JP3841865B2 - 湯切り口付容器 - Google Patents

湯切り口付容器 Download PDF

Info

Publication number
JP3841865B2
JP3841865B2 JP01868596A JP1868596A JP3841865B2 JP 3841865 B2 JP3841865 B2 JP 3841865B2 JP 01868596 A JP01868596 A JP 01868596A JP 1868596 A JP1868596 A JP 1868596A JP 3841865 B2 JP3841865 B2 JP 3841865B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cut
hot water
container
opening
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01868596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09216667A (ja
Inventor
和敬 真鍋
忠昭 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP01868596A priority Critical patent/JP3841865B2/ja
Publication of JPH09216667A publication Critical patent/JPH09216667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3841865B2 publication Critical patent/JP3841865B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/816Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package into which liquid is added and the resulting preparation is retained, e.g. cups preloaded with powder or dehydrated food

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定時間熱湯に浸した後に湯切りすることにより調理される調理物を収容するための湯切り口付容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばインスタントの焼きそばやピラフのような、所定時間熱湯に浸した後に湯切りすることにより調理される調理物を収容するための容器としては、例えば実公昭59−11097号公報に示すように、上端が開口した容器本体の上縁に切欠部を設け、容器本体の開口を開閉する蓋体を両手で押えながら切欠部で湯切りするようにしたものや、実公平7−34864号公報に示すように、上端が開口した容器本体の開口を開閉する方形の蓋体の隅部に湯切り口を設け、蓋体を両手で押えながら湯切りするようにしたものや、実開昭51−138402号公報に示すように、上端が開口した容器本体の開口を封閉する蓋体を、複数の層からなる積層シートの一部の層を取り除いて穴あけ可能としたものによって構成し、箸等で蓋体に穴を開けて湯切りするようにしたもの等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の湯切り口付き容器には以下のような問題がある。
即ち、実公昭59−11097号公報や実公平7−34864号公報のものでは、湯切り時に湯の重量によって蓋体が外れ、調理物が流出してしまうことがある。また、蓋体を押えなければならないため、手に火傷を負い易い。また、蓋体を湯と調理物の重量によって変形しにくいように厚くしなければならないため、コスト高となる。
【0004】
また、実開昭51−138402号公報のものでは、箸等によって何カ所にも穴をあけなければならないため、手間がかかる。また、穴あけ箇所を箸で突く程度で穴があくように脆弱にする必要があるため、運搬時等において外圧によって穴があいてしまい、調理物の品質が損なわれることがある。
【0005】
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、湯切り時に調理物が流出することがなく、蓋体を押さえる必要がなく、安価に製造することができ、湯切り口の開口が容易であり、かつ外圧によって湯切り口が開口しにくいようにした湯切り口付容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る湯切り口付容器は、上端が開口した容器本体と、この容器本体の開口を封閉する蓋体とからなり、前記容器本体は合成樹脂射出形成品で、その側壁の上縁の近傍に、切取線によって一端が上下にコーナー部を備えた幅を有しており、この幅を保ちつつ周方向に帯状に延び、他端が鋭角状に合流するよう区画され、一端の下コーナー部につまみ部が形成された切取帯部を有しており、前記切取線は、前記側壁に形成した薄肉部からなり、前記つまみ部を引っ張ると前記切取帯部が前記切取線に沿って切り取られて湯切り口が形成されるようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
このように、前記切取線を前記側壁に形成した薄肉部からなるものとすると、密封性が向上する。
【0008】
また、前記切取帯部が前記蓋体の開封が開始される側と反対の側に位置する場合、蓋体をめくり上げることにより容器本体内に空気が侵入し、湯がスムーズに排出されるとともに、空気抜き孔を設ける必要がなくなるので好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態である湯切り口付容器の正面図、図2は図1のA−A’線断面図、図3は図1の平面図である。
【0010】
図1に示す湯切り口付容器は焼きそば即席麺を収容するためのもので、上端が開口した有底筒状の容器本体1と、この容器本体1の開口を封閉する蓋体2とからなっている。
【0011】
容器本体1は、例えばポリプロピレンを射出成形してなるもので、この実施形態では開口の周囲に水平方向に突出したフランジ1aが形成されている。容器本体1の側壁1bの上縁の近傍には切取線3によって周方向にのびる切取帯部4が区画形成されている。切取線3は、この実施形態では、図2に示すように、側壁1bに形成した薄肉部1cによって構成されているが、これに限られるものではなく、例えばミシン目線によって構成してもよい。
【0012】
切取帯部4の一端にはつまみ部5が形成されており、つまみ部5の表面には、指が滑らないように、上下方向にのびる複数本のリブ5aが形成されている。切取帯部4の他端は、切取帯部4が容器本体1からスムーズに分離するように鋭角状に形成されている。つまみ部5を指で持って図1の右方向に引っ張ると、切取線3が破断し、切取帯部4が切取線3に沿って切り取られ、図4に示すように、湯切り口6が形成されるようになっている。
【0013】
蓋体2は、本実施形態では、例えば紙からなる基材シートの裏面に接着剤層、アルミニウム箔、ヒートシール層を順に積層したシート部材等の可撓性有るシート部材からなり、図3に示すように、容器本体1のフランジ1bの外径とほぼ同じ直径の円形状のもので、周縁部の一部に半円形状の開封片2aが形成されている。蓋体2は、容器本体1のフランジ1aの上面に、開封片2aが切取帯部4と反対の側に位置するようにヒートシールされている。
【0014】
次に、上記のように構成した湯切り口付容器の使用方法について説明する。
蓋体2の開封片2aを指でつまみ、容器本体1内に湯を注ぐことができるように蓋体2の一部を剥す。そして、容器本体1内に熱湯を注ぎ、開封片2aをフランジ1aの裏側に折り込んで容器本体1の開口を封閉する。
【0015】
所定時間経過後、切取帯部4のつまみ部5を指で持って図1の右方向に引っ張り、切取帯部4を切取線3に沿って容器本体1から切り取る。これによって、図4に示すように、湯切り口6が形成される。そして、蓋体2の開封片2aを指でつまみ、容器本体1内に空気が入るように蓋体2の一部をめくり上げ、容器本体1を手で持ち、容器本体1を傾けて容器本体1内の湯を湯切り口6を介して排出し、湯切りする。このとき、湯切り口6の上方においては、蓋体2が容器本体1とヒートシールにより完全に接着(密閉)されているので、湯を切るために容器本体1を大きく傾けたとしても調理物が流出することがなく湯を切ることが可能なものである。湯切りが終了すると、蓋体2を容器本体1から剥し取り、容器1内の調理物に調味料をふりかけ、調理物を食する。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、湯切り口6が容器本体1の上縁より下に位置し、湯切り時に湯が蓋体2に接しないため、蓋体2が外れることがない。したがって、調理物が流出しないとともに、蓋体2を指で押さえる必要がないため、火傷をする恐れがない。また、蓋体2を厚くする必要がなく、かつ容器本体1は合成樹脂射出成形品で、容器本体1の成形時に切取帯部4を同時に成形することができるため、安価に製造することができる。また、切取帯部4に形成したつまみ部5を引っ張って切取帯部4を切り取るようにしたことにより、湯切り口6の開口が容易であるとともに、切取線3の強度を外圧によって破断しないように大きくすることができるため、輸送時等において湯切り口6が開口する恐れが少ない。
【0017】
また、切取線3が容器本体1の側壁に形成した薄肉部からなるため、密閉性を向上することができ、調理物の品質が損なわれるのを防ぐことができる。
【0018】
また本発明によると、湯切り口6を蓋体2の開封が開始される側と反対の側に設けたことにより、湯切り時に蓋体2の端部をめくり上げることにより容器本体1内に空気が侵入して湯がスムーズに排出されるため、湯切りが促進される。また、空気抜き孔を設ける必要がないため、コストが低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である湯切り口付容器の正面図。
【図2】 図1のA−A’線断面図。
【図3】 図1の平面図。
【図4】 本発明の一実施形態である湯切り口付容器の正面図であり、湯切り口が開口した状態を示す図。
【符号の説明】
1 容器本体
2 蓋体
3 切取線
4 切取帯部
5 つまみ部
6 湯切り口

