JP3843611B2 - 色分解画像修正方法および色分解画像修正装置 - Google Patents

色分解画像修正方法および色分解画像修正装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、色分解画像修正方法および色分解画像修正装置に関し、特に、高彩度色材を用いた画像出力装置で目標色を再現する色材を決定する際の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常のイエローY,マゼンタM,シアンC,スミKといった色材以外の、いわゆる高彩度色材(特色)を用いたプリンタでは色材数が多く、目標色を再現するための色材の割合を決定することが難しいという問題があった。
【0003】
また、実用的な範囲での測定数で、このような色材数が多いプリンタの特性推定が可能な方法が望まれていた。
また、インクジェットプリンタでは色材数を増やすことが容易であり、多くの色材でも体系的な手法により求めることができる手法が望まれていた。
【0004】
(1)特開平6−253330号公報に記載の技術は、CMYKを色材として用いるプリンタの色分解画像修正方法について、前色域を、Kを含む3色で表される3次元の色域に分割して制限を加えて、目標色に対するCMYKの組み合わせを求めるようにしていた。これは、CMYKの4色のままでは任意の色を唯一に再現する組み合わせが存在しないためである。
【0005】
(2)また、CMYKの4色以外に高彩度色材(特色)としてオレンジOとグリーンGとを組み合わせて用いるプリンタの色域について論述したものとして、「HIFI Color Printing within a Color Management System」M.Mahy and D.D.Bear, The Fifth Color Imaging Conference: Color Science, Systems, and Applications, pp.277-283(1997) が存在している。なお、この論文においては、測色特性の推定には、解析モデルを使用している。
【0006】
(3)そして、CMYKを色材として用いる場合に、Kの量が増えてくるに従って測定点を減らすということについて、特開平2−86388号公報に記載されている。
【0007】
(4)また、3色プリンタの場合に測色調整する方法については、「Colorimetric calibration in electronic imaging devices using a look-up-table model and interpolations」 Po-Chieh Hung, Journal of Electronic Imaging 2(1), 53-61(1993)に記載されている。
【0008】
【解決しようとする課題】
以上説明した従来技術は、それぞれ以下に述べるような問題を有している。
上記(1)の手法では、使用できる対象が4色のプリンタに限定され、CMY以外の高彩度色材(特色)を用いたときには対応することができなかった。
【0009】
また、上記(2)の手法では、CMYKOGの中からの任意の4色を取り出して色域を演算し、使用する色材を決定していたため、候補が複雑になるにもかかわらず、実行条件が開示されていなかった。また、測色特性の推定は、解析モデルを利用しているため、オフセット印刷などの明確な面積変調タイプのみが対象となっており、実質的にインクジェットプリンタなどには応用することができなかった。
【0010】
また、上記(3)の手法では、4色プリンタの場合が記載されているが、色材を多くすれば測定点が増えることになり実用的でなくなる。
そして、上記(4)の手法についても、3色プリンタの例が記載されているが、色材を多くすれば測色調整をする測定点が増えて実用的でなくなる。
【0011】
ここで、測定点、すなわち色票のプリント数について具体例を示す。各色Mステップとし、色材としてN色を用いる場合の測定点数は、MNで表すことができる。すなわち、各色5ステップ・4色(M=5,N=4)の場合には、測定点数は625であり、ほぼ実用的な範囲に収まっている。なお、ISOで定められたチャートでは測定点数が928であり、1000以下を実用的な範囲として考えることにする。
【0012】
しかし、いわゆるHiFi印刷(6〜8色)の色材を用いて色再現を行なうプリンタが存在しており、このような場合に測色調整の測定点数が増加する問題が生じる。たとえば、YMCKの4色のほかにRGBなどの高彩度色材を用いるプリンタの場合、M=5,N=7となり、測定点数は78125にもなり、測色調整を行うことは非常に困難な状態になる。
【0013】
