JP3845380B2 - 看護支援システム、看護支援方法、および看護支援プログラム - Google Patents

看護支援システム、看護支援方法、および看護支援プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、病院や在宅医療等の看護現場において、看護人の看護業務を支援する看護支援システム、看護支援方法、および看護支援プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
病院や在宅医療等の看護現場や介護現場において、病室内や患者自宅にいる患者と遠隔でコミュニケーションを行う際に、患者の様子を把握し効率的な看護を行うために、看護人が患者の映像を確認したり患者の生体データを確認できるようにすることが好ましい。
【0003】
特許文献1には、ナースコールシステムを利用して迅速で適切な看護の援助を行うことができる看護支援装置が記載されている。特許文献1に記載された看護支援装置では、看護人は、呼び出された際に患者のリアルタイム映像を確認することができ、患者とのコミュニケーションの際に患者の顔色や様子等を把握することができる。また、看護人は、呼び出された際に、データベースに格納された患者のカルテ情報や看護記録情報等の患者情報を参照できる。
【0004】
また、特許文献2には、1患者あたりの診断の所要時間を短くでき、効率的な在宅医療を行える在宅医療システムが記載されている。特許文献2に記載された在宅医療システムでは、患者宅で測定した患者の血圧値や脈拍数等の生体データを、通信ネットワークを介して医療センタに転送する。医療センタのデータ処理装置は、患者宅から送られる生体データが正常範囲にあるか否かを判定する。生体データが異常であると判定した場合には、データ処理装置は、ディスプレイ装置に患者の容態に異常が発生した旨および患者の生体データを表示する。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−44572号公報(第4−5頁、第1−5図)
【特許文献2】
特開平9−101998号公報(第3−4頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載された看護支援装置によれば、看護人は、ナースコールで呼び出された際に、患者のリアルタイム映像を確認することができる。また、データベースに格納された患者情報を確認することができる。しかし、データベースに格納された情報しか確認できないので、看護人は、必ずしも異常発生時刻の患者の画像や生体データを確認できるとは限らない。
【0007】
また、特許文献2に記載された在宅医療システムによれば、看護人は、患者の容態に異常が発生した時点の生体データを確認することはできる。しかし、患者の容態に異常が発生した時点等の過去の患者の画像を確認することはできない。
【0008】
そこで、本発明は、患者の容態に異常が発生した時点の過去の患者の画像を確認できるようにすることを目的とする。また、患者の容態に異常が発生した時点の過去の患者の生体データを確認できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による支援システムは、患者に関する情報を生成する患者情報生成手段(患者端末20によって実現される)と、患者情報生成手段が生成した情報を管理する管理手段(管理システム10によって実現される)とを備えた看護支援システムであって、患者情報生成手段は、患者の画像を撮像し、所定時間分の画像データを繰り返し生成する画像生成手段(カメラ25と制御部21とによって実現される)と、画像生成手段が生成した画像データを、通信ネットワークを介して管理手段に送信する画像送信手段(ネットワークインタフェース部28と制御部21とによって実現される)と、患者の容態を示す生体データを測定し、所定時間分の生体データを繰り返し生成する生体データ生成手段と、生体データを、通信ネットワークを介して管理手段に送信する生体データ送信手段とを備え、画像送信手段は、患者を識別するための識別子と、画像の撮影を開始した画像開始時刻とを付加して、画像データを送信し、生体データ送信手段は、患者を識別するための識別子と、生体データの測定開始時刻とを付加して、生体データを送信し、管理手段は、画像送信手段から受信した画像データを、画像データに付加されている識別子と画像開始時刻とに対応付けて記憶する画像記憶手段(画像データベース125によって実現される)と、生体データ送信手段から受信した生体データを、生体データに付加されている識別子と測定開始時刻とに対応付けて記憶する生体データ記憶手段と、患者の容態に異常が発生したタイミングを特定する異常発生時特定手段(制御部111によって実現される)と、異常が発生したタイミングの画像が含まれる画像データを、画像記憶手段から抽出する画像抽出手段(制御部121によって実現される)と、画像抽出手段が抽出した画像データを表示する表示手段(表示部144と制御部141とによって実現される)とを備え、異常発生時特定手段は、生体データ送信手段から受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲内であるか否かを判定し、生体データ送信手段から受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲に該当する場合には、生体データに異常が発生したと判定し、予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻を、異常が発生したタイミングと特定し、画像抽出手段は、画像記憶手段が記憶する画像開始時刻のうち、異常発生時特定手段によって特定された予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻より前である画像開始時刻を特定し、画像記憶手段が記憶する画像データのうち、特定した画像開始時刻に対応する画像データを抽出することを特徴とする。
また、管理手段は、異常発生時特定手段によって生体データ送信手段から受信した生体データに異常が発生したと判定されると、生体データ送信手段から受信した生体データに付加されている識別子と、異常発生時特定手段によって特定された測定時刻とに基づいて、生体データ記憶手段から生体データを抽出する生体データ抽出手段を備え、画像抽出手段は、異常発生時特定手段によって生体データ送信手段から受信した生体データに異常が発生したと判定されると、生体データ送信手段から受信した生体データに付加されている識別子と、異常発生時特定手段によって特定された測定時刻とに基づいて、画像記憶手段から画像データを抽出するものであってもよい。
