JP4980563B2 - コンテンツ提供方法、コンテンツ取得時の通信方法、移動体通信端末、コンテンツ提供サーバ及び通信中継サーバ - Google Patents

コンテンツ提供方法、コンテンツ取得時の通信方法、移動体通信端末、コンテンツ提供サーバ及び通信中継サーバ Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話通信網等の通信ネットワークにおけるコンテンツ提供方法及びコンテンツ取得時の通信方法に関する。また、本発明は、上記方法で用いる携帯電話機等の移動体通信端末、コンテンツ提供サーバ及び通信中継サーバに関する。
従来、この種の携帯電話機などの移動体通信端末として、アプリケーションとしてのブラウザソフトを起動し、所定の通信プロトコルを使って通信ネットワーク上のWEBサーバにアクセスできるものが知られている(例えば特許文献1参照)。この移動体通信端末では、WEBサーバからWEBページのコンテンツや画像ファイル等のコンテンツをダウンロードすることができる。
特開2004−86457号公報
最近の移動体通信端末では、上記コンテンツのダウンロードを、上記ブラウザ以外のアプリケーションによっても行われるようになってきている。例えば、JAVA(登録商標)アプリケーションを起動した状態で、通信ネットワーク上のサーバにアクセスし、各種コンテンツをダウンロードできるようになってきている。このようなダウンロードが可能になってきた場合、上記コンテンツの取得時に移動体通信端末で起動しているアプリケーション種別情報を通信ネットワーク上のサーバで取得できると便利である。このアプリケーション種別情報を取得できると、サーバからコンテンツを提供するにあたってコンテンツダウンロードの選択的な規制など様々な用途に使用することができる。
本発明の目的は、移動体通信端末でコンテンツの取得時に起動しているアプリケーションの種別を示すアプリケーション種別情報を通信ネットワーク側のサーバが取得してコンテンツ提供に関する各種用途に使用することができるコンテンツ提供方法及びコンテンツ取得時の通信方法を提供することである。また、本発明の他の目的は、上記方法に用いることができる移動体通信端末、コンテンツ提供サーバ及び通信中継サーバを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、通信ネットワークを介して通信可能な移動体通信端末に、所定の通信プロトコルを用いた通信により該通信ネットワーク上のサーバからコンテンツを送信するコンテンツ提供方法であって、上記移動体通信端末が、その移動体通信端末で起動可能なブラウザ及びブラウザ以外のアプリケーションを含む複数種別のアプリケーションそれぞれを識別可能な情報であって上記サーバからのコンテンツの取得時に起動しているアプリケーションの種別及びバージョンを識別可能なアプリケーション関連情報と該移動体通信端末の種別及びバージョンを識別可能な端末関連情報と該起動しているアプリケーションが対応可能な複数種類のファイル形式それぞれの種別を示すファイル種別情報とを含むヘッダ情報を、該コンテンツの取得を要求するコンテンツ取得要求に書き込むステップと、上記移動体通信端末が、上記アプリケーション関連情報と上記端末関連情報と上記ファイル種別情報とを含むヘッダ情報が書き込まれた上記コンテンツ取得要求を、上記サーバに送信するステップと、上記サーバが、上記移動体通信端末から送信された上記コンテンツ取得要求を受信するステップと、上記サーバが、上記移動体通信端末から上記コンテンツ取得要求を受信したとき、上記コンテンツ取得要求に書き込まれている上記ヘッダ情報を読み出し、該ヘッダ情報に基づいて、該コンテンツ取得要求で要求されている上記ファイル種別情報が示す上記複数種類のファイル形式のコンテンツが、該移動体通信端末で起動している上記アプリケーションによるダウンロードが許可されているコンテンツか否かを判断し、ダウンロードが許可されているコンテンツの場合は該複数種類のファイル形式のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を該移動体通信端末に送信し、ダウンロードが禁止されているコンテンツの場合は該コンテンツを含まないコンテンツ取得応答を該移動体通信端末に送信するステップとを有することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、通信ネットワークを介して通信可能な移動体通信端末において所定の通信プロトコルを用いた通信により該通信ネットワーク上のコンテンツ提供サーバからコンテンツを取得するコンテンツ取得時の通信方法であって、上記移動体通信端末が、その移動体通信端末で起動可能なブラウザ及びブラウザ以外のアプリケーションを含む複数種別のアプリケーションそれぞれを識別可能な情報であって上記コンテンツ提供サーバからのコンテンツの取得時に起動しているアプリケーションの種別及びバージョンを識別可能なアプリケーション関連情報と該移動体通信端末の種別及びバージョンを識別可能な端末関連情報と該起動しているアプリケーションが対応可能な複数種類のファイル形式それぞれの種別を示すファイル種別情報とを含むヘッダ情報を、該コンテンツの取得を要求するコンテンツ取得要求に書き込むステップと、上記移動体通信端末が、上記アプリケーション関連情報と上記端末関連情報と上記ファイル種別情報とを含むヘッダ情報が書き込まれたコンテンツ取得要求を、上記コンテンツ提供サーバに対して送信するステップと、上記移動体通信端末と上記コンテンツ提供サーバとの間の通信経路上にある通信中継サーバが、上記移動体通信端末から送信された上記コンテンツ取得要求を受信するステップと、上記通信中継サーバが、上記コンテンツ取得要求に書き込まれている上記ヘッダ情報を読み出し、該コンテンツ取得要求を上記コンテンツ提供サーバに転送するステップと、上記通信中継サーバが、上記コンテンツ取得要求で要求されている上記ファイル種別情報が示す上記複数種類のファイル形式のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を上記コンテンツ提供サーバから受信したとき、該コンテンツ取得要求から読み出した上記ヘッダ情報に基づいて、該コンテンツ取得応答に含まれている該複数種類のファイル形式のコンテンツが、上記移動体通信端末で起動している上記アプリケーションによるダウンロードが許可されているコンテンツか否かを判断し、ダウンロードが許可されているコンテンツである場合は該複数種類のファイル形式のコンテンツを含んだまま該コンテンツ取得応答を該移動体通信端末に転送し、ダウンロードが禁止されているコンテンツである場合は該コンテンツを含めないで該コンテンツ取得応答を該移動体通信端末に転送するステップとを有することを特徴とするものである
た、請求項の発明は、通信ネットワークを介して通信可能な移動体通信端末に、所定の通信プロトコルを用いた通信によりコンテンツを送信するコンテンツ提供サーバであって、提供対象のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、上記移動体通信端末から送信されたコンテンツ取得要求を受信する受信手段と、上記移動体通信端末で起動可能なブラウザ及びブラウザ以外のアプリケーションを含む複数種別のアプリケーションそれぞれを識別可能な情報であって上記移動体通信端末のコンテンツの取得時に起動しているアプリケーションの種別及びバージョンを識別可能なアプリケーション関連情報と該移動体通信端末の種別及びバージョンを識別可能な端末関連情報と該起動しているアプリケーションが対応可能な複数種類のファイル形式それぞれの種別を示すファイル種別情報とを含むヘッダ情報を、上記コンテンツ取得要求から読み出す情報読み出し手段と、上記コンテンツ記憶手段から読み出したコンテンツを上記移動体通信端末に送信する送信手段と、上記移動体通信端末から上記コンテンツ取得要求を受信したときに、上記コンテンツ取得要求から読み出した上記ヘッダ情報に基づいて、該コンテンツ取得要求で要求されている上記ファイル種別情報が示す上記複数種類のファイル形式のコンテンツが、該移動体通信端末で起動している上記アプリケーションによるダウンロードが許可されているコンテンツか否かを判断し、ダウンロードが許可されているコンテンツの場合は該複数種類のファイル形式のコンテンツを含む応答を該移動体通信端末に送信し、ダウンロードが禁止されているコンテンツの場合は該コンテンツを含まない応答を該移動体通信端末に送信するように、該移動体通信端末に対するコンテンツ送信を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、移動体通信端末とコンテンツ提供サーバとの間にある通信ネットワーク上に設けられた通信中継サーバであって、上記移動体通信端末から送信されたコンテンツ取得要求及び上記コンテンツ提供サーバから送信されたコンテンツ取得応答を受信する受信手段と、上記移動体通信端末で起動可能なブラウザ及びブラウザ以外のアプリケーションを含む複数種別のアプリケーションそれぞれを識別可能な情報であって該移動体通信端末のコンテンツの取得時に起動しているアプリケーションの種別及びバージョンを識別可能なアプリケーション関連情報と該移動体通信端末の種別及びバージョンを識別可能な端末関連情報と該起動している該アプリケーションが対応可能な複数種類のファイル形式それぞれの種別を示すファイル種別情報とを含むヘッダ情報を、上記コンテンツ取得要求から読み出す情報読み出し手段と、上記移動体通信端末から送信されたコンテンツ取得要求の上記コンテンツ提供サーバへの転送及び上記コンテンツ取得要求に対応するように該コンテンツ提供サーバから送信されたコンテンツの該移動体通信端末への転送を行う転送手段と、上記コンテンツ取得要求で要求されている上記ファイル種別情報が示す上記複数種類のファイル形式のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を上記コンテンツ提供サーバから受信したとき、該コンテンツ取得要求から読み出した上記ヘッダ情報に基づいて、該コンテンツ取得応答に含まれている該複数種類のファイル形式のコンテンツが、上記移動体通信端末で起動している上記アプリケーションによるダウンロードが許可されているコンテンツか否かを判断し、ダウンロードが許可されているコンテンツである場合は該複数種類のファイル形式のコンテンツを含んだまま該コンテンツ取得応答を該移動体通信端末に転送し、ダウンロードが禁止されているコンテンツである場合は該コンテンツを含めないで該コンテンツ取得応答を該移動体通信端末に転送するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
なお、上記各請求項において、上記通信プロトコルがHTTP(HyperText Transfer Protocol)のとき、上記コンテンツ取得要求としてHTTP要求が送受信される。この場合、上記アプリケーション種別情報は、HTTP要求のヘッダーに付加されるユーザ・エージェント・ヘッダ(User Agent Header)・フィールドに書き込むのが好ましい。また、上記アプリケーションが対応可能なファイルの種別を示すファイル種別情報は、HTTP要求のヘッダに付加されるアクセプト・ヘッダ(Accept Header)・フィールドに書き込むのが好ましい。
また、上記「アプリケーション種別情報」として書き込まれるアプリケーションの種別としては、例えば、ブラウザ、FLASH(登録商標)、JAVA(登録商標)、MMS(マルチメディア・メッセージング・システム)、ProUA(プロビジョニングUA)、SVG(Scalable Vector Graphics)、SyncML(Synchronization Markup Language)等が挙げられる。
また、上記「アプリケーション種別情報」に加えて、アプリケーションの名称やバージョン等のアプリケーションに関する他の情報についても、上記コンテンツ取得要求に書き込むようにしてもよい。
また、上記「コンテンツ」としては、WEBページのデータのほか、画像ファイル、音楽ファイル、プログラムファイル等の各種ファイル、及び画像や音楽などのストリーミングデータが挙げられる。
また、上記「移動体通信端末」としては、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、自動車電話機等の通話機能を有する電話機が挙げられる。また、この「移動体通信端末」としては、上記電話機のほか、通話機能を有するPDA(Personal Digital Assistance)等の通信端末も挙げられる。
また、上記移動体通信端末やサーバにおける制御や情報処理は、その移動体通信端末及びサーバそれぞれに設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行なってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行なってもよい。
請求項1乃至の発明によれば、移動体通信端末は、通信ネットワーク上のサーバからコンテンツを取得しようとするとき、その移動体通信端末で起動可能なブラウザ及びブラウザ以外のアプリケーションを含む複数種別のアプリケーションそれぞれを識別可能な情報であってコンテンツ取得時に起動しているアプリケーションの種別及びバージョンを識別可能なアプリケーション関連情報と該移動体通信端末の種別及びバージョンを識別可能な端末関連情報と該起動しているアプリケーションが対応可能な複数種類のファイル形式それぞれの種別を示すファイル種別情報とを含むヘッダ情報を、コンテンツ取得を要求するコンテンツ取得要求に書き込む。移動体通信端末は、このアプリケーション関連情報と端末関連情報とファイル種別情報とが書き込まれたコンテンツ取得要求をサーバに送信する。この移動体通信端末から送信されたコンテンツ取得要求を受信したサーバは、コンテンツ取得要求から上記ヘッダ情報を読み出し、コンテンツ提供に関する各種用途に使用することができる。
上記サーバは、上記コンテンツ取得要求を受信したときに、そのコンテンツ取得要求から読み出したヘッダ情報に基づいて移動体通信端末に対するコンテンツ送信を制御する。この制御により、移動体通信端末でコンテンツ取得時に起動しているアプリケーションに応じて移動体通信端末へのコンテンツのダウンロードを許可したり制限したりする等、上記アプリケーションに応じたコンテンツ提供が可能になる。
また、上記サーバは、移動体通信端末でコンテンツ取得時に起動しているアプリケーションで対応可能な複数種類のファイル形式それぞれの種別を示すファイル種別情報を取得し、その複数種類のファイル形式のコンテンツを移動体通信端末に送信することができる。従って、移動体通信端末でコンテンツ取得時に起動しているアプリケーションごとに、そのアプリケーションが対応可能な複数種類のファイル形式を判断してより適切なコンテンツの提供が可能になる、という効果がある。
特に、請求項2及びの発明によれば、移動体通信端末とコンテンツ提供サーバとの間の通信経路上にある通信中継サーバが、移動体通信端末から送信されたコンテンツ取得要求を受信する。この通信中継サーバは、移動体通信端末から受信したコンテンツ取得要求に書き込まれているアプリケーション関連情報と端末関連情報とファイル種別情報とを含むヘッダ情報を読み出し、コンテンツ取得要求に対応するようにコンテンツ提供サーバから送信された複数種類のファイル形式のコンテンツの移動体通信端末への転送を制御する。この転送の制御により、移動体通信端末で起動しているアプリケーションに応じて上記ファイル種別情報が示す複数種類のファイル形式のコンテンツを転送したり、そのコンテンツのダウンロードを制限するためにコンテンツの転送を制限したりすることができる。従って、コンテンツの無駄な転送処理を回避しつつ、上記アプリケーションに応じたコンテンツ提供が可能になる。
更に、請求項2及びの発明によれば、上記通信中継サーバが、移動体通信端末で起動しているアプリケーションで対応可能な複数種類のファイル形式それぞれの種別を示すファイル種別情報を取得する。この通信中継サーバは、上記コンテンツ取得時に起動しているアプリケーションで対応可能な複数種類のファイル形式のコンテンツを移動体通信端末で受信できるように、上記ファイル種別情報に基づいて、上記所定のファイル形式のコンテンツのみを移動体通信端末に転送することができる。従って、移動体通信端末で起動しているアプリケーションごとに、そのアプリケーションが対応可能な複数種類のファイル形式を判断してより適切なコンテンツの提供が可能になるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施形態に係る通信システム全体の概略構成の一例を示す説明図である。この通信システムは、移動体通信端末としての携帯電話機10と、通信ネットワークとしての携帯電話通信網20とを用いて構成されている。携帯電話通信網20は、基地局21と、コアネットワーク22と、IP(Internet Protocol)ネットワーク23とを備えている。
上記基地局21は、管轄対象のセルごとに設けられ、携帯電話通信網20内の有線回線からのデータを無線インタフェースに合うデータフォーマットに変換し、管轄対象のセル内にある携帯電話機10に無線周波数で送信する。逆に無線周波数で送信される携帯電話機10からのデータを受信して有線インタフェースに合うデータフォーマットに変換し、携帯電話通信網20内の有線回線部分に転送する。
上記コアネットワーク22は、図示しない位置登録データベース(HLR,VLR)、加入者データベース、課金システム等を有し、各携帯電話機間の通信等を中継するように通信制御を行う。更に、コアネットワーク22は、各携帯電話機と、携帯電話通信網20内の構成要素との間における通信を中継するように通信制御を行う。また、コアネットワーク22は、各携帯電話機と他の通信ネットワークとの間における通信を中継するように通信制御を行う。
