JP3847542B2 - 制御システムおよびプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プログラマブル表示器などの制御用表示装置から離れた場所に配された端末装置によって、上記制御用表示装置で表示される画面を確認可能な制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プログラマブルロジックコントローラ(以降、PLCと称する)などと呼ばれる産業用制御装置は、シーケンス制御をはじめとする各種制御を実現するために、ベルトコンベアー式の自動組付機などの種々のターゲットシステムを制御する制御装置として広く使用されている。さらに、近年では、ターゲットシステムの複雑化に伴って、複数台のPLCを互いに連携させて使用することも行われている。また、各PLCからのデータの表示やPLCへの制御指示は、PLCの近傍などに配される制御用表示装置で行われるだけではなく、例えば、これらの表示装置から離れた場所に設置した制御用ホストコンピュータでも、表示あるいは操作できるように、制御システムを構築することもある。
【0003】
具体的には、例えば、図10に示すように、従来の制御システムでは、PLC101が制御の中心として位置付けられており、各PLC101には、ターゲットシステム102の入出力用のデバイス102aと、デバイスの状態を表示するとともに、PLC101への制御指示を行うプログラマブル表示器103とが接続されている。さらに、そのPLC101には、他のPLC101や制御用ホストコンピュータ104がシリアルケーブル105を介して接続されており、PLC101と制御用ホストコンピュータ104との間や各PLC101間における制御データの受け渡しは、PLC101の通信機能を利用して行われている。
【0004】
上記の構成において、プログラマブル表示器103は、画面データに基づいて表示/制御を行う。その画面データは、ベース画面上の領域を特定する位置情報と、その領域への表示や入力に対応するデバイス102aのアドレスとの対応関係を示す情報を単位として、それらの情報の組み合わせによって構成されている。このような画面データは、制御用ホストコンピュータ104の作画処理部104aで作成された後、各プログラマブル表示器103に配信される。
【0005】
一方、制御用ホストコンピュータ104の表示処理部104bは、PLC101と通信して、デバイス102aの状態を示すデータを受け取り、状態に応じて画面表示するとともに、使用者の入力に応じて、PLC101へ制御データを送出し、制御データに応じて、ターゲットシステム102を制御させる。同様に、プログラマブル表示器103は、PLC101と通信しながら、デバイス102aの状態を表示/制御する。
【0006】
ここで、制御用ホストコンピュータ104は、プログラマブル表示器103と用途や設置場所が異なっているため、CPUやメモリマップなどのハードウェア構成と、オペレーティングシステムなどのソフトウェア構成との双方が異なっている。したがって、制御用ホストコンピュータ104の表示処理部104bは、プログラマブル表示器103の画面データに基づいて表示/制御することができない。このため、プログラマブル表示器103の表示内容を確認するためには、プログラマブル表示器103の設置場所に出向いて確認しなければならない。
【0007】
また、上記の制御システムは、基本的に閉じたシステムであり、遠隔地から、プログラマブル表示器の画面など、制御システムの状態を見ることができない。
【0008】
本願の出願人は、上記の不都合を解消するためのシステムとして、インターネットを介して、プログラマブル表示器の画面を示すデータを、端末装置で表示可能な形式に変換し、インターネットを介して端末装置に配信する構成を記載した特願2000−077002号を先に出願した。
【0009】
具体的には、図11に示すように、ローカル制御システム111では、プログラマブル表示器112および制御用ホストコンピュータ121が、予め定められた共通プロトコルで通信するネットワーク131を介して接続されている。プログラマブル表示器112は、制御用ホストコンピュータ121や他のプログラマブル表示器112とPLC132とが通信する場合、PLC132の機種に固有の専用プロトコルでの専用プロトコルIF(インターフェース)部114による通信と、共通プロトコルでの共通プロトコルIF(インターフェース)部115による通信とを、プロトコル変換部116で両プロトコルを相互に変換することによって中継する。
【0010】
これにより、各プログラマブル表示器112や制御用ホストコンピュータ121は、他のプログラマブル表示器112と通信する際、他のプログラマブル表示器112に接続されたPLC132の機種に拘らず、共通プロトコルで通信できる。
【0011】
また、作画処理部122によって作成されて画面データメモリ123に蓄えられた画面データを、ネットワーク131を介してプログラマブル表示器112の画面データメモリ113にダウンロードしている。そのプログラマブル表示器112では、表示処理部117によって、その画面データに基づいて表示される画面にPLC132からのデータに基づいてデバイス133の状態を反映させたり、操作入力部118によって、その画面からPLC132への制御指示を入力したりする。
【0012】
さらに、上記制御用ホストコンピュータ121には、インターネット132に接続可能な公開サーバ部124が設けられている。アプレットは、クライアント装置141からアクセスされると、作画処理部122によって作成されて画面データメモリ123に記憶された画面データを変換部125で変換することで、公開用ファイルやアプレットが生成され、公開サーバ部124によって、クライアント装置141に送信される。さらに、アプレットをバーチャルマシン142によって実行するクライアント装置141は、制御用ホストコンピュータ121と公開サーバ部124を介して通信して、共通プロトコルIF(インターフェース)部126を介してサーバ部127に取得したデバイス133のデータを受け取りブラウザ143によって表示する。
【0013】
ここで、上記の画面データは、プログラマブル表示器112が画面表示する際の動作を規定しており、クライアント装置141は、ローカル制御システム111内の各デバイスにアクセスする代わりに、公開サーバ部124からデバイス133のデータを受け取る。これにより、インターネット151を介して接続しているにも拘らず、クライアント装置141は、プログラマブル表示器112に表示された画面と同一内容の画面を表示できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の制御システムでは、制御用ホストコンピュータ121において、画面データメモリ123に記憶された画面データに基づいて、公開用のアプレットを生成する。このため、制御用ホストコンピュータ121が画面データメモリ123を備えていないと、上記のアプレットを生成することができず、画面データをクライアント装置141で表示させることができない。
【0015】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、画面データをホストコンピュータなどで記憶していなくても、プログラマブル表示器などの制御用表示装置に表示される画面をインターネットを介して公開することができる制御システムを実現することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の制御システムは、上記の課題を解決するために、ターゲットシステムを制御する制御装置と、当該制御装置に接続されていると共に、画面データに基づいて、上記ターゲットシステムの入力機器または出力機器としてのデバイスの状態を読み出し、当該デバイスの状態に応じた部品図形を表示用画面表示する動作を行うと共に、指定された表示用画面の画面データを送信する複数の制御用表示装置と、当該制御用表示装置と第1ネットワークを介して通信可能な取得手段とを備えた制御システムであって、上記取得手段は、ある制御用表示装置の表示用画面を表示するように端末装置から指示されると、当該制御用表示装置へ要求して、上記指示された表示用画面の画面データを当該取得手段に送信させると共に、当該制御用表示装置から上記デバイスの状態を示すデータであるデバイスデータを取得し、上記制御システムは、さらに、取得された上記画面データおよび上記デバイスデータに基づいて、上記端末装置から表示が指示された制御用表示装置の表示用画面を、上記端末装置に表示させるための端末用データを生成する生成手段と、上記端末用データを上記端末装置に送信するように第2ネットワークを介して上記端末装置と通信する通信手段とを備えていることを特徴としている。
【0017】
上記の構成では、取得手段によって画面データおよびデバイスデータが取得されると、これらのデータに基づいて、生成手段によって端末用データが生成される。この端末データは、通信手段によって第2ネットワークを通じて端末装置に送信される。これにより、端末装置では、画面データおよびデバイスデータによる表示用画面が表示される。
【0018】
それゆえ、制御用表示装置と離間した場所にある端末装置においても、制御用表示装置で表示される表示用画面を表示することができる。また、画面データが制御用表示装置から取得されるので、生成手段および通信手段を有するサーバ装置に画面データを記憶させる必要がなくなる。
【0019】