また、色材数が増えるにつれて、最大の色材量が増えることになる。すなわち、あるピクセルについて使用される色材量を一色について最大100%とすると、N色の場合には、N×100%となる。このため、記録紙上でインク乾きが遅くなったり、記録紙がインクの水分で膨張したりする不具合が生じることがある。
【0014】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、特色を含む色材数の多いプリンタにおいて少ない測定点によりプリンタの特性を推定して体系的に目標色に対応する色材の組み合わせを求める手法を実現することを目的とする。
【0015】
また、本発明は、色材数の多いプリンタにおいて、一色の最大色材量を100%として正規化した場合に、最大の色材量を300%以内に抑えることが可能な手法を実現することを目的とする。
【0016】
また、本発明は、従来のCMYK色域内の色再現手法と組み合わせ、それよりも色域が広い範囲に対して最低限の特色を利用する手法を実現することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決する本発明は以下に説明するようなものである。
(1)請求項1記載の発明は、電気信号として入力された色分解画像信号を修正して目標色をシアン,マゼンタ,イエロー,高彩度色材およびスミを用いてプリンタで再現するための色分解画像修正方法であって、プリンタの色域を、シアン,マゼンタ,イエロー,高彩度色材について色相の近いもの同士の2色とスミとの合計3色で表される色域に分割し、目標色の画像出力に用いられる色材の組み合わせを、目標色がどの色域に属するかを求めるとともに、その目標色が属する色域を形成している3色の色材を用いて求める、ことを特徴とする色分解画像修正方法である。
【0018】
また、請求項7記載の発明は、電気信号として入力された色分解画像信号を修正して目標色をシアン,マゼンタ,イエロー,高彩度色材およびスミを用いてプリンタで再現するための色分解画像修正装置であって、プリンタの色域を、シアン,マゼンタ,イエロー,高彩度色材について色相の近いもの同士の2色とスミとの合計3色で表される色域に分割し、目標色の画像出力に用いられる色材の組み合わせを、目標色がどの色域に属するかを求めるとともに、その目標色が属する色域を形成している3色の色材を用いて求める処理手段を備えたことを特徴とする色分解画像修正装置である。
【0019】
この発明では、色分解画像信号を修正して目標色をシアンC,マゼンタM,イエローY,高彩度色材およびスミKを用いて再現する際に、Kおよび、その他の2色の組み合わせにより再現される領域を少なくとも含むよう組み合わせて、画像出力に用いられる色材の組み合わせを求めているため、特色を含む色材数の多いプリンタにおいて少ない測定点によりプリンタの特性を推定して体系的に目標色に対応する色材の組み合わせを求めることが可能になる。
【0020】
また、本発明は、色材数の多いプリンタにおいて、スミKとその他の2色の組み合わせにより再現される領域を少なくとも含むよう色材を組み合わせているため、最大の色材量を300%以内に抑えることが可能になる。
【0021】
(2)請求項2記載の発明は、前記組み合わされた色材により色票を出力し、この色票を測色し、前記目標色が前記合計3色で表される色域内に存在するようにしたうえで測色調整を実行することにより、目標色を再現するための色材の割合を決定する、
ことを特徴とする請求項1記載の色分解画像修正方法である。
【0022】
また、請求項8記載の発明は、前記処理手段は、前記組み合わされた色材により色票を出力し、この色票を測色し、前記目標色が前記合計3色で表される色域内に存在するようにしたうえで測色調整を実行することにより、目標色を再現するための色材の割合を決定する処理を行う、ことを特徴とする請求項7記載の色分解画像修正装置である。
【0023】
なお、上記(1)の発明では、組み合わせに用いるK以外の2色として色相の近いものを組み合わせていることで、少ない測定点によりプリンタの特性を推定することができ、また、最大の色材量を抑えることが可能になる。
【0024】
(3)請求項3記載の発明は、前記合計3色で表される色域の組み合わせがNb通りであり、色の組み合わせごとにMステップの色票を出力するとした場合に、(M3*Nb−(Nb−1)*M2−M)の測定点数の色票を出力する、ことを特徴とする請求項2記載の色分解画像修正方法である。
【0025】
また、請求項9記載の発明は、前記処理手段は、前記合計3色で表される色域の組み合わせがNb通りであり、色の組み合わせごとにMステップの色票を出力するとした場合に、(M3*Nb−(Nb−1)*M2−M)の測定点数の色票を出力する処理を行う、ことを特徴とする請求項8記載の色分解画像修正装置である。
【0026】
なお、上記(2)の発明では、色票を出力して測色することで色材の組み合わせを決定しており、その際に、上記の色材の組み合わせを行っているため、少ない測定点によりプリンタの特性を推定することができ、また、最大の色材量を抑えることが可能になる。