また、管理手段は、情報処理端末と、画像抽出手段が抽出した画像データを情報処理端末に送信する画像データ送信手段と、生体データ抽出手段が抽出した生体データを情報処理端末に送信する生体データ送信手段とを備え、情報処理端末は、画像データを要求する旨の情報を管理手段に送信する画像データ要求手段と、生体データを要求する旨の情報を管理手段に送信する生体データ要求手段とを含み、画像データ送信手段は、画像データを要求する旨の情報を受信すると、画像抽出手段が抽出した画像データを情報処理端末に送信し、生体データ送信手段は、生体データを要求する旨の情報を受信すると、生体データ抽出手段が抽出した生体データを情報処理端末に送信するものであってもよい。
また、患者情報生成手段は、生体データに異常が発生したか否かを判定する判定手段と、判定手段が生体データに異常が発生したと判定すると、生体データに異常が発生した旨の異常発生通知を管理手段に送信する通知手段とを備え、異常発生時特定手段は、通知手段から受信した異常発生通知に基づいて、患者の容態に異常が発生したタイミングを特定 し、画像送信手段は、判定手段が生体データに異常が発生したと判定した後に、異常が発生した時刻以降の画像データを管理手段に送信するものであってもよい。
また、管理手段は、情報処理端末を含み、患者情報生成手段は、生体データに異常が発生したか否かを判定する判定手段と、判定手段が生体データに異常が発生したと判定すると、異常が発生した時刻からの画像生成手段が生成する画像データ及び生体データ生成手段が生成した生成データを蓄積する蓄積手段と、情報処置端末と通信を開始してから通信を終了するまでの間に、蓄積手段が蓄積した画像データ及び生体データを、管理手段に送信する送信手段とを含むものであってもよい。
【0011】
管理手段は、生体データ送信手段から受信した生体データを記憶する生体データ記憶手段(生体データベース115によって実現される)と、少なくとも異常が発生したタイミング以降の生体データを、生体データ記憶手段から抽出する生体データ抽出手段(制御部111によって実現される)とを備え、表示手段は、生体データ抽出手段が抽出した生体データを表示するものであってもよい。そのような構成によれば、看護人は、画像に加えて、患者の容態に異常が発生した時刻の生体データを画面上に表示して確認することができる。
【0012】
生体データ生成手段は、画像生成手段が生成する画像データと同一時間分の生体データを繰り返し生成し、画像生成手段と生体データ生成手段とは、所定時間で区切られる個々の画像データおよび個々の生体データの生成開始時を合致させるものであってもよい。そのような構成によれば、異常発生時刻の情報に基づいて、異常発生時刻の画像が含まれる画像データを抽出し、且つ異常発生時刻の生体データを抽出することが容易となる。
【0013】
本発明による看護支援方法は、患者に関する情報を管理する管理手段が、患者に関する情報を生成する患者情報生成手段から情報を取得し、情報を出力することにより看護を支援する看護支援方法であって、患者情報生成手段が、患者の画像を撮像し、所定時間分の画像データを繰り返し生成し、患者情報生成手段が、患者の容態を示す生体データを測定し、所定時間分の生体データを繰り返し生成し、患者情報生成手段が、患者を識別するための識別子と、画像の撮影を開始した画像開始時刻とを付加して、画像データを管理手段に送信し、患者情報生成手段が、患者を識別するための識別子と、生体データの測定開始時刻とを付加して、生体データを管理手段に送信し、管理手段が、受信した画像データを、画像データに付加されている識別子と画像開始時刻とに対応付けて記憶し、管理手段が、受信した生体データを、生体データに付加されている識別子と測定開始時刻とに対応付けて記憶し、管理手段が、受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲内であるか否かを判定し、管理手段が、受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲に該当する場合には、生体データに異常が発生したと判定し、管理手段が、予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻を、患者の容態に異常が発生したタイミング特定し、管理手段が、記憶する画像開始時刻のうち、特定された予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻より前である画像開始時刻を特定し、管理手段が、記憶する画像データのうち、特定した画像開始時刻に対応する画像データを抽出することによって、異常が発生したタイミングの画像が含まれる画像データを抽出し、管理手段が、抽出した画像データを表示することを特徴とする。
【0014】
本発明による看護支援プログラムは、患者に関する情報を表示する表示端末(ナース端末13によって実現される)と、患者の画像データを管理する画像処理サーバとに接続され、患者の容態を示す生体データを管理する生体情報処理サーバに搭載される看護支援プログラムであって、コンピュータに、患者を識別するための識別子と、画像の撮影を開始した画像開始時刻とが付加された、患者の画像を撮像した所定時間分の画像データを、通信ネットワークを介して患者の端末から受信する処理、患者を識別するための識別子と、生体データの測定開始時刻とが付加された、患者の容態を示す所定時間分の生体データを、通信ネットワークを介して患者の端末から受信する処理、受信した画像データを、画像データに付加されている識別子と画像開始時刻とに対応付けて記憶する処理、受信した生体データを、生体データに付加されている識別子と測定開始時刻とに対応付けて記憶する処理、受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲内であるか否かを判定する処理、受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲に該当する場合には、生体データに異常が発生したと判定する処理、予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻を、患者の容態に異常が発生したタイミング特定する処理、記憶する画像開始時刻のうち、特定された予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻より前である画像開始時刻を特定する処理、記憶する画像データのうち、特定した画像開始時刻に対応する画像データを抽出することによって、異常が発生したタイミングの画像が含まれる画像データを抽出する処理、および抽出した画像データを表示端末に送信する処理を実行させることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形態では、看護支援システムを、病院内で使用されるナースコールシステムに適用した場合を例に説明する。図1は、本発明による看護支援システムを適用したナースコールシステムの構成の例を示すブロック図である。図1に示すように、ナースコールシステムは、病院内のナースステーション等に設置される管理システム10と、病室に設置される患者端末20とを含む。患者端末20は1台に限られず、各患者毎に設置される。管理システム10と患者端末20とは、病院内のLAN(Local Area Network)100を介して接続される。なお、管理システム10と患者端末20とを接続する通信ネットワークはLANに限られない。