本発明の他の制御システムは、上記の課題を解決するために、ターゲットシステムを制御する制御装置と、当該制御装置に接続されていると共に、画面データに基づいて、上記ターゲットシステムの入力機器または出力機器としてのデバイスの状態を読み出し、当該デバイスの状態に応じた部品図形を表示用画面表示する動作を行う制御用表示装置であって、上記画面データを記憶する記憶手段と、端末装置からの要求に応じて上記記憶手段に記憶された上記画面データを送信する送信手段とを有する複数の制御用表示装置と、 該制御用表示装置と第1ネットワークを介して通信可能で、第2ネットワークを介して上記端末装置と通信可能な通信手段とを備えた制御システムであって、上記通信手段は、ある制御用表示装置の表示用画面を表示するように端末装置から指示されると当該制御用表示装置へ要求して、上記指示された表示用画面の画面データを自らに送信させると共に、当該制御用表示装置から、上記デバイスの状態を示すデータであるデバイスデータを取し、上記制御システムは、さらに、実行プログラムを記憶する実行プログラム記憶手段と、端末用データを生成する生成手段とを備え、上記実行プログラムは、上記端末装置が上記端末用データを用いて実行プログラムを実行することによって、上記送信された上記画面データに対応する上記デバイスデータを上記通信手段に問い合わせる動作と、問い合わせへの応答に応じて、上記端末装置から表示が指示された制御用表示装置の表示用画面を当該端末装置の表示画面上に表示する動作とを上記端末装置に実行させる実行プログラムであり、上記生成手段は、上記送信手段の送信した上記画面データに基づいて、上記端末装置から表示が指示された制御用表示装置の表示用画面を当該端末装置の表示画面上に表示させるための端末用データを生成すると共に、上記通信手段は、上記端末装置に上記各動作を行わせるように上記実行プログラムおよび上記端末用データを上記端末装置へ送信して、当該端末装置に当該端末用データを用いて当該実行プログラムを実行させることによって、上記端末装置に上記各動作を行わせるとともに、該端末装置が問い合わせるデバイスデータを取得して該端末装置に送信することを特徴としている。
【0020】
また、本発明に係る制御システムは、ターゲットシステムを制御する制御装置と、当該制御装置に接続されていると共に、所定の画面領域へ所定のデバイスのアドレスの内容に応じた部品図形を表示する表示用処理指示語を含む処理指示語を組み合わせて構成されている画面データに基づいて、上記制御装置または上記制御装置が接続されている他の制御用表示装置と通信して、上記ターゲットシステムの入力機器または出力機器としての上記デバイスの状態を読み出し、当該デバイスの状態に応じた部品図形を表示用画面に表示する動作を行う制御用表示装置であって、上記画面データを記憶する記憶手段と、端末装置からの要求に応じて上記記憶手段に記憶された上記画面データを送信する送信手段とを有する制御用表示装置と、当該制御用表示装置と第1ネットワークを介して通信可能であり、第2ネットワークを介して上記端末装置と通信可能である通信手段とを備えた制御システムであって、上記通信手段は、当該制御用表示装置から、上記デバイスの状態を示すデータであるデバイスデータを取得するとともに、上記制御システムは、実行プログラムを記憶する実行プログラム記憶手段と、上記制御用表示装置の送信した画面データに基づいて端末用データを生成する生成手段とを備え、上記端末用データは、上記画面データに基づいて表示可能な複数のユーザ画面の1つ1つに対応して作成されたXMLファイルであって、上記ユーザ画面に関連する各処理指示語を示すXMLエレメントを含んでおり、上記生成手段は、上記画面データから、ユーザ画面毎の処理指示語を順次抜き出し、それに応じたXMLエレメントを生成し、そのXMLエレメントの内容を上記の処理指示語に応じて設定することによって、そのユーザ画面のXMLファイルを作成すると共に、上記実行プログラムは、上記端末装置が上記端末用データを用いて実行プログラムを実行することによって、上記制御用表示装置が画面データに基づいてデバイスの状態を読み出す代わりに、当該デバイスの状態を示すデバイスデータを上記通信手段に問い合わせる動作と、当該デバイスデータに応じて、端末装置に表示されたユーザ画面における、上記XMLエレメントの示す表示領域の表示を更新する動作とを行わせるものであり、上記通信手段が、上記端末装置に上記各動作を行わせるように上記実行プログラムおよび上記端末用データを上記端末装置へ送信するとともに、該端末装置が問い合わせるデバイスデータを取得して該端末装置に送信することを特徴としている。
【0021】
上記の構成では、端末装置から画面データの送信の要求があると、送信手段によって、記憶手段に記憶された画面データが送信される。すると、生成手段によって、その画面データに基づいて、上記の各動作を実行させるプログラムを含む端末用データを生成する。この端末用データおよび実行プログラム記憶手段に記憶された実行プログラム(アプレットなど)は、通信手段によって、第2ネットワークを通じて端末装置に送信される。また、通信手段は、実行プログラムによる端末装置からのデバイスデータの問い合わせがあると、制御用表示装置から取得したデバイスデータを端末装置に送信する。これを受けた端末装置は、端末用データを用いて実行プログラムを実行することによって、表示用画面をデバイスデータによるデバイスの状態を反映させて表示する。
【0022】
それゆえ、前述の制御システムと同様、制御用表示装置と離間した場所にある端末装置においても、制御用表示装置で表示される表示用画面を表示することができる。また、画面データが制御用表示装置から取得されるので、生成手段および通信手段を有するサーバ装置に画面データを記憶させる必要がなくなる。
【0023】
本発明の記録媒体は、上記の課題を解決するために、上記の各制御システムの各手段を実現するための各処理を実行するプログラムを記録している。それゆえ、上記の各制御システムと同様に、サーバ装置に画面データを記憶させる必要がなくなる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について図1ないし図9に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0025】
本実施の形態に係る制御用通信システムは、図1に示すように、ホストコンピュータ1と、複数のプログラマブル表示器(以降、表示器と称する)2…と、複数のPLC3…とを備えている。
【0026】
ホストコンピュータ1および表示器2…は、共通の通信プロトコルで通信を行うことが可能な共通ネットワーク4を介して互いに接続されている。一方、表示器2およびPLC3は、PLC3毎に固有の通信プロトコルで通信を行うことが可能な専用ネットワーク5を介して個々に接続されている。また、表示器2は、後述するユーザ画面(表示用画面)を作成するためのコンピュータ8に接続されている。さらに、共通ネットワーク4は、図示しないルータを介してネットーワークとしてのインターネット10に接続されている。このインターネット10には、クライアント装置9が接続されている。
【0027】
本実施の形態では、表示器2が共通ネットワーク4を介してデータ通信する場合、専用ネットワーク5を伝送される通信プロトコルに拘らず、統一した通信プロトコルで通信できるように、共通ネットワーク4で伝送可能な通信プロトコルに共通の通信プロトコル(共通プロトコル)を規定している。具体的に、本実施の形態では、共通ネットワーク4として、イーサネット(商標:ゼロックス社)などのローカルエリアネットワーク(LAN)が用いられており、共通ネットワーク4での通信プロトコルとして、TCP/IPが採用されている。
【0028】
PLC3は、CPU/電源モジュールと、入力ユニットと、出力ユニットとを備えている。CPU/電源モジュールは、CPUやメモリを含むCPU部と、PLC3の各部に電力を供給する電源部とからなっている。CPU部は、制御プログラムにしたがって、入力ユニットを介して入力機器(図中、I/D)6から入力される信号に基づいて出力機器(図中、O/D)7に与える制御データの演算処理を行う。入力ユニットおよび出力ユニットは、それぞれデバイスとしての入力機器6および出力機器7に接続されるインターフェース機能を有する部分であって、これらの機器との間で入出力されるデジタル信号またはアナログ信号を上記のCPU部とやり取りするようになっている。
【0029】
入力機器6としては、センサ(温度センサ、光センサなど)、スイッチ(押ボタンスイッチ、リミットスイッチ、圧力スイッチなど)のような機器が用いられる。出力機器7としては、アクチュエータ、リレー、電磁弁、表示器などが用いられる。これらの入力機器6…および出力機器7…は、製造ラインなどの各種のターゲットシステムの所要各部に配置される。
【0030】
コンピュータ8は、例えば、パーソナルコンピュータによって構成されており、上記の作画エディタ8aおよび画面データファイル記憶部8bを備えている。
【0031】
作画エディタ8aは、表示器2が、入力機器6…および出力機器7…の稼働状況や作業指示のような管理のための各種のモニタ、機器に対する設定値を入力する端末としての機能を備えるように、表示部25に表示させるユーザ画面を作成する画面作成ソフトウェアである。
【0032】