また、上記(3)の発明では、それぞれの色の組み合わせごとにMステップ(M段階)とし、合計3色で表される色域がNb通りであるとすると、色票の数は、M3Nbとなる。ただし、重複する組み合わせが発生しているため、測定の際には重複分を除去する必要がある。重複する数は、(Nb−1)*M2+Mである。そして、以上のような色材の組み合わせをすることで、特色プリンタのすべての組み合わせ(たとえば、MのN乗個)を測定するのにくらべ、大幅に測定数を削減することが可能になる。
【0027】
(4)請求項4記載の発明は、電気信号として入力された色分解画像信号を修正して目標色をシアン,マゼンタ,イエロー,高彩度色材およびスミを用いてプリンタで再現するための色分解画像修正方法であって、プリンタの色域を、シアン,マゼンタ,イエロー,スミの合計4色で表される色域と、少なくとも1色の高彩度色材を含みシアン,マゼンタ,イエローのいずれかとの色相の近いもの同士の合計3色で表される域とに分割し、目標色の画像出力に用いられる色材の組み合わせを、目標色がどの色域に属するかを求めるとともに、その目標色が属する色域を形成している3色もしくは4色の色材を用いて求める、ことを特徴とする色分解画像修正方法である。
【0028】
また、請求項10記載の発明は、電気信号として入力された色分解画像信号を修正して目標色をシアン,マゼンタ,イエロー,高彩度色材およびスミを用いてプリンタで再現するための色分解画像修正装置であって、プリンタの色域を、シアン,マゼンタ,イエロー,スミの合計4色で表される色域と、少なくとも1色の高彩度色材を含みシアン,マゼンタ,イエローのいずれかとの色相の近いもの同士の合計3色で表される域とに分割し、目標色の画像出力に用いられる色材の組み合わせを、目標色がどの色域に属するかを求めるとともに、その目標色が属する色域を形成している3色もしくは4色の色材を用いて求める処理手段を備えたことを特徴とする色分解画像修正装置である。
【0029】
この発明では、色分解画像信号を修正して目標色をシアンC,マゼンタM,イエローY,高彩度色材およびスミKを用いて再現する際に、CMYKによる色域と、少なくとも1色の高彩度色材を含む3色の色域とに分割して画像出力に用いられる色材の組み合わせを求めるようにしているため、特色を含む色材数の多いプリンタにおいて少ない測定点によりプリンタの特性を推定して体系的に目標色に対応する色材の組み合わせを求めることが可能になる。
【0030】
また、本発明は、CMYKによる色域と、少なくとも1色の高彩度色材を含む3色の色域とに分割して画像出力に用いられる色材の組み合わせを求めるようにしているため、従来のCMYK色域内の色再現手法と組み合わせ、それよりも色域が広い範囲に対して最低限の特色を利用することが可能になる。
【0031】
(5)請求項5記載の発明は、前記組み合わされた色材により色票を出力し、この色票を測色し、前記目標色が前記合計3色で表される色域内か前記合計4色で表される色域かに存在するようにしたうえで測色調整を実行することにより、目標色を再現するための色材の割合を決定する、ことを特徴とする請求項4記載の色分解画像修正方法である。
【0032】
また、請求項11記載の発明は、前記処理手段は、前記組み合わされた色材により色票を出力し、この色票を測色し、前記目標色が前記合計3色で表される色域内か前記合計4色で表される色域かに存在するようにしたうえで測色調整を実行することにより、目標色を再現するための色材の割合を決定する、ことを特徴とする請求項10記載の色分解画像修正装置である。
【0033】
上記(4)の発明では、少なくとも1色の高彩度色材を含む3色の組み合わせとして、色相の近いものを組み合わせていることで、少ない測定点によりプリンタの特性を推定することができ、また、色域が広い範囲に対して最低限の特色を利用することが可能になる。
【0034】
(6)請求項6記載の発明は、各色の組み合わせごとにMステップの色票を出力するとした場合に、前記合計3色で表される色域の3色の組み合わせごとにMステップの色票を出力し、前記合計4色で表される色域の4色の組み合わせにMステップの色票を出力する、ことを特徴とする請求項5記載の色分解画像修正方法である。
【0035】
また、請求項12記載の発明は、前記処理手段は、各色の組み合わせごとにMステップの色票を出力するとした場合に、前記合計3色で表される色域の3色の組み合わせごとにMステップの色票を出力し、前記合計4色で表される色域の4色の組み合わせにMステップの色票を出力する処理を行う、ことを特徴とする請求項11記載の色分解画像修正装置である。
【0036】
