JP3848844B2 - 紙箱製造装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、矩形底板の2対の相対する辺に折線を介して接続されたフラップを有し、そのうちの1対のフラップの両端部に接合用耳片を有する紙材から紙箱を製造する紙箱製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記紙材から紙箱を製造するには、(a)紙材を製函位置に供給する給紙、紙材のフラップの所定部位に対する糊付け、フラップ耳片の折曲げ(起こし)及び糊付けされたフラップと折曲げられた耳片の接着の各工程をすべて自動的に行う製函機を用いる方法と、(b)上記紙材のフラップ耳片の折曲げをすべて手で行い、ステッチャーを用いてワイヤでフラップ同士を接合する方法と、(c)木型を用いてフラップ耳片の折曲げ及び糊付けと圧着を手で行なう方法とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
製函機は、大型で場所を取る、価格が高い、サイズの異なる紙箱を製造する時は、給紙部、糊付け部、折曲げ部、接着部を構成する要素の交換や取付け位置の変更調整が必要になり、それが容易でない、また、変更調整可能な範囲が狭い、紙材は板紙から段ボールまで各種の厚みを有するが広範囲の厚みに対応できない、製函能力が大きい割りには受注が小ロットであるため、コストパフォーマンスが良くないなどの悩みがある。
また、ステッチャーを用いて手作業で行う製函方法は、先端が鋭いワイヤを用いるため、紙箱の品質が悪い、製函時の接合作業が危険である、使用済み箱の分解作業が危険であるため、PL法(製造物責任法)やリサイクル法との関係で好ましくないなどの問題がある。
さらに、木型を用いる方法は、生産能率が低く、サイズの異なる紙箱を作るには、多くの木型を用意する必要があり、コストがかかるとともに、大きい保管スペースを必要とする。
【0004】
こうして、小型で場所を取らず、価格が高くなく、サイズの異なる紙箱の製造に容易に対応でき、小ロット製造に適し、上記ステッチャーを使用する製函方法の問題点を有しない、簡易紙箱製造装置の出現が要望されている。
本発明は、上記要望に応え得る半自動式の簡易紙箱製造装置を提供しようとするものである。
本発明において、半自動式とは、給紙を手で行い、糊付けと製函を機械で自動的に行うことをいい、製函とは、製造すべき紙箱のフラップを折曲げ、フラップと耳片を接着することをいう。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明による紙箱製造装置は、テーブル、左右の案内機構、左右の糊付け機構、左右の押え機構、左右の水平折曲げ機構、左右の垂直折曲げ機構、間隔調整機構、及び制御手段を有する。
前記テーブルは、矩形底板の2対の相対する辺に折線を介して接続されたフラップを有し、そのうちの1対のフラップの両端部に接合用耳片を有する紙材を載置して前記耳片を有するフラップを起立させ、その起立させたフラップを給紙方向の左右両側に存在させて、又は、耳片を有するフラップが既に起立された状態の紙材を載置し、その起立させたフラップを給紙方向の左右両側に存在させて、製函位置に向けて給紙するためのものである。
前記左右の案内機構は、前記テーブルから給紙される紙材を左右両側のフラップの起立状態を保ったまま製函位置まで案内するためのものであり、各案内機構は可動テーブル及びその可動テーブルに起立された平行な定規を有する。
製函位置とは、紙材の給紙方向前側のフラップ(単に前フラップという場合がある。)と底板との間の折線が、左右の案内機構の可動テーブルの前端部を結ぶ直線上に存在する位置である。本明細書において、左右は、紙材の給紙方向に対して左右を意味する。また、前後は、給紙方向に対して前後を意味する。
前記左右の糊付け機構は、製函位置まで給紙された紙材の前フラップの両端部付近に糊材を付着させるためのものであり、それぞれホットメルト糊剤を供給する糊供給器と、その糊供給器を製函位置まで給紙された紙材の給紙方向前側フラップよりも給紙方向前方の待機位置と前記紙材の前記給紙方向前側のフラップの端部付近の上方の糊付け位置との間を往復移動させる往復移動手段と、前記糊供給器に糊剤付着動作を行わせる駆動回路とを有する
前記左右の押え機構は、製函位置まで給紙された紙材の底板の、左右両側のフラップの前端部に近い部分を前記可動テーブルの上面に押圧するためのものであり、それぞれ下面に押圧面を、前面に受圧面を備えた押圧片と、その押圧片を製函位置まで給紙された紙材の底板の左右両側のフラップの前端部に近い部分の上方の待機位置と前記紙材の底板を押圧する下方の押圧位置との間を往復移動させる往復移動手段とを有する
前記左右の水平折曲げ機構は、製函位置まで給紙された紙材の左右両側のフラップの前端部に形成してある耳片を水平内側に折曲げるためのものであり、それぞれ押圧片と、その押圧片を製函位置まで給紙された紙材の左右両側のフラップの端部に形成された耳片よりも外側となる待機位置からその耳片よりも内側となる作用位置までの間を往復移動させる往復移動手段とを有する
前記左右の垂直折曲げ機構は、製函位置まで給紙された紙材の前フラップを、前記左右の糊付け機構により糊付けされた部分が前記左右の水平折曲げ機構により前記左右の押え機構の押圧片の受圧面側に折曲げられた耳片に圧着されるまで垂直上方に折曲げるためのものであり、それぞれ押圧片と、その押圧片を製函位置まで給紙された紙材の前フラップよりも下側となる待機位置からその前フラップよりも上側となる作用位置までの間を往復移動させる往復移動手段とを有する。 前記間隔調整機構は、前記左右の案内機構、前記左右の糊付け機構、前記左右の押え機構、前記左右の水平折曲げ機構及び前記左右の垂直折曲げ機構左右少なくとも一方を他方の方向に移動させて、それぞれの左右の機構の間隔を製造すべき紙箱のサイズに合わせて調整するためのものである。
そして、前記制御手段は、上記左右の糊付け機構の糊付け動作、左右の押え機構の押圧動作、左右の水平折曲げ機構の水平折曲げ動作、左右の垂直折曲げ機構の垂直折曲げ動作を所定の順序でそれぞれ左右同期して行なわせるものであって、各糊付け機構に対しては、始動スイッチのONに基づいて糊付け機構の往復移動手段を動作させ、かつ、糊付け位置から待機位置に復動する間に駆動回路を動作させて紙材の前フラップの端部付近に糊剤を所要長さに渡って付着させ、各押え機構に対しては、始動スイッチのONに基づいて所定タイミングで押え機構の往復移動手段を動作させて押圧片を押圧位置に移動させ、かつ、各水平折曲げ機構及び各垂直折曲げ機構による接着を終了した後に、押え機構の往復移動手段を再び動作させて押圧片を待機位置に復帰させ、各水平折曲げ機構に対しては、押え機構の押圧片を押圧位置まで移動させた後、水平折曲げ機構の往復移動手段を動作させて水平折曲げ機構の押圧片を作用位置まで移動させ、かつ、直ちに水平折曲げ機構の往復移動手段を再び動作させて待機位置に復帰させ、各垂直折曲げ機構に対しては、水平折曲げ機構の押圧片が待機位置に復帰された直後に垂直折曲げ機構の往復移動手段を動作させて垂直折曲げ機構の押圧片を作用位置に移動させ、かつ、前記糊剤による接着に必要な所定時間の経過後に垂直折曲げ機構の往復移動手段を再び動作させて垂直折曲げ機構の押圧片を待機位置に復帰させるように制御する。
