JP3836832B2 - 災害時弱者支援方法及びシステム、並びに災害時弱者支援端末装置 - Google Patents

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本発明は、災害時弱者支援方法及びシステムに関するものであり、特に、災害時に個人では避難できない弱者、例えば、年少の子供、寝たきりの人、目の不自由な人、車椅子生活の人、高齢者を、災害発生時に救護して安全に避難させることができるようにする方法及びシステムに関するものである。
子局に親局から送信されるデジタル無線信号を復調して文字表示部に文字表示するとともに、フラッシュライトの点滅間隔を変化させ、また振動発生装置の振動発生間隔及び/又は強度を変化させることによって、災害時弱者としての視聴覚障害者に対して緊急度を認識させ、適切な内容及び指示を伝達することができるようにしたものがある。(例えば、特許文献1参照。)
特許第27686163号公報
しかし、地震、火災、洪水のような災害時における弱者としては、視聴覚障害者だけでなく、高齢者、身体障害者、低年齢児童等がいる。また、介護を必要とする弱者は、少なくとも二人のヘルパーがいないと安全に避難することができない。また、上記特許文献1に記載の装置のように、単に災害の緊急度及び内容を伝達するだけでは、情報の一方通行であり、要介護の人が無事であるか否かを確認することはできず、無事でない場合に救護することはできない。更に、災害時に子局に文字情報を親局から送信する場合、親局側で災害時にその都度文字情報データを作成して送信する必要があり、対応が遅れるという心配がある。
従って、本発明の目的は、 地震、火災、洪水のような災害に対する対処方法を地域住民に周知徹底させることができるとともに、災害発生の際に、例えば、地域行政機関のセンターサーバに登録したヘルパー及び/又はヘルパーによって救護を受ける弱者、例えば、高齢者、身体障害者、低年齢児童に対して災害状況及び災害地についての正確な情報を即座に伝達し、また、被災地及び被災地に隣接する区域に住む弱者が無事か否かを把握し、また無事でない場合に確実に救護することができる災害時弱者支援方法及びシステム、並びにこの方法及びシステムに使用する災害時弱者支援端末装置を得るにある。
この目的を達成するため、本発明は、地域の防災を管理するセンターサーバのデータベースに事前登録した災害時における弱者及び各弱者を救護するヘルパーグループの各ヘルパーの所在場所に端末装置を設置し、前記センターサーバから前記端末装置に情報を配信する災害時弱者支援方法において、
前記センターサーバは、防災管理プログラムに基づいて非常時のレベル及び種類に応じた対応トリガ信号を、所定通信回線網を介して前記端末装置に送信し、
対応トリガ信号に応答して、前記端末装置に設けた光学的及び音響的アラーム発生手段によりアラームを発生させるとともに、非常時のレベル及び種類に応じて作成し、前記端末装置の記憶手段に記憶させた対応アナウンス情報を、前記端末装置に設けた出力手段から出力して、端末装置設置場所にいる人に、端末装置に設けたアラーム確認ボタンの操作を促し、
前記端末装置は、アラーム確認ボタン操作による確認信号を前記所定通信回線網を介して前記センターサーバに送信し、
前記センターサーバは、少なくとも確認信号を受信した災害時弱者又はヘルパーの名前をディスプレイに表示する
ことよりなることを特徴とする。
更に、上述の目的を達成するため、本発明災害時弱者支援システムは、
災害時における弱者及び各弱者を救護するヘルパーグループの各ヘルパーを事前登録したデータベース、及び地域の防災を管理する防災管理プログラムを有するセンターサーバと、
前記センターサーバのデータベースに事前登録した弱者及びヘルパーの所在場所に設置するマイクロコンピュータ内蔵の端末装置と
よりなり、
前記センターサーバの防災管理プログラムは、複数の所定の観測ポイントに配置した情報収集手段からのデータを収集及び分析する災害テーブルを参照して非常時のレベル及び種類に対応するトリガ信号を、所定の通信回線網を介して、前記データベースに登録された前記端末装置に送信するものとし、
