JP3840771B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像形成装置に関し、さらに詳しくは、画像形成された記録媒体を搬送する搬送手段の搬送の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
原稿を光学系により読み取り、読み取って得た画像データを電子写真方式により記録媒体に転写して画像形成し、この画像形成された記録媒体を定着して機外に排出する画像形成装置が存在している。
【0003】
また、このような画像形成装置において、記録媒体の裏,表の順で両面に画像形成し、さらに記録媒体の表が下に向くようにして反転したのちに機外に排出する画像形成装置も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
<第1の課題>
以上のような画像形成装置では、反転部において記録媒体が往復する。しかし、反転部も他の搬送部と同じ搬送速度で駆動されているため、全体のスループットを低下させる原因になっていた。また、反転部だけを他の搬送部よりも高速で駆動するような提案は今のところなされていない。
【0005】
また、ステップモータの励磁モードを切り替えることも考えられるが、励磁モードを切り替えるタイミングで振動や騒音が発生する問題もある。
<第2の課題>
また、この反転部では、記録媒体を停止位置まで搬送した後に停止させ、逆方向に搬送するといった動作を行っている。この際、全体のスループットを上げるため、急加速,急減速を伴う制御を行っている。
【0006】
ここで、加速時は(慣性負荷)+(摩擦負荷)がステップモータにかかっており、ステップモータの脱調を防止するため、比較的緩やかな立ち上がり特性となるように制御している。
【0007】
一方、減速時は(慣性負荷)−(摩擦負荷)がステップモータにかかるため、急激な立ち下がり特性となるように制御している。また、減速時のステップモータの脱調を問題としないのであれば、さらに急激な立ち下がり特性、または、減速なしで急停止させるように制御する場合もある。
【0008】
しかし、このような急激な減速により、駆動系の大きな負荷変動に伴って衝撃音が発生することがある。近年は、画像形成装置などの事務機器に静音化が求められており、スループットと両立させるために何等かの対策、または、最適な条件を求めることが必要になる。
【0009】
<第3の課題>
急激な加速や、停止状態から一定速の搬送状態に切り替える必要があるレジストローラなどを駆動する場合には、非伝達から伝達に切り替えるために電磁クラッチを用いている。
【0010】
しかし、この電磁クラッチを用いて非伝達から伝達に切り替えるとき、駆動系の大きな負荷変動に伴って衝撃音が発生する。
また、衝撃音を緩和するために、非伝達から半クラッチ状態(半伝達状態)を経て伝達状態に切り替えることも提案されている。
【0011】
しかし、このような半クラッチ状態を経て伝達状態に切り替えたとしても、駆動系の大きな負荷変動に伴って衝撃音が発生することがある。また、半クラッチ状態であると、摩擦音が発生することもある。近年は、画像形成装置などの事務機器に静音化が求められており、スループットと両立させるために、電磁クラッチにおいても何等かの対策、または、最適な条件を求めることが必要になる。
【0012】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、第1の目的は、反転部において記録媒体を往復させる画像形成装置において、スループットを低下させることのない画像形成装置を実現することである。
【0013】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、第2の目的は、記録媒体の搬送を減速する際の衝撃音を低減した画像形成装置を実現することである。
【0014】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、第3の目的は、停止状態から一定速の搬送状態に切り替えるための伝達手段としてクラッチを用いた場合にも衝撃音や摩擦音を低減した画像形成装置を実現することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
