JP3844924B2 - ファイル転送方法及びファイル転送システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送信側から受信側へファイルを転送するためのファイル転送方法及びファイル転送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、WWW(World Wide Web)に代表されるインターネットの活用が急速に進んでおり、インターネットを介したファイルのダウンロード(転送)が広く行われている。
【0003】
WWWにおいて、ユーザは、データ閲覧用のブラウザを搭載したクライアント(受信側)を操作してWWWサーバ(送信側)にアクセスすることで、WWWサーバ上のHTML(Hyper Text Markup Language)で記述されたファイル(以後、HTMLファイル)の閲覧や各種データ形式のファイルのダウンロードを行うことができる。
【0004】
ここで、「HTMLファイルの閲覧」とは即ち、HTMLファイルのダウンロード、ファイル内のHTMLの解釈及び実行という一連の処理から構成された作業であり、クライアント側のブラウザは、ダウンロードしようとするファイルがHTMLファイルの場合にはその解釈及び実行を行うように準備する必要がある。また、ダウンロードしようとするファイルがJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)形式の画像ファイルの場合には、クライアント側のブラウザは、その展開及び表示を行うように準備する必要がある。すなわち、転送対象のファイルのデータ形式によって、ダウンロード後の処理を変える必要がある。
【0005】
このような事情から、WWWでは、ファイルのダウンロード時に当該ファイルのデータ形式をクライアント側で把握できるような仕組みが設けられている。すなわち、WWWサーバからクライアントのブラウザへ、ファイルのデータ形式を表す「コンテントタイプ」を通知するようにし、クライアント側ではこのコンテントタイプを用いて適切な処理を行うことができるようにしている。なお、一般的なブラウザが許容しているコンテントタイプとしては、例えば、GIF(Graphics Interchange Format)の画像データ、ビットマップ形式の画像データ、JPEG形式の画像データ、HTML形式の文書データ等が挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、移動データ通信分野において、携帯電話機にブラウザを搭載し、WWW上のコンテンツを携帯電話機から利用可能としたサービスが提供されている。この種のサービスにおいてWWWサーバから携帯電話機へ転送されるデータは主にHTMLデータである。
【0007】
一方、携帯電話機を用いた通話の分野においては、着信時にユーザが予め設定したメロディを奏でる機能が広く普及しており、各種の着信メロディデータを容易に設定できるシステムが待望されている。この要望に応える一つの方法として、WWWサーバからブラウザを搭載した携帯電話機に着信メロディデータを転送するサービスを提供することが考えられる。
【0008】
しかし、WWWサービスを享受するブラウザが許容するコンテントタイプは、クライアントとして主としてコンピュータを想定していたインターネット分野での標準化を経て決定されるものであり、特に着信メロディデータのようにコンピュータ以外の機器に特化されたデータ形式には対応していない。このため、既存のブラウザを搭載した携帯電話機では、ダウンロード完了後に初めてダウンロードされたファイルが所望のデータ形式のファイルであるか否かを把握できることになる。もちろん、ダウンロードされたファイルが所望のデータ形式のファイルでない場合には、異なるファイルのダウンロードを試みればよいが、さらに手間と通信費用がかかってしまう。
【0009】
また、前述のように、WWWサービスを享受するブラウザが許容するコンテントタイプはインターネット分野での標準化を経て決定されるものであることから、急速に高機能化を続ける携帯電話機においてのみ使用される新しいデータ形式にコンテントタイプを迅速に対応させることは困難である。
【0010】
本発明は上述した事情に鑑みて為されたものであり、所望のデータ形式のファイルを送信側から受信側へ効率的に転送することができるファイル転送方法及びファイル転送システムを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、請求項1に記載のファイル転送方法は、送信側の装置から受信側の装置へファイルを転送するファイル転送方法において、前記受信側の装置、転送対象となるファイルを指定する情報を前記送信側の装置へ送信する第1のステップと、前記送信側の装置が、前記第1のステップにて送信された情報を受信すると、当該情報によって特定されるファイルの拡張子及び端部データを前記受信側の装置へ返送する第2のステップと、前記受信側の装置、前記第2のステップにて返送された拡張子及び端部データに基づいて前記ファイルのデータ形式を特定し、該データ形式が事前に指定されたデータ形式であった場合に、前記ファイルの転送を要求する転送要求情報を前記送信側の装置へ送信する第3のステップと、前記送信側の装置、前記第3のステップにて送信された転送要求情報を受信すると、当該転送要求情報によって特定されるファイルから前記端部データを除いた残余データを抽出し、当該残余データを前記受信側の装置へ転送する第4のステップと、前記受信側の装置が、前記第4のステップにて転送された残余データを受信すると、当該残余データと、前記第2のステップにて返送された端部データとを結合して前記ファイルを得る第5のステップとを有することを特徴としている。
