JP2008182646A - 移動体通信端末及びサーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンテンツ取得に用いる通信方式を複数種類の通信方式から任意に選択して用いることができる移動体通信端末において、コンテンツ取得要求に付加する情報を検知する検知制御を実行することなく、複数種類の通信方式から任意に選択される通信方式に応じたコンテンツを受信できるようにする。
【解決手段】 移動体通信端末10で起動したアプリケーションプログラムによるコンテンツ取得要求の送信を監視し、コンテンツ提供サーバ50に送信されるコンテンツ取得要求に、アプリケーションプログラムによるコンテンツ取得に用いられる通信方式の情報(例えば、WiFi,3G,HSDPA)を付加する。通信方式は、例えば、アプリケーションプログラムを起動してコンテンツ提供サーバ50との間の接続を確立するシーケンスに基づいて特定される。
【選択図】 図10

Description

本発明は、携帯電話機等の移動体通信端末、移動体通信端末にコンテンツを提供するコンテンツ提供サーバ、及び移動体通信端末とコンテンツ提供サーバとの間の通信を中継する中継サーバに関するものである。
従来、ブラウザ等のアプリケーションプログラムを起動してコンテンツ提供サーバにアクセスし、Webページ、画像、音楽などのコンテンツを取得できる携帯電話機が知られている。そして、近年の携帯電話機によるデータ通信の高速化に伴い、コンテンツ提供サーバから提供されるコンテンツには、データサイズが大きなコンテンツも含まれるようになってきている。ところが、利用者がコンテンツ取得に用いる携帯電話機の中には、従来のデータ転送容量が小さい通信方式に対応した携帯電話機もあるため、かかる携帯電話機でデータサイズの大きなコンテンツを受信しようとすると時間がかかってしまい、通信料金もかさんでしまう。そこで、携帯電話機からコンテンツ提供サーバにアクセスしてコンテンツを要求するときに送信するHTTPリクエストのヘッダーに当該携帯電話機の通信速度に対応する機種情報を書き込む携帯電話機や、上記HTTPリクエストのヘッダーに当該携帯電話機の通信速度の情報そのものを書き込む携帯電話機(特許文献1参照)が提案されている。HTTPリクエストを受信したコンテンツ提供サーバは、HTTPリクエストのヘッダーから機種情報又は通信速度の情報を読み出し、携帯電話機の通信速度に応じてコンテンツを携帯電話機に送信することができる。
特開2002−236641号公報
しかしながら、近年の携帯電話機のさらなる高性能化に伴い、同じ機種の携帯電話機において、データ転送容量が互いに異なる複数種類の通信方式を任意に切り換えて使用できるようになってきている。例えば、GPRS(General Packet Radio Service)用ベアラを利用する通信方式と、より高速な通信が可能なW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)用ベアラを利用する通信方式とを切り換えて使用できる携帯電話機がある。また、W−CDMA用ベアラを利用する通信方式として、いわゆる第3世代のベアラを利用する通信方式のほか、より高速の通信が可能なHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)等の次世代のベアラを利用する通信方式も選択して使用できるようになってきている。更に、近接する無線LANのアクセスポイントに接続し、そのアクセスポイントを介してインターネット通信を行うことができるWi−Fi(Wireless Fidelity)と呼ばれる無線LAN通信方式を選択して使用できる携帯電話機も実用化されつつある。このような複数種類の通信方式を任意に切り換えて使用する場合、同じ機種の携帯電話機であってもコンテンツ取得に使用される通信方式が1種類の通信方式(データ転送容量)に固定されるとはかぎらない。そのため、上記従来の携帯電話機のようにHTTPリクエストのヘッダーに機種情報を付加しても、コンテンツ提供サーバは、携帯電話機の通信速度すなわちデータ転送容量に応じてコンテンツを携帯電話機に送信することができない場合がある。
また、上記特許文献1に記載の携帯電話機のように、HTTPリクエストのヘッダーに通信速度の情報を書き込む場合は、コンテンツ取得のための処理制御のほかに、その通信速度を検知するための追加の検知制御を実行する必要がある。
本発明は以上の背景の下でなされたものであり、その目的は、コンテンツ取得に用いる通信方式を複数種類の通信方式から任意に選択して用いることができる移動体通信端末において、コンテンツ取得要求に付加する情報を検知する検知制御を実行することなく、複数種類の通信方式から任意に選択される通信方式に応じたコンテンツを受信できるようにすることである。
本発明に係る移動体通信端末は、複数種類の通信方式から任意の通信方式を選択して通信可能に構成され、コンテンツ取得のアプリケーションプログラムを起動し、前記複数種類の通信方式から選択された通信方式を用いて通信ネットワークを介してコンテンツ提供サーバにコンテンツ取得要求を送信することにより、該コンテンツ取得要求で指定したコンテンツを、前記選択された通信方式を用いて通信ネットワークを介して該コンテンツ提供サーバから取得する移動体通信端末であって、当該移動体通信端末で起動した前記アプリケーションプログラムによるコンテンツ取得要求の送信を監視する監視手段と、前記コンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求に、前記アプリケーションプログラムによるコンテンツ取得に用いられる通信方式の情報を付加する通信方式情報付加手段と、を備える。
前記移動体通信端末において、前記監視手段によるコンテンツ取得要求の送信の監視と前記通信方式情報付加手段による通信方式の情報の付加は、前記アプリケーションプログラムとは別に起動される監視プログラムによって実行されてもよい。
また、前記移動体通信端末において、前記通信方式は、前記アプリケーションプログラムを起動して前記コンテンツ提供サーバとの間の接続を確立するシーケンスに基づいて特定してもよい。
また、前記移動体通信端末において、前記コンテンツ取得要求の送信は、前記アプリケーションプログラムが用いる通信要求API(Application Program Interface)の有無で監視してもよい。
また、前記移動体通信端末において、前記複数種類の通信方式は、データ転送容量が互いに異なる複数種類の移動体通信方式を含んでもよい。
また、前記移動体通信端末において、前記複数種類の通信方式は、無線LAN用のアクセスポイントとの間で接続を確立して通信を行う無線LAN通信方式を、更に含んでもよい。
本発明に係るサーバは、移動体通信端末から通信ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求と、該コンテンツ提供サーバから通信ネットワークを介して該移動体通信端末に送信される該コンテンツ取得要求で指定されたコンテンツを含むコンテンツ取得応答とを中継するサーバであって、前記移動体通信端末から通信ネットワークを介して前記コンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求を監視し、該コンテンツ取得要求に付加されている通信方式の情報を取得する通信方式情報取得手段と、前記コンテンツ取得要求に応じて前記コンテンツ提供サーバから通信ネットワークを介して前記移動体通信端末に送信されるコンテンツのデータサイズを、前記通信方式情報取得手段で取得した通信方式の情報に基づいて調整し、該調整後のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を前記移動体通信端末に転送するコンテンツ中継手段と、を備える。