すなわち、前記した課題を解決する本発明は、以下の通りである
【0026】
(1)請求項記載の発明は、画像形成された記録媒体を搬送する搬送手段と、この搬送手段が所定の速度で搬送するように駆動するステップモータと、このステップモータの回転を前記搬送手段に対して伝達する際に、非伝達状態から伝達状態まで伝達比率を切り替え可能な伝達手段と、この伝達手段の伝達比率を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記伝達手段の伝達比率を徐々に上昇させるように非伝達から伝達に切り替える制御を行うことを特徴とする画像形成装置である。
【0027】
この発明では、急激な加速や、停止状態から一定速の搬送状態に切り替える必要があるレジストローラなどを駆動する場合に、伝達手段の伝達比率を徐々に上昇させるように非伝達から伝達に切り替えるようにしたことで、駆動系の負荷変動に伴う衝撃音や、半伝達状態で生じ易い摩擦音の発生を低減することができる。
【0028】
この結果、停止状態から一定速の搬送状態に切り替えるための伝達手段としてクラッチを用いた場合にも衝撃音や摩擦音を低減した画像形成装置を実現できる。
【0029】
)請求項記載の発明は、画像形成された記録媒体を搬送する搬送手段と、この搬送手段が所定の速度で搬送するように駆動するステップモータと、このステップモータの回転を前記搬送手段に対して伝達する際に、非伝達状態から伝達状態まで伝達比率を切り替え可能な伝達手段と、この伝達手段の伝達比率を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記伝達手段の伝達比率を徐々に上昇させるように非伝達から伝達に切り替える制御を行い、非伝達から伝達に切り替えるまでの時間tは、20ms<t<125msであることを特徴とする画像形成装置である。
【0030】
この発明では、急激な加速や、停止状態から一定速の搬送状態に切り替える必要があるレジストローラなどを駆動する場合に、伝達手段の伝達比率を徐々に上昇させるように非伝達から伝達に切り替えると共に、非伝達から伝達に切り替えるまでの時間は、20ms〜125msにしたことで、駆動系の負荷変動に伴う衝撃音や、半伝達状態で生じ易い摩擦音の発生を低減することができる。
【0031】
この結果、停止状態から一定速の搬送状態に切り替えるための伝達手段としてクラッチを用いた場合にも衝撃音や摩擦音を低減した画像形成装置を実現できる。
【0032】
)請求項記載の発明は、()の画像形成装置において、前記制御手段が伝達比率を非伝達から伝達に切り替えるまでの時間tは、50ms<t<100msであることを特徴とする。
【0033】
この発明では、急激な加速や、停止状態から一定速の搬送状態に切り替える必要があるレジストローラなどを駆動する場合に、伝達手段の伝達比率を徐々に上昇させるように非伝達から伝達に切り替えると共に、非伝達から伝達に切り替えるまでの時間は、50ms〜100msにしたことで、駆動系の負荷変動に伴う衝撃音や、半伝達状態で生じ易い摩擦音の発生を、さらに低減することができる。
【0034】
この結果、停止状態から一定速の搬送状態に切り替えるための伝達手段としてクラッチを用いた場合にも衝撃音や摩擦音を低減した画像形成装置を実現できる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。まず、図1乃至図4を用いて画像形成装置の概略説明を行う。
【0036】
図1は本発明の実施の形態の画像形成装置の電気的構成例を示すブロック図である。この図1において、10は自動原稿読み取り手段(以下、ADFと言う)であり、原稿の両面を読み取るための給紙を行う手段である。20は原稿を読み取って画像データを生成する画像読み取り部である。50は読み取られた画像データを記録媒体(以下、記録紙という)p上に記録する画像形成部である。70は仕分けやステープル仕上げなどを行う後処理手段としてのフィニッシャである。
【0037】