【0013】
また、上述の課題を解決するために、請求項に記載のファイル転送方法は、送信側の装置から受信側の装置へファイルを転送するファイル転送方法において、前記送信側の装置転送可能なファイルの拡張子及び端部データを前記受信側の装置送信する第1のステップと、前記受信側の装置、前記第1のステップにて送信された拡張子及び端部データを受信すると、当該拡張子及び端部データに基づいて前記ファイルのデータ形式を特定し、前記ファイルを、特定したデータ形式とともに当該受信側の装置のユーザに通知する第2のステップと、前記受信側の装置が、前記第2のステップにて通知されたファイルの転送指示に応じて、前記ファイルの転送を要求する転送要求情報を前記送信側の装置送信する第3のステップと、前記送信側の装置、前記第3のステップにて送信された転送要求情報を受信すると、当該転送要求情報によって特定されるファイルから前記端部データを除いた残余データを抽出し、当該残余データを前記受信側の装置へ転送する第4のステップと、前記受信側の装置が、前記第4のステップにて転送された残余データを受信すると、当該残余データと、前記第2のステップにて返送された端部データとを結合して前記ファイルを得る第5のステップとを有することを特徴としている。
【0016】
なお、請求項1又はに記載のファイル転送方法において、送信側の装置と受信側の装置との通信は移動通信網を介して行われるものであってもよい(請求項)。
【0017】
また、上述の課題を解決するために、請求項に記載のファイル転送システムは、ファイル提供装置からファイル受信装置へファイルを転送するファイル転送システムにおいて、前記ファイル提供装置は、前記ファイル受信装置から転送対象となるファイルを指定する情報を受信すると、当該情報によって特定されるファイルの拡張子及び端部データを前記ファイル受信装置へ返送する事前出力手段と、前記ファイル受信装置からファイルの転送を要求する転送要求情報を受信すると、当該転送要求情報によって特定されるファイルから前記端部データを除いた残余データを抽出する残余データ抽出手段と、前記残余データ抽出手段によって抽出された残余データを前記ファイル受信装置へ転送する手段とを備え、前記ファイル受信装置は、転送対象となるファイルを指定する情報を前記ファイル提供装置へ送信する一方、これに応じて前記ファイル提供装置から返送された前記ファイルの拡張子及び端部データを受信すると、当該拡張子及び端部データに基づいて前記ファイルのデータ形式を特定し、当該データ形式が事前に指定されたデータ形式であった場合に、前記ファイルの転送を要求する転送要求情報を前記ファイル提供装置へ送信する転送要求手段と、前記受信した端部データを記憶する記憶手段と、前記転送要求手段による転送要求情報の送信に応じて前記ファイル提供装置から転送された残余データを受信すると、当該残余データと、前記記憶手段に記憶されている端部データとを結合して前記ファイルを得る手段と備えることを特徴としている。
【0019】
また、上述の課題を解決するために、請求項に記載のファイル転送システムは、ファイル提供装置からファイル受信装置へファイルを転送するファイル転送システムにおいて、前記ファイル提供装置は、転送可能なファイルの拡張子及び端部データを前記ファイル受信装置へ送信する事前出力手段と、前記ファイル受信装置からファイルの転送を要求する転送要求情報を受信すると、当該転送要求情報によって特定されるファイルから前記端部データを除いた残余データを抽出する残余データ抽出手段と、前記残余データ抽出手段によって抽出された残余データを前記ファイル受信装置へ転送する手段とを備え、前記ファイル受信装置は、前記ファイル提供装置から転送可能なファイルの拡張子及び端部データを受信すると、当該拡張子及び端部データに基づいて前記ファイルのデータ形式を特定し、前記ファイルを、特定したデータ形式とともに当該ファイル受信装置のユーザに通知するとともに、通知したファイルの転送指示に応じて、前記ファイルの転送を要求する転送要求情報を前記ファイル提供装置へ送信する転送要求手段と、前記受信した端部データを記憶する記憶手段と、前記転送要求手段による転送要求情報の送信に応じて前記ファイル提供装置から転送された残余データを受信すると、当該残余データと、前記記憶手段に記憶されている端部データとを結合して前記ファイルを得る手段と備えることを特徴としている。
【0021】
なお、請求項4又は5に記載のファイル転送システムにおいて、前記ファイル提供装置と前記ファイル受信装置との通信は移動通信網を介して行われるものであってもよい(請求項)。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、本発明は、係る実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内で種々の変更が可能である。
【0023】
A:第1実施形態
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
A−1:第1実施形態の構成
A−1−1:ファイル転送システム1の全体構成
図1は本発明の第1実施形態による携帯電話機(ファイル受信装置)MSA及びIPサーバWAを採用したファイル転送システム1の構成を示すブロック図である。このファイル転送システム1はWWWの利用を携帯電話機MSAに許容したシステムであり、既存のシステムと異なる点は、既存の携帯電話機に代えて携帯電話機MSAを採用した点と、IP(Information Provider)が提供する一般的なサーバであるIPサーバに代えて携帯電話機MSAに対応したIPサーバWAを採用した点である。
【0024】
同図において、携帯電話機MSAは移動パケット通信網MPNのパケット通信サービスを受ける携帯電話機であり、移動パケット通信網MPN及び図示せぬ移動電話網に無線接続される。移動電話網は一般的な移動電話の通話サービスを提供する網であり、携帯電話機MSAは当該通話サービスを受けることができる。携帯電話機MSAの詳細な機能及び構成については後述する。
【0025】
移動パケット通信網MPNは、複数の基地局BS、複数のパケット加入者処理装置PS、ゲートウェイサーバGWS、及びこれらを接続する通信回線によって構成されている。
【0026】
基地局BSは、地上を例えば半径500m等の範囲で分割した所定間隔で配置されており、各々が形成する無線ゾーンに在圏した携帯電話機MSAとの間で無線通信を行う。
【0027】
パケット加入者処理装置PSは、複数の基地局BSを収容するパケット加入者交換局に備えられたコンピュータシステムであり、携帯電話機MSAからのパケット交換要求を受け付けるとともに、受け付けたパケットを他のパケット加入者処理装置PS及び配下の基地局BSの少なくとも一方を介して宛先の携帯電話機MSAへ中継する。
【0028】
ゲートウェイサーバGWSは、移動パケット通信網MPNとインターネットINET等の他網とを相互接続するための移動パケット関門中継交換局に備えられたコンピュータシステムであり、ネットワーク間で異なる通信プロトコルの変換を行う。ここでいう通信プロトコルの変換とは、具体的には、移動パケット通信網MPNが従う移動パケット通信網用の伝送プロトコルと、インターネットINETが従う伝送プロトコルとの相互変換をいう。
【0029】
なお、インターネットINETが従う伝送プロトコルには、ネットワーク層及びトランスポート層のTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)とこのTCP/IP上で実現されるHTTP(HyperText Transfer Protocol)等のプロトコルが含まれており、移動パケット通信網MPNが従う伝送プロトコルには、TCP/IPを簡素化したプロトコル(以後、TL)とHTTPに相当するプロトコル(以後、AL)とが含まれている。すなわち、携帯電話機MSAはAL上でWWWを利用することになる。
【0030】
また、ゲートウェイサーバGWSは、携帯電話機MSAからHTTPのGET要求を受け取ると、当該GET要求に含まれるURL(Uniform Resource Locator)を調べ、当該URLがインターネットINET上の一般的なURLである場合には、インターネットINETへ当該GET要求を転送し、このGET要求に対応してインターネットINETから送信されてきた応答を当該携帯電話機MSAへ返送する。なお、GET要求に含まれるURLが自身内のリソース位置を示すものの場合には、ゲートウェイサーバGWSは、当該GET要求に対応して当該リソースを携帯電話機MSAへ返送する。
【0031】
IPサーバWAはインターネットINETに接続されたサーバであり、WWWを利用するクライアントに対してWWWサービスを提供する。具体的には、IPサーバWAは、インターネットINET経由でHTTPのGET要求を受け取ると、当該GET要求に含まれるURLで特定されるリソースを返送する。ただし、受け取ったGET要求に、後述の転送打診情報や転送要求情報が含まれている場合には、通常と異なる処理を行う。このIPサーバWAの具体的な機能については後述する。
【0032】
A−1−2:携帯電話機MSAの構成
図2は上記ファイル転送システム1を構成する携帯電話機MSAのハードウェア構成を示すブロック図である。
この図に示すように、携帯電話機MSAは、基地局BSとの無線通信を行う送受信部(例えばアンテナ、無線部、送信機、受信機等を有する)11、音を入力するための集音部(例えばマイク)12、発音するための発音部(例えば音源やスピーカ等から構成される)13、数字入力、文字入力等の入力操作が行われる、キーパッド等を備えた入力部14、液晶パネル等を有する液晶ディスプレイ15、これら各部を制御する制御部16を内蔵している。
【0033】
