JP3847237B2 - 半導体素子収納用パッケージおよびこれを用いた半導体装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は高周波の電気信号を送受信する半導体素子を収納する半導体素子収納用パッケージ、およびその半導体素子収納用パッケージを用いて成る半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気信号を送受信する半導体素子を収容するための半導体素子収納用パッケージは、一般に、酸化アルミニウム質焼結体等の電気絶縁材料から成り、上面に半導体素子の搭載部が形成された基体と、タングステン、モリブデン、マンガン、銅、銀等の金属材料から成り、基体の半導体素子搭載部から下面にかけて被着導出された複数の入出力用配線導体(第1配線導体)およびグランド用配線導体と、この配線導体と電気的に接続するようにして基体の下面に形成された複数個のグランド用パッドおよび入出力用パッドと、基体の搭載部より上面もしくは側面にかけて導出されている出入力用配線導体(第2配線導体)と、この出入力用配線導体(第2配線導体)に一端が接続されるとともに他端が外部に導出されているコネクターとにより構成されている。
【0003】
かかる半導体素子収納用パッケージは、その搭載部に電気信号を送受信する半導体素子がAu−Snろう材あるいは半田等の接合材を介して搭載固定されるとともに、半導体素子の電極が入出力用配線導体(第1配線導体)、グランド用配線導体および出入力用配線導体(第2配線導体)にボンディングワイヤや接続用リボン、半田等の導電性接続材を介して接続され、その後、必要に応じて蓋体等で半導体素子を封止することによって半導体装置となる。
【0004】
また前記半導体装置は基体の下面に形成されているグランド用パッドおよび入出力用パッドを外部電気回路基板の回路導体に半田バンプ等を介し接続させることによって内部に収容する半導体素子が外部電気回路に接続され、同時にコネクターに同軸ケーブル等を介し外部の通信装置等の外部機器を接続させることによって半導体素子と外部機器とが接続するようになっている。
【0005】
なお、前記半導体装置に使用されている半導体素子は複数の電気信号を合成して一つの電気信号に変換する、或いは一つの電気信号を分離して複数の電気信号に変換する機能を有しており、第1配線導体を介して入力される複数の周波数帯域が低い電気信号は半導体素子で合成されて一つの周波数帯域が高い電気信号となり、この周波数帯域の高い電気信号は第2配線導体を介してコネクターに伝送されるとともにコネクターより外部の通信装置等の外部機器に伝送され、またコネクターを介して外部機器より伝送された周波数帯域の高い電気信号は半導体素子で複数の周波数帯域が低い電気信号に変換され、各々の周波数帯域の低い電気信号は第1配線導体を介して外部電気回路に伝送されることとなる。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−164466号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、光通信や無線通信等の機器は電気信号が高周波領域に達するとともに、高速で伝送させることが要求されるようになってきており、従来の配線基板は基体を形成する酸化アルミニウム質焼結体の比誘電率が約10(室温、1MHz)と高いことから、基体に設けた第1配線導体、第2配線導体を伝わる電気信号の伝送速度が遅く、高周波の電気信号を高速で伝送させるという要求を満足させることができなかった。
【0008】
またこの酸化アルミニウム質焼結体から成る基体はその線熱膨張係数が4×10-6/℃〜7.5×10-6/℃であるのに対し、外部電気回路基板は一般にガラスエポキシ樹脂等の樹脂材で形成されており、その熱膨張係数が約15×10-6/℃程度であり、大きく相違することから、この熱膨張係数の相異に起因する熱応力が、基体下面の入出力用パッドと外部電気回路基板の回路導体とを接続している半田バンプ等に作用した場合、半田バンプ等に破断が生じ、半導体素子と外部電気回路との間で電気信号を正常に入出力させることができなくなってしまうという欠点もあった。
