JP3844764B2 - イーサネット受動光加入者網で多重サービスを考慮した動的帯域幅割当方法 - Google Patents
イーサネット受動光加入者網で多重サービスを考慮した動的帯域幅割当方法 Download PDFInfo
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Description
本発明は、受動光加入者網(Passive Optical Network:以下、“PON"という)に関し、特にギガビットイーサネット受動光加入者網(Gigabit Ethernet Passive Optical Network:以下、“GE−PON”という)において、ONU(Optical Network Unit)にデータを伝送するための帯域幅を割り当てる方法に関する(イーサネット、Ethernetは登録商標、以下同)。
インターネットをはじめとした広帯域幅マルチメディア需要の飛躍的な増加は各家庭にまで光線路を設置する光加入者網(FTTH:fiber to the home)の開発を招来し、これによりPON(Passive Optical Network)が提案されるに至った。PONは多数のONU(Optical network unit)が一つの光ファイバを通じてOLT(optical line termination)を共有する点対多点(Point to Multipoint)の網構造であり、加入者との情報交換のための伝送方式によりATM−PON(以下、APONという)とイーサネット(Ethernet)PON(以下、EPONという)とに分けられる。
APONシステムは帯域幅に制限があり(最高622Mbps)、IP(Internet Protocol)パケットを分割しなければならないため、相対的に低コストで高い帯域幅(約1Gbps)を確保できる長所を持つEPONシステムが、より優れているとされている。
図1は一般的なEPONシステムのブロック構成図を示したものであり、一つのOLT10と多数のONU(30−1,30−2,…,30−N)を含み、OLT10とONU(30−1,30−2,…,30−N)はODN20を通じて接続される。OLT10はツリー構造のルートに位置し、アクセス網の各加入者に情報を提供するために中心的な役割を果たす。OLT10はツリートポロジ構造からなり、ODN20に接続される。ODN20はOLT10から伝送された下向(downstream)のデータフレームをONU(30−1,30−2,…,30−N)に分配するか、あるいはONU(30−1,30−2,…,30−N)から伝送された上向(upstream)のデータフレームをTDM(Time Division Multiplexing)方式にてマルチプレッシングしてOLT10に伝送する。ONU(30−1,30−2,…,30−N)は下向データフレームを受信して終端使用者(40−1,40−2,…,40−N)に提供し、終端使用者(40−1,40−2,…,40−N)から出力されるデータを可変長(variable length)イーサネットフレームになる上向データフレームとしてODN20を通じてOLT10に伝送する。終端使用者(40−1,40−2,…,40−N)はNT(Network Terminal)を含むPONで使用できる各種の加入者網終端装置のことを意味する。
点対多点のEPON構造で、一つのOLT10とこれに連結された多数のONU(30−1,30−2,…,30−N)との間の資源共有のために一番よく使われている方法はGPS(Generalized Processor Sharing)システムである。即ち、点対多点EPONは公正なキューイングを支援するためにGPSを使用する。GPSに基づいたアルゴリズムをEPONに適用することは、OLTに位置したスケジューラーがONUに位置した多様なキューを対象にしてスケジューリングすることを意味する。しかし、超過帯域幅が発生した時にはスケジューラーが公正にキューイングアルゴリズムを行うことができない。
図2はEPONでのGPSに基づいた帯域幅割当アルゴリズムの単一スケジューリングを示したものである。
図1及び図2を参照すると、ONU(30−1,30−2,…,30−N)はOLT10に登録して自分の位置と存在を知らせ、それぞれのONU IDを割り当てられる。次に、OLT10がONU(30−1,30−2,…,30−N)にデータを伝送できる機会を上向データ伝送機会許可フレームにより与えると、ONU(30−1,30−2,…,30−N)は自分が持っているキュー32にあるデータ量を測定し、そのキュー値を帯域幅割当要求フレームに入れてOLT10に伝送する。上向データ伝送機会許可フレームはOLT10がONU(30−1,30−2,…,30−N)のうち一つに上向にデータを伝送できる機会を与える時に用いる下向パケットであり、帯域幅割当要求フレームはONU(30−1,30−2,…,30−N)のうち一つがOLT10の許可を受けてOLT10に帯域幅割当を要求する時に用いる上向パケットである。
OLT10がONU(30−1,30−2,…,30−N)から帯域幅要求を受けると、OLT10のスケジューラー12はONU(30−1,30−2,…,30−N)に適切なデータ伝送帯域幅を割り当てる。そして、OLT10はその結果を次のタイムスロットの上向データ伝送機会許可フレームに含ませてONU(30−1,30−2,…,30−N)に伝送する。この際、割当情報は伝送を始める時刻を示す一番目の時間情報と伝送を保持する時間を示す二番目の時間情報とから構成され、当該時間情報を受けたONU(30−1,30−2,…,30−N)は割り当てられた時刻に与えられた時間だけOLT20にデータを伝送する。
かつ、EPONシステムは特定作業に優先順位を与えて音声や画像を簡単に伝送することができる。イーサネットフレームの優先順位の分類はイーサネットフレームの3ビットVLAN(Virtual Local Area Network)タグや使用者定義ポートの優先順位に応じて決定される。よって、各ONUは各加入者に割り当てられた一つ又はそれ以上のキューを含み、各加入者に属している多重キューは音声、ビデオ、データのような他のクラス又は他のトラフィックをサービスするために使用される。
