JPH1197950A - 回路装置およびこれを含む半導体集積回路装置およびこれを含む通信装置 - Google Patents
回路装置およびこれを含む半導体集積回路装置およびこれを含む通信装置Info
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- JPH1197950A JPH1197950A JP10167468A JP16746898A JPH1197950A JP H1197950 A JPH1197950 A JP H1197950A JP 10167468 A JP10167468 A JP 10167468A JP 16746898 A JP16746898 A JP 16746898A JP H1197950 A JPH1197950 A JP H1197950A
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Abstract
る。 【解決手段】 2つの増幅器を有し、第1の差動増幅段
と、少なくとも他の一の差動増幅段であって、制御信号
を入力することができる回路装置で、伝達特性の線形化
は、差動増幅段のそれぞれに接続される各タッピングを
備えた理想的な電圧分割手段として出力インピーダンス
が形成されることが好ましく、差動増幅段の主電流経路
は、所定の比率で分割された、2つの電圧分割手段の2
対をなすような相互に対称な形状のタッピングに毎回接
続され、制御信号の瞬時値の相互比率が予め決定され、
タッピングによる電圧分割手段の分割と基準電流源から
供給される電流比率は、制御信号の少なくとも一のより
大きな電力に対する依存性を示す出力信号成分が消失す
るように、相互に調整されることにより、達成ができ
る。
Description
し、これらの増幅器の主電流経路が一方では相互に接続
されるとともに、第1の基準電流源を介して第1の基準
電位に接続され、他方ではそれぞれの出力端子に接続さ
れるとともに、同様にそれぞれの出力インピーダンスを
介して第2の基準電位に接続され、また、その制御端子
には第1の制御信号を供給することができ、出力信号を
出力端子から取出すことができる第1の差動増幅段と、
少なくとも他の一の差動増幅段であって、主電流経路が
一方で相互に接続されるとともに他の各基準電流源をそ
れぞれ介して第1の基準電位に接続され、各制御端子に
他の制御信号を入力することができる差動増幅段とを含
む回路装置に関する。
装置では、バイポーラトランジスタにより形成すること
が好適である増幅器を含む差動増幅段を用いることがし
ばしばある。このとき、このような差動増幅段の入力
は、バイポーラトランジスタのベース端子で形成され
る。さらに、各トランジスタのエミッタ端子は、それぞ
れ直接接続され、この場合、差動増幅段は、無安定帰還
増幅段を構成するか、または、抵抗による負帰還によっ
て線形化される。後者の場合、線形化抵抗がエミッタ抵
抗としてトランジスタのエミッタ端子に接続されて増幅
器の主電流経路に直列に接続される。負帰還の大きさ
は、ノイズ指数、線形化および差動増幅段の増幅度の点
から要求される仕様によって定まる。例えば、非線形歪
み指数、即ち、いわゆる相互変調積IPn(ここで、n
=2,3,4・・・)の大きさは、このとき、線形性の
指標の一つとして用いられる。このような相互変調積
は、差動増幅段の出力信号中で干渉積として現れ、一般
には、周波数を異にする少なくとも2つの信号を非線形
伝達特性を有するシステムを経由して送信する場合にい
わゆる交差変調のために差動増幅段として発生する。相
互変調積は、処理される信号の品質に重大な影響を及ぼ
すことがある。
発行された論文「エミッタ結合対を用いた可変相互コン
ダクタンスの線形化技術と1ボルトのアクティブフィル
タへのその応用」の第165ページから第168ページ
には、上述の種類の差動増幅段の特性の線形化が複数の
個別差動増幅段を並列に作動させることにより達成され
る回路装置が開示されている。その個別差動増幅段につ
いては、適切な入力電圧のシフトと「電流テイル」の重
み付けが必要とされている。さらに、用いるトランジス
タのエミッタ表面積は、予め定めた割合に従って選択さ
れる。
る手法で形成された回路装置を図1に示す。説明の簡略
のため、従来の技術との比較で図1には2つのみの差動
増幅段、即ち、2つのエミッタが接続されたトランジス
タ対を備えた回路装置を示す。符号Q1およびQ2で示
すトランジスタは、第1の差動増幅段を構成し、また、
符号Q3およびQ4で示すトランジスタは、第2の差動
増幅段を構成する。トランジスタQ1とQ4のエミッタ
表面積は等しく、同様に相互に等しいトランジスタQ2
とQ3のエミッタ表面積よりも所定の係数だけ大きい。
第1の差動増幅段のトランジスタQ1,Q2のエミッタ
は直接相互に接続され、また、第1の定電流源IO1を
介して接地されている。同様にして、第2の差動増幅段
のトランジスタQ3,Q4のエミッタは直接相互に接続
され、また、第2の定電流源IO2を介して接地されて
いる。トランジスタQ1およびQ3のベース端子は、入
力端子inに接続され、また、同様にして、トランジス
タQ2およびQ4のベース端子は、第2の入力端子in
iに接続されている。トランジスタQ1および,3のコ
レクタ端子は、出力端子outiにともに接続され、ま
た、コレクタ抵抗R1を介して供給電源端子VCCに接
続されている。同様にして、トランジスタQ2およびQ
4のコレクタ端子と、さらに備えられた出力端子out
とは相互に接続され、また、第2のコレクタ抵抗R2を
介して供給電源端子に接続されている。上述の論文に記
載された回路装置に反して、差動増幅段の作用インピー
ダンスは、抵抗R1,R2として形成される。しかしな
がら、これでは上記回路装置の基本的な動作は変わらな
い。
の特性のゼロ交差は、差動増幅段の一つにおいてより負
側の入力電圧側へシフトし、また、もうひとつの差動増
幅段におけるより正側の入力電圧側へシフトし、2つの
特性を加えた結果として、差動出力電圧はDCシフトが
なく(オフセットフリー)、重畳された特性の線形化が
発生する。出力端子out,outiでの電圧における
非線形三次元成分の補償は、一方のトランジスタQ1,
Q4のエミッタ表面積と、他方のトランジスタQ2,Q
3のエミッタ表面積との間で面積比4:1とすることに
より顕著に達成される。
選択して複数段並列に接続することで、より一層の線形
化を達成することができる。
た回路装置では、例えば、非線形三次元成分を表面積比
4:1で補償するものの、上述の回路装置の増幅は、単
なる差動増幅段と比較して3.8dBだけ減衰し、これ
は、1.55の係数に該当するものであることが判明し
ている。この様な増幅の減衰は、これに対応するノイズ
指数の増加を伴う。さらに、集積回路におけるバイポー
ラトランジスタのエミッタ面積の面積比の相対的な拡大
は、比較的大きく、これは、換言すれば、例えば集積抵
抗の場合よりも大きい。これは、製造上の許容範囲のう
ち、達成された線形化を損いやすい範囲に導く。
段を含み、高い増幅度で特性のより信頼性の高い線形化
を可能とし、これにより低ノイズ指数を維持することが
できる回路装置を提供することにある。
手段により上記目的が達成される。
は、それぞれ他の差動増幅段へ接続される支線をそれぞ
れ備えた理想的な電圧分割手段として構成され、他の差
動増幅段の主電流経路は、2対をなすような相互対称支
線に毎回接続されて2つの電圧分割手段を所定の割合で
分割し、制御信号の瞬時値の相互割合が予め定められ、
電圧分割手段の支線の分割と基準電流源により供給され
る電流の割合は、制御信号のより大きな電力の少なくと
も1つに対する依存性を示す出力信号成分が打消される
方法で相互に調整される。
差動増幅段の増幅器が少なくともその主電流経路に関し
て対応するように比例関係が与えられることが好まし
い。これにより、用いるべきトランジスタの面積比は、
1から大きく逸脱するものが除去される。これにより、
重大で、製造に伴う誤差の原因が所望の線形化から除外
される。
同様に、無安定帰還差動増幅段の線形化をも可能にす
る。このような安定帰還を達成するために、それぞれの
帰還インピーダンスを経由して第1の差動増幅段の増幅
器の主電流経路を第1の基準電流源に接続することがで
きる。本発明は、集積化された半導体部品内で差動増幅
段を備えて形成された回路装置を線形化するために用い
ることが好ましい。特に、低い供給電圧で作動する差動
増幅段には好適である。従って、本発明は、特に通信
