JP3843229B2 - 遊技機用灰皿の係止構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機やスロットマシン等に設けられた遊技機用灰皿の係止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常パチンコ機やスロットマシン等に代表される遊技機の前面には、煙草の灰や吸い殻を受ける灰皿(遊技機用灰皿)が設けられている。
【0003】
この灰皿には、常時使用可能な灰皿と収納可能な灰皿との二種類があるが、双方とも煙草の灰や吸い殻を捨てやすくする為に灰皿の本体部分が自在に動くことができる構成となっているものが多い。
【0004】
その構成として、例えば、特許第3171760号に記載されている灰皿係止構造が挙げられる。これによると、遊技機前面に設けられた灰皿収納部の後面から前方に突出した片持ち梁状の係止支持体が、その先端から上方に突出した係止体を、灰皿の底面に設けられた開口に嵌合させることにより、一定の外力以下では灰皿を転回させないように保持する構成となっている。すなわち、係合部と被係合部との係合により充分な係止状態を維持することができる。
【0005】
さらに、特許第3171760号に記載の灰皿係止構造では、係止支持体が弾性部材で形成されている為、一定以上の外力を加えて灰皿を回動させる際に係止支持体が灰皿底面の動きに柔軟に対応することができる。そのため、灰皿収納部側の係合部と灰皿側の被係合部との接触面には、無理な力が加わることなく灰皿を回動させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した灰皿係止構造は、係止支持体が開口に嵌合することにより灰皿を係止させる構成をなしている。即ち、凸状の係止支持体が凹状の開口へ嵌り込んだ状態となることにより灰皿を係止する。
【0007】
そのため、灰皿を係止させる動作を何度も繰り返し行っていると、係止支持体が磨り減ってしまう虞が生じる。そして、それに伴い灰皿を充分に係止できなくなる虞や、最悪の場合灰皿を係止できなくなる虞が生じる。
【0008】
そこで、本発明は上述した事項に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、耐久性に優れ、且つ灰皿内の収容物を容易に素早く除去可能な、即ち灰皿自体の操作性を高めた遊技機用灰皿の係止構造を提供することにある。
【0009】
また、本発明は、係止性を高め灰皿内の収容物を不用意に溢れさせない確実性を向上させた遊技機用灰皿の係止構造を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記事項を解決する為に以下の手段を採用した。
【0011】
すなわち、本発明は、遊技機前面に設けられた凹部に、灰皿を回動可能に支持する係止構造であって、灰皿を遊技機に回動自在に支持する回動軸と、灰皿の凹部側の側面から突出した突出部と、凹部から前記灰皿側に突出して設けられ、灰皿が回動軸を回動の中心として凹部側に回動するとき突出部と係合し灰皿を係止する係止部と、凹部近傍に設けられ、灰皿が遊技機の凹部側に回動したとき、灰皿の一部に当接する当接部とから構成されている。
【0012】
さらに、本発明における係止部と突出部とのうち少なくとも何れか一方は、弾性部材を含んで形成されている。
【0013】
このように、係合部分である突出部と係止部とのうち少なくとも何れか一方が弾性を有する構成により、繰り返し係合動作を行っても、突出部、及び係止部は摩耗しにくくなる。それにより、係止構造の耐久性が向上し、これに伴い遊技機用灰皿の使用期間を長くすることができる。
【0014】
また、係合部分である突出部と係止部とのうち少なくとも何れか一方が弾性を有する構成により、強い押圧力を必要とせずに確実、且つ容易に灰皿を係止することもできる。
【0015】
また、当接部を設けたことにより、突出部と係止部との係合だけに頼ることなく遊技機用灰皿を係止することができる。これによって、遊技機用灰皿の係止を更に確実に行うことができる。
【0016】
尚、当接部を遊技機用灰皿の底面側に設けた構成とすることにより、係止力が極めて向上する。
【0017】
さらに、本発明における当接部は、灰皿が凹部側への所定位置以上に回動することを妨げる位置に設けられている。
【0018】
このような構造とすることにより、遊技機用灰皿を所定の位置に係止させることができる。
【0019】
また、本発明における当接部は、凹部の上部又は下部のうち少なくとも何れか一方に設けられている。
【0020】
例えば、当接部が凹部の上部に設けられている場合、この当接部は、凹部内方に向かって突出した凸部とすることができる。また、当接部が凹部の下部に設けられている場合、この当接部は、凹部の下部から凹部前方に延出した延出部とすることもできる。何れの構成も、遊技機用灰皿が遊技機の背面方向へ所定位置以上の回動を妨げる効果をもたらす。尚、当接部は凹部の一部により形成される構成としても良いし、凹部とは別の部材により形成される構成としても良い。