110はコピー枚数、拡大・縮小率、記録紙(A4,A4R,B5,B5R)などの選択や指定を行なう操作部、120は操作部110から選択や指定の操作から解析して操作モードを決定するモード解析部、121は読み取り制御や記録制御の際に必要になる管理データを保持する管理データ保持部である。
【0038】
130はADF10の動作を制御するADF制御部、140はモード解析部120の解析結果を受けて読み取った原稿の画像処理の制御を行なう読み取り制御部、150はモード解析部120の解析結果を受けて記録制御を行なう記録制御部である。
【0039】
160はモード解析部120の解析結果を受けてフィニッシャ70の制御を行うフィニッシャ制御部である。
170は画像読み取り部20から画像データを受けて読み取った画像の処理を行なう読み取り画像処理部、180は読み取り画像処理部170で画像処理された画像データを記憶する画像メモリ、190は画像メモリ180から読み出された画像を記録(画像形成)するための画像処理を行なう記録画像処理部である。
【0040】
図2は本発明の複写機の断面構成を示す構成図である。この図2において、原稿の両面読み取りが可能なADF10の原稿載置部11には、原稿第1頁の表面を上にした状態の原稿dが複数枚載置されている。ローラ12a、ローラ12bを介して繰り出された原稿の1枚目はローラ13を介して回転される。
【0041】
この時、光源23により原稿dの原稿面が照射され、その反射光がミラー24,25,26を介して結像光学系27を介して光電変換手段であるCCD28の受光面に像を結ぶ。ここで、光源23、ミラー24,25,26、結像光学系27及びCCD28を有する光学系、並びに、図示されていない光学系駆動手段とで画像読み取り部20を構成している。
【0042】
この図において、原稿dがプラテンガラス21上に読み取り面を下に向けた状態に載置された場合には、光学系はプラテンガラス21に沿って走査して読み取りを行う。
【0043】
また、原稿dが自動給紙されてローラ13の周囲を回る場合には、第2のプラテンガラス22下に光源23とミラー24とが固定された状態で読み取りを行う。そして、読み取られた原稿dの画像データは、CCD28から図示しない読み取り画像処理部170に送られる。
【0044】
なお、原稿dがADF10により自動給紙される場合には、原稿dの1ページ目が読み取られると、今度は反転ローラ14を介して再度ローラ13を用いた巻き取り操作が行われ、原稿裏面の画像が画像読み取り部20で読み取られ、読み取り画像処理部170に送られる。
【0045】
このようにして、表面と裏面との画像が読み取られた原稿dは、再度反転ローラ14で反転されて、表面を下に向けた状態で排紙皿16に積載されていく。
このようにして画像読み取り部20で読み取られた画像データは、読み取り画像処理部170で所定の画像処理が行なわれた後、画像メモリ180に記憶される。
【0046】
一方、転写紙(記録紙)が積載されている給紙カセット30a又は30bから記録紙pが繰り出され、画像形成部50に給送される。画像形成部50に給送される記録紙pはその入口のレジストローラ57aで同期がとられた後、感光体ドラム51により近接する。
【0047】
記録画像処理部190から画像書き込み部40に入力される画像データは、各原稿の裏面から先に読み出される。そして、画像書込み部40内のレーザダイオードから画像データに応じたレーザ光を感光体ドラム51上に照射し、静電潜像を形成する。この静電潜像を現像部53で現像することで、感光体ドラム51上にトナー像を形成する。
【0048】
このトナー像は感光体ドラム51の下部の転写部54により記録紙pに転写される。そして、感光体ドラム51に圧着されている記録紙pは分離部55により分離される。感光体ドラム51から分離された記録紙pは搬送機構58を介して定着部59に入り、トナー像が熱と圧力とにより定着される。このようにして、記録紙pに裏面の画像(第2頁目画像)が形成される。
【0049】
トナー像が定着された記録紙pは、ガイド61を介して下方に搬送され、反転部63に入る。次に、反転部63に入っている記録紙pは、反転ローラ62により再度繰り出され、反転搬送路64を経由して再度画像形成部50に送られる。前記原稿dの裏面の画像形成が終了した画像形成部50では、感光体ドラム51に付着したトナーがクリーニング部56で除去され、続く帯電部52により帯電させられ、次の画像形成に備えている。