本発明に係る他のサーバは、移動体通信端末から通信ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求と、該コンテンツ提供サーバから通信ネットワークを介して該移動体通信端末に送信される該コンテンツ取得要求で指定されたコンテンツを含むコンテンツ取得応答とを中継するサーバであって、前記コンテンツ提供サーバから通信ネットワークを介して前記移動体通信端末に送信されるコンテンツ取得応答を監視し、該コンテンツ取得応答に付加されている通信方式の情報を取得する通信方式情報取得手段と、前記コンテンツ取得応答に含まれるコンテンツのデータサイズを、前記通信方式情報取得手段で取得した通信方式の情報に基づいて調整し、該調整後のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を前記移動体通信端末に転送するコンテンツ中継手段と、を備える。
本発明に係る更に他のサーバは、移動体通信端末から通信ネットワークを介して受信したコンテンツ取得要求に応じて該コンテンツ取得要求で指定されたコンテンツを含むコンテンツ取得応答を通信ネットワークを介して該移動体通信端末に送信するサーバであって、前記移動体通信端末から通信ネットワークを介して受信したコンテンツ取得要求に付加されている通信方式の情報を取得する通信方式情報取得手段と、前記コンテンツ取得要求に応じて前記移動体通信端末に送信されるコンテンツのデータサイズを、前記通信方式情報取得手段で取得した通信方式の情報に基づいて決定し、該調整後のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を前記移動体通信端末に送信するコンテンツ送信手段と、を備える。
前記サーバにおいて、前記複数種類の通信方式は、データ転送容量が互いに異なる複数種類の移動体通信方式を含んでもよい。
また、前記サーバにおいて、前記複数種類の通信方式は、無線LAN用のアクセスポイントとの間で接続を確立して通信を行う無線LAN通信方式を更に含んでもよい。
本発明に係るコンテンツ提供システムは、前記移動体通信端末のいずれかと、前記サーバのいずれかとを備える。
前記コンテンツ提供システムにおいて、前記複数種類の通信方式は、データ転送容量が互いに異なる複数種類の移動体通信方式を含んでもよい。
また、前記コンテンツ提供システムにおいて、前記複数種類の通信方式は、無線LAN用のアクセスポイントとの間で接続を確立して通信を行う無線LAN通信方式を、更に含んでもよい。
本発明に係るコンテンツ提供方法は、複数種類の通信方式から任意の通信方式を選択して通信可能に構成された移動体通信端末でコンテンツ取得のアプリケーションプログラムを起動し、前記複数種類の通信方式から選択された通信方式を用いて通信ネットワークを介してコンテンツ提供サーバにコンテンツ取得要求を送信し、該コンテンツ取得要求で指定したコンテンツを、前記選択された通信方式を用いて通信ネットワークを介して該コンテンツ提供サーバから該移動体通信端末に提供するコンテンツ提供方法であって、前記移動体通信端末が、当該移動体通信端末で起動した前記アプリケーションプログラムによるコンテンツ取得要求の送信を監視し、前記コンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求に、前記アプリケーションプログラムによるコンテンツ取得に用いられる通信方式の情報を付加するステップと、前記移動体通信端末と前記コンテンツ提供サーバとの間の通信を中継する中継サーバが、前記移動体通信端末から通信ネットワークを介して前記コンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求を監視し、該コンテンツ取得要求に付加されている通信方式の情報を取得するステップと、前記中継サーバが、前記コンテンツ取得要求に応じて前記コンテンツ提供サーバから通信ネットワークを介して前記移動体通信端末に送信されるコンテンツのデータサイズを、前記通信方式情報取得手段で取得した通信方式の情報に基づいて調整し、該調整後のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を前記移動体通信端末に転送するステップと、を含む。
本発明に係る他のコンテンツ提供方法は、複数種類の通信方式から任意の通信方式を選択して通信可能に構成された移動体通信端末でコンテンツ取得のアプリケーションプログラムを起動し、前記複数種類の通信方式から選択された通信方式を用いて通信ネットワークを介してコンテンツ提供サーバにコンテンツ取得要求を送信し、該コンテンツ取得要求で指定したコンテンツを、前記選択された通信方式を用いて通信ネットワークを介して該コンテンツ提供サーバから該移動体通信端末に提供するコンテンツ提供方法であって、前記移動体通信端末が、当該移動体通信端末で起動した前記アプリケーションプログラムによるコンテンツ取得要求の送信を監視し、前記コンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求に、前記アプリケーションプログラムによるコンテンツ取得に用いられる通信方式の情報を付加するステップと、前記コンテンツ提供サーバが、前記コンテンツ取得要求に付加されている前記通信方式の情報を、該コンテンツ取得要求で指定されたコンテンツを含むコンテンツ取得応答に付加するステップと、前記移動体通信端末と前記コンテンツ提供サーバとの間の通信を中継する中継サーバが、前記コンテンツ提供サーバから通信ネットワークを介して前記移動体通信端末に送信されるコンテンツ取得応答を監視し、該コンテンツ取得応答に付加されている通信方式の情報を取得するステップと、前記中継サーバが、前記コンテンツ取得応答に含まれるコンテンツのデータサイズを、前記通信方式情報取得手段で取得した通信方式の情報に基づいて調整し、該調整後のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を前記移動体通信端末に転送するステップと、を含む。
本発明に係る更に他のコンテンツ提供方法は、複数種類の通信方式から任意の通信方式を選択して通信可能に構成された移動体通信端末でコンテンツ取得のアプリケーションプログラムを起動し、前記複数種類の通信方式から選択された通信方式を用いて通信ネットワークを介してコンテンツ提供サーバにコンテンツ取得要求を送信し、該コンテンツ取得要求で指定したコンテンツを、前記選択された通信方式を用いて通信ネットワークを介して該コンテンツ提供サーバから該移動体通信端末に提供するコンテンツ提供方法であって、前記移動体通信端末が、当該移動体通信端末で起動した前記アプリケーションプログラムによるコンテンツ取得要求の送信を監視し、前記コンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求に、前記アプリケーションプログラムによるコンテンツ取得に用いられる通信方式の情報を付加するステップと、前記コンテンツ提供サーバが、前記移動体通信端末から通信ネットワークを介して受信したコンテンツ取得要求に付加されている通信方式の情報を取得するステップと、前記コンテンツ提供サーバが、前記コンテンツ取得要求に応じて前記移動体通信端末に送信されるコンテンツのデータサイズを、前記通信方式情報取得手段で取得した通信方式の情報に基づいて決定し、該調整後のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を前記移動体通信端末に送信するステップと、を備える。
前記コンテンツ提供方法において、前記複数種類の通信方式は、データ転送容量が互いに異なる複数種類の移動体通信方式を含んでもよい。
また、前記コンテンツ提供方法において、前記複数種類の通信方式は、無線LAN用のアクセスポイントとの間で接続を確立して通信を行う無線LAN通信方式を、更に含んでもよい。
本発明に係るプログラムは、複数種類の通信方式から任意の通信方式を選択して通信可能に構成され、コンテンツ取得のアプリケーションプログラムを起動し、前記複数種類の通信方式から選択された通信方式を用いて通信ネットワークを介してコンテンツ提供サーバにコンテンツ取得要求を送信することにより、該コンテンツ取得要求で指定したコンテンツを、前記選択された通信方式を用いて通信ネットワークを介して該コンテンツ提供サーバから取得する移動体通信端末を構成するコンピュータ又はコントローラに組み込まれて実行されるプログラムであって、当該移動体通信端末で起動した前記アプリケーションプログラムによるコンテンツ取得要求の送信を監視するステップと、前記コンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求に、前記アプリケーションプログラムによるコンテンツ取得に用いられる通信方式の情報を付加するステップとを、前記コンピュータ又は前記コントローラに実行させる。