【0021】
さらに、本発明における当接部を、係止部、又は突出部の弾性係数が低い方の部材よりも、高い弾性係数を有する部材で形成してもよい。
【0022】
例えば、係止部と突出部とを形成する部材の弾性係数よりも当接部を形成する部材の弾性係数を高いものとした場合、係止部と突出部との係合位置に関する精密度を低減させることができる。また、これに伴い遊技機全体の製造を容易にすることも可能となる。以下にその理由を説明する。
【0023】
先ず、係止部と突出部とを係合させる為に灰皿を凹部側へ回動させると、灰皿の外底面は当接部に当接する。このとき、当接部は弾性部材である為、灰皿をより凹部側へ回動させると当接部は弾性変形を行う。
【0024】
それによって、灰皿は所定位置よりも若干凹部側へ移動することができる。つまり、当接部が比較的硬質の弾性部材であることにより、ストッパとしての機能を維持しつつ灰皿の動作に余裕を設けることができる。
【0025】
さらに、灰皿を凹部側へ回動させ、当接部に当接させ、弾性変形するまで灰皿を回動させた後、外力の付加が停止されると(手を離すと)、当接部は弾性力により再び元の位置に戻る。
【0026】
そのため、係止部と突出部との係合位置を、灰皿の外底面が当接部に丁度接触する位置に対応して完全に一致させるという、製造に伴う精密性を低減させることができる。さらに、これに伴い強い外力の付加による破損の防止もできることになる。
【0027】
また、係止部と突出部との係合位置を当接部が弾性変形したときに係合するような位置とすることにより、より確実な係合力を得ることができる。
【0028】
また、本発明における係止部、突出部、当接部のうちの少なくとも一つは、硬質の芯材と、この芯材よりも軟質であって芯材を被覆する被覆部とにより形成された部材を用いるともできる。
【0029】
さらに、本発明における突出部と係止部のうち少なくとも何れか一方は、突出部と係止部とが係合するときに弾性変形可能な支持体に設けられるような構成であっても良い。
【0030】
【発明の実施の形態】
<第一実施形態>
以下、図面に基づいて本実施形態における灰皿係止構造の説明を行う。尚、本実施の形態では、遊技機として遊技球に弾球(パチンコ球)を使うパチンコ遊技機(以下、遊技機と称す)を例示する。
【0031】
また、本実施の形態に示す遊技機は、風適法(風俗営業等の規則及び業務の適性化等に関する法律)の内規上「第1種」に区分される。
【0032】
先ず初めに、以下の説明の便宜を図るため、遊技機の全体像を図1に基づき説明する。
【0033】
本実施形態における遊技機2は、縦長な方形状の枠組みにて構成され、遊技機2の設置場所に強固に固定される外枠3と、その外枠3に一側を保持され、且つその外枠3に対して開閉自在に設けられた表枠4と、その表枠4の前面上部に開閉自在に設けられた窓枠5とを備え、その表枠4には、遊技性を構成する主要構成部品の略全てが集約されて設けられている。
【0034】
表枠4に設けられる主要構成部品としては、盤面状が遊技領域とされる遊技盤6と、この遊技盤6の上部に弾球を打ち出す弾球打出装置7と、この弾球打出装置7を操作する為のハンドル8と、必要に応じて所定個数の弾球を排出する弾球払出ユニット(図示せず)と、各種装置の制御を行う制御装置(図示せず)と、遊技機2に供給すべき弾球、及び遊技機2より賞球として排出された弾球の一部を貯留する受皿9とが挙げられる。尚、本実施形態における受皿9は、従来の遊技機に設けられた上皿と下皿とが一体型に形成された受皿であるとしているが、その形状に限定するものではない。
【0035】
そして、受皿9の左下方に灰皿10が設けられている。詳細には、本実施形態における灰皿10は遊技機2前面に設けられた凹部15に取り付けられている。
【0036】
以下、本実施形態における遊技機用灰皿の係止構造1について説明する。本実施形態における遊技機用灰皿の係止構造1は、灰皿10自体の構造と、灰皿10が取り付けられる凹部15の構造とが組み合わさることによりなされている。そのため、先ず初めに本実施形態における灰皿10の説明を行う。
【0037】
図1、又は図2に示すように、本実施形態における灰皿10は、内部が煙草の灰や吸い殻を収容する収容部11となる箱状に形成されている。加えて、灰皿10には前面となるべき側面側の上縁に吸いかけの煙草を置く為の窪み部12が設けられている。
【0038】
また、図3、及び図4に示すように、本実施形態における灰皿10には、遊技機2に対して回動可能に灰皿10を支持する回動軸13と、灰皿10の凹部15側の側面、即ち灰皿10の背面から突出した突出部14とが設けられている。尚、この回動軸13は、灰皿10の左右の側面の略中央から外方へ突出して設けられており、凹部15の内壁面に回動自在に支持されている。
