JP3842078B2 - コンクリートの防食方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリートの防食方法、および防食用混合剤等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば下水管、終末処理場等の下水道施設に使用されるコンクリートにおいて、硫酸による腐食が起こる場合があり、問題となっている。
【0003】
この腐食は、以下のようなメカニズムで生じることが知られている。まず、下水中に含まれる硫酸塩や硫黄化合物を、嫌気性の硫酸塩還元細菌が生化学的還元により硫化物へと変え、この中の硫化水素が気相へ放散される。次に、この放散された硫化水素はコンクリート気相部の表面結露水中で硫黄酸化細菌により酸化され、最終的に硫酸が生成される。この硫酸がコンクリート中の反応生成物である水酸化カルシウム等と反応して硫酸カルシウムを生成し腐食する。また、この生成された硫酸カルシウムは、モノサルフェートやアルミン酸カルシウムと反応し、エトリンガイトを生成し、このときの膨張によりさらに激しく腐食が進む。
【0004】
そこで、腐食を防止するために、コンクリートの表面に例えばエポキシ樹脂等による被覆を施すことによって、硫酸のコンクリートへの腐食を防止するという対策がとられている。
【0005】
また、腐食されたコンクリートを補修する際には、高圧洗浄等により腐食部分をはつりとった後、耐酸モルタルや抗菌剤入りモルタル等で補修することによって、耐久性の向上が図られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、コンクリートの表面を被覆する方法では、被覆材のピンホールや端部などの欠陥部が生じ、この部分から硫酸が侵入して腐食が進行するケースが多い。
【0007】
また、コンクリートを補修する際においても、高圧洗浄等によるはつりにおいて腐食部分を完全に除去できない場合がある。このような場合に、硫酸カルシウム等が残留したはつり部をそのままモルタル等で補修を行ってしまうと、残留した硫酸カルシウムがエトリンガイトを生成し膨張を引き起こす場合がある。
【0008】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、効果的にコンクリートの耐久性を向上できる防食方法、および防食用混合剤等を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、効果的にコンクリートの耐久性を向上できる防食方法、および防食用混合剤を開発すべく鋭意研究してきたところ、硫酸もしくはその塩と反応して不溶性の化合物を生成する化合物を、コンクリート表面に塗布、あるいはセメント中に含有させることにより、コンクリートの腐食を効果的に防止できることを見出した。本発明は、かかる新規な知見に基づいてなされたものである。
【0010】
すなわち、本発明は、ストロンチウム塩、鉛塩、およびバリウム塩のうちいずれか一種以上を有効成分とするコンクリートの防食用混合剤、防食剤含有セメント、およびこれらを用いたコンクリートの防食方法を提供するものである。
【0011】
本発明に用いられるストロンチウム塩、鉛塩もしくはバリウム塩は、硫酸もしくはその塩と反応して不溶性の化合物を生成するものであれば特に制限はなく、ストロンチウム塩としては、例えば塩化ストロンチウム、ヨウ化ストロンチウム、臭化ストロンチウム、硝酸ストロンチウム、酢酸ストロンチウム、炭酸ストロンチウム等が好ましく使用できる。鉛塩としては、硝酸鉛(II)、酢酸鉛(II)、炭酸鉛(II)等が好ましく使用できる。また、バリウム塩としては、塩化バリウム、臭化バリウム、ヨウ化バリウム、硝酸バリウム、炭酸バリウム等が好ましく使用できる。これらの化合物は単独で使用されてもよく、2種以上の化合物を混合して使用されてもよい。
【0012】
これらの有効成分の中でも、環境への影響という観点から、ストロンチウム塩が特に好ましい。さらに、ストロンチウムイオン、鉛イオン、バリウムイオンと対となる陰イオンが、例えばヨウ素イオンのように殺菌性を備えたものである場合には、コンクリート表面における硫黄酸化細菌等の殺菌や増殖を抑制する作用も併せて期待できるため、より好ましい。これらの観点から、本発明の目的を達成するためにヨウ化ストロンチウムが最も好適である。
【0013】
