JP3845832B2 - 回転軸連結装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は回転軸連結装置に関し、更に詳しくは、駆動側の軸に設けたフランジハブとその外周に配置した液圧継手により、従動側の軸を連結する構造の回転軸連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
2本の回転軸を軸方向に連結する装置として、従来、駆動側の軸の端部に筒状のフランジハブを設けるとともに、そのフランジハブ内に従動側の軸の端部を挿入し、更に、フランジハブの外周には液圧継手を配置して、この液圧継手によってフランジハブを外側から圧迫して従動側の軸に対して密着固定するようにした装置が知られている(例えば特許第2694683号公報参照)。
【0003】
この種の回転軸連結装置においては、通常、図3に軸平行断面図を、図4にはそのA−A断面図を示すように、駆動軸61の端部に固定されるフランジハブ62は、外周面が円筒面であり、その軸心部には、互いに平行な2つの平坦面621aの両端部を円筒内面621bで繋いだ形状の小判形孔621が形成される一方、従動軸63の軸端部631の形状も、その小判形孔621内に僅かな隙間を介して挿入可能なように、互いに平行な2つの平坦面631aを円筒面631bで繋いだ断面小判形の形状に形成され、小判形孔621への挿入状態において駆動軸61のトルクを従動軸63に伝達できるようにする。
【0004】
フランジハブ62の外周に設ける液圧継手64は、全体として円筒形であり、その内部に同じく円筒形の液室641が形成され、その液室641の内側には膨出壁642が形成された構造を持ち、液室641内には給液手段により圧油等の高圧の作動液を注入できるようになっている。
【0005】
以上の構成において、液圧継手64の液室に高圧の作動液を注入すると、その内側の膨出壁642が内側に迫り出し、その内周面によってフランジハブ62の外周面を圧迫して変形させ、従動軸63の軸端部631の表面にフランジハブ62の小判形孔621を密着させる。これにより、小判形孔621と従動軸63の軸端部631の間に介在する隙間が解消され、駆動軸61と従動軸63は隙間なく連結された状態となり、駆動軸61の回転をガタなく従動軸63に伝達することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、以上のような液圧継手64を用いた従来の回転軸連結装置によると、液圧継手64を動作させて駆動軸61と従動軸63とを強固に連結するためには、液室641内の作動液の圧力により、まず液圧継手64自体の膨出壁642を膨出させ、その膨出によってフランジハブ62を圧迫して変形させる必要があり、液室641内に注入する作動液の圧力は相当に高くしなければならず、作動液の圧力を有効に活用しているとは言いがたい。
【0007】
また、フランジハブ62は、外周面が円筒面で、従動軸63の軸端部631を挿入するための孔は小判形孔621であるため、2つの平坦面621aの形成部位と円筒状内面621bの形成部位とではその肉厚が異なるため、剛性が周方向に一様ではなく、液圧継手64によりその外周面を均等の圧力で圧迫しても、フランジハブ62が周方向に均一に変形収縮しにくく、従動軸63の軸端部631に対するフランジハブ62の小判形孔621の圧接力が周方向全周にわたり均一とならず、この点においても作動液の圧力を有効に活用しているとは言いがたい。
【0008】
本発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、液圧継手の液室に供給される作動液の圧力を従来に比してより有効に活用することができ、もってより低い液圧によってフランジハブと従動側の軸との間に所要の圧接力を付与することのできる回転軸連結装置の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の回転軸連結装置は、駆動側の軸の端部に設けられて筒状に開口するフランジハブの内側に、従動側の軸の端部を挿入するとともに、上記フランジハブの外周には、液室に所定圧力の作動液を注入することにより当該フランジハブを外周から圧迫する液圧継手を配置し、この液圧継手による圧迫により上記フランジハブを変形収縮させ、上記従動側の軸の端部の外周面にフランジハブの内周面を密着固定するように構成された回転軸連結装置であって、かつ、上記従動側の軸の端部が、互いに平行な2つの平坦面を有してなる断面小判形に形成されているとともに、上記フランジハブには、その断面小判形の軸端部に対応した2つの平坦面を有してなる小判形孔が形成された回転軸連結装置において、上記液圧継手は、上記フランジハブの外周面に対して軸方向両端部が液密に固定された筒状体と、この筒状体の内周面と上記フランジハブの外周面との間に形成されて外部から作動液の供給可能な液室によって構成されているとともに、上記フランジハブの外周には、上記小判形孔の2つの平坦面の形成位置にそれぞれ対応して軸方向に伸びる少なくとも1個ずつの凹部が形成され、この各凹部は、上記液室に連通していることによって特徴づけられる。