【0009】
本発明は上記欠点に鑑み案出されたもので、その目的は配線導体に電気信号を高速で伝送させることを可能とするとともに内部に収容する半導体素子を外部電気回路に確実に接続することができる半導体素子収納用パッケージおよびそれを用いた半導体装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、40GHz〜80GHzの電気信号を送受信する半導体素子が搭載される搭載部を有する基体と、該基体の前記搭載部より下面にかけて導出されている複数個のグランド配線導体および第1配線導体と、前記基体の下面に形成され、前記グランド配線導体および第1配線導体に電気的に接続している複数個のグランド用パッドおよび入出力用パッドと、前記基体の搭載部より上面にかけて導出されている第2配線導体と、前記基体に取着され、前記第2配線導体に電気的に接続されるコネクターと、を含んで構成される半導体素子収納用パッケージにおいて、前記基体が5乃至60質量%のBaOを含有する屈伏点が400乃至800℃のガラス20乃至80体積%と、クォーツ、クリストバライト、トリジマイト、エンスタタイトの少なくとも1種から成るフィラー20乃至80体積%とから成り、前記ガラス及び/またはフィラー中にZr化合物がZrO2換算で0.1乃至30質量%含有しているガラスセラミック焼結体で形成され、前記基体の第2配線導体が形成された面と側面の間の切り欠きに臨む基体の上面に、前記コネクターの下部が当接されるとともに、該コネクターの下部に対向するコネクターの上部が露出されることを特徴とする。
【0011】
また本発明は、上述の半導体素子収納用パッケージと40GHz〜80GHzの電気信号を送受信する半導体素子とを有し、前記基体の搭載部に前記半導体素子を固定するとともに該半導体素子の各電極を前記第1配線導体および第2配線導体に電気的に接続し、該半導体素子を気密封止して成る半導体装置において、前記コネクターは金属の線材及び該線材の周囲を取り囲む絶縁体から成り、前記第2配線導体は前記半導体素子の気密封止領域の外部へ導出される導出部を有し、前記コネクターの線材の一端部を絶縁体より露出させるとともに、該線材の露出部と前記第2配線導体の導出部とを接続したことを特徴とする。
【0012】
本発明の半導体素子収納用パッケージおよび半導体装置によれば、パッケージの基体を5乃至60質量%のBaOを含有する屈伏点が400乃至800℃のガラス20乃至80体積%と、クォーツ、クリストバライト、トリジマイト、エンスタタイトの少なくとも1種から成るフィラー20乃至80体積%とから成り、前記ガラス及び/またはフィラー中にZr化合物がZrO2換算で0.1乃至30質量%含有しているガラスセラミック焼結体で形成し、かかるガラスセラミック焼結体の比誘電率が約6(室温、1MHz)と低いことから、基体に形成さ
る第1配線導体、第2配線導体を伝わる電気信号の伝送速度を極めて速いものとなすことができる。
【0013】
また本発明の半導体素子収納用パッケージおよび半導体装置によれば、基体を形成する5乃至60質量%のBaOを含有する屈伏点が400乃至800℃のガラス20乃至80体積%と、クォーツ、クリストバライト、トリジマイト、エンスタタイトの少なくとも1種から成るフィラー20乃至80体積%とから成り、前記ガラス及び/またはフィラー中にZr化合物がZrO2換算で0.1乃至30質量%含有しているガラスセラミック焼結体の線熱膨張係数が約12×10-6/℃であり、ガラスエポキシ樹脂等の樹脂材で形成されている外部電気回路基板の線熱膨張係数に近似することから外部電気回路基板に半導体装置を実装させた後、熱が作用したとしても外部電気回路基板と半導体装置の基体との間には大きな熱応力が発生することはなく、その結果、半導体装置の基体下面の入出力パッドと外部電気回路基板の回路導体とを半田バンプ等を介して確実、強固に接続することができ、半導体素子を外部電気回路基板に高い信頼性をもって接続することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の半導体素子収納用パッケージの一実施例を示し、1は基体、2aは第1配線導体、2bはグランド配線導体、3aは入出力用パッド、3bはグランド用パッド、4は第2配線導体、5はコネクターである。