってdB直線特性を得るために、増幅器の制御電圧が、まず累乗される。そして、先行歪みが、トランスリニア回路(translinearen Schaltung)を用いて与えられる。なお、このトランスリニア回路は、温度に対して安定しており(temperaturstabilen)、コントロール変数または制御変数(電流/電圧)と、出力変数との間で指数的な関係を確立している。
【0005】
しかし、上記に引用した文献に記載されている、指数的な先行歪みを生成するための基本回路には欠点がある。その欠点とは、生産の際に必要な構成部材に対する工程公差(Prozesstoleranzen)の結果として、および温度変化のせいで、理想的に計算された指数的な伝達関数が回路操作の間に変化することである。さらにまた、上記回路は、比較的多数の構成部材を必要とし、これに伴って、広いトランジスタ面積が必要とされる。必要とされる多くのトランジスタでもまた、その全回路が、並のノイズ特性しか得られないという不利点を有している。
【0006】
本発明の目的は、可調増幅器に対して指数的な先行歪みを生成するための回路を提供し、この先行歪みによって製造および温度に依存する公差を改善することである。
【0007】
また、上記目的は、本発明に基づき、以下のような、可調増幅器に対する指数的な先行歪みを生成ための回路構造によって達成される。すなわち、この回路構造は、
第1ダイオードを有する、第1被制御電流経路と、
第2ダイオードを有し、第1電流経路に対して平行に接続されている、第2被制御電流経路と、
制御入力部が第1ダイオードに接続されている第1トランジスタ、および制御入力部が第2ダイオードに接続されている第2トランジスタを有する第1差動増幅器とを備え、
上記第2被制御電流経路の被制御電流は、ダイオードの動作点を設定するためのコモンモード電流(Gleichtaktstrom)、および小信号駆動を与えるための差動電流を含み、
上記第1差動増幅器における、第2トランジスタ対第1トランジスタの有効トランジスタ面積の比率は、第2ダイオード対第1ダイオードの有効ダイオード面積の比率に等しい回路構成である。
【0008】
また、上記の回路は、大きさの異なる2つのダイオードを備えている。この2つのダイオードの下流に、大きさの異なる2つのトランジスタを有する差動増幅器が接続されている。この場合、2つのダイオードのうちの大きいほうが、大きいほうのトランジスタと接続されており、一方、小さいほうのダイオードは小さいほうのトランジスタと接続されている。また、ダイオードは電流により駆動され、この電流は、ダイオードの動作点を設定するためのコモンモード電流、および、実際の有用信号を搬送する差動電流を含んでいる。差動増幅器の出力部側には、上記回路により生成できる非対称な先行歪みを有する増幅器を駆動するための出力電流が用意されている。非対称な先行歪み、および非対称な差動増幅器を用い、上記回路において、dB直線に近似する伝達関数を得ることができる。この場合、第1ダイオード対第2ダイオード、および、第1トランジスタ対第2トランジスタの面積比率を、以下に詳しく説明するように、それぞれの要求に合わせることができる。また、上記の回路は、少数の構成部材によって構成できるので、良好なノイズ特性によって実施できる。さらに、上記記載の回路は、プロセス技術の変化および温度の変化の影響を受けにくい。
【0009】
また、ダイオードの面積が異なっているので、非対称なダイオード電圧が生じる。これらダイオード電圧は、差動増幅器を制御するために使用される。そして、この差動増幅器の出力部では、増幅器に対する差動電流として、所望のあらかじめ先に歪ませされている入力信号が生成される。
【0010】
また、良好な組み合わせを得るために、ダイオードは、ダイオードとして接続されているトランジスタでもよい。
【0011】
本発明の、好ましい実施形態では、第1および第2被制御電流経路の電流は、電圧制御されている第2差動増幅器によって制御されている。この第2差動増幅器の第1出力部は、第1ダイオードに接続されており、第2出力部は、第2ダイオードに接続されている。差動電圧信号の形式で、増幅器の出力を制御するために用いられる制御信号は、第2差動増幅器を用いて、ダイオード電流経路を制御するために必要な制御電流に変換され得る。これにより、第2差動増幅器は、電圧/電流変換機として機能する。
【0012】
