JP2013211632A - 携帯通信端末、通信プログラム、及び情報通信システム - Google Patents

携帯通信端末、通信プログラム、及び情報通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】通信回線によって通信速度がそれぞれ異なる。一般に、携帯電話回線の通信速度は、無線LANの通信速度より劣る。このため、携帯電話回線を介して複数の拡張歌詞トラックをまとめて取得する携帯通信端末は、必要な表示態様の拡張歌詞トラックを取得するために時間がかかり、再生実行までに比較的長い待ち時間がユーザに発生するおそれがある。
【解決手段】複数種類の通信回線を用いて情報を取得可能な場合に、携帯電話回線により通信を行うときは、無線LANにより通信を行うときより少ない情報を、サーバから取得する携帯通信端末、通信プログラム、及び情報通信システムを提供する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、移動体通信システムで用いられる通信回線を介して、複数種類の情報を管理するサーバから、情報を取得する携帯通信端末に関する。通信回線の通信速度は、その通信回線の種類により異なる。例えば、無線LAN通信と携帯電話回線の通信とでは、通信速度は異なる。特に、本発明は、通信速度が異なる複数種類の通信回線を使用可能なとき、使用する通信回線の種類に応じて異なる情報量を、サーバから取得することにより、複数種類の通信回線のうち、通信速度が遅い種類の回線を使用するときであっても、必要な情報を迅速に取得することを可能にする携帯通信端末、通信プログラム、及び情報通信システムに関する。
従来、インターネットを介してカラオケ曲の歌詞テロップを取得し、カラオケ曲の演奏時に、その取得した歌詞テロップを表示画面に表示するカラオケ装置がある。カラオケ装置は、カラオケ曲に対応する複数種類の歌詞テロップのデータを取得すると、複数の表示態様で歌詞テロップを表示することが可能である。例えば、特許文献1に記載のカラオケ装置は、楽曲データと、歌詞テロップを種々の表示態様に切り換えるための拡張データとを、各データを蓄積するセンタからダウンロードする。拡張データは、例えば、歌詞の表示フォントやルビのフォントの表示態様が異なる複数の拡張歌詞トラックで構成される。拡張データをダウンロードしたカラオケ装置は、楽曲データに従うカラオケ曲の演奏中に、リモコンに設けられる歌詞変更ボタンがユーザにより押下されると、表示画面に表示させるカラオケ曲の歌詞の表示態様を変更する。
特開2006−276715号公報
近年では、カラオケ店舗に設置されるカラオケ装置と同様のカラオケ機能が、携帯電話、スマートフォンやタブレット端末などの携帯通信端末で実現されている。携帯通信端末は、無線LAN及び携帯電話回線などの種類が異なる複数の通信回線を、選択的に切り換えて通信をすることが可能である。例えば、携帯通信端末は、カラオケ機能を使用するとき、無線LANまたは携帯電話回線の通信により、カラオケ楽曲の再生にあわせて表示画面に表示する歌詞を、サーバから取得する。
しかしながら、通信速度は、通信回線の種類によってそれぞれ異なる。複数種類の通信回線のうち、通信速度が遅い種類の回線を使用するとき、必要な情報を迅速に取得することができない。一般に、携帯電話回線の通信速度は、無線LANの通信速度より遅い。携帯通信端末が、携帯電話回線を使用して、特許文献1に記載のカラオケ装置のように、表示態様が異なる複数の拡張歌詞トラックを構成する拡張データを取得すると、複数の拡張歌詞トラックのうち、特定の拡張歌詞トラックのみが必要な場合であっても、拡張データがまとめて取得される。このため、携帯電話回線を介して拡張歌詞トラックを取得する携帯通信端末は、複数の拡張歌詞トラック分のデータ量を、拡張データとしてまとめて取得する必要があるため、必要な表示態様の拡張歌詞トラックを取得するために時間がかかり、再生実行までに比較的長い待ち時間がユーザに発生するおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、複数種類の通信回線を用いて情報を取得可能な場合に、利用する通信回線の種類を判断し、取得する情報量を異ならせる携帯通信端末を提供することである。特に、携帯電話回線により通信を行うときは、無線LANにより通信を行うときより少ない情報を、サーバから取得する携帯通信端末、通信プログラム、及び情報通信システムを提供する。
請求項1記載の携帯通信端末は、サーバから、移動体通信システムの通信回線を利用して、情報を受信する携帯通信端末であって、前記通信回線が、携帯電話回線または無線LAN通信回線のいずれの通信回線であるかを判断する回線判断部と、特定のコンテンツについて情報を要求する情報要求を前記サーバに送信する要求部と、前記特定のコンテンツに対応付けられる表現形式の種類に応じて情報量が異なる複数種類の情報のうちで、前記要求部が送信する情報要求に従って要求する種類の情報を、前記回線判断部の判断結果に応じて、決定する決定部と、前記決定部が決定した種類の情報を、前記サーバから受信する受信部と、を備え、前記決定部は、前記回線判断部により、前記通信回線が無線LAN通信回線であると判断された結果に応じて決定する情報の種類の数より、前記回線判断部により、前記通信回線が携帯電話回線であると判断された結果に応じて決定する情報の種類の数を少なくすることを特徴とする。
請求項2記載の携帯通信端末は、前記サーバに記憶される複数種類の情報は、前記各コンテンツに対応付けて、前記携帯通信端末の表示部に表示させる表示形式が異なる複数種類の表示情報であり、前記決定部は、前記回線判断部により、前記通信回線が携帯電話回線であると判断されたとき、前記特定のコンテンツに対応付けられる複数種類の前記表示情報のうちで情報量が大きい種類の情報を除いて、前記複数種類の情報より少ない数の種類の情報を決定することを特徴とする。
請求項3記載の携帯通信端末は、前記サーバに記憶される複数種類の情報は、前記各コンテンツに対応付けて、前記携帯通信端末の表示部に表示させる表示形式が異なる複数種類の表示情報であり、前記決定部は、前記特定のコンテンツに対応付けられる複数種類の前記表示情報のうち、表示された回数が多い種類の情報の優先順位を高く定め、前記回線判断部により、前記通信回線が携帯電話回線であると判断されたとき、優先順位が高く定められる表示された回数が多い表示情報を、前記複数種類の情報より少ない数の種類の情報に決定することを特徴とする。
請求項4記載の携帯通信端末は、前記サーバから受信する情報を表示部に表示させる表示制御部と、前記複数種類の情報のうちで、前記表示部に表示する情報の種類を指定する指定部と、を備え、前記複数種類の情報は、前記携帯通信端末の表示部に表示する歌詞の表示形式が異なる複数種類の表示情報であり、前記決定部は、前記回線判断部により、前記通信回線が携帯電話回線であると判断されたとき、前記指定部により表示部に表示すると指定された種類の情報を含む、前記複数種類の情報より少ない数の種類の情報を決定することを特徴とする。
請求項5記載の携帯通信端末は、前記各コンテンツに対応付けた複数種類の情報は、前記携帯通信端末の表示部に表示させる表示形式の種類に応じて情報量が異なる表示情報であり、前記回線判断部により、前記通信回線が携帯電話回線であると判断されたとき、前記携帯電話回線により、所定の期間に通信された通信量が、前記所定の期間の所定の閾値より多いか否かを判断する通信量判断部と、前記通信量判断部により、所定の閾値より多いと判断されたとき、前記要求部が送信する情報要求に従って要求する情報の種類の数を、前記所定の期間の通信量が多いと判断された前記閾値に応じて制限する制限部と、を備え、前記受信部は、前記制限部により前記所定の期間の通信量に応じて制限された数の種類の情報を、前記サーバから受信することを特徴とする。