【0016】
病室の患者は、患者端末20を操作することによってナースステーション内の看護士等にナースコールを行う。また、患者は、患者端末20を操作することによって、看護士等と映像および音声によりコミュニケーションを行う。すなわち、患者端末20は、ナースコール子機としての役割を果たす。
【0017】
管理システム10は、患者端末20からの生体データを処理する生体情報処理サーバ11と、患者端末20からの画像データを処理する画像処理サーバ12と、看護士等が使用するナース端末13とを含む。患者端末20からナースコールを受信すると、ナース端末13は、着信音(例えば、ブザー音)を発生してナースステーション内の看護士等に通知する。また、看護士等は、ナース端末13を操作することによって、患者と映像および音声によりコミュニケーションを行う。すなわち、ナース端末13は、ナースコール親機としての役割を果たす。
【0018】
図2は、生体情報処理サーバ11、画像処理サーバ12、およびナース端末13の構成の例を示すブロック図である。生体情報処理サーバ11は、データベースサーバ等の情報処理装置である。図2に示すように、生体情報処理サーバ11は、プログラム等を記憶する記憶装置112と、記憶装置112に記憶されるプログラムを実行する制御部111と、キーボードやマウス等の入力装置である入力部113と、ディスプレイ装置等の表示部114と、患者端末20からの生体データを記憶する生体データベース115と、LANボード等のネットワークインタフェース部116とを含む。
【0019】
画像処理サーバ12は、データベースサーバ等の情報処理装置である。図2に示すように、画像処理サーバ12は、プログラム等を記憶する記憶装置122と、記憶装置122に記憶されるプログラムを実行する制御部121と、キーボードやマウス等の入力装置である入力部123と、ディスプレイ装置等の表示部124と、患者端末20からの画像データを記憶する画像データベース125と、LANボード等のネットワークインタフェース部126とを含む。
【0020】
ナース端末13は、図2に示すように、パーソナルコンピュータ等の情報処理端末14と、ブザー装置等の着信音発生部131と、CCDカメラ等のカメラ132と、マイクロフォン等の音声入力部133と、スピーカ等の音声出力部134とを含む。また、情報処理端末14は、プログラム等を記憶する記憶装置142と、記憶装置142に記憶されるプログラムを実行する制御部141と、キーボードやマウス等の入力装置である入力部143と、ディスプレイ装置等の表示部144と、LANボード等のネットワークインタフェース部145とを含む。ナースコールされた患者端末20と通信を行う場合や異常発生時刻の画像データや生体データを要求する場合に、入力部143によって看護士等からの指示が入力される。
【0021】
図3は、患者端末20の構成の例を示すブロック図である。図3に示すように、患者端末20は、プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)等の記憶装置22と、記憶装置22に記憶されるプログラムを実行する制御部21と、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部23と、患者が看護士等を呼び出すための呼出ボタン24と、CCDカメラ等のカメラ25と、マイクロフォン等の音声入力部26と、スピーカ等の音声出力部27と、LANボード等のネットワークインタフェース部28と、患者の生体データを測定する生体モニタ装置29とを含む。生体モニタ装置29は、生体データを測定する測定装置である。生体モニタ装置29は、測定対象の生体データを測定する構成であればよい。例えば、患者の脈拍数や血圧値を測定対象とする場合には、生体モニタ装置29は、脈拍数や血圧値を測定する構成であればよい。
【0022】
患者情報生成手段は、患者端末20によって実現される。管理手段は、管理システム10によって実現される。異常発生時特定手段、および生体データ抽出手段は、生体情報処理サーバ11の制御部111によって実現される。生体データ受信手段は、生体情報処理サーバ11のネットワークインタフェース部116と制御部111とによって実現される。生体データ記憶手段は、生体情報処理サーバ11の生体データベース115によって実現される。画像受信手段は、画像処理サーバ12のネットワークインタフェース部126と制御部121とによって実現される。画像記憶手段は、画像処理サーバ12の画像データベース125によって実現される。画像抽出手段は、画像処理サーバ12の制御部121によって実現される。表示手段は、ナース端末13の表示部144と制御部141とによって実現される。
【0023】
画像生成手段は、患者端末20のカメラ25および制御部21によって実現される。画像送信手段、および生体データ送信手段は、患者端末20のネットワークインタフェース部28と制御部21とによって実現される。生体データ生成手段は、患者端末20の生体モニタ装置29および制御部21によって実現される。
【0024】
本実施の形態において、生体情報処理サーバ11の記憶装置112は、コンピュータに、患者の容態を示す生体データを、通信ネットワークを介して患者の端末から受信する処理、受信した生体データに基づいて患者の容態に異常が発生したタイミングを特定する処理、異常が発生したタイミングの情報を、通信ネットワークを介して画像処理サーバに送信し、出力すべき画像データの選択を前記画像処理サーバに促す処理、および表示端末からの要求に応じて、少なくとも異常が発生したタイミング以降の生体データを表示端末に送信する処理を実行させるための看護支援プログラムを記憶する。
【0025】
次に、動作について説明する。図4は、画像データおよび生体データを抽出し表示する処理経過の例を示す流れ図である。ここでは、生体データとして脈拍数と血圧値とを測定する場合を例に説明する。患者端末20の制御部21は、カメラ25によって病室内の患者を常時撮影する。そして、制御部21は、所定時間分の画像データの生成を繰り返す。制御部21は、所定時間分の画像データを生成したならば、次の画像データの生成を開始する。このようにして、制御部21は、所定時間間隔に区切られた画像データを次々と生成していく。
【0026】
