JP3844516B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、給湯装置に関し、特にケーシングの正面部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガス給湯装置では、ケーシングの収容空間に、バーナと、バーナに燃焼用空気を供給するためのファンと、バーナでの燃焼熱により水を加熱する熱交換器とが収容されている。これらガス給湯装置の構成要素はそれぞれ騒音を発生させる。すなわち、ファンは空気を吸い込む音を発生させ、バーナは燃焼音を発生させ、熱交換器およびそれに連なる配管は通水音を発生させる。
従来、上記騒音を低減するための工夫がなされている。特開平4ー356662号公報では、ケーシングの正面部をフロントカバーと遮音板との二重構造にすることにより、ケーシングの正面部を前方へ突き抜けて伝播する騒音を低減させようとしている。また、この公報では、フロントカバーの左右縁部にそれぞれ吸気口を形成し、遮音板の中央ライン近傍部に大きな通気口を形成している。燃焼用空気は、フロントカバーの吸気口から入り、フロントカバーと遮音板との間の空気通路を通り、遮音板の通気口からケーシングの収容空間に流入してファンに吸い込まれる。この空気通路を音響迷路として利用することにより、空気通路を介して伝播する騒音をも低減させようとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報の給湯装置では、フロントカバーと遮音板により正面部が二重構造になっているが、その二重構造が遮音の機能を十分に発揮してない。詳述すると、上記騒音源のうち、ファンはケーシングの横幅方向の中央近傍に配置されている。またバーナや熱交換器は、その中央部がケーシングの中心ライン近傍にあり、左右に延びている。したがって、ケーシングの正面部を前方へ突き抜けて伝播する経路をとる騒音は、高い割合でケーシングの正面部の中央ライン近傍を突き抜けようとする。しかし、上記公報の給湯装置では、遮音板の中央ライン近傍部に通気口が形成されており、ケーシングの正面部中央ライン近傍部を通る騒音をフロントカバーだけで遮ることになるため、この騒音を十分に低減させることができなかった。また、上記空気通路は、ケーシングの横幅の略半分の長さであり、音響迷路としては長さが不十分であるため、この空気通路を介して伝播する騒音の低減効果も弱かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ケーシングの収容空間に、バーナと、バーナに燃焼用空気を供給するためのファンと、バーナでの燃焼熱により水を加熱する熱交換器とを縦に配列するようにして収容し、このケーシングの正面部が、フロントカバーとその裏に配置された遮音板とを備えた給湯装置において、上記遮音板の左右縁と下縁のそれぞれを、上記フロントカバーの対応する縁に固定し、遮音板の上縁とフロントカバーとの間を塞ぎ、上記フロントカバーの左右一方の縁部に、その縁部に沿って吸気口を縦に形成し、上記遮音板の左右他方の縁部に、その縁部に沿って通気口を縦に形成し、これにより上記吸気口と上記通気口を、上記ケーシングの正面部の中央ライン近傍部から離すとともにこの中央ライン近傍部を挟むようにして左右に対峙させ、この吸気口から通気口に至るフロントカバーと遮音板との間の空間を主たる空気通路とし、この空気通路を経た空気をファンが吸い込む構成とし、上記ファンを、上記遮音板の通気口から左右方向に離して中央ライン寄りに配置し、上記遮音板を上記通気口の近傍において固定手段によりフロントカバーに固定し、この固定手段と上記遮音板の左右他方の縁とで上記通気口を挟むような位置関係とし、上記ケーシングの収容空間内には、上記遮音板の通気口の近傍に、上記バーナの燃焼を制御する電装基板を配置したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の給湯装置において、上記固定手段が、上記フロントカバーと遮音板との間に介在された別部材をなすステーであることを特徴とする。