前記プログラムは、前記アプリケーションプログラムとは別に起動される監視プログラムであって、前記監視手段によるコンテンツ取得要求の送信の監視と、前記通信方式情報付加手段による通信方式の情報の付加とを、前記コンピュータ又は前記コントローラに実行させるものであってもよい。
また、前記プログラムにおいて、前記通信方式は、前記アプリケーションプログラムを起動して前記コンテンツ提供サーバとの間の接続を確立するシーケンスに基づいて特定してもよい。
また、前記プログラムにおいて、前記コンテンツ取得要求の送信は、前記アプリケーションプログラムが用いる通信要求API(Application Program Interface)の有無で監視してもよい。
また、前記プログラムにおいて、前記複数種類の通信方式は、データ転送容量が互いに異なる複数種類の移動体通信方式を含んでもよい。
また、前記プログラムにおいて、前記複数種類の通信方式は、無線LAN用のアクセスポイントとの間で接続を確立して通信を行う無線LAN通信方式を、更に含んでもよい。
本発明に係る他のプログラムは、移動体通信端末から通信ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求と、該コンテンツ提供サーバから通信ネットワークを介して該移動体通信端末に送信される該コンテンツ取得要求で指定されたコンテンツを含むコンテンツ取得応答とを中継するサーバを構成するコンピュータ又はコントローラに組み込まれて実行されるプログラムであって、前記移動体通信端末から通信ネットワークを介して前記コンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求を監視し、該コンテンツ取得要求に付加されている通信方式の情報を取得するステップと、前記コンテンツ取得要求に応じて前記コンテンツ提供サーバから通信ネットワークを介して前記移動体通信端末に送信されるコンテンツのデータサイズを、前記通信方式情報取得手段で取得した通信方式の情報に基づいて調整し、該調整後のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を前記移動体通信端末に転送するステップと、を前記コンピュータ又は前記コントローラに実行させる。
本発明に係る更に他のプログラムは、移動体通信端末から通信ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求と、該コンテンツ提供サーバから通信ネットワークを介して該移動体通信端末に送信される該コンテンツ取得要求で指定されたコンテンツを含むコンテンツ取得応答とを中継するサーバを構成するコンピュータ又はコントローラに組み込まれて実行されるプログラムであって、コンテンツ提供サーバから通信ネットワークを介して前記移動体通信端末に送信されるコンテンツ取得応答を監視し、該コンテンツ取得応答に付加されている通信方式の情報を取得するステップと、前記コンテンツ取得応答に含まれるコンテンツのデータサイズを、前記通信方式情報取得手段で取得した通信方式の情報に基づいて調整し、該調整後のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を前記移動体通信端末に転送するステップと、を前記コンピュータ又は前記コントローラに実行させる。
本発明に係る更に他のプログラムは、移動体通信端末から通信ネットワークを介して受信したコンテンツ取得要求に応じて該コンテンツ取得要求で指定されたコンテンツを含むコンテンツ取得応答を通信ネットワークを介して該移動体通信端末に送信するサーバを構成するコンピュータ又はコントローラに組み込まれて実行されるプログラムであって、前記移動体通信端末から通信ネットワークを介して受信したコンテンツ取得要求に付加されている通信方式の情報を取得するステップと、前記コンテンツ取得要求に応じて前記移動体通信端末に送信されるコンテンツのデータサイズを、前記通信方式情報取得手段で取得した通信方式の情報に基づいて決定し、該調整後のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を前記移動体通信端末に送信するステップと、を前記コンピュータ又は前記コントローラに実行させる。
前記プログラムにおいて、前記複数種類の通信方式は、データ転送容量が互いに異なる複数種類の移動体通信方式を含んでもよい。
また、前記プログラムにおいて、前記複数種類の通信方式は、無線LAN用のアクセスポイントとの間で接続を確立して通信を行う無線LAN通信方式を、更に含んでもよい。
なお、上記「コンテンツ」としては、WEBページのデータのほか、画像ファイル、音楽ファイル、プログラムファイル等の各種ファイル、及び画像や音楽などのストリーミングデータが挙げられる。
また、上記「移動体通信端末」としては、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、自動車電話機等の通話機能を有する電話機が挙げられる。また、この「移動体通信端末」としては、上記電話機のほか、通話機能を有するPDA(Personal Digital Assistance)等の通信端末も挙げられる。
また、上記移動体通信端末やサーバにおける制御や情報処理は、その移動体通信端末及びサーバそれぞれに設けられたコンピュータ又はコントローラで前述のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行なってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行なってもよい。
また、上記コンテンツの取得に用いる「通信プロトコル」としては、HTTP(HyperText Transfer Protocol)、W−HTTP(Wireless HyperText Transfer Protocol)、WTP(Wireless Transaction Protocol)、WSP(Wireless Session Protocol)等を用いることができる。上記通信プロトコルとしてW−HTTP等のHTTPを用いた場合は、上記コンテンツ取得要求としてHTTP要求が送受信される。このHTTP要求に上記通信方式の情報を書き込む場合は、例えばHTTP要求のヘッダーに付加されるユーザ・エージェント・ヘッダー(User Agent Header)・フィールドに、上記通信方式の情報を書き込むことができる。
本発明によれば、コンテンツ取得に用いる通信方式を複数種類の通信方式から任意に選択して用いることができる移動体通信端末において、その移動体通信端末で起動したアプリケーションプログラムによるコンテンツ取得要求の送信を監視し、そのコンテンツ取得要求が送信される際に、アプリケーションプログラムによるコンテンツ取得に用いられる通信方式の情報をコンテンツ取得要求に付加している。このコンテンツ取得要求を受信したコンテンツ提供サーバ、又は上記コンテンツ取得要求それに応答するコンテンツ取得応答を受信した中継サーバは、コンテンツ取得要求やコンテンツ取得応答に付加された通信方式の情報を取得することができる。そして、これらのサーバは、上記取得した通信方式の情報に基づいて、移動体通信端末に送信されるコンテンツの決定又は調整を行い、決定又は調整を行ったコンテンツを含むコンテンツ取得応答を移動体通信端末に送信できる。従って、移動体通信端末は、任意に選択した通信方式に応じたコンテンツを受信できる。しかも、上記コンテンツ取得要求に付加する通信方式は、従来の通信速度とは異なり、個別の検知制御を実行することなく特定することができるので、かかる検知制御を実行する必要がないという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施形態に係る通信システム全体の概略構成の一例を示す説明図である。この通信システムは、移動体通信端末としての携帯電話機10と、通信ネットワークとしての携帯電話通信網20と、インターネット接続サービス提供者(ISP:Internet Service Provider)の通信網60とを用いて構成されている。携帯電話通信網20は、(RNC:Radio Network Controller)を有する基地局21と、コアネットワーク22と、IP(Internet Protocol)ネットワーク23とを備えている。なお、図1の携帯電話通信網20は、SMS用ベアラ、GPRS用ベアラ、W−CDMA用ベアラ等の複数種類のベアラのうち、GPRS用ベアラやW−CDMA用ベアラとして利用することができる部分の構成について示している。