一般に、作画エディタ8aは、ユーザ独自の画面であるユーザ画面を作成できるように、スイッチ、ランプ、テンキー、各種表示器(例えば、数値表示器、メータ表示器およびグラフ表示器)などの部品(表示要素)、タグ設定機能、描画機能、テキスト入力機能などを備えている。部品としては、単一の機能を有する単一部品だけでなく、複数の機能を有する、複合スイッチ、カウンタ、タイマといった複合部品が用意されている。このような複合部品は、単一部品と同様、ドラッグ&ドロップなどの操作によってベース画面の所望の位置に配置できるようにライブラリ形式で登録されている。表示要素としてのタグは、数値や直線などの動的変化を画面上の任意の位置で表現させるために、所望の位置(領域)に設定される所望の動画機能である。
【0033】
また、作画エディタ8aは、作成されたユーザ画面に配置される部品やタグに応じた各入出力機器6・7が接続されるPLC3の入出力端子に付与された入出力番号(デバイスアドレス)を、上記の部品やタグに変数を介して割り付ける。
【0034】
画面データファイル記憶部8bは、上記の作画エディタ8aによって作成された1画面分のユーザ画面のデータである画面データを1つのファイル(画面データファイル)として格納する。ここに記憶された画面データは、必要に応じて表示器2に送信され、ユーザメモリ27にダウンロードされる。
【0035】
端末装置としてのクライアント装置9は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどによって構成されており、バーチャルマシン91と、ブラウザ92とを備えている。バーチャルマシン91は、Java(登録商標)言語のプログラムを実行可能であり、プラットフォームに依存しないバイトコードをクライアント装置9のネイティブコードに変換する。一方、ブラウザ92は、インターネット10に接続された機器と通信し、受け取ったアプレットをバーチャルマシン91に実行させる。また、ブラウザ92は、例えば、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)などのプロトコルで任意のサーバ装置からHTML文書などの文書を受け取り、閲覧することもできる。
【0036】
上記のバーチャルマシン91およびブラウザ92は、多くのコンピュータに予めインストールされている汎用のブラウザソフトで実現できる。それゆえ、これらのコンピュータは、特別なプログラムをインストールすることなく、クライアント装置9として動作できる。また、共通ネットワーク4、専用ネットワーク5、インターネット10を含む各種の通信路を介してプログラムをダウンロードするためのプログラムが、上記コンピュータに予めインストールされていれば、これらの通信路を介して、そのコンピュータへ上記のプログラムを配付することもできる。
【0037】
制御用表示装置としての表示器2は、RAM、ROM、フラッシュROM、VRAMなどのメモリや、CPUなどの演算処理部を有しており、これらによって表示器2の各部の動作を制御している。また、表示器2は、データ処理部21、インターフェース部(図中、I/F)22・23、入力部24、表示部25、変換データ記憶部26、ユーザメモリ27およびメンテナンスポート28を備えている。
【0038】
データ処理部21は、後述するプロトコル変換の処理、ユーザ画面の表示制御および表示器2に記憶されているユーザ画面をホストコンピュータ1にアップロード(送信)するための処理を行うために各種のデータ処理を行う。
【0039】
データ処理部21は、両ネットワーク4・5での通信プロトコルが互いに異なる場合、変換データ記憶部26に記憶されたデータを参照しながら、一方の通信プロトコルから他方の通信プロトコルへ変換するように上記のプロトコル変換処理を行う。このプロトコル変換は、例えば、国際特許公開公報WO99/56186号に開示された方法によって行われる。
【0040】
データ処理部21は、前述の作画エディタ8aで作成されたユーザ画面のデータ(画面データ)に基づいてVRAMなどを用いて表示部25にユーザ画面を描画させるように、上記の表示制御を行う。また、データ処理部21は、複数のユーザ画面をユーザによる切り換えの指示入力に応じて切り換える。
【0041】
ユーザ画面は、ターゲットシステムを模した背景画面に、予め設定された上記の部品やタグがシンボルとして合成されている。このように構成されるユーザ画面においては、入力機器6および出力機器7の動作状況や、後述する入力部24からの入力操作が、入出力機器6・7の実際の動作に応じた部品・タグの動きや表示状態(色など)の変化として反映される。各ユーザ画面は、例えば、図5に示すように、銘板など、表示内容を変更しない静止図形Bや、スイッチ、ランプ、メータなどのように、形状、色、点滅状態などの表示状態が変換する表示要素としての部品図形J(J1)を、ベース画面上に配置して形成される。
【0042】
一方、上記のユーザ画面の画面データは、図2に示すように、ベース画面のファイル番号Fと、ベース画面上で実行すべき動作内容を特定する事象名Nと、各実行事象毎に参照される1または複数の参照情報Rとを含む処理指示語Wを組み合わせて構成されている。図3に示すように、表示要素(部品やタグ)を特定するための特定情報としての処理指示語Wが所定の画面領域(表示座標範囲)へ、所定のデバイスアドレスの内容に応じた部品図形Jを表示する処理指示語WLの場合、参照情報Rには、表示座標範囲(X,Y)と、デバイスアドレスAと、例えば、部品図形Jがスイッチの場合、ONを示す図形のファイルおよびOFFを示す図形のファイルなど、表示時に参照するファイル番号FLとが含まれる。また、図4に示すように、後述の入力部24を介して入力操作を規定する処理指示語WTの場合、参照情報Rには、入力部24におけるタッチパネル上の入力座標範囲X,Yと、その入力座標範囲の指定に連動してオンされるデバイスアドレスAとが含まれる。
【0043】
送信手段としてのデータ処理部21は、ホストコンピュータ1における後述のサーバ部11からの要求に応じて、指定されたユーザ画面の画面データをユーザメモリ27に格納された画面データから抽出してホストコンピュータ1に送信する。また、データ処理部21は、予めアクセスが許可されるパスワードをユーザメモリ27などに登録しておき、ホストコンピュータ1にユーザにより入力されたパスワードが登録されたパスワードであると認めた場合に画面データのアップロードを許可する。このように、画面データのアップロードを制限するセキュリティチェックを行うことにより、画面データが不用意に流出することを防止できる。
【0044】
上記のデータ処理部21は、パッケージソフトウェアとしてプログラムメディアの形態で提供可能なソフトウェアであって、予めホストコンピュータ1から表示器2にダウンロードされている。また、このソフトウェアは、必要に応じて、表示器2の出荷時などに、予め表示器2にインストールされていてもよい。
【0045】
ここで、上記のプログラムメディアは、ホストコンピュータ1や表示器2と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、フロッピディスクやハードディスクなどの磁気ディスク系、CD−ROM、MO、MD、DVDなどの光ディスクの光ディスク系、ICカード(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0046】
また、本制御用通信システムは、インターネット10を含む通信ネットワークと接続可能なシステム構成であることから、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。ただし、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予めホストコンピュータ1に格納されるか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。
【0047】
インターフェース部22は、ホストコンピュータ1および他の表示器2との間の通信を行うために共通ネットワーク4に接続されている。この共通ネットワーク4を介した通信で後述のようにPLC3の出力データが表示器2からホストコンピュータ1に転送される。一方、インターフェース部23は、PLC3との間の通信を行うために専用ネットワーク5に接続されている。この専用ネットワーク5を介した通信で後述のようにPLC3からの出力データが表示器2に転送される。
【0048】
入力部24は、表示部25の表示面上で入力を行うためにタッチパネルのような入力装置によって構成されている。表示部25は、表示器2を制御盤などへの組み込みが容易な小型に構成するために、液晶パネルやELパネルのような平板型表示素子によって構成されている。
【0049】
変換データ記憶部26は、プロトコル変換処理に必要なデータを記憶している。このデータは、専用ネットワーク5と共通ネットワーク4との間で通信プロトコルを相互変換できれば、どのような形式でもよいが、本実施の形態に係る変換データ記憶部26は、専用ネットワーク5で伝送されるデータのフォーマットを示すデータ転送フォーマットと、両ネットワーク4・5で伝送されるコマンドコード間の対応関係を示すコマンド変換テーブルとを記憶している。
【0050】
記憶手段としてのユーザメモリ27は、上記の作画エディタ8aでユーザによって作成されたユーザ画面を格納するメモリであってフラッシュROMなどから構成されている。
【0051】
メンテナンスポート28は、前述のコンピュータ8との間の通信を行うための通信ポートである。このメンテナンスポート28は、コンピュータ8の作画エディタ8aで作成されたユーザ画面の画面データを上記のユーザメモリ27にダウンロードするなどのために設けられている。