請求項6記載の通信プログラムは、サーバから、移動体通信システムの通信回線を利用して、情報を受信する携帯通信端末に用いられる通信プログラムであって、前記通信回線が、携帯電話回線または無線LAN通信回線のいずれの通信回線であるかを判断する回線判断ステップと、特定のコンテンツについて情報を要求する情報要求を前記サーバに送信する要求ステップと、前記特定のコンテンツに対応付けられる表現形式の種類に応じて情報量が異なる複数種類の情報のうちで、前記要求ステップが送信する情報要求に従って要求する種類の情報を、前記回線判断ステップの判断結果に応じて、決定する決定ステップと、前記決定ステップが決定した種類の情報を、前記サーバから受信する受信ステップと、を備え、前記決定ステップは、前記回線判断ステップにより、前記通信回線が無線LAN通信回線であると判断された結果に応じて決定する情報の種類の数より、前記回線判断ステップにより、前記通信回線が携帯電話回線であると判断された結果に応じて決定する情報の種類の数を少なくすることを特徴とする。
請求項7記載の情報通信システムは、サーバと、移動体通信システムの通信回線を利用して、前記サーバから情報を受信する携帯通信端末とからなる情報通信システムであって、前記携帯通信端末は、特定のコンテンツについて情報を要求する情報要求を前記サーバに送信する要求部と、前記要求部が送信した情報要求に従って前記サーバが送信する種類の情報を受信する受信部と、を有し、前記通信回線が、携帯電話回線または無線LAN通信回線のいずれの通信回線であるかを判断する回線判断部と、前記特定のコンテンツに対応付けられる表現形式の種類に応じて情報量が異なる複数種類の情報のうちで、前記要求部が送信する情報要求に従って要求する種類の情報を、前記回線判断部の判断結果に応じて、決定する決定部と、を備え、前記決定部は、前記回線判断部により、前記通信回線が無線LAN通信回線であると判断された結果に応じて決定する情報の種類の数より、前記回線判断部により、前記通信回線が携帯電話回線であると判断された結果に応じて決定する情報の種類の数を少なくすることを特徴とする。
請求項8記載の情報通信システムは、前記サーバは、前記各コンテンツに対応する複数種類の情報の各々について、過去にサーバが前記携帯通信端末に送信した回数を記憶しており、前記決定部は、前記複数種類の情報の各々について送信された前記回数が多い種類の情報を、前記要求部が送信する情報要求に従って要求する種類の情報と決定することを特徴とする。
請求項1記載の携帯通信端末によれば、決定部により、通信回線が携帯電話回線であると判断された結果に応じてサーバから受信する情報の種類の数が、通信回線が無線LAN通信回線であると判断された結果に応じてサーバから受信する情報の種類の数より、少なく決定される。これにより、携帯通信端末は、携帯電話回線を利用してサーバから情報を受信するとき、無線LAN通信回線を利用する場合に比べ、携帯電話回線により受信する情報の数を抑えて、特定のコンテンツについての情報を取得することができる。この結果、携帯通信端末のユーザにとって、サーバから情報を取得するときの待ち時間が短縮される。
請求項2記載の携帯通信端末によれば、決定部により、通信回線が携帯電話回線であると判断されたときにサーバから受信する情報は、複数種類の情報のうちで情報量が大きい種類の情報を除いて、通信回線が無線LAN通信回線であると判断された結果に応じて決定するときの情報より少ない種類の情報が、決定される。携帯通信端末は、携帯電話回線を利用してサーバから情報を受信するとき、情報量が大きい種類の情報を受信しないことにより、携帯電話回線により大きい情報量の情報を受信せずに、特定のコンテンツについての情報を取得することができる。この結果、携帯通信端末のユーザにとって、サーバから情報を取得するときの待ち時間が一層短縮される。
請求項3記載の携帯通信端末によれば、決定部は、通信回線が携帯電話回線であると判断されたとき、複数種類の表示情報のうち、表示された回数が多い表示情報を受信する情報と決定することにより、優先順位が高く定められる種類の表示情報が決定され、受信部が受信する。これにより、携帯通信端末は、携帯電話回線を利用して受信する情報の種類の数が、無線LAN通信回線により受信する情報の種類の数より少ないときであっても、表示された回数が多い表示形式の情報を含む情報を受信するため、表示された回数が多い表示情報を表示部に表示させることができる。この結果、携帯通信端末のユーザにとって、サーバから情報を取得するときの待ち時間が短縮されるとともに、好みの表示形式の情報が優先して表示される。
請求項4記載の携帯通信端末によれば、決定部は、通信回線が携帯電話回線であると判断されたとき、指定部により指定された種類の情報を、通信回線が無線LAN通信回線であると判断された結果に応じて決定する情報の種類の数より少ない情報と決定する。これにより、携帯通信端末は、携帯電話回線により受信する情報が、無線LAN通信回線により受信する情報の種類の数より少ない情報であっても、指定された種類についての情報は含まれるため、指定された表示情報を確実に表示部に表示させることができる。この結果、携帯通信端末のユーザにとって必要とする指定された種類の情報を確実に取得して表示させることができる。
請求項5記載の携帯通信端末によれば、通信回線が携帯電話回線であると判断されたとき、所定の期間の通信量に応じて制限された種類の数の情報をサーバから受信する。これにより、携帯通信端末は、通信回線が携帯電話回線であると判断されたときは、無線LAN通信回線を利用する場合に比べ、所定の期間の通信量が所定の閾値より多いか否かに応じて、受信する情報の種類の数を抑えて受信することができる。この結果、携帯電話回線の通信状況が良くない場合でも、携帯通信端末のユーザにとって、サーバから情報を取得するときの待ち時間が短縮される。
請求項6記載の通信プログラムによれば、決定ステップにより、通信回線が携帯電話回線であると判断された結果に応じてサーバから受信する情報の種類の数が、通信回線が無線LAN通信回線であると判断された結果に応じてサーバから受信する情報の種類の数より、少なく決定される。これにより、通信プログラムを用いる携帯通信端末は、携帯電話回線を利用してサーバから情報を受信するとき、無線LAN通信回線を利用する場合に比べ、携帯電話回線により受信する情報の種類を抑えて、特定のコンテンツについての情報を取得することができる。この結果、携帯通信端末のユーザにとって、サーバから情報を取得するときの待ち時間が短縮される。
請求項7記載の情報通信システムによれば、決定部により、通信回線が携帯電話回線であると判断された結果に応じてサーバから受信する情報の種類の数が、通信回線が無線LAN通信回線であると判断された結果に応じてサーバから受信する情報の種類の数より、少なく決定される。これにより、情報通信システムを構成する携帯通信端末は、携帯電話回線を利用してサーバから情報を受信するとき、無線LAN通信回線を利用する場合に比べ、携帯電話回線により受信する情報の種類を抑えて、特定のコンテンツについての情報を取得することができる。この結果、携帯通信端末のユーザにとって、サーバから情報を取得するときの待ち時間が短縮される。