これら基体1、第1配線導体2a、グランド配線導体2b、入出力用パッド3a、グランド用パッド3b、第2配線導体4およびコネクター5により半導体素子6を収納するための半導体素子収納用パッケージ7が基本的に構成される。
【0015】
前記基体1は、5乃至60質量%のBaOを含有する屈伏点が400乃至800℃のガラス20乃至80体積%と、クォーツ、クリストバライト、トリジマイト、エンスタタイトの少なくとも1種から成るフィラー20乃至80体積%とから成り、前記ガラス及び/またはフィラー中にZr化合物がZrO2換算で0.1乃至30質量%含有しているガラスセラミック焼結体で形成されており、その上面に半導体素子6を搭載するための搭載部1aを有し、該搭載部1aに半導体素子6がガラス、樹脂、ロウ材等の接着剤を介して接着固定される。
【0016】
前記基体1は、例えば、BaOを5〜60質量%含有するガラスに、フィラーとしてのクォーツ、クリストバライト、トリジマイト、エンスタタイト、フォルステライトの少なくとも1種と、有機樹脂バインダーとを添加混合し原料粉末を調整するとともに、これをドクターブレード法や圧延法、プレス金型法により所定形状に成形して成形体を得、しかる後、前記成形体を850℃〜1300℃の温度で焼成することによって製作される。
【0017】
また前記基体1は、半導体素子の搭載部1aから下面にかけて複数個の第1配線導体2aおよびグランド用配線導体2bが形成されており、該各配線導体2a、2bは半導体素子の電気信号入出力用、接地用の各電極を、入出力用パッド3aやグランド用パッド3bに接続するための導電路として作用し、搭載部1a側の一端には半導体素子6の電気信号入出力用、接地用の各電極が導電性接続材を介して電気的に接続される。
【0018】
前記第1配線導体2aおよびグランド用配線導体2b、入出力用パッド3aおよびグランド用パッド3bは、銅、銀、金、パラジウム等の金属材料から成り、例えば銅から成る場合であれば、銅粉末に有機溶剤等を添加して成る金属ペーストを基体1となるセラミックグリーンシートの表面に所定パターンに印刷しておくことによって形成される。
【0019】
この第1配線導体2aおよびグランド用配線導体2bの基体1下面側の一端は、それぞれ対応する入出力用パッド3aおよびグランド用パッド3bと電気的に接続しており、これらの入出力用パッド3a、グランド用パッド3bを外部電気回路の所定の信号用や接地用等の回路導体に接続することにより、半導体素子6の電気信号入出力用、接地用の各電極が外部電気回路と電気的に接続される。
【0020】
また前記基体1は、半導体素子の搭載部1aから上面や側面等にかけて第2配線導体4が形成されており、該第2配線導体4は半導体素子6の電極をコネクター5に接続するための導電路として作用し、搭載部1a側の一端には半導体素子6の電極が導電性接続材8を介して電気的に接続される。
【0021】
前記第2配線導体4は、上述の第1配線導体2a等と同様に、銅、銀、金、パラジウム等の金属材料から成り、例えば銅から成る場合であれば、銅粉末に有機溶剤等を添加して成る金属ペーストを基体1となるセラミックグリーンシートの表面に所定パターンに印刷しておくことにより形成される。
【0022】
この第2配線導体4の基体1外表面側の一端はコネクター5と電気的に接続しており、このコネクター5を同軸ケーブル等を介して通信装置等の外部機器に接続することにより半導体素子6と外部機器との間で高周波信号の送受信が行われる。
【0023】
前記コネクター5は、半導体素子収納用パッケージ7の第2配線導体4を同軸ケーブル等を介して外部機器に接続するための接続体として作用し、例えば、銅のリード線等の金属の線材の周囲を、酸化アルミニウム質焼結体等の絶縁体で取り囲んだ構造である。