例えば、制御部21は、X分毎にX分間隔に区切られた動画データを生成して出力する。動画データを生成すると、制御部21は、生成した動画データを、LAN100を介して管理システム10の画像処理サーバ12に送信する(ステップS101)。なお、画像データは、動画データに限らず、静止画データであってもよい。
【0027】
動画データを送信する際に、制御部21は、動画データに、患者端末20を使用する患者を識別するための識別子を付加して送信する。以下、患者を識別するための識別子を患者IDと記す。また、制御部21は、送信する動画データの映像開始時刻を算出する。以下、動画の撮影を開始した時間を動画開始時刻と記す。制御部21は、動画データに、算出した動画開始時刻の情報を付加して送信する。
【0028】
例えば、X分毎に動画データを生成する場合を例に説明する。カメラ25によって「時刻Y」から「X分」の間に撮影した動画データを生成したとすると、制御部21は、例えば、「時刻Y」という動画開始時刻の情報を動画データのファイル名として付加する。そして、制御部21は、動画開始時刻と患者IDとの情報を付加した動画データを、LAN100を介して画像処理サーバ12に送信する。
【0029】
画像処理サーバ12は、LAN100を介して患者端末20から動画データを受信する。動画データを受信すると、画像処理サーバ12の制御部121は、受信した動画データを画像データベース125に記憶させる(ステップS102)。動画データを記憶させる際に、制御部121は、動画データに付加されている患者IDおよび動画開始時刻の情報を、動画データと対応づけて画像データベース125に記憶させる。
【0030】
患者端末20の制御部21は、動画データを生成するのと同じタイミングで、各動画データに対応する生体データのファイルを生成することを繰り返す。以下、生成される生体データのファイルを生体データファイルと記す。制御部21は、動画データと同じ所定時間間隔の間に生体モニタ装置29によって測定された患者の脈拍数および血圧値の全ての値を含む生体データファイルを生成する。
【0031】
例えば、X分毎にX分間隔に区切られた動画データを生成する場合には、制御部21は、動画データを生成するのと同じタイミングで、X分毎にX分間に測定した脈拍数および血圧値の全ての値とそれらの値を測定した時間との情報を含む生体データファイルを生成する。すなわち、制御部21は、画像データと同一時間分の生体データを生成する。生体データファイルを生成すると、制御部21は、生体データファイルを、LAN100を介して管理システム10の生体情報処理サーバ11に送信する(ステップS103)。制御部21は、ステップS101における画像データを生成する処理と、ステップS103における生体データファイルを生成する処理とを、同じタイミングで開始し終了する。
【0032】
生体データを送信する際に、制御部21は、生体データファイルに患者IDを付加して送信する。また、制御部21は、送信する生体データフィアルに含まれる生体データの測定開始時刻を算出する。以下、生体データの測定開始時刻を単に測定開始時刻と記す。制御部21は、生体データファイルに、算出した測定開始時刻の情報を付加して送信する。
【0033】
例えば、X分毎に動画データを生成する場合を例に説明する。この場合には、制御部21は、動画データ生成と同じタイミングで、X分毎に生体データファイルを生成する。カメラ25によって「時刻Y」から「X分」の間に撮影された動画データを生成したとすると、制御部21は、生体モニタ装置29によって「時刻Y」から「X分」の間に測定した脈拍数および血圧値の全ての値を含む生体データファイルを生成する。制御部21は、例えば、「時刻Y」という測定開始時刻の情報を生体データファイル名として付加する。そして、制御部21は、測定開始時刻と患者IDとの情報を付加した生体データフィアルを、LAN100を介して生体情報処理サーバ11に送信する。
【0034】
生体情報処理サーバ11は、LAN100を介して患者端末20から生体データファイルを受信する。生体データファイルを受信すると、生体情報処理サーバ11の制御部111は、受信した生体データファイルを生体データベース115に記憶させる(ステップS104)。生体データファイルを記憶させる際に、制御部111は、生体データファイルに付加されている患者IDおよび測定開始時刻の情報を、生体データファイルに対応づけて生体データベース115に記憶させる。
【0035】
制御部111は、受信した生体データファイルに含まれる脈拍数および血圧値の各値がそれぞれ予め定めた値の範囲内であるか否かを判定する(ステップS105)。脈拍数および血圧値の値の全てが予め定めた異常を示す範囲に該当しない場合には、制御部111は、生体データを正常であると判定する。すなわち、制御部111は、患者の容態は正常であると判定する。脈拍数または血圧値のうちの少なくとも1つが予め定めた異常を示す範囲に該当する場合には、制御部111は、生体データに異常が発生したと判定する。すなわち、制御部111は、患者の容態に異常が発生したと判定する。生体データが正常であると判定した場合、制御部111は、患者端末20から生体データファイルを再度受信するまで待機し、受信したときはステップS104以降の処理を繰り返す。
【0036】
生体データに異常が発生したと判定した場合には、制御部111は、生体データに含まれる情報のうち、予め定めた値の範囲を超える脈拍数または血圧値に対応する測定時刻を、異常発生時刻として抽出する(ステップS106)。そして、制御部111は、抽出した異常発生時刻と、生体データに付加されている患者IDとの情報を、LAN100を介して画像処理サーバ12に送信する(ステップS107)。
【0037】
画像処理サーバ12は、異常発生時刻および患者IDの情報を、LAN100を介して生体情報処理サーバ11から受信する。そして、画像処理サーバ12の制御部121は、受信した異常発生時刻および患者IDの情報に基づいて、画像データベース125から動画データを抽出する(ステップS108)。そして、制御部121は、抽出した動画データを記憶装置122等に保持させる。
【0038】
例えば、生体情報処理サーバ11から受信した異常発生時刻が「時刻Y」から「X分」の間の時刻であったとすると、制御部121は、対応する動画データの映像開始時刻が「時刻Y」であると判断する。従って、制御部121は、画像データベース125から、ファイル名として「時刻Y」という映像開始時刻の情報が付加された動画データを抽出する。
【0039】
生体情報処理サーバ11の制御部111は、異常発生時刻および患者IDの情報に基づいて、生体データベース115から生体データを抽出する(ステップS109)。そして、制御部111は、抽出した生体データを記憶装置112等に保持させる。
【0040】
例えば、異常発生時刻が「時刻Y」から「X分」の間の時間であったとすると、制御部111は、対応する生体データの測定開始時刻が「時刻Y」であると判断する。従って、制御部111は、生体データベース115から、ファイル名として「時刻Y」という測定開始時刻の情報が付加された生体データファイルを抽出する。