また、上記コアネットワーク22は、回線交換網のほかパケット交換網を有している。このパケット交換網は、SGSN(Serving GPRS Support Node)24やGGSN(Gateway GPRS Support Node)25等のノードを有している。SGSN24は、基地局21が接続されている図示しない無線ネットワークコントローラとコアネットワーク22側のパケット交換網との間のゲートウェイ機能と、各携帯電話機10の位置管理、セキュリティ管理及びアクセス制御を行う機能とを有している。また、GGSN25は、コアネットワーク22側のパケット交換網と、IPネットワーク23との間のゲートウェイ機能を有している。
上記IPネットワーク23は、プロキシサーバ26、ゲートウェイサーバ27、その他図示しないWEBサーバ等を有している。プロキシサーバ26は、各携帯電話機10と、IPネットワーク23内のサーバやインターネット上のサーバとの間の通信を中継する処理を行う。このプロキシサーバ26は、コアネットワーク22における通信プロトコルとIPネットワーク23やインターネット30等の他の通信ネットワークにおける通信プロトコルが異なる場合に、両通信プロトコルを合わせるためのプロトコル変換機能も有している。
なお、このIPネットワーク23の中に、WEBサーバや、コンテンツをダウンロードするためのダウンロードサーバを設けてもよい。
上記ゲートウェイサーバ27は、携帯電話通信網20のIPネットワーク23とインターネット30との間のゲートウェイ機能とファイヤウォール機能とを有している。
上記携帯電話通信網20のIPネットワーク23を介して接続されているインターネット30には、各種コンテンツ提供サーバが接続されている。このコンテンツ提供サーバとしては、WEBページを提供するWEBサーバ40や、画像ファイル、音楽ファイル、プログラムファイルなどのコンテンツを主に提供するダウンロードサーバ50等がある。
上記インターネット30上の各種コンテンツ提供サーバから携帯電話機10にコンテンツをダウンロードするときには、ネットワークの各階層において所定の通信プロトコルが用いられる。例えば、WEBサーバ40からWEBページをダウンロードするときのアプリケーション層の通信プロトコルとしては、HTTP(HyperText Transfer Protocol)、W−HTTP(Wireless HyperText Transfer Protocol)、WTP(Wireless Transaction Protocol)、WSP(Wireless Session Protocol)等が用いられる。
図2は、上記WEBサーバ40のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、上記ダウンロードサーバ50も同様に構成することができる。このWEBサーバ40は、システムバス400、CPU401、内部記憶装置、外部記憶装置404、入力装置405、出力装置406、及びインターネット用通信装置407を備えている。上記内部記憶装置は、RAM402やROM403等で構成されている。上記外部記憶装置は、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブ等で構成されている。上記入力装置405は、マウスやキーボード等で構成されている。上記出力装置406は、ディスプレイやプリンタ等で構成されている。上記インターネット用通信装置407は、所定の通信プロトコルにより、インターネット30上の各種クライアント端末や他のサーバと通信したり、携帯電話通信網20上のプロキシサーバ26と通信したりするための装置である。
上記CPU401やRAM402等の構成要素はお互いに、システムバス400を介して、データやプログラムの命令等のやり取りを行っている。このWEBサーバ40を所定の手順に従って動作させるためのプログラムはROM403や外部記憶装置404に記憶されており、必要に応じてCPU401やRAM402上の作業エリアに呼び出されて実行される。
また、上記WEBサーバ40やダウンロードサーバ50等のコンテンツ提供サーバは、一部又は全体を専用の制御装置として構成してもいいし、一部又は全体を汎用のコンピュータシステムを用いて構成してもよい。また、WEBサーバ40は、1台のコンピュータで構成してもいいし、複数の機能をそれぞれ受け持つ複数台のコンピュータをネットワークで結んで構成してもよい。
図3は、上記携帯電話通信網20に設けられているプロキシサーバ26のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。このプロキシサーバ26は、上記図2に示すWEBサーバと同じようなハードウェアで構成することができる。このプロキシサーバ26は、インターネット用通信装置407の代わりに、携帯電話通信網20のIPネットワーク23に接続するためのIPネットワーク用通信装置267を備えている。このIPネットワーク用通信装置267は、所定の通信プロトコルによりコアネットワーク22側のGGSN25や、IPネットワーク23内の他のサーバと通信するための装置である。
図4は、本実施形態に係るWEBサーバ40の主要な機能を抽出して示した機能ブロック図である。なお、ダウンロードサーバ50については、WEBサーバ40と同様な機能を有しているため、説明を省略する。このWEBサーバ40は、コンテンツ記憶手段410と受信手段411と情報読み出し手段412と送信手段413と制御手段414とを有している。このWEBサーバ40は、CPU等からなるハードウェア上で所定のプログラムを実行することにより、情報読み出し手段412及び制御手段414の各機能を実現している。
上記コンテンツ記憶手段410は上記内部記憶装置や外部記憶装置で構成され、提供対象のWEBページデータ等のコンテンツを記憶している。
上記受信手段411は上記インターネット用通信装置407等で構成され、所定の通信プロトコルを使って携帯電話機10から送信されたコンテンツ取得要求を受信する。例えば、携帯電話機10から送信されてきたHTTP要求を受信する。
上記情報読み出し手段412は上記CPU401等で構成され、上記携帯電話機10から受信したコンテンツ取得要求に書き込まれているアプリケーション種別情報を読み出す。
上記送信手段413は上記インターネット用通信装置407等で構成され、インターネット30及び携帯電話通信網20を介して、コンテンツ記憶手段410から読み出したコンテンツを携帯電話機10に送信する。
上記制御手段414は上記CPU等で構成され、携帯電話機10からコンテンツ取得要求を受信したときに、上記コンテンツ取得要求から読み出したアプリケーション種別情報に応じて携帯電話機10へのコンテンツ送信を制御する。
図5は携帯電話機10の一構成例を示す外観図であり、図6は、その携帯電話機10のハードウェア構成を示す概略構成図である。また、図7は、携帯電話機10におけるソフトウェア構造の説明図である。
この携帯電話機10は、クラムシェル(折り畳み)タイプの携帯電話機であり、システムバス100、CPU101、RAM102やROM103等の記憶装置、入力装置104、出力装置105、携帯電話通信網用通信装置106を備えている。CPU101やRAM102等の構成要素は、システムバス100を介して、互いに各種データやプログラムの命令等のやり取りを行っている。
上記CPU101は、上記記憶装置から所定のプログラムを読み込んで実行することにより、ネイティブ側の電話機プラットフォームの基本ソフトOS上で、音声通話機能や、アプリケーションソフト(以下「アプリケーション」という。)による各種機能を実現することができる。このアプリケーションによる機能としては、WEBブラウザー、メーラー、音楽再生、動画表示、外部装置とのデータ送受信、アドレス帳管理、スケジューラ、メモ帳等がある。
また、上記CPU101は、上記記憶装置から所定のプログラムを読み込んで実行することにより、上記ネイティブ側の電話機プラットフォームとは異なるアプリケーション実行環境を構築することができる。そして、このアプリケーション実行環境上で、携帯電話機にプリインストールされているアプリケーションや利用者がダウンロードして登録したアプリケーション等の各種アプリケーションを実行することができる。このアプリケーションとしては、プラットフォームに依存しないオブジェクト指向プログラミングによって開発されたJAVA(登録商標)、C++等のプログラム言語で記述されたアプリケーションや、C言語やアセンブリ言語で記述されたアプリケーションなどが挙げられる。また、これらのアプリケーション実行環境は、例えばJAVA(登録商標)の仮想マシン(VM:Virtual Machine)やBREW(登録商標)等のミドルウェアによって構築される。
上記入力装置104は、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)11、通話開始キー12、終話キー13、スクロールキー14、多機能キー15、マイク16等から構成されている。この入力装置104のテンキー11、通話開始キー12、終話キー13等により、利用者が操作可能な操作部が構成される。この操作部を操作することにより、利用者は、携帯電話機10に対してコンテンツ取得先のURL等のデータを入力したり、電話着信の際に通話の開始及び終了を行ったり、アプリケーションプログラムの選択、起動及び停止を行ったりすることができる。また、利用者は上記操作部を操作することにより、上記ダウンロードサーバ50から画像ファイル、音楽ファイル、アプリケーションプログラム等のコンテンツをダウンロードして登録することができる。また、利用者は上記操作部を操作することにより、登録した画像ファイルを展開して表示したり、音楽ファイルを展開して再生したり、アプリケーションプログラムを選択して実行したりすることができる。また、利用者は上記操作部を操作することにより、携帯電話通信網20の図示しない情報配信サーバから受信した情報を表示することもできる。