上記(5)の発明では、色票を出力して測色することで色材の組み合わせを決定しており、その際に、上記の色材の組み合わせを行っているため、少ない測定点によりプリンタの特性を推定することができ、また、色域が広い範囲に対して最低限の特色を利用することが可能になる。
また、上記(6)の発明では、以上のような色材の組み合わせをすることで、特色プリンタのすべての組み合わせ(たとえば、MのN乗個)を測定するのにくらべ、大幅に測定数を削減することが可能になる。
【0037】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態例の色分解画像修正方法および色分解画像修正装置について、図面を参照しつつ説明を行なう。
【0038】
[第1の発明]
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態例の色分解画像修正方法を実行するための色分解画像修正装置1の全体について説明を行なう。なお、ここに示す実施の形態例では、シアンC,マゼンタM,イエローY,スミK以外に高彩度色材(特色)としてレッドR,グリーンG,ブルーBの3色を用いる場合を示す。なお、高彩度色材については、ここに示す色やその色数に限定されるものではない。
【0039】
このような高彩度色材を用いるプリンタ(これを特色プリンタという)は、特に顔料系の色材を用いる場合に有効である。これは、顔料系では、2次色(Y+M,M+C,C+Y)がその不透明性のため鮮やかな色にならない問題があるからである。また、高彩度色材として蛍光色を用いることもできる。このように蛍光色を用いれば、加法混色システム、たとえば、CRTディスプレイの色域に近似し、色再現性の高いプリンタとなる。
【0040】
ここで、10はアドレス信号形成手段であり、外部から供給されるYMCKなどの色分解画像信号のそれぞれについて入力レベルに応じたアドレス信号を形成するものであって、YMCKの各色ごとにルックアップテーブル11〜14で構成されている。なお、ルックアップテーブル11〜14のそれぞれには、制御手段としてのコントローラ50から1ビットの振り分け信号が供給されている。
【0041】
20は色再現情報記憶手段であり、色再現すべく入力される色分解画像信号により形成される色空間を複数の空間領域に分割し、その空間領域での組み合わせに対する色再現情報が格納されている。ここでは、CMYKの色分解画像信号を3色の特色を含んだCMYKRGB合計7色の信号として出力すべく、CMYKRGBに対応したルックアップテーブル21〜27により構成されている。
【0042】
重み係数記憶手段25は入力された色分解画像信号に基づいていろ再現情報記憶手段20より選択される複数の色再現情報のそれぞれに対する重み付け情報を記憶しており、必要に応じて重み係数を出力する。
【0043】
30は掛け算手段と割り算手段とからなる処理手段であり、前記色再現情報記憶手段20からの色再現情報と前記重み係数記憶手段25からの重み係数とを掛け算し、その値を累積することにより、最終的に得ようとするCMYKRGBの修正色分解画像信号それぞれを得るものである。このため、掛算器31a〜37aと、累算器31b〜37bにより構成されている。
【0044】
40は出力手段であり、処理手段30からの修正色分解画像信号(累算出力)それぞれをラッチ41〜47によりラッチして出力するものである。この際に必要となるラッチパルスはコントローラ50により生成される。
【0045】
ここで、色材の組み合わせについて、図2のフローチャートと、図3の色立体の説明図を用いて説明する。図3はCMYK以外にRGBを用いた場合を示している。
【0046】
ここでは、まず、CMYKRGBの7色を色相順に並べる。これにより、C,B,M,R,Y,G,(C)のようになる。そして、これらの中から隣り合う色を選び、Kと組み合わせる。
【0047】
この結果、CBK,BMK,MRK,RYK,YGK,GCK,といった、Kと特色とを含んだ3色ずつ、6つの組み合わせができあがる。図3では、その6つの組み合わせの領域について、下線を引いて示している。本実施の形態例では、この組み合わせを有する立体を「3色サブ色立体」と呼ぶことにする(図2S1)。なお、ここでは、複数の3色サブ色立体を生成するものとする。
【0048】
また、CMYKに、特色としてオレンジOを組み合わせる場合には、C,M,O,Y,(C)となるので、CMK,MOK,OYK,YCKといった4つの組み合わせができあがることになる。
【0049】
そして、これらそれぞれ3色の組み合わせができあがるため、この組み合わせに対する測色特性の推定(キャラクタライゼーション)を行う。この測色特性の推定は、3色の組み合わせであるので、従来の3色プリンタと同じ手法を用いることができる。
【0050】
具体的には、これら色の組み合わせごとに色票をプリントする(図2S2)。すなわち、それぞれの色の組み合わせごとにMステップ(M段階)とし、3色サブ色立体がNb通り(ここでは6通り)であるとすると、色票の数は、M3Nbとなる。