【0006】
上記構成により、製函準備動作として、まず、間隔調整機構を動作させてサイズ設定を行なうことができる。すなわち、間隔調整機構により上記左右の機構のうち少なくとも一方を他方方向に移動させて左右の案内機構の間隔、左右の糊付け機構の間隔、左右の押え機構の間隔、左右の水平折曲げ機構の間隔及び左右の垂直折曲げ機構の間隔をそれぞれ製造すべき紙箱のサイズに合わせて設定することができる。
次に、紙材の送り込み、すなわち、給紙を行う。より詳しくは、耳片を有する1対のフラップが既に起こされている紙材をテーブルに載置し、それらのフラップを左右両側に位置させ、又はテーブルに載置した紙材の耳片を有する1対のフラップを起こし、それらを左右両側に位置させて、その紙材を左右の案内機構の定規の間を、左右両側のフラップの起立状態を保持しながら、その紙材の前端の折線が両案内機構の可動テーブルの前端に合致する製函位置まで手で送り込む。これで、その後の自動製函の準備が整う。
次に、製函動作を始動させる。すなわち、始動スイッチをONすると、制御手段は左右の糊付け機構左右の押え機構左右の水平折曲げ機構及び左右の垂直折曲げ機構所定の順序でそれぞれ左右同期して駆動させる。
さらに詳述すると、左右の糊付け機構が動作され、紙材の前フラップの両端部付近に糊剤を付着する。次いで、左右の押え機構が駆動され、その往復移動手段が押圧片を待機位置から押圧位置まで下降させて、押圧片の押圧面が紙材の底板をその底板の前端の両側部において可動テーブルに押圧して固定する。続いて、左右の水平折曲げ機構が駆動され、その往復移動手段と押圧片が紙材の左右両側のフラップの前端に形成してある耳片を水平内側に折曲げ、その押圧片はすぐに外側に復帰される。
き続き、左右の垂直折曲げ機構が駆動されて、その往復移動手段により紙材の前フラップの両端部付近を左右の押え機構の押圧位置に移動された押圧片と共働して垂直上方に折曲げると同時に、糊付けされた部分と折曲げられた耳片とを接着する。最後に、左右の垂直折曲げ機構及び左右の押え機構の往復移動手段が押圧片を復帰させる
これで、紙材の長辺の一フラップに対する製函動作が終了する。次ぎに、その紙材を左右の案内機構の間から手で取出して反転し、これを製函位置まで送り込み、始動スイッチをONすると、紙材の長辺の他フラップに対して同様の製函動作が行なわれる。
【0007】
左右の糊付け機構間隔調整機構は、両糊付け機構をそれぞれフレームに懸架されたスライドカイドに移動自在に装着し、製造すべき紙箱の所定サイズに合わせてロックするロック部材を備えた構成とすることもできる。
【0008】
上記可逆回転駆動体は、サイズ設定手段を自動化する場合はステッピングモータで構成することが好ましく、サイズ設定手段を手動で行なう場合は、ハンドルで構成すればよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明による紙箱製造装置の原理を概略的な構成により概念的に示す平面図である。
同装置は、フレーム1を有し、そのフレーム1の左右の側板21 ,22 の間において、案内部10と、糊付け部20と、押え部30と、水平折曲げ部40と、垂直折曲げ部50と、間隔調整部70と、制御部80と、操作部90が設けられている。
【0010】
案内部10は、図に例示するように、製造すべき紙箱のサイズに応じて裁断された紙材M(図(a))を、耳片を有する左右両側のフラップ底板から起立させた状態(図(b))で側板21 ,22 の手前側上部に設けられた固定テーブル3の上面に置き製函位置まで送り込む際に、その紙材を左右両側のフラップの起立状態を保ったまま正確な位置に案内するためのものであり、給紙方向と平行に延長する2本の定規101 ,102 を有する。定規101 ,102 は、固定テーブル3の前方において所要高さに起立している。そして、紙材の幅(長辺間距離)は紙箱のサイズに応じて異なるので、定規間の距離を調整可能に取付けられている。
【0011】
ここで、紙材Mの構造の一例を図7(a)を用いて説明しておくと、101は底板、1021 ,1022 は左右両側のフラップ、1031 ,1032 は左側のフラップ1021 の両端に形成された耳片,1033 ,1034 は右側のフラップ1022 の両端に形成された耳片、1041 ,1042 は給紙方向に対して前後のフラップである。なお、両側のフラップと前後のフラップの長さの大小関係は問わない。
【0012】
糊付け部20は、案内部10を介して製函位置まで給紙された紙材の前フラップ(給紙方向の前側のフラップ)の所定の部位に糊剤を付着させるためのものであり、紙材の前フラップの所定部位に糊剤を付着させるための左側の第1糊付け機構201 と、同じく右側の第2糊付け機構202 とからなっている。
【0013】
押え部30は、製函位置まで給紙された前記紙材の底板101の前端部の、左右両側のフラップ102 1 、102 2 に近い部位を定規101 ,102 の上面に押圧して固定するためのものであり、左側の第1押え機構30 1 と、右側の第2押え機構30 2 とからなっている。すなわち、各押え機構はいずれも同一の構成を有する、下面に押圧面を、前面に垂直な受圧面を有する押圧片を備え、その押圧片を給紙面の上方の待機位置から前記定規の上面を押圧する押圧位置までの間を昇降させるように構成されている。
【0014】
水平折曲げ部40は、製函位置まで送り込まれた前記紙材の左右両側のフラップ102の前端部に形成してある耳片103を押え部30の押圧片の受圧面と共同して水平内側に折曲げるものであり、製函位置まで送り込まれた紙材の前部耳片1031 よりも外側又は前部耳片103 2 よりも右外側に離間された待機位置と前記紙材の前部耳片1031 103 2 よりも内側の動作位置との間を移動される押圧片を有する左側の第1水平折曲げ機構401 と右側の第2水平折曲げ機構402 とからなっている。
【0015】
垂直折曲げ部50は、製函位置まで送り込まれた前記紙材の前フラップ1041 を垂直上方に折曲げ(起こし)、糊剤を付着された耳片1031 ,1032 に接着させるものであり、それぞれ前フラップ1041 の左側部位又は右側部位に作用する左側の第1垂直折曲げ機構501 と右側の第2垂直折曲げ機構502 とからなっている。
