JP3836340B2 - 睫毛又は眉等のケラチン繊維に製品を塗布するための装置 - Google Patents

睫毛又は眉等のケラチン繊維に製品を塗布するための装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、製品を収容し、それをケラチン繊維、特に睫毛又は眉に塗布するための装置に関する。本発明は、睫毛のメークアップ及び/又はその手入れに使用される製品、つまりマスカラの塗布に特に適している。このような製品は、それを塗布する装置と製品のレオロジーに応じて、睫毛を手入れし、色づけし、太くし、長さを出し、又はカールさせるために使用することができる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
アプリケータ装置としては、間に溝が形成されている歯部の列を具備してなる櫛型のものが知られており、アプリケータを、それが取り付けられている容器から引き抜くときに、その溝に製品が充填される。
歯部に製品溜まりを形成してアプリケータに独立性を付与するために、歯部が比較的広く離間せしめられ、2つの連続する歯部間の間隔は睫毛の直径よりずっと広い。このことは、睫毛が櫛によって把持されるとしても非常に弱くしか把持されず、睫毛を長くし、滑らかに仕上げ、又はカールさせることが非常に困難であることを意味している。
その他の装置、特に、固形材料形態のマスカラに使用されるブラシ型の装置では、処理されるべき繊維を捉える点が改善されている。しかしながら、剛毛の数が過剰であることから、製品を繊維に十分に付着させることが困難である。
【0003】
よって、本発明の目的の一つは、ケラチン繊維、特に睫毛又は眉に製品を塗布する装置であって、繊維に製品を十分に付着させることができると同時に、繊維との係合時に繊維をしっかりと絡めることができ、繊維を滑らかに仕上げ、及び/又は良好にカールさせ、及び/又は繊維を良好に長くすることができる装置を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、処理されるべき繊維に製品を素早くかつ均一に塗布することができる装置を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、使用が簡単でかつ製造費が安いアプリケータ装置を提供することである。
【0004】
本発明の更に他の目的は、特に、睫毛にメークアップ製品を塗布するためのアプリケータ装置であって、無数の形状を有し、メークアップの仕上がりを多様にすることができる装置を提供することである。
本発明の更なる目的は、成型、プレス又は鋳造等の通常使用される工業的製造技術を使用して製造することができるアプリケータ装置を提供することである。
それ以外の目的は、下記の詳細な説明からなお明らかになるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の側面では、これらの目的は、睫毛又は眉等のケラチン繊維に製品を塗布するための装置であって、装置の長軸Xに対して横に向けられた複数のアプリケータ部材を具備し、上記第一及び第二アプリケータ部材の間に、繊維が装置に係合するとき繊維のための少なくとも一つの狭小部分が形成されるように、第一のアプリケータ部材の周辺リム又は縁部の少なくとも一部が、第一のアプリケータ部材と連続する第二のアプリケータ部材の少なくとも一の対応部分から減少する距離にある装置を製作することによって達成される。
よって、本発明においては、アプリケータ部材の周辺リム又は縁部は、隣のアプリケータ部材の対応する部分と組合わさって少なくとも一の狭小部分(幅が低減した領域)、特にV字状のものを形成するもので、V字状の分岐部の形状は無数の形状、特に直線状もしくは湾曲した形状を呈することができる。
【0006】
アプリケータ部材の周辺リム又は縁部部分により少なくとも部分的に形成される狭小部分(又は二つの連続した部材を分離する幅が減少している領域)はアプリケータ装置の外方を向いており、よって処理される繊維に接近しやすく、これら繊維が狭小部分に容易に捕捉されるようにできる。この特徴は、分離表面の各側に交互に配置された歯部の形態のアプリケータ部材が、特にその各基部が交わるところでV字状部を形成している他の構造とは異なっている。それらの構造では、分離表面の面、すなわち装置内にV字状部が形成されている。
よって、塗布時には、アプリケータ装置が繊維、特に睫毛に係合すると、空間が塗布される製品で満たされているアプリケータ部材の間の空間に睫毛が係合する。睫毛に対するアプリケータ部材の動きに応じて、睫毛が二つの連続するアプリケータ部材により形成された漏斗状部に向けて案内される。漏斗状部の底部に達すると、あるいは漏斗状部の底に近づくと、睫毛は二つの連続するアプリケータ部材の間に把持される。そのような把持は睫毛上に製品を正しく広げ、その長さを長くし、カールさせ、分離させる役割を担っている。
【0007】