【0039】
尚、本実施形態における灰皿10は、上述したように回動軸13により遊技機2の正面方向(灰皿10側)或いは背面方向(凹部15側)に回動自在に支持されているが、遊技機の右側面方向、或いは左側面方向に回動する構成とすることもできる。
【0040】
次に、遊技機用灰皿の係止構造1をなす凹部15の構造を説明する。図3に示すように、凹部15には、遊技機2の灰皿10側に突出するように設けられた係止部16と、凹部15近傍に設けられ、灰皿10が遊技機2の背面方向(凹部15側)に回動したとき、灰皿10の一部に当接する第一当接部17と第二当接部18とが設けられている。
【0041】
さらに詳細に説明すると、係止部16は、凹部15の主面150から遊技機2前面に向かって垂直に突設されている突設部19と、凹部15の主面150から突設部19の先端部21へ向かって設けられ、突設部19を支持する支持部20とにより構成されている。
【0042】
また、本実施形態における第一当接部17は、凹部15の下部から遊技機2前方に延出しており、第二当接部18は、凹部15の上縁に設けられ、且つ凹部15内方に向かって突出している。
【0043】
これにより、本実施形態における第一当接部17、及び第二当接部18は、灰皿10が遊技機2の背面方向に所定の位置(灰皿10の外底面が略水平となる位置)以上回動することを防ぐ役割を果たす。
【0044】
尚、第一当接部17と第二当接部18とは、凹部15の内壁の一部が延出したものであっても良いし、或いは別部材により形成されたものであってもよいとする。
【0045】
また、本実施形態における係止部16(即ち、突設部19と支持部20)と、突出部14と、第一当接部17は、弾性部材により形成されているとして説明する。尚、係止部16又は突出部14の何れか一方が弾性部材により形成されている構成であっても良い。
【0046】
このように、係止部16と突出部14とが弾性部材により形成されていることにより、凹部15前方側に回動させ、灰皿10内に収容された煙草の吸い殻や灰等の収容物を除去するときに、係止部16と突出部14との係止がいきなり解除され灰皿10の開口が急激に下方へ向くのを弾性力により阻止して、操作性を高めることが可能となる。
【0047】
加えて、本実施形態では、第一当接部17を形成する部材の弾性係数は、係止部16、又は突出部14を形成する部材の弾性係数よりも高いものとした。このことにより、第一当接部17を形成する精密度を低減させることができる。また、これに伴い遊技機2全体の製造を容易にすることができる。
【0048】
それは、係止部16と突出部14とを係合させる為に灰皿10を凹部15側へ回動させると、灰皿10の外底面23は第一当接部17に当接する。
【0049】
すると、第一当接部17は弾性部材である為、灰皿10をより凹部15側へ回動させると第一当接部17は弾性変形する。
【0050】
それによって、灰皿10は所定位置よりもほんの少しだけ凹部15側へ移動することができる。つまり、第一当接部17が弾性部材であることにより、灰皿10の動作に遊びを設けることができる。
【0051】
これによって、第一当接部17の設計には、精密な技術を要することがなくなり、生産性が高まる。
【0052】
さらに、灰皿10を凹部15側へ回動させ、第一当接部17に当接させ、弾性変形するまで灰皿10を回動させると、第一当接部17は弾性力により再び元の位置に戻る。
【0053】
また、凹部15側と反対方向に回動させ、灰皿10内の収容物を除去するときに、灰皿10の開口部が急激に下方へ向くのを弾力性により阻止して、操作性を高めることが可能となる。
【0054】
そのため、係止部16と突出部14との係合位置を、第一当接部17が弾性変形したときに係合する位置に近づけることにより、確実な係合力を得ることができる。
【0055】
また、本実施形態における係止部16、突出部14、第一当接部17を形成するのに最も好ましい弾性部材として、合成樹脂や硬質ゴム等を挙げることができる。
【0056】
次に、本実施形態における灰皿10が係止される状態を説明する。先ず、図3に示すように、灰皿10が係止されていないとき、灰皿10は遊技機2の正面方向(図3中J方向)に回動軸13を中心として回動する状態となっている。因みに、このときの灰皿10は、第一当接部17にも接触していない。即ち、回動軸13のみが灰皿10を支持している状態となっている。
【0057】
そして、回動軸13を中心として遊技機2の背面方向(図3中K方向)に灰皿10を支持部20が弾性変形するまで回動させると、図4に示すように、突出部14と係止部16とは係合した状態となる。
【0058】
この係合状態は、灰皿10が回動軸13を中心として遊技機2の背面方向(図3中K方向)に回動するに伴い、突起した係止部16及び突出部14の端部同士が接触する過程を経てなり得る。