Claims (2)

  1. 所定時間熱湯に浸した後に湯切りすることにより調理される調理物を収容するための湯切り口付容器であって、上端が開口した容器本体と、この容器本体の開口を封閉する蓋体とからなり、前記容器本体は合成樹脂射出形成品で、その側壁の上縁の近傍に、切取線によって一端が上下にコーナー部を備えた幅を有しており、この幅を保ちつつ周方向に帯状に延び、他端が鋭角状に合流するよう区画され、一端の下コーナー部につまみ部が形成された切取帯部を有しており、前記切取線は、前記側壁に形成した薄肉部からなり、前記つまみ部を引っ張ると前記切取帯部が前記切取線に沿って切り取られて湯切り口が形成されるようにしたことを特徴とする湯切り口付容器。
  2. 前記切取帯部が、前記蓋体の開封が開始される側と反対の側に位置することを特徴とする請求項1に記載の湯切り口付容器。
JP01868596A 1996-02-05 1996-02-05 湯切り口付容器 Expired - Fee Related JP3841865B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01868596A JP3841865B2 (ja) 1996-02-05 1996-02-05 湯切り口付容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01868596A JP3841865B2 (ja) 1996-02-05 1996-02-05 湯切り口付容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09216667A JPH09216667A (ja) 1997-08-19
JP3841865B2 true JP3841865B2 (ja) 2006-11-08

Family

ID=11978475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01868596A Expired - Fee Related JP3841865B2 (ja) 1996-02-05 1996-02-05 湯切り口付容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3841865B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09216667A (ja) 1997-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20060119080A (ko) 음식물 포장 용기
JP3841865B2 (ja) 湯切り口付容器
JP2012106782A (ja) 食品包装用蓋材および食品包装容器
JP2001122320A (ja) 湯切機能付き即席食品容器用蓋材
JPH0661742U (ja) 容器用蓋
JP3809156B2 (ja) プルタブ付き成形容器
JPH1095472A (ja) 電子レンジ用包装袋
JP4366787B2 (ja) 湯切機能付き即席食品容器用蓋材
JP3028231B1 (ja) 即席食品等の容器
JP2001240149A (ja) 即席めん類用収納容器
JPS5856223Y2 (ja) 易開封性容器
JP2002160777A (ja) 排湯機能を有する即席食品用容器
JP4190625B2 (ja) 排湯機能を有する即席麺容器用蓋材
JPH047106Y2 (ja)
JP4202713B2 (ja) 即席食品等の容器
JP4774182B2 (ja) 即席食品用容器の容器本体
JPH0245181Y2 (ja)
KR200397975Y1 (ko) 음식물 포장 용기
JP2002160773A (ja) 排湯機能を有する即席食品用容器
JP2002096863A (ja) 蓋体付き容器
JP3744755B2 (ja) 即席食品等の容器
JP4930743B2 (ja) 湯切り用蓋材
JPH1095473A (ja) 電子レンジ用包装袋
JP2003300557A (ja) 二重の蓋を有するプラスチック製の容器
JPH047107Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060425

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060608

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060809

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090818

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100818

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120818

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees