JP3840637B2 - 光電センサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光電センサに関し、詳しくは光電センサの受光量に相当する検出値の飽和現象を避けながら高精度化を可能にする信号処理の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
光電センサは、光電スイッチともいわれ、検出領域に検出対象物があるか否かを検出することが基本的な機能である。光電センサは、検出領域に対して光を投光する投光部と、検出領域からの光を受光する受光部と、受光部から出力された受光量に相当する電気信号を増幅する増幅回路と、該増幅回路の出力電圧をディジタル値に変換するA/D変換器と、投光部の投光動作を制御すると共にA/D変換器から得られるディジタル値を処理する処理部とを備えている。
【0003】
処理部によって制御される投光部の発光素子(LED又はレーザ)から発した光が検出領域に向かって投光されると、検出領域を通過した光(透過式光電センサの場合)又は検出対象物で反射した光(反射式光電センサの場合)が受光部の受光素子によって受光され電気信号に変換される。この電気信号は増幅回路で増幅され波形整形された後、A/D変換器でディジタル値に変換される。このディジタル値は処理部によって、例えば7セグメントLEDを用いた複数桁の表示器に検出値として表示される。あるいは、しきい値(設定値)と比較されることにより、検出対象物の有無に対応する0又は1の検出結果として出力される。
【0004】
このような光電センサに求められる性能の1つとして、いわゆるダイナミックレンジが広いことが挙げられる。つまり、小さな受光量から大きな受光量までを正しく検出できる性能である。例えば反射型の光電センサにおいて、同じ投光量の条件下で光電センサ(投光部及び受光部)から検出対象物までの距離が短ければ大きい受光量が得られ、長ければ小さな受光量しか得られない。
【0005】
距離が長くても十分な受光量が得られるように投光量を設定すれば、距離が短い場合に受光量が飽和するおそれがある。増幅回路の増幅率を大きく設定することによって小さな受光量でも正しく検出できるように設定した場合、受光量が大きくなれば増幅回路又はA/D変換器が飽和するおそれがある。
【0006】
一方、増幅回路又はA/D変換器の飽和を避けるために投光量や増幅回路の増幅率を低く抑えた場合は、検出対象物までの距離が長い場合に十分な検出値を得ることができず、検出対象物の有無の判定が難しくなる。
【0007】
このような受光感度と飽和とのトレードオフの関係を考慮しながらダイナミックレンジを広げるために、従来の光電スイッチの中には、投光量、増幅回路の増幅率又はヒステリシスのいずれかを切り替えることができるものがある。例えば、増幅度を複数段階に切り替え、検出値の表示において、現在の増幅度のポジション番号と検出値とをセットで表示するようにしたものがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
検出対象物の有無を正しく判定をするには、得られる受光量(検出値)そのものが十分であるだけではなく、検出対象物の有無に対応する受光量(検出値)の変化量が十分大きいことが必要である。検出対象物が十分大きい場合は検出対象物の有る場合と無い場合とで受光量(検出値)が大きく変化することが期待できるが、小さい(又は細い)検出対象物の場合はそれを期待することができない。つまり、投光スポット径に占める検出対象物の面積、正確には投光スポット径に含まれる光量と検出対象物による遮光量又は反射光量との比(以下、光量比という)が問題になる。この光量比が小さい場合は、検出対象物の有無に対応する受光量(検出値)の変化量が小さくなり、検出対象物の有無を正しく判定できない場合が発生する。
【0009】
この光量比を大きくするには、反射型の場合は光電センサから検出対象物までの距離を、投光スポット径が大きく広がらない距離まで短くすることが効果的である。透過型の場合も同様に、光電センサの投光部と受光部との距離を短くして、投光量のうち、できるだけ多くの光量が受光部に達するようにすることが効果的である。