制御部16は各種制御を行うCPU(Central Processing Unit)161と、CPU161に実行されるブラウザや制御プログラム等のソフトウェアや、後述するデータ形式情報、ゲートウェイサーバGWSとの接続に必要な情報等を格納したROM(Read Only Memory)162と、ダウンロードしたファイルや音声通話時に利用される情報(例えば電話帳データ)等を格納するSRAM(Static Random Access Memory)163とを内蔵しており、図示せぬ電源が投入されると、CPU161は、ROM162に格納されたソフトウェアを読み出して実行し、ROM162、SRAM163、各部11〜14、及び液晶ディスプレイ15を制御する。
【0034】
携帯電話機MSAは、移動データ通信を行う際には、まず、CPU161がROM162に格納されたブラウザを読み出し、当該ブラウザを実行することにより、ROM162に格納されたホームURL(最初にアクセスすべきゲートウェイGWS上のリソース位置)からHTMLデータを取得し、このデータに基づいて、液晶ディスプレイ15に対話画面を表示させる。ユーザは、この対話画面からWWWの利用を開始する。
【0035】
なお、上記データ形式情報はファイルの拡張子と所定長の先頭データとに基づいて当該ファイルのデータ形式を特定するための情報であり、コンテントタイプが設定されていないデータ形式(例えば、着信メロディデータ)毎に設定されている。ここで、データ形式情報の一例を図3に示す。この図においては、着信メロディデータを示すデータ形式(着信メロディ形式)に、当該データ形式のファイルの拡張子“mld”と当該データ形式のファイルの先頭データである“melo”とが対応付けられている。
【0036】
A−1−3:携帯電話機MSAの機能構成
以下、CPU161がブラウザを実行し、各部を制御することによって実現される携帯電話機MSAの機能構成について説明するが、前述のように、本ファイル転送システム1が従来のファイル転送システムと異なる点は、コンテントタイプが設定されていないファイル(以後、未設定ファイル)の転送に係る点のみであることから、この点についてのみ、携帯電話機MSAの機能構成を説明する。
【0037】
図4は未設定ファイルの転送に係る携帯電話機MSAの機能構成を示すブロック図であり、この図において、21はブラウザが提供する指示入力用のユーザインタフェースである指示入力部であり、ユーザが入力したダウンロード指示を出力する。このダウンロード指示には、ダウンロードしようとするファイルの格納位置(例えばURL)やファイル名、データ形式を示す情報等が含まれている。
【0038】
22は指示入力部21から出力されたダウンロード指示に従って、当該ダウンロード指示で指定されたファイル(以後、転送対象ファイル)のダウンロードを打診する情報(以後、転送打診情報)を出力する打診部、23は打診部22から出力された転送打診情報を移動パケット通信網MPNへ送出する送信部である。なお、この転送打診情報には、ダウンロードしようとするファイルの格納位置(例えばURL)及びファイル名が含まれている。
【0039】
24は図3に示すデータ形式情報を記憶したデータ形式記憶部、25は移動パケット通信網MPN経由で送信されてきた情報を受信して出力する受信部、26は特定部であり、データ形式記憶部24に記憶されたデータ形式情報を参照し、受信部25から出力された情報中の拡張子及び先頭データに基づいて転送対象ファイルのデータ形式を特定する。
【0040】
さらに、特定部26は特定したデータ形式が指示入力部21から出力されたダウンロード指示で指定されたデータ形式に一致するか否かを判定し、一致する場合には、転送対象ファイルのダウンロード指示を出力するとともに、受信部25から出力された情報中の先頭データを出力する。このダウンロード指示には、転送対象ファイルの格納位置(例えばURL)及びファイル名が含まれている。なお、特定部26は、特定したデータ形式が指示入力部21から出力されたダウンロード指示で指定されたデータ形式に一致しない場合には、その旨を示す通知情報を出力する。
【0041】
27は特定部26から出力されたダウンロード指示に従って転送対象ファイルのダウンロードを要求する情報(以後、転送要求情報)を出力する要求部であり、送信部23は当該転送要求情報を移動パケット通信網MPNへ送出する。28は特定部26から出力された先頭データを記憶する先頭データ記憶部、29は受信部25から出力された情報中の残余データ(ファイル全体から先頭データを除いたデータ)と先頭データ記憶部28に記憶された先頭データとに基づいて転送対象ファイルを再生する再生部、30は再生部29により再生されたファイルを記憶するダウンロードファイル記憶部、31は特定部26から出力された通知情報をユーザに通知する通知部である。
【0042】
A−1−4:IPサーバWAの機能構成
以下、IPサーバWAの機能構成について図5を参照して説明するが、前述のように、本ファイル転送システム1が従来のファイル転送システムと異なる点は未設定ファイルの転送に係る点のみであることから、この点についてのみ、IPサーバWAの機能構成を説明する。なお、IPサーバWAのハードウェア構成はインターネットに接続された既存のサーバと同一であることから、その説明を省略する。
【0043】
