JP3846505B2 - 鍵盤楽器 - Google Patents

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本発明は鍵盤楽器に関し、ハンマーの回動を打弦直前で停止させ、すぐ跳ね返す機構を例えばハンマーヘッドの回動範囲の外側に設けることにより、打弦音を発生させないようにしても、鍵のタッチが阻害されないものである。
従来、打弦による発音を変化させた鍵盤楽器として、特許文献1に記載されたものが提案されている。この鍵盤楽器は、弦とハンマーシャンクとの間にハンマーシャンクと対向する面に弾性体を有するストッパを設けたもので、回動するハンマーシャンクを弾性体を介してストッパで受け止めるものである。そして、ハンマーの回動による運動エネルギを弾性体で吸収することにより、この運動エネルギを弱めて、音質、弦の響き等を阻害することなく打弦による音量を効果的に減少させるものであった。
実開昭51−67732号公報
しかしながら、このような鍵盤楽器にあっては、打弦による発音を完全に生じさせないようにしたとき、鍵のタッチをある程度犠牲にしなければならない等の課題があった。すなわち、打弦音が発生しないようにするためには、ストッパをハンマーシャンク側にさらに近づける必要がある。このとき、通常の接近(ハンマーアセンブリーのバットが、ジャックからの突上力を受けなくなり、自由回転運動を始めるときの弦とハンマーヘッドとの距離)では、ハンマーアセンブリーのバットがジャックから脱進する前に、ジャックおよびストッパによってハンマーアセンブリーが挟み込まれて止まってしまい、連打がやりにくくなる等、従来のピアノのような演奏ができなくなる。これを防止するためには、接近を通常より広くしなければならない。つまり、バットがジャックから離れる時期を早めに調整することになる。このようにすると、鍵のタッチが変化してしまい、ストッパをハンマーシャンクに当接しない位置に移動させ、打弦による発音を生じさせたとき、早めの脱進によりジャックによる供給エネルギーが減少し、ハンマーの衝撃力が弱くなるので、打弦による音色がややソフトになってしまう。さらに、鍵盤の連打性が多少悪くなるものであった。
そこで、本発明の目的は、ハンマーの回動を打弦直前で止める機構を例えばハンマーヘッドの回動範囲の外側に設けることにより、打弦音を発生させないようにしても、鍵のタッチが阻害されない鍵盤楽器を提供することである。
請求項1に記載の発明は、張設された弦と、回動してこの弦を打撃するハンマーと、このハンマーを突き上げて回動させるジャックと、このジャックに力を伝達する鍵と、を備えた鍵盤楽器であって、上記ハンマーは、基端部を中心に回動するハンマーシャンクと、そのハンマーシャンクに固定されたハンマーヘッドとを有するとともに、上記ハンマーシャンクをハンマーヘッドより先端側に所定長さだけ延ばして設けられた突出部と、上記ハンマーヘッドが上記弦を打撃する直前に上記突出部と当接することにより、上記ハンマーヘッドを上記弦から離れる方向に跳ね返すストッパと、上記ハンマーヘッドが打弦する通常演奏と、上記ストッパが上記ハンマーヘッドを打弦前に跳ね返す非打弦時とを切り替えるように、上記ストッパを移動させる切替手段と、を備えることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項1に記載の発明に係る鍵盤楽器にあっては、ストッパがハンマーを跳ね返す時、および、ストッパがハンマーを跳ね返さない時にも、通常演奏のように、打鍵に応じた力がジャックに伝わる。これにより、ジャックはハンマーを下から突き上げて回動させる。ストッパがハンマーを跳ね返さない時のハンマー接近は通常通りである。そして、ハンマーが弦を打撃する。
しかし、切替手段によりストッパが移動すると、ストッパは、ハンマーが弦を打撃する直前にハンマーを跳ね返す。すなわち、ハンマーは打弦することなくストッパにより跳ね返される。
したがって、切替手段による非打弦時には、ハンマーは弦を打撃することがない。この場合、ストッパはハンマーを打弦直前に跳ね返すため、誤差をみこんで予め大幅に接近を広げておかなくてもよい。よって、この時のハンマーの接近は通常通りである。このため、ジャックは、通常演奏時と同様に脱進動作する。
また、この発明に係る鍵盤楽器にあっては、切替手段が、ストッパを移動させることにより、上記ハンマーが打弦する通常演奏と、上記ストッパがハンマーを打弦前に跳ね返す非打弦時とを切り替える。
通常演奏では、鍵がジャックに力を伝達すると、ジャックがハンマーを突き上げて回動させる。そして、ハンマーが回動してこの弦を打撃する。
一方、非打弦時は、上記ストッパが上記ハンマーの回動範囲の外側で、ハンマーが上記弦を打撃する直前に跳ね返す。すなわち、ハンマーは打弦することなくストッパにより跳ね返される。
