JPH08265068A - 利得制御回路 - Google Patents

利得制御回路

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JPH08265068A
JPH08265068A JP7078370A JP7837095A JPH08265068A JP H08265068 A JPH08265068 A JP H08265068A JP 7078370 A JP7078370 A JP 7078370A JP 7837095 A JP7837095 A JP 7837095A JP H08265068 A JPH08265068 A JP H08265068A
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JP
Japan
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current
resistor
circuit
gain control
control circuit
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JP7078370A
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English (en)
Inventor
Mikio Koyama
幹雄 小山
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AT&T Corp
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AT&T Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 温度、素子の絶対的バラツキに影響されるこ
となく、かつ制御入力電圧に対して利得を指数関数的
(デシベル・スケール)に変化させる。 【構成】 エミッタカップルドペアCのベース電極間に
与える電位差を直線的に制御し構成するトランジスタQ
7、Q8に流れる電流値を指数関数的またはハイパータン
ジェント関数的に変化させ、デシベル(dB)スケール
で利得を変化させる。トランジスタに流れる電流値を温
度変化に対して一定に保つために、ベース電極間に与え
る電圧を絶対温度に比例させる。指数伸長またはハイパ
ータンジェント伸長回路BをエミッタカップルドペアQ
5、Q6とこのエミッタ側に接続された電流源IC2で構成
し、この電流源が絶対温度に比例する電流を供給する。
また、対数圧縮または逆ハイパータンジェント圧縮回路
Aに、温度変化に対して変化しない電流源IC1から電流
を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、利得制御回路に関す
る。
【0002】
【従来技術の説明】例えば、電波を送信または受信する
通信機器では、入力された電波の強度や送信すべき電波
の強度のレベルに応じて機器の内部の利得を制御する必
要があるので、機器の内部に利得を変化させることので
きる利得可変回路が用いられる。利得の制御を高周波増
幅回路において行う場合、周波数特性を劣化させずに利
得を変化させる必要があるので、利用できる回路は限定
されてくる。
【0003】特に利得を連続的に可変できる回路として
は、文献1「"BIPOLAR AND MOS ANALOG INTEGRATED CIR
CUIT DESIGN" ALAN B. GREBENE著、1984 John Wil
ey &Sons 462頁〜464頁に記載されたギルバート
マルチプライヤ回路が広く知られている。
【0004】この回路は、エミッタ抵抗を有する差動増
幅回路の出力電流をエミッタカップルドペア回路により
電流を分流させることによって利得を変化させるもの
で、エミッタカップルドペアを構成するトランジスタ
は、ベース接地として動作するので、トランジスタのf
t(トランジション周波数)まで動作させることがで
き、良好な周波数特性を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この回路は、コントロ
ール電圧の変化に対し比例して利得を変化させることが
できるが、利得の減衰量がコントロール電圧の変化に比
例するので、デシベル(dB)スケールで変化させよう
とした場合には不都合である。また、温度変化や素子の
