JP3840550B2 - 車両懸架装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、二段伸縮式として充分なストロークを確保しながら、かつ、車体への取付長を短縮化することで、装着時における車体側への突出寸法を短く抑えることのできる油圧緩衝器を備えた車両懸架装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
二段伸縮式の油圧緩衝器1としては、例えば、図4にみられるように、一段目ピストン2で区画された一段目シリンダ3の内部の下室4を外周にあるリザーバ5へと減衰バルブ6を通して連通し、これらによって一段目油圧緩衝器7を構成する。
【0003】
しかも、上記に加えて、一段目油圧緩衝器7の一段目ピストン2から伸びる一段目ピストンロッド8を二段目シリンダ9として中空に形成し、この二段目シリンダ9の内部に減衰バルブ10と二段目ピストンロッド11をもつ二段目ピストン12を納めている。
【0004】
そして、二段目ピストン12の下室13を一段目ピストン2で区画した一段目シリンダ3の上室14に連通し、これらにより、二段目油圧緩衝器15を構成することで二段伸縮式の油圧緩衝器1としたものが知られている。
【0005】
また、その他にも、図5で示したように、上記した二段伸縮式の油圧緩衝器1の一段目ピストン2に減衰バルブ16を設け、当該減衰バルブ16を通して一段目シリンダ3の下室4と上室14を連通すると共に、一段目シリンダ3の下室4と二段目シリンダ9の下室13とを連通して二段伸縮式の油圧緩衝器1aとしたものも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前者における二段伸縮式の油圧緩衝器1にあっては、一段目シリンダ3の上室14に封入する作動油体積によって二段目シリンダ9を構成する一段目ピストンロッド8の出代(突出量)が決まるために、組立時における軸方向寸法のバラツキが大きくなって油圧緩衝器としての特性が安定しない。
【0007】
加えて、上記した点は、使用環境温度の変化に伴う油温変化によっても一段目シリンダ3における上室14の内部の作動油体積に変化が起るばかりでなく、一段目ピストン2の外周シールから一段目シリンダ3の下室4への作動油漏れに起因しても上室14の内部の作動油体積に変化が起ることから、当該一段目ピストン2の外周シールの信頼性が大きな問題となる。
【0008】
また、そうかと言って、後者における二段伸縮式の油圧緩衝器1aでは、一段目ピストン2に設けた減衰バルブ16により全伸縮位置に亙って一段目ピストンロッド8の伸縮位置が定まらないことになるために、圧縮行程時における二段伸縮式の油圧緩衝器1aとしての受圧面積が一段目ピストンロッド8の断面積になったり、二段目ピストンロッド11の断面積になったりする。
【0009】
しかも、これらの場合に発生する圧側減衰力は、減衰バルブ6を通過する作動油の流量に対して発生する圧力損失で一義的に決まってしまうことから、それぞれの場合に発生する圧側減衰力に差が生じて圧側減衰力の大きさを制御できないという不具合を生じることになる。
【0010】
したがって、この発明の目的は、二段伸縮式の油圧緩衝器をもつ車両懸架装置の全作動位置に亙る発生減衰力を制御可能として、安定した所望の減衰力特性を発揮することができるようにした車両懸架装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した目的は、この発明において、アッパアームとロアアームとで車軸を車体に対し上下方向へと揺動自在に懸架し、かつ、これら車軸と車体との間に二段伸縮式の油圧緩衝器を介装した車両懸架装置において、当該油圧緩衝器における一段目ピストンロッドと二段目ピストンロッドとが同期して作動端へと達するように、一段目ピストンロッドの先端部分をアッパアームに対し、車軸への連結点から当該車軸を含むロアアーム側への油圧緩衝器の取付点までの寸法よりも遠ざけて揺動可能に連結することにより達成される。
【0012】
すなわち、上記のように構成することで、車体と車輪との間に上下方向への相対変位が生じると、車両懸架装置におけるアッパアームとロアアームが車体への連結点を中心に揺動運動し、アッパアームとロアアームとの間に介装した二段伸縮式の油圧緩衝器を伸縮動作させつつ、それぞれ伸圧両方向の減衰力を発生して車体と車輪との間に加わった上下振動を吸収する。
【0013】
しかも、このとき、油圧緩衝器の伸縮動作に伴って、アッパアームに連結された二段伸縮式の油圧緩衝器における一段目ピストンロッドが、車軸に対するロアアームの連結点から当該車軸を含むロアアームへの油圧緩衝器の取付点までの寸法と、同じく、車軸へのアッパアームの連結点から当該アッパアームへの一段目ピストンロッドの取付点までの寸法比に対応して同時に伸縮動作する。