【0059】
そして、灰皿10をさらに回動させると、係止部16の上方から回動してきた突出部14が係止部16を乗り越える。
【0060】
すると、図4に示すように突設部19の先端が灰皿10の側面に接触した状態となる。この状態となるとき、突設部19は、支持部20の上方先端部を支点に突出部14が移動した方向(図4中L方向)、即ち灰皿10の底面方向に弾性変形する。
【0061】
また、突出部14と突設部19とが上述したように係合している状態では、灰皿10の外底面23は第一当接部17に当接して、灰皿10が所定位置以上に回動することを妨げている。
【0062】
さらに、突出部14と突設部19とが上述したように係合している状態では、灰皿10の凹部15側の側面における上端部24が第二当接部18に当接して、灰皿10が所定位置以上に回動することを妨げている。
【0063】
以上のように、突出部14と突設部19とが係合するとき、弾性部材による部位が弾性変形するため、灰皿10の大きさや重さ、又は外力付加に順応した係止力を得ることができる。
【0064】
また、係止部16と第一当接部17とに弾性部材を用いたことにより、係合動作による突出部14と突設部19との摩耗を極めて少なくすることができる。これは、遊技機用灰皿の係止構造1自体の耐久性を向上させることにも繋がる。
【0065】
さらに、灰皿10の凹部15側の側面における上端部24と第二当接部18とが当接すること、及び灰皿10の外底面23と第一当接部17とが当接することにより、灰皿10が所定の位置よりも背面方向に回動してしまう状態を回避することができる。尚、本実施形態においては、第一当接部17と第二当接部18との二箇所の当接部を設けてあるが、何れか一方でも良い。
【0066】
また、本実施形態における弾性部材は、図5に示すように、部材の内部、即ち芯材30が硬質弾性部材にて形成されており、部材の外部、即ち被覆部31が軟質弾性部材により形成されている構造であっても良い。尚、このような構造を突出部14に適用すれば、更に前記摩耗を少なくし、耐久性を向上させることができるようになる。勿論、このような構造は突出部14だけには限らない。
【0067】
<第二実施形態>
次に、第二実施形態における遊技機用灰皿の係止構造の説明を行う。尚、本実施形態における遊技機も第一実施形態の遊技機と同様の構成である為、説明を省略する。また、本実施形態における遊技機用灰皿の係止構造の説明を行う際、説明の便宜を図る為、第一実施形態における遊技機用灰皿の係止構造と重複する部位の名称、及び符号は、第一実施形態中における部位の名称、及び符号と同様とする。
【0068】
本実施形態における遊技機用灰皿の係止構造は、第一実施形態における遊技機用灰皿の係止構造と同様、灰皿自体の構造と、灰皿が取り付けられる凹部の構造とが組み合わさることによりなされている。そのため、先ず初めに本実施形態における灰皿の説明を行う。
【0069】
図1、及び図2に示すように、本実施形態における灰皿10は、内部が煙草の灰や吸い殻を収容する収容部11となる箱状に形成されている。加えて、灰皿10には前面となるべき側面側の上縁に吸いかけの煙草を置く為の窪み部12が設けられている。
【0070】
また、図6、及び図7に示すように、本実施形態における灰皿10には、遊技機2に対して回動可能に灰皿10を支持する回動軸13と、灰皿10の凹部15側の側面、即ち灰皿10の背面から突出した突出部14とが設けられている。尚、この回動軸13は、灰皿10の左右の側面の略中央から外方へ突出して設けられている。
【0071】
次に、遊技機用灰皿の係止構造1をなす凹部15の構造の説明を行う。図6、及び図7に示すように、凹部15には、遊技機2の前面方向に突出するように設けられた係止部16が設けられている。
【0072】
また、凹部15の近傍には灰皿10が遊技機2の背面方向に回動したとき、灰皿10の一部に当接する当接部17とが設けられている。
【0073】
さらに詳細に説明すると、係止部16は、凹部15の主面150から遊技機2前面に向かって垂直に突設されている突設部19と、凹部15の主面150から突設部19の先端部21へ向かうように設けられ、突設部19を支持する支持部20とにより構成されている。
【0074】
また、当接部17は凹部15の下部から遊技機2前方に延出して設けられている。即ち、本実施形態における当接部17は、灰皿10を支える位置であり、且つ灰皿10が遊技機2の背面方向への所定位置以上の回動を妨げる働きをする。
【0075】
尚、この当接部17は、凹部15の内壁の一部が延出したものと考えることも可能であるが、本実施形態における当接部17は凹部15とは別の部材で形成されているものとする。
【0076】
また、本実施形態における突設部19と接触する突出部14の一部と突設部19の先端部21とは、弾性部材により形成されている。