バラツキによって利得の変化があると、通信機器が期待
された性能を発揮できない場合があるので、温度の変化
や素子のバラツキがあっても利得が変化しない回路が望
まれる。
【0006】回路をLSI化した場合を考えると、LS
Iに集積された素子の絶対精度はかなり大きくばらつく
(例えば+−30%)のに対して、素子同志の相対精度
はかなり良好な値(例えば+−2%)が得られる。した
がって、素子の絶対精度がばらついても、相対精度がと
れていれば利得が変動しない回路が望ましい。
【0007】本発明は、温度、素子の絶対的バラツキに
影響されることなく安定な特性を有し、かつ制御入力電
圧に対して利得を指数関数的(デシベル・スケール)に
変化させることが可能な利得制御回路を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】エミッタカップルドペア
のベース電極間に与える電位差を直線的に制御すること
により、エミッタカップルドペアを構成するトランジス
タに流れる電流値を指数関数的またはハイパータンジェ
ント関数的に変化させることで、デシベル(dB)スケ
ールで利得を変化させる。トランジスタに流れる電流値
を温度変化に対して一定に保つために、ベース電極間に
与える電圧を絶対温度に比例させる。
【0009】それを実現する手段として、指数伸長また
はハイパータンジェント伸長回路をエミッタカップルド
ペアとこのエミッタ側に接続された電流源で構成し、こ
の電流源が絶対温度に比例する電流を供給するようにす
る。また、その前段に対数圧縮または逆ハイパータンジ
ェント圧縮回路を接続し、この回路に、温度変化に対し
て変化しない電流源から電流を供給する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1において、回路(A)は、トランジスタQ
3、Q4からなる対数圧縮又は逆ハイパータンジェント圧
縮を行う回路と、トランジスタQ1、Q2およびエミッタ
抵抗REからなる電圧・電流変換器とからなる。トラン
ジスタQ1、Q2のコレクタ電流は、入力電圧VINに比例
した電流となる。
【0011】電圧・電流変換器の入力側には、演算増幅
器P1、P2が接続されている。演算増幅器P1、P2
の高い利得によって、トランジスタ回路の見かけの相互
コンダクタンスが大きくなり、電圧・電流変換器の線形
性が改善され、トランジスタQ1、Q2のコレクタ電流の
差は、入力電圧VINに正確に比例することになる。回路
(A)により正確に対数圧縮、または、逆ハイパータン
ジェント圧縮された信号は、回路(B)に与えられる。
【0012】回路(B)中において、エミッタ結合され
たトランジスタQ5、Q6は、指数伸長またはハイパータ
ンジェント伸長を行い、抵抗RLは電流信号を電圧変換
する。回路(B)の出力信号は、入力電圧VINに対して
線形な信号となり、回路(C)に与えられる。
【0013】回路(A)、(B)の2段構成として、圧
縮、伸長を行うのは、回路全体の温度依存性をなくすた
めに、抵抗RLからの出力電圧を絶対温度Tに比例させ
る必要があるからである。これは、IC2を絶対温度Tに
比例した電流源とすることによって達成できる。
【0014】回路(B)の出力信号は、その利得を制御
しようとするエミッタカップルドペアを含む回路(C)
に与えられる。回路(C)において、トランジスタ
11、Q12および抵抗Raにより差動増幅回路が構成さ
れ、トランジスタQ7〜Q10により2つのエミッタカッ
プルドペアが構成されている。回路(B)からの信号に
よりトランジスタQ7〜Q10のベース電圧が制御され、
抵抗Rb1及び抵抗Rb2に流れる電流の割合が制御され
て、利得が制御される。
【0015】回路(A)、(B)の構成は、図1に示し
たものに限定されることはなく、正確な対数圧縮と指数
伸長を行うことができる回路であればよい。例えば、文
献2「"A 2.5v Active Low-Pass Filter Using All-npn
Gilbert Cells with a 1-Vpp Linear Input Rrange" b
y Koyama et.al,IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUIT
S,VOL 28,NO12,DECEMBER 1993」の1249頁のFi
g.5に示されている回路は、図1中の回路(A)、
(B)と同じ役割を果たすことが可能であり、同様に良