上記出力装置105は、表示手段である液晶ディスプレイ(LCD)17、スピーカ18、図示しない振動デバイス等から構成されている。上記液晶ディスプレイ(LCD)17やスピーカ18等からなる出力装置等で構成されている出力部は、携帯電話通信網20を介して受信したWebページを液晶ディスプレイ(LCD)17に表示したり、携帯電話通信網20から情報を着信した旨を利用者に知らせたりするときに用いられる。具体的には、その情報を着信すると、出力部の液晶ディスプレイ(LCD)17に着信報知画像を表示したり、スピーカ18から着信音を出力させたりする。また、この出力部は、上記ゲーム等のアプリケーションプログラムの実行中に、そのプログラム実行に関連した画像の表示や音の出力に用いたり、情報配信サーバから受信した情報を表示したりするときにも用いられる。
なお、上記スピーカ18は、通話中の音声を聞くための受話器用スピーカ(レシーバ)と、着信音や音楽などを出力する外部出力用スピーカとを別々に設けて構成してもいいし、これらの受話器用スピーカ及び外部出力用スピーカを兼用するように一つのスピーカで構成してもよい。
上記出力装置105を構成する振動デバイスは、この振動デバイスは、マナーモード(サイレントモード)設定時などに音声電話を着信したりメールや各種配信情報を受信したりしたときに、携帯電話機10の全体を振動させ、その着信等を利用者に知らせるように制御することができる。また、この振動デバイスは、上記ゲーム等のアプリケーションプログラムの実行中に、そのプログラム実行に関連した振動を携帯電話機10の全体に発生させるように制御することができる。
上記携帯電話通信網用通信装置106は、変復調器、シンセサイザ、周波数変換器,高周波増幅器などにより構成され、携帯電話通信網20を介して他の携帯電話機や上述したサーバ11等と通信するときに用いられる。この携帯電話通信網用通信装置106は、携帯電話通信網20を介して他の携帯電話機とメールのやり取りを行ったり、携帯電話通信網20からゲートウェイサーバを介して、インターネット等の外部の通信ネットワークに接続し、インターネット上での電子メールのやり取り等を行ったりするための通信手段として用いられる。更に、この携帯電話通信網用通信装置106は、携帯電話通信網10を介して、ダウンロードサーバ50が提供するアプリケーションプログラムをダウンロードしたり、現在位置の位置情報を含む配信情報を受信したりする情報受信手段としても用いられる。
図8は、本実施形態に係る携帯電話機10の主要な機能を抽出して示した機能ブロック図である。この携帯電話機10は、情報書き込み手段110と送信手段111と受信手段112とを有している。
上記情報書き込み手段110は上記CPU101等で構成され、HTTP等の所定の通信プロトコルを用いた通信により携帯電話通信網20やインターネット30などの通信ネットワーク上のサーバからコンテンツを取得するときに起動しているアプリケーション種別情報を、そのコンテンツ取得を要求するコンテンツ取得要求に書き込む。
上記送信手段111は上記携帯電話通信網用通信装置106等で構成され、上記アプリケーション種別情報が書き込まれたコンテンツ取得要求を、上記サーバに送信する。
上記受信手段112は、上記サーバから送信されたWEBページや画像ファイル、音楽ファイルなどのコンテンツを受信する。
図9は、上記構成の携帯電話機10でブラウザのアプリケーションを起動し、著作権で保護されたDRM(Digital Rights Management)形式ファイルを、HTTPを使ってダウンロードするときの手順の一例を示すシーケンス図である。ここで、ブラウザのアプリケーションでのDRM形式ファイルのダウンロードは許可されているものとする。
まず、利用者は、携帯電話機10を操作してブラウザのアプリケーションを起動する(ステップ1)。
次に、利用者は、ダウンロード可能なDRM形式ファイルのリストがあるWEBページがアップロードされているWEBサーバ40のURI(Uniform Resource Identifier)を指定する所定のキー操作を行う。携帯電話機10は、このキー操作を受付けると、送信対象のHTTP要求(GET)のユーザ・エージェント・ヘッダ・フィールドに、起動中のアプリケーション種別情報(「Browser」)を書き込む(ステップ2、3)。
上記HTTP要求(GET)のユーザ・エージェント・ヘッダ・フィールドのフォーマットは、例えば次のように記述される。
User-Agent = "User-Agent" ":" ベンダープロダクト関連情報
ここで、上記ベンダープロダクト関連情報としては、(1)〜(8)の情報が書き込まれる。
(1)UE-Generation-Version:携帯電話機の世代バージョン
(2)UE-Product-Name:携帯電話機の名称
(3)UE-Product-Version:携帯電話機の製品バージョン
(4)UE-IMEI-Number:携帯電話機の製造番号
(5)UE-Application-Type:アプリケーション種別情報
(6)UE-Application-Name:アプリケーション名
(7)UE-Application-Version:アプリケーションのバージョン
(8)UE-Ext-Information:アプリケーションの付加情報
本実施形態では、上記(5)のUE-Application-Typeに書き込むアプリケーション種別情報に基づいて、HTTP要求に応答するサーバの動作を制御している。上記(5)のUE-Application-Typeに書き込むアプリケーション種別情報としては、「Browser」、「Flash」、「JAVA」、「MMS」、「ProvUA」、「SVG」、「SyncML」などの各種アプリケーションの略記号が用いられる。ここで、「MMS」は携帯電話同士で文字や音声・画像などを短いメッセージにして送受信できるマルチメディア・メッセージング・システムと呼ばれるサービスを受けるためのアプリケーションを示している。「SVG」はXMLベースの2Dベクター画像記述言語であるSVG(Scalable Vector Graphics)で記述された画像データを扱うアプリケーションを示している。「ProvUA」は携帯電話機の各アプリケーションに対する通信設定を一括して行うアプリケーションを示している。「SyncML」は、XMLベースのデータ同期用言語であるSyncML(Synchronization Markup Language)を用いてデータの同期処理を行うアプリケーションを示している。
次に、携帯電話機10は、上記アプリケーション種別情報を書き込んだHTTP要求をWEBサーバ40に送信する(ステップ4)。
WEBサーバ40は、上記HTTP要求を受信すると、そのHTTP要求に書き込まれているアプリケーション種別情報を読み出し、読み出したアプリケーション種別情報に基づいて、利用者が要求する上記WEBページのデータを送信するか否かを判定する(ステップ5)。ここで、ブラウザのアプリケーションでの上記WEBページのダウンロードは許可されており、WEBサーバ40は、利用者が要求するWEBページに対応するHTMLファイルのデータ部分を含むHTTP応答を携帯電話機10に送信する(ステップ6)。
携帯電話機10は、上記HTTP応答を受信すると、そのHTTP応答に含まれるHTMLファイルのデータに基づいて、上記ダウンロード可能なDRM形式ファイルのリストがあるWEBページを表示する(ステップ7)。
次に、利用者は、WEBページ上に表示されているダウンロード用の選択キーを選択するキー操作を行う。携帯電話機10は、このキー操作を受付けると、送信対象のHTTP要求(GET)のユーザ・エージェント・ヘッダ・フィールドに、起動中のアプリケーション種別情報(「Browser」)を書き込む(ステップ8、9)。
次に、携帯電話機10は、上記アプリケーション種別情報を書き込んだHTTP要求(GET)を、上記選択キーにリンク設定されているURIのダウンロードサーバ50に送信する(ステップ10)。
次に、ダウンロードサーバ50は、上記HTTP要求(GET)を受信すると、そのHTTP要求に書き込まれているアプリケーション種別情報を読み出し、読み出したアプリケーション種別情報に基づいて、利用者が要求する上記DRM形式ファイルのデータを送信するか否かを判定する(ステップ11)。ここで、ブラウザのアプリケーションでの上記DRM形式ファイルのダウンロードは許可されており、ダウンロードサーバ50は、利用者が要求するDRM形式ファイルのデータ部分を含むHTTP応答を携帯電話機10に送信する(ステップ12)。