さらに、本発明の他の好ましい実施形態では、第2差動増幅器が、2つのバイポーラトランジスタを備えている。このバイポーラトランジスタのエミッタ端子は、抵抗器を介して負帰還回路(Gegenkopplung)を形成するために、相互に接続されている。従って、第2差動増幅器に対するの負帰還回路は、第2差動増幅器の小信号範囲内での偏差が、負帰還回路なしでも十分に良好な線形化が可能である範囲を越える場合において、特に有利である。ただし、どの場合にも、第1および第2電流経路の被制御電流と差動入力電圧とは比例している。
【0013】
さらにまた、本発明のほかの好ましい実施形態では、有効トランジスタ面積の比率、および有効ダイオード面積の比率は相互に、複数の同じ種類の部材が並列接続されることによりそれぞれ設定される。従って、例えば、トランジスタの有効面積比率とダイオードの有効面積比率とがそれぞれ相互に2:1、3:1、3:2などであるように構成することもできる。それぞれ同じ種類の構成部材が、2つの電流枝配線(Stromzweigen)において使用されているので、特に良好な組み合わせを達成できる。
【0014】
また、本発明の他の好ましい実施形態では、第1ダイオードが、2つのダイオードを備えており、これら2つのダイオードは、並列に接続され、それぞれが第2ダイオードと同じ種類である。また、第1トランジスタは、2つのトランジスタを備えており、これら2つのダイオードは、並列に接続され、それぞれが第2トランジスタと同じ種類である。その結果、各場合において2:1の面積比率が生じる。ここで、本明細書において以下に詳しく説明されている、微分とパラメータの調査(Herleitungen und Parameterstudien)に基づき記載されている実施例が示すように、2:1の面積比率は、線形の前置増幅器(Vorverstaerker)に対する指数的な先行歪みを生成するための上記回路に関する、dB直線の伝達関数となる。
【0015】
また、本発明の他の好ましい実施形態では、3:1の面積比率が3つの構成部材、または3つのトランジスタの並列接続により得られる。このような過補償(Ueberkompensation)は、先行歪みを生成する回路の使用状況(Anwendungsfall)次第では望ましいものとなる。
【0016】
また、本発明の他の好ましい実施形態では、第1差動増幅器の第1トランジスタが、制御側で第1差動増幅器の第1ダイオードと直接接続され、第1差動増幅器の第2トランジスタが、制御側で第2ダイオードと直接接続されている。この場合、トランジスタの制御入力部と接続されているダイオード端子における電位が、ダイオードを流れる電流によって、差動増幅器を制御する。
【0017】
また、本発明の他の好ましい実施形態では、第3および第4電流経路において、負荷ダイオードが1つずつ備えられている。この第3および第4電流経路は、第1差動増幅器により制御されており、その第1または第2トランジスタの被制御経路をそれぞれ含んでいる。増幅率を変化させる(Verstaerkungsvariation)ために接続できる差動増幅器(例えば、電流バランス(Stromwippe))の特性を補償するため、第1差動増幅器から導出される、あらかじめ先に歪ませた電流を、負荷ダイオードに印加する。
【0018】
また、本発明の他の好ましい実施形態では、出力部側において、第1差動増幅器が電流バランスに接続されている。電流バランスの制御入力部は、負荷ダイオードに接続されており、出力部側において電気的な負荷(例えば、アンテナ、またはマッチング回路網(Anpassnetzwerk))は、電流バランスに接続される。なお、電流バランスによって、さまざまな増幅率が提供される。
【0019】
電流バランスの入力部に、例えば、高周波数信号を導入できる。この高周波数信号は、所望の、適用される公称増幅率(angelegten Soll-Verstaerkung)に応じて増幅される。
【0020】
本発明の他の好ましい実施形態では、回路構造は、バイポーラ回路技術を用いて設計される。
【0021】
本発明の他の詳細は、従属請求項に記載されている。
【0022】
ここで、本発明を以下において、いくつかの実施例を用い、図を参考にして詳しく説明する。
【0023】
図1は、制御側に接続されている電流枝配線を有する第1差動増幅器T3、T4を示す。なお、この電流枝配線には、それぞれ、ダイオード、および電圧制御されているバイポーラトランジスタT1、T2がある。
【0024】