【0051】
ただし、重複する組み合わせが発生しているため、測定の際には重複分を除去する必要がある。重複する数は、(Nb−1)*M2+Mである。
したがって、M=5,Nb=6の場合、色票をプリントして測定(図2S3)を行う測定点数は、
3*6−(6−1)*52−5=620となる。これは、すでに説明したISOで定められたチャートの測定点数より小さいものであり、十分実現可能な測定点数である。なお、特開平2−86388号公報に本件発明者が記載した手法を用いることで、この測定点数をさらに減少させることも可能である。
【0052】
なお、このCMYKRGBの7色の色材を用いるプリンタの場合、従来の手法での測定点数は5の7乗個であり、78125点にもなり、自動測定装置付きの測色計を用いても測色調整を行うことは実用的でない。
【0053】
そして、目標色が与えられた(図2S4)ときには、3色サブ色立体の色域を順に検索し、その内部に見つからなければ(図2S5でNO)、別の3色サブ色立体を探す(図2S6)ようにして、再度ステップ5に戻る。
【0054】
すなわち、目標色が見つからない場合には、主として彩度を低下させた対応色を求める必要がある。このためには、色域の境界を定義する必要があるが、この実施の形態例の方式では、色域境界は明確になり、CBK,BMK,MRK,RYK,YGK,GCK,のうち、CBKに対しては(C=0,B=0,K=1)の条件で示される面である。ただし、K=1の条件下の色域境界は、無彩色側を向いた状態になる。その他の3色サブ色立体も同様である。すなわち、この場合、合計24の面で規定される。なお、この検索方法、色域表面の効率的な検索・計算方法は、特開平2−86388号公報に本件発明者が記載した手法を用いることができる。
【0055】
以上のような処理を、目標色が複数ある場合にはすべての目標色について行って(図2S7でYES→S4)、目標色が3色サブ色立体内に存在するようにしたうえで、測色調整を実行する(図2S8)。
【0056】
したがって、この実施の形態例の発明では、特色プリンタの色域について、Kおよび、その他の2色の組み合わせにより再現される領域を少なくとも含むよう組み合わせて、3色の色域の組み合わせの色域に分割していることにより、従来の3色プリンタの手法を利用することができる。
【0057】
また、前記その他の2色の組み合わせについては、色相の近いもの同士を組み合わせるようにしているため、高彩度部分の色域についても余すことなく利用することができる。
【0058】
そして、以上のような色材の組み合わせをすることで、特色プリンタのすべての組み合わせ(たとえば、MのN乗個)を測定するのにくらべ、大幅に測定数を削減することが可能になる。
【0059】
なお、本発明は、色材数の多いプリンタにおいて、スミKとその他の2色の組み合わせにより再現される領域を少なくとも含むよう色材を組み合わせているため、一色の最大色材量を100%として正規化した場合に、最大の色材量を300%以内に抑えることが可能になる。
【0060】
[第2の発明]
つぎに第二の発明について説明する。ここで、色材の組み合わせについて、図4のフローチャートと、図5の色立体の説明図を用いて説明する。この図5はCMYK以外に特色としてRGBを用いた場合を示しているが、RGBのすべてが必要ではなく、また、オレンジOなどの他の色を特色として用いてもよい。
【0061】
ここでは、まず、CMYKRGBの7色を色相順に並べる。これにより、C,B,M,R,Y,G,(C)のようになる。そして、これらの中から、特色を1色と、その特色に色相的にもっとも近いCMYのうちの2色を選択して組み合わせる。
【0062】
この結果、CBM,MRY,YGC,といった、3つの組み合わせができあがる。図5では、その3つの組み合わせの領域について、下線を引いて示している。本実施の形態例では、この組み合わせを有する立体を「高彩度3色サブ色立体」と呼ぶことにする(図4S1)。
【0063】
なお、CMYKに、特色としてオレンジOを組み合わせる場合には、C,M,O,Y,(C)となるので、MOYのみの1つの組み合わせができあがることになる。
【0064】
そして、これらそれぞれ3色の組み合わせができあがるため、この組み合わせに対する測色特性の推定(キャラクタライゼーション)を行う。この測色特性の推定は、3色の組み合わせであるので、従来の3色プリンタと同じ手法を用いることができる。
【0065】
なお、本実施の形態例が従来例(2)として示した技術と異なる点は、CMYKの色域のみ4色の組み合わせで(図5のCMYで囲まれる領域)、その他特色を用いる部分(CMYKの領域の外側であって、CBMRYGで囲まれる領域)は3色の組み合わせの色域(YGC,MRY,CBM)を用いることである。