【0016】
そして、紙材の左側フラップ1021 及び前フラップ1041 に作用する第1定規101 、第1糊付け機構201 、第1水平折曲げ機構401 、第1垂直折曲げ機構501 の第1群は、一つの支持部又は複数の支持部に分割して取付けられ、紙材の右側フラップ102 及び前フラップ1041 に作用する第2定規102 、第2糊付け機構202 、第2水平折曲げ機構302 及び第2垂直折曲げ機構502 の第2群は、他の一つの又は複数の支持部に分割して取付けられている。
【0017】
間隔調整部70は、前記第1群の支持部と前記第2群の支持部の一方又は双方を、紙材の給紙方向に対して直角な方向に移動して、案内部10、糊付け部20、押え部30、水平折曲げ部40、及び垂直折曲げ部50を構成する左右の機構の間隔を調整する間隔調整機構を構成するものであり、前記支持部の一方又は双方を互いに接近又は離間する方向に往復移動させるように構成されている
間隔調整機構は、ハンドルで回転されるねじ軸に支持部の一部を螺合させた構成とすることもできるし、また、ハンドルに代えて、後に詳述される実施例のように、ねじ軸に回転軸を与えるモータを結合しても良い。
【0018】
続いて、上記原理を実現する本発明の一実施例の構成及び作用を図2以下の図面を用いて説明する。図2は実施例装置の一部を省略した平面図、図3は図2のX−X線断面端面図、図4は図2のY−Y線断面図、図5は制御系統の構成例を示すブロック図、図6は製造工程と各動作を箇条書きで示す図表、図7は製造過程と紙材の形状の変化の関係を示す工程模式図である。図面の簡明化のため、図2には押え部が省略されており、図3には糊付け部及び水平折曲げ部が省略されている。
【0019】
フレーム1の側板21 ,22 の手前側上部の作業者が作業をし易い高さに、固定テーブル3が設けてあり、その上面で図7の(a)の紙材Mを載せて左右両側のフラップ1021 ,1022 を起こす手作業を行うことができるようになっている。紙材の両側のフラップを起こす作業は、別の場所で手作業で又は機械で行っても良い。
固定テーブル3の前方には、案内部10を構成する左右の案内機構が設けられている。各案内機構は、可動テーブルとその可動テーブルに立設された定規とを有する。すなわち、前後方向(給紙方向)に平行に延びる左右2本の可動テーブル41 ,42 が設けてあり、その可動テーブル41 ,42 の上面に左右両側のフラップを起こした紙材をそのフラップの起立状態を保ったまま製函位置まで案内するための2本の定規101 ,102 が設けてある。つまり、可動テーブル41 ,42 は定規101 ,102 の支持手段をも兼ねている。定規101 ,102 は、互いに反対側で起立する案内辺を有する。
可動テーブル41 ,42 の前後両側には、フレーム1の左右側板21 ,22 の間に平行に懸架されたガイドロッド5a,5bが摺動自在に貫通されている。
【0020】
定規101 ,102 間の距離を、製造すべき紙箱のサイズに合わせて設定し、又は調整するための間隔調整機構の構成の一例を説明すると、フレーム1の左右側板21 ,22 の間にねじ軸71aがガイドロッド5a,5bと平行にこれらの間において回転自在に支持され、そのねじ軸は可動テーブル41 ,42 に、その前後方向中央において貫通され、螺合されている。ねじ軸71aには、その長手方向中央から両側に互いに反対方向のねじ山721 ,722 が切られている。731 ,732 は、ねじ軸71aを側板21 ,22 に支持する軸受である。
【0021】
ねじ軸71aには、伝動手段を介してフレーム1に設置された可逆回転駆動体から回転力が与えられるように構成されている。可逆回転駆動体は、一例として、ステッピングモータ74を用いることができる。前記伝動手段は、例えば、ねじ軸71aとステッピングモータ74の回転軸とにそれぞれ固着されたスプロケット75a、75bの間に無端チェーン76を巻回して構成することができる。上記ねじ軸71a、可逆回転駆動体(74)及び伝動手段(75a,75b,76)が、上記定規101 ,102 の間隔設定用の間隔調整機構を構成している。
ステッピングモータ74は、後述されるように、CPUを中心として構成されている制御部80のモータドライバ81に電気的に接続されている。そして、操作部90にサイズ設定動作をさせるための開スイッチSW1と閉スイッチSW2が設けてあり、開スイッチSW1をONすると、サイズ設定始動指令信号が制御部80に与えられるようになっている。
【0022】
定規101 ,102 が間隔調整機構70により最大離間距離まで移動された時は、これを検知するため、例えば、定規により動作される、マイクロスイッチ又は光電スイッチなどで構成された開リミットスイッチSW3が設けてある。一つの実施例として、制御部80は、開スイッチSW1を動作された時は、モータドライバ81を介してステッピングモータ74に一方向回転指令信号を与え、ねじ軸71aを介して両定規101 ,102 を互いに離間させる方向に移動させる。また、制御部80は開リミットスイッチSW3が動作されたことに基き、その一方向回転指令信号の供給を止める。
続いて、閉スイッチSW2を動作された時は、ステッピングモータ74に他方向回転指令信号を与え、ねじ軸71aを介して両定規101 ,102 を互いに接近させる方向に移動させるようになっている。最大接近距離まで移動されたときは、これを検知するため、例えば、定規により動作される、マイクロスイッチ又は光電スイッチなどで構成された閉リミットスイッチSW4が設けてある。
【0023】
また、この実施例では、定規10 1 ,10 2 一方又は双方案内面に、紙材の側辺が定規に当接したことを検知する紙材センサPS1 ,PS2 、例えばマイクロスイッチ又は反射式光電スイッチが設けてある。この紙材センサPS1 ,PS2 は、例えば、定規の案内面に開口する孔を設け、その孔の中にマイクロスイッチ又は反射式光電スイッチが案内面に当接した紙材により作動されるように構成することができる。
こうして、開スイッチSW2の動作により定規間距離を最大に広げた後、定規101 ,102 の間に紙材を置き、閉スイッチSW2の動作により両定規を接近させ、その両定規が紙材の側辺に当接した時に、紙材センサPS1 ,PS2 からの検知信号に基づいてステッピングモータ74の回転を止めることにより、紙箱のサイズに対応する定規間距離の設定を自動で行うことができる。
【0024】
定規101 ,102 の中間位置の前方には、定規101 ,102 に沿って給紙された紙材を製函位置に止める停止部材11が設けてある。この停止部材11は、フレーム1に取付けられた支持板12の上面に長孔13及び締付け部材14を介して前後方向に移動自在に載置され、用いられる紙材の前フラップの高さ寸法に応じて、停止位置を変更可能に固定されている。