機、中でも、バッテリで電力が供給される通信機、例え
ばワイヤレスタイプに好適に用いることができる。
らず、本発明を説明するための回路の実施形態をも示
す。
装置は、第1の差動増幅器1と第2の差動増幅器2を備
えた第1の差動増幅段を含む。各差動増幅器1,2は、
2つの主電流端子と各制御端子との間に主電流経路を有
している。図2に示す実施形態においては、増幅器1,
2は、NPN型のバイポーラトランジスタとして形成さ
れ、また、これらの主電流端子は、コレクタ端子および
エミッタ端子で形成され、さらに制御端子は、ベース端
子で形成される。これらNPNトランジスタの主電流経
路は、NPNトランジスタのコレクタ−エミッタ経路で
形成される。第1および第2の増幅器1,2の第1の主
電流端子(同図に示す実施形態のエミッタ端子)は、第
1の定電流源10の第1の端子に接続されている。定電
流源10の第2の端子は、図2のグランド端子によって
形成される第1の基準電位に接続されている。増幅器
1,2の第1の電流端子(エミッタ端子)と第1の定電
流源との第1の接続点は、無安定帰還差動増幅の帰還の
場合は、直接接続され、また、安定帰還差動増幅段の場
合には、各帰還インピーダンス30,31を介して接続
される。帰還インピーダンス30,31は、一般的にオ
ーム性抵抗で形成され、また、従って、エミッタ抵抗と
も呼ばれている。
れ第2の主電流経路、即ち、図2に示す実施形態におけ
るコレクタ端子によって第2の基準電圧80に接続され
る。この第2の基準電位80は、図2において電圧供給
端子で表される。増幅器1,2の主電流端子(コレクタ
端子)もまた、第1の差動増幅段の各出力端子90,9
1を構成する。NPNトランジスタのベース端子で形成
される図2の増幅器を構成する増幅器1,2の制御端子
は、作動中、第1の制御電圧UD1を供給することがで
きる。この制御電圧UD1と出力端子90,91に現れ
る出力電圧UAとの間の伝達特性は、U.ティーツェ
(Tietze)およびCh.シェンク(Schen
k)共著の論文「半導体接続技術」第4版の第63ペー
ジに記載されているような正接双曲線関数を満たす。こ
の特性は、制御電圧による駆動が十分にハイであると
き、即ち、出力電圧UAにおけるより高い調和成分とな
るとき非線形に導く。
第3および第4の増幅器3,4を含む第2の差動増幅段
を備えている。第3および第4の増幅器もまた、2つの
主電流端子と各制御端子との間にそれぞれの主電流経路
をそれぞれ含んでいる。図2に示す第3および第4の増
幅器3,4もまた、それぞれ第1および第2の主電流経
路としてのエミッタ端子とコレクタ端子と、制御端子と
してのベース端子を備えたNPNトランジスタとして形
成される。第3および第4の増幅器3,4の第1の主電
流経路(エミッタ端子)は、第2の定電流源11の第1
の端子に接続されている。第2の定電流源11の第2の
端子は、第1の基準電位、即ちグランド端子70に接続
されている。第3および第4の増幅器3,4の制御端子
には、作動中、第2の制御電圧UD2を印加することが
できる。増幅器1〜4の制御端子は、入力端子100,
101,102および103にそれぞれ接続され、制御
電圧UD1,UD2の供給を受ける。
第2の電流端子、即ちコレクタ端子が、また、他方で
は、第2および第3の増幅器2,3の第2の電流端子、
即ちコレクタ端子が、それぞれの電圧分割段を介して第
2の基準電位、即ち、電圧供給端子80に接続されてい
る。第1の電圧分割手段は、2つの直列接続の抵抗器2
0,22を含み、また、第2の電圧分割手段は、さらに
2つの同様に直列に接続された抵抗器21,23を含ん
でいる。各電圧分割手段は、第3および第4の増幅器の
第2の主電流端子(コレクタ端子)の1つにそれぞれ接
続される、少なくとも1のタッピングを含んでいる。こ
のタッピング、即ち、電圧分割手段の抵抗器20,22
および21,23の配分は、分割比を決定する。電圧分
割段の配分は、その分割比も同一となるように、同一で
あることが好ましい。増幅器1〜4も、同様の構成を有
することが好ましい。
定電流源10,11から供給される電流、および2つの
定電圧UD1とUD2の電圧値の比率を適切に選択する
と、より電力の大きい制御信号、即ち、制御電圧UD