【0010】
本発明は、液圧継手の構造と、小判形孔が形成されたフランジハブの形状をそれぞれ改良することによって液室に供給される作動液の圧力をより有効に活用しようとするものである。すなわち、液圧継手の構造に関しては、筒状体をその軸方向両端部において溶接や焼きばめ等の手法によりフランジハブの外周面に液密に固定し、その筒状体の内周面とフランジハブの外周面との間に液室を形成する。この構成により、液室内の作動液の圧力は直接的にフランジハブの外周面に作用してこれを変形収縮させることになり、従来の液圧継手における膨出壁をなくし、この膨出壁の変形のための力を不要とすることで、従来の液圧継手を用いた装置に比して、より低い液圧のもとにフランジハブと従動軸の軸端部を強固に連結することが可能となり、作動液の圧力をより有効に活用することができる。
【0011】
また、フランジハブの形状に関しては、液圧継手の液室に供給される作動液の圧力によってフランジハブをより均一に変形収縮させようとするものであり、フランジハブの外周面に、小判形孔の互いに平行な2つの平坦面の形成位置、つまり肉厚部分、にそれぞれ対応して軸方向に伸びる少なくとも1個ずつの凹部を形成することで、その肉厚部分の剛性を低くし、その各凹部を液圧継手の液室に連通させて直接的に液圧を作用させることにより、小判形孔を備えたフランジハブの変形収縮を周方向にわたり略均一とすることができ、作動液の圧力を更に有効に活用することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態の軸平行断面図であり、図2はそのA−A断面図である。
【0013】
この例は、駆動側の軸である中空軸1の先端に、自在継手5を介して従動軸3を連結した例を示しており、自在継手5の一方のカップリングヨーク51aは中空軸1に対して溶接により固定されているとともに、他方のカップリングヨーク51bにフランジハブ2が一体的に形成されている。
【0014】
従動軸3の軸端部31は、互いに平行な2つの平坦面31aの両端部を、円筒面31bで繋いでなる断面小判形をしている。また、フランジハブ2は、その外周面は円筒形であり、その軸心部に、同じく互いに平行な2つの平坦面21aの両端部を円筒内面21bで繋いだ小判形孔21が形成されており、この小判形孔21の寸法は、従動軸3の断面小判形の軸端部31が僅かな隙間を以て嵌まり込む程度の寸法とされている。
【0015】
フランジハブ2の外周には液圧継手4が設けられている。この実施の形態における液圧継手4の液室41は、その内部に形成されているのではなく、液圧継手4の本体を構成する筒状体40の内周面と、フランジハブ2の外周面との間に形成されている。
【0016】
すなわち、円筒面からなるフランジハブ2の外周面には、その基端部の近傍に段部22が形成されており、その段部22よりも先端側の外径寸法は僅かに小径となっている。一方、液圧継手4の本体である筒状体40の内周面にもその一端側に段部42が形成されており、その段部42よりも他端側の内径寸法は僅かに大径となっている。そして、筒状体40はその段部42の形成されている一端側がフランジハブ2の先端側となるように当該フランジハブ2に対して外嵌され、筒状体40の軸方向両端部の内周面がフランジハブ2の外周面に対して焼きばめもしくは溶接によって液密に固定されている。これにより、フランジハブ2の外周面と筒状体40の内周面の間に、それぞれの段部22,42により両端部が塞がれた筒状の空隙からなる液室41が形成された状態となる。この液室41は、筒状体40に形成された液注入口43に連通しており、この液注入口43を介して圧油等の高圧の作動液を液室41内に注入することができる。
【0017】
また、フランジハブ2の外周面には、小判形孔21の2箇所の平坦面21aの形成位置のそれぞれに対応して、2つずつの凹部23が形成されている。この各凹部23は、2箇所の平坦面21aの各両端部近傍に対応する位置においてそれぞれフランジハブ2の軸方向に沿って伸びて液室41の一部を形成しており、液室41の全長に渡っている。
【0018】
以上の本発明の実施の形態において、液注入口43を通じて液室41内に所定圧力の作動液を注入すると、液室41内の圧力よりフランジハブ2の外周面が直接的に圧迫されて変形収縮し、小判形孔21が従動軸3の軸端部31の表面に密着し、これにより従動軸3は自在継手5のカップリングヨーク5bに対して堅固に連結された状態となる。また、フランジハブ2の外周面に小判形孔21の平坦面21aに対応して形成されている凹部23は、平坦面21aを形成しているが故に肉厚となっている部分の剛性を低くするように機能し、この凹部23を介して直接的に作用する液圧によって、内円筒面21bの形成位置と略同量だけ変形収縮する結果、フランジハブ2は周方向全周にわたり略均一に変形収縮し、従動軸3との圧接力が略全周にわたって均一となる。