請求項3の発明は、ケーシングの収容空間に、バーナと、バーナに燃焼用空気を供給するためのファンと、バーナでの燃焼熱により水を加熱する熱交換器とを縦に配列するようにして収容し、このケーシングの正面部が、フロントカバーとその裏に配置された遮音板とを備えた給湯装置において、上記遮音板の左右縁と下縁のそれぞれを、上記フロントカバーの対応する縁に固定し、遮音板の上縁とフロントカバーとの間を塞ぎ、上記フロントカバーの左右一方の縁部に、その縁部に沿って吸気口を縦に形成し、上記遮音板の左右他方の縁部に、その縁部に沿って通気口を縦に形成し、これにより上記吸気口と上記通気口を、上記ケーシングの正面部の中央ライン近傍部から離すとともにこの中央ライン近傍部を挟むようにして左右に対峙させ、この吸気口から通気口に至るフロントカバーと遮音板との間の空間を主たる空気通路とし、この空気通路を経た空気をファンが吸い込む構成とし、上記ファンを、上記遮音板の通気口から左右方向に離れて中央ライン寄りに配置し、 上記遮音板にはフロントカバーに向かって突出する横断面コ字形のリブが形成され、このリブ又はこのリブとパッキンとにより、上記フロントカバーと遮音板との間に障害部を構成し、この障害部により上記主たる空気通路を蛇行形状にし、上記リブの一部分が上記通気口の近傍に配置され、当該一部分と上記遮蔽板の左右他方の縁とで上記通気口を挟むような位置関係とし、上記ケーシングの収容空間内には、上記遮音板の通気口の近傍に、上記バーナの燃焼を制御する電装基板を配置したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の給湯装置において、上記リブが、上下方向に延びる複数の縦長の部分を有し、その内の1つの縦長の部分が上記遮蔽板の通気口の近傍において通気口に沿って配置され、当該1つの縦長の部分と上記遮蔽板の左右他方の縁とで上記通気口を挟むような位置関係としたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の給湯装置において、上記ファンの吸い込み側が、上記ケーシングの正面部の反対側を向いていることを特徴とする。
【0005】
【作用】
請求項1,3の発明では、バーナ,ファン,熱交換器が縦に配列されており、ケーシング正面部において縦に延びる中央ラインを含む領域に騒音が集中する傾向があるが、上記フロントカバーの左右一方の縁部に吸気口を形成し、上記遮音板の左右他方の縁部に通気口を形成したので、ケーシングの正面部の中央ライン近傍部において、吸気口,通気口を形成せずに済み、フロントカバーと遮音板の少なくとも二重構造にすることができ、ケーシングの正面部を前方へ突き抜けて伝播する騒音を十分に低減させることができる。また、空気通路を介しての騒音の伝播は、騒音が集中する中央ライン近傍部から通気口へ、さらに通気口から吸気口に至るので、伝播経路を長くすることができ、しかも通気口で伝播経路に折り返しができる。その結果、伝播する騒音を十分に低減することができる。
しかも、上記のように騒音を低減するために吸気口および通気口を縁部に形成したにも拘わらず、これら吸気口および通気口を縦に形成したので、圧損を小さくし空気吸い込み量を十分に確保することができ、ファンの負担を軽減できる。さらに、遮音板の通気口を通ってケーシングの収容空間に流れ込んだ空気の通り道に電装基板が配置されているので、この空気で電装基板を冷却することができる。また、ファンを通気口から左右方向に離して中央寄りに配置したので、ファンからの騒音の伝播経路を長くすることができ、ファンからの騒音を十分低減することができる。
特に請求項1の発明では、遮音板は、通気口近傍において固定手段によりフロントカバーに固定されるので、通気口近傍を補強することができる。
特に請求項3の発明では、遮音板にコ字形のリブを形成したので、遮音板を補強することができる。しかもこのリブを含む障害部により空気通路を蛇行形状にして長くすることができ、より一層騒音を低減させることができる。また、上記リブの一部分が上記通気口の近傍に配置され、当該一部分と上記遮蔽板の左右他方の縁とで上記通気口を挟むような位置関係としたので、通気口近傍を補強することができる。
請求項2の発明では、遮音板とフロントカバーの固定を、別部材をなすステーにより行なっているため、遮音板に特別な加工をせずに補強を行なうことができる。
請求項4の発明では、リブの縦長部分が遮蔽板の通気口近傍において通気口に沿って配置されるため、この通気口近傍をより一層確実に補強することができる。