好な制御特性を得ることが可能である。
【0016】図1において、P3、P4は利得が1倍の
バッファ回路である。このバッファ回路を使用するの
は、以下のような理由による。回路(C)に高周波での
利得をもたせるためには、トランジスタをトランジショ
ン周波数ftが高い電流領域で動作させる必要がある。
例えば100MHz以上の高周波で動作させるために
は、比較的大きな動作電流を必要とする。その場合、制
御されるトランジスタQ7〜Q10の電流増幅率などにバ
ラツキが生じた場合、供給しなければならない電流も異
なってくるので、回路(B)の利得が大きく変化して、
全体の利得のバラツキの原因になる。
【0017】これを回避するために、前段のドライブ回
路(B)も同じ様に大きな電流値に設定することが考え
られる。しかし、電流の利用効率を考えた場合、電流を
できる限り小さい値にとどめておくことが望ましいの
で、ドライブ回路(B)の電流が小さくとも回路全体の
利得が変化しない様に、ドライブ回路(B)と回路
(C)との間に電圧バッファ回路P3、P4を挿入して
いる。
【0018】この電圧バッファ回路P3、P4は、演算
増幅器を用いたボルテージフォロワであり、入力抵抗が
大きく出力抵抗が小さい。すなわち、ドライブ回路
(B)と回路(C)との間に、利得が0dBの電圧制御
電圧源を接続して、最終段のトランジスタQ7〜Q10
電流増幅率のバラツキなどの変化によって、ドライブ回
路(B)の利得が変化しないようにしている。
【0019】電流IC1は温度依存性のない電流、電流I
C2は、絶対温度Tに比例する電流である。電流IC2の供
給手段として、文献3「P. R. Gray著、"Analysis and
Design of Analog Integrated Circuit" 1984, John Wi
ley & Sons, 282頁〜283頁」に回路例及びその動
作説明が示されている。
【0020】電流IC1および電流IC2を発生させ、回路
(A)、(B)に供給する具体的な回路の一実施例を図
3により説明する。図3において、基準電圧発生回路1
は、絶対温度Tに比例する電流を発生し、基準となる抵
抗R2の抵抗値r2に反比例した電流が、電流ミラー回路
2、3を介することにより電流IC2となる。
【0021】電流IC1を発生させるには、まず基準電圧
発生回路1からの絶対温度に比例した電流を抵抗器R20
とトランジスタQ20の直列回路に与える。端子Vbの電
圧が約1.2Vになるように抵抗R20の抵抗値を決める
と、端子Vbは温度変化の少ない電圧源となる。
【0022】それは、抵抗R20の両端に発生する電圧
と、トランジスタQ20のベース・エミッタ間の電圧が逆
の温度特性を有しているために、両者が打ち消しあうこ
とによって、端子Vbの電圧は、温度特性を持たない
か、あるいはその温度変化を極めて小さな値に保つこと
が可能である。この原理の詳細については、上記文献3
の289頁〜296頁に説明されている。
【0023】端子Vbに電圧バッファ回路6を介して抵
抗R21を接続することによって、電流値Iconst=Vb
/r21の温度依存性の小さい電流を発生させる。(ここ
で、r21は、R21の抵抗値を示すものとする。以降、小
文字で示したrは、大文字Rで示した抵抗の抵抗値を示
すものとする。)この電流を電流ミラー回路4、5を介
することにより、電流IC1を得る。この電流IC1は、I
CONSTに比例するので、温度依存性の小さい電流とな
る。
【0024】電流IC1は、IC1=K1/r21と表すこと
ができる。ここで、K1は定数である。また、電流IC2
は、IC2=K2・Vt/r2と表すことができる。ここ
で、K2は定数、Vtは熱電圧である。熱電圧VtはV
t=KT/qで表される。ただし、Kはボルツマン定
数、Tは絶対温度、qは電子電荷である。
【0025】図1中の最終段の回路(C)において、ト
ランジスタQ7、Q8によりどのような割合で電流が分配
されるかを説明する。トランジスタQ7、Q8に流れる電
流をそれぞれIcx、Icyとすると、両者の電流比N
は、次式で表される。 N=Icx/Icy=exp(Vid/Vt) ここで、Vidは、Q7、Q8のベース電極間に加えられ
た電圧である。この式の導入については、文献3の19
4頁〜197頁に記載がある。
【0026】最大利得時からの減衰量の比Mは、次式で
