JP3849222B2 - 包丁収納装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、包丁収納装置で特にキッチンの扉の裏面に取り付けて使用する包丁収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の包丁収納装置は、図7に記載されているようなものが一般的であった。すなわちこの種の包丁収納装置は、上部に包丁差し込み口1を設けた包丁収納ケース2をキッチンの扉3の裏面に木ねじ4で取り付けてなるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の包丁納装置は包丁収納ケース1をキッチンの扉3の裏面に木ねじ2で固着しており、使用者が包丁収納ケース内部の清掃のために取り外そうとしても容易に取り外して清掃することができないので、包丁収納ケースの表面を拭くだけにとどまり、内部の清掃までは出来なかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、扉裏面に固着され、折り曲げ部を左右に有する樹脂製の基部と、複数の包丁差し込み口が形成され、前記基部に着脱自在に取着される包丁受け部と、水受け部をもち、前記包丁受け部の下方を覆うごとく位置するとともに、包丁受け部とは別個に前記基部に着脱自在に取着されるカバー体とを具備し、前記基部における左右の折り曲げ部のそれぞれの上下には樹脂のバネ性を利用したものであって、かつこの折り曲げ部外面よりも側方へ突出する係止部をそれぞれ切り欠き形成し、包丁受け部には前記左右上部の係止部に嵌合する嵌合孔を、カバー体には左右下部の係止部に嵌合する嵌合孔をそれぞれ設け、さらに左右上部の係止部は下方向へ高くなる傾斜を、左右下部の係止部は上方向へ高くなる傾斜をそれぞれ形成したたものである。
【0005】
上記発明によれば、扉の裏面に固着された基部に包丁受け部およびカバー体をそれぞれ単独で取り外すことが可能となり、必要な箇所を必要に応じて取り外して清掃することができるので、包丁収納装置の表面はもちろん内部まで清潔に保つことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の包丁収納装置は、扉裏面に固着され、折り曲げ部を左右に有する樹脂製の基部と、複数の包丁差し込み口が形成され、前記基部に着脱自在に取着される包丁受け部と、水受け部をもち、前記包丁受け部の下方を覆うごとく位置するとともに、包丁受け部とは別個に前記基部に着脱自在に取着されるカバー体とを具備し、前記基部における左右の折り曲げ部のそれぞれの上下には樹脂のバネ性を利用したものであって、かつこの折り曲げ 部外面よりも側方へ突出する係止部をそれぞれ切り欠き形成し、包丁受け部には前記左右上部の係止部に嵌合する嵌合孔を、カバー体には左右下部の係止部に嵌合する嵌合孔をそれぞれ設け、さらに左右上部の係止部は下方向へ高くなる傾斜を、左右下部の係止部は上方向へ高くなる傾斜をそれぞれ形成したものである。
【0007】
そして、基部に設けられている係止部により、包丁受け部とカバー体をそれぞれ個別に着脱自在に取り付けているので、包丁受け部およびカバー体をそれぞれ単独で取り外すことが可能となり、必要な箇所を必要に応じて取り外して清掃することができるので、包丁収納装置の表面はもちろん内部まで清潔に保つことができる。
【0008】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0009】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の包丁収納装置の外観斜視図である。また図2は包丁収納装置の分解斜視図である。また図3は包丁収納装置の基部への包丁受け部及びカバー体の取り付け構造を示す要部断面図である。
【0010】
図1〜図3において、5は包丁収納装置の取り付け基部で、左右に折り曲げ部6a、6bを設け、その折り曲げ部6a、6bの上部と下部にそれぞれ樹脂によるバネ性を利用した停止部となる係止片7a、7bと8a、8bを設け、木ねじ9で厨房装置キャビネット等の扉10の裏面に取り付けられている。11は上部に包丁差し込み口12を設けた包丁受け部で、左右に基部5の係止片7a、7bに対応する嵌合孔13a、13b(13bのみ図示せず)を有している。14はカバー体で、左右に基部5の係止片8a、8bに対応する嵌合孔15a、15b(15bのみ図示せず)を有し、また下部には、水受け部15cを有している。
【0011】
次に動作、作用について説明すると、包丁受け部11は基部5の上部から下方に向けて差し込むと、包丁受け部11により内側へ押えつけられた係止片7a、7bが嵌合孔13a、13bに至って開放され、嵌合孔13a、13bに嵌合する。カバー体14は基部5の下部から上方に向けて差し込むと、カバー体14により内側へ押えつけられた係止片8a、8bが嵌合孔15a、15bに至って開放され、嵌合孔15a、15bに嵌合する。
【0012】
取り外す場合は、係止片7a、7bもしくは8a、8bを包丁受け部11もしくはカバー体14の嵌合孔13a、13bもしくは15a、15bの内部まで押すと、係止片7a、7bもしくは8a、8bの嵌合がはずれ、包丁受け部11もしくはカバー体14を簡単に取り外すことができる。
【0013】
上記構成により、包丁受け部11、カバー体14がそれぞれ独立した係止片で基部5に着脱自在に取り付けられているので、包丁受け部11が汚れたときは包丁受け部11をはずし、カバー体14が汚れたときはカバー体14をはずし、丸洗いの清掃ができいつまでもきれいに保つことができる。