【0010】
しかし、いずれの場合も、受光量そのものが大きくなり、前述のような増幅回路又はA/D変換器の飽和の問題が生ずる。そして、飽和を回避するために投光量や増幅回路の増幅率を低く抑えると、受光量(検出値)の変化量が小さくなり、小さい(又は細い)検出対象物の有無の検出(判定)能力(すなわち分解能)が低下することになる。
【0011】
このような分解能を高めるために、A/D変換器のビット数を増加する(高分解能のA/D変換器を使用する)ことが考えられるが、その分だけA/D変換器のコストが上昇し、安価な光電センサの提供が困難になる。
【0012】
本発明は、上記のような従来の課題に鑑みて為されたものであり、コスト上昇につながる高分解能のA/D変換器を使用することなく、ディジタル値の処理方法を工夫することにより、光電センサと検出対象物との距離を短くして細かい検出対象物を高精度で検出することが可能な光電センサを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明による光電センサは、検出領域に対して光を投光する投光部と、検出領域からの光を受光する受光部と、該受光部から出力された受光量に相当する電気信号を増幅する増幅回路と、該増幅回路の出力電圧をディジタル値に変換するA/D変換器と、投光部の投光動作を制御すると共にA/D変換器から得られるディジタル値を処理する処理部とを備えた光電センサであって、投光部の投光量又は増幅回路の増幅率を通常モードよりも下げることにより増幅回路又はA/D変換器が飽和し難くする高精度モードを備え、高精度モードにおいて、処理部は、投光部の投光動作を複数回続けて実行させると共に、複数回の投光動作に対してA/D変換器から得られる複数個のディジタル値を加算して得られるディジタル値を受光量に相当する検出値として処理することを特徴とする。
【0014】
このような構成によれば、検出対象物が小さい(又は細い)場合に、高精度モードを選択して検出対象物に光電センサ(のヘッド部)をできるだけ近づけるようにすれば、受光量(検出値)の飽和を回避しながら検出対象物の有無に対応する受光量(検出値)の変化量をできるだけ大きくすることができるので、検出対象物の有無を精度良く検出(判定)することができる。また、ノイズに対する検出精度(S/N比)が良くなる効果も得られる。
【0015】
好ましい実施形態において、光電センサは複数桁からなる第1及び第2の表示部が並んで設けられた表示器を備え、前記処理部は、前記通常モードでは第1の表示部に検出値を表示させると共に第2の表示部を用いて検出値以外の表示を行い、かつ、高精度モードでは第1及び第2の表示部を用いて桁数が増加した検出値を表示することを特徴とする。例えば、第1の表示部と第2の表示部が共に4桁の表示桁を有する場合に、通常モードでは第1表示部の4桁のみを用いて検出値を表示し、高精度モードでは第1表示部の4桁に第2表示部の下1桁を加えた最大5桁を用いて検出値を表示する。もちろん、第1表示部の4桁及び第2表示部の4桁をすべて使用すれば、最大8桁を用いて検出値を表示することができる。
【0016】
こうすることにより、高精度モードで桁数が増加した検出値をそのまま表示することができ、ユーザは表示された検出値の桁数から光電センサが高精度モードで動作していることを認識することができる。また、しきい値の設定についても同様に、第1及び第2の表示部を用いて桁数が増加した高精度モードでのしきい値を設定できるようにしてもよい。
【0017】
別の好ましい実施形態では、高精度モードにおいて、処理部は、所定の条件下での検出値に基づいてしきい値及びシフト量を設定し、しきい値及び検出値(例えば5桁)からシフト量を減じることにより通常モードの検出値の最大表示桁数(例えば4桁)まで桁数を減少したものを表示用しきい値及び検出値として表示器に表示させることを特徴とする。こうすることにより、限られた桁数の表示器のみを用いて通常モードでの検出値及び高精度モードでの検出値を表示することができる。
【0018】