請求項5の発明では、ファンの吸い込み側が正面部の反対側を向いているので、吸い込み音の正面部を介しての伝播量を低減できる。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の第一実施例を図1〜図4を参照して説明する。図2に示すように、ガス給湯装置はケーシング1を備えている。このケーシング1内の収容空間1aには、熱交換器2と、バーナ3と、ファン4が上から順に配置されている。また、図1,図2に示すように、熱交換器1の左側には、バーナ3の燃焼を制御するための電装基板5が配置されている。
【0007】
図1に示すように、ケーシング1は、前面を開口したキャビネット1bと、このキャビネット1bの前面開口を塞ぐフロントカバーアッセンブリ1c(正面部)とを備えている。フロントカバーアッセンブリ1cは、フロントカバー10と遮音板20により構成されて、二重構造となっている。
【0008】
上記フロントカバー10は、図1〜図3に示されているように、ほぼ矩形の平坦部11と、この平坦部11の周縁から後方に延びる壁部12と、この壁部12の後縁に形成された鍔部13とを有している。平坦部11の右縁部には、右縁部に沿って縦に配列された多数の吸気口15が形成されている。また、下側の壁部12には、雨水抜きを兼ねた補助吸気口16が形成されている。さらに、平坦部11の上縁部には、燃焼ガスを排気するための排気口17が形成されている。
【0009】
上記遮音板20は、図1,図4に良く示されているように、フロントカバー10と略同じ横幅を有し、フロントカバー10より短い縦幅を有している。遮音板20は、左右縁と下縁に鍔21を有しており、これら鍔21が、フロントカバー10の鍔13に接着等の手段で固定され、これによりフロントカバーアッセンブリ1cが構成されている。遮音板20とフロントカバー10はこれらの間に介在されたステー22,23(固定手段)によっても固定されている。一つのステー23は、ほぼ水平に長く形成されており、遮音板20の上縁をフロントカバー10に固定している。このステー23は、遮音板20の上縁とフロントカバー10との間を塞ぐ役割も担っている。
【0010】
上記遮音板20は、上記フロントカバー10の吸気口15の反対側の縁部、すなわち図1,図2に示すように正面から見て左側の縁部(図4に示すように裏側から見て右側の縁部)に、この左側の縁部に沿って延びる縦長の通気口25を有している。この通気口25は、電装基板5の近傍に位置している。さらに、遮音板20は、下部中央に小さな縦長の補助通気口26を有している。この補助通気口26は、上記ファン4のモータ4aの端部を受けるモータ受部27に隣接して形成されており、このモータ受部27より、吸気口15寄りに位置している。
【0011】
上記構成において、燃焼用の空気は、図1において矢印Xで示すように、フロントカバー10の吸気口15から入り、フロントカバー10と遮音板20との間の空気通路30を通り、遮音板20の通気口25を経てケーシング1の収容空間1aに入り込む。そして、ファン4によって吸い込まれバーナ3に供給される。この際、通気口25の近傍に配置された電装基板5は、この流入空気により冷却される。なお、空気通路30を通る空気の一部は、矢印Yで示すように、補助通気口26を抜けて反対側からファン4に吸い込まれる。
【0012】
熱交換器2,バーナ3,ファン4で発生した騒音は、主に2つの経路で外部へ伝播しようとする。第1の伝播経路は、フロントカバーアッセンブリ1cを前方へ突き抜ける経路である(図1において矢印Zで示す)。第2の伝播経路は、空気通路30を経て矢印Xと逆向きに伝播する経路である。
第1の伝播経路の騒音(ほぼ全域の周波数)は、前述したように高い割合でフロントカバーアッセンブリ1cの中央ライン近傍を突き抜ける。遮音板20の通気口25が左縁部に形成されているため、このフロントカバーアッセンブリ1cの中央ライン近傍部はフロントカバー10と遮音板20の二重構造になっており、それ故、この騒音を十分に減衰させることができる。
第2の経路の騒音(主に200〜400Hzの低周波域)は、ケーシング1の横幅にほぼ相当する空気通路30を通り、この長い空気通路30が音響迷路として機能するから、この騒音を十分に減衰させることができる。なお、フロントカバー10と遮音板20との間に配置されたステー22は、空気通路30が音響迷路としての役割を高めるように働く。
【0013】
遮音板20の補助通気口26は、ファン4の吸い込み動作に伴うモータ4aの負荷を軽減するために形成されており、上記騒音低減効果を弱める作用がある。しかし、この補助通気口26は小さいため、問題にはならない。なお、この補助通気口26は省いてもよい。同様のことが、フロントカバー10に形成された補助吸気口16についても言える。