したがって、切替手段による非打弦時には、ハンマーは弦を打撃することがない。この場合、誤差をみこんで予め大幅に接近を広げておかなくてもよい。よって、この時のハンマーの接近は通常通りである。このため、ジャックは、通常演奏時と同様に脱進動作する。
請求項2に記載の発明は、張設された弦と、回動してこの弦を打撃するハンマーと、このハンマーを突き上げて回動させるジャックと、このジャックに力を伝達する鍵と、を備えた鍵盤楽器であって、上記ハンマーは、基端部を中心に回動するハンマーシャンクと、そのハンマーシャンクに固定されたハンマーヘッドとを有するとともに、上記ハンマーヘッドの回動範囲の外側に突出するように上記ハンマーシャンクの先端に設けられた突出体と、上記ハンマーヘッドが上記弦を打撃する直前に、上記突出体と当接可能に設けられたストッパと、上記突出体との当接位置、または、非当接位置にこのストッパを移動させる切替手段と、を備えることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項2に記載の発明にあっては、ハンマーの回動範囲の外側に突出するように、ハンマーに突出体を設けている。そして、切替手段がストッパを移動させる。すなわち、ストッパを上記突出体との当接位置または非当接位置に移動させる。当接位置では、上記ハンマーが上記弦を打撃する直前に、この突出体とストッパとが当接する。その結果、ハンマーは弦を打撃しない。この場合、誤差をみこんで予め大幅に接近を広げておかなくてもよい。よって、この時のハンマーの接近は通常通りである。このため、ジャックは、通常演奏時と同様に脱進動作する。
非当接位置ではストッパは突出体と当接しない。すなわち、切替手段による非当接時には、ハンマーは、ジャックによって突き上げられた後、ストッパによってその回動を遮断されない。したがって、この非当接時には、通常演奏通りの打弦を行うことができる。
以上説明したように、請求項1に記載の発明に係る鍵盤楽器は、ハンマーの回動を打弦直前で止める機構を設けることにより、打弦音を発生させないようにしても、鍵のタッチを阻害されないものである。
また、請求項1,2に記載の発明に係る鍵盤楽器は、ハンマーの回動を打弦直前で止める機構をハンマーの回動範囲の外側に設けることにより、打弦音を発生させないようにしても、鍵のタッチが阻害されないものである。
以下、本発明に係る鍵盤楽器の実施例について図面を参照して説明する。
図1は本発明の鍵盤楽器の第1実施例に係るアップライトピアノの弦およびアクションの休止状態を示す側面図である。
この図において、各音高に対応して、弦11はほぼ垂直にそれぞれ張設されている。図では、その一つを取り出して示している。
この弦11に対してアクションは配設されている。このアクションは、主に、図中時計回り方向に回動して弦11を打撃するハンマーヘッド13と、このハンマーヘッド13に連設された、シデ材、または、カエデ材によるハンマーシャンク14と、を備えている。
このハンマーヘッド13はハンマーウッド13Aを卵形状のハンマーフェルト13Bで被覆したものである。このハンマーウッド13Aは、ハンマーシャンク14との連設部において孔100が形成されている。この孔100にハンマーシャンク14が嵌着している。
さらに、ハンマーシャンク14の先端は、ハンマーフェルト13Bの回動範囲(図中破線(1))の外側へ所定長さ突出している。すなわち、このハンマーシャンク14は通常のハンマーシャンクより長いものである。
そして、ハンマーシャンク14の突出部101の回動範囲(図中破線(2))の内側で、ハンマーフェルト13Bの回動範囲の外側において、ハンマーシャンク14の突出部101と弦11との間には、ハンマーストッパ102が設けられている。このハンマーストッパ102は、周知のレギュレーティングボタンと類似のものである。このハンマーストッパ102は、そのスクリュー部102Aがストッパレール103にねじ込まれて保持されている。ハンマーストッパ102は、ハンマーシャンク14の突出部101に対向する面に皮革、フェルト等の緩衝材102Bが貼着されている。
ストッパレール103は弦11に対応して配設される88個の鍵全体にわたって共通に横断延設されたものである。
また、切替手段106は、レバー又はペダル等の操作でストッパレール103を、当接時、または、非当接時に2方向に切り替えるものである。この切替手段106の当接時に、ストッパレール103は、ピン104を中心に図中時計回り方向(ハンマーフェルト13Bに近づく方向)に回転し略鉛直に固定されるものである。また、切替手段106の非当接時に、ストッパレール103は、ピン104を中心に図中反時計回り方向(ハンマーフェルト13Bから遠ざかる方向)に回転し略水平に固定されるものである。すなわち、切替手段106の当接時には、ハンマーシャンク14の突出部101の回動範囲(図中破線(1)と破線(2)の間)にハンマーストッパ102がストッパレール103により保持されるものである。
一方、切替手段106の非当接時には、ハンマーシャンク14の突出部101の回動範囲の外側にハンマーストッパ102がストッパレール103により保持されるものである。