こうして、紙材Mが給紙される時は、その紙材の前フラップと底板の境にある折線が定規101 ,102 又は可動テーブルの前端部間を結ぶ直線と合致した時、すなわち、製函位置まで送り込まれた時に、前フラップの前端が停止部材11に当たって止められるようになっている。
【0025】
糊付け部20は、案内部10を構成する各定規101 ,102 の延長上に設けられた左右の糊付け機構201 ,202 を有している。糊付け機構201 ,202 は、同一の構成要素により左右対称形に構成されていて、それぞれ糊供給器211 ,212 と、その糊供給器を給紙方向前方の待機位置と後方の糊付け位置との間を往復移動させる往復移動手段221 ,222 とを有している。
【0026】
糊供給器211 ,212 は、加熱溶解された糊剤であるホットメルトを収容するホットメルトガンで構成されている。各ホットメルトガンは、図5に示すように、制御部80からの制御信号を与えられる電磁弁駆動回路23により開閉される電磁弁24´1 ,24´2 を有する。
また、糊供給器211 ,232 は、ホットメルトガンが糊付け位置から待機位置まで復帰される際に、制御部80が電磁弁駆動回路23を介して電磁弁24´1 ,24´2 を所定時間開放させることにより、ホットメルトガンのノズルからホットメルト(糊剤)を噴出して、紙材の前フラップの所定部位に糊剤を所要の長さに渡って点状又は線状に付着するようになっている。糊材の付着長さは、往復移動手段221 ,222 による糊供給器211 ,212 の移動速度と、電磁弁駆動回路23が電磁弁24´1 ,24´2 を開放させる時間との関係により決まるが、紙材の前フラップの高さに応じて予め図示されていない入力部から制御部80のRAM又はROM等の記憶媒体に設定される。
【0027】
往復移動手段221 ,222 は、流体シリンダS11 ,S12 とピストンロッドR11 ,R12 から構成されている。流体シリンダS11 ,S12 は共通の切換え弁25を介してコンプレッサCPに結合されている。切換え弁25は、制御部80から制御信号を与えられる切換え弁駆動回路26により切換え動作を行なうようになっている。
【0028】
左右の糊供給器211 ,212 のホットメルトガンのノズルの間隔を、製造すべき紙箱のサイズに合わせて設定、調節することを可能にする手段の一例として、左右の側板21 ,22 の間にスライドガイド27が懸架され、そのスライドガイド27に軽快に摺動可能に支持された支持部材281 ,282 に糊付け機構201 ,202 が取付けられている。すなわち、往復移動手段221 ,222 の流体シリンダS11 ,S12 が支持部材281 ,282 に固定されている。291 ,292 は、支持部材281 ,282 をスライドガイド27に沿って所要位置まで移動した時に操作して、ロックするためのロック部材である。
【0029】
往復移動手段221 ,222 は、常時は、糊供給器211 ,212 を製函位置まで送り込まれた紙材の前フラップよりも前方の待機位置に保持し、動作された時、すなわち、制御部80により流体シリンダの切換え弁25が切換えられた時に、ホットメルトガンを製函位置まで送り込まれた紙材の前フラップの上方の糊付け位置まで移動させる。そして、製函位置まで到達した後に制御部80により再び切換え弁24が切換えられた時に、ホットメルトガンを糊付け位置から待機位置まで復帰させるようにしてある。
【0030】
糊付け部20の糊付け機構201 ,202 には、案内部のサイズ設定と連動して、ホットメルトガンによる糊付け位置が定規101 ,102 の間にセットされた紙材の前フラップの両端部付近の所定部位に対応するように、間隔調整機構70と連動する間隔調整機構を備えてもよい。この間隔調整機構は、図示されていないが、一例として、スライドガイド27に代えて、長手方向中央の両側に互いに反対方向のねじ山が切られているねじ軸71aと等しいピッチのねじ軸を用い、支持部材281 ,282 をそのねじ軸に螺合するとともに、ねじ軸の端部にスプロケットを固着して、前記無端チェーン76を巻回すれば良い。
【0031】
このようにした場合は、一つの駆動源(74)で案内部10と糊付け部20の間隔調整を連動して同期して行なうことができ、コスト低減と構成の簡素化を実現できる。また、設定値又は調整値の不一致を防止することができる。
【0032】
押え部30は、定規101 ,102 の後端部の上方に設けられた左右の押え機構301 ,302 を有する。押え機構301 ,302 も同一構成要素により左右対称形に構成されていて、それぞれ往復移動手段311 ,312 と、その往復移動手段により昇降される押圧片321 ,322 とからなっている。
往復移動手段311 ,312 も、糊付け部20の場合と同様に、流体シリンダS21 ,S22 とピストンロッドR21 ,R22 とから構成されており、流体シリンダS21 ,S22 は共通の切換弁35を介して共通のコンプレッサCPに接続されている。切換え弁35は駆動回路36を介して制御部80からの制御信号により切換え動作を行なうようになっている。
【0033】
押圧片321 ,332 は、ほぼ直方体状に形成され、少なくとも水平な底面と垂直な前面を有している。そして、製函動作をしない時は、往復移動手段は切換え弁35を介して押圧片321 ,322 を製函位置まで給紙された紙材の底板の前端部の左端部付近又は右端部付近に対応する上方の待機位置に保持している。その待機位置の高さは、前側の製函動作を終了した紙材を製函位置から定規101 ,102 の間を通って手前側に引き出す際に、押圧片がその紙材の起立接合された前フラップと衝突しない高さに設定されている。一方、製函動作をする時は、往復移動手段は制御部80からの切換え信号に基づく切換え弁35の切換え動作により、押圧片321 ,322 を下降させて、製函位置まで送り込まれた紙材の底板の前端部の左端部付近又は右端部付近の所定部位を可動テーブル41 ,42 の上面に押圧して紙材を固定するようになっている。
【0034】
押え機構301 ,302 も、案内部のサイズ設定と連動して、押圧片321 ,322 がそれぞれ製函位置まで給紙された紙材の底板の前端部の左端部付近又は右端部付近の所定部位に対応する所定間隔を有するように、間隔調整機構70により駆動されるようにしてある。