前記端末装置は、この端末装置の動作を制御する制御プログラム並びに非常時のレベル及び種類に応じて作成した対応アナウンス情報を記憶する記憶手段、前記センターサーバから受信したトリガ信号に応答して光学的及び音響的アラームを発生するアラーム発生手段、前記制御プログラムに基づいて受信したトリガ信号に対応する対応アナウンス情報を出力する出力手段、アラーム確認ボタン、並びにこのアラーム確認ボタンの操作により確認信号を前記センターサーバに送信する確認信号発生手段を有する
ものとしたことを特徴とする。
ある地域内、又はその地域に隣接する区域に災害が発生した場合、携帯電話利用だと回線が混み合って不通になるが、本発明災害時弱者支援方法及びシステムによれば、センターサーバは、単に対応のトリガ信号を所定通信回線網を介してデータベースに登録した弱者及びヘルパーの所在場所に設置した端末装置に送信するだけで、端末装置に設けたアラーム発生手段によって光学的及び音響的アラームを発生するとともに、端末装置に内蔵した記憶装置に格納した対応アナウンス情報を出力手段によって出力させることができるため、地域の障害者又は高齢者等の弱者及びヘルパーに即座にかつ確実に災害情報を伝達することができ、複数のヘルパーを必要とする弱者の安全確保、安全避難ができるようになり、弱者に万一のことがあっても、センターサーバが確認信号を受信しないことから即座に適切な善後策を講じることができるようになるという効果が得られる。
更に、本発明災害時弱者支援方法及びシステムによれば、端末装置の出力インターフェイスに出力手段としてのモニタ手段を接続する場合、端末装置の記憶装置に記憶させた平常時モードの対応アナウンス情報として、日頃から災害時の避難場所や、家族が落ち合う場所、避難するときの注意事項、災害に対する備え、心構え等のコンテンツを格納しておくことにより、センターサーバがこの平常時モードに対応するトリガ信号を送信することにより、災害時弱者及びヘルパーに強制的に、災害に対する対処法の周知徹底が図れるという効果も得られる。
本発明災害時弱者支援方法及びシステムの好適な実施例においては、前記非常時レベルは、緊急災害モードの他に、緊急退避モード、非緊急退避モード、及び平常時モードを有し、前記対応トリガ信号及び対応アナウンス情報は、これらモードのそれぞれに対応するトリガ信号及びアナウンス情報とする。
また、端末装置の記憶領域に記憶させる種々のトリガ信号に対応するアナウンス情報を、前記端末装置の記憶手段の対応領域に上書き可能に前記センターサーバから配信するものとすると好適である。更に、種々のトリガ信号に対応するアナウンス情報は、音声情報とともに文字情報を有するものとし、前記端末装置の出力インターフェイスに接続した表示モニタ手段によって文字情報も表示可能とすると好適である。
本発明災害時弱者支援方法及びシステムの他の好適な実施例においては、前記弱者所在場所に設置する端末装置は撮像手段を有するものとして構成し、前記センターサーバから緊急災害モードに対応するトリガ信号を受信した後、所定時間内に前記アラーム確認ボタン操作がなく、確認信号を発生しないとき自動的に前記撮像手段が動作し、必要に応じて確認信号を受信しない弱者所在場所の画像データを前記所定通信回線網を介して前記センターサーバに送信し、前記センターサーバの所定ディスプレイに表示するようにする。
更に、好適には、前記センターサーバの防災管理プログラムは、緊急災害モードに対応するトリガ信号を送信した後、前記ヘルパーグループに属するすべてのヘルパー所在場所に設置した端末装置のアラーム確認ボタン操作による確認信号を所定時間内に受信せず、弱者の所在場所に設置した端末装置からもアラーム確認ボタン操作による確認信号を受信しないときにのみ、前記弱者所在場所に設置する端末装置に設けた前記撮像手段の画像データを前記センターサーバの所定ディスプレイに表示するようにする。
本発明災害時弱者支援方法及びシステムの更に他の好適な実施例においては、前記通信回線網は、IP通信が可能な有線、若しくは無線のデータ通信網とし、有線データ通信網であっても、有線が不通の際には無線のデータ通信網に切り替わることができるようにする。
次に、図面につき本発明の好適な実施例を説明する。
図1は、本発明災害時弱者支援方法及びシステムの概念を示す説明図である。図1に示すように、本発明災害時弱者支援システムは、地域行政機関例えば、自治体防災センター1にセンターサーバ2設ける。このセンターサーバ2は、複数の所定の観測ポイントに配置した情報収集手段30から各種通信回線網等を介してデータを逐次収集する。センターサーバ2には、端末装置10を設置してある災害時弱者60並びに各弱者を救助するヘルパーグループの各ヘルパー61,61′に関する情報を保存するデータベース20を設ける。