【0050】
この状態で記録紙pの表面(未だ画像形成されていない面)が画像形成部50に搬入され、表面の画像(第1頁目画像)が形成される。分離部55で感光体ドラム51から分離された記録紙pは搬送機構58を介して再度定着部59に入って定着される。
【0051】
このように、裏面と表面との画像形成が完了した記録紙pは、後述するフィニッシャ70での出力形態に合わせ、そのまま排出されるか、もしくは、再度反転部63で往復して反転されて排出ローラ65により機外(後述するフィニッシャ)に排出される。
【0052】
ここで図3を参照して、原稿の裏面,表面の順に画像形成する装置の動作について、フィニッシャ70の動作と共に説明する。
給紙カセット30aから記録紙pが繰り出され、画像形成部50に給送される(図3(1))。記録画像処理部190から画像書き込み部40に入力される画像データは、各原稿の裏面から先に読み出される。したがって、記録紙pの裏面に原稿第2頁目(原稿第1枚目の裏面)の画像が形成される(図3(2))。
【0053】
記録紙pはガイド61を介して下方に搬送され(図3(3))、反転部63に入る(図3(4))。次に、反転部63に入っている記録紙pは反転ローラ62により再度繰り出され(図3(5))、反転搬送路64を経由して(図3(6))再度画像形成部50に送られる(図3(7))。この状態で記録紙pの表面(未だ画像形成されていない面)が画像形成部50に搬入され、原稿第1頁目(原稿第1枚目の表面)の画像が形成される(図3(8))。このように、裏面と表面との画像形成が完了した記録紙pは、表面を上に向けた状態で、フィニッシャ70に向けて排出される(図3(9))。
【0054】
そして、フィニッシャ70のローラ71を介し、ガイド71により反転搬送ドラム73方向に搬送され、反転搬送ドラム73に記録紙pが巻き付いて反転される。すなわち、記録紙pの表面が下向きにされて、載置部74上に載置される。このような動作を順次行なっていくと、載置部74には、表面が下になった記録紙pが順に積載されていく。そして、ステープル手段75により、コピー1部毎に丁合して針75aにより綴じ合わせて、排紙トレイ76bに排出する。
【0055】
なお、反転搬送ドラム73を使用せずに、そのままの状態で排紙トレイ76aに排出する場合には、図4に示すように、両面の画像形成が完了(図4(1)〜(8))した記録紙pはガイド61を介して下方に搬送され(図4(9))、反転部63に入る(図4(10))。そして、反転部63に入っている記録紙pは反転ローラ62により再度繰り出され(図4(11))、上方に向かって搬送されてガイド61を介して機外に排出される(図4(12))。したがって、排紙トレイ76aには、表面が下になった記録紙pが順に積載されていく。
【0056】
以上の図3に示した場合、(3)の搬送から次の(3)の搬送までの間に、(4)と(5)の往復による反転を完了しなければならない。すなわち、同時に複数の記録紙pが滞留している画像形成では、(4)と(5)の往復による反転が、画像形成のスループットを決定する大きな要因である。
【0057】
同様に、以上の図4に示した場合、図3と同じ問題に加え、(9)の搬送から次の(9)の搬送までの間に、(10)と(11)の往復による反転を完了しなければならない。すなわち、同時に複数の記録紙pが滞留している画像形成では、(10)と(11)の往復による反転も、画像形成のスループットを決定する大きな要因である。
【0058】
ここで、本実施の形態例の特徴部分である搬送駆動を行う搬送駆動回路80について図5以降を参照して説明する。
81は搬送駆動についての制御を行う制御手段としてのCPU、82は搬送駆動の制御パターンやステップモータの励磁パターンが格納されているROM、83は一時的なパラメータを格納したり作業エリアとして用いるRAM、84はCPU81からの命令を受けてステップモータ制御の論理演算を行う論理回路、85は論理回路84からの論理演算結果を受けてステップモータ駆動用の信号を生成する駆動回路、80Sは各部に設けられて記録紙の存在を検知するセンサ、80Mは記録紙の搬送を行うステップモータ、80Cはレジストローラ57aに対してステップモータ80Mからの回転を所定の伝達比率で伝達するための電磁クラッチである。