【0077】
即ち、凹部15側の灰皿10の一部側面と突出部14とは、別の部材で構成されており、突設部19の先端部21と基端とは、別の部材で構成されている。本実施形態における弾性部材も第一実施形態と同様に合成樹脂や硬質ゴムであることが好ましい。
【0078】
次に、本実施形態における灰皿10が係止される状態の説明を行う。先ず、図6に示すように、灰皿10が係止されていないとき、灰皿10は回動軸13を中心として遊技機2の正面方向(図6中J方向)に回動する状態となっている。因みに、このときの灰皿10は、当接部17にも接触していない。即ち、回動軸13のみが灰皿10を支持した状態となっている。
【0079】
そして、遊技機2の背面方向(図6中K方向)に灰皿10が回動すると、図7に示すように、突出部14と係止部16とが係合した状態をなす。
【0080】
この係合状態は、灰皿10が遊技機2の背面方向(図6中K方向)に回動するに伴い、突起した係止部16及び突出部14の端部同士が接触する過程を経ることによりなり得る。
【0081】
そして、図7に示すように、灰皿10をさらに回動させると、係止部16の上方から移動してきた突出部14が係止部16を乗り越える。
【0082】
すると、突設部19の先端部21は、灰皿10の側面に接触した状態となる。この状態のとき、突設部19の先端部21、即ち弾性部材で形成されている部分が、突出部14の移動方向(図7中L方向)に弾性変形する。尚、突出部14もわずかではあるが、接触時における衝撃を吸収するように前記移動方向と反対方向に弾性変形する。
【0083】
また、突出部14の端部と突設部19の先端部21とが上述したように係合している状態のとき、灰皿10の外底面23は当接部17に接触している。即ち、灰皿10は当接部17に支持されている。
【0084】
以上のように、突出部14と突設部19の先端部21とが係合するとき、係合部位のみが弾性変形するため、灰皿10自体の強度を変化させることなく、安定した係止力を得ることができる。
【0085】
また、本実施形態における突出部14と突設部19の先端部21を形成する弾性部材が、着脱自在な構成とすることもできる。このような構成とすることにより、弾性部材が摩耗し係止力が低下しても、新たな弾性部材を取り付けることにより低下した係止力を元の係止力に戻すことが可能となる。
【0086】
<第三実施形態>
次に、第三実施形態における遊技機用灰皿の係止構造1の説明を行う。尚、本実施形態における遊技機2も第一実施形態、及び第二実施形態の遊技機2と同様の構成である為説明を省略する。
【0087】
また、本実施形態における遊技機用灰皿の係止構造1の説明を行う際、説明の便宜を図る為、第一実施形態、及び第二実施形態における遊技機用灰皿の係止構造1と重複する部位の名称、符号は、第一実施形態、及び第二実施形態中における部位の名称、符号と同様とする。
【0088】
本実施形態における遊技機用灰皿の係止構造は、第一実施形態、及び第二実施形態における遊技機用灰皿の係止構造1と同様、灰皿自体の構造と、灰皿が取り付けられる凹部の構造とが組み合わさることによりなされている。そのため、先ず初めに本実施形態における灰皿の説明を行う。
【0089】
図1、及び図2に示すように、本実施形態における灰皿10は、内部が煙草の灰や吸い殻を収容する収容部11となる箱状に形成されている。加えて、灰皿10には前面となるべき側面側の上縁に吸いかけの煙草を置く為の窪み部12が設けられている。
【0090】
また、図8、及び図9に示すように、本実施形態における灰皿10には、遊技機2に対して回動可能に灰皿10を支持する回動軸13と、灰皿10の凹部15側の側面から突出し、傾斜面を有する突出部14とが設けられている。
【0091】
この突出部14は、灰皿10の外底面23側から灰皿10の開口側に向かって傾斜する傾斜面26と、傾斜面26の上端部21側の端部から灰皿10の側面へ垂直方向に設けられた面板部27とにより構成されている。
【0092】
また、本実施形態における回動軸13は、第一実施形態、第二実施形態、第三実施形態と同様に、灰皿10の左右の側面の略中央から外方へ突出して設けられている。
【0093】
次に、遊技機用灰皿の係止構造1をなす凹部15構造の説明を行う。図8、及び図9に示すように、凹部15には、遊技機2の前面方向に突出するように設けられた係止部16設けられている。また、凹部15近傍には灰皿10が遊技機2の背面方向(凹部15側、図8中K方向)に回動したとき、灰皿10の外底面23に当接する当接部17とが設けられている。
【0094】
さらに詳細に説明すると、係止部16は、凹部15の主面150から遊技機2前面に向かって垂直に突設されている突設部19と、凹部15の主面150から突設部19の端部へ向かうように設けられ、突設部19を支持する支持部20とにより構成されている。
【0095】