1,UD2への依存性を示す出力電圧UAの成分を打消
すことができる。これは、制御電圧UD1,UD2を奇
数回乗じた場合の成分を有する交差変調積である。適切
に比例させることにより制御電圧UD1の(即ち、第1
の制御電圧UD1に直接比例する制御電圧UD2の)ど
の成分を出力電圧UAから除去すべきかを選択すること
ができる。第3の高調波は、発生する高調波のうちでも
っとも振幅が大きく、従って、最大の外乱を引き起すた
め、補償、即ち、出力電圧UAから除去することが好ま
しい。
エミッタ抵抗30,31を備えない差動段に関しては、
伝達特性、即ち、増幅器1,2の主電流経路における電
流の制御電圧UD1に対する依存性は、正接双曲線関数
を級数展開して、制御電圧UD1のべき乗に基づいて各
高調波を補償するための解を求めることにより、制御電
圧UD1とUD2との間の比例係数に依存して定電流源
10,11および、電圧分割段20,22または21,
23の比例則を解析的に引出すために用いることができ
る。例えば、第3の高調波、即ち、第3次元成分を補償
すべき場合は、比例関係は、以下の方程式に従って与え
なければならない。
23・IO2・R1 ここで、IO1は、第1の定電流源10から供給される
直流電流であり、IO2は、第2の定電流源11から供
給される直流電流であり、R1は、第1の電圧分割段の
抵抗器20のオーミック抵抗値であり、R3は、第1の
電圧分割段の抵抗器22のオーミック抵抗値である。
値は一致し、抵抗器22,23のオーミック抵抗値は等
しいと考えるものとする。これにより、出力電圧UAの
基本成分UAgの次の関係が得られる。
温度電圧である。
きな配分係数を選択すると、上記方程式の最後の係数
は、可能な限り1の値に近づけることができる。これに
より、基本成分UAgの振幅は可能な限り低減される。
回路装置の個々の素子は、この仕様に基づいて決定する
ことができ、また、第1の定電流源10の直流電流値
と、例えば、オーミック抵抗値R1およびR3の合計と
を選択した後に第1の関係を用いることができる。
である。
ち、計数値1.125だけ減少する。こうして、従来の
技術から導くことができる配分例との比較では、本発明
は基本成分UAgの振幅の2.8dB分の減少を実現す
る。
抗30,31を介して安定帰還を備えた第1の差動増幅
段の場合と同様に実現される。制御電圧と主電流経路の
電流との間の伝達特性は、従来、帰還インピーダンス
(エミッタ抵抗)の影響を受けてきたが、これにより考
慮に入れることができ、解析されなかったことに対し
て、この場合は、数値計算が必要である。数値計算は、
第1の差動増幅段の特性方程式 UD1=UT・In{(IO1/2+IC1)/(IO1/2−IC1)}+ 2・R5+IC1 に基づく。ここで、IC1は、第1の増幅器1の主電流
経路の交流電流であり、また、R5は、エミッタ抵抗3
0,31の相互に等しいオーミック抵抗値である。
D1,UD2の電圧値とオーミック抵抗器R1およびR
3の抵抗値の合計との比率が与えられることが好まし
い。第2の定電流源11のDC電流IO2の電流値を繰
返し増大させるために、所望の次元の成分が出力電圧U
Aから消失するためのDC電流値があるということが判
明している。従って、関係式 IO2/IO1=(R1+R3)/R1 を満たすため、抵抗器20と22,21と23のオーミ
ック抵抗値の合計に対する抵抗器20,21のオーミッ
ク抵抗値R1の比率を最大限に利用することができる。
た。
電圧UD1,UD2を引出すために好適な回路装置の例
を示す。制御電圧UD1およびUD2は、選択可能な係
数に比例している。この回路装置は、そのエミッタ端子
が相互に接続されるとともに定電流源60を介してグラ
ンド端子70に接続された2つのNPNトランジスタ4
0,41を備えた差動増幅段を含む。トランジスタ4
0,41の各コレクタ端子と供給電圧端子80との間に
は、それぞれ抵抗器50,52および51,53でなる
電圧分割手段が接続されている。さらに、トランジスタ
40,41のコレクタ端子は、本発明に係る回路装置の
第2の差動増幅段3,4の入力端子102,103を構
成し、また、電圧分割手段50,52および51,53
のタッピングは、それぞれ第1の差動増幅段1,2の入