詳しく説明すると、差動入力電圧Uin、Uinxが、トランジスタの制御側、すなわちトランジスタのベース端子に供給される。なお、このトランジスタは、npnバイポーラトランジスタT1、T2として実施されており、負帰還回路を有する差動増幅器を形成する。また、この制御電圧は、増幅器の様々な増幅率を設定するために用いられる。第2差動増幅器を形成するトランジスタT1、T2のエミッタ端子は、負帰還回路を形成するために、抵抗器R1を介して、相互接続されている。さらに、エミッタ端子は、それぞれ電流源I1、I2を介して、地電位端子GNDと接続されている。コレクタ側では、トランジスタT1、T2が、ダイオードD1、D2それぞれを介して、供給電位端子VCCと接続されている。この場合、第1ダイオードD1は、2つの並列接続されているダイオード素子(Teildioden)を備え、各ダイオード素子の配置は、第2ダイオードD2に相当している。
【0025】
このことにより、ダイオードD1、D2の特に良好な組み合わせとなり、第2ダイオードD2対第1ダイオードD1の面積比率CはC=0.5である。
【0026】
電流枝配線の被制御電流によってダイオードD1、D2のカソード側に生成される電位は、第1差動増幅器T3、T4を駆動するために使用される。なお、第1差動増幅器T3、T4は、制御側で、第1ダイオードD1のカソード端子と接続されている第1トランジスタT3と、制御側で、第2ダイオードD2のカソード端子と接続されている第2トランジスタT4とを備えている。差動増幅器を形成するために、トランジスタT3、T4のエミッタは、直接相互に接続されている。第1差動増幅器T3、T4について注目すべきことは、第2トランジスタT4対第1トランジスタT3の面積比率が、ダイオードD2対第1ダイオードD1の面積比率Cに等しいことである。従って、第1トランジスタT3は、同じ種類の2つのバイポーラトランジスタを備えており、面積比率C=0.5となるように、npnバイポーラトランジスタT4と同じ配置を有する。トランジスタT3、T4の共通のエミッタノードは、電流源I3に接続されている。また、電流源I3は、動作点電流IKを供給する。図1の実施例では、ダイオードD1、D2が、ダイオードとして接続されているトランジスタであり、第1差動増幅器のトランジスタT3、T4と同じ種類であるので、第1および第2電流経路の電流源I1、I2における電流は、それぞれ半分の動作点電流Ik/2となる。電流出力部である、指数的な先行歪みを生成する上記回路の出力部は、第1差動増幅器のトランジスタT3、T4のコレクタ端子と接続されており、Iout、Ioutxによって示されている。
【0027】
負帰還回路を有する第2差動増幅器のトランジスタT1、T2を、電圧/電流変換段としてみなすことができる。これらのトランジスタは、与えられている差動入力電圧Uin、Uinxを、所望の歪みを有する出力電流Iout、Ioutxに変換する(ただし、この場合、面積比率C=0.5である)。
【0028】
図1の実施例に基づく上記回路は、良好なノイズ特性となる、少数の必要な構成部材を備え、さらに、使用されるダイオードとトランジスタ構成部材とが良好に組み合わされており、稼働中の温度変化または製造時のプロセス技術公差の影響を受けない。
【0029】
図2は、本発明に基づく回路の計算や数理モデル化(mathematischen Modellierung)に対して、図1に基づく簡易化された回路図を示す。この場合、バランスの取れた信号(Gegentaktsignal)と解釈できる、ダイオードD1、D2を介して第2差動増幅器T1、T2によって生じる電流は、付加的な電流源I4として参照される。従って、第1ダイオードD1を流れる電流は、Ik−Iinとなり、第2ダイオードD2を流れる電流は、Ik+Iinとなる。
【0030】
図2に示す回路の出力部において、出力電流Iout、Ioutxの差により生じる差動出力電流Idiffは、特に、ダイオードD1、D2の電流密度と、第1差動増幅器の差動増幅器トランジスタT3、T4に依存しており、以下のように導き出すことができる。すなわち、図2に示すように、ダイオードとトランジスタとを相互に接続すること、および面積比率が異なることとに基づき、ダイオードの電流密度ISとして、
Is2=C・Is1
が生じる。ただし、Is2は、第2ダイオードD2の電流密度と等しく、Is1は、第1ダイオードD1の電流密度と等しい。
【0031】
同様に、トランジスタT3、T4の電流密度は、
Is4=C・Is3
である。ただし、Is3は、第1差動増幅器トランジスタT3の電流密度と等しく、Is4は、第2差動増幅器トランジスタT4の電流密度と等しい。
【0032】
また、ダイオードD1、D2それぞれに、電流Ic1またはIc2が流れる。図2を参照すると、ダイオードD1、D2の入力部電流Iinおよび動作点電流IkはダイオードD1D2を通る電流となり、