請求項8記載の情報通信システムによれば、決定部は、複数種類の情報のうち、サーバが記憶する携帯通信端末に過去に送信した回数が多い種類の情報をサーバへ要求する情報と決定する。これにより、携帯通信端末は、サーバが送信した回数が多い情報を取得することができ、ユーザは、携帯電話回線により受信する情報が、無線LAN通信回線により受信する情報の種類の数より少ない情報であっても、過去に多く利用された種類の情報を受信することができる。この結果、携帯通信端末のユーザが過去に頻繁に要求した種類の情報を確実に取得して表示させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る歌詞取得システム1の全体構成を示すシステム構成図である。 通信装置20のディスプレイ21の表示例を示す説明図である。 歌詞取得システム1の通信装置20及び歌詞管理サーバ50の電気的構成を示すブロック図である。 通信装置20の記憶内容を示す説明図である。 歌詞管理サーバ50の記憶内容を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信装置20が実行する楽曲再生表示プログラムのメイン処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る通信装置20が実行する楽曲再生表示プログラムの歌詞限定取得処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る歌詞取得システム1の通信装置20が実行する楽曲再生表示プログラムのメイン処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る歌詞取得システム1の歌詞管理サーバ50が実行する歌詞送信プログラムのメイン処理を示すフローチャートである。
[第1の実施形態]
以下、本発明の携帯通信端末を、歌詞取得システムの通信装置に適用した第1の実施形態について説明する。歌詞取得システムにおいては、通信装置と、歌詞管理サーバとが、複数種類のネットワークを介して接続されている。通信装置と歌詞管理サーバとがネットワークにより接続され、歌詞取得システムが構築されている。通信装置は、通信機能を備え、再生される楽曲の歌詞を歌詞管理サーバから取得し、ディスプレイに表示する装置であり、例えば、スマートフォンやタブレット端末などの携帯端末である。歌詞が取得される楽曲は、ユーザにより指示されて再生される楽曲、またはプレイリストの定められた再生順序に従って再生される楽曲である。歌詞管理サーバは、多数の楽曲に対応する多数の歌詞を記憶し、その多数の歌詞のうちの特定の歌詞を取得するための歌詞取得要求を通信装置から受信し、その歌詞取得要求に応じて、特定の歌詞を通信装置に送信する装置である。歌詞管理サーバは、著作権で保護された歌詞などの情報を提供するサービス提供業者が管理するサーバである。以下、本実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態の構成]
(歌詞取得システムの全体構成)
図1は、本実施形態の歌詞取得システム1の全体構成を示すシステム構成図である。歌詞取得システム1は、通信装置20A、20Bなどの通信装置20と、歌詞管理サーバ50とを備える。なお、通信装置20A、20Bなどの通信装置を総称して記載する場合には、通信装置20と記載する。通信装置20は、ネットワークを介して歌詞管理サーバ50に接続されており、その歌詞管理サーバ50との間で情報を送受信する。本実施形態の移動体通信システムを構築するネットワークでは、少なくとも携帯電話回線100と、無線LAN通信回線300との2種類の通信回線が使用可能である。携帯電話回線100は、例えば、第3世代移動通信システム(3G)、LTE(Long Term Evolution)などの携帯電話の通信システムである。無線LAN通信回線300は、例えば、Wi−Fi、WiMAX、赤外線通信などの高速無線通信システムである。一般に、携帯電話回線100の通信速度は、無線LAN通信回線300の通信速度より遅い。図1は、通信装置20Aが、携帯電話回線100に接続され、通信装置20Bが、無線LAN通信回線300に接続された状態を示す。通信装置20Aは、無線LAN通信回線300と接続可能に構成されるが、実際には接続されていない。通信装置20Bは、携帯電話回線100と接続可能に構成されるが、実際には接続されていない。
通信装置20が、この2種類の通信回線を使用可能であるときに、使用する通信回線を選択する方法として、自動または手動で選択する方法がある。詳細には、通信装置20が接続可能な通信回線を自動で判断して選択する方法と、通信装置20のユーザが、使用する通信回線の種類を手動で選択する方法とがある。通信装置20が自動で使用する通信回線を選択する場合は、通信装置20は、携帯電話回線より通信速度が速い無線LAN通信回線が使用可能であるとき、携帯電話回線から、自動で切り換えて無線LAN通信回線に接続する。一方、通信回線の種類を手動で切り換えられる方法では、ユーザが、タッチパネル式のディスプレイ21を押下することにより、携帯電話回線と、無線LAN通信回線との間で使用する通信回線の種類を切り換える。
歌詞管理サーバ50は、楽曲の歌詞を、通信装置20のディスプレイ21に表示させるため、多数の楽曲に対応する歌詞データを記憶している。複数種類の歌詞データは、各楽曲について存在し、ディスプレイ21に歌詞を表示させる表示態様が、歌詞データの種類ごとに異なる。通信装置20は、再生する楽曲の歌詞を表示するための歌詞データを、歌詞管理サーバ50から取得する。
図2の(A)〜図2の(E)は、通信装置20のディスプレイ21に表示される表示内容の一例を示す図である。図2の(A)及び図2の(B)は、通信装置20のディスプレイ21に、通信装置20の通信に関する状態を示す累積通信量と、使用する通信回線を示す携帯電話回線または無線LAN通信回線の設定種別とが表示された状態を示す。図2の(A)に示す通信装置20Aは、携帯電話回線100に接続されている。図2の(B)に示す通信装置20Bは、無線LAN通信回線300に接続されている。通信回線の種類を手動で切り換える場合は、ユーザは、図2の(A)及び図2の(B)に示すタッチパネル式のディスプレイ21の無線LAN設定領域21aをタッチすることにより、ONまたはOFFに通信回線の種類の設定を切り換える。
図2の(C)は、通信装置20において、歌詞が取得される楽曲をユーザが選択するときの再生楽曲選択画面の一例を示す図である。図2の(D)及び図2の(E)は、再生される楽曲の歌詞が、歌詞管理サーバ50から取得され、表示されるディスプレイ21の表示態様の一例を示す図である。例えば、通信装置20は、図2の(C)に示すようにプレイリストの1曲がユーザにより指定されたとき、指定された楽曲の属性情報を含む取得要求を、歌詞管理サーバ50に送信する。そして、通信装置20は、楽曲の属性情報を含む取得要求に応じて、歌詞管理サーバ50から楽曲の歌詞データを取得する。このとき、通信装置20は、歌詞管理サーバ50から、後述する表示態様が異なる複数種類の歌詞データを取得することが可能である。
図2の(D)は、楽曲が再生されるとき、楽曲の進行に従って歌詞を色変えするカラオケ歌詞を示す図である。図2の(E)は、ディスプレイ21に表示される楽曲の歌詞を色変えせずに表示する通常歌詞を示す図である。通信装置20は、ユーザが図2の(D)に示す歌詞指定ボタン21b〜21dのいずれかにタッチすることにより、表示される歌詞の種類を切り換えることが可能である。図2の(E)の歌詞指定ボタン21b及び21dのように、斜線がかけられている歌詞指定ボタンは、タッチにより動作せず、歌詞の表示態様を切り換えることができない。
(通信装置の構成)
図3は、通信装置20と、歌詞管理サーバ50との電気的な構成を示すブロック図である。通信装置20は、CPU22を備える。CPU22は、通信装置20の全体動作を制御する。通信装置20は、CPU22のほかに、構成要素としてディスプレイ21と、ROM23と、RAM24と、HDD25と、携帯電話回線接続部26Aと、無線LAN接続部26Bと、スピーカ27と、バッテリ電源28とを備える。CPU22は、これらの構成要素にそれぞれ接続される。CPU22は、ROM23、RAM24、HDD25などの記憶手段と共に、通信装置20の動作を制御処理するコンピュータを構成する。携帯電話回線接続部26Aは、携帯電話回線により、歌詞管理サーバ50と通信する。無線LAN接続部26Bは、Wi−Fi通信などにより、歌詞管理サーバ50と通信する。スピーカ27は、CPU22により再生が制御される楽曲を出力する。バッテリ電源28は、通信装置20を駆動する電力を供給する。