更に別の好ましい実施形態では、光電センサは複数桁からなる第1及び第2の表示部が並んで設けられた表示器を備え、処理部は、切替信号入力にしたがって、第1及び第2の表示部の両方を用いて桁数の増えた検出値を表示する第1表示モードと、第1及び第2の表示部の一方のみを用いて桁数を減少した表示用検出値を表示する第2表示モードとを切り替えることを特徴とする。これは、上記の2つの実施形態の組合せに相当する。こうすることにより、ユーザは目的に応じていずれかの表示モードを選択することができる。例えば、第2表示モードで第1表示部のみを用いて桁数を減少した表示用検出値を表示する場合は、第2表示部に桁数を減少した表示用しきい値を表示することが可能である。
【0019】
本発明による光電センサの別の構成は、上記の高精度モードにおいて、処理部は、投光部の投光動作を複数回続けて実行させると共に、複数回の投光動作に対してA/D変換器から得られる複数個のディジタル値を平均して得られるディジタル値を受光量に相当する検出値として処理することを特徴とする。つまり、上記の構成でA/D変換器から得られる複数個のディジタル値を加算した後、加算した回数で除することにより求めた平均値を受光量に相当する検出値とする。この構成では、見かけ上は検出値の桁数が増加せず、高精度モードであることは分からないが、1回のみの投光動作による検出値の場合に比べて、ノイズに対する検出精度(S/N比)が良くなる効果が得られる。
【0020】
本発明による光電センサの更に別の構成は、上記の高精度モードにおいて、処理部は、A/D変換器から得られるディジタル値を複数回加算し、又は整数倍して得られた値を受光量に相当する検出値として処理することを特徴とする。この構成では、ノイズに対する検出精度(S/N比)が良くなる効果は得られないが、見かけ上検出値の桁数が増加してユーザに高精度モードを認識させる効果が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
図1は本発明の実施形態に係る光電センサのアンプ部(センサアンプ)の外観を示す斜視図である。このセンサアンプ1は、光ファイバ型の光電センサの例であり、薄型直方体形状のケース10の前面側に投光側光ファイバ及び受光側光ファイバの接続部(挿入口)11及び12が設けられている。背面側には、電源供給や検出信号出力等のためのケーブル接続部(図示せず)が設けられている。
【0023】
下面の窪み部13は、DINレールにセンサアンプ1を取り付けるための取付部である。通常は複数のセンサアンプ1を重ねるように並べてDINレールに取り付ける。そして隣接するセンサアンプ同士は、一方の側面に設けられた雄コネクタ14と他方の側面に設けられた雌コネクタ(図示せず)とによって機械的及び電気的に連結される。
【0024】
センサアンプ1の上面には、8桁(4桁×2)の7セグメントLEDを用いた表示器15と、投光出力中に点灯するインジケータ16が設けられている。また、検出判定のためのしきい値の設定、動作モードや表示モードの切り替え等に使用される押釦スイッチ17〜20が設けられている。押釦スイッチ18は、スイングタイプのアップダウン押釦スイッチである。
【0025】
図2は、本発明の実施形態に係る光電センサの回路構成を示すブロック図である。この例では、投光ヘッド3aが取り付けられた投光側光ファイバ3と受光ヘッド4aが取り付けられた受光側光ファイバ4がセンサアンプ1(光ファイバの接続部11及び12)に接続され、透過型の光電センサを構成している。センサアンプ1には投光側光ファイバ3の基端側に接続される発光素子(例えば発光ダイオード)22と、受光側光ファイバ4の基端側に接続される受光素子(例えばフォトダイオード)24が内蔵されている。この例では、発光素子22、投光側光ファイバ3及び投光ヘッド3aが投光部に相当し、受光ヘッド4a、受光側光ファイバ4及び受光素子24が受光部に相当する。
【0026】
発光素子22から出た光は投光側光ファイバ3を伝播し、その先端(投光ヘッド3a)から破線で示すように(約60度の角度で広がるように)投光され、対向する位置に設けられた受光ヘッド4aから受光側光ファイバ4に入射し、受光側光ファイバ4を伝播して受光素子24に至る。投光ヘッド3aから受光ヘッド4aに至る光路LBを検出対象物WKが遮ったときに受光素子24の受光量が低下することから、検出対象物WKの有無を検出することができる。