【0052】
上記のように構成される表示器2では、データ処理部21が、図5に示すように、所定の時間間隔で、前記のユーザメモリ27から、ベース画面のファイル番号Fが、現在表示中のベース画面である処理指示語WLを抽出し、各処理指示語WLのデバイスアドレスAの内容を、PLC3のメモリ3aから読み出して、内容に応じた部品図形Jを表示部25の表示面に表示する。例えば、ユーザメモリ27に格納された処理指示語WL1は、スイッチの表示を示しており、デバイスアドレスA1の機器に対応している。
【0053】
この処理指示語WL1を実行する場合、デバイスアドレスA1の内容が“0”であるため、データ処理部21は、スイッチがOFFであると判断し、データ処理部21が有するメモリ21aに格納されたファイルのうち、OFFに対応付けられたファイルFL1の図形を、表示座標範囲(X,Y)に表示する。これにより、当該座標範囲(X,Y)には、OFF状態のスイッチを示す部品図形J1が表示される。このように、データ処理部21が所定の時間間隔で画面データ内の処理指示語WL1などを実行することで、表示器2に表示されたユーザ画面にデバイスの状態が反映される。
【0054】
また、データ処理部21は、入力部24のタッチパネルへの押し操作など、オペレータの入力操作を受け取ると、ユーザメモリ27に記憶された画面データから、現在表示中のベース画面に対応し、上記の入力操作に適合する入力の処理指示語WTを検索し、入力結果に応じて、処理指示語WTが示すデバイスアドレスAの内容を変更する。例えば、有効入力座標範囲(X,Y)が上記の部品図形J1と同じ座標範囲に設定され、同じデバイスアドレスA1の内容を変更する処理指示語WT1が画面データ中に含まれている場合、オペレータが図5に示す画面の部品図形J1を押すと、データ処理部21による検索の結果、その処理指示語WT1が発見される。すると、データ処理部21は、処理指示語WT1に対応するデバイスアドレスA1の内容を書き換える。
【0055】
さらに、入力操作の後、データ処理部21が処理指示語WL1を処理すると、図6に示すように、デバイスアドレスA1の内容が“1”に変更されているので、データ処理部21は、ファイルFL2に対応し、ONを示す部品図形J2をユーザ画面上に表示する。この結果、データ処理部21は、入力操作に応じてデバイスアドレスの内容を書き換えるとともに、デバイスアドレスの内容に応じてユーザ画面の表示状態を更新する。
【0056】
なお、デバイスアドレスAは、制御対象となるデバイス(入力機器6および出力機器7)を特定するアドレス(前述の入出力番号)であって、例えば、PLC3のメモリ3aなど、表示器2やPLC3あるいはホストコンピュータ1などに設けられた記憶装置の一領域を表している。また、上記のデバイスは、入力部24などの入力装置から手動で入力されたデータが格納されたメモリであってもよい。さらに、例えば、表示器2におけるインターフェース部22・23が、その表示器2に接続されるPLC3や他の表示器2と通信することで、各アドレスの内容を取得したり、内容を変更したりできる。ここで、内容の取得/変更は、その都度指示してもよいし、表示器2内にキャッシュを用意し、内容の取得/変更時には、キャッシュへアクセスするとともに、所定の時間間隔毎や所定のイベント毎に通信してデバイスアドレスAの実体と同期を取ってもよい。
【0057】
ホストコンピュータ1は、一般の汎用パーソナルコンピュータと同様に、CPU、メモリ(RAM、ROMなど)、外部記憶装置(ハードディスクドライブ、MOドライブなど)、表示装置および入力装置(キーボード、マウスなど)を有している。また、ホストコンピュータ1は、サーバ部11、インターフェース部(図中、I/F)12、画面データファイル記憶部13、ファイル変換部14、ファイル記憶部15および公開サーバ部16を備えている。
【0058】
インターフェース部12は、表示器2との間の通信を行うために共通ネットワーク4に接続されている。
【0059】
サーバ部11は、共通ネットワーク4を介した表示器2…との間のデータ通信処理、PLC3から表示器2を介して転送されたPLC3の出力データを収集する処理などの処理を行う。上記の出力データは、デバイスの状態(数値、ON・OFFなど)を示すデータ(デバイスデータ)やPLC3自身の出力(アラーム出力など)である。また、サーバ部11は、このような出力データやデバイスアドレスを要求に応じて公開サーバ部16に供給する。
【0060】
サーバ部11は、ユーザの入力指示に応じて、画面データのアップロードを表示器2における前述のデータ処理部21に要求し、データ処理部21を介してアップロードされた画面データを画面データファイル記憶部13に格納する。また、サーバ部11は、公開サーバ部16を介してのクライアント装置9からの要求によっても、上記のアップロードのためのデータ処理部21との通信処理を行う。
【0061】
画面データファイル記憶部13は、表示器2のユーザメモリ27から前述のデータ処理部21およびサーバ部11によってアップロードされた画面データのファイル(画面データファイル)を格納する。この画面データファイル記憶部13は、専用の記憶部としてハードディスク装置などによって構成されていてもよいが、それ以外に、ホストコンピュータ1に設けられた図示しないメインメモリなどのメモリの空き領域をテンポラリファイルとして利用してもよい。このようにメモリを利用することによって、ホストコンピュータ1における記憶装置の構成を簡素化することができる。
【0062】
生成手段としてのファイル変換部14は、画面データファイル記憶部13に記憶された画面データファイルを、前述のHTML(HyperText Markup Language)ファイルおよびXML(eXtensible Mark-up Language) ファイルに変換することで端末用データを生成する。ファイル変換部14は、例えば、表示器2用の画面データから、ベース画面のファイル番号Fが所定の値である単位画面の処理指示語(処理指示語WL・WTなど)を順次抜き出し、それに応じたXML要素を生成し、そのXML要素の内容を上記の処理指示語に応じて設定することで、その単位画面のXMLファイルを作成する。
【0063】
表示ファイル記憶部15は、HTMLファイル記憶部15a、XMLファイル記憶部15bおよびアプレット記憶部15cを有している。HTMLファイル記憶部15aおよびXMLファイル記憶部15bそれぞれクライアント装置9からの要求に応じて送信される端末用データとしてのHTMLファイルおよびXMLファイルを格納する。一方、実行プログラム記憶手段としてのアプレット記憶部15cは、クライアント装置9からの要求に応じて送信される実行プログラムとしてのアプレットを格納する。
【0064】
ここで、前述のHTMLファイル、XMLファイルおよびアプレットについて説明する。
【0065】
まず、XMLファイル記憶部15bに格納されるXMLファイルは、表示器2用の画面データに含まれる各単位画面(1つのユーザ画面)毎に作成されている。各XMLファイルは、上記の単位画面に関連する各処理指示語を示すXML要素(エレメント)を含んでいる。
【0066】
例えば、表示器2用の画面データ内に、図3に示す形式で、ベース画面(単位画面)=1(メイン画面)の表示用の処理指示語(表示タグ)WLが含まれている場合、そのメイン画面に対応するXMLファイルでは、図7に示すように、その処理指示語WLに対応するTag要素E1が含まれている。このTag要素E1には、事象名、表示座標範囲、参照ファイル番号、デバイスアドレスなどに対応するTagName 要素E11、X要素E12およびY要素E13、LibraryNo 要素E14、BitSymbolName 要素E15などが含まれている。LibraryNo 要素E14は、ユーザがライブラリに登録した図形を利用するためのライブラリタグにおいて登録番号を表す。各要素E11〜E15の内容(コンテンツ)は、例えば、上記処理指示語WLの内容に応じて、それぞれ“L_0000”、−232および120、101、010100に設定されている。
【0067】
また、図4に示す入力用の処理指示語(入力タグ)WTに対応するTag要素E2(ここではタッチパネル入力タグ)では、事象名、デバイスアドレス、有効入力範囲などにそれぞれ対応するTagName 要素E21、SymbolName要素E22、X要素E23およびY要素E24、X2要素E25およびY2要素E26などの内容が、処理指示語WTの内容に応じて設定される。
【0068】
一方、アプレット記憶部15cに格納されるアプレットは、前記のHTMLファイルで参照されるとともに、前記のXMLファイルを参照しながら、表示器2が単位画面の表示や操作を行う際の動作と同等の動作を、クライアント装置9に実行させる実行プログラムである。このアプレットは、本実施の形態において、クライアント装置9のバーチャルマシン91が実行可能なJava言語で記述されたバイトコードとして実現される。
【0069】
上記のアプレットは、画面データ中に出現可能な処理指示語(タグ)の種類に対応するメソッドが定義されたクラスと、XMLファイルを参照して、タグ種に対応するメソッドを呼び出すメソッドが定義されたクラスとを含んでいる。このアプレットを実行するバーチャルマシン91は、XMLファイルを参照し、タグを示すXML要素に基づいて、タグ種に応じたメソッドを呼び出すことができる。