【0024】
かくして上述の半導体素子収納用パッケージによれば、基体1の搭載部1aに半導体素子6を搭載するとともに、ガラス、樹脂、ロウ材等の接着剤を介して固定し、しかる後、半導体素子6の各電極を第1配線導体2aおよびグランド配線導体2bに例えばボンディングワイヤ8を介して接続し、最後に蓋体10を基体1上面に封止材を介して接合させ、半導体素子6を気密に封止することによって半導体装置11となる。
【0025】
この半導体装置11は、基体1下面の入出力用パッド3aおよびグランド用パッド3bが外部電気回路基板の所定の信号用や接地用等の回路導体に半田バンプ等の外部端子を介して接続され、これによって半導体素子6の信号用、接地用の各電極は外部電気回路と電気的に接続される。
【0026】
また、この半導体装置11に取着されているコネクター5に同軸ケーブル等の外部接続用の導線を接続することにより、半導体素子6の電極が通信装置等の外部機器に接続される。
【0027】
そしてかかる半導体装置11は、外部電気回路から供給される複数の周波数帯域が低い(5〜10GHz)電気信号を第1配線導体2aを介して半導体素子6に入力させ、半導体素子6でこれら入力された電気信号を合成して、一つの周波数帯域が高い(40〜80GHz)電気信号とするとともにこれを第2配線導体を介してコネクター5に出力し、該コネクター5を介して外部の通信装置等の外部機器に伝送する、或いは、外部の通信装置等の外部機器から伝送された一つの周波数帯域が高い(40〜80GHz)電気信号をコネクター5及び第2配線導体4を介して半導体素子6に入力し、半導体素子6で入力された周波数帯域が高い(40〜80GHz)電気信号を複数の周波数帯域が低い(5〜10GHz)電気信号に変換するとともに、これらの個々の周波数帯域が低い電気信号を第1配線導体2aを介して外部電気回路に供給することとなる。
【0028】
本発明の半導体素子収納用パッケージおよびこれを用いた半導体装置においては、基体1を5乃至60質量%のBaOを含有する屈伏点が400乃至800℃のガラス20乃至80体積%と、クォーツ、クリストバライト、トリジマイト、エンスタタイトの少なくとも1種から成るフィラー20乃至80体積%とから成り、前記ガラス及び/またはフィラー中にZr化合物がZrO2換算で0.1乃至30質量%含有しているガラスセラミック焼結体で形成しておくことが重要である。
【0029】
前記基体1を、5乃至60質量%のBaOを含有する屈伏点が400乃至800℃のガラス20乃至80体積%と、クォーツ、クリストバライト、トリジマイト、エンスタタイトの少なくとも1種から成るフィラー20乃至80体積%とから成り、前記ガラス及び/またはフィラー中にZr化合物がZrO2換算で0.1乃至30質量%含有しているガラスセラミック焼結体で形成すると、かかるガラスセラミック焼結体の比誘電率が約6(室温、1MHz)と低いことから基体1に形成される第1配線導体2a、第2配線導体4を伝わる電気信号の伝送速度を極めて速いものとなすことができる。
【0030】
また前記基体1を5乃至60質量%のBaOを含有する屈伏点が400乃至800℃のガラス20乃至80体積%と、クォーツ、クリストバライト、トリジマイト、エンスタタイトの少なくとも1種から成るフィラー20乃至80体積%とから成り、前記ガラス及び/またはフィラー中にZr化合物がZrO2換算で0.1乃至30質量%含有しているガラスセラミック焼結体で形成すると、かかるガラスセラミック焼結体の線熱膨張係数が約12×10-6/℃であり、ガラスエポキシ樹脂等の樹脂材で形成されている外部電気回路基板の線熱膨張係数に近似することから外部電気回路基板に半導体装置を実装させた後、熱が作用したとしても外部電気回路基板と半導体装置の基体1との間には大きな熱応力が発生することはなく、その結果、半導体装置の基体1下面の入出力パッド3aと外部電気回路基板の回路導体とを半田バンプ等を介して確実、強固に接続することができ、半導体素子を外部電気回路に高い信頼性をもって接続することが可能となる。