ROM23は、楽曲再生表示プログラム記憶領域231を備える。楽曲再生表示プログラム記憶領域231は、楽曲再生表示プログラムを記憶する。通信装置20は、楽曲再生機能を備え、楽曲再生表示プログラムにより楽曲情報を楽曲再生信号に逐次変換することで、スピーカ27から楽曲を出力する。通信装置20は、楽曲再生表示プログラムの実行により、楽曲情報の変換と同期して、歌詞管理サーバ50から取得された歌詞データに従って、楽曲の歌詞をディスプレイ21に表示する。通信装置20は、楽曲の再生出力に同期して、楽曲の歌詞をディスプレイ21に順次表示する。尚、本実施形態において、同期とは、楽曲の再生出力がされるとき、楽曲の再生開始と同時に、ディスプレイ21の楽曲の歌詞を表示することを示している。また、楽曲の再生開始と同時のほか、楽曲の再生開始を起点として、楽曲の再生開始から所定の時間後にディスプレイ21に楽曲の歌詞が表示されてもよい。
RAM24は、累積通信量記憶領域241と、通信回線記憶領域242と、再生楽曲歌詞記憶領域243と、表示歌詞設定記憶領域244と、取得要求歌詞記憶領域245とを含む。累積通信量記憶領域241は、累積通信量を記憶する。累積通信量は、携帯電話回線接続部26Aにより外部機器と接続されたとき、通信装置20において取得された情報の累積通信量を示す通信量情報を含む。本実施形態において、累積通信量は、歌詞取得システム1が使用される日を含む当月内に、携帯電話回線100を使用して通信された通信量の総計である。通信回線記憶領域242は、使用される通信回線の種類を記憶する。再生楽曲歌詞記憶領域243は、歌詞管理サーバ50から取得した再生される楽曲のいずれかまたは全ての表示態様の歌詞データを記憶する。
表示歌詞設定記憶領域244は、ディスプレイ21に表示する歌詞の表示態様の種類を記憶する。具体的には、ディスプレイ21に表示される表示態様が異なる複数種類の歌詞は、図2の(D)に示す歌詞指定ボタン21b〜21dにユーザがタッチすることにより、表示する歌詞の表示態様の種類を指定することができる。表示歌詞設定記憶領域244は、ユーザが歌詞指定ボタン21b〜21dにより複数種類の表示態様の歌詞のうち、特定の種類を指定したことを記憶する。例えば、ディスプレイ21に図2の(D)の表示がされるとき、表示歌詞設定記憶領域244に、後述する色変えする「カラオケ歌詞」を指定したことが記憶される。ディスプレイ21に図2の(E)の表示がされるとき、表示歌詞設定記憶領域244に、後述する「通常歌詞」を表示すると指定したことが記憶される。取得要求歌詞記憶領域245は、楽曲再生表示プログラムの処理により、歌詞管理サーバ50に取得要求すると決定された歌詞データの種類を示す情報が記憶される。
HDD25は、楽曲情報記憶領域251を含む。図4Aは、楽曲情報記憶領域251の記憶内容を示す概念図である。楽曲情報記憶領域251は、楽曲をスピーカ27から出力させるための楽曲情報を記憶する。楽曲情報には、楽曲の属性情報が対応付けられている。楽曲の属性情報は、例えば楽曲ごとに付される楽曲IDと、楽曲名と、アーティスト名とを含む。また、図4Aに示すように、楽曲情報記憶領域251に記憶される各楽曲情報には、楽曲に対応して表示される歌詞について、表示態様が異なる複数種類の種類ごとに、過去半年間にディスプレイ21に表示した回数がそれぞれ記憶される。
通信装置20は、楽曲の属性情報を含み、複数種類の歌詞データのいずれかまたは全てを取得することを指定する取得要求を、歌詞管理サーバ50へ送信する。取得要求は、楽曲の属性情報と、通信装置20の装置状態に応じて要求する歌詞種別とを含む。取得要求に含まれる歌詞種別は、通信装置20により、通信回線の種類と累積通信量とから、決定される。歌詞管理サーバ50は、通信装置20からの所定の楽曲についての取得要求に応じて、通信装置20に、いずれか又は全ての種類の表示態様の歌詞データを送信する。通信装置20は、取得した歌詞データに従って、ディスプレイ21に楽曲の歌詞を表示することができる。
歌詞管理サーバ50は、多数の楽曲の属性情報と、多数の楽曲の歌詞データとを対応付けて記憶する。通信装置20は、再生する楽曲の属性情報を歌詞管理サーバ50へ送信することにより、歌詞管理サーバ50からその楽曲の歌詞データを取得する。歌詞管理サーバ50が記憶する歌詞データは、その種類ごとに異なる表示態様で通信装置20のディスプレイ21に歌詞を表示させるための情報であり、表示態様の種類によりデータ構成がそれぞれ異なる。
(歌詞管理サーバの構成)
図3に示す歌詞管理サーバ50は、CPU52を備える。CPU52は、歌詞管理サーバ50の全体動作を制御する。歌詞管理サーバ50は、CPU52のほかに、構成要素として、ROM53と、RAM54と、HDD55と、ネットワーク接続部56とを備える。CPU52は、これらの構成要素にそれぞれ接続される。CPU52は、ROM53、RAM54、及びHDD55などの記憶手段と共に、歌詞管理サーバ50の動作を制御処理するコンピュータを構成する。ネットワーク接続部56は、インターネットなどのネットワークを介して、通信装置20と通信する。
ROM53は、歌詞送信プログラム記憶領域531を備える。歌詞送信プログラム記憶領域531は、歌詞送信プログラムを記憶する。歌詞管理サーバ50は、歌詞送信プログラムにより、通信装置20から取得要求がされた楽曲について、その楽曲の歌詞データを通信装置20へ送信する。RAM54は、送信歌詞記憶領域541を備える。送信歌詞記憶領域541は、送信する歌詞データを記憶する。送信する歌詞データは、通信装置20からの取得要求に応じて、通信装置20に送信される楽曲の歌詞データである。
HDD55は、楽曲歌詞記憶領域551を備える。楽曲歌詞記憶領域551は、多数の楽曲について、多数の楽曲歌詞データを記憶する。各楽曲歌詞データは、楽曲の複数の属性情報と、楽曲の歌詞データとを含む。図4Bは、楽曲歌詞記憶領域551の記憶内容を示す概念図である。図4Bに示すように、多数の楽曲の歌詞データの各々について、楽曲の楽曲IDと、楽曲のアーティスト名と、楽曲の曲名と、楽曲の歌詞を表示させるための歌詞データとが対応付けられている。楽曲の歌詞データは、表示態様がそれぞれ異なる複数種類の歌詞データである。具体的には、楽曲の歌詞データとして、通常歌詞データL0と、和訳歌詞データL1と、ルビ付歌詞データL2と、カラオケ歌詞データL3とが含まれる。各歌詞データには、過去半年間に通信装置20に送信した回数が対応付けて記憶される。
通常歌詞データL0は、通信装置20のディスプレイ21に、楽曲の歌詞を表示させる情報であり、歌詞のテキスト情報を含む。歌詞管理サーバ50が歌詞データを管理する楽曲については、全ての楽曲の通常歌詞データL0が存在する。和訳歌詞データL1は、ディスプレイ21に、楽曲の歌詞の日本語訳を表示させる情報であり、歌詞の和訳テキスト情報を含む。楽曲によっては、和訳歌詞データL1の有無が異なる。例えば、楽曲が洋楽などの外国語の楽曲であるとき、和訳歌詞データL1が存在する。ルビ付歌詞データL2は、ディスプレイ21に、楽曲の歌詞と、歌詞の振り仮名とを表示させる情報であり、歌詞のテキスト情報と、振り仮名情報とを含む。例えば、楽曲が外国語の楽曲であるとき、及び漢字が含まれる楽曲であるとき、ルビ付歌詞データL2が存在する。カラオケ歌詞データL3は、ディスプレイ21に、楽曲の歌詞を表示したとき、再生される楽曲の進行に合わせて歌詞のフレーズの表示色が順に変更される色変え表示を実行させる情報である。カラオケ歌詞データL3は、歌詞のテキスト情報と、タイミング情報とを含む。タイミング情報とは、具体的には、フレーズごとに、色変え表示する開始時間と、そのフレーズの色変え表示に要する時間とを示す時間情報である。通信装置20では、カラオケ歌詞データL3を取得し、表示するとき、楽曲の再生に合ったタイミング情報に従って歌詞の各フレーズの表示色が変更される。