図5は未設定ファイルの転送に係るIPサーバWAの機能構成を示すブロック図であり、この図において、41はインターネットINETを介して携帯電話機MSAから送信されてきた情報を受信して出力する受信部、42は未設定ファイルを含むファイル群を記憶したファイル記憶部、43は事前出力部であり、受信部41から出力された情報にファイル記憶部42内の未設定ファイルのダウンロードを打診する転送打診情報が含まれている場合には、当該未設定ファイルの拡張子及び先頭データをファイル記憶部42から抽出して出力する。
【0044】
44は残余データ抽出部であり、受信部41から出力された情報にファイル記憶部42内の未設定ファイルの転送を要求する転送要求情報が含まれている場合には、当該未設定ファイルの残余データをファイル記憶部42から抽出して出力する。45は事前出力部43から出力された情報及び残余データ抽出部44から出力された情報を携帯電話機MSAへ送信する送信部である。
【0045】
A−2:第1実施形態の動作
次に、本ファイル転送システム1の動作について図6を参照して説明する。ただし、ここでは、未設定ファイルの転送動作のみについて説明する。図6はファイル転送システム1による未設定ファイルの転送シーケンスを示す図である。なお、携帯電話機MSAとIPサーバWAとの間の構成要素は図6に示すシーケンスには影響しないことから、説明が繁雑になるのを避けるために、それらの図示を省略している。
【0046】
図6に示すように、携帯電話機MSAにおいてユーザによりダウンロード指示が入力されると、携帯電話機MSAは転送打診情報をIPサーバWAへ送信する。この転送打診情報には、IPサーバWAが有する未設定ファイルを特定するための情報が含まれており、転送打診情報を受信したIPサーバWAは、当該未設定ファイルの拡張子及び先頭データを携帯電話機MSAへ返送する。
【0047】
上記拡張子及び先頭データを受信した携帯電話機MSAは、これらの拡張子及び先頭データから特定されるデータ形式とユーザが入力したダウンロード指示に含まれるデータ形式とを比較し、両者が一致した場合に、転送要求情報をIPサーバWAへ送信する。この転送要求情報には、転送対象となっている未設定ファイルを特定するための情報が含まれており、転送要求情報を受信したIPサーバWAは、当該未設定ファイルの残余データを携帯電話機MSAへ返送する。この残余データを受信した携帯電話機MSAは、このデータを先に受信した先頭データと合わせてファイルを再生し、ダウンロードされたファイルとして記憶する。
【0048】
一方、IPサーバWAから送信されてきた拡張子及び先頭データから特定されるデータ形式とダウンロード指示に含まれるデータ形式とが不一致の場合には、携帯電話機MSAはその旨をユーザに通知する。
【0049】
A−3:第1実施形態の補足
このように、本実施形態によれば、未設定ファイルについては拡張子及び先頭データに基づいてデータ形式を事前に判定することができるため、携帯電話機MSAにおいてユーザが意図しないデータのダウンロードを回避することができる。このことは、狭帯域の移動通信網において特に有効である。また、携帯電話機MSA側でデータ形式の一致/不一致を判断するようにしたことから、負荷分散による効果が期待される。さらに、携帯電話機MSAにおいて先頭データを記憶し、残余データと合わせて転送対象の未設定ファイルを再生するようにしたため、転送要求情報に応じてファイル全体を送信する場合に比較して通信量を低減することができる。
【0050】
A−4:第1実施形態の変形例
第1実施形態を図7に示すように変形することも可能である。
図7は第1実施形態の変形例による未設定ファイルの転送シーケンスを示す図であり、このシーケンスにおいては、ユーザからダウンロードの指示が入力される前に、IPサーバWAから携帯電話機MSAへダウンロード画面データが送信される。この送信処理は携帯電話機MSAからの要求に応じて行われてもよいし、IPサーバWAが自発的に行うようにしてもよい。
【0051】
このダウンロード画面データには、IPサーバWAが有する未設定ファイルの格納位置、ファイル名、拡張子、及び先頭データ等の情報が含まれており、携帯電話機MSAは、ユーザからダウンロードの指示が入力される前に、ダウンロード可能な未設定ファイルをデータ形式と合わせてユーザに通知することができる。
【0052】
したがって、ユーザはダウンロード画面データに従って表示された画面から、所望のファイルを指定するだけで、ファイルの特定のみならず、データ形式の特定までも完了することになる。このため、データ形式の一致/不一致を判定する処理は不要となり、携帯電話機MSAからIPサーバWAへの転送打診情報の送信処理とこの送信処理に応じた処理も不要となる。
【0053】
なお、この変形例における携帯電話機MSA及びIPサーバWAのハードウェア構成は第1実施形態におけるハードウェア構成と同一であることから、その説明を省略する。また、この変形例では携帯電話機MSA及びIPサーバWAの機能構成が第1実施形態における機能構成と異なるが、第1実施形態における機能構成から容易に導き出せる機能構成であることから、その説明を省略する。
【0054】
B:第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