【0027】
反射型の光電センサを構成する場合は、投光ヘッド3aから投光された光が検出対象物WKで反射して受光ヘッド4aから受光側光ファイバ4に入射するように、投光ヘッド3a及び受光ヘッド4aの位置及び方向がセットされる。あるいは、投光ヘッド3a及び受光ヘッド4aを一体化したヘッド部が使用される。なお、光電センサには種々のタイプがある。例えばアンプ分離型と呼称されるものでは、ヘッド部に発光素子及び受光素子が内蔵され、ヘッド部とセンサアンプとの間は光ファイバではなく電気ケーブルによって接続される。
【0028】
図2において、センサアンプ1には、発光素子22の駆動回路23及びそれを制御する処理部(マイクロプロセッサ)28が内蔵されている。また、受光素子24から出力された受光量に相当する電気信号を増幅する増幅回路25と、増幅回路25の出力電圧をディジタル値に変換するA/D変換器26が内蔵され、A/D変換器26から得られるディジタル値は処理部28に入力される。処理部28は、入力されたディジタル値を後述するしきい値と比較して、その結果を検出対象物WKの有無を示す二値信号として出力回路27から外部機器へ出力する。なお、本実施形態の光電センサでは12ビットのA/D変換器26が使用され、0〜4095(10進数)のディジタル値を出力する。
【0029】
また、前述の表示器15及びインジケータ16に対応する表示回路30、押釦スイッチ17〜20に対応する押釦スイッチ回路31、連結用コネクタ(雄コネクタ14及び雌コネクタ)に対応する連結回路32もセンサアンプ1に内蔵され、処理部28はこれらの制御も司る。なお、図2において、処理部28の入出力信号のうち受光量及び検出値に関係するデータの流れを実線の矢印で示し、それ以外の制御信号を破線の矢印で示している。
【0030】
図3は、複数のセンサアンプ及び通信エンドユニットをDINレールに取り付け、重ねるように連結した状態の例を示している。この例では、5台のセンサアンプ1と1台の通信エンドユニット2が連結され、DINレール3に固定されている。なお、図3に示すセンサアンプ1は、図1に示したセンサアンプ1の上面に透明プラスチック製の防塵カバーを被せた状態である。
【0031】
通信エンドユニット2は、連結した複数台のセンサアンプ1の端部を機械的に保持する機能と、管理装置(例えばパーソナルコンピュータ)との通信機能を有する。通信エンドユニット2の側面には、センサアンプ1の側面と同様に雌コネクタが設けられ、センサアンプ1と機械的及び電気的に連結される。通信エンドユニット2に隣接する(直接連結された)センサアンプ以外の4台のセンサアンプ1についても、隣接するセンサアンプ1を介して通信エンドユニット2にバス接続されている。5台のセンサアンプ1は個別に通信エンドユニット2と信号の授受を行うことができる。
【0032】
通信エンドユニット2の上面に設けられた通信コネクタのカバー21を開けると、内部回路に接続された通信コネクタが露出し、通信ケーブルを接続することができるようになっている。通信エンドユニット2は、例えばRS−232Cシリアル通信によって、パーソナルコンピュータと通信を行う。つまり、パーソナルコンピュータは、通信エンドユニット2を介して複数のセンサアンプ1のそれぞれにオンラインでアクセスし、各センサアンプ1の動作モードや設定値をモニタし、あるいは設定変更することができる。
【0033】
図4は、図1に示したセンサアンプ1の上面図である。センサアンプ1に備えられた表示器15は、8桁の7セグメント表示器であり、4桁からなる第1表示部15aと同じく4桁からなる第2表示部15bが並ぶように構成されている。例えば、検出動作中は、第1表示部15a(下位4桁)で検出値を10進数表示し、第2表示部15b(上位4桁)でしきい値(設定値)を10進数示するような使用形態が可能である。あるいは、図5に示すように、第1表示部15aで検出値又はしきい値を10進数表示し、第2表示部15bの各桁の一部セグメントを用いて検出値又はしきい値をバーグラフ表示するといった使用形態が可能である。
【0034】