なお、切替手段106の非当接時に、調整ツール105を用いてハンマーストッパ102のスクリュウ部102Aを回転させ、ストッパレール103からハンマーストッパ102が突出する長さを各鍵毎独立して微調整できる。すなわち、切替手段106の当接時において、ハンマーストッパ102の皮革等102Bとハンマーシャンク14の突出部101との距離を、88個のハンマー接近(例えば、低音域3mm、中音域2.5mm、高音域2mm)に対応してそれぞれ微調整することができるものである。
したがって、本実施例のハンマー接近は、各鍵毎に対応して、通常演奏のアップライトピアノの各ハンマー接近に限りなく近く調整することができるものである。このため、鍵のタッチは通常演奏のアップライトピアノと殆ど変わらないものである。
そして、バット15はハンマーシャンク14の基端に固定されている。このバット15を揺動自在にセンターピン17が支持している。このバット15の右端にはバットスプリング16が取り付けられている。このバットスプリング16は、常時、図中反時計回り方向にバット15を付勢し続けるものである。一方、バット15の左端にはキャッチャーシャンク18が突出して連結されている。このキャッチャーシャンク18の先端にキャッチャー19が固設されている。
そして、28は、弦11に対応して配設される88個の鍵全体にわたって共通に横断延設されたセンターレールである。このセンターレール28の上端部にバットフレンジ29を介して上記バット15が、センターピン17を支点として回動自在に取り付けられている。
一方、センターレール28の下端部にはウイペン(図示外)が回動自在に取り付けられている。このウイペンは、センターレール28から水平方向に突出するように設けられている。
このウイペンの上面においてセンターレール28の左方には、L字状のジャック33が揺動自在に立設されている。このジャック33の先端(頂端)は、上記バット15の下端面に当接している。ジャック33は、鍵(図示外)の打鍵に応じた図中時計回り方向への回動力をバット15に伝達し、バット15を介して、ハンマーヘッド13およびハンマーシャンク14を下から突き上げ回動させるものである。
以上の構成に係るアップライトピアノの作用について、切替手段106の当接時、非当接時に分けて、以下説明する。
切替手段106を当接に切り替えたアクションは、ハンマーストッパ102がハンマーシャンク14の突出部101の回動範囲とハンマーヘッド13の回動範囲との間に移動している。
このアクションは鍵を打鍵すると、その打鍵に応じてジャック33を押し上げる。これとともに、ダンパー43が弦11から離間する。
一方、ジャック33の上昇は、バット15を突き上げて、図中時計回り方向にセンターピン17を中心にバット15を回動させる。このため、バット15に設けられたハンマーヘッド13およびハンマーシャンク14は図中時計回り方向に回動する。ただし、ジャック33は一定高さだけ上昇すると、ジャックテイル(図示外)がレギュレーティングボタン(図示外)に当接する。この結果、ジャック33の上昇は阻止され、バット15はジャック33から脱進する。しかし、この後もハンマーヘッド13およびハンマーシャンク14はその慣性により、なおも図中時計回り方向に回動し続けて、弦11を打撃しようとする。
しかし、ハンマーヘッド13が弦11を打撃する直前に、ハンマーシャンク14の突出部101がハンマーストッパ102の皮革フェルト等の緩衝材102Bに当接する。この当接後、バットスプリング16の付勢力により、ハンマーヘッド13は弦11を打撃することなく跳ね返される。この結果、バット15はセンターピン17を中心に図中反時計回り方向に回動する。そして、キャッチャースキン19Aは、バックチェックフェルト27Aに当接する。
すなわち、切替手段106の当接時には、ハンマーヘッド13は打弦せず、ハンマーストップ状態に移動するものである。したがって、切替手段106の当接時(ハンマー非打弦状態)には、弦11から発音することがない。
なお、このハンマー非打弦状態では、打鍵に応じて、自動ピアノ等に用いられるキーセンサ、ハンマーセンサ等の演奏情報に基づいた電子音源から発音させてもよい。この発音をヘッドホーン等で聴いたり、スピーカの音量を低減して聞いてもよい。または、響板ドライバを用いて、響板から小さな音量で発音させてもよい。すなわち、夜、日中であっても、ピアノの音を出したくないときは、弦から発音させずにタッチを損なうことなくピアノの演奏を楽しむことができるものである。
また、切替手段106を非当接に切り替えたアクションは、ハンマーストッパ102がハンマーシャンク14の突出部101の回動範囲の外側に移動しているものである。このアクションは打鍵に応じてジャック33を押し上げると、切替手段106の当接時と同様に、ジャック33はバット15を回動し、さらに、バット15はジャック33から脱進し、その後もハンマーヘッド13およびハンマーシャンク14はその慣性により、図中時計回り方向に回動し続けて、弦11を打撃しようとする。