これらの歌詞データについては、表示態様が異なるため、それぞれデータサイズも異なる。和訳歌詞データL1は、歌詞の日本語訳を表示させる和訳テキスト情報を含み、通常歌詞データL0とはデータサイズの点で異なる。ルビ付歌詞データL2は、通常歌詞データL0のテキスト情報に振り仮名情報が加えられたデータであり、通常歌詞データL0よりデータサイズの点で大きい。カラオケ歌詞データL3は、通常歌詞データL0のテキスト情報に加え、文字の色変えを開始するタイミング情報が対応付けられており、通常歌詞データL0及び、ルビ付歌詞データL2よりデータサイズの点で大きい。
[第1の実施形態の動作及び作用]
以上、説明した構成からなる本実施形態の歌詞取得システム1の動作及び作用について、図5及び図6を参照して説明する。図5は、楽曲再生表示プログラムに従う通信装置20の処理手順を示すフローチャートである。図6は、図5に示す通信装置20の処理手順の過程で、歌詞管理サーバ50に取得要求を送信する歌詞限定取得処理の処理手順を示すフローチャートである。通信装置20及び歌詞管理サーバ50は、内部のバッテリ電源、またはコンセントを介して商用電源などの外部電源と接続されたことにより、起動する。
(通信装置の楽曲再生表示処理)
まず、図2の(A)〜図2の(E)と、図5と、図6とを用いて、通信装置20の楽曲再生表示処理を説明する。通信装置20には、アプリケーションソフトウエアがインストールされており、このアプリケーションソフトウエアに含まれる楽曲再生表示プログラムが実行される。図5に示す各ステップの処理は、CPU22により実行される。
ユーザが、ディスプレイ21の画面上の図示外の開始ボタンを操作すると、楽曲再生表示プログラムが実行され、図5に示す楽曲再生表示処理が開始される。楽曲再生表示処理が開始されると、図2の(C)に示すように、複数の楽曲の再生順序が定められたプレイリストが表示される。プレイリストは、HDD25の楽曲情報記憶領域251に記憶された複数の楽曲情報に従って、楽曲を再生する再生順序を示す。
最初にステップS10では、再生する楽曲が決定されたか否かが判断される。再生する楽曲が決定されたと判断されると(ステップS10:YES)、ステップS20の処理が実行される。再生する楽曲が決定されたと判断されないとき(ステップS10:NO)、ステップS10の処理が繰り返される。再生する楽曲は、3つの方法により決定される。第1の方法では、図2の(C)に示すディスプレイ21に表示されたプレイリストから、ユーザが楽曲を指定することにより、再生する楽曲が決定される。図2の(C)は、プレイリストから楽曲ID「c」の楽曲が指定されたことを示している。第2の方法では、プレイリストの再生順序に従って、連続して複数の楽曲を再生する場合、通信装置20により自動で指定されることにより、再生する楽曲が決定される。第3の方法では、ユーザにより、同一の楽曲を連続して複数回連続するリピート再生であると予め指定されると、再生される楽曲は、通信装置20により自動で繰り返し決定される。
ステップS20では、使用する通信回線の種類が無線LAN通信回線であるか、携帯電話通信回線であるかが判断される。無線LAN通信モードは、ユーザが、図2の(A)または図2の(B)に示す通信装置20のディスプレイ21の無線LAN設定領域21aのON/OFF設定の表示にタッチすることにより、ONまたはOFFに切り換えられる。ステップS20では、無線LAN通信がONに設定されていると判断されると(ステップS20:YES)、ステップS40の処理が行われる。無線LAN通信がONに設定されている判断されないとき(ステップS20:NO)、無線LAN通信がOFFであり、携帯電話回線を利用した通信でステップS30の歌詞限定取得処理が行われる。
例えば、図2の(A)の通信装置20Aは、無線LAN通信の設定がOFFであるため、ステップS20の処理においてNOと判断され、ステップS30の処理が行われる。図2の(B)の通信装置20Bは、無線LAN通信の設定がONであるため、ステップS20の処理においてYESと判断され、ステップS40の処理が行われる。
ステップS30では、歌詞限定取得処理が実行される。歌詞限定取得処理では、携帯電話通信回線により、各歌詞データが取得されるとき、歌詞取得システム1が使用される日を含む当月の累積通信量に応じた数の各種の歌詞データを取得する要求が、歌詞管理サーバ50にされる。
[歌詞限定取得処理]
図6は、歌詞限定取得処理を示すフローチャートである。ステップS30の歌詞限定取得処理では、ステップS301〜ステップS307の処理が実行される。
ステップS301では、歌詞取得システム1が使用される日を含む当月の累積通信量が、上限値に対して25%以下であるか否かが判断される。上限値は、移動体通信システムを提供する会社が定める通信規制が実施されない当月間のデータ通信量の上限を示す値であり、例えば月間5ギガバイトである。
ステップS301では、累積通信量が、上限値に対して25%以下であると判断されると(ステップS301:YES)、ステップS302の処理が行われる。ステップS301では、累積通信量が、上限値に対して25%以下であると判断されないと(ステップS301:NO)、ステップS303の処理が行われる。
ステップS302では、ステップS301において累積通信量が25%以下であると判断されるとき、歌詞管理サーバ50に、再生する楽曲の3種類の歌詞データを取得する要求を行う。ステップS302で取得する要求を行う歌詞データには、再生する楽曲の全種類の歌詞データのうち、最もデータサイズが大きい種類の歌詞データ以外の3種類の歌詞データが含まれる。具体的には、ステップS302では、最もデータサイズが大きい種類の歌詞データであるカラオケ歌詞データL3以外の、通常歌詞データL0と和訳歌詞データL1とルビ付歌詞データL2との3種類の歌詞データを取得する要求がされる。
ステップS303では、累積通信量が、上限値に対して50%以下であるか否かが判断される。ステップS303では、累積通信量が、上限値に対して50%以下であると判断されると(ステップS303:YES)、ステップS304の処理が行われる。ステップS303では、累積通信量が、上限値に対して50%以下であると判断されないと(ステップS303:NO)、ステップS305の処理が行われる。
ステップS304では、ステップS303において累積通信量が50%以下であると判断されるとき、歌詞管理サーバ50に、再生する楽曲の2種類の歌詞データを取得する要求を行う。取得要求する2種類の歌詞データは、再生する楽曲について、少なくとも、表示歌詞設定記憶領域244に表示すると設定された種類の歌詞データと、楽曲情報記憶領域251の楽曲情報に対応付けられた使用回数が最も多い種類の歌詞データとを含む。
ステップS305では、累積通信量が、上限値に対して75%以下であるか否かが判断される。ステップS305では、累積通信量が、上限値に対して75%以下であると判断されると(ステップS305:YES)、ステップS306の処理が行われる。ステップS305では、累積通信量が、上限値に対して75%以下であると判断されないと(ステップS305:NO)、ステップS307の処理が行われる。
ステップS306では、ステップS305において累積通信量が75%以下であると判断されるとき、歌詞管理サーバ50に、再生する楽曲の全種類の歌詞データのうち1種類の歌詞データを取得する要求を行う。ステップS306において取得要求する歌詞データの種類は、使用回数が最も多い種類の歌詞データである。