また、本実施形態の光電センサは、後述するような高精度モードを備えており、通常モードでの検出値及びしきい値の最大桁数(10進数表示)が4桁であるのに対して、高精度モードでは5桁になる。そこで、高精度モードにおける検出値(又はしきい値)の表示方法の一つとして、図6に示すように、第1表示部15a及び第2表示部15bの両方を用いて(連結して)5桁の10進表示を行う。もちろん、最大8桁までの10進表示が可能になる。
【0035】
次に、押釦スイッチ17〜20の使用例について簡単に説明する。各押釦スイッチは複数の機能に兼用されており、以下の使用例はその一部の機能である。
【0036】
先ず、しきい値を設定する際は押釦スイッチ17(以下、セットSWと記す)と押釦スイッチ18(以下、アップダウンSWと記す)が使用される。例えば、図2において投光ヘッド3aから受光ヘッド4aに至る光路LBを遮るように検出対象物WKを配置してセットSW17を押下し、次に検出対象物WKを光路LBから除いた状態でセットSW17を再度押下する。その結果、検出対象物WKが光路LBを遮っているときの受光量に相当する検出値(例えば2000)と、遮っていないときの受光量に相当する検出値(例えば4000)との中間値(例えば3000)がしきい値として自動設定される。
【0037】
このとき、しきい値の設定値が表示器15に表示される。通常モードでは、第1表示部15a及び第2表示部15bのうちのいずれか一方に4桁表示される。そして、アップダウンSW18を用いてしきい値の設定値を増減調整することができる。
【0038】
次に、動作モードの設定には、押釦スイッチ19(以下、モードSWと記す)とアップダウンSW18が使用される。モードSW19を一定時間(例えば2秒)以上押しつづけると動作モードの設定変更が可能となり、アップダウンSW18を用いて動作モードを順番に選択することができる。このとき、表示器15に選択された動作モードが簡略化されたアルファベットで表示される。例えば図7に示すように、「ファイン」、「ターボ」、「スーパーターボ」、「ウルトラターボ」、「ハイスピード」、「スーパーファイン」の6種類の動作モードがアップダウンSW18の押下によって正逆両方向に遷移する。
【0039】
なお、6種類の動作モードは、検出対象物の大きさや距離等に応じて適切な投光量(発光素子22の駆動パルス幅)や感度(増幅回路25の増幅度)等の回路定数を最適化するために備えられている。例えば、「ファイン」モードは前述の通常モードに相当し、投光ヘッド3aから検出対象物WKまでの距離100mm程度に最適化されている。「ターボ」モードは200mm、「スーパーターボ」モードは300mm、「ウルトラターボ」は400mmにそれぞれ最適化されている。また、「ハイスピード」モードは、光路LBを比較的速く横切る検出対象物WKを検出できるように、応答速度を速くした動作モードである。
【0040】
また、「スーパーファイン」モードは、前述の高精度モードに相当し、このモードでは、投光量又は感度(増幅率)を「ファイン」モード(通常モード)よりも下げることにより、投光ヘッド3aから検出対象物WKまでの距離を「ファイン」モードより更に縮めた場合でも、増幅回路25又はA/D変換器26が飽和し難くしている。こうすることにより、投光スポット径の広がりを抑えて、検出対象物WKが小さい(又は細い)場合にも正確に検出することが可能になる。ただし、受光量が減少するので、処理部28は、後述するような受光量の減少を補う処理を実行する。
【0041】
本実施形態の光電センサは、上記の動作モードの他に、検出値の変化の微分演算を行い立上がり又は立下りのエッジ検出信号を出力する微分モード、立上がり又は立下りのエッジから遅延時間(設定可能)後に検出信号を出力するタイマーモード等、種々のモードを備えている。また、表示器15による表示モードについても複数のモードが備えられている。それらのモード切替についても、押釦スイッチ17〜20の押す順序や押し方(例えば2秒以上の押下、2回押し等)を組み合わせることによって変更することができる。
【0042】