【0041】
病室内の患者は、体調の不調を感じると、患者端末20の呼出ボタン24を押してナースステーション内の看護士等にナースコールをする。呼出ボタン24が押されると、患者端末20の制御部21は、ナースコールした旨の情報を、LAN100を介してナース端末13の情報処理端末14に送信する(ステップS110)。
【0042】
情報処理端末14は、ナースコールした旨の情報を、LAN100を介して患者端末20から受信する。ナースコールした旨の情報を受信すると、情報処理端末14の制御部141は、着信音発生部131に着信音(例えば、ブザー音)を発生させる。看護士等がナース端末13を操作して応答すると、ナース端末13と患者端末20とは、LAN100を介して相互に通信を開始する(ステップS111,S112)。ステップS111において、ナース端末13は、カメラ132、音声入力部133、および音声出力部134からの入出力に従って、患者端末20と画像および音声により通信を行う。すなわち、ナース端末13は、ステップS111において、ナースコール時における患者のリアルタイム画像を表示する。また、患者端末20は、カメラ25、音声入力部26、および音声出力部27からの入出力に従って、ナース端末13と画像および音声により通信を行う。
【0043】
情報処理端末14の制御部141は、看護士等から異常発生時刻の動画データの要求が入力されると、動画データを要求する旨の情報を、LAN100を介して画像処理サーバ12に送信する(ステップS113)。画像処理サーバ12は、動画データを要求する旨の情報を、LAN100を介して情報処理端末14から受信する。動画データを要求する旨の情報を受信すると、画像処理サーバ12の制御部121は、記憶装置122等に保持する異常発生時刻の動画データを、LAN100を介して情報処理端末14に送信する(ステップS114)。
【0044】
情報処理端末14は、異常発生時刻の動画データを、LAN100を介して画像処理サーバ12から受信する。そして、情報処理端末14の制御部141は、受信した異常発生時刻の動画データを再生し表示部144に表示させる(ステップS115)。
【0045】
情報処理端末14の制御部141は、看護士等から異常発生時刻の生体データの要求が入力されると、生体データを要求する旨の情報を、LAN100を介して生体情報処理サーバ11に送信する(ステップS116)。生体情報処理サーバ11は、生体データを要求する旨の情報を、LAN100を介して情報処理端末14から受信する。生体データを要求する旨の情報を受信すると、生体情報処理サーバ11の制御部111は、記憶装置112等に保持する異常発生時刻の生体データファイルを、LAN100を介して情報処理端末14に送信する(ステップS117)。
【0046】
情報処理端末14は、異常発生時刻の生体データファイルを、LAN100を介して生体情報処理サーバ11から受信する。そして、情報処理端末14の制御部141は、異常発生時刻の生体データを表示部144に表示させる(ステップS118)。なお、ステップS108及びステップS109では、生体情報処理サーバ11及び画像処理サーバ12は、動画データ及び生体データファイルの特定のみを行い、ナース端末13から要求があった場合に特定した画像データ及び生体データを抽出して送信してもよい。
【0047】
なお、ステップS113からステップS115までの処理において、画像処理サーバ12は、入力部123から看護士等の要求を受け付け、表示部124に画像データを表示してもよい。同様に、生体情報処理サーバ11は、入力部113から看護士等の要求を受け付け、表示部114に生体データを表示してもよい。また、動画データおよび生体データをナース端末13の表示部144にのみ表示する場合には、生体情報処理サーバ11および画像処理サーバ12は、入力部113、表示部114、入力部123、および表示部124を含まないものであってもよい。
【0048】
以上のように、本実施の形態によれば、患者のリアルタイムの画像を確認するだけでなく、患者の容態に異常が発生した時刻の過去の画像を確認できる。よって、看護士等は、患者の容態の異常がどのように発生したのかを把握することができ、異常の発生時刻から現在までの患者の容態の変化を把握することができる。従って、看護士等が現在および過去の画像を確認しながら適切且つ迅速な対応を行えるように看護支援を行うことができる。
【0049】
また、本実施の形態によれば、患者の容態に異常が発生した時刻の過去の生体データを確認できる。よって、看護士等は、生体データを確認することによっても患者の容態の異常がどのように発生したのかを把握することができ、異常の発生時刻から現在までの患者の容態の変化を把握することができる。従って、看護士等が現在および過去の生体データを確認しながら適切且つ迅速な対応を行えるように看護支援を行うことができる。
【0050】
さらに、本実施の形態によれば、患者と看護士等とが、相互に通信ネットワークを介して画像および音声を用いてコミュニケーションを行うことができる。よって、看護士等は、直接に病室に行かなくても患者の容態や状況を把握することができる。従って、同時にナースコールが複数発生した場合等に、いずれの患者を優先的に処置すべきか判断しやすくなり、適切且つ迅速な看護支援を行うことができる。
【0051】
なお、ナース端末13の情報処理端末14は、異常発生時刻の画像データまたは生体データに限らず、過去の任意の時点の画像データまたは生体データを、生体情報処理サーバ11または画像処理サーバ12に要求できるようにしてもよい。そして、情報処理端末14は、生体情報処理サーバ11または画像処理サーバ12から取得した過去の任意の時点の画像データまたは生体データを表示できるようにしてもよい。
【0052】
また、患者端末20は、生体データの送信を上記ステップS103と同様に行い、画像データに関しては、異常発生後に送信するようにしてもよい。この場合、患者端末20が生体データに異常が発生したか否かを判定する。患者端末20は、異常検知前から、ステップS103と同様に、生体データを生体情報処理サーバ11に送信する。そして、患者端末20は、異常が発生したと判定したならば、その旨を生体情報処理サーバ11に通知する。生体情報処理サーバ11は、患者端末20からの異常発生通知に基づいて異常発生時刻を特定する。また、患者端末20は、異常検知前は、画像データを送信せず、異常検知後に、異常発生時刻以降の画像データを画像処理サーバ12に送信する。画像処理サーバ12は、この画像データを記憶する。ナースコール時の動作は、ステップS110,S111と同様である。生体情報処理サーバ11および画像処理サーバ12は、ステップS113〜S118と同様に、ナース端末13からの要求に応じて異常発生時刻以降の画像データまたは生体データを送信する。そのような構成によれば、異常発生判定前には、画像データの送受信を行わないので、画像処理サーバ12の画像データベース125に記憶させる画像データの容量を低減することができる。