上記基地局21は、管轄対象のセルごとに設けられ、携帯電話通信網20内の有線回線からのデータを無線インタフェースに合うデータフォーマットに変換し、管轄対象のセル内にある携帯電話機10に無線周波数で送信する。逆に無線周波数で送信される携帯電話機10からのデータを受信して有線インタフェースに合うデータフォーマットに変換し、携帯電話通信網20内の有線回線部分に転送する。
上記コアネットワーク22は、図示しない位置登録データベース(HLR,VLR)、加入者データベース、課金システム等を有し、各携帯電話機間の通信等を中継するように通信制御を行う。更に、コアネットワーク22は、各携帯電話機と、携帯電話通信網20内の構成要素との間における通信を中継するように通信制御を行う。また、コアネットワーク22は、各携帯電話機と他の通信ネットワークとの間における通信を中継するように通信制御を行う。
また、上記コアネットワーク22は、回線交換網のほかパケット交換網を有している。このパケット交換網は、SGSN(Serving GPRS Support Node)24やGGSN(Gateway GPRS Support Node)25等のノードを有している。SGSN24は、基地局21が接続されている図示しない無線ネットワークコントローラとコアネットワーク22側のパケット交換網との間のゲートウェイ機能と、各携帯電話機10の位置管理、セキュリティ管理及びアクセス制御を行う機能とを有している。また、GGSN25は、コアネットワーク22側のパケット交換網と、IPネットワーク23との間のゲートウェイ機能を有している。
上記IPネットワーク23は、中継サーバとしてのプロキシサーバ26、ゲートウェイサーバ27、その他図示しないWEBサーバ等を有している。プロキシサーバ26は、各携帯電話機10と、IPネットワーク23内のサーバやインターネット上のサーバとの間の通信を中継する処理を行う。このプロキシサーバ26は、コアネットワーク22における通信プロトコルとIPネットワーク23やインターネット30等の他の通信ネットワークにおける通信プロトコルが異なる場合に、両通信プロトコルを合わせるためのプロトコル変換機能も有している。なお、このIPネットワーク23の中に、WEBサーバや、コンテンツをダウンロードするためのダウンロードサーバを設けてもよい。
上記ゲートウェイサーバ27は、携帯電話通信網20のIPネットワーク23とインターネット30との間のゲートウェイ機能とファイヤウォール機能とを有している。
上記携帯電話通信網20のIPネットワーク23を介して接続されているインターネット30には、各種のコンテンツ提供サーバが接続されている。このコンテンツ提供サーバとしては、WEBページを提供するWEBサーバ40や、画像ファイル、音楽ファイル、プログラムファイルなどのコンテンツを主に提供するダウンロードサーバ50等がある。
上記ISPの通信網60には、特定の加入者や不特定利用者の携帯電話機10等の通信端末装置から近接無線通信によって接続してインターネット30にアクセスすることができる無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントとしての無線LANモデム61が接続されている。この無線LANモデム61は、例えば、携帯電話機10の利用者が外出したときに無線LANでインターネット30にアクセスできるように、喫茶店、ファーストフード店、ホテルのロビーなどに設置される。無線LANモデム61と携帯電話機10との間の通信方式としては、例えば、WiFi(Wireless Fidelity)と呼ばれる通信方式を用いることができる。この「WiFi」は、無線LANの標準規格であるIEEE802.11a,IEEE802.11b,IEEE802.11g」に準拠した通信方式である。
また、上記ISPの通信網60には、携帯電話機10とインターネット30上のコンテンツ提供サーバ(WEBサーバ40やダウンロードサーバ50)との間で送受信されるコンテンツ取得要求及びコンテンツを含むコンテンツ取得応答を中継する中継サーバを設けてもよい。
上記インターネット30上の各種コンテンツ提供サーバから携帯電話機10にコンテンツをダウンロードするときには、ネットワークの各階層において所定の通信プロトコルが用いられる。例えば、WEBサーバ40やダウンロードサーバ50からWEBページ、音楽、画像、プログラム等のコンテンツをダウンロードするときのアプリケーション層の通信プロトコルとしては、HTTP(HyperText Transfer Protocol)、W−HTTP(Wireless HyperText Transfer Protocol)、WTP(Wireless Transaction Protocol)、WSP(Wireless Session Protocol)等が用いられる。
図2は、上記ダウンロードサーバ50のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、上記WEBサーバ40も同様に構成することができる。ダウンロードサーバ50は、システムバス500、CPU501、内部記憶装置、外部記憶装置504、入力装置505、出力装置506、及びインターネット用通信装置507を備えている。上記内部記憶装置は、RAM502やROM503等で構成されている。上記外部記憶装置は、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブ等で構成されている。上記入力装置505は、マウスやキーボード等で構成されている。上記出力装置506は、ディスプレイやプリンタ等で構成されている。上記インターネット用通信装置507は、所定の通信プロトコルにより、インターネット30上の各種クライアント端末や他のサーバと通信したり、携帯電話通信網20上のプロキシサーバ26と通信したりするための装置である。上記CPU501やRAM502等の構成要素はお互いに、システムバス500を介して、データやプログラムの命令等のやり取りを行っている。このダウンロードサーバ50を所定の手順に従って動作させるためのプログラムはROM503や外部記憶装置504に記憶されており、必要に応じてCPU501やRAM502上の作業エリアに呼び出されて実行される。
また、上記WEBサーバ40やダウンロードサーバ50等のコンテンツ提供サーバはそれぞれ、1台のコンピュータで構成してもいいし、複数の機能をそれぞれ受け持つ複数台のコンピュータをネットワークで結んで構成してもよい。
図3は、上記携帯電話通信網20に設けられているプロキシサーバ26のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。このプロキシサーバ26は、上記図2に示すダウンロードサーバ50と同じようなハードウェアで構成することができる。このプロキシサーバ26は、上記インターネット用通信装置507の代わりに、携帯電話通信網20のIPネットワーク23に接続するためのIPネットワーク用通信装置267を備えている。このIPネットワーク用通信装置267は、所定の通信プロトコルによりコアネットワーク22側のGGSN25や、IPネットワーク23内の他のサーバと通信するための装置である。このプロキシサーバ26も、1台のコンピュータで構成してもいいし、複数の機能をそれぞれ受け持つ複数台のコンピュータをネットワークで結んで構成してもよい。