携帯電話機10は、上記HTTP応答を受信し、DRM形式ファイルのデータのダウンロードが完了すると、ダウンロードしたDRM形式ファイルを所定のデータ記憶領域に保存する(ステップ13)。
図10は、上記構成の携帯電話機10でJAVA(登録商標)のアプリケーションを起動し、そのアプリケーション上でDRM形式ファイルを、HTTPを使ってダウンロードしようとするときの手順の一例を示すシーケンス図である。ここで、JAVA(登録商標)のアプリケーションでのDRM形式ファイルのダウンロードは禁止されているものとする。
まず、利用者は、携帯電話機10を操作してJAVA(登録商標)のアプリケーションを起動する(ステップ1)。
次に、利用者は、JAVA(登録商標)のアプリケーションの画面上に表示されているダウンロード用の選択キーを選択するキー操作を行う。携帯電話機10は、このキー操作を受付けると、送信対象のHTTP要求(GET)のユーザ・エージェント・ヘッダ・フィールドに、起動中のアプリケーション種別情報(「JAVA」)を書き込む(ステップ、3)。
次に、携帯電話機10は、上記アプリケーション種別情報を書き込んだHTTP要求を、上記選択キーにリンク設定されているURIのダウンロードサーバ50に送信する(ステップ4)。
次に、ダウンロードサーバ50は、上記HTTP要求(GET)を受信すると、そのHTTP要求に書き込まれているアプリケーション種別情報を読み出し、読み出したアプリケーション種別情報に基づいて、利用者が要求する上記DRM形式ファイルのデータを送信するか否かを判定する(ステップ5)。ここで、JAVA(登録商標)のアプリケーションでの上記DRM形式ファイルのダウンロードは禁止されており、ダウンロードサーバ50は、利用者が要求するDRM形式ファイルのデータ部分を含まないHTTP応答を携帯電話機10に送信する(ステップ6)。携帯電話機10は、上記HTTP応答を受信し、DRM形式ファイルのデータのダウンロードができなかった旨の表示を行う(ステップ7)。
以上、本実施形態によれば、携帯電話機10は、通信ネットワーク上のWEBサーバ40やダウンロードサーバ50からコンテンツを取得しようとするとき、そのコンテンツ取得時に起動しているブラウザやJAVA(登録商標)等のアプリケーション種別情報を、コンテンツ取得を要求するHTTP要求に書き込む。携帯電話機10は、このアプリケーション種別情報が書き込まれたHTTP要求を、WEBサーバ40やダウンロードサーバ50に送信する。この携帯電話機10から送信されたHTTP要求を受信したWEBサーバ40やダウンロードサーバ50は、HTTP要求から上記アプリケーション種別情報を読み出すことができる。従って、通信ネットワーク側のWEBサーバ40やダウンロードサーバ50は、携帯電話機10でコンテンツの取得時に起動しているアプリケーション種別情報を取得し、この取得した種別情報を携帯電話機10へのコンテンツダウンロード規制などのコンテンツ提供に関する各種用途に使用することができる。
また、サーバ40は、携帯電話機10からのHTTP要求に書き込まれたアプリケーション種別情報を利用することにより、URL毎に、このURLにアクセスしてきた携帯電話機10により利用されているアプリケーションの種別を認識することができるだけでなく、各URL毎に、携帯電話機10によるアクセスの状況を認識することができる。また、サーバ40は、携帯電話機10からのHTTP要求に書き込まれたアプリケーション種別情報を利用することにより、ダウンロードの対象となるコンテンツ毎に、このコンテンツにアクセスしてきた携帯電話機10により利用されているアプリケーションの種別を認識することができるだけでなく、各コンテンツ毎に、携帯電話機10によるアクセスの状況を認識することができる。
なお、上記実施形態では、HTTP要求に書き込まれたアプリケーション種別情報をWEBサーバ40やダウンロードサーバ50で利用しているが、携帯電話機10とWEBサーバ40等との間の通信経路上の携帯電話通信網20に設けられたプロキシサーバ26等の通信制御サーバで利用するようにしてもよい。
図11は、上記アプリケーション種別情報を利用することができる通信制御サーバとしてのプロキシサーバ26の主要な機能を抽出して示した機能ブロック図である。プロキシサーバ26は、受信手段601と情報読み出し手段602と転送手段603と制御手段604とを有している。このプロキシサーバ26は、CPU等からなるハードウェア上で所定のプログラムを実行することにより、上記各手段の機能を実現している。
上記受信手段601は上記IPネットワーク用通信装置268等で構成され、携帯電話機10から送信されたコンテンツ取得要求を受信したり、コンテンツ提供サーバからコンテンツ取得応答を受信したりする。例えば、携帯電話機10から送信されてきたHTTP要求を受信したり、WEBサーバ40やダウンロードサーバ50からHTTP応答を受信したりする。
上記情報読み出し手段602は上記CPU261等で構成され、コンテンツ取得要求に書き込まれているアプリケーション種別情報を読み出す。この読み出したアプリケーション種別情報は、RAM262等の情報記憶手段605に一旦記憶される。
上記転送手段603は上記IPネットワーク用通信装置268等で構成され、携帯電話機10から送信されたコンテンツ取得要求のWEBサーバ40等のコンテンツ提供サーバへの転送を行う。また、この転送手段603は、上記コンテンツ取得要求に対応するようにWEBサーバ40等のコンテンツ提供サーバから送信されたコンテンツの携帯電話機10への転送を行う。
上記制御手段604は上記CPU261等で構成され、上記コンテンツ取得要求の転送及び上記コンテンツの転送の少なくとも一方の転送を、上記コンテンツ取得要求から読み出したアプリケーション種別情報に基づいて制御する。
図12は、上記図11の構成のプロキシサーバ26を介するHTTPダウンロードの手順の一例を示すシーケンス図である。このHTTPダウンロードの例においても、上記図9の場合と同様に、ブラウザのアプリケーションでのDRM形式ファイルのダウンロードは許可されているものとする。
まず、利用者は、携帯電話機10を操作してブラウザのアプリケーションを起動する(ステップ101)。
次に、利用者は、ダウンロード可能なDRM形式ファイルのリストがあるWEBページがアップロードされているWEBサーバ40のURI(Uniform Resource Identifier)を指定する所定のキー操作を行う。携帯電話機10は、このキー操作を受付けると、送信対象のHTTP要求(GET)のユーザ・エージェント・ヘッダ・フィールドに、起動中のアプリケーション種別情報(「Browser」)を書き込む(ステップ102、103)。
次に、携帯電話機10は、上記アプリケーション種別情報を書き込んだHTTP要求をプロキシサーバ26を介してWEBサーバ40に送信する(ステップ104)。
プロキシサーバ26は、上記HTTP要求を受信すると、HTTP要求に書き込まれているアプリケーション種別情報を読み出して保持し、HTTP要求をWEBサーバ40に転送する(ステップ105、106)。
WEBサーバ40は、上記HTTP要求を受信すると、要求されたWEBページのコンテンツを読み出し、携帯電話通信網20側に送信する(ステップ107、108)。
プロキシサーバ26は、WEBページのコンテンツを受信すると、上記読み出して一旦保持しておいたアプリケーション種別情報に基づいて、利用者が要求する上記WEBページのデータを送信するか否かを判定する(ステップ109)。ここで、ブラウザのアプリケーションでの上記WEBページのダウンロードは許可されており、プロキシサーバ26は、利用者が要求するWEBページに対応するHTMLファイルのデータ部分を含むHTTP応答を携帯電話機10に転送する(ステップ110)。
携帯電話機10は、上記HTTP応答を受信すると、そのHTTP応答に含まれるHTMLファイルのデータに基づいて、上記ダウンロード可能なDRM形式ファイルのリストがあるWEBページを表示する(ステップ111)。
次に、利用者は、WEBページ上に表示されているダウンロード用の選択キーを選択するキー操作を行う。携帯電話機10は、このキー操作を受付けると、送信対象のHTTP要求(GET)のユーザ・エージェント・ヘッダ・フィールドに、起動中のアプリケーション種別情報(「Browser」)を書き込む(ステップ112、113)。
次に、携帯電話機10は、上記アプリケーション種別情報を書き込んだHTTP要求(GET)を、プロキシサーバ26を経由して、上記選択キーにリンク設定されているURIのダウンロードサーバ50に送信する(ステップ114)。
プロキシサーバ26は、上記HTTP要求を受信すると、HTTP要求に書き込まれているアプリケーション種別情報を読み出して保持し、HTTP要求をダウンロードサーバ50に転送する(ステップ115、116)。
次に、ダウンロードサーバ50は、上記HTTP要求(GET)を受信すると、リクエストされたDRM形式ファイルを読み出し、携帯電話通信網20側に送信する(ステップ117、118)。