【0014】
次に、本発明の他の実施例を説明する。これら実施例において、第一実施例に対応する構成部には、同番号を付してその詳細な説明を省略する。また、図面を簡略化するために一部構成要素を省略して示す。
【0015】
図5に示す第二実施例では、フロントカバー10の吸気口15(第一実施例)の代わりに、キャビネット1bの右側壁の前縁部に吸気口19が形成されている。また、遮音板20の右縁部には連通口29が形成されている。遮音板20の裏面とキャビネット1bの右側壁の内面には、縦長の閉鎖ブラケット40の両側縁が固定されており、この閉鎖ブラケット40で囲われた空間を介して、吸気口19と連通口29が連なっている。遮音板20の通気口25は前述の第一実施例と同様に、左縁部に形成されている。この実施例では矢印で示すように、燃焼用空気が吸気口19から入り込み、連通口29を通り、フロントカバー10と遮音板20との間の空気通路30を通り、通気口25から電装基板5を冷却しながらケーシング1の収容空間1aに入り込む。遮音効果については、第一実施例と同様であるから、説明を省略する。なお、ブラケット40の代わりに遮音板20を折り曲げてキャビネット1bに側壁に固定してもよい。
【0016】
図6に示す第三実施例では、フロントカバーアッセンブリ1cは、フロントカバー10と遮音板20の他に、遮音板20の裏側に固定された補助遮音板50を備えている。この補助遮音板50の図における右縁部(フロントカバー10の吸気口15と同じ側で遮音板20の通気口25の反対側)には、補助通気口55が形成されている。燃焼用空気は、矢印で示すように、フロントカバー10の吸気口15から入り込み、フロントカバー10と遮音板20との間の空気通路30を通り、遮音板20の通気口25を経て、遮音板20と補助遮音板50との間の空気通路31を通り、補助通気口55から電装基板5を冷却しながらケーシング1の収容空間1aに入り込む。この実施例では、フロントカバーアッセンブリ1cが三重構造をなしており、空気通路30,31により構成される音響迷路が長いため、より一層騒音を低減させることができる。
【0017】
上記第一、第二、第三実施例では、すべての構成を左右対称にしてもよいことは勿論である。
【0018】
図7に示す第四実施例では、遮音板20にリブ20a(障害部)が形成されている。このリブ20aはフロントカバー10に向かって突出しており、その先端が、図8(A)に示すようにフロントカバー10の裏面に当接している。また、遮音板20の上縁はフロントカバー10に向かって折り曲げられており、このフロントカバー10の裏面に当接している。この実施例では、フロントカバー10と遮音板20の間の空気通路30がリブ20aによって蛇行形状にされ、音響迷路としてより一層長くなり、騒音をより一層低減させることができる。
なお、図8(B)に示すように上記リブ20aの突出高さを低くし、このリブ20aとフロントカバー10との間に発泡軟質ゴム製のパッキン70を介在させてもよい。さらに、リブ20aの代わりに、パッキン70(障害部)を介在させて音響迷路を形成してもよい。
【0019】
本発明は上記実施例に制約されず、種々の態様が可能である。例えば、図1において、フロントカバー10の裏面および遮音板20の前面の一方または両方のほぼ全域に上記パッキンを張り付けてもよい。
本発明は石油等の他の燃料を用いた給湯装置にも適用可能である。
【0020】
【発明の効果】
本願発明では、給湯装置のバーナ,ファン等で発生した騒音を十分に低減させることができるとともに電装基板の冷却も良好に行なうことができ、遮蔽板の強度も確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例をなす給湯装置の横断面図である。
【図2】同給湯装置の正面図である。
【図3】同給湯装置のフロントカバーアッセンブリの斜視図である。
【図4】同給湯装置のフロントカバーアッセンブリの背面図である。
【図5】本発明の第二実施例をなす給湯装置の横断面図である。
【図6】本発明の第三実施例をなす給湯装置の横断面図である。
【図7】本発明の第四実施例をなす給湯装置に用いられるフロントカバーアッセンブリの背面図である。