Ic1=Ik+Iin
および、
Ic2=Ik−Iin
である。
【0033】
従って、ダイオード特性が知られている場合は、ダイオードD1、D2にかかる電圧Uak1、Uak2を、
ak1=m・UT・(In(Ic1/Is1)+1)
および、
ak2=m・UT・(In(Ic2/Is2)+1)
と示すことができる。
【0034】
この場合、因数mは、ダイオードモジュール(Diodenmodell)に存在する指数因子(Exponentialfaktor)であり、1とすることができる。この場合、動作点電流Ikを、正規化変数(Normierungsgroesse)として使用し、これに、同じく値1を割り当てる。また、差動増幅器への入力電圧をudとすると、以下の差動電流Idiffが出力部において得られる。
【0035】
【数2】
Figure 0003850799
【0036】
ここで、入力電圧udにダイオード電圧uak1、uak2を代入すると、差動出力電流は、以下のようになる。
【0037】
【数3】
Figure 0003850799
【0038】
この関係から、面積比率Cについての関数としての特性群が得られる。なお、C=1とする場合は直線となり、対数で表されない。
【0039】
図3は、先行歪み、すなわち、差動電流Idiffの伝達応答を入力電流Iinについての関数として示す。この場合、入力電流Iinと差動電流Idiffとは正規化した形でプロットされ(aufgetragen)、正規化した変数を、座標の上に引いた線によって示す。面積比率Cに関するパラメータは、C=0.3〜C=2の範囲内において、値C=0.3、C=0.5、C=1およびC=2の場合が示されている。予測どおり、C=1ならば対数で表されず、直線となることが分かる。
【0040】
図4では、差動電流の関数に対するパラメータの観察を、面積比率Cに対する様々なパラメータ値に関する入力電流の関数として示す。しかし、対数/線形表示(halblogarithmischer Darstellung)において、差動電流と入力電流とに関しては、適切に正規化して示されている。この場合、縦座標は、比例して(linear)プロットされ(skaliert)ており、横座標は、対数的にプロットされている。従って、この図より、面積比率C=0.5とすると、少なくとも利用可能な電流範囲においてほぼ直線となることが分かる。また、図4は、図2に記載の回路の伝達応答を全体的に示している。
【0041】
同様に、適切に正規化した形で、図5は、関数の導関数(Ableitung)を、差動電流と入力電流との関数として示している。なおこの場合、C=0.45、C=0.5およびC=0.55が、図4によって決定された成果であるC=0.5の近傍範囲において、面積比率Cに関するパラメータとして選択された。見て分かるように、関数が用いられている範囲において、特性群の微分は、一定に傾斜している。
【0042】
図3〜図5に示されている上記曲線群から分かるように、指数的な関係は、関数
f(x)a+b・x/b+a・x
を用いることにより近似され、提案されている回路の広範囲にわたって、実質的なdB直線特性が得られる。端のほうの領域では、その特性の傾斜が大きくなり、図6を参照するとこのことは、圧縮(Kompression)を補償するために、望ましい効果である。さらに、上記回路は、既に説明したように、必要な構成部材の数が少なく、これに伴いノイズ特性が良好であることと、特性が温度変化とプロセス変動とに影響されないということを提供する。
【0043】
また、図6は、2つの被制御電流経路を有する線形増幅器に指数的な先行歪みを与える、本発明に基づく回路のほかの簡易化された回路図を示す。なお、この電流経路は、それぞれ、ダイオードD1、D2、およびこれと接続されている差動増幅器T3、T4を備えている。差動増幅器T3、T4は、ダイオードD1、D2を介して被制御ダイオード電流の関数として与えられるダイオード電圧によって制御されている。第2ダイオードD2対第1ダイオードD1の面積比率Cは、この場合、第1差動増幅器の第2トランジスタT4対第1トランジスタT3の面積比率に等しい。まず、第1および第2ダイオードD1、D2は、カソード側でそれぞれ電流源I1',I2'に接続されており、電流源I1',I2'は、基準地電位端子(Bezugspotentialanschluss)GNDと接続されている。次に、上記第1および第2ダイオードD1、D2は、既に図1および図2に示したように、第1差動増幅器T3、T4それぞれの制御入力部と接続されている。