表される。 M=Icx/(Icx+Icy) =Icx/{Icx+Icx・exp(−Vid/Vt)} =1/{1+exp(−Vid/Vt)} この式から分かることは、Vidがプラスに大きく振れ
た場合は、減衰量の比Mは1に近い値になり、Vidが
0のときに1/2になり、Vidがマイナスになると減
衰量が大きくなる。
【0027】この特性は、図4に示すようになる。Vi
dがさらにマイナスに振れると、ほぼ正確にdBスケー
ルでの減衰特性が得られる。したがって、この比Mが自
動利得制御回路(AGC)の減衰量になるので、Mの値
が、温度や、素子のバラツキによって変化しなければ、
安定した利得の制御が可能になる。式中で変化するの
は、exp(−Vid/Vt)の項のみであるので、
(Vid/Vt)に変化がなければ、Mの値が一定値に
なる。
【0028】そこで、L=Vid/Vtの値について検
討する。1段目の回路(A)の利得は(1/rE)・
(1/gm1)、2段目の回路(B)の利得はgm2・rL
であるので、Lは次式で表される。ここで、rE、rL
それぞれ抵抗RE、RLの抵抗値、gm1、gm2は、それぞ
れ、Q1、Q2のトランスコンダクタンス値であり、gm1
=IC1/Vt、gm2=はIC2/Vtである。 L=Vid/Vt =VIN・(1/rE)・(1/gm1)・gm2・rL/Vt =VIN・(1/rE)・(Vt/IC1)・(IC2/Vt)・rL/Vt =VIN・(rL/rE)・(IC2/IC1)/Vt
【0029】これに、IC1=K1/r21およびIC2=K2
・Vt/r2を代入すると、 L=VIN・(rL/rE)・(K2・Vt/r2)・(r21/K1)/Vt =(rL/rE)・(r21/r2)・(K2/K1)・VIN =r21/rE・rL/r2・k2/k1・VIN となる。この式から分かることは、第1項および第2項
の分母と分子の相対精度がとれていれば、各々の抵抗の
抵抗値の絶対精度が正確ではなく、温度依存性を有する
場合でも、その変化分はキャンセルされるので、減衰比
Mのバラツキを小さな値に保つことが可能となる。
【0030】K1は、トランジスタの面積比の相対精度
によって決る値であり、またK2もバンドギャプ電圧に
よって決る値であるので、LSIに集積した場合に一般
に良好な値が得られる。一般に、LSIに集積された素
子の絶対精度はかなり大きくばらつく(例えば±30
%)が、同じ方向で、かつ近い位置に配置した場合、素
子値、この場合は抵抗値の相対精度は高くでき、例えば
+−1〜2%の精度が得られる。したがって、RL
E、R2/1、R2は、互いに良好な相対精度をもたせる
ことが可能であるので、この回路をLSIに集積した場
合、温度や素子のバラツキに対して安定な、指数関数で
の減衰特性を実現することができる。
【0031】また、1段目の回路(A)において、線形
の入出力特性を得ることができる入力電圧範囲V
INrangeは、Ic1とrEとの積で決まり、次式で表され
る。 VINrange=4・IC1・rE =4・(K1/r21)・rE =4・K1・(rE/r21
【0032】この式から、線形の入出力特性を得ること
ができる入力電圧範囲VINrangeは、抵抗値の相対精度
によって決まることがわかる。したがって、抵抗値の絶
対値にバラツキや温度変化があっても、入力電圧範囲V
INrangeが素子のバラツキに依存しない安定した特性が
期待できる。
【0033】図4は、実際に設計した回路の特性の一例
であるが、減衰量が大きいところでは指数関数的(dB
スケール)で減衰するが、減衰量の小さいところでは、
dBスケールでの減衰は得られずなだらかな特性になる
ことがわかる。しかし、図1に示した回路には、最大出
力の付近で出力電力の微調整を行いやすいという利点が
ある。この回路は、広いゲインリダクションと最大出力
付近での微調整の両方の利点を合わせ持っている。ま
た、温度を変化させたときの、制御特性のシミュレーシ
ョン結果が−45度、+25度、+80度の3通りの場
合について、示されている。三つの特性の違いは極めて
小さく、温度に対して安定した特性が得られることがわ
かる。
【0034】図2に示した実施例では、回路(B)が省
略されている。この場合、最終段の回路(C)の電流を
絶対温度Tに比例させる必要が生ずる。したがって、例
えばエミッタ抵抗を用いた回路の場合、回路のダイナミ
ックレンジが変わるため、温度によって歪率が変化する
などの不都合が考えられるが、回路が簡単化される。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、温