プロキシサーバ26は、DRM形式ファイルのコンテンツを含むHTTP応答を受信すると、上記読み出して一旦保持しておいたアプリケーション種別情報に基づいて、利用者が要求する上記DRM形式ファイルのデータを送信するか否かを判定する(ステップ119)。ここで、ブラウザのアプリケーションでの上記DRM形式ファイルのダウンロードは許可されており、プロキシサーバ26は、利用者が要求するDRM形式ファイルのデータ部分を含むHTTP応答を携帯電話機10に転送する(ステップ120)。
携帯電話機10は、上記HTTP応答を受信し、DRM形式ファイルのデータのダウンロードが完了すると、ダウンロードしたDRM形式ファイルを所定のデータ記憶領域に保存する(ステップ121)。
図13は、上記構成の携帯電話機10でJAVA(登録商標)のアプリケーションを起動し、そのアプリケーション上でDRM形式ファイルを上記図11の構成のプロキシサーバ26を介してHTTPダウンロードしようとするときの手順の一例を示すシーケンス図である。ここで、上記図10の場合と同様に、JAVA(登録商標)のアプリケーションでのDRM形式ファイルのダウンロードは禁止されているものとする。
まず、利用者は、携帯電話機10を操作してJAVA(登録商標)のアプリケーションを起動する(ステップ101)。
次に、利用者は、JAVA(登録商標)のアプリケーションの画面上に表示されているダウンロード用の選択キーを選択するキー操作を行う。携帯電話機10は、このキー操作を受付けると、送信対象のHTTP要求(GET)のユーザ・エージェント・ヘッダ・フィールドに、起動中のアプリケーション種別情報(「JAVA」)を書き込む(ステップ102、103)。
次に、携帯電話機10は、上記アプリケーション種別情報を書き込んだHTTP要求を、プロキシサーバ26を介して、上記選択キーにリンク設定されているURIのダウンロードサーバ50に送信する(ステップ104)。
プロキシサーバ26は、上記HTTP要求を受信すると、HTTP要求に書き込まれているアプリケーション種別情報を読み出して保持し、HTTP要求をWEBサーバ40に転送する(ステップ105、106)。
次に、ダウンロードサーバ50は、上記HTTP要求(GET)を受信すると、リクエストされたDRM形式ファイルを読み出し、携帯電話通信網20側に送信する(ステップ107、108)。
プロキシサーバ26は、DRM形式ファイルのコンテンツを含むHTTP応答を受信すると、上記読み出して一旦保持しておいたアプリケーション種別情報に基づいて、利用者が要求する上記DRM形式ファイルのデータを送信するか否かを判定する(ステップ109)。ここで、JAVA(登録商標)のアプリケーションでの上記DRM形式ファイルのダウンロードは禁止されており、プロキシサーバ26は、利用者が要求するDRM形式ファイルのデータ部分を含まないHTTP応答を携帯電話機10に転送する(ステップ110)。携帯電話機10は、上記HTTP応答を受信し、DRM形式ファイルのデータのダウンロードができなかった旨の表示を行う(ステップ111)。
以上、図11〜13の実施形態において、携帯電話通信網20内のプロキシサーバ26は、携帯電話機10でコンテンツの取得時に起動しているアプリケーションの種別を示すアプリケーション種別情報を取得し、この取得した種別情報を携帯電話機10へのコンテンツダウンロード規制などのコンテンツ提供に関する各種用途に使用することができる。
また、プロキシサーバ26は、携帯電話機10からのHTTP要求に書き込まれたアプリケーション種別情報を利用することにより、URL毎に、このURLにアクセスしてきた携帯電話機10により利用されているアプリケーションの種別を認識することができるだけでなく、各URL毎に、携帯電話機10によるアクセスの状況を認識することができる。また、プロキシサーバ26は、携帯電話機10からのHTTP要求に書き込まれたアプリケーション種別情報を利用することにより、ダウンロードの対象となるコンテンツ毎に、このコンテンツにアクセスしてきた携帯電話機10により利用されているアプリケーションの種別を認識することができるだけでなく、各コンテンツ毎に、携帯電話機10によるアクセスの状況を認識することができる。
なお、上記図11〜13の実施形態において、プロキシサーバ26は、WEBサーバ40やダウンロードサーバ50から携帯電話機10に向けて送信されるHTTP応答の転送を制御しているが、携帯電話機10から受信したHTTP要求の転送を制御するようにしてもよい。例えば、図14に示すように、プロキシサーバ26は、携帯電話機10からHTTP要求を受信したとき、そのHTTP要求からアプリケーション種別情報を読み出す。プロキシサーバ26は、HTTP要求から読み出したアプリケーション種別情報に応じて最適な転送対象のコンテンツ提供サーバ(WEBサーバ40、ダウンロードサーバ50)のURIを選択し、この選択されたURIに対して上記HTTP要求を転送する。
また、上記各実施形態において、携帯電話機10は、起動中のアプリケーションが対応可能なファイルの種別を示すファイル種別情報をコンテンツ取得要求に書き込んでもよい。この場合、上記WEBサーバ40やダウンロードサーバ50等のコンテンツ提供サーバは、コンテンツ取得要求から読み出したファイル種別情報に基づいて、コンテンツ送信を制御することができる。また、上記プロキシサーバ26等の通信中継サーバは、コンテンツ取得要求から読み出したファイル種別情報に基づいて、コンテンツ取得要求やコンテンツ取得応答の転送を制御することができる。
表1は、携帯電話機10で起動しているアプリケーションがブラウザ又はJAVA(登録商標)の場合に、上記コンテンツ取得要求に書き込むことができるファイル種別情報を例示したものである。このファイル種別情報の値のほとんどは、HTMLの<a>要素や<form>要素で規定されている値と同じである。この表1の例では、携帯電話機10で起動中のアプリケーションごとにファイル種別情報が設定される。JAVA(登録商標)アプリケーションにはDRM形式のファイルが対応しないため、「application/vnd.oma.drm.content」等のDRM形式のファイルを示す値を書き込むことができない。
ここで、起動中のブラウザが対応可能なファイルがHTMLファイルの場合は、「text/html」という値を書き込む。また、起動中のブラウザが複数のファイルに対応する場合は、「application/java, application/java-archive, application/vnd.oma.drm.content, application/vnd.oma.drm.message, text/html,」のように列挙して書き込む。
Figure 0004980563
また、上記ファイル種別情報は、上記コンテンツ取得要求のヘッダに書き込むことができる。例えば、HTTPによってコンテンツをダウンロードする場合は、送信対象のHTTP要求(GET)のアクセプト・ヘッダ・フィールドに、起動中のアプリケーションが対応可能なファイル種別情報を書き込む。
また、上記コンテンツ取得要求に書き込まれたファイル種別情報は、前述の図4のWEBサーバ40における情報読み出し手段412や、前述の図11のプロキシサーバ26の情報読み出し手段602で読み出される。このコンテンツ取得要求から読み出されたファイル種別情報に基づいて、前述の制御手段414によるコンテンツ送信の制御や、前述の制御手段604によるコンテンツ取得要求又はコンテンツ取得応答の転送の制御が実行される。
図15は、コンテンツ提供サーバ40、50でファイル種別情報に基づくコンテンツ送信制御を行う場合におけるブラウザアプリケーションによるDRM形式ファイルのHTTPダウンロードの手順の一例を示すシーケンス図である。この例において、コンテンツ提供サーバ40、50は、HTTP要求中のファイル種別情報に基づいて、携帯電話機10で起動しているブラウザアプリケーションがHTMLファイル及びDRM形式ファイルに対応していると判定する(ステップ5、11)。そして、コンテンツ提供サーバ40、50はそれぞれ、HTMLファイル及びDRM形式ファイルの各コンテンツを携帯電話機10に送信する(ステップ6、12)。
図16は、コンテンツ提供サーバ50でファイル種別情報に基づくコンテンツ送信制御を行う場合におけるJAVA(登録商標)アプリケーションによるDRM形式ファイルのHTTPダウンロードの手順の一例を示すシーケンス図である。この例において、コンテンツ提供サーバ50は、HTTP要求中のファイル種別情報に基づいて、携帯電話機10で起動しているJAVA(登録商標)アプリケーションがDRM形式ファイルに対応していないと判定する(ステップ5)。そして、コンテンツ提供サーバ50は、DRM形式ファイルのコンテンツを携帯電話機10に送信しない(ステップ6)。
図17は、プロキシサーバ26でファイル種別情報に基づくコンテンツ取得応答の転送制御を行う場合におけるブラウザアプリケーションによるDRM形式ファイルのHTTPダウンロードの手順の一例を示すシーケンス図である。この例において、プロキシサーバ26は、HTTP要求中のファイル種別情報に基づいて、携帯電話機10で起動しているブラウザアプリケーションがHTMLファイル及びDRM形式ファイルに対応していると判定する(ステップ109、119)。そして、プロキシサーバ26は、HTMLファイル及びDRM形式ファイルの各コンテンツを携帯電話機10に転送する(ステップ110、120)。