B−1:第2実施形態の構成
B−1−1:ファイル転送システム2のハードウェア構成
第2実施形態による携帯電話機MSB及びIPサーバWBを採用したファイル転送システム2の全体構成は図1に示した通りであり、ファイル転送システム1との差異は、携帯電話機MSAに代えて携帯電話機MSBを、IPサーバWAに代えてIPサーバWBを採用した点のみである。また、携帯電話機MSBのハードウェア構成はデータ形式情報を記憶していない点を除いて携帯電話機MSAと同一であり、かつIPサーバWBのハードウェア構成は既存のサーバと同一であることから、これらの説明を省略する。
【0055】
B−1−2:携帯電話機MSBの機能構成
以下、CPU161がブラウザを実行し、各部を制御することによって実現される携帯電話機MSBの機能構成について、コンテントタイプが設定されていない未設定ファイルの転送に係る点に焦点を絞って説明する。
【0056】
図8は未設定ファイルの転送に係る携帯電話機MSBの機能構成を示すブロック図であり、この図において、図4と共通する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図8において、51は指示入力部21から出力されたダウンロード指示を転送要求情報として出力する要求部、52は要求部51から出力された転送要求情報を移動パケット通信網MPNへ送出する送信部である。なお、この転送要求情報には、ダウンロードしようとするファイルの格納位置(例えばURL)、ファイル名、及びデータ形式を示す情報が含まれている。
【0057】
53は受信部25から出力された情報にファイルが含まれている場合にはこのファイルを記憶するダウンロードファイル記憶部、54は受信部25から出力された情報に通知情報が含まれている場合にはこの通知情報をユーザに通知する通知部である。
【0058】
B−1−3:IPサーバWBの機能構成
次に、IPサーバWBの機能構成について、コンテントタイプが設定されていない未設定ファイルの転送に係る点に焦点を絞って説明する。
図9は未設定ファイルの転送に係るIPサーバWBの機能構成を示すブロック図であり、この図において、図5と共通する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0059】
図9において、61はデータ形式記憶部であり、図4のデータ形式記憶部24と同一の機能を有する。62は特定部であり、受信部41から出力された情報中の転送要求情報に含まれているファイルの格納位置及びファイル名から特定される未設定ファイルをファイル記憶部42から検索し、該当するファイル(以後、転送対象ファイル)が存在する場合にはデータ形式記憶部61に記憶されたデータ形式情報を参照し、当該ファイルの拡張子及び先頭データに基づいて転送対象ファイルのデータ形式を特定する。
【0060】
さらに、特定部62は特定したデータ形式が転送要求情報に含まれているデータ形式に一致するか否かを判定し、一致する場合には、転送対象ファイルを出力する。また、ファイル記憶部42に対する検索の結果、該当するファイルが存在しない場合には、その旨を表す通知情報を出力する。
なお、63は特定部62から出力された情報を携帯電話機WBへ返送する送信部である。
【0061】
B−2:第2実施形態の動作
次に、本ファイル転送システム2の動作について図10を参照して説明する。ただし、ここでは、未設定ファイルの転送動作のみについて説明する。図10はファイル転送システム2による未設定ファイルの転送シーケンスを示す図であり、携帯電話機MSBとIPサーバWBとの間の構成要素は図10に示すシーケンスには影響しないことから、それらの図示は省略されている。
【0062】
図10に示すように、携帯電話機MSBにおいてユーザによりダウンロード指示が入力されると、携帯電話機MSBは転送要求情報をIPサーバWBへ送信する。この転送要求情報には、IPサーバWBが有する転送対象ファイルを特定するための情報(ファイルの格納位置及びファイル名)とそのデータ形式を指定するための情報が含まれており、転送要求情報を受信したIPサーバWBは、当該転送対象ファイルが存在するか否かを調べ、存在する場合には、そのファイルを携帯電話機MSBへ送信する。このファイルは携帯電話機MSBにおいてダウンロードされたファイルとして記憶される。
【0063】
一方、転送要求情報に適合した転送対象ファイルが存在しない場合、IPサーバWBはその旨の通知情報を携帯電話機MSBへ送信する。携帯電話機MSBでは、通知情報に従って、ダウンロード指示に適合した転送対象ファイルが存在しない旨をユーザに通知する。
【0064】
B−3:第2実施形態の補足
このように、本実施形態によれば、負荷分散の効果を除いて、第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0065】
C:全体の補足
上記各実施形態においては、データ形式の一致/不一致を厳密に判定する例を挙げたが、実質的に同様に取り扱うことが可能なデータ形式であれば完全に一致しなくとも「一致」とみなす態様としてもよい。
【0066】