また、本実施形態における当接部17は、凹部15の下部から遊技機2前方に延出して設けられている。即ち、本実施形態における当接部17も、第一実施形態における第一当接部17、及び第二実施形態における当接部17と同様に灰皿10の外底面23を支える位置に設けられ、灰皿10が遊技機2の背面方向(図8中K方向)への所定位置以上の回動を妨げる働きをする。
【0096】
また、本実施形態における突設部19と接触する突出部14とは、弾性部材により形成されている。勿論、突設部19と突出部14との全体を弾性部材で形成せずとも、突設部19と突出部14とが係合する部位のみを弾性部材で形成する構成としてもよい。
【0097】
尚、本実施形態における弾性部材も第一実施形態、及び第二実施形態における弾性部材と同様に合成樹脂や硬質ゴムであることが好ましい。
【0098】
次に、本実施形態における灰皿10が係止される状態の説明を行う。先ず、図8に示すように、灰皿10が係止されていないとき、灰皿10は回動軸13を中心として遊技機2の正面方向(図8中J方向)に回動する状態となっている。因みに、このときの灰皿10は、当接部17にも接触していない。即ち、回動軸13のみが灰皿10を支持した状態となっている。
【0099】
そして、遊技機2の背面方向(図8中K方向)に灰皿10が回動することにより灰皿10は係止される。図9に示すように、灰皿10が係止されたとき、突出部14と係止部16とは係合した状態をなしている。
【0100】
この係合状態は、先ず初めに灰皿10が遊技機2の背面方向(図8中K方向)に回動するに伴い、突設部19と突出部14を構成する傾斜面26とが接触する過程を経ることによりなり得る。
【0101】
さらに、灰皿10をさらに回動させると、突設部19は、灰皿の開口側へ傾斜する傾斜面26を伝っていく。このとき突設部19と突出部14とは、互いに弾性変形している。この突設部19は、突出部14の移動方向(図9中L方向)に弾性変形し、突出部14は突設部19の延出方向(図9中M方向)に弾性変形する。勿論、係止部16全体が弾性部材で形成されている為、突設部19が弾性変形するに伴い支持部20も突設部19の移動方向(図9中L方向)へ弾性変形している。
【0102】
そして、突設部19が傾斜面26の最端部まで到達すると、突設部19は面板部27側へスライドする。即ち、突設部19が傾斜面26を乗り越えた状態となる。このとき、互いに弾性変形していた突出部14と突設部19とは、互いを付勢する力が除去される為、変形前の位置(形状)に戻る。この状態が、本実施形態における係合状態である。
【0103】
また、突出部14と突設部19とが上述したように係合している状態のとき、灰皿10の外底面23は当接部17に接触している。即ち、灰皿10は当接部17により支持された状態となる。
【0104】
以上のように、灰皿10の外底面23から灰皿10の開口側に向かって傾斜する傾斜面26を設けたことにより、突設部19は傾斜面26を伝い容易に突出部14と係合することができる。
【0105】
また、突出部14と突設部19とが弾性部材により形成されている為、多少の振動や衝撃は弾性部材により吸収される。それによって、ガタつきが防止され、灰皿10を安定して固定することができる。
【0106】
<第四実施形態>
次に、第四実施形態における遊技機用灰皿の係止構造の説明を行う。尚、本実施形態における遊技機も第一実施形態、第二実施形態、第三実施形態の遊技機と同様の構成である為説明を省略する。また、本実施形態における遊技機用灰皿の係止構造の説明を行う際、説明の便宜を図る為、第一実施形態、第二実施形態、第三実施形態における遊技機用灰皿の係止構造と重複する部位の名称、及び符号は、第一実施形態、第二実施形態、第三実施形態中における部位の名称、及び符号と同様とする。
【0107】
本実施形態における遊技機用灰皿の係止構造は、第一実施形態における遊技機用灰皿の係止構造と同様、遊技機用灰皿自体の構造と、遊技機用灰皿が取り付けられる凹部の構造とが組み合わさることによりなされている。そのため、先ず初めに本実施形態における灰皿の説明を行う。
【0108】
図1、及び図2に示すように、本実施形態における灰皿10は、内部が煙草の灰や吸い殻を収容する収容部11となる箱状に形成されている。加えて、灰皿10には前面となるべき側面側の上縁に吸いかけの煙草を置く為の窪み部12が設けられている。
【0109】
また、図10、及び図11に示すように、本実施形態における灰皿10には、遊技機2に対して回動可能に灰皿10を支持する回動軸13と、灰皿10の凹部15側の側面、即ち灰皿10の背面から突出した第一突出部14と第二突出部28とが設けられている。尚、この回動軸13は、灰皿10の左右の側面の略中央から外方へ突出して設けられている。
【0110】
次に、遊技機用灰皿の係止構造1をなす凹部15の構造の説明を行う。図10、及び図11に示すように、凹部15には、主面150の略中央から遊技機2の前面方向へ突出するように設けられた第一係止部16と、灰皿10の上端部24側に位置し、遊技機2の前面方向に突出するように設けられた第二係止部29とが設けられている。また、凹部15近傍には、灰皿10が遊技機2の背面方向(図10中K方向)に回動したとき、灰皿10の外底面23に当接する当接部17が設けられている。
【0111】
さらに詳細に説明すると、第一係止部16は、凹部15の主面150から遊技機2前面に向かって垂直に突設されている突設部19と、凹部15の主面150から突設部19の先端部21へ向かうように設けられ、突設部19を支持する支持部20とにより構成されている。
【0112】
また、第二係止部29は、凹部15の上縁部32から所定のスペースを空けた内壁から突出している。そして、この第二係止部29の端部は凹部15の開口側に向いている。即ち、第二係止部29は全体が鍵状に形成されている。
【0113】
さらに、当接部17は凹部15の下部から遊技機2前方に延出して設けられている。即ち、本実施形態における当接部17は、灰皿10の外底面23を支える位置であり、且つ灰皿10が遊技機2の背面方向(図10中K方向)への所定位置以上の回動を妨げる働きをする。
【0114】
尚、この当接部17は、凹部15の内壁の一部が延出したものと考えることも可能であるが、本実施形態における当接部17は凹部15とは別の部材で形成されているものとする。
【0115】
また、本実施形態における第一突出部14、第二突出部28、突設部19(第一係止部16)、第二係止部29は弾性部材により形成されている。
【0116】
そして、本実施形態における弾性部材も第一実施形態と同様に合成樹脂や硬質ゴムであることが好ましい。
【0117】
次に、本実施形態における灰皿10が係止される状態の説明を行う。先ず、図10に示すように、灰皿10が係止されていないとき、灰皿10は回動軸13を中心として遊技機2の正面方向(図10中J方向)に回動する状態となっている。因みに、このときの灰皿10は、当接部17にも接触していない。即ち、回動軸13のみが灰皿10を支持した状態となっている。
【0118】
そして、遊技機2の背面方向(図10中K方向)に灰皿10が回動すると、図11に示すように、第一突出部14と第一係止部16、並びに第二突出部28と第二係止部29とが係合した状態をなす。
【0119】
この係合状態は、灰皿10が遊技機2の背面方向(図10中K方向)に回動するに伴い、突起した第一係止部16及び第一突出部14の端部同士、並びに第二係止部29及び第二突出部28が接触する過程を経ることによりなり得る。
【0120】
そして、灰皿10をさらに回動させると、図11に示すように、第一突出部14が突設部19(第一係止部16)を乗り越える。それと共に、第二突出部28が第二係止部29と凹部15の上縁部32との間に入り込み、第二係止部29を凹部15内方へ押圧する。
【0121】
すると、突設部19の先端部21は、灰皿10の側面に接触した状態となる。この状態のとき、突設部19の先端部21及び支持部20、即ち弾性部材で形成されている部分が、第一突出部14の移動方向(図11中L方向)に弾性変形する。
【0122】
また、第二突出部28が第二係止部29を押圧し、第二係止部29と凹部15の上縁部32とが形成するスペースに嵌り込んだ状態では、第二係止部29は、凹部15の内方(図11中N方向)、即ち第二突出部28の移動方向に向かって弾性変形する。
【0123】
さらに、第一突出部14の端部と突設部19の先端部21とが、上述したように係合している状態のとき、灰皿10の外底面23は当接部17に接触している。即ち、灰皿10は当接部17にも支持されている。
【0124】
以上のように、本実施形態の係止構造によれば、第一突出部14と突設部19(第一係止部16)との係合、及び第二突出部28と第二係止部29との係合、即ち二箇所で灰皿10を係合している為、信頼性の高い係止力を得ることが可能となる。
【0125】
また、突設部19(第一係止部16)が第一突出部14の移動方向(図11中L方向)に弾性変形されたとき、突設部19は、塑性しようとする方向(即ち、図10中のLとは反対の方向)に力を生じる。
【0126】
さらに、第二係止部29が第二突出部28を押圧し係合するとき、第二係止部29は、第二突出部28による押圧力に対抗した力(抗力)を発生させている。
【0127】
すると、第一突出部14及び第二突出部28は、上述した二つの力(突設部19が塑性しようとする方向に働く力、及び第二突出部28の押圧力に対抗した力)により押し広げられた状態となる。言い換えれば、第一突出部14と第二突出部28とが、突設部19(第一係止部16)と第二係止部29とを挟持している状態ということができる。
【0128】
即ち、本実施形態では、第一突出部14と第二突出部28が、突設部19と第二係止部29とを挟持することにより、灰皿10が係止される。