図18は、プロキシサーバ26でファイル種別情報に基づくコンテンツ取得応答の転送制御を行う場合におけるJAVA(登録商標)アプリケーションによるDRM形式ファイルのHTTPダウンロードの手順の一例を示すシーケンス図である。この例において、プロキシサーバ26は、HTTP要求中のファイル種別情報に基づいて、携帯電話機10で起動しているJAVA(登録商標)アプリケーションがDRM形式ファイルに対応していないと判定する(ステップ109)。そして、プロキシサーバ26は、DRM形式ファイルのコンテンツを携帯電話機10に転送しない(ステップ110)。
上記ファイル種別情報をHTTP要求に書き込む場合、通信ネットワーク側のサーバ26、40、50は、携帯電話機10でコンテンツの取得時に起動しているアプリケーションが対応可能なファイル種別情報を取得し、この取得した種別情報を携帯電話機10へのコンテンツダウンロード規制などのコンテンツ提供に関する各種用途に使用することができる。
また、サーバ26、40、50は、携帯電話機10からのHTTP要求に書き込まれたファイル種別情報を利用することにより、URL毎に、このURLにアクセスしてきた携帯電話機10により利用されているアプリケーションが対応可能なファイル種別を認識することができるだけでなく、各URL毎に、携帯電話機10によるアクセスの状況を認識することができる。また、サーバ40は、携帯電話機10からのHTTP要求に書き込まれたファイル種別情報を利用することにより、ダウンロードの対象となるコンテンツ(ファイル)毎に、このコンテンツファイルにアクセスしてきた携帯電話機10により利用されているアプリケーションが対応可能なファイルの種別を認識することができるだけでなく、各コンテンツ毎に、携帯電話機10によるアクセスの状況を認識することができる。
また、上記各実施形態では通常のHTTPダウンロードを行う場合について説明したが、本発明は、OMA方式のダウンロードを行う場合にも適用することができ、同様な作用効果が得られるものである。ここで、上記OMA方式のダウンロードの手順は、モバイル通信関連の業界団体であるOMA(Open Mobile Alliance)で標準化されたダウンロード手順である("Generic Content Download Over The Air Candidate Version 1.0 - 21 Feb 2003", Open Mobile Alliance, OMA-Download-OTA-v1_0-20030221-C.参照)。このOMA方式のダウンロードにおいて、携帯電話機10は、コンテンツのダウンロードに先立ってダウンロード情報をダウンロードサーバ50から取得するとともに、コンテンツのダウンロードが終わったときにダウンロード結果通知をダウンロードサーバ50に送信する。
図19は、前述の図9のダウンロードをOMA方式で行ったときのシーケンスである。なお、図19において、アプリケーション種別情報やファイル種別情報をHTTP要求に書き込んだりHTTP要求から読み出したりするステップや、アプリケーション種別情報やファイル種別情報に基づいてコンテンツの送信や転送を制御するステップは前述の図9と同様であるので、説明を省略する。また、他の図10、12〜18のダウンロードについても同様にOMA方式で行うことができるので、それらの説明は省略する。
図19において、利用者は、携帯電話機10を操作してブラウザのアプリケーションを起動し、WEBサーバ40の音楽試聴のコンテンツ紹介サイトにアクセスする(ステップ1〜3)。このアクセスにより、携帯電話機10のディスプレイ画面には、音楽コンテンツ紹介のWEBページが表示される(ステップ4)。
次に、利用者は、ディプレイ画面に表示された音楽コンテンツ紹介のページを確認し、試聴を希望する音楽コンテンツのタイトルを選択するように所定のキー操作を行う(ステップ5)。携帯電話機10は、このキー操作を受付けると、アプリケーション種別情報等がヘッダに書き込まれたダウンロード情報取得要求としてのHTTP要求を、ダウンロードサーバ50に送信する(ステップ6)。
上記HTTP要求を受信したダウンロードサーバ50は、上記利用者が希望するコンテンツのダウンロードに関するダウンロード情報(ObjectURI、ファイルタイプ、ファイルサイズ等の情報)をコンテンツ記憶手段(コンテンツデータベース)から読み出す(ステップ7)。そして、このダウンロード情報を含むダウンロード情報応答としてのHTTP応答を生成し、携帯電話機10に送信する(ステップ8)。
次に、携帯電話機10は、上記HTTP応答を受信すると、ディスプレイ画面に、上記ダウンロード情報に基づいて作成したダウンロード確認画面を表示する(ステップ9)。利用者は、ダウンロード確認画面の内容を確認し、ダウンロード開始のキー操作を行う。このキー操作を受け付けた携帯電話機10は、ダウンロードサーバ50に、上記利用者が希望するコンテンツをダウンロードするためのコンテンツ取得要求としてのHTTP要求を送信する(ステップ10、11)。このHTTP要求にもアプリケーション種別情報等が書き込まれる。このHTTP要求が送信されると、携帯電話機10のディスプレイには、ダウンロード中である旨を示すメッセージと、ダウンロードの進捗状況を示すバー表示とが表示される。
上記HTTP要求を受信したダウンロードサーバ50は、上記利用者が希望するコンテンツをコンテンツ記憶手段(コンテンツデータベース)から読み出し(ステップ12)、上記コンテンツを含むHTTP応答を携帯電話機10に送信する(ステップ13)。
次に、携帯電話機10は、上記HTTP応答を受信すると、そのHTTP応答に含まれるコンテンツを内部メモリやメモリーカードなどに保存するように制御する(ステップ14)。そして、携帯電話機10は、ダウンロードサーバ50の所定のURI(InstallNotifyURI)に、ダウンロードが完了した旨を示すダウンロード結果通知:要求としてHTTP要求(InstallNotify)を送信する(ステップ15)。このHTTP要求にもアプリケーション種別情報等が書き込まれる。ダウンロードサーバ50は、ダウンロード結果通知:応答としてのHTTP応答を携帯電話機10に返信する(ステップ16)。
次に、携帯電話機10は、ダウンロードサーバ50からダウンロード結果通知:応答を受信した後、ダウンロード完了通知を表示する(ステップ17)。
本発明の実施形態に係る通信システム全体の概略構成の一例を示す説明図。 WEBサーバ及びダウンロードサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 プロキシサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 WEBサーバ及びダウンロードサーバの主要な機能を抽出して示した機能ブロック図。 携帯電話機の一構成例を示す外観図。 携帯電話機のハードウェア構成を示す概略構成図。 携帯電話機におけるソフトウェア構造の説明図。 携帯電話機の主要な機能を抽出して示した機能ブロック図。 携帯電話機でブラウザのアプリケーションを起動し、そのアプリケーション上でDRM形式ファイルをHTTPを使ってダウンロードするときの手順の一例を示すシーケンス図。 携帯電話機でJAVA(登録商標)のアプリケーションを起動し、そのアプリケーション上でDRM形式ファイルをHTTPを使ってダウンロードしようとするときの手順の一例を示すシーケンス図。 プロキシサーバの主要な機能を抽出して示した機能ブロック図。 プロキシサーバでアプリケーション種別情報に基づくHTTP応答の転送制御を行う場合におけるブラウザアプリケーションによるDRM形式ファイルのHTTPダウンロードの手順の一例を示すシーケンス図。 プロキシサーバでアプリケーション種別情報に基づくHTTP応答の転送制御を行う場合におけるJAVA(登録商標)アプリケーションによるDRM形式ファイルのHTTPダウンロードの手順の一例を示すシーケンス図。 プロキシサーバでアプリケーション種別情報に基づくHTTP要求の転送制御を行う場合におけるブラウザアプリケーションによるDRM形式ファイルのHTTPダウンロードの手順の一例を示すシーケンス図。 WEBサーバでファイル種別情報に基づくコンテンツ送信制御を行う場合におけるブラウザアプリケーションによるDRM形式ファイルのHTTPダウンロードの手順の一例を示すシーケンス図。 WEBサーバでファイル種別情報に基づくコンテンツ送信制御を行う場合におけるJAVA(登録商標)アプリケーションによるDRM形式ファイルのHTTPダウンロードの手順の一例を示すシーケンス図。 プロキシサーバでファイル種別情報に基づくコンテンツ取得応答の転送制御を行う場合におけるブラウザアプリケーションによるDRM形式ファイルのHTTPダウンロードの手順の一例を示すシーケンス図。 プロキシサーバでファイル種別情報に基づくコンテンツ取得応答の転送制御を行う場合におけるJAVA(登録商標)アプリケーションによるDRM形式ファイルのHTTPダウンロードの手順の一例を示すシーケンス図。 OMA方式のダウンロードの手順の一例を示すシーケンス図。