【0014】
(実施例2)
図4は本発明の実施例2の包丁収納装置の外観斜視図である。また図5は包丁収納装置の分解斜視図である。また図6は包丁収納装置の基部への包丁受け部及びカバー体の取り付け構造を示す要部断面図である。
【0015】
図4〜図6において、16は包丁収納装置の取り付け基部で、左右に折り曲げ部17a、17bを設け、折り曲げ部17a、17b上部には嵌合孔18a、18bを、下部には樹脂によるバネ性を利用した係止部となる係止片19a、19bを設けており、木ねじ20により扉21の裏面に取り付けられている。22は上部に包丁差し込み口23を設けた包丁受け部で、左右に基部16の嵌合孔18a、18bと同様の嵌合孔24a、24b(24bのみ図示せず)を有している。25a、25b(25bのみ図示せず)は円筒形状のつまみで、係止部となるものであり、先端に係止部分26a、26b(26bのみ図示せず)を有している。27はカバー体で、左右に基部16の係止片19a、19bに対応する嵌合孔28a、28b(28bのみ図示せず)を有し、また下部には、水受け部28cを有している。
【0016】
次に動作、作用について説明すると、包丁受け部22を基部16に上方より差し込み、包丁受け部22の嵌合孔24a、24bと基部16の嵌合孔18a、18bをそれぞれ合わせ、つまみ25a、25bをそれぞれの嵌合孔に挿入し90度回転させることにより、係止部分26a、26bが折り曲げ部17a、17bに係止し、包丁受け部22を基部16に固定することができる。
【0017】
包丁受け部16を取り外す場合は、つまみ25a、25bを取り付け時と逆側に90度回転させて取り外し、包丁受け部16を上方に引き上げると簡単に取り外すことができる。
【0018】
なお、カバー体27の取り付け及び取り外し方は実施例1と同じであるので省略する。
【0019】
本実施例による効果は、つまみ17、18を使用することにより、より確実でかつ簡単な包丁受け部16の取り付け及び取り外しが行えることである。
【0020】
また上記実施例1・2ではカバー体はその下部に水受け部を有することにより、包丁を濡れたまま包丁受け部に入れて収納してもキャビネット庫内に水が落ちることがなく、庫内もしくは庫内の収納物を汚損する恐れがない。
【0021】
なお、上記実施例1・2では基部を樹脂成型品としたが、係止片にバネ性をもたせられるものならどのような材質でも構わない。
【0022】
また上記実施例1・2では基部に対する包丁受け部及びカバー体の取付方法を、係止片と嵌合孔によるものと、嵌合孔に対しつまみを挿入して固定するものとの2つを示して説明したが、基部に対して包丁受け部及びカバー体を着脱自在に取り付けられる係止手段であれば上記各実施例に限るものではない。
【0023】
また、家庭においては各種の包丁を使用することから、それら各種の包丁を目視確認できることが好ましく、カバー体は透明もしくは半透明であることが望ましい。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、扉の裏面に固着された基部に設けられている係止部により、包丁受け部とカバー体をそれぞれ個別に着脱自在に取り付けているので、包丁受け部およびカバー体をそれぞれ単独で取り外すことが可能となり、必要な箇所を必要に応じて取り外して清掃(丸洗い)することができるので、包丁収納装置の表面はもちろん内部まで清潔に保つことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における包丁収納装置の外観斜視図
【図2】 同実施例1における包丁収納装置の分解斜視図
【図3】 同実施例1における包丁収納装置の基部への包丁受け部及びカバー体の取り付け構造を示す要部断面図
【図4】 本発明の実施例2における包丁収納装置の外観斜視図
【図5】 同実施例2における包丁収納装置の分解斜視図
【図6】 同実施例2における包丁収納装置の基部への包丁受け部及びカバー体の取り付け構造を示す要部断面図
【図7】 従来の収納装置の外観斜視図
【符号の説明】
5、16 基部
10 扉
11、22 包丁受け部
12、23 包丁差し込み口
14、27 カバー体
7a、7b、8a、8b 係止片(係止部)
19a、19b 係止片(係止部)
25a、25b 係止部片(係止部)
Claims (1)
- 扉裏面に固着され、折り曲げ部を左右に有する樹脂製の基部と、複数の包丁差し込み口が形成され、前記基部に着脱自在に取着される包丁受け部と、水受け部をもち、前記包丁受け部の下方を覆うごとく位置するとともに、包丁受け部とは別個に前記基部に着脱自在に取着されるカバー体とを具備し、前記基部における左右の折り曲げ部のそれぞれの上下には樹脂のバネ性を利用したものであって、かつこの折り曲げ部外面よりも側方へ突出する係止部をそれぞれ切り欠き形成し、包丁受け部には前記左右上部の係止部に嵌合する嵌合孔を、カバー体には左右下部の係止部に嵌合する嵌合孔をそれぞれ設け、さらに左右上部の係止部は下方向へ高くなる傾斜を、左右下部の係止部は上方向へ高くなる傾斜をそれぞれ形成した包丁収納装置。
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- 1997-04-09 JP JP09065597A patent/JP3849222B2/ja not_active Expired - Fee Related
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