GPSに基づいた帯域幅割当アルゴリズムはONUの各キューに帯域幅を公正に割当かつ伝送することはできるが、EPONシステムの拡張性及び効率性の側面では要求事項を充足させない。その理由は下記の通りである。
1) 制御面での伝達遅延
GPSを使用するすべてのアルゴリズムが制御のために非常に小さい伝達遅延を持つと仮定した場合、キュー状態の変化は直ちにスケジューラーに知られ、スケジューラーも同じくキュー状態の変化によるパケットサイズの変化を直ちに認識できる。この仮定は単一チップに存在するシステム構造又はキューがスケジューラーと隣接している時のみに可能である。しかし、EPONは分散されたシステムなので、スケジューラーとキューとの間の伝達遅延時間がパケット伝送時間を超過する。かつ、他のONUとの衝突をさけるためにONUが自分に割り当てられたタイムスロットの間のみにデータを伝送するので、ONUのキュー状態変化に関する情報を行うREPORTメッセージは以前に割り当てられたタイムスロットの間に伝送される。従って、伝達遅延と共に制御メッセージ遅延がさらに増加する。
GPSを使用するすべてのアルゴリズムが制御のために非常に小さい伝達遅延を持つと仮定した場合、キュー状態の変化は直ちにスケジューラーに知られ、スケジューラーも同じくキュー状態の変化によるパケットサイズの変化を直ちに認識できる。この仮定は単一チップに存在するシステム構造又はキューがスケジューラーと隣接している時のみに可能である。しかし、EPONは分散されたシステムなので、スケジューラーとキューとの間の伝達遅延時間がパケット伝送時間を超過する。かつ、他のONUとの衝突をさけるためにONUが自分に割り当てられたタイムスロットの間のみにデータを伝送するので、ONUのキュー状態変化に関する情報を行うREPORTメッセージは以前に割り当てられたタイムスロットの間に伝送される。従って、伝達遅延と共に制御メッセージ遅延がさらに増加する。
2) 制限された制御帯域幅
多様なキューをスケジューリングするためには、各キューに伝送するためにキュー毎に分離されたGATEメッセージと各キューが要求する帯域幅を伝送するためにキュー毎に分離されたREPORTメッセージとを必要とする。例えば、32個のONUがそれぞれ128人の加入者にサービスし、各加入者が3個のキューを持つと仮定すると、全12288個のキューが存在する。かつ、3個のうち1個のキューが最大1.5msの遅延を持つビデオサービスを行うとしたら、1.5msのうちに4096個のGATEメッセージを伝送しなければならない。しかし、GATEメッセージを伝送するに2.75msがかかるので、制限された制御帯域幅のために4096個のビデオサービスのためのキューは支援できない。
多様なキューをスケジューリングするためには、各キューに伝送するためにキュー毎に分離されたGATEメッセージと各キューが要求する帯域幅を伝送するためにキュー毎に分離されたREPORTメッセージとを必要とする。例えば、32個のONUがそれぞれ128人の加入者にサービスし、各加入者が3個のキューを持つと仮定すると、全12288個のキューが存在する。かつ、3個のうち1個のキューが最大1.5msの遅延を持つビデオサービスを行うとしたら、1.5msのうちに4096個のGATEメッセージを伝送しなければならない。しかし、GATEメッセージを伝送するに2.75msがかかるので、制限された制御帯域幅のために4096個のビデオサービスのためのキューは支援できない。
3) スイッチオーバーオーバーヘッド
パケットに基づいたGPSシステムはそれらの仮想終了時間に基づきパケットをスケジューリングする。仮想時間はパケット到着時間と各連結毎に割り当てられた相対的な加重値に影響を受けるが、これは他のONUに位置した他のキューからパケットが連続的に伝送される時のみに可能である。ところが、EPONシステムでは他のONUに位置した他のキューから伝送されたパケットの間にガードタイムを必要とする。従って、500バイトの平均イーサネットパケットサイズと、1Gbpsのリンク容量、1μsのガードタイムを考慮した時に20%のオーバーヘッドが発生し、最小イーサネットパケットサイズ64バイトが伝送されると仮定すると、66%のオーバーヘッドが発生する。
パケットに基づいたGPSシステムはそれらの仮想終了時間に基づきパケットをスケジューリングする。仮想時間はパケット到着時間と各連結毎に割り当てられた相対的な加重値に影響を受けるが、これは他のONUに位置した他のキューからパケットが連続的に伝送される時のみに可能である。ところが、EPONシステムでは他のONUに位置した他のキューから伝送されたパケットの間にガードタイムを必要とする。従って、500バイトの平均イーサネットパケットサイズと、1Gbpsのリンク容量、1μsのガードタイムを考慮した時に20%のオーバーヘッドが発生し、最小イーサネットパケットサイズ64バイトが伝送されると仮定すると、66%のオーバーヘッドが発生する。
以上のように、従来のパケットに基づいたGPSアルゴリズムをEPONシステムで使用すると不具合が多く、改善の必要がある。
従って、本発明は、前記のような問題点を解決するために、EPONシステムの拡張性及び効率性を向上させた帯域幅動的割当方法を提供することにその目的がある。
かつ、本発明は、各加入者に多様な特性を持つサービスを効率的に提供するために階層的構造を持つ動的帯域幅割当方法を提供することに他の目的がある。
上記目的を達成するために、本発明は、一つのOLT(Optical Line Terminal)と多数のONU(Optical Network Unit)がODN(Optical Distribution Network)を通じて接続されるギガビットイーサネット受動光加入者網(Gigabit Ethernet Passive Optical Network:GE−PON)で、OLTがONUのデータ伝送のための帯域幅要求に対応して該各ONUに帯域幅を割り当てる動的帯域幅割当方法において、全使用可能な帯域幅のうちでONUから要求された各サービスのために保障される最小帯域を割り当てる段階と、帯域幅を要求したすべてのONUに最小帯域を割り当てた後に全使用可能な帯域幅内に現在使用可能な帯域幅がある場合、ONUが要求した帯域幅の和が現在使用可能な帯域幅より小さいと、ONUが要求した帯域幅を割り当て、一方、ONUが要求した帯域幅の和が現在使用可能な帯域幅より大きいと、各ONUのキューサイズと各キューに対する加重値を考慮して該各ONUに対して新たな要求帯域幅を決定し、これに比例して帯域幅を割り当てる段階とを含むことを特徴とする。