図8は、高精度モード(「スーパーファイン」モード)で処理部28が実行する検出値に関する処理のフローチャートである。ステップ#101で処理部28は投光量(発光素子22の駆動パルス幅)又は感度(増幅回路25の増幅率)を通常モード(「ファイン」モード)よりも下げる。これにより、前述のように、投光スポット径の広がりを抑えるために投光ヘッド3aから検出対象物WKまでの距離を短くしても増幅回路25又はA/D変換器26が飽和し難くなる。その結果、検出対象物WKが小さい(又は細い)場合にも正確に検出することが可能になる。
【0043】
ステップ#102からステップ#107までの処理において、処理部28は、投光動作(ステップ#103における発光素子の駆動)を16回連続して実行させ、それぞれの投光動作に対してA/D変換器26から得られる16個のディジタル値(出力値D(1)〜D(16))を加算している。
【0044】
そして加算結果であるディジタル値Dを受光量に相当する検出値として表示すると共に、しきい値と比較して二値信号である検出出力を生成する。16個のディジタル値を加算したものを検出値とすることにより、検出値の最大レベルは16倍(2の4乗倍)になる。例えば12ビットのA/D変換器26を用いて16ビットの検出値が得られることになり、いわば4ビット分だけ分解能が向上したことになる。また、ノイズに対する検出精度(S/N比)が良くなる効果が得られる。
【0045】
16ビットの検出値は10進数で0〜65535の値に相当し、最大5桁の検出値となる。前述のようにして、第1表示部15aの4桁に第2表示部15bの下1桁を加えた最大5桁を用いて検出値を表示する。検出値に応じて、しきい値についても、前述のような自動設定及び手動調整により最大5桁の値が設定される。
【0046】
もちろん、投光回数(A/D出力値の加算回数)は16回に限るわけではなく、少なくしてもよいし、逆に多くしてもよい。投光回数を増やして検出値の最大桁数が仮に6桁以上になっても問題ない。前述のように、第1表示部15a及び第2表示部15bを用いて(連結して)最大8桁の表示が可能である。
【0047】
図9は、図8のフローチャートの変形例を示している。この例では、図8のステップ#101からステップ#107までの処理を行った後(ステップ#201)、Dをそのまま表示値として用いるのではなく、内部処理用検出値とする(ステップ#202)。例えば、検出対象物WKが光路LBを遮る位置にあるときの検出値Dが40000であり、検出対象物WKが光路LBを遮らない位置にあるときの検出値Dが42000であるとする。
【0048】
しきい値の設定を行う場合は(ステップ#203のYes)、ステップ#204で前述のようにセットSW17を操作することにより、しきい値T(例えば40000と42000の中間値である41000)が自動設定される。続くステップ#205において処理部28は、シフト量Sをも自動設定する(例えばS=39000)。
【0049】
次のステップ#206において、内部処理用検出値Dからシフト量Sを減じた表示用検出値D’及び(内部処理用)しきい値Tからシフト量Sを減じた表示用しきい値T’を算出する。上記の例では、D’(遮光時)=40000−39000=1000、D’(非遮光時)=42000−39000=3000、T’=41000−39000=2000となる。この演算により、10進数で5桁であった内部処理用検出値及びしきい値が4桁の表示用検出値及びしきい値になる。言い換えれば、5桁の内部処理用検出値及びしきい値が4桁の表示用検出値及びしきい値になるように、ステップ#205でシフト量Sが自動設定される。
【0050】
続くステップ#207において、4桁の表示用検出値及びしきい値が表示器15に表示される。例えば、前述の通常モードと同様に、第1表示部15aに表示用検出値を表示し、第2表示部15bに表示用しきい値を表示することができる。
【0051】
第1表示部15a及び第2表示部15bの両方を用いて5桁の内部処理用検出値又はしきい値を切替表示する表示モードと、4桁の表示用検出値及びしきい値を第1表示部15a及び第2表示部15bに同時表示する表示モードのいずれかをモードSW19で選択できるようにしてもよい。また、ステップ#205で自動設定されるシフト量Sを、しきい値の自動設定と同様に、アップダウンSW18を用いて手動調整できるようにしてもよい。