【0059】
また、図6と図7はステップモータ80Mの励磁パターンを示す説明図である。図6は1−2相励磁の励磁パターンを示しており、図7は2相励磁の励磁パターンを示している。
【0060】
なお、図6の1−2相励磁の励磁パターンにおいて、各相のH(ハイ)とL(ロー)との組合わせは、▲1▼〜▲8▼の8種類に分類することができる。また、図7の2相励磁の励磁パターンにおいて、各相のH(ハイ)とL(ロー)との組合わせは、▲1▼〜▲4▼の4種類に分類することができる。
【0061】
ここで、1−2相励磁では、搬送速度:小,トルク:小,送り精度:良,騒音:小という特徴を有している。一方、2相励磁では、搬送速度:大,トルク:大,送り精度:悪,騒音:大,という特徴を有している。
【0062】
図8は反転部63での反転搬送の様子を模式的に示した説明図である。また、図9はこの図8での反転搬送に併せて、その際の搬送速度の制御の様子を示した説明図である。
【0063】
すなわち、感光体ドラム51でのトナー像の形成から定着器59での定着までは、ステップモータ80Mを1−2相励磁で精度よく駆動して、一定速で記録紙pの搬送を行っている(図8▲1▼,図9▲1▼)。
【0064】
そして、記録紙pが定着器59を離れたことがセンサ80S(図8では図示せず)で検知されると、ステップモータ80Mを2相励磁で高速に駆動して、記録紙pを図8の下方に搬送する(図8▲2▼〜▲3▼の前半,図9▲2▼)。この際には、前記▲1▼での速度から加速して、最大では▲1▼の2倍の速度でステップモータ80Mを駆動し、停止位置付近で減速して、記録紙pを停止させる(図8▲3▼の最下位置,図9▲3▼)。
【0065】
この後、ステップモータ80を逆方向に2相励磁で駆動して、記録紙pを上方向に向けて高速に搬送する(図8▲3▼後半〜▲4▼,図9▲4▼)。この際には、最大では▲1▼の2倍の速度でステップモータ80Mを駆動して記録紙pの搬送を行う。
【0066】
なお、記録紙pが排出ローラ65に近づくことがセンサ80S(図8に図示せず)で検知されると、ステップモータ80Mを減速し(図8▲4▼,図9▲4▼後半)、記録紙pの搬送速度を1−2相励磁での一定速度に合わせる。
【0067】
そして、1−2相励磁で駆動されるステップモータ80Mにより、記録紙pは一定速度で搬送され、機外に排出される(図8▲5▼,図9▲5▼)。
なお、以上の励磁パターンや加速,減速のパターンについては、ROM82に格納されており、CPU81がROM82を読み出して、論理回路84に対して指示を与えている。そして、この論理回路84の指示で駆動回路85が必要な駆動信号を生成してステップモータ80Mに供給している。
【0068】
このように、CPU81の切り替え制御により、反転部において記録紙pが往復する際に、ステップモータ80Mを通常モードの1−2相励磁モードから高速駆動する2相励磁モードに切り替えることで、反転部において記録媒体を往復させる画像形成装置において、スループットを低下させることがなくなる。
【0069】
なお、1−2相励磁モードから2相励磁モードに切り替えるタイミング(図9▲1▼→▲2▼)と、2相励磁モードから1−2相励磁モードに切り替えるタイミング(図9▲4▼→▲5▼)とで、各相の駆動信号のいずれかでH/Lが瞬時に反転すると、ステップモータ80Mで振動や騒音が発生することになる。
【0070】
そこで、全ての層の駆動信号でH/Lが一致(励磁パターンが一致)するようにM,励磁モードを切り替えることが望ましい。
すなわち、1−2相励磁モード(図6)から2相励磁モード(図7)への切り替えでは、
図6▲1▼→図7▲1▼:HHLL,
図6▲2▼→図7▲2▼:LHHL,
図6▲4▼→図7▲3▼:LLHH,
図6▲8▼→図7▲4▼:HLLH,
のタイミングで行う。
【0071】
同様に、2相励磁モード(図7)から1−2相励磁モード(図6)への切り替えでは、
図7▲1▼→図6▲1▼:HHLL,
図7▲2▼→図6▲2▼:LHHL,
図7▲3▼→図6▲4▼:LLHH,
図7▲4▼→図6▲8▼:HLLH,
のタイミングで行う。
【0072】