【図8】(A),(B)は図7中VIIIーVIII線に沿う断面図であり、それぞれ異なる態様を示す。
【符号の説明】
1 … ケーシング
1a … 収容空間
1c … フロントカバーアッセンブリ(ケーシングの正面部)
2 … 熱交換器
3 … バーナ
4 … ファン
5 … 電装基板
10 … フロントカバー
15,19 … 吸気口
20 … 遮音板
25 … 通気口
30,31 … 空気通路
50 … 補助遮音板
55 … 補助通気口
20a…リブ(障害部)
70 …パッキン(障害部)

Claims (5)

  1. ケーシングの収容空間に、バーナと、バーナに燃焼用空気を供給するためのファンと、バーナでの燃焼熱により水を加熱する熱交換器とを縦に配列するようにして収容し、このケーシングの正面部が、フロントカバーとその裏に配置された遮音板とを備えた給湯装置において、
    上記遮音板の左右縁と下縁のそれぞれを、上記フロントカバーの対応する縁に固定し、遮音板の上縁とフロントカバーとの間を塞ぎ、
    上記フロントカバーの左右一方の縁部に、その縁部に沿って吸気口を縦に形成し、上記遮音板の左右他方の縁部に、その縁部に沿って通気口を縦に形成し、これにより上記吸気口と上記通気口を、上記ケーシングの正面部の中央ライン近傍部から離すとともにこの中央ライン近傍部を挟むようにして左右に対峙させ、この吸気口から通気口に至るフロントカバーと遮音板との間の空間を主たる空気通路とし、この空気通路を経た空気をファンが吸い込む構成とし、
    上記ファンを、上記遮音板の通気口から左右方向に離して中央ライン寄りに配置し、
    上記遮音板を上記通気口の近傍において固定手段によりフロントカバーに固定し、この固定手段と上記遮音板の左右他方の縁とで上記通気口を挟むような位置関係とし、
    上記ケーシングの収容空間内には、上記遮音板の通気口の近傍に、上記バーナの燃焼を制御する電装基板を配置したことを特徴とする給湯装置。
  2. 上記固定手段が、上記フロントカバーと遮音板との間に介在された別部材をなすステーであることを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. ケーシングの収容空間に、バーナと、バーナに燃焼用空気を供給するためのファンと、バーナでの燃焼熱により水を加熱する熱交換器とを縦に配列するようにして収容し、このケーシングの正面部が、フロントカバーとその裏に配置された遮音板とを備えた給湯装置において、
    上記遮音板の左右縁と下縁のそれぞれを、上記フロントカバーの対応する縁に固定し、遮音板の上縁とフロントカバーとの間を塞ぎ、
    上記フロントカバーの左右一方の縁部に、その縁部に沿って吸気口を縦に形成し、上記遮音板の左右他方の縁部に、その縁部に沿って通気口を縦に形成し、これにより上記吸気口と上記通気口を、上記ケーシングの正面部の中央ライン近傍部から離すとともにこの中央ライン近傍部を挟むようにして左右に対峙させ、この吸気口から通気口に至るフロントカバーと遮音板との間の空間を主たる空気通路とし、この空気通路を経た空気をファンが吸い込む構成とし、
    上記ファンを、上記遮音板の通気口から左右方向に離れて中央ライン寄りに配置し、
    上記遮音板にはフロントカバーに向かって突出する横断面コ字形のリブが形成され、このリブ又はこのリブとパッキンとにより、上記フロントカバーと遮音板との間に障害部を構成し、この障害部により上記主たる空気通路を蛇行形状にし、
    上記リブの一部分が上記通気口の近傍に配置され、当該一部分と上記遮蔽板の左右他方の縁とで上記通気口を挟むような位置関係とし、
    上記ケーシングの収容空間内には、上記遮音板の通気口の近傍に、上記バーナの燃焼を制御する電装基板を配置したことを特徴とする給湯装置。
  4. 上記リブが、上下方向に延びる複数の縦長の部分を有し、その内の1つの縦長の部分が上記遮蔽板の通気口の近傍において通気口に沿って配置され、当該1つの縦長の部分と上記遮蔽板の左右他方の縁とで上記通気口を挟むような位置関係としたことを特徴とする請求項3に記載の給湯装置。
  5. 上記ファンの吸い込み側が、上記ケーシングの正面部の反対側を向いていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の給湯装置。
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