力端子100,101を構成する。これにより、電圧分
割手段50,52および51,53を適切に比例配分す
ることで制御電圧UD1とUD2との比率を簡単に選択
することができる。
形態を示し、2以上の高次元成分が同時に補償されるよ
うに図2に示す回路装置を拡張したものである。さらに
補償するために、各成分には、それぞれ差動増幅段がさ
らに設けられ、電圧分割手段は、さらに設けられた差動
増幅段のそれぞれについてタッピングをさらに備えてい
る。こうして図4に示す第1の電圧分割手段は、抵抗器
22と第1の差動増幅器との間にこの第1の差動増幅器
に直列に接続されるようにさらに挿入された抵抗器24
を含んでいる。第2の電圧分割段中に同様に挿入された
抵抗器25が第2の増幅器2の主電流経路に直列に接続
されている。図4の第5および第6の増幅器5,6で構
成され、同様にNPNトランジスタとして形成される第
3の差動増幅段は、第2の差動増幅段3,4と同様に、
第3の定電流源12を介してグランド端子70に接続さ
れている。増幅器5,6の制御端子は、図4の回路装置
のさらに備えられた入力端子104,105を構成す
る。入力端子104,105には、第1の制御電圧UD
1に同様に比例する第3の制御電圧UD3が印加され
る。電圧分割段の抵抗器20と22、また抵抗器21と
23とのそれぞれの間の破線接続は、図4に示す回路が
電圧分割手段内に素子をさらに備えることで拡張可能で
あること、従って、差動増幅段をさらに備えることによ
り拡張可能であることを示している。
第1の実施形態に対応している。個別部品の比例配分
も、同一の比例則を用いて行われる。電圧分割手段のさ
らに備えられた抵抗とさらに備えられた定電流源(可能
ならば、第3の定電流源12に加えてさらに備えられた
差動増幅段用のさらに備えられた定電流源)があるため
に、回路パラメータ間の関係においてより自由度が増
し、これにより、それに対応する数量の高次元成分の補
償が可能になる。
回路図である。
す回路図である。
Claims (5)
- 【請求項1】主電流経路が一方では相互に接続されると
ともに、第1の基準電流源を介して第1の基準電位に接
続され、他方ではそれぞれの出力端子に接続されるとと
もに、同様にそれぞれの出力インピーダンスを介して第
2の基準電位に接続され、また、その制御端子には第1
の制御信号を供給することができ、出力信号を出力端子
から取出すことができる2つの増幅器を有する第1の差
動増幅段と、 少なくとも他の一の差動増幅段であって、主電流経路が
一方で相互に接続されるとともに他の各基準電流源をそ
れぞれ介して第1の基準電位に接続され、各制御端子に
他の制御信号を入力することができる他の2つの増幅器
を含む差動増幅段とを備えた回路装置であって、 前記他の差動増幅段のそれぞれに接続される各タッピン
グを備えた理想的な電圧分割手段として出力インピーダ
ンスが形成されることが好ましく、 前記他の差動増幅段の主電流経路は、2対をなすように
相互に対称な形状を有し、所定の比率で分割された2つ
の電圧分割手段のタッピングに毎回接続され、前記制御
信号の瞬時値の相互比率が予め決定され、 前記タッピングによる前記電圧分割手段の分割と基準電
流源から供給される電流比率は、制御信号の少なくとも
一のより大きな電力に対する依存性を示す出力信号成分
が消失するように、相互に調整されることを特徴とする
回路装置。 - 【請求項2】前記差動増幅段のいずれの増幅器も、少な
くともその主電流経路に関して対応するように比例関係
が与えられていることを特徴とする請求項1に記載の回
路装置。 - 【請求項3】前記第1の差動増幅段の前記増幅器の前記
主電流経路は、それぞれの帰還インピーダンスを経て前
記第1の電流源に接続されていることを特徴とする請求
項1に記載の回路装置。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の回路
装置を含むことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項5】請求項4に記載の半導体集積回路装置を含
むことを特徴とする通信装置。
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