度、素子の絶対的バラツキに影響されることなく安定な
特性を有し、かつ制御入力電圧に対して利得を指数関数
的(デシベル・スケール)に変化させることが可能な利
得制御回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す回路図。
【図2】本発明の他の一実施例の構成を示す回路図。
【図3】図1の回路に電流IC1、IC2を供給する回路の
構成例を示す回路図。
【図4】図1に示した回路の入出力特性図。
【符号の説明】
P1・P2 演算増幅器 P3・P4 電圧バッファ回路 1 基準電圧発生回路 2 ・3・4・5 カレントミラー回路 6 電圧バッファ回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エミッタカップルドペアを構成するトラ
    ンジスタ(Q7、Q8)のベース電極間に与える電位差を
    直線的に制御することによって、前記トランジスタに流
    れる電流を指数関数的またはハイパータンジェント関数
    的に変化させる利得制御回路において、 ベース電極間に与える電位差を絶対温度に比例させて変
    化させる手段を有することを特徴とする利得制御回路。
  2. 【請求項2】 対数圧縮または逆ハイパータンジェント
    圧縮を行う回路(A)の出力信号を、出力電圧が絶対温
    度に比例する指数伸長またはハイパータンジェント伸長
    回路(B)に入力し、 この指数伸長またはハイパータンジェント伸長回路の出
    力を、エミッタカップルドペアのベース電極に入力する
    ことを特徴とする請求項1記載の利得制御回路。
  3. 【請求項3】 出力電圧が絶対温度に比例する指数伸長
    またはハイパータンジェント伸長回路(B)は、第1の
    抵抗器(RL)を負荷とするエミッタカップルドペアで
    あり、そのエミッタに接続される電流源(IC2)の電流
    値は絶対温度に比例することを特徴とする請求項2記載
    の利得制御回路。
  4. 【請求項4】 対数圧縮または逆ハイパータンジェント
    圧縮を行う回路(A)は、第1のバイポーラトランジス
    タ(Q1)のエミッタ電極と第2のバイポーラトランジ
    スタ(Q2)のエミッタ電極との間に第2の抵抗器
    (RE)を接続し、第1および第2のバイポーラトラン
    ジスタのベース電極間に入力された電位差を、第2の抵
    抗器によって電流に変換し、変換された電流が流れる第
    3および第4のトランジスタ(Q3、Q4)のベース、エ
    ミッタ間に、対数圧縮または逆ハイパータンジェント圧
    縮された信号を出力することを特徴とする請求項3記載
    の利得制御回路。
  5. 【請求項5】 エミッタカップルドペアのベース電極
    は、電圧バッファ(P3、P4)を介して駆動されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の利得制御回路。
  6. 【請求項6】 第1のバイポーラトランジスタおよび第
    2のバイポーラトランジスタに供給される電流(IC1
    は、温度に依存しない電流であることを特徴とする請求
    項4記載の利得制御回路。
  7. 【請求項7】 温度依存性のない電流(IC1)の電流値
    は、第3の抵抗器(R21)の抵抗値に反比例し、この第
    3の抵抗器の抵抗値は、第2の抵抗器(RE)の抵抗値
    と良好な相対精度を有することを特徴とする請求項6記
    載の利得制御回路。
  8. 【請求項8】 絶対温度に比例する電流(IC2)の電流
    値は、第4の抵抗器(R2)の抵抗値に反比例し、この
    第4の抵抗器の抵抗値は、第1の抵抗器(RL)の抵抗
    値と良好な相対精度を有することを特徴とする請求項7
    記載の利得制御回路。
JP7078370A 1995-03-10 1995-03-10 利得制御回路 Pending JPH08265068A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030064577A (ko) * 2002-01-28 2003-08-02 (주)에프씨아이 이득 가변 증폭기의 온도 보상 회로
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