図4は、本実施形態に係るダウンロードサーバ50の主要な機能を抽出して示した機能ブロック図である。なお、WEBサーバ40については、ダウンロードサーバ50と同様な機能を有しているため、説明を省略する。ダウンロードサーバ50は、コンテンツ記憶手段510とコンテンツ取得要求受信手段511と通信方式情報取得手段512とコンテンツ送信手段513と制御手段514とを有している。ダウンロードサーバ50は、CPU等からなるハードウェア上で所定のプログラムを実行することにより、通信方式情報取得手段512及び制御手段514等の各機能を実現している。
上記コンテンツ記憶手段510は上記内部記憶装置や外部記憶装置で構成され、提供対象の音楽、画像、アプリケーションプログラム、WEBページデータ等のコンテンツをデータベース化して記憶している。このコンテンツ記憶手段510は、携帯電話機10からのコンテンツ取得要求で指定可能なコンテンツタイトルやコンテンツIDごとに、上記複数種類の通信方式それぞれに好適なサイズやデータ形式等を有する複数のコンテンツを記憶している。例えば、一つのコンテンツタイトルに対して、W−CDMA用ベアラを利用する第3世代の通信方式(以下「3G通信方式」という。)に好適なサイズのコンテンツと、W−CDMA用ベアラを利用するHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)の通信方式(以下、「HSDPA通信方式」という。)に好適なサイズのコンテンツと、WiFiの通信方式(以下、「WiFi通信方式」という。)に好適なサイズのコンテンツを記憶しておく。ここで、HSDPA通信方式は、第3世代移動体通信の標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)で標準化された通信方式であり、3G通信方式の3倍〜5倍程度のデータ転送容量を達成することができる。そのため、HSDPA通信方式用のコンテンツは、3G通信方式用のコンテンツよりも大きなデータサイズに設定される。また、無線LANモデム61を介してインターネットに接続するWiFi通信方式の実効的なデータ転送容量は、3G通信方式やHSDPA通信方式よりも大きい場合が多いため、WiFi通信方式用のコンテンツは、3G通信方式用のコンテンツやHSDPA通信方式用のコンテンツよりも大きなデータサイズに設定される。
上記コンテンツ取得要求受信手段511は上記インターネット用通信装置507等で構成され、所定の通信プロトコルを使って携帯電話機10から送信されたコンテンツ取得要求を受信する。例えば、このコンテンツ取得要求受信手段511は携帯電話機10から送信されてきたHTTP要求を受信する。
上記通信方式情報取得手段512は上記CPU501等で構成され、携帯電話機10がコンテンツ取得要求の付加した通信方式の情報すなわちコンテンツ取得に用いる通信方式の情報を、携帯電話機10から受信したコンテンツ取得要求から読み出す。
上記コンテンツ送信手段513はインターネット用通信装置507等で構成され、インターネット30及び携帯電話通信網20を介して、コンテンツ記憶手段510から読み出したコンテンツを含むコンテンツ取得応答を携帯電話機10に送信する。
上記制御手段514は上記CPU501等で構成され、携帯電話機10から受信したコンテンツ取得要求に対し、そのコンテンツ取得要求から読み出した通信方式の情報に基づいて、複数のコンテンツから、その通信方式に好適な送信対象のコンテンツを決定する。そして、制御手段514は、上記送信対象として決定したコンテンツを含むコンテンツ取得応答を、上記コンテンツ取得要求の送信の際に用いられた通信方式によって携帯電話機10へ送信するようにコンテンツ送信を制御する。
図5は携帯電話機10の一構成例を示す外観図であり、図6は、その携帯電話機10のハードウェア構成の一例を示す概略構成図である。また、図7は、携帯電話機10におけるソフトウェア構造の一例を示す説明図である。この携帯電話機10は、システムバス100、CPU101、RAM102やROM103等の記憶装置、入力装置104、出力装置105、携帯電話通信網用通信装置106、無線LAN用通信装置107を備えている。CPU101やRAM102等の構成要素は、システムバス100を介して、互いに各種データやプログラムの命令等のやり取りを行っている。
上記CPU101は、上記記憶装置から所定のプログラムを読み込んで実行することにより、ネイティブ側の電話機プラットフォームの基本ソフトOS上で、音声通話機能や、アプリケーションソフト(以下「アプリケーション」という。)による各種機能を実現することができる。このアプリケーションによる機能としては、WEBブラウザ、メーラー、音楽再生、動画表示、外部装置とのデータ送受信、アドレス帳管理、スケジューラ、メモ帳等がある。
また、上記CPU101は、上記記憶装置から所定のプログラムを読み込んで実行することにより、上記ネイティブ側の電話機プラットフォームとは異なるアプリケーション実行環境を構築することができる。そして、このアプリケーション実行環境上で、携帯電話機にプリインストールされているアプリケーションや利用者がダウンロードして登録したアプリケーション等の各種アプリケーションを実行することができる。このアプリケーションとしては、プラットフォームに依存しないオブジェクト指向プログラミングによって開発されたJAVA(登録商標)、C++等のプログラム言語で記述されたアプリケーションや、C言語やアセンブリ言語で記述されたアプリケーションなどが挙げられる。また、これらのアプリケーション実行環境は、例えばJAVA(登録商標)の仮想マシン(VM:Virtual Machine)やBREW(登録商標)等のミドルウェアによって構築される。
上記ブラウザなどのコンテンツ取得のアプリケーションを起動してコンテンツを取得するときには、コンテンツ取得要求の送信に先立って、例えば起動中のアプリケーションから、携帯電話機ネイティブ側の電話機プラットフォームに、電話機プラットフォームAPI(Application Program Interface)として「通信接続要求API」が送信される。
上記入力装置104は、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)11、通話開始キー12、終話キー13、スクロールキー14、多機能キー15、マイク16等から構成されている。この入力装置104のテンキー11、通話開始キー12、終話キー13等により、利用者が操作可能な操作部が構成される。この操作部を操作することにより、利用者は、携帯電話機10に対してコンテンツ取得先のURL等のデータを入力したり、電話着信の際に通話の開始及び終了を行ったり、アプリケーションプログラムの選択、起動及び停止を行ったりすることができる。また、利用者は上記操作部を操作することにより、上記ダウンロードサーバ50から画像ファイル、音楽ファイル、アプリケーションプログラム等のコンテンツをダウンロードして登録することができる。また、利用者は上記操作部を操作することにより、登録した画像ファイルを展開して表示したり、音楽ファイルを展開して再生したり、アプリケーションプログラムを選択して実行したりすることができる。また、利用者は上記操作部を操作することにより、携帯電話通信網20の図示しない情報配信サーバから受信した情報を表示することもできる。
上記出力装置105は、表示手段である液晶ディスプレイ(LCD)17、スピーカ18、図示しない振動デバイス等から構成されている。上記液晶ディスプレイ(LCD)17やスピーカ18等からなる出力装置等で構成されている出力部は、携帯電話通信網20を介して受信したWebページを液晶ディスプレイ(LCD)17に表示したり、携帯電話通信網20から情報を着信した旨を利用者に知らせたりするときに用いられる。具体的には、その情報を着信すると、出力部の液晶ディスプレイ(LCD)17に着信報知画像を表示したり、スピーカ18から着信音を出力させたりする。また、この出力部は、上記ゲーム等のアプリケーションプログラムの実行中に、そのプログラム実行に関連した画像の表示や音の出力に用いたり、情報配信サーバから受信した情報を表示したりするときにも用いられる。なお、上記スピーカ18は、通話中の音声を聞くための受話器用スピーカ(レシーバ)と、着信音や音楽などを出力する外部出力用スピーカとを別々に設けて構成してもいいし、これらの受話器用スピーカ及び外部出力用スピーカを兼用するように一つのスピーカで構成してもよい。