本発明の防食用混合剤を使用してコンクリートの腐食を防止するためには、この防食用混合剤を水溶液状としてコンクリート表面に塗布することが効果的である。塗布方法には特に制限はなく、例えば噴霧、はけ塗り等により行うことができる。また、防食用混合剤を粉末状としてセメントにあらかじめ含有させておいてもよく、混練時にセメントに添加してもよい。これらの方法は、新たにコンクリート構造物を建造する場合に使用することもでき、既に建造されたコンクリート構造物に対して補修、あるいは耐酸性の向上を目的として使用することもできる。
【0014】
本発明の防食方法において水溶液のコンクリートへの塗布量は、使用する有効成分の種類、あるいは水溶液の濃度、下地の状態等により変動し、一概に制限されないが、例えば有効成分としてヨウ化ストロンチウムを使用した場合には、3Nの水溶液で1m2 あたり100g以上が好ましい。
【0015】
また、有効成分をあらかじめセメントに含有させる場合の添加量は、使用する有効成分の種類により変動し、一概に制限されないが、例えば有効成分としてヨウ化ストロンチウムを使用した場合には、粉体全体に対して5重量%以上が好ましい。
【0016】
本発明が適用されるセメント、モルタル、コンクリートの種類としては特に制限はなく、セメントとして例えば通常のポルトランドセメントの他、ジェットセメント、アルミナセメント、高炉セメント、シリカセメント、フライアッシュセメント等の混合セメント等を、また骨材として例えば砂、砂利、砕砂、砕石、人工軽量骨材或いはコンクリート用スラグ骨材等を含むものを用いて、周知の方法で混練し、成形したものに適用することができる。その他、添加物として例えば発泡剤、減水剤、流動化剤、分離低減剤、凝結促進剤、早強剤、膨張剤、防錆剤、着色剤、ポリマーディスパージョン等が添加されていてもよい。
【0017】
本発明の防食方法、防食用混合剤、および防食剤含有セメントは、単独で使用してもよいが、他の方法と併用することもできる。特に、樹脂等により表面を被覆する方法と併用することが効果的である。
【0018】
【発明の作用、および発明の効果】
本発明の防食用混合剤または防食剤含有セメントによれば、硫酸もしくはその塩をストロンチウム塩、鉛塩、またはバリウム塩と反応させて不溶性の化合物として固定化することにより、コンクリートの腐食を効果的に防止できる。
【0019】
また、本発明の防食方法によれば、ストロンチウム塩、鉛塩、バリウム塩のうちいずれか一種以上を含む水溶液をコンクリートの表面に塗布する。このように水溶液として塗布すれば、有効成分をコンクリートに容易に浸透させることができる。
また、水溶液をコンクリートの表面に塗布することにより、硫酸と直接に接触するコンクリート表層に有効成分を集中的に分布させることができ、効果的に腐食を防止することができる。さらに、生成した不溶性硫酸塩が、コンクリートの表層に沈着することによりバリア層の役割を果たし、硫酸がそれ以上奥へ浸透することが防止される。特に、硫酸カルシウムの場合はエトリンガイトを生成するためバリアの効果が弱いのに比べ、硫酸ストロンチウム等は反応に寄与しないため継続的に強いバリア効果が期待でき、これにより腐食防止効果をいっそう向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図1〜図5を参照しつつ詳細に説明する。
【0021】
図1には、コンクリート1の壁面2の一部が硫酸により腐食されている様子を示した。このコンクリート1を補修する際には、まず、膨張・脆弱化している腐食部分3をはつり取る。
【0022】
次に、はつり部4に防食剤水溶液5を噴霧する(図2)。防食剤水溶液5としては、例えば3Nのヨウ化ストロンチウム水溶液を使用することができる。これにより、防食剤水溶液5中のストロンチウムイオンと、はつり部4に残留している硫酸もしくはその塩とを反応させて不溶性の硫酸ストロンチウムを生成させ、固定化する。
【0023】
次いで、はつり部4を例えばモルタル6で埋めることにより、コンクリート1の壁面2を元通りの形状に修復する(図3)。ここで、モルタル6として、防食剤含有セメントを用いたもの、もしくは防食用混合剤を添加して混練したものを使用すれば、さらなる防食効果を期待できる。
【0024】
モルタル6を硬化させた後、この壁面2の全体に、再度、防食剤水溶液5を噴霧し、コンクリート1の表層に浸透させる。(図4)。
【0025】
最後に、壁面2の上に、例えばエポキシ樹脂等による樹脂被覆材7を施すことによって、補修が完了する。
【0026】
このように、補修の際には、はつり部4に残留する硫酸もしくはその塩を不溶化して固定化しているため、コンクリート1のはつり部4とモルタル6との境目付近で生成するエトリンガイトによる膨張を抑制できる。
【0027】