【0070】
例えば、バーチャルマシン91が実行するメソッドのうち、タグ種に対応するメソッドは、表示タグの場合、所定の時間間隔で呼び出され、特定のデバイスアドレスのデータをサーバ部11へ要求するとともに、応答に応じた表示を行う描画メソッドである。また、入力タグに対応するメソッドは、入力イベントが発生したときに呼び出され、入力結果に応じたデータを特定のデバイスアドレスへ書き込むように、サーバ部11へ要求する入力メソッドである。
【0071】
ここで、本実施の形態に係る画面データでは、各単位画面の切り換え動作も入力タグとして実現されており、その入力タグには、デバイスアドレスとして、表示器2内の記憶領域のうち、現在表示されている単位画面を示すデータが格納されるシステム領域が関連付けられている。
【0072】
したがって、上記各入力メソッドのうち、上記の特定のシステム領域への変更指示を要求する入力メソッドは、通常の入力メソッドと同様に、サーバ部11へ単位画面の変更指示を送信するとともに、変更後の単位画面に応じたXMLファイルを読み込む。これにより、クライアント装置9および表示器2は、常時同じ単位画面を表示できる。
【0073】
また、上記の入力メソッドは、上記の特定のシステム領域への変更指示を送信する代わりに、クライアント装置9内に設けられた代替の記憶領域の内容を変更してもよい。この場合、他のメソッドにて、上記のシステム領域を参照する際は、サーバ部11へ問い合わせる代わりに上記の代替記憶領域が参照される。この場合、クライアント装置9は、表示器2用の単位画面であっても、その表示器2で現在表示している単位画面とは異なる単位画面を表示できる。
【0074】
さらに、例えば、後述するアプレット実行時のパラメータ設定によって指定したり、あるいは、単位画面の選択操作と連動してメニューを表示して選択させるなどして、表示器2と同じ単位画面を表示するか、異なる単位画面を表示するかを選択できるように、上記の各メソッドを作成してもよい。この場合、同じアプレットやXMLファイルを使用しているにも拘らず、例えば、表示器2のオペレータの操作を監視したい場合などには、前者を選択し、オペレータの操作とは別に表示器2を監視したい場合などには、後者を選択することができる。
【0075】
また、XMLファイルを参照するメソッドは、例えば、そのXMLファイルから、タグを示すXML要素を抽出し、そのタグの種類(例えば、XML要素中のTagName 要素の内容)に対応するクラスのインスタンスを生成し、当該インスタンスのフィールドへ、上記タグのパラメータ(例えば、上記XML要素中の各要素の内容)を設定するなどして、XMLファイルに応じたメソッドをバーチャルマシン91に実行させることができる。
【0076】
一方、HTMLファイルには、図8に示すように、上記アプレットをクライアント装置9のバーチャルマシン91へ実行させるための文字列P11と、“ <HTML> ”や“ <TITLE>”などのHTML文書として必要な文字列P1とが含まれている。また、HTMLファイルには、例えば、アプレットが表示する表示器2を説明する文字や画像を表示するための文字列など、HTMLの書式に沿った文字列P2が含まれていてもよい。さらに、HTMLファイルには、単位画面切り換え用のアプレットを実行させるための文字列P12が含まれていてもよい。
【0077】
本実施の形態では、XMLファイルが単位画面毎に設けられており、例えば、クライアント装置9のブラウザ92が上記のHTMLファイルを表示する際に最初に表示する単位画面の指定や表示器2の指定など、画面データ(表示器2)全体に関連する情報(グローバル情報)は、上記の文字列P11中に含まれている。本実施の形態の場合、当該情報は、アプレットを実行する際のパラメータとして指定されており、例えば、最初の単位画面は、PARAM要素の属性名“BASESCR ”の属性値(この例では、“1”)として指定される。
【0078】
通信手段としての公開サーバ部16は、クライアント装置9からの要求に対し、例えば、URI(Universal Resource Interface) などに基づいて、クライアント装置9が要求しているHTMLファイルおよびXMLファイル、あるいはアプレットを判別し、これらをクライアント装置9へ配布する。この公開サーバ部16は、インターフェース部12から共通ネットワーク4およびインターネット10を介してクライアント装置9に上記のアプレットを送出する。ホストコンピュータ1は、公開サーバ部16を備えることによって、インターネット10上でWebサーバ(サーバ装置)として機能する。
【0079】
また、取得手段としての公開サーバ部16は、配布したアプレットを実行するクライアント装置9から、前述のデバイスアドレスAの内容の問い合わせを受け取ると、サーバ部11へアクセスすることによってデバイスアドレスAの状態を示すデータ(デバイスデータ)を取得して、クライアント装置9に返送する。また、公開サーバ部16は、クライアント装置9からデバイスアドレスAの内容変更指示を受け取ると、デバイスアドレスAの内容を指示に応じた値に書き換える。
【0080】
上記のサーバ部11、ファイル変換部14および公開サーバ部16は、パッケージソフトウェアとしてプログラムメディアの形態で提供可能なソフトウェアであって、予めホストコンピュータ1にインストールされている。このプログラムメディアも、前述のプログラムメディアと同様、ホストコンピュータ1や表示器2と分離可能に構成される記録媒体である。
【0081】
上記のように構成される制御用通信システムにおいて、ホストコンピュータ1における公開サーバ部16は、表示器2が画面データに基づいてデバイスの状態に応じて表示する動作、および操作に応じたデバイスの状態変更を指示する際の動作とほぼ同様の動作をクライアント装置9へ指示する。ただし、表示器2が画面データに基づいて動作する場合と異なり、表示先は、クライアント装置9の図示しない表示装置の表示面であり、操作は、クライアント装置9の図示しない入力装置から受け取る。
【0082】
また、クライアント装置9がデバイスの状態を問い合わせる相手や、状態変更指示の送信先も公開サーバ部16に変更されている。このため、公開サーバ部16は、上記の指示にしたがって動作するクライアント装置9と通信して、デバイスの状態を示すデータ(デバイスデータ)をクライアント装置9へ伝えるとともに、デバイスの状態変更指示をクライアント装置9から受け取ることができる。さらに、公開サーバ部16は、表示器2と所定のタイミングで通信しており、表示器2に接続されたデバイスの状態を把握するとともに、デバイスの状態変更指示を送信できる。
【0083】
これにより、クライアント装置9は、インターネット10を介して遠隔地から接続されている場合であっても、表示器2の画面と同一内容の画面を表示するとともに、同じ操作で、デバイスの状態を制御できる。
【0084】
続いて、上記の制御用通信システムにおいて、表示器2の画面データをクライアント装置9で表示させるとともに、表示されたユーザ画面から操作を行う場合の処理について図9のフローチャートを参照して説明する。
【0085】
まず、クライアント装置9が、インターネット10を介してホストコンピュータ1における公開サーバ部16にアクセスして、ある表示器2のユーザ画面を表示するように指示する(S1)。すると、公開サーバ部16は、例えば、クライアント装置9から受け取った識別番号、パスワードなどが予め登録されたものであるか否かを確認するなどして、上記のユーザ画面による表示/制御が上記クライアント装置9またはそのユーザに許可されているか否かをチェックし(S2)、許可されていないクライアント装置9からのアクセスを拒否する。
【0086】
アクセスが許可された場合、表示器2では、データ処理部21によって、サーバ部11を介して公開サーバ部16から問い合わされた上記の識別番号、パスワードなどが表示器2に予め登録されたものであるか否かを確認するなどして、画面データのアップロードが上記クライアント装置9またはそのユーザに許可されているか否かをチェックし(S3)、許可されていないクライアント装置9からのアップロードを拒否する。
【0087】
アップロードが許可された場合、表示器2の画面データ(画面データファイル)を画面データファイル記憶部13などにアップロードする(S4)。このとき、表示器2のデータ処理部21が、ユーザメモリ27から指定された画面データを取り出してホストコンピュータ1に転送する。ホストコンピュータ1においては、サーバ部11が画面データを受け取り、画面データファイル記憶部13やメインメモリに格納する。
【0088】
なお、前述のように、表示器2に表示されているユーザ画面を表示するか、他のユーザ画面を表示するかを選択できるように構成されておれば、クライアント装置9側で画面データのアップロードを指示する際にいずれかを選択することによって、いずれかの形態の画面データをホストコンピュータ1に取り込むことができる。
【0089】
さらに、画面データファイル記憶部13にアップロードされた画面データファイルに基づいて、HTMLファイルおよびXMLファイルなどの公開用ファイルを生成して、HTMLファイル記憶部15aおよびXMLファイル記憶部15bのうち、ユーザ用の領域に格納する(S5)。公開サーバ部16は、許可された正規なクライアント装置9に対してのみ、クライアント装置9が要求したユーザ画面を表示するためのHTMLファイルをHTMLファイル記憶部15aから読み出し、そのファイルをインターネット10を介してクライアント装置9へ送信する(S6)。さらに、そのファイルを用いて、クライアント装置9によるユーザ画面の表示およびユーザ画面を介しての制御指示を行い(S7)、一連の処理を終える。
【0090】
なお、ユーザメモリ27から取り出された画面データを画面データファイル記憶部13などに格納せずに、上記の画面データを直接ファイル変換部14で変換してもよい。この場合、S4において、アップロードした画面データを格納する処理が省略される。
【0091】
ここで、S7における処理は、具体的には、次のようにして行われる。
【0092】
まず、クライアント装置9のブラウザ92は、HTMLファイル中の各APPLET要素(“ <APPLET> ”から“ </APPLET>”の部分)で指定されたアプレットを公開サーバ部16から取得し、バーチャルマシン91に実行させる。また、上記のアプレットを実行するバーチャルマシン91は、ユーザ画面の表示に必要なXMLファイルを公開サーバ部16から取得する。さらに、バーチャルマシン91は、XMLファイルを参照しながら、公開サーバ部16と通信して、上記のHTMLファイルで指定された表示器2のユーザ画面を表示して、そのユーザ画面への操作に応じた制御を指示する。
【0093】
具体的には、バーチャルマシン91は、XMLファイルを参照し、各処理指示語に応じたインスタンスを生成する。これらのインスタンスのうち、表示用の処理指示語に応じたインスタンスの描画メソッドは、所定の時間間隔で実行される。この結果、バーチャルマシン91は、デバイスアドレスAの内容を公開サーバ部16へ問い合わせる。
【0094】
一方、公開サーバ部16は、問い合わせを受けると、サーバ部11において、当該アプレットに対応するユーザの記憶領域のうち、デバイスアドレスAに対応する領域からデータを読み出してクライアント装置9に送信する。そのデータがインターネット10を介してクライアント装置9に伝えられると、上記の描画メソッドは、そのデータ(デバイスアドレスAの内容)に応じて、クライアント装置9に表示されたユーザ画面における予め定められた表示領域(X,Y)の表示を更新する。
【0095】
ここで、上記のXMLファイルおよびアプレットを呼び出すHTMLファイルは、画面データに基づいて生成されており、上記の各インスタンスは、画面データ中の対応する処理指示語と、同じデバイスアドレスを参照するように設定されている。また、各インスタンスの描画メソッドは、デバイスアドレスの内容が同じ場合、処理指示語と同じ画像を表示するように作成されている。したがって、アプレットが実行されると、クライアント装置9に表示されたユーザ画面には、図5や図6に示す画面と同様、デバイスの状態を示す部品図形J1(J2)が表示される。
【0096】
上記のHTMLファイルには、複数のアプレットが含まれているが、各アプレットは、ブラウザ92から、その画面領域内の相対座標(例えば、左上隅などを基準とする相対座標)で描画する。したがって、クライアント装置9は、HTMLファイルに含まれているアプレットの個数や順番に拘らず、デバイスの状態を表示できる。
【0097】
一方、バーチャルマシン91は、アプレットの実行中、例えば、マウス操作などの入力操作が行われると、入力用の処理指示語に対応するインスタンスのうち、入力操作に応じたインスタンスの入力メソッドを実行する。これにより、バーチャルマシン91は、入力結果に応じたデータを、特定のデバイスアドレスへ書き込むように、公開サーバ部16を介してサーバ部11に要求する。サーバ部11は、記憶領域のうち要求されたデバイスアドレスAの領域の内容を書き換える。書き換えられたその内容は、共通ネットワーク4を介して表示器2に送信される。この結果、クライアント装置9の表示面には、書き込み後、上記の描画メソッドが実行された時点で、表示器2と同様に操作結果が反映される。
【0098】
ここで、ホストコンピュータ1は、サーバ部11に記憶された内容と、表示器2に記憶されたデバイスアドレスの実体とを同期させている。なお、その同期をとる際、いずれの方向に伝送するかは、例えば、変更時刻や、操作の優先順位などに応じて決定される。
【0099】
例えば、表示器2のデバイスアドレスの内容に合わせてサーバ部11の記憶内容を更新する場合、サーバ部11が、表示器2と同様にデバイスアドレスの内容を取得し、デバイスデータとして送信する。これとは逆に、サーバ部11の記憶内容の変更をデバイスアドレスの実体に伝える場合、表示器2がアクセスしてきた時点で、サーバ部11は、記憶しているデバイスデータを読み出し、表示器2へ送信する。
【0100】
なお、本実施の形態では、HTMLファイル記憶部15aおよびXMLファイル記憶部15bには、画面データに基づいて生成したHTMLファイルおよびXMLファイルが格納されているが、ファイル形式はこれに限定されない。例えば、デバイスデータを統計処理したデータを表示するHTMLファイルなど、デバイスデータに基づいて表示するためのファイルを公開してもよい。
【0101】
例えば、ホストコンピュータ1が、画面データおよびデバイスデータに基づいて、表示器2の画面表示と同一内容で、クライアント装置9が表示可能な形式の画像ファイル(ビットマップ形式やJPEG形式のファイルなど)を、ファイル変換部14に代わるファイル変換部(図示せず)で端末用データとして生成し、クライアント装置9へ当該ファイルを送信してもよい。この場合は、クライアント装置9からデバイスの状態を制御できないものの、遠隔地からでも表示器2の画面を表示できる。また、この場合でも、各表示器2の画面を表示するためのプログラムを、クライアント装置9に予めインストールしておく必要がないので、インストールの手間、時間および費用を削減できる。
【0102】
ただし、公開サーバ部16とクライアント装置9とがインターネット10を介して通信している場合など、両者間の通信速度が遅い場合、画面を示すデータを送信すると、クライアント装置9における画面の更新速度が低下してしまう。
【0103】
これに対して、本実施形態では、上記の問い合わせ、変更指示および表示動作をクライアント装置9に行わせるアプレットを配信しているので、データ伝送量を大幅に削減でき、クライアント装置における応答速度を大幅に向上できる。また、例えば、カーソル移動などのユーザーインターフェースをクライアント装置側で処理できるので、さらに、応答速度を向上できる。
【0104】
また、上記実施形態では、アプレットを公開する場合を例にして説明したが、アプレットの代わりに、例えば、べーシックなどのプログラム言語をコンパイルするなどして作成され、アプレットと同様の動作をクライアント装置9に実行させる実行プログラムを配信しても、ほぼ同様の効果が得られる。
【0105】
ただし、本実施の形態のように、クライアント装置9のバーチャルマシン91がそのアプレットを解釈して表示・制御する場合、クライアント装置9がバーチャルマシンを備えていれば、クライアント装置のオペレーティングシステム(OS)やCPUが実行可能な機械語が異なっていても、アプレットを実行できる。したがって、公開サーバ部16が配布するアプレットの種類を増加させることなく、より多くのクライアント装置9で表示器2と同様に表示/制御できる。
【0106】
以上に述べたように、本実施の形態に係る制御用通信システムは、表示器2に格納されている画面データをアップロードし、それに基づいて公開用のファイルを作成し、クライアント装置9にその画面データのユーザ画面を表示させ、かつそのユーザ画面からの操作を行うように構成されている。これにより、ホストコンピュータ1が、コンピュータ8のように画面データを格納しておく画面データファイル記憶部8bを専用に備えていなくても、表示器2で表示されているユーザ画面と同一のユーザ画面をクライアント装置9に表示させることができる。それゆえ、画面データファイル記憶部8bに格納された画面データと同じ画面データをホストコンピュータ1にも格納しておく必要がない。
【0107】
なお、本実施形態に係る記録媒体は、上記の各制御用通信システムの各手段を実現するための各処理を実行する制御用通信プログラムを記録している。より詳細には、本実施形態に係る記録媒体は、画面データに基づいて、デバイスの状態に応じて表示用画面を表示する動作を行う制御用表示装置から、当該制御用表示装置の画面データおよび上記デバイスの状態を示すデータであるデバイスデータを取得する取得処理と、取得された上記画面データおよび上記デバイスデータに基づいて、端末装置の表示面上に、上記デバイスデータによるデバイスの状態を反映させた上記制御用表示装置の表示用画面を表示させるための端末用データを生成する生成処理と、上記端末用データを上記端末装置に送信するようにネットワークを介して上記端末装置と通信する通信処理とを実行する制御用通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0108】