【0129】
このように、第一突出部14と第二突出部28が、突設部19と第二係止部29とを挟持する構成である為、より確実性の高い係止力を得ることができる。
【0130】
【発明の効果】
以上のことにより、本発明によれば、耐久性に優れた遊技機用灰皿の係止構造を提供することが可能となる。
【0131】
また、本発明によれば、係止性を高めた遊技機用灰皿の係止構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態における遊技機の斜視図を示す。
【図2】図1におけるAの要部拡大図を示す。
【図3】第一実施形態における遊技機用灰皿の係止前の状態を示す。
【図4】第一実施形態における遊技機用灰皿の係止後の状態を示す。
【図5】弾性部材の変形例を示す。
【図6】第二実施形態における遊技機用灰皿の係止前の状態を示す。
【図7】第二実施形態における遊技機用灰皿の係止後の状態を示す。
【図8】第三実施形態における遊技機用灰皿の係止前の状態を示す。
【図9】第三実施形態における遊技機用灰皿の係止後の状態を示す。
【図10】第四実施形態における遊技機用灰皿の係止前の状態を示す。
【図11】第四実施形態における遊技機用灰皿の係止後の状態を示す。
【符号の説明】
1 係止構造
2 遊技機(パチンコ遊技機)
3 外枠
4 表枠
5 窓枠
6 遊技盤
7 弾球打出装置
8 ハンドル
9 受皿
10 灰皿(遊技機用灰皿)
11 収容部
12 窪み部
13 回動軸
14 突出部(第一突出部)
15 凹部
16 係止部(第一係止部)
17 第一当接部(当接部)
18 第二当接部
19 突設部
20 支持部
21 先端部
23 外底面
24 上端部
26 傾斜面
27 面板部
28 第二突出部
29 第二係止部
30 芯材
31 被覆部
32 上縁部
150 主面

Claims (9)

  1. 遊技機前面に設けられた凹部に、灰皿を回動可能に支持する係止構造であって、
    前記灰皿を前記遊技機に回動自在に支持する回動軸と、
    遊技機前面から見てこの回動軸の水平方向のほぼ真後ろに設けられ前記灰皿の凹部側の側面から突出した突出部と、
    前記凹部から前記灰皿側に突出して設けられ、前記灰皿が前記回動軸を回動の中心として前記凹部側に回動するとき前記突出部と係合し前記灰皿を係止する係止部と、
    前記凹部近傍に設けられ、前記灰皿が前記凹部側に回動したとき、前記灰皿の一部に当接する当接部と、
    から構成され、
    前記係止部と前記突出部とのうち少なくとも何れか一方が弾性部材を含んで形成されていることを特徴とする遊技機用灰皿の係止構造。
  2. 前記当接部は、前記灰皿が前記凹部側への所定位置以上に回動することを妨げる位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用灰皿の係止構造。
  3. 前記当接部は、前記凹部の上部又は下部のうち少なくとも何れか一方に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機用灰皿の係止構造。
  4. 前記当接部は、前記凹部の下部から前記凹部前方に延出した延出部であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機用灰皿の係止構造。
  5. 前記当接部は、前記凹部の上部から前記凹部内方に向かって突出した凸部であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機用灰皿の係止構造。
  6. 前記係止部と突出部とを形成する部材の弾性係数よりも当接部を形成する部材の弾性係数を高いものとすることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の遊技機用灰皿の係止構造。
  7. 前記係止部、前記突出部、前記当接部のうちの少なくとも一つは、硬質の芯材と、当該芯材よりも軟質な芯材を被覆する被覆部とにより形成されることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の遊技機用灰皿の係止構造。
  8. 前記突出部と前記係止部の何れか一方は、前記突出部と前記係止部とが係合するときに弾性変形可能な支持体に設けられいてることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の遊技機用灰皿の係止構造。
  9. 前記突出部と前記係止部との係合は点接触であることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の遊技機用灰皿の係止構造。
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