【0014】
したがって、一段目ピストンロッドと二段目ピストンロッドの合計ストロークと一段目ピストンロッドのストロークとの比に合せて、車軸を含むロアアームへの油圧緩衝器の取付点とアッパアームへの一段目ピストンロッドの取付点の寸法比を所望の値に設定してやることにより、二段伸縮式の油圧緩衝器における一段目油圧緩衝器と二段目油圧緩衝器を所望の比率をもって同時に伸縮動作させることが可能となる。
【0015】
これにより、二段伸縮式の油圧緩衝器をもつ車両懸架装置の全作動位置に亙る発生減衰力を制御可能として、安定した所望の減衰力特性を発揮することができることになるのである。
【0016】
なお、上記において、好ましくは、油圧緩衝器の一段目ピストンロッドの先端部分をアッパアームに連結する際に揺動可能の補助リンクを介装して連結し、かつ、当該補助リンクを油圧緩衝器の伸縮動作の中間位置であるイニシャル状態において、当該油圧緩衝器の軸線とほぼ一致するように構成してやる。
【0017】
このように構成することで、車両懸架装置の作動時に油圧緩衝器の一段目ピストンロッドのアッパアームへの取付点と油圧緩衝器の軸線との間にずれが生じたとしても、当該ずれを補助リンクにより吸収して油圧緩衝器としての伸縮動作を保証しつつ、車両懸架装置としての円滑な作動を確保することが可能になる。
【0018】
また、上記したこの発明の目的は、二段伸縮式の油圧緩衝器における一段目ピストンロッドの先端部分をアッパアームへと連結する代わりに、揺動可能の規制リンクを用いて車体へのロアアームの揺動中心から車軸を含むロアアームへの油圧緩衝器の取付点までの間の部分に連結してやることによっても達成される。
【0019】
何となれば、上記のように構成したとしても、規制リンクを通してロアアームへと連結された二段伸縮式の油圧緩衝器における一段目ピストンロッドが、車体へのロアアームの連結点から車軸を含むロアアームへの油圧緩衝器および規制リンクの各取付点までの寸法に対応して同時に伸縮動作する。
【0020】
これによって、一段目ピストンと二段目ピストンの合計ストロークと二段目ピストンのストロークとの比に合せて、車軸を含むロアアームへの油圧緩衝器の取付点と一段目ピストンロッドの取付点との寸法比を設定してやることにより、二段伸縮式の油圧緩衝器における一段目油圧緩衝器と二段目油圧緩衝器を所望の比率をもって同時に伸縮動作させることができるからである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を明細書に添付した図面に基づいて説明していくことにする。
【0022】
図1は、車両懸架装置のうちでマルチリンク型(ダブルウィッシュボーン型を含む)と呼ばれるものの典型的の構成例を示すもので、ここでは、車体に対する車輪の上下方向への揺動運動に係わる懸架用のリンク機構のみを概略化して示してある。
【0023】
上記車両懸架装置17の主要部を構成するアッパアーム18とロアアーム19は、基端を車体20の上方の連結点21と下方の連結点22とに上下方向へと向けて揺動自在に軸支し、また、先端は、車輪23を固定する車軸24への上方の連結点25と下方の連結点26とに揺動自在に連結してある。
【0024】
このようにして、アッパアーム18とロアアーム19は、車体20と車軸24への連結部分である上方の連結点21,25と下方の連結点22,26の位置関係、および、連結点21,25と連結点22,26との間のアーム長さとによって車体20に対する車輪23の上下揺動軌跡を規制しつつ、車体20に対して車輪23を上下動可能に支持している。
【0025】
また、車両懸架装置17は、これらアッパアーム18とロアアーム19の他にも車体20を車輪23に対して弾性的に支持するための懸架部材と、アッパアーム18とロアアーム19との間に位置して介装した二段伸縮式の油圧緩衝器1または1a(従来例で述べた二段伸縮式の油圧緩衝器)を備えている。
【0026】
これら二段伸縮式の油圧緩衝器1(1a)は、一段目油圧緩衝器7の基端を車両懸架装置17のロアアーム19の車軸24寄りに、また、一段目ピストンロッド8の先端をアッパアーム18の中央寄りをそれぞれ取付点27,28として斜めに回動自在に取り付け、当該二段伸縮式の油圧緩衝器1(1a)によって車体20に上下振動を速やかに減衰するようにしたのである。
【0027】
なお、ここでは、一段目油圧緩衝器7の基端を車両懸架装置17のロアアーム19に回動自在に連結したが、当該連結位置は、アッパアーム18とロアアーム19の配置の仕方により異なるのが常であり、したがって、ロアアーム19を含む車軸24の部分であれば何処でもよい。
【0028】