また、コンクリート1の壁面2に防食剤水溶液5を噴霧している。このため、樹脂被覆材7の施工不良によるピンホールや端部ができたとしても、そこから侵入する硫酸をコンクリート1の表面に存在するストロンチウムイオンが不溶性の硫酸ストロンチウムとして固定化、消費する。これにより、コンクリート1の腐食が防止される。また、防食剤水溶液5中に、殺菌作用を有するヨウ素イオンが含まれているため、このヨウ素イオンが硫黄酸化細菌等の殺菌や増殖を抑制することによって、硫酸の発生を抑えることができる。
【0028】
さらに、固定化した不溶性硫酸塩が、コンクリート1の表層に沈着してバリア層の役割を果たし、硫酸がそれ以上奥へ浸透することが防止される。このため、腐食防止効果をいっそう向上させることができる。
【0029】
<試験例>
以下、試験例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
【0030】
(1)防食剤水溶液の調製
水酸化ストロンチウム365.0gと、ヨウ化水素767.5gを反応させて水で1Lとし、3Nのヨウ化ストロンチウム水溶液を調整した。これを防食剤水溶液とした。
【0031】
(2)試験片の作製
普通ポルトランドセメントに豊浦の標準砂を加え1:2モルタルとし、JISR5201−1996に準拠して練り込んだモルタルを7×7×2cmの型枠で成型した。脱型は48時間後とし、その後5日間20℃水中で養生を行い、材令14日まで20℃、65%RH中で養生したものを試験片とした。
【0032】
このモルタル片11の全面に、防食剤水溶液を200g/mとなるようにはけ塗りし、約1時間常温で乾燥させた。
【0033】
この後、モルタル片11の全面にアクリル樹脂をはけ塗りし、約300μmのアクリル樹脂層12で被覆した。
【0034】
このアクリル樹脂層12に、カッターによりモルタル片の対角線に外表面からモルタル片11の表面に達する×字形の切れ込み部13を設け、これを試験片10とした(図6参照)。
また、防食剤水溶液を塗布しない以外は上記試験片10と同様の方法で、対照片を作製した。
【0035】
(3)腐食試験
上記のようにして作製した試験片10および対照片を、10%硫酸水溶液14に浸漬し、20℃で10日間放置した(図7参照)。
放置後、試験片10および対照片を取り出して硫酸を拭き取り、モルタル片11の表面に切れ込み部13に沿って生じた腐食部分15の幅Lを、それぞれ各方向に3カ所測定して平均した(図8参照)。
【0036】
(4)結果と考察
対照片においては、腐食部分の幅は5.8mmに達し、アクリル樹脂層の切れ込み部から侵入した硫酸がモルタル片の表面を大きく腐食していた。一方、試験片においては、腐食部分の幅は1.0mm以下であり、防食剤を塗布することによって腐食が著しく抑制されていることがわかった。
【0037】
なお、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態によって限定されるものではなく、均等の範囲にまで及ぶものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】腐食が生じたコンクリートを示す斜視図
【図2】腐食部分を削り取り、防食剤水溶液を噴霧する様子を示す斜視図
【図3】削り部分をモルタルで補修した様子を示す斜視図
【図4】補修後のコンクリート表面に防食剤水溶液を噴霧する様子を示す斜視図
【図5】コンクリート表面に樹脂層を形成させた様子を示す斜視図
【図6】試験片を示す斜視図
【図7】試験片を硫酸水溶液に浸漬する様子を示す斜視図
【図8】試験終了後の試験片を示す斜視図
【符号の説明】
1…コンクリート
5…防食剤水溶液

Claims (3)

  1. コンクリート壁面の腐食部分をはつり取る工程と、
    前記コンクリート壁面のはつり取った後のはつり部に、ヨウ化ストロンチウムを含む水溶液を塗布する工程と、
    前記はつり部に、モルタルを埋める工程と、
    前記モルタルを硬化させた後に、前記コンクリート壁面の全体に、再度、ヨウ化ストロンチウムを含む水溶液を塗布する工程と、
    前記コンクリート壁面に、樹脂被覆材を施す工程と、を有する、コンクリートの防食方法。
  2. 請求項1に記載のコンクリートの防食方法であって、
    前記モルタルとして、ヨウ化ストロンチウムを含有するセメントを用いたモルタル、あるいは、ヨウ化ストロンチウムを添加して混練したモルタルを使用する、コンクリートの防食方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコンクリートの防食方法であって、
    前記樹脂被覆材として、エポキシ樹脂を使用する、コンクリートの防食方法。
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