ステップS307では、ステップS305において累積通信量が75%以下であると判断されないとき、歌詞管理サーバ50に、再生する楽曲の全種類の歌詞データのうち1種類の歌詞データを取得する要求を行う。ステップS307において取得要求する歌詞データの種類は、RAM24の表示歌詞設定記憶領域244に記憶された、表示すると設定された種類の歌詞データである。
ステップS40では、無線LAN通信により、全種類の歌詞データLを取得する要求が、歌詞管理サーバ50にされる。全種類の歌詞データLとは、本実施形態では、通常歌詞データL0と、和訳歌詞データL1と、ルビ付歌詞データL2と、カラオケ歌詞データL3との4種類の歌詞データLを歌詞管理サーバ50から取得する要求である。
ステップS50では、歌詞管理サーバ50から歌詞データLを取得したか否かが判断される。歌詞管理サーバ50から歌詞データLを取得したと判断されると(ステップS50:YES)、ステップS60の処理が行われる。歌詞管理サーバ50から歌詞データLを取得したと判断されないと(ステップS50:NO)、ステップS50の処理が繰り返し、行われる。
ステップS60では、RAM24の表示歌詞設定記憶領域244に記憶された、表示すると設定されている歌詞の種類と同種の歌詞データを、歌詞管理サーバ50から取得したか否かが判断される。表示すると設定されている歌詞の種類と、同種の歌詞データを取得したと判断されると(ステップS60:YES)、ステップS70の処理が実行される。表示すると設定された歌詞の種類と、同種の歌詞データを取得したと判断されないと(ステップS60:NO)、ステップS80の処理が実行される。
ステップS70では、ステップS60において、表示すると設定されている歌詞の種類と同種の歌詞データを取得したと判断されたときに、その同種の歌詞データに従って、ディスプレイ21に歌詞を表示する。ステップS80では、最も多く表示された種類の歌詞データに従って、ディスプレイ21に歌詞を表示する。ステップS80において、最も多く表示された種類の歌詞データは、HDD25の楽曲情報記憶領域251において、歌詞データに対応付けて記憶される種類ごとの使用回数に従って、使用回数が最も多い種類の歌詞が、ディスプレイ21に表示される。
ステップS70またはステップS80の処理が行われると、ディスプレイ21に表示された歌詞データの種類について、楽曲情報記憶領域251の楽曲情報に対応付けて記憶された使用回数に1が加算される。具体的には、ユーザによりディスプレイ21の歌詞指定ボタン21b〜21dを用いて、ディスプレイ21に表示させる歌詞の種類を切り換える指示がされる。このとき、切り換え指示に応じて、ディスプレイ21に表示された歌詞データの種類について、楽曲情報記憶領域251の楽曲情報に対応付けて記憶された使用回数に1が加算される。
ステップS90では、楽曲の再生を終了する指示がされたか否かが判断される。楽曲の再生を終了する指示がされたと判断されると(ステップS90:YES)、ステップS100の処理が実行される。楽曲の再生を終了する指示がされたと判断されないと(ステップS90:NO)、ステップS90の処理が繰り返し実行される。
ステップS100では、楽曲再生表示プログラムを実行するアプリケーションを終了する指示がされたか否かが判断される。アプリケーションを終了する指示がされたと判断されると(ステップS100:YES)、楽曲再生表示プログラムが終了される。アプリケーションを終了する指示がされたと判断されないと(ステップS100:NO)、ステップS10〜ステップS90の処理が繰り返し実行される。
[第2の実施形態]
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、通信装置20が通信回線の種類を含む取得要求を歌詞管理サーバ50へ送信する。歌詞管理サーバ50が、取得した通信回線の種類に応じた楽曲の歌詞データの種類を判断して、通信装置20へ送信する点で第1の実施形態と相違する。第2の実施形態は、他の部分の構成及び処理について第1の実施形態と同じであるので、相違する構成についてのみ詳述し、同じ構成についてその説明を省略する。
第2の実施形態では、通信装置20は、ROM23に楽曲再生表示プログラムを記憶する。通信装置20のCPU22により、図7に示す楽曲再生表示プログラムのステップS110〜ステップS180の処理が実行される。
ステップS110では、第1の実施形態の楽曲再生表示プログラムのステップS10の処理と同様に、再生する楽曲が決定されたか否かが判断される。ステップS110では、再生する楽曲が決定されたと判断されると(ステップS110:YES)、ステップS120の処理が実行される。再生する楽曲が決定されたと判断されないとき(ステップS110:NO)、ステップS110の処理が繰り返される。
ステップS120では、再生される楽曲の属性情報と、通信装置20が接続されている通信回線の種類とを含む歌詞取得要求が、歌詞管理サーバ50へ送信される。ステップS130では、歌詞管理サーバ50から送信される歌詞データを取得したか否かが判断される。歌詞データを取得したと判断されると(ステップS130:YES)、ステップS140の処理が行われる。歌詞データを取得したと判断されないと(ステップS130:NO)、ステップS130の処理が繰り返される。
ステップS140では、RAM24の表示歌詞設定記憶領域244に記憶された、表示すると設定された種類の歌詞データを取得したか否かが判断される。表示すると設定されている種類の歌詞データを取得したと判断されると(ステップS140:YES)、ステップS150の処理が行われる。表示すると設定されている種類の歌詞データを取得したと判断されないと(ステップS140:NO)、ステップS160の処理が行われる。
ステップS150では、ステップS140において判断された、表示すると設定されている種類の歌詞データが、ディスプレイ21に表示される。一方、ステップS160では、表示回数が最も多い種類の歌詞データが、ディスプレイ21に表示される。
ステップS170では、楽曲の再生を終了する指示がされたか否かが判断される。楽曲の再生を終了する指示がされたと判断されると(ステップS170:YES)、ステップS180の処理が実行される。楽曲の再生を終了する指示がされたと判断されないと(ステップS170:NO)、ステップS170の処理が繰り返し実行される。
ステップS180では、楽曲再生表示プログラムを終了する指示がされたか否かが判断される。楽曲再生表示プログラムを終了する指示がされたと判断されないと(ステップS180:NO)、ステップS110〜ステップS170の処理が繰り返し実行される。楽曲再生表示プログラムを終了する指示がされたと判断されると(ステップS170:YES)、楽曲再生表示プログラムが終了される。
通信装置20から取得要求が送信される歌詞管理サーバ50は、ROM53に歌詞送信プログラムを記憶する。また、第2の実施形態では、歌詞管理サーバ50のHDD55の楽曲歌詞記憶領域551に記憶される多数の楽曲歌詞データの各種類の歌詞データのそれぞれについて、過去半年間に通信装置20に送信した使用回数が記憶される。
図8は、歌詞管理サーバ50のCPU52により実行される歌詞送信プログラムの歌詞管理処理を説明するフローチャートである。歌詞管理サーバ50は、歌詞管理処理を実行することにより、ステップS210〜ステップS270の処理を実行する。具体的には、歌詞管理サーバ50は、通信装置20から、通信装置20が使用する通信回線の種類を含む歌詞取得要求を取得し、歌詞取得要求に含まれる通信回線の種類に応じた種類の歌詞データを、通信装置20に送信する。
ステップS210では、通信装置20から通信回線の種類と、通信装置20においてディスプレイ21に表示する設定された歌詞データの種類とを含む歌詞取得要求を取得したか否かが判断される。歌詞取得要求を取得したと判断されると(ステップS201:YES)、ステップS220の処理が行われる。歌詞取得要求を取得したと判断されないと(ステップS201:NO)、ステップS210の処理が繰り返される。