符号の説明
10 携帯電話機
20 携帯電話通信網
26 プロキシサーバ
30 インターネット
40 WEBサーバ
50 ダウンロードサーバ

Claims (4)

  1. 通信ネットワークを介して通信可能な移動体通信端末に、所定の通信プロトコルを用いた通信により該通信ネットワーク上のサーバからコンテンツを送信するコンテンツ提供方法であって、
    上記移動体通信端末が、その移動体通信端末で起動可能なブラウザ及びブラウザ以外のアプリケーションを含む複数種別のアプリケーションそれぞれを識別可能な情報であって上記サーバからのコンテンツの取得時に起動しているアプリケーションの種別及びバージョンを識別可能なアプリケーション関連情報と該移動体通信端末の種別及びバージョンを識別可能な端末関連情報と該起動しているアプリケーションが対応可能な複数種類のファイル形式それぞれの種別を示すファイル種別情報とを含むヘッダ情報を、該コンテンツの取得を要求するコンテンツ取得要求に書き込むステップと、
    上記移動体通信端末が、上記アプリケーション関連情報と上記端末関連情報と上記ファイル種別情報とを含むヘッダ情報が書き込まれた上記コンテンツ取得要求を、上記サーバに送信するステップと、
    上記サーバが、上記移動体通信端末から送信された上記コンテンツ取得要求を受信するステップと、
    上記サーバが、上記移動体通信端末から上記コンテンツ取得要求を受信したとき、上記コンテンツ取得要求に書き込まれている上記ヘッダ情報を読み出し、該ヘッダ情報に基づいて、該コンテンツ取得要求で要求されている上記ファイル種別情報が示す上記複数種類のファイル形式のコンテンツが、該移動体通信端末で起動している上記アプリケーションによるダウンロードが許可されているコンテンツか否かを判断し、ダウンロードが許可されているコンテンツの場合は該複数種類のファイル形式のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を該移動体通信端末に送信し、ダウンロードが禁止されているコンテンツの場合は該コンテンツを含まないコンテンツ取得応答を該移動体通信端末に送信するステップと
    を有することを特徴とするコンテンツ提供方法。
  2. 通信ネットワークを介して通信可能な移動体通信端末において所定の通信プロトコルを用いた通信により該通信ネットワーク上のコンテンツ提供サーバからコンテンツを取得するコンテンツ取得時の通信方法であって、
    上記移動体通信端末が、その移動体通信端末で起動可能なブラウザ及びブラウザ以外のアプリケーションを含む複数種別のアプリケーションそれぞれを識別可能な情報であって上記コンテンツ提供サーバからのコンテンツの取得時に起動しているアプリケーションの種別及びバージョンを識別可能なアプリケーション関連情報と該移動体通信端末の種別及びバージョンを識別可能な端末関連情報と該起動しているアプリケーションが対応可能な複数種類のファイル形式それぞれの種別を示すファイル種別情報とを含むヘッダ情報を、該コンテンツの取得を要求するコンテンツ取得要求に書き込むステップと、
    上記移動体通信端末が、上記アプリケーション関連情報と上記端末関連情報と上記ファイル種別情報とを含むヘッダ情報が書き込まれたコンテンツ取得要求を、上記コンテンツ提供サーバに対して送信するステップと、
    上記移動体通信端末と上記コンテンツ提供サーバとの間の通信経路上にある通信中継サーバが、上記移動体通信端末から送信された上記コンテンツ取得要求を受信するステップと、
    上記通信中継サーバが、上記コンテンツ取得要求に書き込まれている上記ヘッダ情報を読み出し、該コンテンツ取得要求を上記コンテンツ提供サーバに転送するステップと、
    上記通信中継サーバが、上記コンテンツ取得要求で要求されている上記ファイル種別情報が示す上記複数種類のファイル形式のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を上記コンテンツ提供サーバから受信したとき、該コンテンツ取得要求から読み出した上記ヘッダ情報に基づいて、該コンテンツ取得応答に含まれている該複数種類のファイル形式のコンテンツが、上記移動体通信端末で起動している上記アプリケーションによるダウンロードが許可されているコンテンツか否かを判断し、ダウンロードが許可されているコンテンツである場合は該複数種類のファイル形式のコンテンツを含んだまま該コンテンツ取得応答を該移動体通信端末に転送し、ダウンロードが禁止されているコンテンツである場合は該コンテンツを含めないで該コンテンツ取得応答を該移動体通信端末に転送するステップと
    を有することを特徴とするコンテンツ取得時の通信方法
  3. 信ネットワークを介して通信可能な移動体通信端末に、所定の通信プロトコルを用いた通信によりコンテンツを送信するコンテンツ提供サーバであって、
    提供対象のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    上記移動体通信端末から送信されたコンテンツ取得要求を受信する受信手段と、
    上記移動体通信端末で起動可能なブラウザ及びブラウザ以外のアプリケーションを含む複数種別のアプリケーションそれぞれを識別可能な情報であって上記移動体通信端末のコンテンツの取得時に起動しているアプリケーションの種別及びバージョンを識別可能なアプリケーション関連情報と該移動体通信端末の種別及びバージョンを識別可能な端末関連情報と該起動しているアプリケーションが対応可能な複数種類のファイル形式それぞれの種別を示すファイル種別情報とを含むヘッダ情報を、上記コンテンツ取得要求から読み出す情報読み出し手段と、
    上記コンテンツ記憶手段から読み出したコンテンツを上記移動体通信端末に送信する送信手段と、
    上記移動体通信端末から上記コンテンツ取得要求を受信したときに、上記コンテンツ取得要求から読み出した上記ヘッダ情報に基づいて、該コンテンツ取得要求で要求されている上記ファイル種別情報が示す上記複数種類のファイル形式のコンテンツが、該移動体通信端末で起動している上記アプリケーションによるダウンロードが許可されているコンテンツか否かを判断し、ダウンロードが許可されているコンテンツの場合は該複数種類のファイル形式のコンテンツを含む応答を該移動体通信端末に送信し、ダウンロードが禁止されているコンテンツの場合は該コンテンツを含まない応答を該移動体通信端末に送信するように、該移動体通信端末に対するコンテンツ送信を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とするコンテンツ提供サーバ。
  4. 移動体通信端末とコンテンツ提供サーバとの間にある通信ネットワーク上に設けられた通信中継サーバであって、
    上記移動体通信端末から送信されたコンテンツ取得要求及び上記コンテンツ提供サーバから送信されたコンテンツ取得応答を受信する受信手段と、
    上記移動体通信端末で起動可能なブラウザ及びブラウザ以外のアプリケーションを含む複数種別のアプリケーションそれぞれを識別可能な情報であって該移動体通信端末のコンテンツの取得時に起動しているアプリケーションの種別及びバージョンを識別可能なアプリケーション関連情報と該移動体通信端末の種別及びバージョンを識別可能な端末関連情報と該起動している該アプリケーションが対応可能な複数種類のファイル形式それぞれの種別を示すファイル種別情報とを含むヘッダ情報を、上記コンテンツ取得要求から読み出す情報読み出し手段と、
    上記移動体通信端末から送信されたコンテンツ取得要求の上記コンテンツ提供サーバへの転送及び上記コンテンツ取得要求に対応するように該コンテンツ提供サーバから送信されたコンテンツの該移動体通信端末への転送を行う転送手段と、
    上記コンテンツ取得要求で要求されている上記ファイル種別情報が示す上記複数種類のファイル形式のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を上記コンテンツ提供サーバから受信したとき、該コンテンツ取得要求から読み出した上記ヘッダ情報に基づいて、該コンテンツ取得応答に含まれている該複数種類のファイル形式のコンテンツが、上記移動体通信端末で起動している上記アプリケーションによるダウンロードが許可されているコンテンツか否かを判断し、ダウンロードが許可されているコンテンツである場合は該複数種類のファイル形式のコンテンツを含んだまま該コンテンツ取得応答を該移動体通信端末に転送し、ダウンロードが禁止されているコンテンツである場合は該コンテンツを含めないで該コンテンツ取得応答を該移動体通信端末に転送するように制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする通信中継サーバ。
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