【0019】
従って以上の本発明の実施の形態によると、液室と膨出壁を一体に形成した従来の液圧継手を用いる場合に比して、より低い液圧のもとにフランジハブ2と従動軸3とを所要の力で連結することができるとともに、小判形孔21を形成したフランジハブ2であっても、その平坦面21aの形成位置に対応する肉厚部の存在にも係わらず、フランジハブ2と従動軸3との圧接力を周方向全周にわたって略均一とすることができる。
【0020】
なお、以上の実施の形態においては、フランジハブ2の外周面に、小判形孔21の2箇所の平坦面21aのそれぞれに対応して2つずつ凹部23を設けたが、凹部部の数はこれに限定されることなく、各平坦面21aの中央部分に対応して1つずつの凹部23を形成し、あるいは各平坦面21aの中央部分と両端部分に対応して各3つずつの凹部23を設ける等の構成を採用することができる。
また、以上の実施の形態では、フランジハブ2を自在継手5のカップリングヨーク5bに一体形成した例を示したが、本発明はこのような構成に限られることなく、駆動側の軸自体にフランジハブ2を一体形成もしくは固定した構成をも採用し得ることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、フランジハブの外周面に、筒状体をその軸方向両端部を液密に固定し、その筒状体の内周面とフランジハブの外周面との間に液室を設け、その液室内に作動液を注入することにより、その液圧によって直接的にフランジハブの外周を圧迫して変形収縮させるため、液室と膨出壁を一体形成した液圧継手を用いる従来の回転連結装置に比して、膨出壁を変形させるための圧力が不要となり、その分、より低圧の液圧によってフランジハブと従動軸を所要の力で連結することが可能となる。
【0022】
また、フランジハブの外周面に、小判形孔の2つの平坦面に対応して凹部を設け、その各凹部を上記した液室に連通させているため、凹部によってフランジハブの肉厚部分における剛性を低くすることができると同時に、その凹部に対して液室内の液圧を直接的に作用させてフランジハブを外周から圧迫するため、フランジハブは周方向全周にわたって均等に変形し、従動軸に対する圧接力を周方向に一様とすることが可能となり、上記した液室の膨出壁をなくすことによる液圧の有効活用と相まって、より低い液圧のもとにフランジハブと従動軸とを堅固に連結することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の軸平行断面図である。
【図2】 図2は図1のA−A断面図である。
【図3】 従来の液圧継手を用いた回転連結装置の構成例を示す軸平行断面図である。
【図4】 図3のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 中空軸(駆動軸)
2 フランジハブ
21 小判形孔
21a 平坦面
21b 円筒内面
22 段部
23 凹部
3 従動軸
31 軸端部
31a 平坦面
31b 円筒面
4 液圧継手
40 筒状体
41 液室
42 段部
43 液注入口
5 自在継手
5a,5b カップリングヨーク
Claims (1)
- 駆動側の軸の端部に設けられて筒状に開口するフランジハブの内側に、従動側の軸の端部を挿入するとともに、上記フランジハブの外周には、液室に所定圧力の作動液を注入することにより当該フランジハブを外周から圧迫する液圧継手を配置し、この液圧継手による圧迫により上記フランジハブを変形収縮させ、上記従動側の軸の端部の外周面にフランジハブの内周面を密着固定するように構成された回転軸連結装置であって、かつ、上記従動側の軸の端部が、互いに平行な2つの平坦面を有してなる断面小判形に形成されているとともに、上記フランジハブには、その断面小判形の軸端部に対応した2つの平坦面を有してなる小判形孔が形成された回転軸連結装置において、
上記液圧継手は、上記フランジハブの外周面に対して軸方向両端部が液密に固定された筒状体と、この筒状体の内周面と上記フランジハブの外周面との間に形成されて外部から作動液の供給可能な液室によって構成されているとともに、上記フランジハブの外周には、上記小判形孔の2つの平坦面の形成位置にそれぞれ対応して軸方向に伸びる少なくとも1個ずつの凹部が形成され、この各凹部は、上記液室に連通していることを特徴とする回転軸連結装置。
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