【0031】
また上述のガラスセラミック焼結体はその焼成温度が850〜1300℃と低いことから、基体1と同時焼成により形成される第1配線導体2a等を比抵抗が2.5Ω・cm(20℃)以下と低い銅や銀、金で形成することができ、その結果、第1配線導体2a等に電気信号を伝搬させた場合、電気信号に大きな減衰が生じることはなく、電気信号を正確かつ確実に伝搬させることも可能となる。
【0032】
なお、前記基体1を構成する、5乃至60質量%のBaOを含有する屈伏点が400乃至800℃のガラス20乃至80体積%と、クォーツ、クリストバライト、トリジマイト、エンスタタイトの少なくとも1種から成るフィラー20乃至80体積%とから成り、前記ガラス及び/またはフィラー中にZr化合物がZrO2換算で0.1乃至30質量%含有しているガラスセラミック焼結体において、酸化バリウム(BaO)を5〜60質量%含有しているガラスを用いるのは該酸化バリウム含有ガラスは低軟化点でガラス量を少なくしてフィラーを多く添加することが可能となるためであり、酸化バリウムの量を5〜60質量%の範囲とするのは、5質量%より少ないとガラスの低軟化点化が困難となり、また耐薬品性が著しく低下してしまうためである。特に酸化バリウムの量は20〜40質量%が望ましい。
【0033】
また前記ガラスセラミック焼結体の酸化バリウム含有ガラスはその屈伏点が400〜800℃に特定され、特に400〜700℃であることが望ましい。これは酸化バリウム含有ガラスとフィラーとから成る成形体を焼成してガラスセラミック焼結体を作製する際、有機樹脂バインダーを混合しているが、焼成時に前記有機樹脂バインダーを効率良く除去するとともに、基体1と同時に形成される第1配線導体2a等との焼成条件をマッチングさせるためであり、屈伏点が400℃より低いと、低い温度で焼成が開始され、焼結開始温度が600〜800℃である第1配線導体2a等を構成する銀、銅、金等は基体1の焼成と同時に基体1に焼成によって被着形成するのが困難となり、また成形体の緻密化が低温で開始するため有機樹脂バインダーの分解揮散が困難となり、基体1内に有機樹脂バインダーが残留し、特性に悪影響を及ぼす危険性があるためである。一方、屈伏点が800℃より高いと酸化バリウム含有ガラスの量を多くしないと焼結しにくくなるため、高価な酸化バリウム含有ガラスを大量に必要とするために焼結体のコストを高めることになってしまう。
【0034】
前記酸化バリウム含有ガラスとしては、例えば、
SiO2−BaO−B2O3−Al2O3−CaO
SiO2−BaO−B2O3−Al2O3−TiO2−SrO
SiO2−BaO−B2O3−CaO−Al2O3−MgO−ZrO2
SiO2−BaO−B2O3−CaO−Al2O3−MgO
等の組成物も好適に使用される。
【0035】
前記酸化バリウム含有ガラスと組み合わされるフィラーはガラスセラミック焼結体の比誘電率を6以下(室温1MHz)とする作用をなし、比誘電率が小さいクォーツ、クリストバライト、トリジマイト、エンスタタイトの少なくとも1種が使用される。
【0036】
前記酸化バリウム含有ガラスとフィラーは、焼成温度や最終的に得られるガラスセラミック焼結体の比誘電率、熱膨張特性などの目的に応じて適当な比率で混合される。前記酸化バリウム含有ガラスは、フィラー無添加では収縮開始温度は700℃以下で、850℃以上では溶融してしまい、第2配線導体2a等を基体1に同時焼成により被着形成することができない。しかし、フィラーを混合することによって焼成温度を上昇させるとともにフィラーを液相焼結させるための液相を形成させることができる。また、成形体全体の収縮開始温度を上昇させることができるため、このフィラーの含有量の調整により第1配線導体2a等との同時焼成条件をマッチングさせることができる。
【0037】