【0052】
図8のフローチャートの別の変形例として、ステップ#108において、加算結果Dをそのまま受光量に相当する検出値として用いる代わりに、加算した回数(16)で除することによって得られた平均値を検出値D’として表示、比較等の処理に用いるようにしてもよい。この場合も、5桁の検出値が4桁に減じられるので、通常モードと同様に第1表示部15aのみを用いて表示することが可能になる。また、ノイズに対する検出精度(S/N比)が良くなる効果は上記の場合と変わらない。
【0053】
図8のフローチャートの更に別の変形例として、処理部28は一回だけ発光素子22を駆動し(投光動作を行い)、A/D変換器26から得られるディジタル値を複数回(例えば16回)加算し、又は整数倍(例えば16倍)して得られた値を受光量に相当する検出値として表示や比較の処理に用いるようにしてもよい。この場合は、ノイズに対する検出精度(S/N比)が良くなる効果は得られないが、見かけ上、検出値の桁数が増加してユーザに高精度モードを認識させる効果は得られる。
【0054】
以上、本発明の実施形態について、いくつかの変形例を適宜含めながら説明したが、上記の実施形態や変形例の他にも種々の形態で本発明を実施することができる。例えば、上記の実施形態では、第1表示部15aと第2表示部15bが1つの表示器15を構成しているが、2つの分離した表示器で第1及び第2の表示部15a,15bを構成してもよい。
【0055】
また、第1及び第2の表示部15a,15bを構成する桁数は上記の実施形態の4桁に限らず、任意である。また、第1及び第2の表示部15a,15bが必ずしも同じ桁数を有する必要は無い。
【0056】
また、上記の実施形態では、第1表示部15aの4桁及び第2表示部の1桁(一部)を用いて高精度モードにおける5桁の検出値を表示しているが、第2の表示部の2桁又は3桁を用いてもよいし、4桁全部を用いて計8桁を高精度モードにおける最大表示桁数としてもよい。また、第2表示部の一部の桁を第1の表示部と結合して高精度モードにおける検出値の表示に使用する場合に、他の桁を他の表示目的に使用することは任意である。例えば、他の桁の任意のセグメントを用いて動作モードを表示してもよい。
【0057】
本発明は、投光部から受光部に至る光路を検出対象物が遮ったか否かを検出する透過型に限らず、投光部から出た光が検出対象物で反射して受光部に受光されたか否かを検出する反射型にも適用できる。また、投光素子及び受光素子がセンサアンプに内蔵された光ファイバー型に限らず、投光素子及び受光素子を内蔵したヘッド部が電気ケーブルでセンサアンプに接続されるアンプ分離型、更にはレーザを用いたタイプ等、種々の光電センサ(又は光電スイッチ)に適用できる。
【0058】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の光電センサによれば、検出対象物が小さい(又は細い)場合に、高精度モードを選択して検出対象物に光電センサ(のヘッド部)をできるだけ近づけるようにすれば、受光量(検出値)の飽和を回避しながら検出対象物の有無に対応する受光量(検出値)の変化量をできるだけ大きくすることができるので、検出対象物の有無を精度良く検出(判定)することができる。また、ノイズに対する検出精度(S/N比)が良くなる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る光電センサのセンサアンプの外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係る光電センサの回路構成を示すブロック図である。
【図3】複数のセンサアンプ及び通信エンドユニットをDINレールに取り付け、重ねるように連結した状態の例を示す斜視図である。
【図4】図1に示したセンサアンプの上面図である。
【図5】表示器の第1表示部及び第2表示部を個別の表示に使用した表示例を示す図である。
【図6】高精度モードにおける検出値の表示方法の一例を示す図である。
【図7】動作モードの表示遷移例を示す図である。