このセンターサーバ2は、各種通信回線網、例えば、CATV網3、又は無線データ通信網4、又は地域行政LAN5を介して、ヘルパー61,61′の所在場所又はヘルパーによって介護又は救護される弱者(被介護者)60等の所在場所6A,6B,6Cに設置される端末装置10に、防災管理プログラム21に基づいて非常時のレベル及び種類に応じた対応トリガ信号16を送信する。通信回線網は、好ましくはIP通信が可能な有線、若しくは無線のデータ通信網とし、有線データ通信網であっても、有線が不通の際には無線のデータ通信網に切り替わることができるようにする。
各種機器は、災害時停電を想定して停電時には配電網からバッテリへの自動切り替えが行われるよう構成する。端末装置10は、端末装置の出力インターフェイスに接続可能なTVモニタ7、PCモニタ8A、例えば、ディスプレイ付き端末情報ボックス8Bとすることができる。
端末装置10はマイクロコンピュータを内蔵し、マイクロコンピュータにおける記憶手段(半導体メモリ)、好適には、EPROM等の所定記憶領域には、防災管理プログラム20に基づく非常時のレベル及び種類に応じて事前に作成したアナウンス情報を格納し、緊急災害モードの他に、緊急退避モード、非緊急退避モード、及び平常時モードのそれぞれにおけるアナウンス情報とする。端末装置10のEPROMの他の所定記憶領域に格納する制御プログラムは、センターサーバ2からトリガ信号16を受信したとき、アラーム発生手段によりアラームを発生するとともに、端末装置10の記憶手段の所定記憶領域に記憶してあるこのトリガ信号16に対応するアナウンス情報を出力するよう構成する。
アラーム発生手段として、スピーカ11による音響アラーム及びフラッシュライト12による光学的アラームを発生するものとする。対応アナウンス情報は、音声情報の他に文字情報を含むものとする。文字情報の場合は、端末装置10の出力インターフェイスに接続したTVモニタ7,PCモニタ8A又はディスプレイ付きの端末情報ボックス8Bの場合にはそのディスプレイに出力する。
端末装置10には、センターサーバ2がトリガ信号16を送信して、アラーム発生手段、例えば、スピーカ11及びフラッシュライト12によりアラームを発生するとともに、出力手段としてのスピーカ11及び/又はTVモニタ7,PCモニタ8A又はディスプレイ付きの端末情報ボックス8Bからトリガ信号16に対応するアナウンス情報を出力したとき、端末装置10を設置してある場所にいる弱者60又は各弱者を救助するヘルパーグループの各ヘルパー61,61′が操作するアラーム確認ボタン13を設ける。
端末装置10の制御プログラムは、アラーム確認ボタン13の操作により確認信号17を発生する確認信号発生手段(制御モジュール)を有し、この確認信号を所定通信回線網を介してセンターサーバ2に送信する。このとき、センターサーバ2は、データベース20を参照して少なくとも確認信号17を受信した災害時弱者60又はヘルパーの61,又は61′名前をディスプレイ22に表示する。
弱者所在場所に設置する端末装置10Aは撮像手段14を有するものとする。非常時レベルが、緊急災害モード、又は緊急退避モード、又は非緊急退避モードの災害発生時に、これらのモードに対応するトリガ信号をセンターサーバ2が弱者所在場所に設置する端末装置10Aに送信した後、所定時間内にアラーム確認ボタン13の操作がなく、確認信号を発生しないとき撮像手段14が自動的に動作し、必要に応じて確認信号を受信しない弱者所在場所の画像データを所定通信回線網を介してセンターサーバ2に送信するものとする。この撮像手段14としては、スチル又はムービーカメラとすることができる。
好適には、災害時弱者60プライバシーを考慮して、センターサーバ2の防災管理プログラム21は、緊急災害モード又は緊急退避モードに対応するトリガ信号16を送信した後、ヘルパーグループに属するすべてのヘルパー61,又は61′の所在場所に設置した端末装置10B(撮像手段なし)のアラーム確認ボタン操作による確認信号17を所定時間内に受信せず、弱者60の所在場所に設置した端末装置10Aからもアラーム確認ボタン操作による確認信号17を受信しないときのみ、弱者所在場所に設置する端末装置10Aに設けた撮像手段14の画像データをセンターサーバ2の所定ディスプレイ22に表示するようにする。これにより、救護隊の派遣の必要性の有無を判断できる。