前記ガラスセラミック焼結体の酸化バリウム含有ガラスとフィラーの比率は、酸化バリウム含有ガラスが20〜80体積%、フィラーが80〜20体積%に特定される。この酸化バリウム含有ガラスとフィラーの量を上記の範囲とするのは酸化バリウム含有ガラスの量が20体積%より少ない、言い換えればフィラーが80体積%より多いと液相焼結することができずに高温で焼成する必要があり、その場合に融点が低い銅や銀、金またはこれらを主成分とする金属から成る第1配線導体2a等を基体1と同時焼成によって基体1の所定位置に被着形成させることができなくなる危険性があり、また酸化バリウム含有ガラスが80体積%より多い、言い換えるとフィラーが20体積%より少ないとガラスセラミック焼結体の焼結開始温度が低くなるために配線導体2と同時焼成できなくなる危険性があるためである。
【0038】
また、前記フィラーは、酸化バリウム含有ガラスの屈伏点に応じ、その量を適宜調整することが望ましい。すなわち、酸化バリウム含有ガラスの屈伏点が400〜700℃と低い場合、低温での焼結性が高まるためフィラーの含有量は40〜80体積%と比較的多く配合できる。これに対して、酸化バリウム含有ガラスの屈伏点が700〜800℃と比較的高い場合、焼結性が低下するためフィラーの含有量は20〜50体積%と比較的少なく配合することが望ましい。
【0039】
更に前記ガラスセラミック焼結体は、前記フィラー中および/またはガラス中にジルコニウム化合物(Zr化合物)を酸化ジルコニウム(ZrO2)換算で0.1〜30質量%の割合で含有させておくことが重要である。
【0040】
前記Zr化合物の含有はガラスセラミック焼結体の耐酸化性を高めるためであり、第1配線導体2a等の表面にニッケル等のめっきを施す際、基体1をめっき液やめっき用処理液に浸漬したとしても基体1が酸化、腐食するのを有効に防止することができ、これによって基体1の信頼性を確保することができる。
【0041】
前記Zr化合物としては、例えば、ZrO2、ZrSiO2、CaO・ZrO2、ZrB2、ZrP2O7、ZrBの群から選ばれる少なくとも1種が挙げられる。このZr化合物は化合物粉末としてフィラー中の一成分として混合する。この場合、添加時のZr化合物、特にZrO2のBET比表面積によって、ガラスセラミック焼結体の耐薬品性が変化する傾向にあり、BET比表面積が25m2/g以上であることが望ましく、BET比表面積が25m2/gよりも小さいと耐薬品性の改善効果が小さくなる傾向にある。また他の配合形態としては、酸化バリウム含有ガラスの一成分として酸化ジルコニウム(ZrO2)を含有させておいてもよい。
【0042】
前記Zr化合物は、また酸化バリウム含有ガラス及び/又はフィラーへの添加量がZrO2換算で0.1質量%未満であると、ガラスセラミック焼結体の耐薬品性を改善する効果が不十分となり、基体1がめっき液や、フッ酸等のめっき前処理液等で酸化腐食され、外観不良や基体としての信頼性に劣化が生じてしまい、30質量を超えると、焼結性が著しく低下し、基体としての機械的強度が不十分なものとなる。従って、Zr化合物の酸化バリウム含有ガラス及び/又はフィラーへの添加量はZrO2換算で0.1〜30質量%の範囲に特定され、0.2〜10質量%の範囲がより一層好ましい。
【0043】
前記ガラスセラミック焼結体は、所定の量に秤量された酸化バリウム含有ガラス、フィラー、Zr化合物に、適当な成形の有機樹脂バインダーを添加した後、ドクターブレード法や圧延法、金型プレス法等の成形手段により任意の形状、例えば、シート状に成形し、しかる後、焼成することによって製作される。
【0044】
なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば種々の変更は可能である。
【0045】
【発明の効果】
本発明の半導体素子収納用パッケージおよび半導体装置によれば、パッケージの基体を5乃至60質量%のBaOを含有する屈伏点が400乃至800℃のガラス20乃至80体積%と、クォーツ、クリストバライト、トリジマイト、エンスタタイトの少なくとも1種から成るフィラー20乃至80体積%とから成り、前記ガラス及び/またはフィラー中にZr化合物がZrO2換算で0.1乃至30質量%含有しているガラスセラミック焼結体で形成し、かかるガラスセラミック焼結体の比誘電率が約6(室温、1MHz)と低いことから、基体に形成さ