このようなタイミングで1−2相励磁モードと2相励磁モードとを切り替えるように、ROM82内に切り替えのタイミングを格納しておく。そして、CPU81は切り替えが必要な時点で、このタイミングに従って励磁モードの切り替えを行なうようにする。
【0073】
このように、この励磁モードの切り替えを、各層の駆動信号の励磁パターンが一致するようにして切り替えることで、反転部において記録媒体を往復させる画像形成装置において、騒音や振動を低減することができ、スループットを低下させることのない画像形成装置が実現できる。
【0074】
なお、以上の反転部63では、記録媒体を停止位置まで搬送した後に停止させ、逆方向に搬送するといった動作を行っている。この際、全体のスループットを上げるため、急加速,急減速を伴う制御を行っている。
【0075】
ここで急激な減速を行うにより、駆動系の大きな負荷変動に伴って衝撃音が発生する。
図10は記録紙pの搬送速度を示す特性図であり、速度0mm/sから加速して、搬送速度630mm/sの一定速度で記録紙pを搬送し、この後に所定時間で停止させる特性パターンを示している。なお、特性パターンの下には、減速時間と、その際の加速度の一例を示している。
【0076】
図10は搬送速度630mm/sで記録紙pを搬送している状態から横軸に示す時間で停止させた場合に低減した音響パワーレベルを示している。ここで、減速時間0の急停止での音圧を基準(0dB)にしている。
【0077】
この図10から分かるように、減速時間20msで−3dBの効果が得られており、減速時間60ms以上では−6dBの効果で一定になっている。
したがって、減速時間20ms以上で良好な結果が得られており、減速時間60msを超えると効果は一定でスループットの低下が顕著になる。すなわち、減速時間は20msから60msであることが望ましい。また、とくに、40msから60ms程度にすると、騒音の低減効果が最大であって、スループットを低下させることもなく、さらに望ましい。
【0078】
なお、搬送速度が異なると以上の減速時間も異なったものとなるので、減速の際の加速度aで表すことで、異なった搬送速度にも対応することができる。
減速時間20msの場合の加速度aは、−630mm/20ms=−31.5m/s2 ,減速時間30msの場合の加速度aは、−630mm/30ms=−21.0m/s2 ,減速時間40msの場合の加速度aは、−630mm/40ms=−15.8m/s2 ,減速時間50msの場合の加速度aは、−630mm/50ms=−12.6m/s2 ,減速時間60msの場合の加速度aは、−630mm/60ms=−10.5m/s2 ,となる。
【0079】
したがって、減速の制御を行う際の記録媒体の加速度a(m/s2 )は、
−32<a<−10
であることが望ましい。
【0080】
また、減速の制御を行う際の記録媒体の加速度a(m/s2 )は、
−16<a<−10
であることが、騒音の低減とスループットの点からさらに望ましい。
【0081】
なお、以上の減速のパターンについては、ROM82に格納されており、CPU81がROM82を読み出して、論理回路84に対して指示を与えている。そして、この論理回路84の指示で駆動回路85が必要な駆動信号を生成してステップモータ80Mに供給している。
【0082】
したがって、減速をする場合にも、画像形成のスループットを犠牲にすることなく、駆動系の負荷変動に伴う衝撃音が発生することもなくなる。この結果、記録媒体の搬送を減速する際の衝撃音を低減した画像形成装置を実現できる。
【0083】
図12は急激な加速や、停止状態から一定速の搬送状態に切り替える必要があるレジストローラ57aなどを駆動する場合に、非伝達から伝達に切り替えるために用いる摩擦式の電磁クラッチ800の構造を示す説明図である。
【0084】
この電磁クラッチ800では、図外の減速ギア機構からの回転を受けた歯車801と摩擦板803とはバネ802を介して共に回転する。なお、図12(a)に示す駆動非伝達時には、摩擦板803とロータ805とは接触しておらず、ローラ軸806は回転していない。なお、ローラ軸806の先には図示されないレジストローラ57aなどが配置されている。
【0085】