すなわち、往復移動手段311 ,312 の流体シリンダS21 ,S22 をそれぞれ支持部材331 ,332 に取付け、その支持部材331 ,332 の上下両側にフレーム1の左右側板21 ,22 の間に平行に懸架されたガイドロッド34a,34bが摺動自在に貫通され、その間においてフレーム1の左右側板21 ,22 の間に軸受723 ,724 を介して回転自在に支持されたねじ軸71aと同一構造の、長手方向中央の両側に反対方向のねじ山723 ,724 を有するねじ軸71bを支持部材331 ,332 に螺合されている。そして、ねじ軸71bの端部に固着されたスプロケット75cに前記無端チェーン76が巻回されている。
【0035】
水平折曲げ部40は、定規101 ,102 の後端部に可動レール41 ,42 を介して取付けられた左右の水平折曲げ機構401 ,402 を有する。水平折曲げ機構401 ,402 も同一構成要素により左右対称形に構成されていて、可動レール41 ,42 の前端部側面に取付けられた往復移動手段411 ,412 と、その往復移動手段により水平方向に往復移動される押圧片421 ,422 とからなっている。
往復移動手段411 ,412 も、糊付け部20及び押え部30の場合と同様に、流体シリンダS31 ,S32 とピストンロッドR31 ,R32 とから構成されている。流体シリンダS31 ,S32 は、共通の切換え弁45を介して共通のコンプレッサCPに接続されている。切換え弁45は駆動回路46を介して制御部80からの制御信号により切換え動作を行なうようになっている。
【0036】
水平折曲げ部40が製函動作をしない時は、往復移動手段は切換え弁45を介して押圧片421 ,422 を定規101 ,102 の案内面より内側に突出しない待機位置に保持している。一方、製函動作をする時は、往復移動手段は制御部80からの切換え信号に基づく切換え弁45の切換え動作により、押圧片421 ,422 を定規101 ,102 の案内面よりも内側に突出して、押え部30の作用位置まで降下されている押圧片321 ,322 の前面に近接する位置まで移動され、そのすぐ後に切換え弁45が切換えられて、待機位置まで後退復帰されるようになっている。
【0037】
こうして、左右両側のフラップが起立された状態で製函位置まで給紙された紙材の両側のフラップの前端部に形成されている耳片1031 ,1032 又は1033 ,1034 は、作用位置まで前進される水平折曲げ部40の押圧片421 ,422 により折線において水平内側方向に折曲げられ、押え部30の押圧片321 ,322 の受圧面に押し当てられるようになっている。
上記水平折曲げ部40は、図示の例では、案内部10の定規101 ,102 と一体に取付けられているので、案内部の間隔調整動作と連動して、水平折曲げ部40の押圧片431 ,432 の間隔調整が行われる。しかし、水平折曲げ部40は、糊付け部20又は押え部30と同様に別の支持手段に取付け、間隔調整機構70を用いて、押圧片431 ,432 の間隔調整を行うように構成することもできる。
【0038】
垂直折曲げ部50は、定規101 ,102 の後端部に可動テーブル41 ,42 を介して給紙面よりも下側に取付けられた左右の垂直折曲げ機構構501 ,502 を有する。垂直折曲げ機構501 ,502 も同一構成要素により左右対称形に構成されていて、可動テーブル41 ,42 に取付けられた往復移動手段511 ,512 と、その往復移動手段により上下方向に往復移動される押圧片521 ,522 とからなっている。
往復移動手段511 ,512 も、糊付け部20、押え部30及び水平折曲げ部40の往復移動手段と同様に、流体シリンダS41 ,S42 とピストンロッドR41 ,R42 とから構成されており、流体シリンダS41 ,S42 は、それぞれ支持部材531 ,532 により可動テーブル41 ,42 に取付けられている。また、流体シリンダS41 ,S42 は共通の切換弁55を介して共通のコンプレッサCPに接続されている。切換え弁55は駆動回路56を介して制御部80からの制御信号により切換え動作を行なようになっている。
【0039】
垂直折曲げ部50の押圧片521 ,522 は、前面上部にテーパ面又は湾曲面を有し、そのテーパ面又は湾曲面に引き続く垂直な押圧面を有している。そして、垂直折曲げ部50が製函動作をしない時は、往復移動手段は切換え弁55を介して押圧片521 ,522 を給紙面、すなわち、可動テーブル41 ,42 の上面よりも下方に下降させた待機位置に保持している。一方、製函動作をする時は、往復移動手段は制御部80からの切換え信号に基づく切換え弁55の切換え動作により、押圧片521 ,522 を給紙面よりも上方に水平折曲げ部40の押圧片421 ,422 の前面に対向して近接する作用位置まで上昇され、その状態を所定時間継続された後、切換え弁55が切換えられて、再び待機位置まで後退されるようになっている。
押圧片521 ,522 の前面上部にテーパ面又は湾曲面を設けた場合は、押圧片521 ,522 の前進初期に紙材の耳片1031 ,1032 又は1032 ,1034 に過大な折曲げ力が加わってその耳片を劣化させてその強度を低下させることが防止される。
【0040】
そして、押圧片521 ,522 が待機位置から作用位置に上昇される際に、製函位置に存在する紙材の前フラップ折線において起こし、その前フラップの両端部付近の糊剤が付着された部位を折曲げられた耳片1031 ,1032 又は1032 ,1034 の前面を押え部30の押圧片321 ,322 に押圧する。
この耳片1031 ,1032 又は1032 ,1034 の押え部30の押圧片321 ,322 に対する押圧は、制御部80の制御によりホットメルトによる接着に必要な所定時間維持されるようになっている。押圧片521 ,522 が作用位置に所定時間維持されている間に、その前フラップの両端部付近と耳片とがホットメルトにより接着される。この場合、紙材は底板101を押圧する押圧片321 ,322 により固定され、かつ、その押圧片が垂直折曲げ部50の押圧片521 ,522 により押圧される耳片前フラップとを受け止めるので、耳片前フラップとを確実に接着させることができる。
【0041】
固定テーブル1に設けた操作部90には、上述したように、サイズ設定用の開スイッチSW1及び閉スイッチSW2が設けられているほか、製函位置への給紙を終えたときに、製函動作を始動させるための始動スイッチSSWが設けられている。
始動スイッチSSWは、作業者が起立姿勢で足で踏んで動作させることができるペダルスイッチで構成されていることが好ましい。これにより手で給紙した直後に始動させることができる。
【0042】
続いて、上記構成を有する装置を用いて箱を製造する工程及びその作用を図5〜7の図面を参照して説明する。図6は製造工程を概略的に示し、図7は紙材のフラップ折曲げ前の状態から紙材の一方側部分の製函動作の終了までのプロセスの進行とともに変化する形状を表す。