撮像手段を持たない端末装置10Bを設置するヘルパーグループに属するすべてのヘルパー61,又は61′は、端末装置10Bが、緊急災害モード、又は緊急退避モード、又は非緊急退避モードに対応するトリガ信号16を受信し、アラーム等を発生したとき、アラーム確認ボタン13を操作してそのヘルパーグループがケアする災害時弱者60の所在場所に駆けつける。このアラーム確認ボタン操作による確認信号17がセンターサーバ2に送信されるとき、このヘルパーの名前がディスプレイ22に表示される。これにより、自治体防災センター1の管制スタッフは、このヘルパーが弱者宅に救護に向かっていることを認識し、とりあえず救護隊を派遣する必要なしと判断できる。従って、人的資源を有効利用することができる。
更に、好適には、弱者宅に設置する端末装置10Aにマイク15を設け、緊急災害モード又は緊急退避モードに対応するトリガ信号16をセンターサーバ2が送信した後、ヘルパーグループに属するすべてのヘルパー61,又は61′の所在場所に設置した端末装置10B(撮像手段なし)のアラーム確認ボタン操作による確認信号17を所定時間内に受信せず、弱者60の所在場所に設置した端末装置10Aからもアラーム確認ボタン操作による確認信号17を受信しないときにのみ、センターサーバ2の音声モニタから弱者宅の状況の音声を聴取できるようにする。
好適には、緊急災害モード、又は緊急退避モード、又は非緊急退避モードに応じた種々のトリガ信号16に対応するアナウンス情報及び端末装置10A,10Bの制御プログラムのバージョンアップは、端末装置10A,10Bの記憶手段の対応記憶領域に上書き可能にセンターサーバ2から送信するようにすると好適である。
図2には、災害時弱者として、寝たきりの人、目の不自由な人、車椅子生活の人、高齢者と、これら各災害時弱者をケアするヘルパーグループA,B,Cに属する複数のヘルパーによる支援ネットワークの実施例2の概念を示す。弱者の所在場所60には、上述の撮像手段付きの端末装置10Aを設置し、弱者を救護するヘルパーの所在場所61,61′,61″には、撮像手段なしの端末装置10Bを設置する。この実施例2では、情報収集手段からのデータ収集の部分は省略して示し、自治体防災センターサーバ2をコールセンター31に接続した状態を示す。
図3には、災害時弱者として、幼稚園又は小学校と、これら各災害時弱者を救護するヘルパーグループa,b,cのヘルパーとして複数の地域企業による支援ネットワークの実施例3の概念を示す。このような地域企業は、例えば、NPO組織に属する企業が参加するものとする。
上述したところは、災害時弱者を救護するヘルパーをグループとして複数割り当てて示したが、単に一人又は一社のみのヘルパーとすることも本発明の範囲であることを理解されたい。
本発明災害時弱者支援方法及びシステムは、地震、河川氾濫、土砂災害、津波等が心配される地域の行政機関(自治体)に適用できる。
本発明災害時弱者支援方法及びシステムの概念を示す説明図である。 災害時弱者として、寝たきりの人、目の不自由な人、車椅子生活の人、高齢者と、これら各災害時弱者をケアするヘルパーグループA,B,Cに属する複数のヘルパーによる支援ネットワークの概念を示す説明図である。 災害時弱者として、幼稚園又は小学校と、これら各災害時弱者を救護するヘルパーグループa,b,cのヘルパーとして複数の地域企業による支援ネットワークの概念を示す説明図である。
符号の説明
1 地域行政機関(自治体防災センター)
2 センターサーバ
3 CATV網
4 無線データ通信網
5 地域行政LAN
6 ヘルパー宅又は弱者宅
7 TVモニタ
8A PCモニタ
8B ディスプレイ付き端末情報ボックス
10A 端末装置(撮像装置付き)
10B 端末装置(撮像装置なし)
11 スピーカ(アラーム発生手段及び出力手段)
12 フラッシュライト(アラーム発生手段)
13 アラーム確認ボタン(アラーム確認手段)
14 撮像手段
15 マイク
16 トリガ信号
17 確認信号
20 データベース
21 防災管理プログラム
22 ディスプレイ