駆動伝達時(図12(b))には、コイル804に所定の電流を流すことで、電磁力が発生し、摩擦板803がロータ805に引き寄せられて接触する。そして、摩擦板803とロータ805との摩擦により、摩擦板803の回転がロータ805を介してローラ軸806に伝えられる。
【0086】
この駆動伝達時において、コイル804に流す電流に応じて摩擦板803とロータ805の摩擦力は強まり、結果として伝達比率が高まることになる。
図13は従来と本発明とのクラッチ制御の違いを模式的に示す説明図である。図13(a)は従来のクラッチ制御であり、駆動非伝達(伝達比率0%)と駆動伝達(伝達比率100%)とを切り替えている。すなわち、コイル804に流す電流も、オフかオンかの制御である。
【0087】
このため、電磁クラッチを用いて非伝達から伝達に切り替えるとき、駆動系の大きな負荷変動に伴って衝撃音が発生していた。
これに対し、本発明では、図13(b)に示すように、電磁クラッチ800の伝達比率を徐々に上昇させるように非伝達から伝達に切り替えるようにする。このため、パルス幅変調(PWM)を用いて、実効電流値を0から100%まで徐々に増加させるように制御する。
【0088】
なお、以上のクラッチ制御の伝達比率の制御パターンについては、ROM82に格納されており、CPU81がROM82を読み出して、論理回路84に対して指示を与えている。そして、この論理回路84の指示で駆動回路85が必要な駆動電流を生成して電磁クラッチ800に供給する。
【0089】
このように伝達比率を連続的に上昇させるような制御にしたことで、駆動系の負荷変動に伴う衝撃音や、半伝達状態で生じ易い摩擦音の発生を低減することができる。
【0090】
この結果、停止状態から一定速の搬送状態に切り替えるための伝達手段としてクラッチを用いた場合にも衝撃音や摩擦音を低減した画像形成装置を実現できる。
この非伝達から伝達までの時間tと騒音レベル(音圧レベル)とを、電磁クラッチ800から一定距離の地点に設置したマイクロホンで測定したところ、以下のような結果を得ることができた。
【0091】
0ms=61.83dB
20ms=58.78dB
50ms=56.85dB
100ms=56.60dB
125ms=58.74dB
すなわち、この場合に、非伝達から伝達に切り替えるまでの時間tは、
20ms<t<125ms
とすることで、−3dB以上の静音効果が得られ、駆動系の負荷変動に伴う衝撃音や、半伝達状態で生じ易い摩擦音の発生をさらに低減することができる。
【0092】
そして、以上の場合に、非伝達から伝達に切り替えるまでの時間tを、50ms<t<100msとすることで、−5dB程度の静音効果が得られ、駆動系の負荷変動に伴う衝撃音や、半伝達状態で生じ易い摩擦音の発生をさらに一層に低減することができる。
【0093】
なお、tを125ms以上にした場合、半伝達状態が長くなるため、摩擦音の発生時間が長くなり、また、スループットも低下するため、望ましくない。
<その他の実施の形態例>
また、上述の実施の形態例においては、モノクロ画像形成装置に本発明を適用した場合を例にとったが、本発明はこれに限られるものではなく、カラー画像形成装置にも同様に適用することが可能である。
【0094】
また、上述した実施の形態例では、自動原稿読み取り手段を備えた複写機を例にして説明を行ったが、本発明はこれに限られるものではなく、外部からの画像データを受けるプリンタのような画像形成装置に適用することも可能である。
【0095】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、以下のような効果が得られる。
【0101】
)請求項記載の発明では、急激な加速や、停止状態から一定速の搬送状態に切り替える必要があるレジストローラなどを駆動する場合に、伝達手段の伝達比率を徐々に上昇させるように非伝達から伝達に切り替えるようにしたことで、駆動系の負荷変動に伴う衝撃音や、半伝達状態で生じ易い摩擦音の発生を低減することができる。
【0102】
)請求項記載の発明では、急激な加速や、停止状態から一定速の搬送状態に切り替える必要があるレジストローラなどを駆動する場合に、伝達手段の伝達比率を徐々に上昇させるように非伝達から伝達に切り替えると共に、非伝達から伝達に切り替えるまでの時間は、20ms〜125msにしたことで、駆動系の負荷変動に伴う衝撃音や、半伝達状態で生じ易い摩擦音の発生を低減することができる。