また、本発明は、一つのOLTと多数のONUがODNを通じて接続されるギガビットイーサネット受動光加入者網で、ONUがOLTから割り当てられた帯域幅を各サービスキューの帯域幅要求に対応して各サービスクラスのキューに割り当てる動的帯域幅割当方法において、OLTにより割り当てられた使用可能な帯域幅が帯域幅を要求した各キューの要求帯域幅の和より大きいと、各キューが要求した帯域幅を割り当て、一方、使用可能な帯域幅が各キューの要求帯域幅の和より小さいと、サービスクラスの優先順位に応じて最小保障帯域幅を割り当てる段階と、使用可能な帯域幅のうちで最小保障帯域幅を割り当てて残った残余帯域幅に対して各サービスクラスに応じる加重値を考慮して各キューに対する新たな要求帯域を決定し、これに比例して残余帯域幅を割り当てる段階とを含むことを特徴とする。
さらに、本発明は、一つのOLTと多数のONUがODNを通じて接続されるギガビットイーサネット受動光加入者網で、ONUがOLTから割り当てられた帯域幅を各サービスキューの帯域幅要求に対応して各サービスクラスのキューに割り当てる動的帯域幅割当方法において、OLTからの使用可能な帯域幅が帯域幅を要求した各キューの要求帯域幅の和より大きいと、各キューが要求した帯域幅を割り当て、一方、使用可能な帯域幅が各キューの要求帯域幅の和より小さいと、サービスクラスの優先順位に応じて最小保障帯域幅を割り当てる段階と、使用可能な帯域幅のうちで最小保障帯域幅を割り当てて残った帯域幅に対して要求帯域の大きい順に帯域幅を割り当てる段階とを含むことを特徴とする。
そして、本発明は、一つのOLTと多数のONUがODNを通じて接続されるギガビットイーサネット受動光加入者網で、ONUがOLTにより割り当てられた帯域幅を各サービスキューの帯域幅要求に対応して各サービスクラスのキューに割り当てる動的帯域幅割当方法において、OLTにより割り当てられた使用可能な帯域幅が帯域幅を要求した各キューの要求帯域幅の和より大きいと、各キューが要求した帯域幅を割り当て、一方、使用可能な帯域幅が各キューの要求帯域幅の和より小さいと、サービスクラスの優先順位に応じて最小保障帯域幅を割り当てる段階と、使用可能な帯域幅のうちで最小保障帯域幅を割り当てて残った帯域幅に対して優先順位の一番高いキューに先に帯域幅を割り当て、残余のキューには各サービスクラスに対する加重値を考慮して該各キューに対する新たな要求帯域を決定し、これに比例して帯域幅を割り当てる段階とを含むことを特徴とする。
あるいは、本発明は、GE−PONシステムにおいて、一つのOLTと、ODNを通じてOLTに接続される複数のONUと、全使用可能な帯域幅のうちでONUから要求された各サービスのために保障される最小帯域を割り当てる手段と、帯域幅を要求したすべてのONUに最小帯域を割り当てた後に全使用可能な帯域幅に現在使用可能な帯域幅がある場合、ONUが要求した帯域幅の和が現在使用可能な帯域幅より小さいと、ONUが要求した帯域幅を割り当て、一方、ONUが要求した帯域幅の和が現在使用帯域幅より大きいと、各ONUのキューサイズと各キューに対する加重値を考慮して各ONUに対して新たな要求帯域幅を決定し、これに比例して帯域幅を割り当てる手段とを含むことを特徴とする。
また、本発明は、GE−PONシステムにおいて、一つのOLTと、ODNを通じてOLTに接続される複数のONUと、OLTによりONUに割り当てられた使用可能な帯域幅が帯域幅を要求した各キューの要求帯域の和より大きいと、該各キューが要求した帯域幅を割り当て、一方、使用可能な帯域幅が各キューの要求帯域幅の和より小さいと、サービスクラスの優先順位に応じて最小保障帯域幅を割り当てる手段と、使用可能な帯域幅のうちで最小保障帯域幅を割り当てて残った残余帯域幅に対して各サービスクラスに応じる加重値を考慮して各キューに対する新たな要求帯域を決定し、これに比例して残余帯域幅を割り当てる手段とを含むことを特徴とする。
さらに、本発明は、GE−PONシステムにおいて、一つのOLTと、ODNを通じてOLTに接続される複数のONUと、OLTによりONUに割り当てられた使用可能な帯域幅が帯域幅を要求した各キューの要求帯域の和より大きいと、該各キューが要求した帯域幅を割り当て、一方、使用可能な帯域幅が各キューの要求帯域幅の和より小さいと、サービスクラスの優先順位に応じて最小保障帯域幅を割り当てる手段と、使用可能な帯域幅のうちで最小保障帯域幅を割り当てて残った帯域幅に対して要求帯域の大きい順に帯域幅を割り当てる手段とを含むことを特徴とする。
そして、本発明は、GE−PONシステムにおいて、一つのOLTと、ODNを通じてOLTに接続される複数のONUと、OLTによりONUに割り当てられた使用可能な帯域幅が帯域幅を要求した各キューの要求帯域幅の和より大きいと、該各キューが要求した帯域幅を割り当て、一方、使用可能な帯域幅が各キューの要求帯域幅の和より小さいと、サービスクラスの優先順位に応じて最小保障帯域幅を割り当てる手段と、使用可能な帯域幅のうちで最小保障帯域幅を割り当てて残った帯域幅に対して優先順位の一番大きいキューに先に帯域幅を割り当て、残余のキューには各サービスクラスに応じる加重値を考慮して該各キューに対する新たな要求帯域を決定し、これに比例して帯域幅を割り当てる手段とを含むことを特徴とする。
本発明による動的帯域割当アルゴリズムは、OLTとONUがGATEメッセージとREPORTメッセージを通じて情報交換を行うので、MPCPと互換可能になり、効率的なキュー数を使用し、拡張性に優れ、公正なキューイングを保障し、効率的に帯域を使用することができる。
以下、本発明に係る好ましい実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、本発明を説明するにおいて、関連した公知機能又は構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にすると判断される場合にはその詳細な説明を省くことにする。