【0066】
これにより、色材の組み合わせの選択を簡単にしている。なお、もともとは特色は高彩度色の再現を目指しているため、高濃度付近で色域が若干制限されるものの、これで実用十分な色が得られる。
【0067】
そして、具体的には、これら色の組み合わせごとに色票をプリントする(図4S2)。すなわち、それぞれの色の組み合わせごとにMステップ(M段階)とし、高彩度3色サブ色立体がNb通り(ここでは6通り)であるとすると、色票の数は、M3Nb+M4となる。
【0068】
したがって、M=5,Nb=6の場合、色票をプリントして測定(図4S3)を行う測定点数は、
3*3+54=375+625=1000となる。
【0069】
これは、すでに説明したISOで定められたチャートの測定点数とほぼ同数であり、十分実現可能な測定点数である。なお、特開平2−86388号公報に本件発明者が記載した手法を用いることで、この測定点数をさらに減少させることも可能である。また、このステップ3までが、測定の処理である。
【0070】
なお、このCMYKと特色RGBの合計7色の色材を用いるプリンタの場合、従来の手法での測定点数は5の7乗個であり、78125点にもなり、自動測定装置付きの測色計を用いても測色調整を行うことは実用的でない。
【0071】
そして、目標色が与えられたとき(図4S4)には、CMYK色立体の色域の中で目標色が存在するか検索する(図4S5)。CMYK色立体の色域を順に検索し、その内部に見つからなければ(図4S5でNO)、高彩度3色サブ色立体の色域の中を探す(図4S6)。この高彩度3色サブ色立体は3色の色域であるため、従来の手法を用いることが可能である。この高彩度3色サブ色立体の中で見つかれば、特色を含む色材で再現されることになる。
【0072】
もし、CMYK色立体と高彩度3色サブ色立体とで目標色が見つからなければ(図4S5、S6でNO)、色域圧縮を行って(図4S7)から、ステップ2に戻る。すなわち、目標色が見つからない場合には、主として彩度を低下させた対応色を求める必要がある。このためには、色域の境界を定義する必要があるが、この実施の形態例の方式では、色域境界は必ずしも明確ではない。候補は、CMYK色立体の12の色域境界、または、高彩度3色サブ色立体の6つの色域境界が対象となる。目標色と無彩色軸との直線との交点を検索して、もっとも高い値が求める境界になる。なお、以上のS4からS7までが計算の処理である。
【0073】
以上のような処理を、目標色が複数ある場合にはすべての目標色について行って(図4S8でYES→S4)、目標色がCMYK色立体か高彩度3色サブ色立体のいずれかの色域に存在するようにしたうえで、測色調整を実行する(図4S9)。
【0074】
したがって、この実施の形態例の発明では、CMYKによる色域と、少なくとも1色の高彩度色材を含む3色の色域とに分割して画像出力に用いられる色材の組み合わせを求めるようにしているため、特色プリンタの色域を従来のCMYKの色域とその他の色域とに分割していることになり、大半の色は従来のCMYK色域に再現され、また、従来開発したさまざまな手法を利用することが可能になる。この手法としては、Maximum black, Minimum black, Smoothest blackなどがあり、「A Smooth Colorimetric Calibration Technique Utilizing the Entire Color Gamut of CMYK Printers」 Po-Chieh Hung, Journal of Electronic Imaging 3(4), 415-424(1994)に記載されている。
【0075】
また、前記少なくとも1色の高彩度色材を含む3色の組み合わせについては、色相の近いもの同士を組み合わせるようにしているため、高彩度部分の色域についても余すことなく利用することができる。
【0076】
そして、以上のような色材の組み合わせをすることで、特色プリンタのすべての組み合わせ(たとえば、MのN乗個)を測定するのにくらべ、大幅に測定数を削減することが可能になる。
【0077】
なお、以上の説明において作成された色再現テーブルは3色サブ色立体や高彩度3色サブ色立体の境界の結合部分で急激に色が変化するが、これを避けるためには、できあがったルックアップテーブル(図1では120)の出力値をスムージングすればよい。このようにすることで、境界付近での色変化をなだらかにし、疑似輪郭の発生を低減できる。
【0078】
【発明の効果】
以上詳細に説明した本発明によれば、以下のような効果が得られる。
(1)第一の発明では、色分解画像信号を修正して目標色をシアンC,マゼンタM,イエローY,高彩度色材およびスミKを用いて再現する際に、Kおよび、その他の2色の組み合わせにより再現される領域を少なくとも含むよう組み合わせて、画像出力に用いられる色材の組み合わせを求めているため、特色を含む色材数の多いプリンタにおいて少ない測定点によりプリンタの特性を推定して体系的に目標色に対応する色材の組み合わせを求めることが可能になる。
【0079】
また、本発明は、色材数の多いプリンタにおいて、スミKとその他の2色の組み合わせにより再現される領域を少なくとも含むよう色材を組み合わせているため、最大の色材量を300%以内に抑えることが可能になる。
【0080】
また、特色プリンタの色域について、Kおよび、その他の2色の組み合わせにより再現される領域を少なくとも含むよう組み合わせて、3色の色域の組み合わせの色域に分割していることにより、従来の3色プリンタの手法を利用することができる。
【0081】
(2)また、前記その他の2色の組み合わせについては、色相の近いもの同士を組み合わせるようにしているため、高彩度部分の色域についても余すことなく利用することができる。
【0082】
(3)そして、以上の(1)〜(2)のような色材の組み合わせをすることで、特色プリンタのすべての組み合わせ(たとえば、MのN乗個)を測定するのにくらべ、大幅に測定数を削減することが可能になる。
【0083】
(4)第二の発明では、色分解画像信号を修正して目標色をシアンC,マゼンタM,イエローY,高彩度色材およびスミKを用いて再現する際に、CMYKによる色域と、少なくとも1色の高彩度色材を含む3色の色域とに分割して画像出力に用いられる色材の組み合わせを求めるようにしているため、特色を含む色材数の多いプリンタにおいて少ない測定点によりプリンタの特性を推定して体系的に目標色に対応する色材の組み合わせを求めることが可能になる。
【0084】
また、本発明は、CMYKによる色域と、少なくとも1色の高彩度色材を含む3色の色域とに分割して画像出力に用いられる色材の組み合わせを求めるようにしているため、従来のCMYK色域内の色再現手法と組み合わせ、それよりも色域が広い範囲に対して最低限の特色を利用することが可能になる。
【0085】
また、本発明は、CMYKによる色域と、少なくとも1色の高彩度色材を含む3色の色域とに分割して画像出力に用いられる色材の組み合わせを求めるようにしているため、特色プリンタの色域を従来のCMYKの色域とその他の色域とに分割していることになり、大半の色は従来のCMYK色域に再現され、また、従来開発したさまざまな手法(Maximum black, Minimum black, Smoothest black)を利用することが可能になる。
【0086】
(5)また、前記少なくとも1色の高彩度色材を含む3色の組み合わせについては、色相の近いもの同士を組み合わせるようにしているため、高彩度部分の色域についても余すことなく利用することができる。
【0087】
(6)そして、以上の(4)〜(5)のような色材の組み合わせをすることで、特色プリンタのすべての組み合わせ(たとえば、MのN乗個)を測定するのにくらべ、大幅に測定数を削減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の色分解画像修正方法および色分解画像修正装置で使用する装置の電気的構成を機能ブロックごとに示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例の色分解画像修正方法および色分解画像修正装置の動作状態を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態例における3色サブ色立体の一例の様子を模式的に示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態例の色分解画像修正方法および色分解画像修正装置の動作状態を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態例における3色サブ色立体の一例の様子を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
10 アドレス信号形成手段
20 色再現情報記憶手段
25 重み係数記憶手段
30 処理手段
40 出力手段
50 コントローラ

Claims (12)

  1. 電気信号として入力された色分解画像信号を修正して目標色をシアン,マゼンタ,イエロー,高彩度色材およびスミを用いてプリンタで再現するための色分解画像修正方法であって、
    プリンタの色域を、シアン,マゼンタ,イエロー,高彩度色材について色相の近いもの同士の2色とスミとの合計3色で表される色域に分割し、目標色の画像出力に用いられる色材の組み合わせを、目標色がどの色域に属するかを求めるとともに、その目標色が属する色域を形成している3色の色材を用いて求める、
    ことを特徴とする色分解画像修正方法。