【0053】
さらに、患者端末20は、生体データおよび画像データの随時送信は行わず、生体データに異常が発生したと判定した場合に、異常発生時刻から患者がナースコールするまでの間の画像データおよび生体データを蓄積するようにし、画像データの生成処理を異常検知後に行うようにしてもよい。この場合、患者がナースコールした際に、患者端末20は、異常検知後に蓄積した画像データおよび生体データを、LAN100を介して画像処理サーバ12および生体情報処理サーバ11に送信する。そして、患者端末20は、患者がナースコールをしてから患者と看護士等との間の通信が終了するまでの間のみ、画像データと生体データとを、随時LAN100を介して画像処理サーバ12と生体情報処理サーバ11とに送信する。ナースコール終了後、患者端末20は画像データ生成を終了する。そのような構成によれば、さらに、生体情報処理サーバ11の生体データベース115に記憶させる生体データの容量を低減することができる。
【0054】
本実施の形態では、看護支援システムをナースコールシステムに適用した場合を例に説明したが、本実施の形態で示した構成は、在宅看護システム等の他の看護支援システムとしても適用できる。すなわち、例えば、在宅看護システムにおける医療センタ等に管理システム10を設置し各患者の自宅に患者端末20を設置して、管理システム10と患者端末20とをデジタル公衆回線網等の通信ネットワークで接続することによって看護支援システムを実現可能である。
【0055】
また、本実施の形態では、管理システム10が生体情報処理サーバ11および画像処理サーバ12の2台のデータベースサーバを含む場合を例に説明したが、1台のデータベースサーバによって生体情報処理サーバ11および画像処理サーバ12の構成が実現されるものであってもよい。
【0056】
【発明の効果】
本発明による看護支援システムによれば、患者情報生成手段は、患者の画像を撮像し、所定時間分の画像データを繰り返し生成する画像生成手段と、画像生成手段が生成した画像データを、通信ネットワークを介して管理手段に送信する画像送信手段と、患者の容態を示す生体データを測定し、所定時間分の生体データを繰り返し生成する生体データ生成手段と、生体データを、通信ネットワークを介して管理手段に送信する生体データ送信手段とを備え、画像送信手段は、患者を識別するための識別子と、画像の撮影を開始した画像開始時刻とを付加して、画像データを送信し、生体データ送信手段は、患者を識別するための識別子と、生体データの測定開始時刻とを付加して、生体データを送信し、管理手段は、画像送信手段から受信した画像データを、画像データに付加されている識別子と画像開始時刻とに対応付けて記憶する画像記憶手段と、生体データ送信手段から受信した生体データを、生体データに付加されている識別子と測定開始時刻とに対応付けて記憶する生体データ記憶手段と、患者の容態に異常が発生したタイミングを特定する異常発生時特定手段と、異常が発生したタイミングの画像が含まれる画像データを、画像記憶手段から抽出する画像抽出手段と、画像抽出手段が抽出した画像データを表示する表示手段とを備え、異常発生時特定手段は、生体データ送信手段から受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲内であるか否かを判定し、生体データ送信手段から受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲に該当する場合には、生体データに異常が発生したと判定し、予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻を、異常が発生したタイミングと特定し、画像抽出手段は、画像記憶手段が記憶する画像開始時刻のうち、異常発生時特定手段によって特定された予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻より前である画像開始時刻を特定し、画像記憶手段が記憶する画像データのうち、特定した画像開始時刻に対応する画像データを抽出するように構成したので、患者のリアルタイムの画像を確認するだけでなく、患者の容態に異常が発生した時点での過去の画像を確認できる。従って、看護人が現在および過去の画像を確認しながら適切且つ迅速な対応を行えるように看護支援を行うことができる。
【0057】
本発明による看護支援方法によれば、患者情報生成手段が、患者の画像を撮像し、所定時間分の画像データを繰り返し生成し、患者情報生成手段が、患者の容態を示す生体データを測定し、所定時間分の生体データを繰り返し生成し、患者情報生成手段が、患者を識別するための識別子と、画像の撮影を開始した画像開始時刻とを付加して、画像データを管理手段に送信し、患者情報生成手段が、患者を識別するための識別子と、生体データの測定開始時刻とを付加して、生体データを管理手段に送信し、管理手段が、受信した画像データを、画像データに付加されている識別子と画像開始時刻とに対応付けて記憶し、管理手段が、受信した生体データを、生体データに付加されている識別子と測定開始時刻とに対応付けて記憶し、管理手段が、受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲内であるか否かを判定し、管理手段が、受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲に該当する場合には、生体データに異常が発生したと判定し、管理手段が、予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻を、患者の容態に異常が発生したタイミング特定し、管理手段が、記憶する画像開始時刻のうち、特定された予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻より前である画像開始時刻を特定し、管理手段が、記憶する画像データのうち、特定した画像開始時刻に対応する画像データを抽出することによって、異常が発生したタイミングの画像が含まれる画像データを抽出し、管理手段が、抽出した画像データを表示するので、患者のリアルタイムの画像を確認するだけでなく、患者の容態に異常が発生した時点での過去の画像を確認できる。従って、看護人が現在および過去の画像を確認しながら適切且つ迅速な対応を行えるように看護支援を行うことができる。
【0058】