図3は本発明による帯域割当アルゴリズムの階層的構造を示したものである。本発明において、すべてのキューは複数のグループに分かれ、上位段階スケジューラーがグループをスケジューリングし、下位段階スケジューラーが各グループ内にあるキューをスケジューリングする階層的構造からなる。
本発明によりEPONは、OLT50内に存在する上位段階スケジューラー52とONU(60−1,60−2,…,60−N)内に存在する下位段階スケジューラー70とに階層化できる。図3はEPONでの階層的構造を持つアルゴリズムを示したものである。本発明は階層的構造を持つアルゴリズムを設計するためにOLTとONUのスケジューリングアルゴリズムを分離して設計した。各OLTとONUのスケジューラー52,70は各サービスキューに与えられた加重値と現在キュー情報に基づきスケジューリングを行う。
具体的に、本発明によるOLT50はONU(60−1,60−2,…,60−N)へのデータ伝送のための動的帯域幅割当(DBA:Dynamic Bandwidth Allocation)機能を行う。本発明において、各ONU(60−1,60−2,…,60−N)はサービスクラス情報に応じて複数のキュー(80,82,84)を有する。該複数のキューはトラフィックタイプにより一般キュー(normal queue)、優先キュー(priority queue)、高優先キュー(high−priority queue)などに分類される。前述のように、イーサネットフレームのサービスクラスは3ビットのVLAN(Virtual Local Area Network)タグ(Tag)により示されるので、8個までのサービスクラスを表示できる。VLANタグを用いた優先順位はIEEE802.1pに応じて1から7まで変わるが、最高の優先順位は7であり、最低の優先順位は1である。従って、本発明ではVLANタグを用いてクラス別の優先順位を考慮しており、全4個のクラスに分けられる。8個の使用可能な優先順位は4個のグループにマッピングされる。これはシステム仕様により多様に具現できるものである。かつ、音声サービスは一番高い保障性を要するので、クラスに入れずに最優先順位を保障する方法も可能で、本発明では前記のような方式を採用している。結論的に、本発明ではVLANタグ情報を用いてEPONのクラスが区別できるということだけを述べている。
本実施例では、ONUのキューにほとんど貯蔵されず無条件的に通過する最優先順位を持つイーサネットフレームに対してはキューを与えない条件で、4個のサービスクラスを持つことと仮定する。
各ONU(60−1,60−2,…,60−N)は各キュー80,82,84に伝送されるデータトラフィックを貯蔵し、これら複数のキューに対して各サービスクラスを考慮して動的帯域幅割当を行うことによりQoS(Quality of Service)を保障するためのスケジューラー70を含む。
以下、本発明はOLTでの動的帯域割当方法及びONUでの動的帯域割当方法について詳細に説明することにする。そして、図4乃至図7で使用するパラメータは下記のように定義される。
図3及び図4で使用されるパラメータの定義は次の通りである。BWallocは割り当てられる帯域幅、BWguaranteedは最小保障帯域幅、BWreqは要求帯域幅のことを意味する。そして、BWavailは使用可能な帯域幅、BWavail newは新たな使用可能な帯域幅のことを意味する。“P”はサービスクラスの優先順位を識別し、“I”は特定のONUを意味するもので、1からIまでの全体的なONUの数を意味する。
1)OLTでの動的帯域割当アルゴリズム
まず、OLTのスケジューラーは受信したREPORTメッセージの優先順位フィールドとキュー要求フィールドを利用して、各ONUのキューが要求した帯域とキューの加重値を考慮して単一ONUが次のフレームで使用できる伝送帯域を割り当てる。
まず、OLTのスケジューラーは受信したREPORTメッセージの優先順位フィールドとキュー要求フィールドを利用して、各ONUのキューが要求した帯域とキューの加重値を考慮して単一ONUが次のフレームで使用できる伝送帯域を割り当てる。
図4は、このOLTでの動的帯域割当のための比例割当方法の処理流れ図であって、各ONUのキューが要求した帯域とキューの加重値を考慮して単一のONUが次のフレームで使用できる伝送帯域を割り当てる。
OLT50のスケジューラー52は、受信したREPORTメッセージの優先順位フィールドとキュー要求フィールドを利用して、各ONU(60−1,60−2,…,60−N)のキューが要求した帯域とキューの加重値を考慮して単一のONUが次のフレームで使用できる伝送帯域を割り当てる。OLTスケジューラー52は比例割当アルゴリズムを行って割当帯域を決定する。OLT50はフレーム毎にREPORTメッセージを通じてONUからの要求帯域情報を集めて全ONUが要求した帯域を求め、これを次のフレームで使用可能な帯域と比較した後、該比較結果に応じてONUに帯域幅を割り当てる。
図4を参照すると、まずOLT50のスケジューラー52は102段階で、P0サービスのための固定割当帯域GBWi P0と、P1,P2サービスのための最小保障帯域GBWi P1,P2を割り当てる。まず102段階ですべてのONUに対して各優先順位別に要求した量の総合BWreqi Pから最小保障帯域GBWi P1,P2を除いた総要求量の和RP iを求めてから、104段階で優先順位別にONUの要求量を加えると最小保障帯域GBWi P1,P2を除いた要求量の総合BWtotが求められる。そして、これにより得られた値を110段階で使用可能な帯域BWavail newと比較し、その比較結果に応じてアルゴリズムを行うことができる。
最小保障帯域の割当が終わった後、OLT50のスケジューラー52は106段階でONU(60−1,60−2,…,60−N)に対する最小保障帯域の和を求める。この際、各サービスのために保障される最小帯域の和は全使用可能帯域より小さくなる。かつ、スケジューラー52は108段階で最小保障帯域幅の和を現在使用可能な帯域幅から除いて新たな使用可能な帯域BWavail currentを求める。スケジューラー52は110段階で各ONUの要求帯域幅の和BWtotと新たな使用可能な帯域幅BWavail currentとを比較する。そして、110段階で要求帯域幅の和BWtotが使用可能な帯域幅BWavail currentより小さい場合、OLT50のスケジューラー52は各ONUが要求した帯域幅と同じ帯域幅を割り当てる。