30 情報収集手段
31 コールセンター
60 災害時弱者
61,61′,61″ヘルパー

Claims (15)

  1. 地域の防災を管理するセンターサーバのデータベースに事前登録した災害時における弱者及び各弱者を救護するヘルパーグループの各ヘルパーの所在場所に端末装置を設置し、前記センターサーバから前記端末装置に情報を配信する災害時弱者支援方法において、
    前記センターサーバは、防災管理プログラムに基づいて非常時のレベル及び種類に応じた対応トリガ信号を、所定通信回線網を介して前記端末装置に送信し、
    対応トリガ信号に応答して、前記端末装置に設けた光学的及び音響的アラーム発生手段によりアラームを発生させるとともに、非常時のレベル及び種類に応じて作成し、前記端末装置の記憶手段に記憶させた対応アナウンス情報を、前記端末装置に設けた出力手段から出力して、端末装置設置場所にいる人に、端末装置に設けたアラーム確認ボタンの操作を促し、
    前記端末装置は、アラーム確認ボタン操作による確認信号を前記所定通信回線網を介して前記センターサーバに送信し、
    前記センターサーバは、少なくとも確認信号を受信した災害時弱者又はヘルパーの名前をディスプレイに表示する
    ことよりなることを特徴とする災害時弱者支援方法。
  2. 前記非常時レベルは、緊急災害モードの他に、緊急退避モード、非緊急退避モード、及び平常時モードを有し、前記対応トリガ信号及び対応アナウンス情報は、これらモードのそれぞれに対応するトリガ信号及びアナウンス情報とした請求項1記載の災害時弱者支援方法。
  3. 前記端末装置の記憶領域に記憶させる種々のトリガ信号に対応するアナウンス情報を、前記端末装置の記憶手段の対応記憶領域に上書き可能に前記センターサーバから配信する請求項1又は2記載の災害時弱者支援方法。
  4. 前記種々のトリガ信号に対応するアナウンス情報は、音声情報とともに文字情報を有するものとし、前記端末装置の出力インターフェイスに接続した表示モニタ手段によって文字情報も表示可能とした請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の災害時弱者支援方法。
  5. 前記弱者所在場所に設置する端末装置は撮像手段を有するものとして構成し、前記センターサーバから緊急災害モードに対応するトリガ信号を受信した後、所定時間内に前記アラーム確認ボタン操作がなく、確認信号を発生しないとき自動的に前記撮像手段が動作し、必要に応じて確認信号を受信しない弱者所在場所の画像データを前記所定通信回線網を介して前記センターサーバに送信し、前記センターサーバの所定ディスプレイに表示するようにした請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の災害時弱者支援方法。
  6. 前記センターサーバの防災管理プログラムは、緊急災害モードに対応するトリガ信号を送信した後、前記ヘルパーグループに属するすべてのヘルパー所在場所に設置した端末装置のアラーム確認ボタン操作による確認信号を所定時間内に受信せず、弱者の所在場所に設置した端末装置からもアラーム確認ボタン操作による確認信号を受信しないときのみ、前記弱者所在場所に設置する端末装置に設けた前記撮像手段の画像データを前記センターサーバの所定ディスプレイに表示するようにした請求項5記載の災害時弱者支援方法。
  7. 前記通信回線網は、IP通信が可能な有線、若しくは無線のデータ通信網とし、有線データ通信網であっても、有線が不通の際には無線のデータ通信網に切り替わることができるようにした請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の災害時弱者支援方法。
  8. 災害時弱者支援システムにおいて、
    災害時における弱者及び各弱者を救護するヘルパーグループの各ヘルパーを事前登録したデータベースを有するとともに、地域の防災を管理する防災管理プログラムを有するセンターサーバと、
    前記センターサーバのデータベースに事前登録した弱者及びヘルパーの所在場所に設置したマイクロコンピュータ内蔵の端末装置と
    よりなり、