本発明による看護支援プログラムによれば、コンピュータに、患者を識別するための識別子と、画像の撮影を開始した画像開始時刻とが付加された、患者の画像を撮像した所定時間分の画像データを、通信ネットワークを介して患者の端末から受信する処理、患者を識別するための識別子と、生体データの測定開始時刻とが付加された、患者の容態を示す所定時間分の生体データを、通信ネットワークを介して患者の端末から受信する処理、受信した画像データを、画像データに付加されている識別子と画像開始時刻とに対応付けて記憶する処理、受信した生体データを、生体データに付加されている識別子と測定開始時刻とに対応付けて記憶する処理、受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲内であるか否かを判定する処理、受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲に該当する場合には、生体データに異常が発生したと判定する処理、予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻を、患者の容態に異常が発生したタイミング特定する処理、記憶する画像開始時刻のうち、特定された予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻より前である画像開始時刻を特定する処理、記憶する画像データのうち、特定した画像開始時刻に対応する画像データを抽出することによって、異常が発生したタイミングの画像が含まれる画像データを抽出する処理、および抽出した画像データを表示端末に送信する処理を実行させるので、患者のリアルタイムの画像を確認するだけでなく、患者の容態に異常が発生した時点での過去の画像を確認できる。従って、看護人が現在および過去の画像を確認しながら適切且つ迅速な対応を行えるように看護支援を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による看護支援システムを適用したナースコールシステムの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】 管理システムの構成の一例を示すブロック図である。
【図3】 患者端末の構成の一例を示すブロック図である。
【図4】 画像データおよび生体データを抽出し表示する処理経過の一例を示す流れ図である。
【符号の説明】
10 管理システム
11 生体情報処理サーバ
12 画像処理サーバ
13 ナース端末
111,121,141,21 制御部
112,122,142,22 記憶装置
131 着信音発生部
132,25 カメラ
133,26 音声入力部
134,27 音声出力部
144,23 表示部
115 生体データベース
125 画像データベース
20 患者端末
24 呼出ボタン
100 LAN

Claims (9)

  1. 患者に関する情報を生成する患者情報生成手段と、前記患者情報生成手段が生成した情報を管理する管理手段とを備えた看護支援システムであって、
    前記患者情報生成手段は、
    患者の画像を撮像し、所定時間分の画像データを繰り返し生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段が生成した画像データを、通信ネットワークを介して前記管理手段に送信する画像送信手段と
    患者の容態を示す生体データを測定し、所定時間分の生体データを繰り返し生成する生体データ生成手段と、
    前記生体データを、通信ネットワークを介して管理手段に送信する生体データ送信手段とを備え、
    前記画像送信手段は、患者を識別するための識別子と、画像の撮影を開始した画像開始時刻とを付加して、前記画像データを送信し、
    前記生体データ送信手段は、患者を識別するための識別子と、生体データの測定開始時刻とを付加して、前記生体データを送信し、
    前記管理手段は、
    前記画像送信手段から受信した画像データを、前記画像データに付加されている前記識別子と前記画像開始時刻とに対応付けて記憶する画像記憶手段と、
    前記生体データ送信手段から受信した生体データを、前記生体データに付加されている前記識別子と前記測定開始時刻とに対応付けて記憶する生体データ記憶手段と、
    患者の容態に異常が発生したタイミングを特定する異常発生時特定手段と、
    異常が発生したタイミングの画像が含まれる画像データを、前記画像記憶手段から抽出する画像抽出手段と、
    前記画像抽出手段が抽出した画像データを表示する表示手段とを備え
    前記異常発生時特定手段は、
    前記生体データ送信手段から受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲内であるか否かを判定し、
    前記生体データ送信手段から受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲に該当する場合には、生体データに異常が発生したと判定し、
    前記予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻を、異常が発生したタイミングと特定し、
    前記画像抽出手段は、
    前記画像記憶手段が記憶する画像開始時刻のうち、前記異常発生時特定手段によって特定された前記予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻より前である画像開始時刻を特定し、
    前記画像記憶手段が記憶する画像データのうち、前記特定した画像開始時刻に対応する画像データを抽出する
    ことを特徴とする看護支援システム。
  2. 管理手段は、異常発生時特定手段によって生体データ送信手段から受信した生体データに異常が発生したと判定されると、前記生体データ送信手段から受信した生体データに付加されている識別子と、前記異常発生時特定手段によって特定された測定時刻とに基づいて、生体データ記憶手段から生体データを抽出する生体データ抽出手段を備え、
    画像抽出手段は、異常発生時特定手段によって生体データ送信手段から受信した生体データに異常が発生したと判定されると、前記生体データ送信手段から受信した生体データに付加されている識別子と、前記異常発生時特定手段によって特定された測定時刻とに基づいて、画像記憶手段から画像データを抽出する
    請求項1記載の看護支援システム。
  3. 管理手段は、
    情報処理端末と、
    画像抽出手段が抽出した画像データを前記情報処理端末に送信する画像データ送信手段と、
    生体データ抽出手段が抽出した生体データを前記情報処理端末に送信する生体データ送信手段とを備え、
    前記情報処理端末は、
    画像データを要求する旨の情報を管理手段に送信する画像データ要求手段と、
    生体データを要求する旨の情報を前記管理手段に送信する生体データ要求手段とを含み、
    画像データ送信手段は、前記画像データを要求する旨の情報を受信すると、前記画像抽出手段が抽出した画像データを前記情報処理端末に送信し、