また、本実施形態に係る記録媒体は、画面データに基づいて、デバイスの状態に応じて表示用画面を表示する動作を行う制御用表示装置であって、上記画面データを記憶する記憶手段と、端末装置からの要求に応じて上記記憶手段に記憶された上記画面データを送信する送信手段とを有する制御用表示装置が設けられた制御用通信システムにて使用されるコンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、上記デバイスの状態を示すデータであるデバイスデータを上記制御用表示装置から取得するとともに、ネットワークを介して上記端末装置と通信する通信処理と、端末用データを生成する生成処理とを実行する制御用通信プログラムを記録し、上記実行プログラムは、上記端末装置が上記端末用データを用いて実行プログラムを実行することによって、上記送信された上記画面データに対応する上記デバイスデータを上記通信処理に問い合わせる動作と、問い合わせへの応答に応じて上記端末装置で上記デバイスデータによるデバイスの状態を反映させた上記制御用表示装置の表示用画面を表示する動作とを上記端末装置に実行させる実行プログラムであり、上記生成処理は、上記取得された上記画面データに基づいて、端末装置の表示画上に、上記デバイスデータによるデバイスの状態を反映させた上記制御用表示装置の表示用画面を表示させるための端末用データを生成する生成処理であり、上記通信処理が、上記端末装置に上記各動作を行わせるように上記実行プログラムおよび上記端末用データを上記端末装置へ送信するとともに、該端末装置が問い合わせるデバイスデータを取得して該端末装置に送信する。
【0109】
さらに、本実施形態に係る記録媒体は、上記構成に加えて、上記制御用表示装置は、上記画面データに基づいて、操作に応じたデバイスの状態変更を指示する動作も行うものであって、上記実行プログラムは、上記端末装置が上記端末用データを用いて実行プログラムを実行することによって、上記通信処理を行うコンピュータへ状態変更指示を送信する動作も、上記端末装置に実行させると共に、上記通信処理は、上記端末装置からデバイスの状態変更指示を受け取ると、当該デバイスの状態を変更する。
【0110】
それゆえ、上記の各制御用通信システムと同様に、サーバ装置に画面データを記憶させる必要がなくなる。
【0111】
【発明の効果】
以上のように、本発明の制御システムは、ターゲットシステムを制御する制御装置と、 当該制御装置に接続されていると共に、画面データに基づいて、上記ターゲットシステムの入力機器または出力機器としてのデバイスの状態を読み出し、当該デバイスの状態に応じた部品図形を表示用画面表示する動作を行うと共に、指定された表示用画面の画面データを送信する複数の制御用表示装置と、当該制御用表示装置と第1ネットワークを介して通信可能な取得手段とを備えた制御システムであって、上記取得手段は、ある制御用表示装置の表示用画面を表示するように端末装置から指示されると、当該制御用表示装置へ要求して、上記指示された表示用画面の画面データを当該取得手段に送信させると共に、当該制御用表示装置からデバイスの状態を示すデータであるデバイスデータを取得し、上記制御システムは、さらに、取得された上記画面データおよび上記デバイスデータに基づいて、上記端末装置から表示が指示された制御用表示装置の表示用画面を、上記端末装置に表示させるための端末用データを生成する生成手段と、その端末用データを上記端末装置に送信するように第2ネットワークを介して上記端末装置と通信する通信手段とを備えている構成である。
【0112】
本発明の他の制御システムは、ターゲットシステムを制御する制御装置と、当該制御装置に接続されていると共に、画面データに基づいて、上記ターゲットシステムの入力機器または出力機器としてのデバイスの状態を読み出し、当該デバイスの状態に応じた部品図形を表示用画面表示する動作を行う制御用表示装置であって、上記画面データを記憶する記憶手段と、端末装置からの要求に応じて上記記憶手段に記憶された上記画面データを送信する送信手段とを有する複数の制御用表示装置と、当該制御用表示装置と第1ネットワークを介して通信可能で、第2ネットワークを介して上記端末装置と通信可能な通信手段とを備えた制御システムであって、上記通信手段は、ある制御用表示装置の表示用画面を表示するように端末装置から指示されると当該制御用表示装置へ要求して、上記指示された表示用画面の画面データを自らに送信させると共に、当該制御用表示装置から、上記デバイスの状態を示すデータであるデバイスデータを取し、上記制御システムは、さらに、実行プログラムを記憶する実行プログラム記憶手段と、端末用データを生成する生成手段とを備え、上記実行プログラムは、上記端末装置が上記端末用データを用いて実行プログラムを実行することによって、上記送信された上記画面データに対応する上記デバイスデータを上記通信手段に問い合わせる動作と、問い合わせへの応答に応じて、上記端末装置から表示が指示された制御用表示装置の表示用画面を当該端末装置の表示画面上に表示する動作とを上記端末装置に実行させる実行プログラムであり、上記生成手段は、上記送信手段の送信した上記画面データに基づいて、上記端末装置から表示が指示された制御用表示装置の表示用画面を当該端末装置の表示画面上に表示させるための端末用データを生成すると共に、上記通信手段は、上記端末装置に上記各動作を行わせるように上記実行プログラムおよび上記端末用データを上記端末装置へ送信して、当該端末装置に当該端末用データを用いて当該実行プログラムを実行させることによって、上記端末装置に上記各動作を行わせるとともに、該端末装置が問い合わせるデバイスデータを取得して該端末装置に送信する構成である。
【0113】
また、本発明に係る制御システムは、ターゲットシステムを制御する制御装置と、当該制御装置に接続されていると共に、所定の画面領域へ所定のデバイスのアドレスの内容に応じた部品図形を表示する表示用処理指示語を含む処理指示語を組み合わせて構成されている画面データに基づいて、上記制御装置または上記制御装置が接続されている他の制御用表示装置と通信して、上記ターゲットシステムの入力機器または出力機器としての上記デバイスの状態を読み出し、当該デバイスの状態に応じた部品図形を表示用画面に表示する動作を行う制御用表示装置であって、上記画面データを記憶する記憶手段と、端末装置からの要求に応じて上記記憶手段に記憶された上記画面データを送信する送信手段とを有する制御用表示装置と、当該制御用表示装置と第1ネットワークを介して通信可能であり、第2ネットワークを介して上記端末装置と通信可能である通信手段とを備えた制御システムであって、上記通信手段は、当該制御用表示装置から、上記デバイスの状態を示すデ ータであるデバイスデータを取得するとともに、上記制御システムは、実行プログラムを記憶する実行プログラム記憶手段と、上記制御用表示装置の送信した画面データに基づいて端末用データを生成する生成手段とを備え、上記端末用データは、上記画面データに基づいて表示可能な複数のユーザ画面の1つ1つに対応して作成されたXMLファイルであって、上記ユーザ画面に関連する各処理指示語を示すXMLエレメントを含んでおり、上記生成手段は、上記画面データから、ユーザ画面毎の処理指示語を順次抜き出し、それに応じたXMLエレメントを生成し、そのXMLエレメントの内容を上記の処理指示語に応じて設定することによって、そのユーザ画面のXMLファイルを作成すると共に、上記実行プログラムは、上記端末装置が上記端末用データを用いて実行プログラムを実行することによって、上記制御用表示装置が画面データに基づいてデバイスの状態を読み出す代わりに、当該デバイスの状態を示すデバイスデータを上記通信手段に問い合わせる動作と、当該デバイスデータに応じて、端末装置に表示されたユーザ画面における、上記XMLエレメントの示す表示領域の表示を更新する動作とを行わせるものであり、上記通信手段が、上記端末装置に上記各動作を行わせるように上記実行プログラムおよび上記端末用データを上記端末装置へ送信するとともに、該端末装置が問い合わせるデバイスデータを取得して該端末装置に送信する構成である。
【0114】
上記の制御システムにより、制御用表示装置と離間した場所にある端末装置においても、制御用表示装置で表示される表示用画面を表示することができる。また、画面データが制御用表示装置から取得されるので、生成手段および通信手段を有するサーバ装置に画面データを記憶させる必要がなくなる。制御用表示装置で表示される表示用画面をより簡易に公開することができるという効果を奏する。
【0115】
本発明の記録媒体は、上記の制御システムの各手段を実現するための各処理を実行するプログラムを記録している。それゆえ、上記の各制御システムが奏する効果と同様な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態に係る制御用通信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 上記画面データに含まれる処理指示語のデータ構造を示す説明図である。
【図3】 上記処理指示語のうち、表示用の処理指示語のデータ構造例を示す説明図である。
【図4】 上記処理指示語のうち、入力用の処理指示語のデータ構造例を示す説明図である。
【図5】 上記制御用通信システムのプログラマブル表示器におけるスイッチがOFF状態の場合の画面データと表示されるユーザ画面との関係を示す説明図である。
【図6】 上記制御用通信システムのプログラマブル表示器におけるスイッチがON状態の場合の画面データと表示されるユーザ画面との関係を示す説明図である。
【図7】 上記制御用通信システムの公開サーバ用のホストコンピュータにおけるXMLファイル記憶部に格納されるXMLファイルの例を示す説明図である。
【図8】 上記制御用通信システムの公開サーバ用のホストコンピュータにおけるHTMLファイル記憶部に格納されるHTMLファイルの例を示す説明図である。
【図9】 上記制御用通信システムにおけるプログラマブル表示器から画面データをアップロードして公開する処理手順を示すフローチャートである。