る第1配線導体、第2配線導体を伝わる電気信号の伝送速度を極めて速いものとなすことができる。
【0046】
また本発明の半導体素子収納用パッケージおよび半導体装置によれば、基体を形成する5乃至60質量%のBaOを含有する屈伏点が400乃至800℃のガラス20乃至80体積%と、クォーツ、クリストバライト、トリジマイト、エンスタタイトの少なくとも1種から成るフィラー20乃至80体積%とから成り、前記ガラス及び/またはフィラー中にZr化合物がZrO2換算で0.1乃至30質量%含有しているガラスセラミック焼結体の線熱膨張係数が約12×10-6/℃であり、ガラスエポキシ樹脂等の樹脂材で形成されている外部電気回路基板の線熱膨張係数に近似することから外部電気回路基板に半導体装置を実装させた後、熱が作用したとしても外部電気回路基板と半導体装置の基体との間には大きな熱応力が発生することはなく、その結果、半導体装置の基体下面の入出力パッドと外部電気回路基板の回路導体とを半田バンプ等を介して確実、強固に接続することができ、半導体素子を外部電気回路基板に高い信頼性をもって接続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体素子収納用パッケージおよびこの半導体素子収納用パッケージを用いた半導体装置の一実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・基体
1a・・・・搭載部
2a・・・・入出力配線導体
2b・・・・グランド配線導体
3a・・・・入出力用パッド
3b・・・・グランド用パッド
4・・・・・出入力配線導体
5・・・・・コネクター
6・・・・・半導体素子
7・・・・・半導体素子収納用パッケージ
8・・・・・ボンディングワイヤ
10・・・・蓋体
11・・・・半導体装置
Claims (2)
- 40GHz〜80GHzの電気信号を送受信する半導体素子が搭載される搭載部を有する基体と、該基体の前記搭載部より下面にかけて導出されている複数個のグランド配線導体および第1配線導体と、前記基体の下面に形成され、前記グランド配線導体および第1配線導体に電気的に接続している複数個のグランド用パッドおよび入出力用パッドと、前記基体の搭載部より上面にかけて導出されている第2配線導体と、前記基体に取着され、前記第2配線導体に電気的に接続されるコネクターと、を含んで構成される半導体素子収納用パッケージにおいて、
前記基体が5乃至60質量%のBaOを含有する屈伏点が400乃至800℃のガラス20乃至80体積%と、クォーツ、クリストバライト、トリジマイト、エンスタタイトの少なくとも1種から成るフィラー20乃至80体積%とから成り、前記ガラス及び/またはフィラー中にZr化合物がZrO2換算で0.1乃至30質量%含有しているガラスセラミック焼結体で形成され、
前記基体の第2配線導体が形成された面と側面の間の切り欠きに臨む基体の上面に、前記コネクターの下部が当接されるとともに、該コネクターの下部に対向するコネクターの上部が露出されることを特徴とする半導体素子収納用パッケージ。 - 請求項1に記載の半導体素子収納用パッケージと40GHz〜80GHzの電気信号を送受信する半導体素子とを有し、前記基体の搭載部に前記半導体素子を固定するとともに該半導体素子の各電極を前記第1配線導体および第2配線導体に電気的に接続し、該半導体素子を気密封止して成る半導体装置において、
前記コネクターは金属の線材及び該線材の周囲を取り囲む絶縁体から成り、前記第2配線導体は前記半導体素子の気密封止領域の外部へ導出される導出部を有し、前記コネクターの線材の一端部を絶縁体より露出させるとともに、該線材の露出部と前記第2配線導体の導出部とを接続したことを特徴とする半導体装置。
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