また、第1実施形態ではAL及びHTTPを前提としたため、ダウンロードしようとするファイルの格納位置及びファイル名を転送打診情報及び転送要求情報の両方に含めているが、セッションが途切れない通信プロトコルを前提とすれば、これらの情報を転送打診情報にのみ含めて通信量の低減を図ってもよい。
【0067】
さらに、各実施形態において、IPサーバをファイル提供装置としたが、例えばゲートウェイサーバGWSをファイル提供装置としたり、ゲートウェイサーバGWS及びIPサーバにファイル提供装置の機能を分担させるようにしてもよい。
【0068】
また、各実施形態において、重複データの送信を避けるために残余データを送信するようにしたが、ある程度の重複が許される環境下であればファイル全体を送信するようにしてもよい。この場合には、携帯電話機において先頭データを記憶しておく必要はない。
【0069】
さらに、第1実施形態においては、ファイル受信装置として携帯電話機MSAを前提としたため、拡張子及び先頭データの送受が必須となったが、通信路の帯域幅や端末の情報処理能力等の受信側の能力が均一ではない場合には、IPサーバWAに受信側の能力判定手段を設け、この能力判定手段によって受信側の能力を判定し、要求された処理に対して能力が低い受信側に対しては拡張子及び先頭データを事前に送信し、要求された処理に対して能力が高い受信側に対しては拡張子及び先頭データの事前の送信を省略するようにしてもよい。
【0070】
また、各実施形態においてはファイルの端部データとして先頭データを使用した例を示したが、ファイルを末尾から読み出すことが容易な環境下にあっては、ファイルの末尾データを使用するようにしてもよい。ただし、この場合には、データ形式を特定するための情報(例えば「melo」)がファイルの末尾に配置されるファイルシステムを前提とすることになる。
【0071】
さらに、各実施形態においては移動通信網に適用した例を挙げたが、本発明は狭帯域のあらゆる通信網に好適に適用可能であり、さらに言えば、狭帯域/広帯域に限定されない任意の通信網に適用可能である。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、所望のデータ形式のファイルを送信側から受信側へ効率的に転送することができる
【0073】
また、転送可能なファイルの拡張子及び端部データを予め受信側へ通知しておくことにより、ファイルの転送にかかる通信の回数を低減することができる。
【0074】
また、ファイルを転送する際に、端部データの送信の重複を避けることができる。すなわち、冗長な通信を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態(第2実施形態)による携帯電話機MSA(MSB)及びIPサーバWA(WB)を採用したファイル転送システム1(2)の構成を示すブロック図である。
【図2】 同携帯電話機MSA(MSB)のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】 同携帯電話機MSAに記憶されたデータ形式情報の一例を示す図である。
【図4】 未設定ファイルの転送に係る同携帯電話機MSAの機能構成を示すブロック図である。
【図5】 未設定ファイルの転送に係るIPサーバWAの機能構成を示すブロック図である。
【図6】 同ファイル転送システム1による未設定ファイルの転送シーケンスを示す図である。
【図7】 本発明の第1実施形態の変形例による未設定ファイルの転送シーケンスを示す図である。
【図8】 本発明の第2実施形態による携帯電話機MSBの機能構成(未設定ファイルの転送に係る機能構成)を示すブロック図である。
【図9】 同第2実施形態によるIPサーバWBの機能構成(未設定ファイルの転送に係る機能構成)を示すブロック図である。
【図10】 同第2実施形態におけるファイル転送システム2による未設定ファイルの転送シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
21…指示入力部、22…打診部、23,45,52,63…送信部、24,61…データ形式記憶部、25,41…受信部、26,62…特定部、27…要求部、28…先頭データ記憶部、29…再生部、30,53…ダウンロードファイル記憶部、31,54…通知部、41…受信部、42…ファイル記憶部、43…事前出力部、44…残余データ抽出部、51…要求部

Claims (6)

  1. 送信側の装置から受信側の装置へファイルを転送するファイル転送方法において、
    前記受信側の装置、転送対象となるファイルを指定する情報を前記送信側の装置へ送信する第1のステップと、
    前記送信側の装置が、前記第1のステップにて送信された情報を受信すると、当該情報によって特定されるファイルの拡張子及び端部データを前記受信側の装置へ返送する第2のステップと、
    前記受信側の装置、前記第2のステップにて返送された拡張子及び端部データに基づいて前記ファイルのデータ形式を特定し、該データ形式が事前に指定されたデータ形式であった場合に、前記ファイルの転送を要求する転送要求情報を前記送信側の装置へ送信する第3のステップと、