【0043】
[サイズ設定]
まず、開スイッチSW1を押すと、制御部80は間隔調整機構70のステッピングモータ74を所定方向に回転させるため、ねじ軸71a,71bが所定方向に回転され、案内部の可動テーブル41 ,42 及び押え部30の支持部材331 ,332 を介して定規101 ,102 及び押圧片321 ,322 が、その間隔が開く方向に移動される。最大間隔になると開リミットスイッチSW3が出力する検知信号に基づき、制御部70はステッピングモータ74の回転を停止させる。
【0044】
次に、開いた定規101 ,102 の間に左右両側のフラップを起こした紙材Mを置き、閉スイッチSW2を押すと、制御部80はステッピングモータ74を反対方向に回転させるため、ねじ軸71a,71bが反対方向に回転され、定規101 ,102 及び押圧片321 ,322 が、その間隔が狭まる方向に移動される。
紙材の両側辺が定規101 ,102 の対向面に当接すると、紙材センサPS1 ,PS2 が出力する検知信号に基づき、制御部80はステッピングモータ74の回転を停止させる。これにより、案内部10の定規間距離、押え部30の押圧片間距離、水平折曲げ部40の押圧片間距離及び垂直折曲げ部50の押圧片間距離が、以後用いられる紙材Mのサイズに合わせて設定されたことになる。
また、糊付け部20については、サイズ設定後に定規間に送り込まれた所定の紙材の前フラップの所定糊付位置に糊供給器のノズルが対応するように、支持部材281 ,282 を移動して、ロック部材291 ,292 により固定する。
上述したように、糊付け部20に間隔調整機構70を利用する構成とした場合は、案内部10と連動して糊供給器のノズルの位置決めがされる。
【0045】
[給紙]
図7(a)に示すように、両側のフラップ1021 ,1022 がまだ起立されていない紙材Mは、同図(b)に示すように、両側のフラップ1021 ,1022 を起立させる。そして、最初の紙材Mをその起立させた両側のフラップ給紙方向の左右両側(図2においても左右両側)に位置させ、起立されていない前後のフラップのうち一方を給紙方向に向けて定規101 ,102 間に置き、前方に送り込むと、製函位置まで進んだ時に、予め製函位置に固定されている停止部材11により停止される。
【0046】
[製函]
次に、始動スイッチSSW、すなわち、ペダルスイッチを踏んでONする(図6丸1)と、制御部80はまず糊付け機構201 ,202 を動作させる(図6丸2)。すなわち、駆動回路26に制御信号を与えて切換え弁25を切換え、コンプレッサCPからの加圧流体を流体シリンダS11 ,S12 の後端部に供給し、ピトスンロッドR11 ,R12 を前進させて、待機位置に保持されていた糊供給器211 ,212 を製函位置に停止されている紙材の前フラップの所定部位に対応する糊付け位置まで前進させる。引続き、駆動回路26に制御信号を与えて切換え弁25を切換え、コンプレッサCPからの加圧流体を流体シリンダS11 ,S12 の前端部に供給して、ピトスンロッドR11 ,R12 を後退させながら駆動回路23を制御して糊供給器211 ,212 のノズル24´1 ,24´2 を所定時間開放させて、ノズルから糊剤を噴射させ、図7(c)に示すように、紙材の前フラップの所定部位に糊剤105を所要の長さに渡って点状又は線状に付着させる。糊付けを終了した糊供給器211 ,212 は待機位置まで復帰される。
【0047】
続いて、制御部80は、左右の押え機構30 1 及び30 2 を動作させる(図6丸3)。すなわち、制御部80は、駆動回路36に制御信号を与えて切換え弁35を切換え、コンプレッサCPからの加圧流体を流体シリンダS21 ,S22 の後端部に供給し、ピトスンロッドR21 ,R22 を前進させて、上方の待機位置に保持されていた押圧片321 ,322 を押圧位置まで下降させ、図7(d)に示すように、製函位置に停止されている紙材の底板の所定部位を押圧させる。これにより、紙材は可動テーブル41 ,42 の製函位置に固定される。この押え部30による紙材の固定は、後述される接着が終了するまで継続される。
なお、押え部30による紙材の製函位置への固定を先に行い、その後に、糊付け部20による所定部位への糊付けを行うようにしても良い。
【0048】
紙材に対する糊付けと押えを行った後、制御部80は、左右の水平折曲げ機構40 1 及び40 2 の駆動回路46に制御信号を与えて切換え弁45を切換え、コンプレッサCPからの加圧流体を流体シリンダS31 ,S32 の後端部に供給し、ピトスンロッドR31 ,R32 を前進させて、図7(c)に示すように待機位置に保持されていた押圧片421 ,422 を、図7(d)に示すように作用折曲げ位置まで前進させ、その間に、製函位置に停止されている紙材の両側のフラップ1021 ,1022 の前端部に形成されている耳片1031 ,1032 を水平内側に折曲げ、かつ、各押え機構の押圧片321 ,322 の垂直な前面に押圧させる(図6丸4)。これにより、耳片1031 ,1032 が直角に折曲げられる。この水平折曲げ動作が終了した直後に、制御部80は、再び駆動回路46に制御信号を与えて切換え弁45を切換え、コンプレッサCPからの加圧流体を流体シリンダS31 ,S32 の前端部に供給して、ピトスンロッドR31 ,R32 を後退させて、図7(e)に示すように押圧片421 ,422 を待機位置に復帰させる(図6丸5)。
【0049】
水平折曲げ機構401 ,402 の押圧片421 ,422 が復帰し始めるのと入れ替わりに、制御部80は、左右の垂直折曲げ機構501 及び502 を動作させる。すなわち、制御部80は、駆動回路56に制御信号を与えて切換え弁55を切換え、コンプレッサCPからの加圧流体を流体シリンダS41 ,S42 の後端部に供給し、ピトスンロッドR41 ,R42 を前進させて、待機位置に保持されていた押圧片521 ,522 を図7(e)に示すように作用位置まで上昇させ、製函位置に固定されている紙材の前フラップ1041 を直角上方に折曲げ(起こし)、かつ、その前フラップ1041 を先に水平内側に折曲げられた耳片1031 ,1032 の前面に押圧する。耳片1031 ,1032 は前面を押え機構301 ,302 の押圧片321 ,322 の受圧面に支持されるので、水平折曲げ機構401 ,402 の押圧片421 ,422 は前フラップ1041 と耳片1031 ,1032 に十分な押圧力を加えることができる。その垂直折曲げ機構501 ,502 の押圧片521 ,522 による押圧状態は、糊剤による接着に必要な所定時間継続される。これにより、前フラップに付着されたホットメルト105により耳片と前フラップが確実に接着される。