そして、ハンマーヘッド13は、ハンマーストッパ102に回動運動を遮断されないので、弦11を通常演奏通り打撃する。この打弦後も通常演奏通り、ハンマーヘッド13は弦11の反発力、および、バットスプリング16の付勢力により跳ね返される。この結果、バット15はセンターピン17を中心に図中反時計回り方向に回動する。そして、キャッチャースキン19Aは、バックチェックフェルト27Aに当接する。
すなわち、切替手段106の非当接時には、ハンマーヘッド13は通常演奏通りに打弦して、ハンマーストップ状態に移動するものである。したがって、この切替手段106の非当接時(ハンマーの通常打弦状態)にあっては、各鍵毎に、ハンマー接近が、通常のピアノに限りなく近く調整できているから、鍵のタッチも通常のピアノと殆ど変わらないものである。
次いで、図2および図3を用いて、第2実施例を説明する。
この実施例では、通常のハンマーシャンク114の上部に、L字状の突出体140を取り付けるものである。
この突出体140は、図3に示すように、その一部に形成された半孔141Aを有する左突出体141と、その一部に形成された半孔142Aを有する右突出体142とで構成される。
左突出体141の半孔141Aと右突出体142の半孔142Aとの間にハンマーシャンク114を設け、ビス143,144を用いて固定するものである。
図2中突出体140の長手140Aはハンマーフェルト13Bの回動範囲(図中破線(1))の外側へ突出したものである。
突出体140の長手140Aの回動範囲(図中破線(6))の内側でハンマーフェルト13Bの回動範囲の外側に、ストッパレール103に保持されたキャプスタンスクリュー122が設けられるものである。このキャプスタンスクリュー122には穴146が形成されている。調整ピン145の先端をこの穴146に挿入して、調整ピン145を回転させることにより、突出体の長手140Aとキャプスタンスクリュー122の皮革部122Aとの間の距離を微調整するものである。
なお、その他の構成は第1実施例のそれと同じである。
この実施例は、切替手段106(図示略)の当接時に、キャプスタンスクリュー122をストッパレール103にねじ込む距離、すなわち、打弦直前ハンマー停止位置を調節することができる。
第1実施例と比較すると、ハンマーヘッド13およびハンマーシャンク114への加工を要しないものである。
その他作用は、第1実施例のそれと同じである。
なお、本発明に係る鍵盤楽器は、グランドピアノに用いてもよい。
本発明の第1実施例に係るアップライトピアノの弦およびアクションの休止状態を示す側面図である。 本発明の第2実施例に係るアップライトピアノの弦およびアクションの休止状態を示す側面図である。 本発明の第2実施例に係るアップライトピアノの要部を示す斜視図である。
符号の説明
11 弦、
13 ハンマーヘッド、
14 ハンマーシャンク、
33 ジャック、
101 突出部、
102 ハンマーストッパ、
106 切替手段。

Claims (2)

  1. 張設された弦と、
    回動してこの弦を打撃するハンマーと、
    このハンマーを突き上げて回動させるジャックと、
    このジャックに力を伝達する鍵と、
    を備えた鍵盤楽器であって、
    上記ハンマーは、基端部を中心に回動するハンマーシャンクと、
    そのハンマーシャンクに固定されたハンマーヘッドとを有するとともに、
    上記ハンマーシャンクをハンマーヘッドより先端側に所定長さだけ延ばして設けられた突出部と、
    上記ハンマーヘッドが上記弦を打撃する直前に上記突出部と当接することにより、上記ハンマーヘッドを上記弦から離れる方向に跳ね返すストッパと、
    上記ハンマーヘッドが打弦する通常演奏と、上記ストッパが上記ハンマーヘッドを打弦前に跳ね返す非打弦時とを切り替えるように、上記ストッパを移動させる切替手段と、
    を備えることを特徴とする鍵盤楽器。
  2. 張設された弦と、
    回動してこの弦を打撃するハンマーと、
    このハンマーを突き上げて回動させるジャックと、
    このジャックに力を伝達する鍵と、
    を備えた鍵盤楽器であって、
    上記ハンマーは、基端部を中心に回動するハンマーシャンクと、
    そのハンマーシャンクに固定されたハンマーヘッドとを有するとともに、
    上記ハンマーヘッドの回動範囲の外側に突出するように上記ハンマーシャンクの先端に設けられた突出体と、
    上記ハンマーヘッドが上記弦を打撃する直前に、上記突出体と当接可能に設けられたストッパと、
    上記突出体との当接位置、または、非当接位置にこのストッパを移動させる切替手段と、
    を備えることを特徴とする鍵盤楽器。
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