かくして、車体20と車輪23との間に上下方向への相対変位が生じると、車両懸架装置17におけるアッパアーム18とロアアーム19が車体20への連結点21,22を中心に揺動運動し、アッパアーム18とロアアーム19との間に介装した二段伸縮式の油圧緩衝器1(1a)を伸縮動作させつつ、それぞれ伸圧両方向の減衰力を発生して車体20と車輪23との間に加わった上下振動を吸収する。
【0029】
しかも、このとき同時に、二段伸縮式の油圧緩衝器1(1a)の伸縮動作に伴い、アッパアーム18に連結された油圧緩衝器1(1a)の一段目ピストンロッド8が、車軸24に対するロアアーム19の連結点26から当該車軸24を含むロアアーム19への油圧緩衝器1(1a)の取付点27までの寸法と、車軸24へのアッパアーム18の連結点25から当該アッパアーム18への一段目ピストンロッド8の取付点28までの寸法比に対応して同時に伸縮動作する。
【0030】
したがって、一段目ピストンロッド8と二段目ピストンロッド11の合計ストロークと一段目ピストンロッド8のストロークとの比に合せて、車軸24を含むロアアーム19への油圧緩衝器1(1a)の取付点27とアッパアーム18への一段目ピストンロッド8の取付点28の寸法比を設定してやることにより、これら一段目ピストンロッド8と二段目ピストンロッド11を所望の比率をもって同時に伸縮動作させることができる。
【0031】
このようにして、一段目ピストンロッド8のアッパアーム18に対する取付点28を左右方向へとずらすことにより、二段伸縮式の油圧緩衝器1(1a)の全ストロークに対する一段目ピストンロッド8のストロークを規制することができる。
【0032】
かくして、二段伸縮式の油圧緩衝器1(1a)における一段目ピストンロッド8を車両懸架装置17のアッパアーム18へと機械的に連繋するだけで、一段目油圧緩衝器7と二段目油圧緩衝器15を同期して所定の比率のもとに伸縮動作させつつ、全伸縮位置に亙る一段目ピストンロッド8の伸縮位置を規制して発生減衰力を制御することが可能になるのである。
【0033】
なお、上記した車両懸架装置17の作動時において、一段目ピストンロッド8のアッパアーム18に対する取付点28が二段伸縮式の油圧緩衝器1(1a)の軸線からずれたとすると、これら油圧緩衝器1(1a)とアッパアーム18とに曲げ力が加わって円滑な作動を阻害することになる。
【0034】
そこで、このような場合には、図2に示すように、油圧緩衝器1(1a)における一段目ピストンロッド8の先端部分をアッパアーム18に連結する際に揺動可能の補助リンク29を介装して連結し、かつ、当該補助リンク29を油圧緩衝器1(1a)の伸縮動作の中間位置であるイニシャル状態において、当該油圧緩衝器1(1a)の軸線とほぼ一致するように構成してやる。
【0035】
かくすることで、車両懸架装置17の作動時に油圧緩衝器1(1a)の一段目ピストンロッド8のアッパアーム18への取付点28と油圧緩衝器1(1a)の軸線との間にずれが生じたとしても、当該ずれを補助リンク29により吸収して油圧緩衝器1(1a)の伸縮動作を保証しつつ、車両懸架装置17としての円滑な作動を確保することが可能になるのである。
【0036】
しかも、上記した図2の実施の形態にあっては、アッパリンク18から下方へと垂下する補助リンク29によって油圧緩衝器1(1a)の一段目ピストンロッド8へと結んだ場合を示したが、補助リンク29をアッパリンク18から上方へと向けて油圧緩衝器1(1a)の一段目ピストンロッド8へと結ぶようにしてもよいことは言うまでもない。
【0037】
さらに、図3は、二段伸縮式の油圧緩衝器1(1a)における一段目ピストンロッド8の先端部分をアッパアーム18へと連結する代わりに、揺動可能の規制リンク30を用いてロアアーム19の揺動中心である車体20への連結点22から油圧緩衝器1(1a)の取付点27までの間にある結合点31へと連結した場合の他の実施の形態を示すものである。
【0038】
このものによっても、規制リンク30を通してロアアーム19の結合点31へと連結された二段伸縮式の油圧緩衝器1(1a)における一段目ピストンロッド8が、車体20へのロアアーム19の連結点22から車軸24を含むロアアーム19への油圧緩衝器1(1a)の取付点27と規制リンク30の各取付点31までの寸法に対応して同時に伸縮動作することになる。
【0039】
したがって、図3で示す実施の形態にあっても、一段目ピストンロッド8と二段目ピストンロッド11の合計ストロークと一段目ピストンロッド8のストロークとの比に合せて、車体20へのロアアーム19の連結点22から車軸24を含むロアアーム19への油圧緩衝器1(1a)の取付点27と補助リンク30の結合点31との寸法比を設定してやる。
【0040】