【0050】
所定の圧着時間が経過すると、制御部80は駆動回路56に制御信号を与えて切換え弁55を切換え、コンプレッサCPからの加圧流体を流体シリンダS41 ,S42 の前端部に供給して、ピトスンロッドR41 ,R42 を後退させて、垂直折曲げ機構501 ,502 の押圧片521 ,522 を下方の待機位置に復帰させる。これと同時に、又はその後に、制御部80は押え機構301 ,302 の駆動回路36に制御信号を与えて切換え弁35を切換え、コンプレッサCPからの加圧流体を流体シリンダS21 ,S22 の前端部に供給して、ピトスンロッドR21 ,R22 を後退させて、押圧片321 ,322 を待機位置に復帰させる(図6F)。
【0051】
以上で、紙材Mの両側のフラップの一方側と前フラップに対する一連の製函動作が終了する。
【0052】
[反転・給紙]
次に、定規101 ,102 の間から紙材Mを手前側に取出し(図7(f))、図7(g)に示すように、その紙材を反転して、左右両側のフラップ1021 ,1022 の製函がまだ済んでいない他方側と後フラップ1042 を先に向けて、その紙材を再び図7(c)のプロセスに移行して、定規101 ,102 間に置いて製函位置まで給紙し、始動スイッチSSWを踏む。その後は、上述した場合と同様にして、図7の(c)のプロセスから同図(e)のプロセスまで自動的に行われて、一つの紙材に対する製函動作が完了し、箱が完成する。
【0053】
上記の実施例によれば、間隔調整機構の回転駆動体としてステッピングモータ74を用いるので、サイズ設定を紙材の載置とスイッチの操作のみで、簡単迅速に行うことができる利点がある。しかし、上述したように、回転駆動体としてハンドルを用いることにより、安価な構成でサイズ設定を行うこともできる。
また、上記実施例では、水平折曲げ部40及び垂直折曲げ部50が、定規101 ,102 の支持手段である可動テーブル41 ,42 に取付けられ、押え部30は可動テーブル41 ,42 から独立して設けられている。しかし、押え部30も可動テーブル41 ,42 に結合することも可能であるし、案内部10、糊付け部20、押え部30、水平折曲げ部40及び垂直折曲げ部50のすべてを、それぞれ左右の支持手段に共通に取付け、動力又は手動による間隔調整機構により間隔設定をできるように構成することもできる。
【0054】
垂直折曲げ部50は、押え部30の押圧片321 ,322 に保持されている紙材の耳片に対して押圧片521 ,522 を垂直上方に移動して、前フラップを折曲げ、かつ、耳片と圧着させるので、板紙や段ボール等のように肉厚が種々異なる紙材を用いる場合は、垂直折曲げ部の押圧片521 ,522 は、図示を省略されているが、押圧面側にスポンジやゴム等の弾性体を備え、その弾性体の表面を覆う押圧板を設けることが望ましい。このような構造とすることにより、押圧片521 ,522 の取付け位置の調整をすることなく、紙材の肉厚の変動に対応することができ、しかも、確実な圧着力を得ることができる。
【0055】
上記紙材に関する説明において、定規に案内されるフラップ左右両側のフラップと称し、糊付けされるフラップ前フラップと称したが、これは単に識別の便宜のためであり、本発明は、耳片が形成されているフラップを定規に案内させ、そのフラップに隣り合うフラップに糊付けをすることを前提としている。
この場合、定規に案内されるフラップと糊付けされるフラップは、その一方又は双方が折返しフラップであっても、水平折曲げ機構と垂直折曲げ機構の押圧片を適合するものに交換するなどすれば、適用可能である。
【0056】
さらに、上記往復移動手段を構成する、ピストンロッドを用いる流体シリンダは、ロッドレスシリンダで代替することもできる。
【0057】
【発明の効果】
上述のように、請求項1の発明によれば、手で製函位置まで給紙をして、始動スイッチを操作すれば、その後は、糊付け、製函位置への固定、耳片の水平折曲げ、前フラップの垂直折曲げ及び接着までが自動的に行われる。そして、紙材の一方側に対する製函が済んだら、紙材を反転して給紙すれば、他方側に対して同様の作用がされて、紙箱が完成する。
そして、間隔調整機構の操作により、案内部、糊付け部、押え部、水平折曲げ部及び垂直折曲げ部の紙箱のサイズに対応する間隔設定・調整が自動で(糊付け部については手動で行われる場合もある。)簡単にできる。
【0058】
従って、本発明による紙箱製造装置は、次のような特長を有する。
(1)サイズの設定も操作も簡単であるので、小ロット生産に適している。
(2)紙材は、予め左右両側のフラップを起こしたものを案内部に沿って製函位置まで送り込むので、フラップ起立のための木型を必要としないため、構成が簡素である。
(3)可能製函サイズの範囲が広く、従来の製函機には入らない大サイズの紙箱の製造も可能である。
(4)紙材は、板紙や各種の段ボールなど材質を選ばない。
(5)熱いホットメルト糊剤は糊供給器から自動供給されるので、安全性に優れている。
(6)各部の構成はコンパクト設計が可能であるので、場所をとらない。
(7)糊付け部、押え部、水平折曲げ部及び垂直折曲げ部の各部の往復移動手段には、共通の流体発生源を用いることができるので、安価な装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による紙箱製造装置の原理を概略的な構成により概念的に示す平面図。
【図2】 実施例装置の平面図。
【図3】 図2のX−X線断面図。
【図4】 図2のY−Y線断面図。
【図5】 制御系統の構成例を示すブロック図。
【図6】 製造工程を概略的に示す図表。
【図7】 製造過程と紙材の形状の変化の関係を示す工程模式図。
【符号の説明】
1 フレーム
3 固定テーブル
10 案内部
101 ,102 、41 ,42 案内機構
101 ,102 定規
41 ,42 可動テーブル
20 糊付け部
201 第1糊付け機構
202 第2糊付け機構
211 第1糊供給器
212 第2糊供給器
221 ,222 往復移動手段
S11 ,S12 流体シリンダ
R11 ,R12 ピストンロッド
30 押え部
301 第1押え機構
302 第2押え機構
311 ,312 往復移動手段
S21 ,S22 流体シリンダ
R21 ,R22 ピストンロッド
321 第1押圧片
322 第2押圧片
40 水平折曲げ部
401 第1水平折曲げ機構
402 第2水平折曲げ機構
411 ,412 往復移動手段
S31 ,S32 流体シリンダ
R31 ,R32 ピストンロッド
421 第1押圧片
422 第2押圧片
50 垂直折曲げ機構
501 第1垂直折曲げ機構
502 第2垂直折曲げ機構
511 ,512 往復移動手段