  2. 前記組み合わされた色材により色票を出力し、この色票を測色し、前記目標色が前記合計3色で表される色域内に存在するようにしたうえで測色調整を実行することにより、目標色を再現するための色材の割合を決定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の色分解画像修正方法。
  3. 前記合計3色で表される色域の組み合わせがNb通りであり、色の組み合わせごとにMステップの色票を出力するとした場合に、
    (M3*Nb−(Nb−1)*M2−M)の測定点数の色票を出力する、
    ことを特徴とする請求項2記載の色分解画像修正方法。
  4. 電気信号として入力された色分解画像信号を修正して目標色をシアン,マゼンタ,イエロー,高彩度色材およびスミを用いてプリンタで再現するための色分解画像修正方法であって、
    プリンタの色域を、シアン,マゼンタ,イエロー,スミの合計4色で表される色域と、少なくとも1色の高彩度色材を含みシアン,マゼンタ,イエローのいずれかとの色相の近いもの同士の合計3色で表される域とに分割し、目標色の画像出力に用いられる色材の組み合わせを、目標色がどの色域に属するかを求めるとともに、その目標色が属する色域を形成している3色もしくは4色の色材を用いて求める、
    ことを特徴とする色分解画像修正方法。
  5. 前記組み合わされた色材により色票を出力し、この色票を測色し、前記目標色が前記合計3色で表される色域内か前記合計4色で表される色域かに存在するようにしたうえで測色調整を実行することにより、目標色を再現するための色材の割合を決定する、
    ことを特徴とする請求項4記載の色分解画像修正方法。
  6. 各色の組み合わせごとにMステップの色票を出力するとした場合に、前記合計3色で表される色域の3色の組み合わせごとにMステップの色票を出力し、前記合計4色で表される色域の4色の組み合わせにMステップの色票を出力する、
    ことを特徴とする請求項5記載の色分解画像修正方法。
  7. 電気信号として入力された色分解画像信号を修正して目標色をシアン,マゼンタ,イエロー,高彩度色材およびスミを用いてプリンタで再現するための色分解画像修正装置であって、
    プリンタの色域を、シアン,マゼンタ,イエロー,高彩度色材について色相の近いもの同士の2色とスミとの合計3色で表される色域に分割し、目標色の画像出力に用いられる色材の組み合わせを、目標色がどの色域に属するかを求めるとともに、その目標色が属する色域を形成している3色の色材を用いて求める処理手段を備えたことを特徴とする色分解画像修正装置。
  8. 前記処理手段は、前記組み合わされた色材により色票を出力し、この色票を測色し、前記目標色が前記合計3色で表される色域内に存在するようにしたうえで測色調整を実行することにより、目標色を再現するための色材の割合を決定する処理を行う、
    ことを特徴とする請求項7記載の色分解画像修正装置。
  9. 前記処理手段は、前記合計3色で表される色域の組み合わせがNb通りであり、色の組み合わせごとにMステップの色票を出力するとした場合に、(M3*Nb−(Nb−1)*M2−M)の測定点数の色票を出力する処理を行う、
    ことを特徴とする請求項8記載の色分解画像修正装置。
  10. 電気信号として入力された色分解画像信号を修正して目標色をシアン,マゼンタ,イエロー,高彩度色材およびスミを用いてプリンタで再現するための色分解画像修正装置であって、
    プリンタの色域を、シアン,マゼンタ,イエロー,スミの合計4色で表される色域と、少なくとも1色の高彩度色材を含みシアン,マゼンタ,イエローのいずれかとの色相の近いもの同士の合計3色で表される域とに分割し、目標色の画像出力に用いられる色材の組み合わせを、目標色がどの色域に属するかを求めるとともに、その目標色が属する色域を形成している3色もしくは4色の色材を用いて求める処理手段を備えたことを特徴とする色分解画像修正装置。
  11. 前記処理手段は、前記組み合わされた色材により色票を出力し、この色票を測色し、前記目標色が前記合計3色で表される色域内か前記合計4色で表される色域かに存在するようにしたうえで測色調整を実行することにより、目標色を再現するための色材の割合を決定する、
    ことを特徴とする請求項10記載の色分解画像修正装置。
  12. 前記処理手段は、各色の組み合わせごとにMステップの色票を出力するとした場合に、前記合計3色で表される色域の3色の組み合わせごとにMステップの色票を出力し、前記合計4色で表される色域の4色の組み合わせにMステップの色票を出力する処理を行う、
    ことを特徴とする請求項11記載の色分解画像修正装置。
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