電流源I1'が、図2に記載のダイオードの動作点電流Ikと入力電流Iinとの差に相当する電流Ik−Iinを発生させる一方、第2電流源I2'は、図2に記載の簡略化した回路図において、ダイオードを流れる動作点電流Ikと入力電流Iinとの合計Ik+Iinを発生させる。また、2つのダイオードD1、D2は、大きさが異なっている。この場合、面積が大きいほうのダイオードD1は、面積が大きいほうのトランジスタT1と接続されており、小さいほうのダイオードD2は、小さいほうのトランジスタT4と接続されている。そして、ダイオードD1、D2は、上記電流Ik−Iin、Ik+Iinにより駆動される。これらの電流は、ダイオードIinを駆動するための差動電流と、ダイオードの動作点を設定するためのコモンモード電流Ikとを含んでいる。差動増幅器の出力部は、出力電流Iout、Ioutxを生成し、出力電流Iout、Ioutxには、回路への入力信号についての先行歪みを伴う伝送応答を有している。
【0044】
最後に、図7は、電流バランスT6、T7および、電気的な負荷R2を有する、図1の回路の発展形を示す。電気的な負荷R2は、例えば、アンテナ、または、マッチング回路でもよい。
【0045】
詳しくは、第1差動増幅器の差動増幅器トランジスタT3、T4のコレクタ端子に、それぞれ1つダイオードD3、D4が、負荷ダイオードとして接続されており、生成された、予め先に歪ませた電流が、これらのダイオードに印加される。このことにより、増幅率を変化させるために使用され、共に電流バランスを構成する差動増幅器T6、T7の特性を補償することができる。このとき、増幅される高周波入力信号であって、電流IRFとして、エミッタ側からバイポーラ回路技術により構成されている電流バランスT6、T7に供給できる高周波入力信号は、入力電圧Uin,Uinxによって、dB直線に応じて変更(dB-linear variiert)できる。この場合、増幅される高周波信号IRFの源を、電流源I6と示し、例えば、低ノイズ増幅器(rauscharmer Verstaerker)、すなわち、ローノイズアンプ(Low Noise Amplifier)、または、オープンコレクタ出力部(Open-Collector-Ausgang)を有する電力増幅器(Leistungsverstaerker)、すなわち、パワーアンプ(Power Amplifier)でもよい。
【0046】
線形増幅器に対して指数的な先行歪みを生成するため上記回路の上記に示した全ての実施例は、共通した特徴を有している。この共通した特徴とは、小数の構成部材により構成でき、これに伴い、ノイズ特性が良好であるということである。さらに、所望の特性、すなわち、指数的に歪まされている伝達関数が、稼働中の回路の温度変化、および、このような回路を製造する場合のプロセスパラメータの変動(Prozessparameterschwankungen)に極力影響されないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 制御信号の先行歪みに関する本発明の回路の第1実施例を、簡易化した回路図に基づいて示す図である。
【図2】 数学的に説明するために、図1に基づく回路をさらに簡易化した図である。
【図3】 図1または図2に示す回路により生成する先行歪みについての伝達応答を、面積比率の関数として示すグラフである。
【図4】 指数的な先行歪みを生成する上記回路の伝達応答を、横軸を対数軸として示すグラフである。
【図5】 面積比率の様々なパラメータ値に対する、伝達関数の曲線群の微分を示すグラフである。
【図6】 図6は、簡易化された等価回路に基づく本発明のほかの実施例を示す図である。
【図7】 本発明のほかの実施例を、電流バランスと電気的な負荷とが接続されている、図1に示されるような回路の発展形態を示す図である。
【符号の説明】
C 面積比率
D1 ダイオード
D2 ダイオード
D3 ダイオード
D4 ダイオード
GND 基準地電位端子
1 電流源
1' 電流源
2 電流源
2' 電流源
3 電流源
4 電流源
5 電流源
6 電流源
in 入力電圧
in 入力電流
inx 入力電圧
K 動作点電流
out 出力電流
outx 出力電流
RF RF信号
R1 抵抗器
R2 負荷
T1 トランジスタ
T2 トランジスタ
T3 トランジスタ
T4 トランジスタ
T6 トランジスタ
T7 トランジスタ
VCC 供給電位端子

Claims (10)

  1. 可調増幅器に対して指数的な先行歪みを生成するための回路構造であって、