好ましくは、第二のアプリケータ部材の対応部分はまた第二の部材の周辺リム又は縁部の一部からなる。よって、狭小部分の最も狭い部分は多少ともアプリケータ装置の包絡面に存在し、アプリケータ装置を使用して処理される繊維は、二つの連続したアプリケータ部材の互いに収束する周辺リム又は縁部部分によって、これら狭い領域に向けて案内される。
装置の周囲に漏斗状部を配設したので、二つの連続するアプリケータ部材により形成された漏斗状部によって、特に処理される繊維を長くするかカールさせる目的で繊維を絡ませることがより簡単になる。装置により取り上げられ繊維に付着される製品の量が従来の装置と比較して増加する。
好ましくは、二つの連続するアプリケータ部材は装置の周囲の様々な点において互いに収束している。よって、アプリケータ装置の周囲に等間隔に離間した2、3又は4つの収束領域を設けることができる。二つの連続するアプリケータ部材の第一群の狭小部分は第2群の連続するアプリケータ部材の狭小部分と比較して同じ周方向位置(例えば図12)又は異なった周方向位置(例えば図11、13、14)を有しうる。
【0008】
好適には、第一の部材の周辺リム又は縁部が第二の部材の対応部分から減少する距離にある部分に、第一の部材の周辺リム又は縁部が第二の部材の対応する部分から増加する距離にある部分が続く。よって、二つの侵入狭小部分がつくり出され、かかる狭小部分により繊維が捉えられる可能性が増大せしめられ、これは装置の配置、特に処理される繊維に対する装置の配置に無関係である。減少する距離を持つ部分は一定の距離を持つ部分によって、特に有限の幅を持つ部分によって、増加する距離を持つ部分から分離されていてもよく、ここで二つの部材は互いに接触しているか、連結さえされている。
このような二つの侵入部構造は、特に断面が円形か角部又は突部を有する部材を使用して、部材を、漏斗状部を形成する二つの部材の間に収束した又は接線方向の接触(円形のアプリケータ部材の場合)(例えば図8)、又は角部又は突部に局在化した収束又は接触(例えば図2−6、9及び10)を得るように適切な形で互いに配置することにより得られる。一又は複数の可変幅を持ち、リムの大なる幅の領域又は点の各側で対称である形状を持つ同じ構造が得られる(例えば図11−14)。
得られた狭小部分は、それを形成している部材が互いに軸方向にずれているという点から生じる軸方向成分と、それを形成する部材の形状と相対配置のために装置の軸に対して横断方向にある成分を有している。
【0009】
好ましくは、アプリケータ部材は中央支持体に連結される。本出願の意味において「中央」という用語は、支持体がアプリケータ部材の外側縁部により形成された包絡面内に厳密に位置しているということを意味する。支持体はアプリケータ部材の幾何的中心を通過していてもよいし、そこからずれていてもよい。
第一の実施態様では、第一の部材のリム又は縁部部分が、第二の部材の対応部分の少なくとも一の点に接触している。接触は、二つの連続した部材の間の「材料橋部」(例えば図5)なしでも、あるいは二つの連続する部材を物理的に「材料橋部」(例えば図3)によってももたらされる。後者の場合、このような材料橋部は、単独で又は任意の中央支持体と組み合わさって、アプリケータ装置のための支持体を形成しうる。
他の実施態様では、第一の部材のリム又は縁部部分を、第二の部材の対応部分から分離する最小の距離がゼロではない(例えば図4)。しかし、この距離は好ましくは処理される繊維の直径にせいぜい等しく、先に述べたようにしてそれを把持することができる。
【0010】
本発明に特有の有利な特徴では、全ての狭小部分が同じ周方向位置を占める構造とは異なって、アプリケータ装置は、装置に対して周方向に互いにずれた少なくとも二の狭小部分を有する。よって、狭小部分への処理される繊維によるアクセスが大幅に容易になる。塗布動作も同じである。よってブラシ上に存在する製品の使用が最適化される。
好ましくは、装置は、少なくとも二群の狭小部分を有し、第一群は第一の軸に沿って配設され、第二群は第一群とは別の第二の軸に沿って配設されている。更に好ましくは、第一の軸と第二の軸は装置の長軸に平行であり、装置の長軸とは別となっている。第一及び第二の軸は直線状でもそうでなくてもよい(例えば螺旋状でもよい)。例を挙げると、狭小部分は装置の軸に沿った第一の軸と、第一の軸に平行な第二の軸に交互に配置されていてもよい(例えば図2−6、8、11−14)。更なる例を挙げると、狭小部分は装置の長軸に平行な4本の軸に沿って配置され装置の周囲において90°ずれている(例えば図9及び10)。よって、アプリケータ装置の周囲の回りに分布させられたこれらの狭小部分群の増加が、処理される繊維が狭小部分により捉えられる可能性を増大させる。
【0011】
アプリケータ部材は特に三角形、円形、矩形又は六角形の断面を有していてもよい。少なくとも一のアプリケータ部材の断面は、直線状、凹状又は凸状の縁部を有している(例えば図7aー7f)。