    前記送信側の装置、前記第3のステップにて送信された転送要求情報を受信すると、当該転送要求情報によって特定されるファイルから前記端部データを除いた残余データを抽出し、当該残余データを前記受信側の装置へ転送する第4のステップと
    前記受信側の装置が、前記第4のステップにて転送された残余データを受信すると、当該残余データと、前記第2のステップにて返送された端部データとを結合して前記ファイルを得る第5のステップと
    を有することを特徴とするファイル転送方法。
  2. 送信側の装置から受信側の装置へファイルを転送するファイル転送方法において、
    前記送信側の装置転送可能なファイルの拡張子及び端部データを前記受信側の装置送信する第1のステップと、
    前記受信側の装置、前記第1のステップにて送信された拡張子及び端部データを受信すると、当該拡張子及び端部データに基づいて前記ファイルのデータ形式を特定し、前記ファイルを、特定したデータ形式とともに当該受信側の装置のユーザに通知する第2のステップと、
    前記受信側の装置が、前記第2のステップにて通知されたファイルの転送指示に応じて、前記ファイルの転送を要求する転送要求情報を前記送信側の装置送信する第3のステップと、
    前記送信側の装置、前記第3のステップにて送信された転送要求情報を受信すると、当該転送要求情報によって特定されるファイルから前記端部データを除いた残余データを抽出し、当該残余データを前記受信側の装置へ転送する第4のステップと
    前記受信側の装置が、前記第4のステップにて転送された残余データを受信すると、当該残余データと、前記第2のステップにて返送された端部データとを結合して前記ファイルを得る第5のステップと
    を有することを特徴とするファイル転送方法。
  3. 送信側の装置と受信側の装置との通信は移動通信網を介して行われる
    ことを特徴とする請求項1又はに記載のファイル転送方法。
  4. ファイル提供装置からファイル受信装置へファイルを転送するファイル転送システムにおいて、
    前記ファイル提供装置は、
    前記ファイル受信装置から転送対象となるファイルを指定する情報を受信すると、当該情報によって特定されるファイルの拡張子及び端部データを前記ファイル受信装置へ返送する事前出力手段と、
    前記ファイル受信装置からファイルの転送を要求する転送要求情報を受信すると、当該転送要求情報によって特定されるファイルから前記端部データを除いた残余データを抽出する残余データ抽出手段と、
    前記残余データ抽出手段によって抽出された残余データを前記ファイル受信装置へ転送する手段とを備え、
    前記ファイル受信装置は、
    転送対象となるファイルを指定する情報を前記ファイル提供装置へ送信する一方、これに応じて前記ファイル提供装置から返送された前記ファイルの拡張子及び端部データを受信すると、当該拡張子及び端部データに基づいて前記ファイルのデータ形式を特定し、当該データ形式が事前に指定されたデータ形式であった場合に、前記ファイルの転送を要求する転送要求情報を前記ファイル提供装置へ送信する転送要求手段と、
    前記受信した端部データを記憶する記憶手段と、
    前記転送要求手段による転送要求情報の送信に応じて前記ファイル提供装置から転送された残余データを受信すると、当該残余データと、前記記憶手段に記憶されている端部データとを結合して前記ファイルを得る手段と備える
    ことを特徴とするファイル転送システム。
  5. ファイル提供装置からファイル受信装置へファイルを転送するファイル転送システムにおいて、
    前記ファイル提供装置は、
    転送可能なファイルの拡張子及び端部データを前記ファイル受信装置へ送信する事前出力手段と、
    前記ファイル受信装置からファイルの転送を要求する転送要求情報を受信すると、当該転送要求情報によって特定されるファイルから前記端部データを除いた残余データを抽出する残余データ抽出手段と、
    前記残余データ抽出手段によって抽出された残余データを前記ファイル受信装置へ転送する手段とを備え、
    前記ファイル受信装置は、
    前記ファイル提供装置から転送可能なファイルの拡張子及び端部データを受信すると、当該拡張子及び端部データに基づいて前記ファイルのデータ形式を特定し、前記ファイルを、特定したデータ形式とともに当該ファイル受信装置のユーザに通知するとともに、通知したファイルの転送指示に応じて、前記ファイルの転送を要求する転送要求情報を前記ファイル提供装置へ送信する転送要求手段と、
    前記受信した端部データを記憶する記憶手段と、
    前記転送要求手段による転送要求情報の送信に応じて前記ファイル提供装置から転送された残余データを受信すると、当該残余データと、前記記憶手段に記憶されている端部データとを結合して前記ファイルを得る手段と備える
    ことを特徴とするファイル転送システム。
  6. 前記ファイル提供装置と前記ファイル受信装置との通信は移動通信網を介して行われる
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のファイル転送システム。
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