上記出力装置105を構成する振動デバイスは、この振動デバイスは、マナーモード(サイレントモード)設定時などに音声電話を着信したりメールや各種配信情報を受信したりしたときに、携帯電話機10の全体を振動させ、その着信等を利用者に知らせるように制御することができる。また、この振動デバイスは、上記ゲーム等のアプリケーションプログラムの実行中に、そのプログラム実行に関連した振動を携帯電話機10の全体に発生させるように制御することができる。
上記携帯電話通信網用通信装置106は、変復調器、シンセサイザ、周波数変換器,高周波増幅器などにより構成され、携帯電話通信網20を介して他の携帯電話機や上述したサーバ11等と通信するときに用いられる。この携帯電話通信網用通信装置106は、携帯電話通信網20を介して他の携帯電話機とメールのやり取りを行ったり、携帯電話通信網20からゲートウェイサーバを介して、インターネット等の外部の通信ネットワークに接続し、インターネット上での電子メールのやり取り等を行ったりするための通信手段として用いられる。更に、この携帯電話通信網用通信装置106は、携帯電話通信網10を介して、ダウンロードサーバ50が提供するアプリケーションプログラムをダウンロードしたり、現在位置の位置情報を含む配信情報を受信したりする情報受信手段としても用いられる。また、携帯電話通信網用通信装置106は、携帯電話通信網20との間で前述の3G通信方式及びHSDPA通信方式を切り換えて通信可能に構成されている。この携帯電話機10と携帯電話通信網20との間の通信方式の切り換え、すなわち3G通信方式とHSDPA通信方式との切り換えは、例えば携帯電話通信網20側に設けられた所定のサーバによって行われる。
上記無線LAN用通信装置107は、無線LANモデム61との間で、IEEE802.11a等に準拠したWiFi通信方式等の所定の通信方式による近距離無線通信を行う装置である。例えば、WiFi通信方式の場合は、使用周波数帯:2.4GHz帯,5.2GHz帯,4.9/5.0GHz帯、変復調方式:DS−SS方式、符号化:OFDM方式、アクセス制御:CSMA/CA(自律分散制御)で、無線LANモデム61と通信する。3G通信方式又はHSDPA通信方式からWiFi通信方式への切り換えは、例えば、利用者が携帯電話機10を操作して所定の設定変更画面でWiFi設定をオンすることにより行うことができる。この利用者の操作により、携帯電話機10の無線LAN用通信装置107と無線LANモデム61との間で所定の「WiFi ISP認証」が行われ、WiFi接続が確立され、WiFi通信方式を用いたインターネット等の外部の通信ネットワークへのアクセスが可能になる。ここで、携帯電話機10における通常の通信方式としては3G通信方式又はHSDPA通信方式を用いるようにし、上記利用者の操作があった場合のみWiFi通信方式を用いることができるようにしてもよい。
図8は、本実施形態に係る携帯電話機10の主要な機能を抽出して示した機能ブロック図である。この携帯電話機10は、アプリケーション実行管理手段110とコンテンツ取得要求送信手段111とコンテンツ取得要求監視手段112と通信方式情報付加手段113とコンテンツ受信手段114とを備える。
上記アプリケーション実行管理手段110はCPU101やRAM102等で構成されている。このアプリケーションプログラム実行管理手段110は仮想マシンとも呼ばれ、図7のソフトウェア構造上において中央の「アプリケーションプログラム実行環境」に対応している。アプリケーションプログラム実行管理手段110は、オブジェクト指向プログラミングで開発されたアプリケーションに利用されるクラスライブラリ、実行環境管理ライブラリ、アプリケーション管理等のソフトウェアを提供し、アプリケーションの実行環境を管理する。ここで、アプリケーションは、クラスライブラリAPI(アプリケーションインターフェース)を介して上記プログラム実行環境内にある関数等のクラスライブラリを呼び出して使用できるようになっている。この関数等のクラスライブラリの呼び出しの履歴は、アプリケーションの仮想的な実行環境(仮想マシンVM)が終了するまで保持される。また、プログラム実行環境内の実行環境管理ライブラリは、電話機プラットフォームAPIを介して後述の電話機プラットフォーム内の電話機プラットフォームライブラリを呼び出して使用できるようになっている。
上記コンテンツ取得要求送信手段111は上記携帯電話通信網用通信装置106等で構成され、通信方式情報(例えば、3G,HSDPA,WiFi)が付加されたコンテンツ取得要求をダウンロードサーバ50に送信する。
上記コンテンツ取得要求監視手段112は、上記CPU101等で構成され、アプリケーション実行管理手段110で起動されたアプリケーションによるコンテンツ取得要求(例えば、HTTP要求)の送出を監視する。
また、上記通信方式情報付加手段113は上記CPU101等で構成され、WEBサーバ40やダウンロードサーバ50等のコンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求に、上記起動中のアプリケーションによるコンテンツ取得に用いられる通信方式情報(例えば、3G,HSDPA,WiFi)を付加する。この通信方式情報は、例えばコンテンツ取得要求のヘッダーに予め定義された所定フィールドに書き込むことにより付加することができる。また、上記通信方式情報は、例えば、電話機プラットフォームで起動している基本ソフトOSから取得可能なステータス情報や、携帯電話通信網20との間のIP接続シーケンスで送受信される接続情報などで判定することができる。
上記コンテンツ取得要求監視手段112によるコンテンツ取得要求の送信の監視と、通信方式情報付加手段113による通信方式の情報の付加は、上記アプリケーションとは別に起動される監視プログラムによって実行される。この監視プログラムは、例えば図7に示す電話機プラットフォーム又はアプリケーションプログラム実行環境上で起動される。
上記コンテンツ受信手段114は上記携帯電話通信網用通信装置106等で構成され、上記コンテンツ取得要求に対し、そのコンテンツ取得要求の送信の際に付加した通信方式でダウンロードサーバ50から送信された画像、音楽、アプリケーションプログラムなどのコンテンツを含むコンテンツ取得応答(例えば、HTTP応答)を受信する。
図9は、携帯電話機10でブラウザ等のアプリケーションを起動し、ダウンロードサーバ50からHTTPを使ってコンテンツをダウンロードするときの手順の一例を示すシーケンス図である。この図9の例は、ダウンロードサーバ50がコンテンツ取得要求としてのHTTP要求のヘッダーに書き込まれている通信方式情報に基づいて送信対象のコンテンツを決定する場合について示している。
まず、利用者は、携帯電話機10を操作してブラウザ等のアプリケーションを起動する(ステップS1)。次に、利用者は、WEBサーバ40にアクセスして取得したコンテンツ提供のWEBページを表示し、コンテンツリストにある所望のコンテンツタイトルを選択するキー操作を行う。携帯電話機10は、このキー操作を受付けると、送信対象のHTTP要求(GET)の所定のヘッダー・フィールドに、HTTP要求の送信の際に用いる通信方式の情報を判定して書き込む(ステップS2〜S4)。次に、携帯電話機10は、上記通信方式情報を書き込んだHTTP要求をダウンロードサーバ50に送信する(ステップS5、S6)。
ダウンロードサーバ50は、中継サーバ(プロキシサーバ26)を介してHTTP要求を受信すると、そのHTTP要求に書き込まれている通信方式情報(例えば、3G,HSDPA,WiFi)を読み出す(ステップS7)。