S41 ,S42 流体シリンダ
R41 ,R42 ピストンロッド
70 間隔調整機構
71a,71b ねじ軸
74 ステッピングモータ
80 制御部
90 操作部
105 糊剤
M 紙材
101 底板
1021 ,1022 左右両側のフラップ
1031 ,1032 耳片
1041 〜1044 前後のフラップ

Claims (5)

  1. 矩形底板の2対の相対する辺に折線を介して接続されたフラップを有し、そのうちの1対のフラップの両端部に接合用耳片を有する紙材から紙箱を製造する紙箱製造装置であって、
    前記耳片を有するフラップが起立された前記紙材を前記起立されたフラップを左右両側に存在させて載置し、又は、前記紙材を載置して前記耳片を有するフラップを起立させ、その起立させたフラップを左右両側に存在させて、製函位置に向けて給紙するためのテーブルと、
    前記テーブルから給紙される前記紙材を前記左右両側のフラップの起立状態を保ったまま前記製函位置まで案内するための可動テーブル及びその可動テーブルに起立された平行な定規を有する左右の案内機構と、
    前記製函位置まで給紙された前記紙材の給紙方向前側のフラップ端部付近に糊剤を付着するための、それぞれホットメルト糊剤を供給する糊供給器と、その糊供給器を製函位置まで給紙された紙材の給紙方向前側フラップよりも給紙方向前方の待機位置と前記紙材の前記給紙方向前側のフラップの端部付近の上方の糊付け位置との間を往復移動させる往復移動手段と、前記糊供給器に糊剤付着動作を行わせる駆動回路とを有する左右の糊付け機構と、
    前記製函位置まで給紙された前記紙材の底板の前記左右両側のフラップの前端部に近い部分を前記左右の案内機構可動テーブルの上面に押圧するための、それぞれ下面に押圧面を、前面に受圧面を備えた押圧片と、その押圧片を製函位置まで給紙された紙材の底板の左右両側のフラップの前端部に近い部分の上方の待機位置と前記紙材の底板を押圧する下方の押圧位置との間を往復移動させる往復移動手段とを有する左右の押え機構と、
    前記製函位置まで給紙された前記紙材の左右両側のフラップの前端部に形成してある耳片を水平内側に折曲げるための、それぞれ押圧片と、その押圧片を製函位置まで給紙された紙材の左右両側のフラップの端部に形成された耳片よりも外側となる待機位置からその耳片よりも内側となる作用位置までの間を往復移動させる往復移動手段とを有する左右の水平折曲げ機構と、
    前記製函位置まで給紙された前記紙材の給紙方向前側のフラップを、前記左右の糊付け手段により糊付けされた部分が前記左右の水平折曲げ機構により前記左右の押え機構の押圧片の受圧面側に折曲げられた耳片に圧着されるまで垂直上方に折曲げるための、それぞれ押圧片と、その押圧片を製函位置まで給紙された紙材の給紙方向前側のフラップよりも下側となる待機位置からその給紙方向前側のフラップよりも上側となる作用位置までの間を往復移動させる往復移動手段とを有する左右の垂直折曲げ機構と、
    前記左右の案内機構、前記左右の糊付け機構、前記左右の押え機構、前記左右の水平折曲げ機構及び前記左右の垂直折曲げ機構左右少なくとも一方を他方の方向に移動させて、それぞれの左右の機構の間隔を製造すべき紙箱のサイズに合わせて調整するための間隔調整機構と、
    上記左右の糊付け機構の糊付け動作、左右の押え機構の押圧動作、左右の水平折曲げ機構の水平折曲げ動作、左右の垂直折曲げ機構の垂直折曲げ動作を所定の順序でそれぞれ左右同期して行なわせる制御手段であって、前記各糊付け機構に対しては、始動スイッチのONに基づいて前記糊付け機構の往復移動手段を動作させ、かつ、前記糊付け位置から待機位置に復動する間に前記駆動回路を動作させて前記紙材の前記給紙方向前側のフラップの端部付近に糊剤を所要長さに渡って付着させ、前記各押え機構に対しては、前記始動スイッチのONに基づいて所定タイミングで前記押え機構の往復移動手段を動作させて前記押圧片を押圧位置に移動させ、かつ、前記各水平折曲げ機構及び前記各垂直折曲げ機構による接着を終了した後に、前記押え機構の往復移動手段を再び動作させて前記押圧片を前記待機位置に復帰させ、前記水平折曲げ機構に対しては、前記押え機構の押圧片を押圧位置まで移動させた後、前記水平折曲げ機構の往復移動手段を動作させて前記水平折曲げ機 構の押圧片を作用位置まで移動させ、かつ、直ちに前記水平折曲げ機構の往復移動手段を再び動作させて待機位置に復帰させ、前記垂直折曲げ機構に対しては、前記水平折曲げ機構の押圧片が待機位置に復帰された直後に前記垂直折曲げ機構の往復移動手段を動作させて前記垂直折曲げ機構の押圧片を作用位置に移動させ、かつ、前記糊剤による接着に必要な所定時間の経過後に前記垂直折曲げ機構の往復移動手段を再び動作させて前記垂直折曲げ機構の押圧片を待機位置に復帰させるものと、
    を備えたことを特徴とする紙箱製造装置。
  2. 請求項1に記載された紙箱製造装置において、
    いずれも左側の案内機構と水平折曲げ機構と垂直折曲げ機構左側の第1支持手段に支持するとともに、いずれも右側の案内機構と水平折曲げ機構と垂直折曲げ機構右側の第2支持手段に支持し、左側の押え機構を第3支持手段に支持するとともに、右側の押え機構を第4支持手段に支持し、
    間隔調整機構は、紙箱製造装置を構成するフレームに給紙面の下方において、長手方向中央から両側に互いに反対方向のねじ山が切られた第1ねじ軸を、その軸線を給紙方向に対して直角方向に向けて回転自在に備えて、一方のねじ山を前記第1支持手段に設けられたねじ孔に、他方のねじ山を前記第2支持手段に設けられたねじ孔にそれぞれ螺合するとともに、前記フレームに給紙面の上方において、長手方向中央から両側に互いに反対方向のねじ山が切られた第2ねじ軸を、その軸線を給紙方向に対して直角方向に向けて回転自在に備えて、一方のねじ山を前記第3支持手段に設けられたねじ孔に、他方のねじ山を前記第4支持手段に設けられたねじ孔にそれぞれ螺合し、前記両ねじ軸に無端伝動部材を介して回転力を与える可逆回転駆動体を備えてなることを特徴とする紙箱製造装置。
  3. 可逆回転駆動体は、ステッピングモータであることを特徴とする請求項2に記載された紙箱製造装置。
  4. 可逆回転駆動体は、ハンドルであることを特徴とする請求項2に記載された紙箱製造装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一つに記載された紙箱製造装置において、左右の糊付け機構は、フレームに懸架されたスライドカイドに移動自在に装着され、製造すべき紙箱の所定サイズに合わせてロックするロック部材を有することを特徴とする紙箱製造装置。
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