    第1ダイオード(D1)を有する、第1被制御電流経路と、
    第2ダイオード(D2)を有し、第1電流経路に対して並列に接続されている第2被制御電流経路と、
    制御入力部が第1ダイオード(D1)に接続されている第1トランジスタ(T3)、および制御入力部が第2ダイオード(D2)に接続されている第2トランジスタ(T4)を有する第1差動増幅器(T3、T4)とを備え、
    上記被制御電流は、ダイオード(Ik)の動作点を設定するコモンモード電流、および小信号駆動(Iin)を与えるための差動電流を含んでおり、
    第2トランジスタ(T4)対第1トランジスタ(T3)の有効トランジスタ面積の比率が、第2ダイオード(D2)対第1ダイオード(D1)の有効ダイオード面積の比率に等しい回路構造。
  2. 上記差動増幅器が、第1差動増幅器(T3、T4)として構成されていることと、
    電圧制御されている第2差動増幅器(T1、T2)が、上記第1および第2被制御電流経路における電流制御のために備えられており、第1ダイオード(D1)と接続されている第1出力部、および第2ダイオード(D2)と接続されている第2出力部を有していることとを特徴とする請求項1に記載の回路構造。
  3. 上記第2差動増幅器は、エミッタ端子が、抵抗器(R1)を介して負帰還回路を形成するために、相互に接続されている2つのバイポーラトランジスタ(T1、T2)を備えることを特徴とする請求項2に記載の回路構造。
  4. 第2トランジスタ(T4)対第1トランジスタ(T3)の有効トランジスタ面積の比率(C)、および第2ダイオード(D2)対第1ダイオード(D1)の有効ダイオード面積の比率それぞれは、複数の同じ種類の部材が並列接続されることにより、それぞれの場合で設定されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の回路構造。
  5. 上記第1ダイオード(D1)は、並列接続される2つのダイオードを備え、この2つのダイオードそれぞれが、第2ダイオード(D2)と等しい面積を有し、
    上記第1トランジスタ(T3)は、並列接続される2つのトランジスタを備え、この2つのトランジスタは、それぞれが、第2トランジスタ(T4)とが等しい面積を有しており、
    その結果、それぞれの場合において面積比率Cが1:2となっていることを特徴とする請求項4に記載の回路構造。
  6. 上記第1ダイオード(D1)は、並列接続されている3つのダイオードを備え、この3つのダイオードそれぞれが、第2ダイオード(D2)と等しい面積を有し、
    上記第1トランジスタ(T3)は、並列接続されている3つのトランジスタを備え、この3つのトランジスタそれぞれが、第2トランジスタ(T4)と等しい面積を有しており、
    その結果、それぞれの場合において面積比率Cが1:3となっていることを特徴とする請求項4に記載の回路構造。
  7. 上記第1差動増幅器(T3、T4)の第1トランジスタ(T3)は、制御側において、第1ダイオード(D1)と直接接続されており、
    上記第1差動増幅器(T3、T4)の第2トランジスタ(4)は、制御側において、第2ダイオード(D2)と直接接続されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の回路構造。
  8. 1つの負荷ダイオード(D3、D4)は、第3および第4電流経路にそれぞれ備えられ、この第3および第4電流経路が、第1差動増幅器(T3、T4)によって制御されており、
    このために、第3および第4電流経路それぞれが、第1または第2トランジスタ(T3、T4)の被制御部分を含んでいることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の回路構造。
  9. 上記第1差動増幅器(T3、T4)は、出力部側において電流バランス(T6、T7)と接続され、電流バランス(T6、T7)の制御入力部が負荷ダイオード(D3、D4)と接続されていることと、
    出力部側において電気的な負荷(R2)は、電流バランスと接続されていることとを特徴とする請求項8に記載の回路構造。
  10. 上記回路構造は、バイポーラ回路技術によって形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の回路構造。
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