次に、ダウンロードサーバ50は、上記読み出した通信方式情報に基づいて、携帯電話機10からのHTTP要求で指定されたコンテンツタイトルやコンテンツIDに対応した複数のコンテンツから、使用接続中の通信方式に好適なコンテンツを送信対象のコンテンツとして決定する(ステップS8)。例えば、上記読み出した通信方式が「HSDPA」通信方式の場合には、そのHSDPA通信方式に好適なサイズのコンテンツを、上記送信対象のコンテンツとして決定する。なお、通信方式情報が「3G」通信方式の場合は、データ転送容量がHSDPA通信方式よりも小さいため、HSDPA通信方式の場合よりもサイズが小さなコンテンツを、上記送信対象のコンテンツとして決定する。また、通信方式情報が「WiFi」通信方式の場合は、データ転送容量がHSDPA通信方式よりも大きいため、HSDPA通信方式の場合よりもサイズが大きなコンテンツを、上記送信対象のコンテンツとして決定する。
なお、上記サイズが大きなコンテンツ及び上記サイズが小さなコンテンツとしては、次のようなコンテンツが挙げられる。例えば、コンテンツ取得要求に対応するコンテンツが音楽や映像等である場合、サイズが大きなコンテンツは、高ビットレートを有する高画質・高音質のコンテンツであり、サイズが小さなコンテンツは、低ビットレートを有する低画質・低音質のコンテンツである。また、コンテンツ取得要求に対応するコンテンツが映画等である場合、サイズが大きなコンテンツは完全版の映画等のコンテンツであり、サイズの小さなコンテンツはダイジェスト(抜粋)版の映画等のコンテンツである。
次に、ダウンロードサーバ50は、上記ベアラ情報に基づいて決定したコンテンツをコンテンツデータベースから読み出し、読み出したコンテンツデータを含むHTTP応答を携帯電話機10に送信する(ステップS9〜S11)。
携帯電話機10は、上記HTTP応答を受信すると、そのHTTP応答に含まれるコンテンツを出力したり保存したりすることができる(ステップS12)。
図10は、携帯電話機10における通信方式の判定手順及び通信方式情報の付加手順の一例を示すフローチャートである。携帯電話機10で起動された監視プログラムは、電話機プラットフォームで起動している基本ソフトOSから取得可能なステータス情報などに基づいて、WiFi通信方式か、WーCDMAベアラを用いる通信方式かが判定される(ステップS1)。ここで、WiFi通信方式と判定した場合には、HTTP要求のヘッダーへの情報付加に用いられる通信方式のパラメータの値が「WiFi」になる(ステップS2)。
一方、WーCDMAベアラを用いる通信方式と判定した場合は、例えば図11に例示する携帯電話通信網20との間のIP接続シーケンスで送受信される接続情報に基づいて、3G通信方式か、HSDPA通信方式かが判定される(ステップS4)。上記判定に用いる接続情報としては、例えば上記IP接続シーケンスで基地局のRNCから携帯電話機10に送信される「RAB Setup」のデータを用いることができる。ここで、3G通信方式と判定した場合には上記通信方式のパラメータの値が「3G」になり(ステップS4)、HSDPA通信方式と判定した場合には上記通信方式のパラメータの値が「HSDPA」になる(ステップS5)。
次に、携帯電話機10で起動された監視プログラムは、上記から送出されるアプリケーション実行管理手段110で構築されているアプリケーションプログラム実行環境から電話機プラットフォームに送出される通信接続APIを監視する(ステップS6)。アプリケーションプログラム実行環境上で起動中のブラウザなどのアプリケーションでコンテンツ取得を行うときに、HTTP要求を送信するための通信接続APIがアプリケーションプログラム実行環境から電話機プラットフォームに送出される。この通信接続APIを検知した監視プログラムは、送信対象のHTTP要求のヘッダーに、上記通信方式のパラメータの値(「3G」,「HSDPA」,又は「WiFi」)が通信方式情報として書き込まれる(ステップS7)。この通信方式情報が書き込まれたHTTP要求が、プロキシサーバ26等の中継サーバを介して、ダウンロードサーバ50等のコンテンツ提供サーバに送信される。
以上、本実施形態によれば、コンテンツ取得に用いる通信方式を複数種類の通信方式(例えば、3G,HSDPA,WiFi)から任意に選択して用いることができる携帯電話機10において、その携帯電話機10で起動したアプリケーションによるコンテンツ取得要求の送信を監視し、そのコンテンツ取得要求が送信される際に、上記アプリケーションによるコンテンツ取得に用いられる通信方式の情報を、コンテンツ取得要求に付加している。このコンテンツ取得要求を受信したダウンロードサーバ50等のコンテンツ提供サーバは、コンテンツ取得要求に付加された通信方式情報を取得することができる。そして、このコンテンツ提供サーバは、上記取得した通信方式の情報に基づいて、携帯電話機10に送信されるコンテンツの決定又は調整を行い、決定又は調整を行ったコンテンツを含むコンテンツ取得応答を携帯電話機10に送信できる。従って、携帯電話機10は、コンテンツ取得に用いる通信方式に応じたコンテンツを受信することができる。しかも、上記コンテンツ取得要求に付加する通信方式の情報は、従来の通信速度の情報とは異なり、個別の検知制御を実行することなく特定することができるので、かかる検知制御を実行する必要がない。
なお、上記実施形態では、コンテンツ提供サーバがHTTP要求から読み出した通信方式情報に基づいて携帯電話機10に送信するコンテンツを決定しているが、プロキシサーバ26などの中継サーバがHTTP要求やHTTP応答から読み出した通信方式情報に基づいて携帯電話機10に送信するコンテンツを調整するようにしてもよい。
図12は、中継サーバ(プロキシサーバ26)が通信方式情報に基づいてコンテンツを調整する場合のコンテンツダウンロード手順の一例を示すシーケンス図である。なお、前述の図9と共通する部分については説明を省略する。この例において、中継サーバは、携帯電話機10からHTTP要求を受信すると、そのHTTP要求から通信方式情報を読み出してメモリ等のデータ記憶部に一旦保存し(ステップS6)、HTTP要求をダウンロードサーバ50に転送する(ステップS7)。次に、ダウンロードサーバ50は、HTTP要求で指定されたコンテンツタイトルやコンテンツIDに対応したコンテンツをコンテンツデータベースから読み出し、読み出したコンテンツデータを含むHTTP応答を携帯電話機10に向けて送信する(ステップS8,S9)。次に、中継サーバは、ダウンロードサーバ50からHTTP応答を受信すると、そのHTTP応答に含まれるコンテンツを、上記HTTP要求から読み出した通信方式情報に基づいて調整する(ステップS10)。例えば、ダウンロードサーバ50から中継サーバへは、「WiFi」通信方式に合わせてデータサイズが大きなリッチなコンテンツを送信し、上記HTTP要求から読み出した通信方式情報が「WiFi」通信方式の場合には、そのサイズのままコンテンツを転送する。そして、上記HTTP要求から読み出した通信方式情報が「HSDPA」通信方式の場合には、そのHSDPA通信方式に好適なサイズが小さいコンテンツに調整する。また、通信方式情報が「3G」通信方式の場合には、その3G通信方式に好適なサイズがさらに小さいコンテンツに調整する。中継サーバは、上記調整後のコンテンツを含むHTTP応答を携帯電話機10に転送する(ステップS11)。この例の場合も、携帯電話機10は、コンテンツ取得に用いる通信方式に応じたコンテンツを受信することができる。
図13は、中継サーバ(プロキシサーバ26)が通信方式情報に基づいてコンテンツを調整する場合のコンテンツダウンロード手順の他の例を示すシーケンス図である。なお、前述の図9と共通する部分については説明を省略する。この例において、ダウンロードサーバ50は、中継サーバを介して携帯電話機10からHTTP要求を受信すると、そのHTTP要求から通信方式情報を読み出すとともに、HTTP要求で指定されたコンテンツタイトルやコンテンツIDに対応したコンテンツをコンテンツデータベースから読み出す(ステップS7,S8)。次に、ダウンロードサーバ50は、読み出したコンテンツデータを含むHTTP応答のヘッダーに、上記HTTP要求から読み出した通信方式情報を書き込み、そのHTTP応答を携帯電話機10に向けて送信する(ステップS9,S10)。次に、中継サーバは、ダウンロードサーバ50からHTTP応答を受信すると、そのHTTP応答に含まれるコンテンツを、そのHTTP応答から読み出した通信方式情報に基づいて調整する(ステップS11,S12)。例えば、ダウンロードサーバ50から中継サーバへは、「WiFi」通信方式に合わせてデータサイズが大きなリッチなコンテンツを送信し、上記HTTP応答から読み出した通信方式情報が「WiFi」通信方式の場合には、そのサイズのままコンテンツを転送する。そして、上記HTTP応答から読み出した通信方式情報が「HSDPA」通信方式の場合には、そのHSDPA通信方式に好適なサイズが小さいコンテンツに調整する。また、通信方式情報が「3G」通信方式の場合には、その3G通信方式に好適なサイズがさらに小さいコンテンツに調整する。中継サーバは、上記調整後のコンテンツを含むHTTP応答を携帯電話機10に転送する(ステップS13)。この例の場合も、携帯電話機10は、コンテンツ取得に用いる通信方式に応じたコンテンツを受信することができる。