    前記センターサーバの防災管理プログラムは、複数の所定の観測ポイントに配置した情報収集手段からのデータを収集及び分析する災害テーブルを参照して非常時のレベル及び種類に対応するトリガ信号を、所定の通信回線網を介して、前記データベースに登録された前記端末装置に送信するものとし、
    前記端末装置は、この端末装置の動作を制御する制御プログラム並びに非常時のレベル及び種類に応じて作成した対応アナウンス情報を記憶する記憶手段、前記センターサーバから受信したトリガ信号に応答して光学的及び音響的アラームを発生するアラーム発生手段、前記制御プログラムに基づいて受信したトリガ信号に対応する対応アナウンス情報を出力する出力手段、アラーム確認ボタン、並びにこのアラーム確認ボタンの操作により確認信号を前記センターサーバに送信する確認信号発生手段を有するものとした
    ことを特徴とする災害時弱者支援システム。
  9. 前記非常時レベルは、緊急災害モードの他に、緊急退避モード、非緊急退避モード、及び平常時モードを有し、前記対応トリガ信号及び対応アナウンス情報は、これらモードのそれぞれに対応するトリガ信号及びアナウンス情報とした請求項8記載の災害時弱者支援システム。
  10. 前記種々のトリガ信号に対応するアナウンス情報を、前記端末装置の記憶手段の対応領域に上書き可能に前記センターサーバから送信する請求項8又は9記載の災害時弱者支援システム。
  11. 前記端末装置は、モニタ手段に接続する出力インターフェイスを有し、端末装置の記憶手段の対応領域に記憶した文字情報による対応アナウンス情報を前記モニタ手段に表示可能にした請求項8乃至10のうちのいずれか一項に記載の災害時弱者支援システム。
  12. 前記弱者所在場所に設置する端末装置は撮像手段を有するものとして構成し、前記センターサーバから緊急災害モードに対応するトリガ信号を受信した後、所定時間内に前記アラーム確認ボタン操作がなく、確認信号を発生しないとき自動的に前記撮像手段が動作し、必要に応じて確認信号を受信しない弱者所在場所の画像データを前記所定通信回線網を介して前記センターサーバに送信するものとした請求項8乃至11のうちのいずれか一項に記載の災害時弱者支援システム。
  13. 前記センターサーバの防災管理プログラムは、緊急災害モードに対応するトリガ信号を送信した後、前記ヘルパーグループに属するすべてのヘルパー所在場所に設置した端末装置のアラーム確認ボタン操作による確認信号を所定時間内に受信せず、弱者の所在場所に設置した端末装置からもアラーム確認ボタン操作による確認信号を受信しないときのみ、前記弱者所在場所に設置する端末装置に設けた前記撮像手段の画像データを前記センターサーバの所定ディスプレイに表示するようにした請求項12記載の災害時弱者支援システム。
  14. 前記通信回線網は、IP通信が可能な有線、若しくは無線のデータ通信網とし、有線データ通信網であっても、有線が不通の際には無線のデータ通信網に切り替え可能にした請求項8乃至13のうちのいずれか一項に記載の災害時弱者支援システム。
  15. 災害時弱者支援システムのセンターサーバのデータベースに事前登録した災害時における弱者及び各弱者を救護するヘルパーグループの各ヘルパーの所在場所に設置するマイクロコンピュータ内蔵の災害時弱者支援端末装置であって
    前記センターサーバから非常時のレベル及び種類に対応するトリガ信号を所定通信回線網を介して受信して光学的及び音響的アラームを発生するアラーム発生手段と、
    前記端末装置を制御する制御プログラム並びに非常時のレベル及び種類に応じて作成され、前記トリガ信号毎に対応する対応アナウンス情報を記憶する記憶手段と、
    前記トリガ信号に応答して対応アナウンス情報を出力する出力手段と、
    アラーム確認ボタンと、及び
    前記アラーム確認ボタンの操作により確認信号を前記センターサーバに送信する確認信号発生手段と
    を具える該災害時弱者支援端末装置において、
    前記弱者所在場所に設置する端末装置は、撮像手段を有するものとして構成し、前記センターサーバから緊急災害モードに対応するトリガ信号を受信した後、所定時間内に前記アラーム確認ボタン操作がなく、確認信号を発生しないとき自動的に前記撮像手段が動作するものとしたことを特徴とする災害時弱者支援端末装置。
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