一方、110段階で要求帯域幅の和BWtotが新たな使用可能な帯域幅BWavail currentより大きいと、スケジューラー52は114段階で各ONUiのキューサイズと各キューに対する加重値を考慮して各ONUiの新たな要求帯域BWi new_reqを決定する。そして、OLT50のスケジューラー52は116段階で各ONUiの新たな要求帯域幅に比例する使用可能な帯域幅BWavail newに応じる割当帯域幅を下記の数式1のように決定する。
OLT50のスケジューラー52はONUiに比例で割り当てた帯域とONUiが実際に要求した帯域とを比較して、もし比例で割り当てた帯域が実際に要求した帯域より大きいと、要求した帯域だけを割り当てる。このように帯域割当に加重値が適用されることにより、ONUiに要求した帯域より大きい帯域が割り当てられる問題を解決することができる。
2)ONUでの動的帯域割当アルゴリズム
次に、ONU(60−1,60−2,…,60−N)はREPORTメッセージのキュー要求フィールドを通じて各サービスキューに対する帯域要求情報をOLT50に伝送したが、OLT50がスケジューリングを通じてONU(60−1,60−2,…,60−N)に割り当てた帯域は、各ONU(60−1,60−2,…,60−N)の全体要求帯域に対して割り当てた帯域である。従って、ONU(60−1,60−2,…,60−N)は割り当てられた帯域を自分の優先順位キューに適切な方法にて分けて伝送機会を与えなければならない。その作業を行うスケジューリングアルゴリズムとして比例割当アルゴリズムを考慮することができる。しかし、比例割当アルゴリズムがOLTのスケジューラーとONUのスケジューラーで反復して行われることにより、実質的なパケット伝送に利用できない帯域幅の浪費が発生する。この問題を解決するために、本発明は最大要求優先割当(MRFA:Maximum Request First Allocation)アルゴリズムと優先順位優先割当(HPFA:High Priority Frist Allocation)アルゴリズムを提案する。
次に、ONU(60−1,60−2,…,60−N)はREPORTメッセージのキュー要求フィールドを通じて各サービスキューに対する帯域要求情報をOLT50に伝送したが、OLT50がスケジューリングを通じてONU(60−1,60−2,…,60−N)に割り当てた帯域は、各ONU(60−1,60−2,…,60−N)の全体要求帯域に対して割り当てた帯域である。従って、ONU(60−1,60−2,…,60−N)は割り当てられた帯域を自分の優先順位キューに適切な方法にて分けて伝送機会を与えなければならない。その作業を行うスケジューリングアルゴリズムとして比例割当アルゴリズムを考慮することができる。しかし、比例割当アルゴリズムがOLTのスケジューラーとONUのスケジューラーで反復して行われることにより、実質的なパケット伝送に利用できない帯域幅の浪費が発生する。この問題を解決するために、本発明は最大要求優先割当(MRFA:Maximum Request First Allocation)アルゴリズムと優先順位優先割当(HPFA:High Priority Frist Allocation)アルゴリズムを提案する。
図5は本発明による比例割当アルゴリズムの一実施例の順序図を、図6は本発明による最大要求優先割当アルゴリズムの一実施例の順序図を示し、図7は本発明による優先順位優先割当アルゴリズムの一実施例の順序図を示したものである。以下のONUでの三つの動的帯域割当アルゴリズムを説明するにおいて、優先順位の一番高いサービスクラスP0、P0よりは優先順位の低い二つのサービスクラスであるP1、P2に対する帯域割当要求がある場合を例に挙げる。
1) 比例割当アルゴリズム
ONU(60−1,60−2,…,60−N)のスケジューラー70は202段階でOLT50により割り当てられた使用可能な帯域幅BWi allocと各多重サービスキュー80,82,84の要求帯域BWi reqとを比較する。これにより、要求帯域幅BWi reqと割り当てられた帯域幅BWi allocが一致すると、ONUのスケジューラー70は204段階で一番優先順位の高いサービスクラスP0に対して最小保障帯域幅を割り当てた後、帯域要求したすべてのサービスクラスのキューに対して要求帯域幅を割り当てる。
ONU(60−1,60−2,…,60−N)のスケジューラー70は202段階でOLT50により割り当てられた使用可能な帯域幅BWi allocと各多重サービスキュー80,82,84の要求帯域BWi reqとを比較する。これにより、要求帯域幅BWi reqと割り当てられた帯域幅BWi allocが一致すると、ONUのスケジューラー70は204段階で一番優先順位の高いサービスクラスP0に対して最小保障帯域幅を割り当てた後、帯域要求したすべてのサービスクラスのキューに対して要求帯域幅を割り当てる。
一方、要求帯域幅BWi reqと割り当てられた帯域幅BWi allocが一致しないと、スケジューラー70は206段階で一番優先順位の高いサービスクラスP0に対して先に最小保障帯域を割り当て、残余サービスクラスのP1、P2に対して要求帯域で最小保障帯域を割り当てる。次に、スケジューラー70は208段階で帯域要求したすべてのサービスクラスP0、P1、P2に割り当てられた全最小保障帯域を全部合わせて、現在使用可能な帯域から全最小保障帯域を除いた後に、残った帯域幅があるかを検査する。そして、スケジューラー70は210段階で残余帯域幅に対して各サービスクラスに応じる加重値を考慮して各キュー80,82,84に対する新たな要求帯域を決定し、各キューに新たに決定された要求帯域を全部合わせる。かつ、スケジューラー70は212段階で残余帯域幅と全新たな要求帯域幅に対する各キューの新たな要求帯域幅の比をかけて、算出される新たな使用可能な帯域幅を決定する。前記のような方式によりスケジューラー70は帯域要求したすべてのキューに対する帯域幅を割り当てる。