本発明の実施形態に係る通信システム全体の概略構成の一例を示す説明図。 ダウンロードサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 プロキシサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 ダウンロードサーバの主要な機能を抽出して示した機能ブロック図。 携帯電話機の一構成例を示す外観図。 携帯電話機のハードウェア構成の一例を示す概略構成図。 携帯電話機におけるソフトウェア構造の一例を示す説明図。 携帯電話機の主要な機能を抽出して示した機能ブロック図。 携帯電話機でブラウザ等のアプリケーションを起動し、ダウンロードサーバからHTTPを使ってコンテンツをダウンロードするときの手順の一例を示すシーケンス図。 携帯電話機における通信方式の判定手順及び通信方式情報の付加手順の一例を示すフローチャート。 携帯電話機における携帯電話通信網との間のIP接続シーケンスの一例を示すシーケンス図。 他の実施形態に係るコンテンツダウンロード手順の一例を示すシーケンス図。 更に他の実施形態に係るコンテンツダウンロード手順の一例を示すシーケンス図。
符号の説明
10 携帯電話機
20 携帯電話通信網
26 プロキシサーバ
30 インターネット
40 WEBサーバ
50 ダウンロードサーバ
60 ISPの通信網
61 無線LANのモデム

Claims (11)

  1. 複数種類の通信方式から任意の通信方式を選択して通信可能に構成され、コンテンツ取得のアプリケーションプログラムを起動し、前記複数種類の通信方式から選択された通信方式を用いて通信ネットワークを介してコンテンツ提供サーバにコンテンツ取得要求を送信することにより、該コンテンツ取得要求で指定したコンテンツを、前記選択された通信方式を用いて通信ネットワークを介して該コンテンツ提供サーバから取得する移動体通信端末であって、
    当該移動体通信端末で起動した前記アプリケーションプログラムによるコンテンツ取得要求の送信を監視する監視手段と、
    前記コンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求に、前記アプリケーションプログラムによるコンテンツ取得に用いられる通信方式の情報を付加する通信方式情報付加手段と、
    を備えたことを特徴とする移動体通信端末。
  2. 請求項1の移動体通信端末において、
    前記監視手段によるコンテンツ取得要求の送信の監視と前記通信方式情報付加手段による通信方式の情報の付加は、前記アプリケーションプログラムとは別に起動される監視プログラムによって実行されることを特徴とする移動体通信端末。
  3. 請求項1又は2の移動体通信端末において、
    前記通信方式は、前記アプリケーションプログラムを起動して前記コンテンツ提供サーバとの間の接続を確立するシーケンスに基づいて特定されることを特徴とする移動体通信端末。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの移動体通信端末において、
    前記コンテンツ取得要求の送信は、前記アプリケーションプログラムが用いる通信要求API(Application Program Interface)の有無で監視されることを特徴とする移動体通信端末。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの移動体通信端末において、
    前記複数種類の通信方式は、データ転送容量が互いに異なる複数種類の移動体通信方式を含むことを特徴とする移動体通信端末。
  6. 請求項5の移動体通信端末において、
    前記複数種類の通信方式は、無線LAN用のアクセスポイントとの間で接続を確立して通信を行う無線LAN通信方式を更に含むことを特徴とする移動体通信端末。
  7. 移動体通信端末から通信ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求と、該コンテンツ提供サーバから通信ネットワークを介して該移動体通信端末に送信される該コンテンツ取得要求で指定されたコンテンツを含むコンテンツ取得応答とを中継するサーバであって、
    前記移動体通信端末から通信ネットワークを介して前記コンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求を監視し、該コンテンツ取得要求に付加されている通信方式の情報を取得する通信方式情報取得手段と、
    前記コンテンツ取得要求に応じて前記コンテンツ提供サーバから通信ネットワークを介して前記移動体通信端末に送信されるコンテンツのデータサイズを、前記通信方式情報取得手段で取得した通信方式の情報に基づいて調整し、該調整後のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を前記移動体通信端末に転送するコンテンツ中継手段と、
    を備えたことを特徴とするサーバ。
  8. 移動体通信端末から通信ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに送信されるコンテンツ取得要求と、該コンテンツ提供サーバから通信ネットワークを介して該移動体通信端末に送信される該コンテンツ取得要求で指定されたコンテンツを含むコンテンツ取得応答とを中継するサーバであって、
    前記コンテンツ提供サーバから通信ネットワークを介して前記移動体通信端末に送信されるコンテンツ取得応答を監視し、該コンテンツ取得応答に付加されている通信方式の情報を取得する通信方式情報取得手段と、
    前記コンテンツ取得応答に含まれるコンテンツのデータサイズを、前記通信方式情報取得手段で取得した通信方式の情報に基づいて調整し、該調整後のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を前記移動体通信端末に転送するコンテンツ中継手段と、
    を備えたことを特徴とするサーバ。
  9. 移動体通信端末から通信ネットワークを介して受信したコンテンツ取得要求に応じて該コンテンツ取得要求で指定されたコンテンツを含むコンテンツ取得応答を通信ネットワークを介して該移動体通信端末に送信するサーバであって、
    前記移動体通信端末から通信ネットワークを介して受信したコンテンツ取得要求に付加されている通信方式の情報を取得する通信方式情報取得手段と、
    前記コンテンツ取得要求に応じて前記移動体通信端末に送信されるコンテンツのデータサイズを、前記通信方式情報取得手段で取得した通信方式の情報に基づいて決定し、該調整後のコンテンツを含むコンテンツ取得応答を前記移動体通信端末に送信するコンテンツ送信手段と、
    を備えたことを特徴とするサーバ。
  10. 請求項7乃至9のいずれかのサーバにおいて、
    前記複数種類の通信方式は、データ転送容量が互いに異なる複数種類の移動体通信方式を含むことを特徴とするサーバ。
  11. 請求項10のサーバにおいて、
    前記複数種類の通信方式は、無線LAN用のアクセスポイントとの間で接続を確立して通信を行う無線LAN通信方式を含むことを特徴とするサーバ。
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