【図10】 従来の制御システムの構成を示すブロック図である。
【図11】 従来の他の制御システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ
2 プログラマブル表示器(制御用表示装置)
6 入力機器(デバイス)
7 出力機器(デバイス)
9 クライアント装置(端末装置)
10 インターネット(ネットワーク)
14 ファイル変換部
15c アプレット記憶部(実行プログラム記憶手段)
16 公開サーバ部(取得手段、通信手段)
21 データ処理部(送信手段)
27 ユーザメモリ(記憶手段)
91 バーチャルマシン

Claims (8)

  1. ターゲットシステムを制御する制御装置と、
    当該制御装置に接続されていると共に、画面データに基づいて、上記ターゲットシステムの入力機器または出力機器としてのデバイスの状態を読み出し、当該デバイスの状態に応じた部品図形を表示用画面表示する動作を行うと共に、指定された表示用画面の画面データを送信する複数の制御用表示装置と、
    当該制御用表示装置と第1ネットワークを介して通信可能な取得手段とを備えた制御システムであって、
    上記取得手段は、ある制御用表示装置の表示用画面を表示するように端末装置から指示されると、当該制御用表示装置へ要求して、上記指示された表示用画面の画面データを当該取得手段に送信させると共に、当該制御用表示装置から上記デバイスの状態を示すデータであるデバイスデータを取得し、
    上記制御システムは、さらに、取得された上記画面データおよび上記デバイスデータに基づいて、上記端末装置から表示が指示された制御用表示装置の表示用画面を、上記端末装置に表示させるための端末用データを生成する生成手段と、
    上記端末用データを上記端末装置に送信するように第2ネットワークを介して上記端末装置と通信する通信手段とを備えていることを特徴とする制御システム
  2. ターゲットシステムを制御する制御装置と、
    当該制御装置に接続されていると共に、画面データに基づいて、上記ターゲットシステムの入力機器または出力機器としてのデバイスの状態を読み出し、当該デバイスの状態に応じた部品図形を表示用画面表示する動作を行う制御用表示装置であって、上記画面データを記憶する記憶手段と、端末装置からの要求に応じて上記記憶手段に記憶された上記画面データを送信する送信手段とを有する複数の制御用表示装置と、
    当該制御用表示装置と第1ネットワークを介して通信可能で、第2ネットワークを介して上記端末装置と通信可能な通信手段とを備えた制御システムであって、
    上記通信手段は、ある制御用表示装置の表示用画面を表示するように端末装置から指示されると当該制御用表示装置へ要求して、上記指示された表示用画面の画面データを自らに送信させると共に、当該制御用表示装置から、上記デバイスの状態を示すデータであるデバイスデータを取し、
    上記制御システムは、さらに、実行プログラムを記憶する実行プログラム記憶手段と、端末用データを生成する生成手段とを備え、
    上記実行プログラムは、上記端末装置が上記端末用データを用いて実行プログラムを実行することによって、上記送信された上記画面データに対応する上記デバイスデータを上記通信手段に問い合わせる動作と、問い合わせへの応答に応じて、上記端末装置から表示が指示された制御用表示装置の表示用画面を当該端末装置の表示画面上に表示する動作とを上記端末装置に実行させる実行プログラムであり、
    上記生成手段は、上記送信手段の送信した上記画面データに基づいて、上記端末装置から表示が指示された制御用表示装置の表示用画面を当該端末装置の表示画面上に表示させるための端末用データを生成すると共に、
    上記通信手段は、上記端末装置に上記各動作を行わせるように上記実行プログラムおよび上記端末用データを上記端末装置へ送信して、当該端末装置に当該端末用データを用いて当該実行プログラムを実行させることによって、上記端末装置に上記各動作を行わせるとともに、該端末装置が問い合わせるデバイスデータを取得して該端末装置に送信することを特徴とする制御システム
  3. 上記制御用表示装置は、上記画面データに基づいて、操作に応じたデバイスの状態変更を指示する動作も行うものであって、
    上記実行プログラムは、上記端末装置が上記端末用データを用いて実行プログラムを実行することによって、上記通信手段へ状態変更指示を送信する動作も、上記端末装置に実行させると共に、
    上記通信手段は、上記端末装置からデバイスの状態変更指示を受け取ると、当該デバイスの状態を変更することを特徴とする請求項2記載の制御システム
  4. 上記画面データは、所定の画面領域へ、所定のデバイスアドレスの内容に応じた部品図形を表示する処理指示語と、入力操作を規定する処理指示語とを含む処理指示語を組み合わせて構成されており、
    上記端末用データは、上記画面データに基づいて表示可能な複数のユーザ画面の1つ1つに対応して作成されたXMLファイルであって、上記ユーザ画面に関連する各処理指示語を示すXMLエレメントを含んでいることを特徴とする請求項2記載の制御システム
  5. 上記生成手段は、上記画面データから、ユーザ画面毎の処理指示語を順次抜き出し、それに応じたXMLエレメントを生成し、そのXMLエレメントの内容を上記の処理指示語に応じて設定することによって、そのユーザ画面のXMLファイルを作成すると共に、
    上記実行プログラムは、上記端末装置が上記端末用データを用いて実行プログラムを実行することによって、上記制御用表示装置が画面データに基づいてデバイスの状態を読み出す代わりに、当該デバイスの状態を示すデバイスデータを上記通信手段に問い合わせる動作と、当該デバイスデータに応じて、端末装置に表示されたユーザ画面における、上記XMLエレメントの示す表示領域の表示を更新する動作とを行わせるものであることを特徴とする請求項4記載の制御システム。
  6. ターゲットシステムを制御する制御装置と、
    当該制御装置に接続されていると共に、所定の画面領域へ所定のデバイスのアドレスの内容に応じた部品図形を表示する表示用処理指示語を含む処理指示語を組み合わせて構成されている画面データに基づいて、上記制御装置または上記制御装置が接続されている他の制御用表示装置と通信して、上記ターゲットシステムの入力機器または出力機器としての上記デバイスの状態を読み出し、当該デバイスの状態に応じた部品図形を表示用画面に表示する動作を行う制御用表示装置であって、上記画面データを記憶する記憶手段と、端末装置からの要求に応じて上記記憶手段に記憶された上記画面データを送信する送信手段とを有する制御用表示装置と、
    当該制御用表示装置と第1ネットワークを介して通信可能であり、第2ネットワークを介して上記端末装置と通信可能である通信手段とを備えた制御システムであって、
    上記通信手段は、当該制御用表示装置から、上記デバイスの状態を示すデータであるデバイスデータを取得するとともに、
    上記制御システムは、実行プログラムを記憶する実行プログラム記憶手段と、
    上記制御用表示装置の送信した画面データに基づいて端末用データを生成する生成手段とを備え、
    上記端末用データは、上記画面データに基づいて表示可能な複数のユーザ画面の1つ1つに対応して作成されたXMLファイルであって、上記ユーザ画面に関連する各処理指示語を示すXMLエレメントを含んでおり、
    上記生成手段は、上記画面データから、ユーザ画面毎の処理指示語を順次抜き出し、それに応じたXMLエレメントを生成し、そのXMLエレメントの内容を上記の処理指示語に応じて設定することによって、そのユーザ画面のXMLファイルを作成すると共に、
    上記実行プログラムは、上記端末装置が上記端末用データを用いて実行プログラムを実行することによって、上記制御用表示装置が画面データに基づいてデバイスの状態を読み出す代わりに、当該デバイスの状態を示すデバイスデータを上記通信手段に問い合わせる動作と、当該デバイスデータに応じて、端末装置に表示されたユーザ画面における、上記 XMLエレメントの示す表示領域の表示を更新する動作とを行わせるものであり、
    上記通信手段が、上記端末装置に上記各動作を行わせるように上記実行プログラムおよび上記端末用データを上記端末装置へ送信するとともに、該端末装置が問い合わせるデバイスデータを取得して該端末装置に送信することを特徴とする制御システム。
  7. 上記制御用表示装置は、複数設けられており、
    上記取得手段は、許可された正規な端末装置に対してのみ、上記各制御用表示装置のユーザ画面のうち、当該端末装置が要求したユーザ画面を表示するための端末用ファイルを送信することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載制御システム
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の制御装置および制御用表示装置が設けられた制御システムにて使用されるコンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、
    当該請求項に記載の各手段を実現するための各処理を上記コンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体。
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