これにより、二段伸縮式の油圧緩衝器1(1a)における一段目ピストンロッド8と二段目ピストンロッド11を所望の比率をもって同時に伸縮動作させながら、全伸縮位置に亙る一段目ピストンロッド8の伸縮位置を規制して発生減衰力を制御し得ることが理解できよう。
【0041】
しかも、この図3の実施の形態にあっては、油圧緩衝器1(1a)の一段目ピストンロッド8を車両懸架装置17のロアアーム19へと結ぶ規制リンク30自体が先の図2の実施の形態における補助リンク29の役目をも果すことになるので、特に芯ずれを吸収するための手段は必要としない。
【0042】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1の発明によれば、二段伸縮式の油圧緩衝器における一段目ピストンロッドを車両懸架装置のアッパアームへと機械的に連繋するだけで、一段目油圧緩衝器と二段目油圧緩衝器を同期して所定の比率のもとに伸縮動作させつつ、全伸縮位置に亙る一段目ピストンロッドの伸縮位置を規制して発生減衰力を制御することができる。
【0043】
加えて、請求項2の発明のように、一段目ピストンロッドの先端部分をアッパアームへと補助リンクを介して連結し、この補助リンクを油圧緩衝器の伸縮動作の中間位置であるイニシャル状態において、当該油圧緩衝器の軸線とほぼ一致するように構成してやることで、一段目ピストンロッドのアッパアームへの取付点と油圧緩衝器の軸線との間に生じたずれを補助リンクで吸収し、油圧緩衝器としての伸縮動作を保証しつつ車両懸架装置としての円滑な作動を確保することも可能になる。
【0044】
また、請求項3の発明のように、油圧緩衝器の一段目ピストンロッドの先端部分をロアアームに対し、当該ロアアームの揺動中心から油圧緩衝器の取付点までの間の部分に位置付けて揺動可能の規制リンクで連結しやることでも、先の請求項1の発明と同様に、一段目油圧緩衝器と二段目油圧緩衝器を同期して所定の比率のもとに伸縮動作させつつ、全伸縮位置に亙る一段目ピストンロッドの伸縮位置を規制して発生減衰力を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した車両懸架装置の実施の形態を要点のみ重視して線画的に示した概略図である。
【図2】上記した車両懸架装置に改良を施した場合の実施の形態を同じく要点のみ重視して線画的に示した拡大概略図である。
【図3】さらに、この発明を適用した車両懸架装置の他の実施の形態を要点のみ重視して線画的に示した概略図である。
【図4】通常用いられている二段伸縮式の油圧緩衝器の一つの構造例を示す縦断正面図である。
【図5】同じく、通常用いられている二段伸縮式の油圧緩衝器のもう一つの構造例を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1,1a 二段伸縮式の油圧緩衝器
2 一段目ピストン
3 一段目シリンダ
7 一段目油圧緩衝器
8 一段目ピストンロッド
9 二段目シリンダ
11 二段目ピストンロッド
12 二段目ピストン
15 二段目油圧緩衝器
17 車両懸架装置
18 アッパアーム
19 ロアアーム
20 車体
21,22,25,26 連結点
23 車輪
24 車軸
27,28 取付点
29 補助リンク
30 規制リンク
31 結合点

Claims (3)

  1. アッパアームとロアアームとで車軸を車体に対し上下方向へと揺動自在に懸架し、かつ、これら車軸と車体との間に二段伸縮式の油圧緩衝器を介装した車両懸架装置において、当該油圧緩衝器における一段目ピストンロッドと二段目ピストンロッドとが同期して作動端へと達するように、一段目ピストンロッドの先端部分をアッパアームに対し、車軸への連結点から当該車軸を含むロアアームへの油圧緩衝器の取付点までの寸法よりも遠ざけて揺動可能に連結したことを特徴とする車両懸架装置。
  2. 油圧緩衝器の一段目ピストンロッドの先端部分をアッパアームに連結する際に揺動可能の補助リンクを介して連結し、この補助リンクを油圧緩衝器の伸縮動作の中間位置であるイニシャル状態において、当該油圧緩衝器の軸線とほぼ一致するように構成した請求項1の車両懸架装置。
  3. アッパアームとロアアームとで車軸を車体に対し上下方向へと揺動自在に懸架し、かつ、これら車軸と車体との間に二段伸縮式の油圧緩衝器を介装した車両懸架装置において、当該油圧緩衝器における一段目ピストンロッドと二段目ピストンロッドとが同期して作動端へと達するように、一段目ピストンロッドの先端部分をロアアームに対し、車体へのロアアームの連結点から車軸を含むロアアームへの油圧緩衝器の取付点までの間の部分へと規制リンクを用いて揺動可能に連結したことを特徴とする車両懸架装置。
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