【図8】高精度モードで処理部が実行する検出値に関する処理のフローチャートである。
【図9】図8のフローチャートの変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 センサアンプ
3,3a,22 投光部
4,4a,24 受光部
15 表示器
15a 第1表示部
15b 第2表示部
25 増幅回路
26 A/D変換器
28 処理部
Claims (6)
- 検出領域に対して光を投光する投光部と、前記検出領域からの光を受光する受光部と、該受光部から出力された受光量に相当する電気信号を増幅する増幅回路と、該増幅回路の出力電圧をディジタル値に変換するA/D変換器と、前記投光部の投光動作を制御すると共に前記A/D変換器から得られるディジタル値を処理する処理部とを備えた光電センサであって、
前記投光部の投光量又は前記増幅回路の増幅率を通常モードよりも下げることにより前記増幅回路又はA/D変換器が飽和し難くする高精度モードを備え、
前記高精度モードにおいて、前記処理部は、前記投光部の投光動作を複数回続けて実行させると共に、複数回の投光動作に対して前記A/D変換器から得られる複数個のディジタル値を加算して得られるディジタル値を受光量に相当する検出値として処理することを特徴とする光電センサ。 - 複数桁からなる第1及び第2の表示部が並んで設けられた表示器を備え、前記処理部は、前記通常モードでは第1の表示部に検出値を表示させると共に第2の表示部を用いて検出値以外の表示を行い、かつ、前記高精度モードでは第1及び第2の表示部を用いて桁数が増加した検出値を表示することを特徴とする
請求項1記載の光電センサ。 - 前記高精度モードにおいて、前記処理部は、所定の条件下での検出値に基づいてしきい値及びシフト量を設定し、前記しきい値及び検出値から前記シフト量を減じることにより通常モードの検出値の最大表示桁数まで桁数を減少したものを表示用しきい値及び検出値として表示器に表示させることを特徴とする
請求項1記載の光電センサ。 - 複数桁からなる第1及び第2の表示部が並んで設けられた表示器を備え、前記処理部は、切替信号入力にしたがって、前記第1及び第2の表示部の両方を用いて桁数の増えた検出値を表示する第1表示モードと、前記第1及び第2の表示部の一方のみを用いて前記桁数を減少した表示用検出値を表示する第2表示モードとを切り替えることを特徴とする
請求項3記載の光電センサ。 - 検出領域に対して光を投光する投光部と、前記検出領域からの光を受光する受光部と、該受光部から出力された受光量に相当する電気信号を増幅する増幅回路と、該増幅回路の出力電圧をディジタル値に変換するA/D変換器と、前記投光部の投光動作を制御すると共に前記A/D変換器から得られるディジタル値を処理する処理部とを備えた光電センサであって、
通常モードよりも前記投光部の投光量又は前記増幅回路の増幅率を下げることにより前記増幅回路又はA/D変換器が飽和しないようにする高精度モードを備え、
前記高精度モードにおいて、前記処理部は、前記投光部の投光動作を複数回続けて実行させると共に、複数回の投光動作に対して前記A/D変換器から得られる複数個のディジタル値を平均して得られるディジタル値を受光量に相当する検出値として処理することを特徴とする光電センサ。 - 検出領域に対して光を投光する投光部と、前記検出領域からの光を受光する受光部と、該受光部から出力された受光量に相当する電気信号を増幅する増幅回路と、該増幅回路の出力電圧をディジタル値に変換するA/D変換器と、前記投光部の投光動作を制御すると共に前記A/D変換器から得られるディジタル値を処理する処理部とを備えた光電センサであって、
通常モードよりも前記投光部の投光量又は前記増幅回路の増幅率を下げることにより前記増幅回路又はA/D変換器が飽和しないようにする高精度モードを備え、
前記高精度モードにおいて、前記処理部は、前記A/D変換器から得られるディジタル値を複数回加算し、又は整数倍して得られた値を受光量に相当する検出値として処理することを特徴とする光電センサ。
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