    前記生体データ送信手段は、前記生体データを要求する旨の情報を受信すると、前記生体データ抽出手段が抽出した生体データを前記情報処理端末に送信する
    請求項2記載の看護支援システム。
  4. 患者情報生成手段は、
    生体データに異常が発生したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が生体データに異常が発生したと判定すると、生体データに異常が発生した旨の異常発生通知を管理手段に送信する通知手段とを備え、
    異常発生時特定手段は、通知手段から受信した異常発生通知に基づいて、患者の容態に異常が発生したタイミングを特定し、
    画像送信手段は、前記判定手段が生体データに異常が発生したと判定した後に、前記異常が発生した時刻以降の画像データを管理手段に送信する
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の看護支援システム。
  5. 管理手段は、情報処理端末を含み、
    患者情報生成手段は、
    生体データに異常が発生したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が生体データに異常が発生したと判定すると、前記異常が発生した時刻からの画像生成手段が生成する画像データ及び生体データ生成手段が生成した生成データを蓄積する蓄積手段と、
    前記情報処置端末と通信を開始してから通信を終了するまでの間に、前記蓄積手段が蓄積した前記画像データ及び前記生体データを、前記管理手段に送信する送信手段とを含む
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の看護支援システム。
  6. 管理手段は、
    生体データ送信手段から受信した生体データを記憶する生体データ記憶手段と、
    少なくとも異常が発生したタイミング以降の生体データを、前記生体データ記憶手段から抽出する生体データ抽出手段とを備え、
    表示手段は、前記生体データ抽出手段が抽出した生体データを表示する
    請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の看護支援システム。
  7. 生体データ生成手段は、画像生成手段が生成する画像データと同一時間分の生体データを繰り返し生成し、
    画像生成手段と生体データ生成手段とは、所定時間で区切られる個々の画像データおよび個々の生体データの生成開始時を合致させる
    請求項1から請求項6のうちのいずれか1項に記載の看護支援システム。
  8. 患者に関する情報を管理する管理手段が、患者に関する情報を生成する患者情報生成手段から情報を取得し、前記情報を出力することにより看護を支援する看護支援方法であって、
    前記患者情報生成手段が、患者の画像を撮像し、所定時間分の画像データを繰り返し生成し、
    前記患者情報生成手段が、患者の容態を示す生体データを測定し、所定時間分の生体データを繰り返し生成し、
    前記患者情報生成手段が、患者を識別するための識別子と、画像の撮影を開始した画像 開始時刻とを付加して、前記画像データを前記管理手段に送信し、
    前記患者情報生成手段が、患者を識別するための識別子と、生体データの測定開始時刻とを付加して、前記生体データを前記管理手段に送信し、
    前記管理手段が、受信した画像データを、前記画像データに付加されている前記識別子と前記画像開始時刻とに対応付けて記憶し、
    前記管理手段が、受信した生体データを、前記生体データに付加されている前記識別子と前記測定開始時刻とに対応付けて記憶し、
    前記管理手段が、受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲内であるか否かを判定し、
    前記管理手段が、受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲に該当する場合には、生体データに異常が発生したと判定し、
    前記管理手段が、前記予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻を、患者の容態に異常が発生したタイミング特定し、
    前記管理手段が、前記記憶する画像開始時刻のうち、前記特定された前記予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻より前である画像開始時刻を特定し、
    前記管理手段が、前記記憶する画像データのうち、前記特定した画像開始時刻に対応する画像データを抽出することによって、異常が発生したタイミングの画像が含まれる画像データを抽出し、
    前記管理手段が、抽出した画像データを表示する
    ことを特徴とする看護支援方法。
  9. 患者に関する情報を表示する表示端末接続され、患者の容態を示す生体データを管理する生体情報処理サーバに搭載される看護支援プログラムであって、
    コンピュータに、
    患者を識別するための識別子と、画像の撮影を開始した画像開始時刻とが付加された、患者の画像を撮像した所定時間分の画像データを、通信ネットワークを介して患者の端末から受信する処理、
    患者を識別するための識別子と、生体データの測定開始時刻とが付加された、患者の容態を示す所定時間分の生体データを、通信ネットワークを介して患者の端末から受信する処理、
    受信した画像データを、前記画像データに付加されている前記識別子と前記画像開始時刻とに対応付けて記憶する処理、
    受信した生体データを、前記生体データに付加されている前記識別子と前記測定開始時刻とに対応付けて記憶する処理、
    受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲内であるか否かを判定する処理、
    受信した生体データが予め定めた異常を示す範囲に該当する場合には、生体データに異常が発生したと判定する処理、
    前記予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻を、患者の容態に異常が発生したタイミング特定する処理、
    前記記憶する画像開始時刻のうち、前記特定された前記予め定めた異常を示す範囲に該当する生体データに対応する測定時刻より前である画像開始時刻を特定する処理、
    前記記憶する画像データのうち、前記特定した画像開始時刻に対応する画像データを抽出することによって、異常が発生したタイミングの画像が含まれる画像データを抽出する処理、および
    抽出した画像データを前記表示端末に送信する処理
    を実行させるための看護支援プログラム。
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