OLT60が各ONU(60−1,60−2,…,60−N)に比例で割り当てた帯域に基づき、各ONU(60−1,60−2,…,60−N)は多重サービスキュー80,82,84の要求帯域に比例して帯域を割り当てるため、動的帯域割当時に各サービスキューが割り当てられる量は非常に少なくなる。従って、各サービスキューの数が増加するにつれて残余帯域の大きさと発生頻度が増加し、特に最小伝送が保障されず動的帯域割当のみを行うP3サービスではHOL問題が頻繁に発生するため、P3サービスでの残余帯域が大幅に増加する。
従って、帯域の利用率を高めるために、HOL問題を解決すると同時に残余帯域を減らし得る帯域割当アルゴリズムの設計が必要になった。
2) 最大要求優先割当アルゴリズム
最大要求優先割当(Maximum Request First Allocation:MRFA)アルゴリズムはHOL問題を解決し、残余帯域を減らすために提案された動的帯域割当アルゴリズムである。最大要求優先割当アルゴリズムはOLTから割り当てられた帯域を各キューに動的に割り当てるために、各キューの要求帯域に加重値を適用して新たな要求帯域を決定し、これに基づき要求帯域の一番大きいサービスキューの順に帯域を割り当てるアルゴリズムである。
最大要求優先割当(Maximum Request First Allocation:MRFA)アルゴリズムはHOL問題を解決し、残余帯域を減らすために提案された動的帯域割当アルゴリズムである。最大要求優先割当アルゴリズムはOLTから割り当てられた帯域を各キューに動的に割り当てるために、各キューの要求帯域に加重値を適用して新たな要求帯域を決定し、これに基づき要求帯域の一番大きいサービスキューの順に帯域を割り当てるアルゴリズムである。
図6を参照すると、ONU(60−1,60−2,…,60−N)のスケジューラー70は302段階でOLT50により割り当てられた使用可能な帯域幅BWi allocと各多重サービスキュー80,82,84の要求帯域BWi reqとを比較する。これにより、要求帯域幅BWi reqと割り当てられた帯域幅BWi allocが一致すると、ONUのスケジューラー70は304段階で一番優先順位の高いサービスクラスP0に対して最小保障帯域幅を割り当てた後、帯域要求したすべてのサービスクラスのキューに対して要求帯域幅を割り当てる。
一方、要求帯域幅BWi reqと割り当てられた帯域幅BWi allocが一致しないと、スケジューラー70は306段階で一番優先順位の高いサービスクラスP0に対して先に最小保障帯域を割り当ててから、残余サービスクラスP1、P2に対して最小保障帯域を割り当てる。次に、スケジューラー70は308段階ですべてのサービスクラスP0、P1、P2に割り当てられた全最小保障帯域を全部合わせた後、現在使用可能な帯域から全最小保障帯域を除き、残余帯域幅があるかを検査する。そして、スケジューラー70は310段階で残余帯域幅に対して各サービスクラスに応じる加重値を考慮して各キュー80,82,84に対する新たな要求帯域を決定する。
そして、スケジューラー70は312段階で帯域要求した各キューに対して計算された新たな要求帯域が大きい順に帯域を割り当てる。図示したように、帯域要求した各キューの使用可能な帯域が帯域要求した各キューの要求帯域より大きいと、スケジューラー70により割り当てられた帯域幅はキューが要求した最大帯域幅になる。スケジューラー70は要求帯域が大きい順に使用可能な帯域のうちで最大帯域幅を割り当てる。かつ、スケジューラー70は314段階で現在使用可能な帯域が残っているかを検査し、もしあったら312段階に戻る。
前記のように比例割当アルゴリズムにはフレーム毎に単一ONUに対して最大キューの数だけの残余帯域が存在するが、最大要求優先順位アルゴリズムには最大一つの残余帯域が存在する。かつ、残余帯域はキュー数に影響を受けず、最大残余帯域を持つ場合には最小保障帯域を持つサービスキュー数のみにより影響を受ける。従って、キュー数により残余帯域が増加する比例割当アルゴリズムに比べて最大要求優先割当アルゴリズムは残余帯域を減少させて帯域の利用率を高め、キューの増加に影響を受けないので拡張性に優れている。
3)優先順位優先割当アルゴリズム
優先順位優先割当(High Priority First Allocation:HPFA)アルゴリズムも前記最大要求優先割当アルゴリズムと同様にHOL問題を解決し、発生する残余帯域を減少させることにより、帯域の利用率を向上させるために提案されたアルゴリズムである。優先順位優先割当アルゴリズムはOLTにより割り当てられた帯域を各キューに割り当てる時に一番優先順位の高いキューの帯域を割り当てられた帯域のうちで保障し、残余帯域がある時には各キューの要求帯域と加重値を考慮して新たな要求帯域を決定し、これに基づき各キューの要求帯域が大きい順に帯域を割り当てる。
優先順位優先割当(High Priority First Allocation:HPFA)アルゴリズムも前記最大要求優先割当アルゴリズムと同様にHOL問題を解決し、発生する残余帯域を減少させることにより、帯域の利用率を向上させるために提案されたアルゴリズムである。優先順位優先割当アルゴリズムはOLTにより割り当てられた帯域を各キューに割り当てる時に一番優先順位の高いキューの帯域を割り当てられた帯域のうちで保障し、残余帯域がある時には各キューの要求帯域と加重値を考慮して新たな要求帯域を決定し、これに基づき各キューの要求帯域が大きい順に帯域を割り当てる。
図7を参照すると、ONU(60−1,60−2,…,60−N)のスケジューラー70は402段階でOLT50により割り当てられた使用可能な帯域幅と各多重サービスキュー80,82,84の要求帯域幅とを比較する。これにより、要求帯域BWi reqと割り当てられた帯域幅BWi allocが一致すると、ONUのスケジューラー70は404段階で一番優先順位の高いサービスクラスP0に対して最小保障帯域幅を割り当てた後、帯域要求したすべてのサービスクラスのキューに対して要求帯域幅を割り当てる。