【0103】
)請求項記載の発明では、急激な加速や、停止状態から一定速の搬送状態に切り替える必要があるレジストローラなどを駆動する場合に、伝達手段の伝達比率を徐々に上昇させるように非伝達から伝達に切り替えると共に、非伝達から伝達に切り替えるまでの時間は、50ms〜100msにしたことで、駆動系の負荷変動に伴う衝撃音や、半伝達状態で生じ易い摩擦音の発生を、さらに低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の画像形成装置の電気的な構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態例の画像形成装置の機械的な構成を示す構成図である。
【図3】両面コピーの際の記録紙の通紙の様子の一例を示す説明図である。
【図4】両面コピーの際の記録紙の通紙の様子の他の例を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態例の画像形成装置の特徴部分の電気的な構成を示す機能ブロック図である。
【図6】1−2相励磁の様子を示すタイムチャートである。
【図7】2相励磁の様子を示すタイムチャートである。
【図8】反転部での反転搬送の様子を模式的に示した説明図である。
【図9】図8での反転搬送に併せて、その際の搬送速度の制御の様子を示した説明図である。
【図10】反転部で減速時の加速度の様子を示す説明図である。
【図11】減速時間と騒音との関係を示す説明図である。
【図12】電磁クラッチの構造と接続の様子を示す説明図である。
【図13】クラッチ制御の様子を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ADF(自動原稿読み取り手段)
20 画像読み取り部
30 給紙部
40 画像書込み部
50 画像形成部
60 反転部
70 フィニッシャ(後処理手段)
80 搬送駆動回路
110 操作部
120 モード解析部
121 管理データ保持部
130 ADF制御部
140 読み取り制御部
150 記録制御部
160 フィニッシャ制御部
170 読み取り画像処理部
180 画像メモリ
190 記録画像処理部

Claims (3)

  1. 画像形成された記録媒体を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段が所定の速度で搬送するように駆動するステップモータと、
    このステップモータの回転を前記搬送手段に対して伝達する際に、非伝達状態から伝達状態まで伝達比率を切り替え可能な伝達手段と、
    この伝達手段の伝達比率を制御する制御手段と、を備え
    前記制御手段は、前記伝達手段の伝達比率を徐々に上昇させるように非伝達から伝達に切り替える制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成された記録媒体を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段が所定の速度で搬送するように駆動するステップモータと、
    このステップモータの回転を前記搬送手段に対して伝達する際に、非伝達状態から伝達状態まで伝達比率を切り替え可能な伝達手段と、
    この伝達手段の伝達比率を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記伝達手段の伝達比率を徐々に上昇させるように非伝達から伝達に切り替える制御を行い、非伝達から伝達に切り替えるまでの時間tは、
    20ms<t<125ms
    であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記制御手段が伝達比率を非伝達から伝達に切り替えるまでの時間tは、
    50ms<t<100ms
    であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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