ステップS220では、接続されている通信回線は、無線LAN通信であるか否かが判断される。無線LAN通信であると判断されると(ステップS220:YES)、ステップS240の処理が実行される。無線LAN通信であると判断されないと(ステップS220:NO)、ステップS230の処理が実行される。
ステップS230では、歌詞取得要求が行われた楽曲が、過去に歌詞データを取得したことがある楽曲か否かが判断される。過去に歌詞データを取得したことがある楽曲であると判断されると(ステップS230:YES)、ステップS250の処理が実行される。過去に歌詞データを取得したことがある楽曲であると判断されないと(ステップS230:NO)、ステップS260の処理が実行される。
ステップS240では、歌詞取得要求が行われた楽曲の全種類の歌詞データを、通信装置20に取得させると決定する。ステップS240が実行されると、ステップS270の処理が行われる。
ステップS250では、通信装置20においてディスプレイ21に表示すると設定された種類の歌詞データを、通信装置20に取得させると決定する。ステップS250が実行されると、ステップS270の処理が行われる。
ステップS260では、取得要求された楽曲の全種類の歌詞データのうち、過去の使用回数が最も多い種類の歌詞データを、通信装置20に取得させると決定する。楽曲の各種類の歌詞データの使用回数は、歌詞管理サーバ50の各楽曲の歌詞データの種類それぞれに対応付けて記憶されている。ステップS260が実行されると、ステップS270の処理が行われる。
ステップS270では、ステップS240〜ステップS260の処理のいずれかにおいて通信装置20に取得させると決定された種類の歌詞データを、通信装置20に送信する。ステップS207の処理が行われると、通信装置20に送信した歌詞データの種類について、HDD55の楽曲歌詞記憶領域551に記憶された歌詞データの使用回数に1が加算される。ステップS270の処理が実行されると、ステップS210の処理に戻る。
[本発明と実施形態との対応]
本実施形態の楽曲の歌詞が、本発明のコンテンツの一例である。本実施形態の表示態様が異なる通常歌詞データL0と、和訳歌詞データL1と、ルビ付歌詞データL2と、カラオケ歌詞データL3との4種類の歌詞データLが、本発明の表現形式が異なる複数種類の情報の一例である。本実施形態の携帯電話回線100及び無線LAN通信回線300が、本発明の通信回線の一例である。本実施形態の携帯電話回線100及び無線LAN通信回線300の通信回線により移動体通信システムを構築するネットワークが、本発明の移動体通信システムの一例である。本実施形態の歌詞管理サーバ50が、本発明のサーバの一例であり、本実施形態の通信装置20が、本発明の携帯通信端末の一例である。
本実施形態のCPU22及びCPU22により実行される楽曲再生表示処理のステップS20の処理が、本発明の回線判断部及び回線判断ステップの一例である。本実施形態のCPU22及びCPU22により実行される楽曲再生表示処理のステップS302、S304、S306、S307またはS120の処理が、本発明の要求部及び要求ステップの一例である。本実施形態のステップS302、S304、S306、S307またはS120の処理により、再生する楽曲の歌詞を歌詞管理サーバ50に要求することが情報要求の一例である。
本実施形態のCPU22及びCPU22により実行される楽曲再生ステップのステップS20の処理及び楽曲限定取得処理のステップS30の処理が、本発明の決定部及び決定ステップの一例である。本実施形態の携帯電話回線接続部26A及び無線LAN接続部26Bが、本発明の受信部の一例である。本実施形態のCPU22により実行される楽曲再生表示処理のステップS50の処理により、歌詞を歌詞管理サーバ50から受信したと判断されることが(ステップS50:YES)、本発明の受信ステップの一例である。本実施形態の歌詞データのデータサイズが、本発明の表示情報の情報量の一例である。本実施形態の通信装置20がディスプレイ21に表示した回数が、本発明の表示部に表示された回数の一例であり、歌詞管理サーバ50が通信装置20に送信した回数が、本発明の携帯通信端末に送信された回数の一例である。本実施形態のCPU22及びCPU22により実行されるステップS70、S80、S150、S160の処理により、ディスプレイ21に歌詞を表示させる処理が、本発明の表示制御部の一例である。
本実施形態の歌詞取得システム1が使用される日を含む当月内に、携帯電話回線100を使用して通信された通信量の総計が、本発明の所定の期間に通信された通信量の一例である。また、本実施形態の歌詞取得システム1が使用される日を含む当月の累積通信量25%、50%及び75%が、本発明の所定の期間の通信量についての、所定の閾値の一例である。本実施形態のCPU22及びCPU22により実行されるステップS301、S303及びS305の処理の処理が、本発明の通信量判断部の一例である。本実施形態のCPU22及びCPU22により実行されるステップS302、S304、S306、S307の処理が、本発明の制限部の一例である。
(変形例)
本実施形態では、歌詞管理サーバ50が、HDD55を備え、楽曲歌詞記憶領域551に歌詞データ及び歌詞データを通信装置20に送信した回数を記憶しているが、歌詞データ及び歌詞データを通信装置20に送信した回数は、歌詞管理サーバ50に記憶されていなくてもよい。例えば、歌詞管理サーバ50と通信可能なデータベースに記憶されてもよく、クラウドサービスのように、歌詞管理サーバ50とネットワークに接続された記憶装置などに記憶されてもよい。
本実施形態において、通信装置20が、ディスプレイ21に表示した回数を、表示態様が異なる歌詞データごとに楽曲情報記憶領域251に記憶する。そして、歌詞管理サーバ50が、通信装置20に送信した回数を、表示態様が異なる歌詞データごとに楽曲歌詞記憶領域551に記憶する。しかしながら、通信装置20が、種類を指定して歌詞データを取得する要求をする場合には、歌詞管理サーバ50は、通信装置20に送信した回数を記憶しなくてもよい。また、歌詞管理サーバ50が、歌詞データを通信装置20に送信した回数を記憶し、その記憶された回数に従って、通信装置20に送信する歌詞データの種類を定める場合は、通信装置20は、ディスプレイ21に表示した回数を記憶しなくてもよい。
また、通信装置20が、携帯電話回線により歌詞データを取得する場合に、取得が制限される歌詞データの種類及び数と、その優先順位とは、本実施形態の歌詞データのデータサイズ、ディスプレイ21に表示した回数、及び累積通信量に限られない。例えば、取得する歌詞データの優先順位は、歌詞管理サーバ50により一定順位に定められてもよく、通信装置20のユーザにより設定されてもよい。また、携帯電話回線の通信速度などの通信装置20の使用状態により、取得する歌詞データの種類及び数を定めてもよい。
本発明において、通信量を判断するための所定の期間及び所定の閾値は、上述した過去半年間及び歌詞取得システム1が使用される日を含む当月の通信量の25%、50%、75%に限らない。所定の期間及び所定の閾値は、通信装置20のユーザまたは、歌詞管理サーバ50を管理する管理者が定める期間及び閾値であればよい。また、本実施形態において、上限値は、移動体通信システムを提供する会社が定める値であるが、これに限らない。上限値は、通信装置20のユーザにより、一または複数の上限値が定められてもよい。
本実施形態において、無線LAN通信モードは、ユーザが通信装置20のディスプレイ21の無線LAN設定領域21aのON/OFF設定の表示にタッチすることにより、ONまたはOFFに切り換えられる。この方法のほか、自動で携帯電話通信回線を使用するモードから切り換えられてもよい。通信装置20が、携帯電話通信回線を使用しているときに、無線LAN通信の電波を検知し、無線LAN通信回線が使用可能であると判断したとき、自動で無線LAN通信モードへ切り換えられてもよい。
本実施形態において、通信装置20に記憶される各プログラムは、通信装置20に予め記憶されている。この他、各プログラムは、プログラムを提供するサーバから、ネットワークを介して通信装置20にダウンロードし、インストールすることにより、使用される構成としてもよい。また、各プログラムは、サーバからダウンロードする方法のほか、各通信装置20間で、授受が行われてもよい。
1 歌詞取得システム
20 通信装置
21a 無線LAN設定領域
22 CPU
23 ROM
231 楽曲再生表示プログラム記憶領域
24 RAM
241 累積通信量記憶領域
242 通信回線記憶領域
244 表示歌詞設定記憶領域
26A 携帯電話回線接続部
26B 無線LAN接続部
50 歌詞管理サーバ
52 CPU
53 ROM
55 HDD
551 楽曲歌詞記憶領域
56 ネットワーク接続部
100 携帯電話回線
300 無線LAN通信回線

Claims (8)

  1. サーバから、移動体通信システムの通信回線を利用して、情報を受信する携帯通信端末であって、
    前記通信回線が、携帯電話回線または無線LAN通信回線のいずれの通信回線であるかを判断する回線判断部と、
    特定のコンテンツについて情報を要求する情報要求を前記サーバに送信する要求部と、
    前記特定のコンテンツに対応付けられる表現形式の種類に応じて情報量が異なる複数種類の情報のうちで、前記要求部が送信する情報要求に従って要求する種類の情報を、前記回線判断部の判断結果に応じて、決定する決定部と、
    前記決定部が決定した種類の情報を、前記サーバから受信する受信部と、を備え、
    前記決定部は、前記回線判断部により、前記通信回線が無線LAN通信回線であると判断された結果に応じて決定する情報の種類の数より、前記回線判断部により、前記通信回線が携帯電話回線であると判断された結果に応じて決定する情報の種類の数を少なくする携帯通信端末。
  2. 前記サーバに記憶される複数種類の情報は、前記各コンテンツに対応付けて、前記携帯通信端末の表示部に表示させる表示形式が異なる複数種類の表示情報であり、
    前記決定部は、前記回線判断部により、前記通信回線が携帯電話回線であると判断されたとき、前記特定のコンテンツに対応付けられる複数種類の前記表示情報のうちで情報量が大きい種類の情報を除いて、前記複数種類の情報より少ない数の種類の情報を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 前記サーバに記憶される複数種類の情報は、前記各コンテンツに対応付けて、前記携帯通信端末の表示部に表示させる表示形式が異なる複数種類の表示情報であり、
    前記決定部は、前記特定のコンテンツに対応付けられる複数種類の前記表示情報のうち、表示された回数が多い種類の情報の優先順位を高く定め、前記回線判断部により、前記通信回線が携帯電話回線であると判断されたとき、優先順位が高く定められる表示された回数が多い情報を、前記複数種類の情報より少ない数の種類の情報に決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  4. 前記サーバから受信する情報を表示部に表示させる表示制御部と、
    前記複数種類の情報のうちで、前記表示部に表示する情報の種類を指定する指定部と、を備え、
    前記複数種類の情報は、前記携帯通信端末の表示部に表示する歌詞の表示形式が異なる複数種類の表示情報であり、
    前記決定部は、前記回線判断部により、前記通信回線が携帯電話回線であると判断されたとき、前記指定部により表示部に表示すると指定された種類の情報を含む、前記複数種類の情報より少ない数の種類の情報を決定する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯通信端末。
  5. 前記各コンテンツに対応付けた複数種類の情報は、前記携帯通信端末の表示部に表示させる表示形式の種類に応じて情報量が異なる表示情報であり、
    前記回線判断部により、前記通信回線が携帯電話回線であると判断されたとき、前記携帯電話回線により、所定の期間に通信された通信量が、前記所定の期間の所定の閾値より多いか否かを判断する通信量判断部と、
    前記通信量判断部により、所定の閾値より多いと判断されたとき、前記要求部が送信する情報要求に従って要求する情報の種類の数を、前記所定の期間の通信量が多いと判断された前記閾値に応じて制限する制限部と、を備え、
    前記受信部は、前記制限部により前記所定の期間の通信量に応じて制限された数の種類の情報を、前記サーバから受信する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の携帯通信端末。
  6. サーバから、移動体通信システムの通信回線を利用して、情報を受信する携帯通信端末に用いられる通信プログラムであって、
    前記通信回線が、携帯電話回線または無線LAN通信回線のいずれの通信回線であるかを判断する回線判断ステップと、
    特定のコンテンツについて情報を要求する情報要求を前記サーバに送信する要求ステップと、
    前記特定のコンテンツに対応付けられる表現形式の種類に応じて情報量が異なる複数種類の情報のうちで、前記要求ステップが送信する情報要求に従って要求する種類の情報を、前記回線判断ステップの判断結果に応じて、決定する決定ステップと、
    前記決定ステップが決定した種類の情報を、前記サーバから受信する受信ステップと、を備え、
    前記決定ステップは、前記回線判断ステップにより、前記通信回線が無線LAN通信回線であると判断された結果に応じて決定する情報の種類の数より、前記回線判断ステップにより、前記通信回線が携帯電話回線であると判断された結果に応じて決定する情報の種類の数を少なくする通信プログラム。
  7. サーバと、移動体通信システムの通信回線を利用して、前記サーバから情報を受信する携帯通信端末とからなる情報通信システムであって、
    前記携帯通信端末は、
    特定のコンテンツについて情報を要求する情報要求を前記サーバに送信する要求部と、
    前記要求部が送信した情報要求に従って前記サーバが送信する種類の情報を受信する受信部と、を有し、
    前記通信回線が、携帯電話回線または無線LAN通信回線のいずれの通信回線であるかを判断する回線判断部と、
    前記特定のコンテンツに対応付けられる表現形式の種類に応じて情報量が異なる複数種類の情報のうちで、前記要求部が送信する情報要求に従って要求する種類の情報を、前記回線判断部の判断結果に応じて、決定する決定部と、を備え、
    前記決定部は、前記回線判断部により、前記通信回線が無線LAN通信回線であると判断された結果に応じて決定する情報の種類の数より、前記回線判断部により、前記通信回線が携帯電話回線であると判断された結果に応じて決定する情報の種類の数を少なくする情報通信システム。
  8. 前記サーバは、前記各コンテンツに対応する複数種類の情報の各々について、過去にサーバが前記携帯通信端末に送信した回数を記憶しており、
    前記決定部は、前記複数種類の情報の各々について送信された前記回数が多い種類の情報を、前記要求部が送信する情報要求に従って要求する種類の情報と決定する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報通信システム。
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