一方、要求帯域幅BWi reqと割り当てられた帯域幅BWi allocが一致しないと、スケジューラー70は406段階で一番優先順位の高いサービスクラスP0に対して先に最小保障帯域を割り当ててから、残余サービスクラスP1、P2に対して最小保障帯域を割り当てる。次に、スケジューラー70は408段階ですべてのサービスクラスP0、P1、P2に割り当てられた全最小保障帯域を全部合わせた後、現在使用可能な帯域から全最小保障帯域を除き、残余帯域幅があるかを検査する。
かつ、スケジューラー70は410段階で残余帯域幅に対して一番優先順位の高いキューの帯域を割り当てられた帯域内で保障する。図示したように、一番優先順位の高いサービスキューP1に対して先に割り当てられた帯域内でP1の要求帯域幅を割り当てる。次に、スケジューラー70は412段階で残余帯域があるかを検査し、もしあったら414段階で各キューの要求帯域と加重値を考慮して新たな要求帯域幅を決定し、各キューに対して新たな要求帯域が大きい順に帯域幅を割り当てる。もし、帯域要求した各キューの使用可能な帯域が帯域要求した各キューの要求帯域より大きいと、割り当てられる帯域幅はキューが要求した最大帯域幅になる。スケジューラー70は要求帯域の大きい順に使用可能な帯域のうちで最大帯域幅を割り当てる。かつ、スケジューラー70は416段階で現在使用可能な帯域が残っているかを検査し、もしあったら414段階に戻る。
前記アルゴリズムの場合には常に優先順位の高いキューを先に保障するため、各サービスの要求事項を充足することができ、既に要求した帯域のみを割り当てて優先順位の低いキューに伝送機会を与えるので、キュー間の公正性が保障できる。帯域割当時に優先順位が高い順にキューの伝送機会を先に保障する場合、入力負荷が低いにもかかわらず優先順位の低いキューの遅延がむしろ増加する場合が発生するが、これを低い入力負荷でのペナルティ現象という。この現象は伝送時点で優先順位の高いキューのデータを先に保障したために発生するものである。しかし、優先順位割当アルゴリズムは優先順位の高いキューのサイズと同様な帯域を割り当てず、以前のフレームで要求した帯域のみを割り当てるため、ペナルティ現象を解決することができる。かつ、優先順位優先割当アルゴリズムはフレーム毎に単一ONUに対して最大一つの残余帯域を発生させるので、残余帯域により浪費される帯域を減らし得る。
本発明によるOLTのスケジューラーはONUから伝送されたREPORTメッセージ内の多重キュー要求情報を受信してスケジューリングした後に、単一ONUに対して統合されたスケジューリング結果をGATEメッセージを通じて伝送する。かつ、本発明によるONUのスケジューラーはOLTにより割り当てられた帯域に基づきスケジューリングを行い、自分に属する各キューに伝送帯域を割り当てる。このように階層的構造は各キューからGATEメッセージとREPORTメッセージを取り除くので、拡張性の問題が解決される。よって、一つのONU内に存在するすべてのキューがデータの伝送時にガードタイム無しで連続的にサービスされるので、スイッチオーバーオーバーヘッド問題を解決することができる。
なお、本発明による動的帯域割当アルゴリズムはOLTとONUがGATEメッセージとREPORTメッセージを通じて情報交換を行うので、MPCPと互換可能になり、効率的なキュー数を使用し、拡張性に優れ、公正なキューイングを保障し、効率的に帯域を使用することができる。
以上、本発明について具体的な実施形態に基づき詳細に説明してきたが、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の変形が可能なのは明らかである。従って、本発明の範囲は、上記実施形態に限るものでなく、特許請求の範囲のみならず、その範囲と均等なものにより定められるべきである。
Claims (8)
- 一つのOLT(Optical Line Terminal)と多数のONU(Optical Network Unit)がODN(Optical Distribution Network)を通じて接続されるギガビットイーサネット受動光加入者網(Gigabit Ethernet Passive Optical Network:GE−PON)で、前記OLTが前記ONUのデータ伝送のための帯域幅要求に対応して該各ONUに帯域幅を割り当てる動的帯域幅割当方法において、
全使用可能な帯域幅のうちで前記ONUから要求された各サービスのために保障される最小帯域を割り当てる段階と、
前記帯域幅を要求したすべてのONUに前記最小帯域を割り当てた後に前記全使用可能な帯域幅内に現在使用可能な帯域幅がある場合、前記ONUが要求した帯域幅の和が前記現在使用可能な帯域幅より小さいと、前記ONUが要求した帯域幅を割り当て、一方、前記ONUが要求した帯域幅の和が前記現在使用可能な帯域幅より大きいと、前記各ONUのキューサイズと各キューに対する加重値を考慮して該各ONUに対して新たな要求帯域幅を決定し、これに比例して帯域幅を割り当てる段階とを含むことを特徴とする動的帯域幅割当方法。 - 一つのOLT(Optical Line Terminal)と多数のONU(Optical Network Unit)がODN(Optical Distribution Network)を通じて接続されるギガビットイーサネット受動光加入者網(Gigabit Ethernet Passive Optical Network:GE−PON)で、前記ONUが前記OLTから割り当てられた帯域幅を各サービスキューの帯域幅要求に対応して各サービスクラスのキューに割り当てる動的帯域幅割当方法において、
前記OLTにより割り当てられた使用可能な帯域幅が前記帯域幅を要求した各キューの要求帯域幅の和より大きいと、前記各キューが要求した帯域幅を割り当て、一方、前記使用可能な帯域幅が前記各キューの要求帯域幅の和より小さいと、サービスクラスの優先順位に応じて最小保障帯域幅を割り当てる段階と、
前記使用可能な帯域幅のうちで前記最小保障帯域幅を割り当てて残った残余帯域幅に対して各サービスクラスに応じる加重値を考慮して前記各キューに対する新たな要求帯域を決定し、これに比例して前記残余帯域幅を割り当てる段階とを含むことを特徴とする動的帯域幅割当方法。 - 一つのOLT(Optical Line Terminal)と多数のONU(Optical Network Unit)がODN(Optical Distribution Network)を通じて接続されるギガビットイーサネット受動光加入者網(Gigabit Ethernet Passive Optical Network:GE−PON)で、前記ONUが前記OLTから割り当てられた帯域幅を各サービスキューの帯域幅要求に対応して各サービスクラスのキューに割り当てる動的帯域幅割当方法において、
前記OLTからの使用可能な帯域幅が前記帯域幅を要求した各キューの要求帯域幅の和より大きいと、前記各キューが要求した帯域幅を割り当て、一方、前記使用可能な帯域幅が前記各キューの要求帯域幅の和より小さいと、サービスクラスの優先順位に応じて最小保障帯域幅を割り当てる段階と、
前記使用可能な帯域幅のうちで前記最小保障帯域幅を割り当てて残った帯域幅に対して要求帯域の大きい順に帯域幅を割り当てる段階とを含むことを特徴とする動的帯域幅割当方法。 - 一つのOLT(Optical Line Terminal)と多数のONU(Optical Network Unit)がODN(Optical Distribution Network)を通じて接続されるギガビットイーサネット受動光加入者網(Gigabit Ethernet Passive Optical Network:GE−PON)で、前記ONUが前記OLTにより割り当てられた帯域幅を各サービスキューの帯域幅要求に対応して各サービスクラスのキューに割り当てる動的帯域幅割当方法において、
前記OLTにより割り当てられた使用可能な帯域幅が前記帯域幅を要求した各キューの要求帯域幅の和より大きいと、前記各キューが要求した帯域幅を割り当て、一方、前記使用可能な帯域幅が前記各キューの要求帯域幅の和より小さいと、サービスクラスの優先順位に応じて最小保障帯域幅を割り当てる段階と、
前記使用可能な帯域幅のうちで前記最小保障帯域幅を割り当てて残った帯域幅に対して優先順位の一番高い前記キューに先に帯域幅を割り当て、残余の前記キューには各サービスクラスに対する加重値を考慮して該各キューに対する新たな要求帯域を決定し、これに比例して帯域幅を割り当てる段階とを含むことを特徴とする動的帯域幅割当方法。 - GE−PON(Gigabit Ethernet Passive Optical Network)システムにおいて、
一つのOLT(Optical Line Terminal)と、
ODN(Optical Distribution Network)を通じて前記OLTに接続される複数のONU(Optical Network Unit)と、
全使用可能な帯域幅のうちで前記ONUから要求された各サービスのために保障される最小帯域を割り当てる手段と、
前記帯域幅を要求したすべてのONUに前記最小帯域を割り当てた後に前記全使用可能な帯域幅に現在使用可能な帯域幅がある場合、前記ONUが要求した帯域幅の和が前記現在使用可能な帯域幅より小さいと、前記ONUが要求した帯域幅を割り当て、一方、前記ONUが要求した帯域幅の和が前記現在使用帯域幅より大きいと、前記各ONUのキューサイズと各キューに対する加重値を考慮して前記各ONUに対して新たな要求帯域幅を決定し、これに比例して帯域幅を割り当てる手段とを含むことを特徴とするGE−PONシステム。 - GE−PON(Gigabit Ethernet Passive Optical Network)システムにおいて、
一つのOLT(Optical Line Terminal)と、
ODN(Optical Distribution Network)を通じて前記OLTに接続される複数のONU(Optical Network Unit)と、
前記OLTにより前記ONUに割り当てられた使用可能な帯域幅が帯域幅を要求した各キューの要求帯域の和より大きいと、該各キューが要求した帯域幅を割り当て、一方、前記使用可能な帯域幅が前記各キューの要求帯域幅の和より小さいと、サービスクラスの優先順位に応じて最小保障帯域幅を割り当てる手段と、
前記使用可能な帯域幅のうちで前記最小保障帯域幅を割り当てて残った残余帯域幅に対して各サービスクラスに応じる加重値を考慮して前記各キューに対する新たな要求帯域を決定し、これに比例して前記残余帯域幅を割り当てる手段とを含むことを特徴とするGE−PONシステム。 - GE−PON(Gigabit Ethernet Passive Optical Network)システムにおいて、
一つのOLT(Optical Line Terminal)と、
ODN(Optical Distribution Network)を通じて前記OLTに接続される複数のONU(Optical Network Unit)と、
前記OLTにより前記ONUに割り当てられた使用可能な帯域幅が帯域幅を要求した各キューの要求帯域の和より大きいと、該各キューが要求した帯域幅を割り当て、一方、前記使用可能な帯域幅が前記各キューの要求帯域幅の和より小さいと、サービスクラスの優先順位に応じて最小保障帯域幅を割り当てる手段と、
前記使用可能な帯域幅のうちで前記最小保障帯域幅を割り当てて残った帯域幅に対して要求帯域の大きい順に帯域幅を割り当てる手段とを含むことを特徴とするGE−PONシステム。 - GE−PON(Gigabit Ethernet Passive Optical Network)システムにおいて、
一つのOLT(Optical Line Terminal)と、
ODN(Optical Distribution Network)を通じて前記OLTに接続される複数のONU(Optical Network Unit)と、
前記OLTにより前記ONUに割り当てられた使用可能な帯域幅が帯域幅を要求した各キューの要求帯域幅の和より大きいと、該各キューが要求した帯域幅を割り当て、一方、前記使用可能な帯域幅が前記各キューの要求帯域幅の和より小さいと、サービスクラスの優先順位に応じて最小保障帯域幅を割り当てる手段と、
前記使用可能な帯域幅のうちで前記最小保障帯域幅を割り当てて残った帯域幅に対して優先順位の一番大きい前記キューに先に帯域幅を割り当て、残余の前記キューには各サービスクラスに応じる加重値を考慮して該各キューに対する新たな要求帯域を決定し、これに比例して帯域幅を割り当てる手段とを含むことを特徴とするGE−PONシステム。
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