本発明に係るアプリケータ装置は、成形、特に熱可塑性材料のモールディング、加圧成形(プレス)又は鋳造により得られる。使用される材料は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリアセテート、エラストマーで、特にポリウレタン、ポリエステル(HYTREL(登録商標))、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ビニル又はポリアミド(PEBAX(登録商標))のもの、又は該材料の混合物でありうる。
本発明に係る装置を製造するために使用される材料に、フィラー、特にスリップ剤、例えばシリコーン、グラファイト、テフロン又は二硫化モリブデン、又は殺菌剤、又は磁化されていてもされていなくてもよい磁性粒子が導入されてもよい。
更に、材料の表面仕上げが、特に化学的に又はβ線もしくはγ線により改変され、アプリケータ部材の製品保持能力が改善されてもよい。
【0012】
アプリケータ部材の少なくとも一は、特にナイロン、綿、アセテート、ビスコース、ポリエステル又は該材料の混合体製のフロック加工部(例えば図8)で覆われている。このようなフロック加工は、製品を取り上げて繊維に移送するアプリケータ装置の能力を特に変更し、また繊維に沿っての製品の広げられ方を変更する。フロック加工部は異なった種類及び/又は異なった長さ及び/又は異なった直径の繊維の混合体を含んでいてもよい。
アプリケータ装置は直線状の又は湾曲した長軸に沿って配置されていてもよい。
本発明の好適な一実施態様では、少なくとも二の連続するアプリケータ部材が平坦で、相互に平行ではない二つの面に配置される。このような平面は支持体の長軸に対して斜めに向いていてもよい(例えば図2−4)。アプリケータ装置の軸線に対して二つの連続するアプリケータ部材がなす角度は必ずしも同じではない。よって、平面の一つが装置の長軸に対して斜めに配置され、平面の他方が装置の軸に直交していてもよい(図5)。アプリケータ装置の軸線に対してアプリケータ部材により形成されたこのような角度は45°から90°、好ましくは50°から90°、より好ましくは60°から90°と変化し得、該角度は角度が最小である軸線の側で測定される。実際には、角度は、塗布に対して望まれる特性に応じて、また二つの連続するアプリケータ部材の間の所望の間隙開けに応じて選択される。
【0013】
目安となる例を挙げると、二つの連続した部材間の最も大なる距離は、つまり各縁部が最も離れている点で、1mmから5mm、好ましくは1.5mmから4mm、より好ましくは1.5mmから1.3mmである。
本発明に係る装置を構成するアプリケータ部材の数は10から40、好ましくは10から20でありうる。装置の断面が内接する円の直径は3mmから10mm、好ましくは4mmから8mm、より好ましくは5mmから7mmでありうる。
好適には、アプリケータ部材は部材の周縁部から突出する、特に釘部(ペグ部)の形態の一又は複数の部材を有し、該突出部材はアプリケータ部材の平均面(基準面)又は平均面の外方に延びる(例えば図8)。このような突出部材は、製品が塗布された後に繊維が分離されるのを容易にする。
周辺縁部を介してのそのような部材間の接触又は収束は、円形のアプリケータ部材の場合の接線方向のものでも(例えば図8)、断面がそのような角部又は突部を示すアプリケータ部材の場合には各角部又は突部を介して局在化されていてもよく、アプリケータ部材の相互の配置が装置の周囲の回りの狭小部分の位置を定めている(例えば図2−6)。
【0014】
アプリケータ部材は、程度の差はあれ平面において延び、少なくとも一つが面の外方に延びる少なくとも三つの角部又は突部を示す断面を有しており、少なくとも一つの狭小部分を形成している(例えば図9及び10)。よって、アプリケータ部材の断面に存在する角部と同じほど多くの狭小部分が二つの連続する部材間に形成されうる。
角部又は突部は面の各側に交互に対向していてもよい(例えば図10)。よって、ある部材は、それを囲むアプリケータ部材の各々と狭小部分を形成する役割を果たし、アプリケータ部材の第一の側に対向する角部は当該アプリケータ部材の第一の側に配置されたアプリケータ部材と一(又は複数)の漏斗状部を形成し、アプリケータ部材の第一のものとは反対の第二側に対向する角部は、当該アプリケータ部材の第二の側に配置されたアプリケータ部材と共に一(又は複数)の漏斗状部を形成している。このような構造によれば、アプリケータ装置の全長に沿って同じであり得る形状の漏斗状部が形成される。
あるいは、角部又は突部の幾つかが平均面の一側に対向し、他のものが程度の差はあれ平均面に配置されている(例えば図9)。
あるいはまた、角部が面の同じ側に対向している。
【0015】
あるいはまた、角部又は突部はアプリケータ部材の平均面に交互に配置されるか、平均面の一つの同じ側に対向している(例えば図9)。この構造では、第一の部材と第一の部材に連続した第二の部材が互い面と面を向け合って配置され、第二の部材と該第2の部材に連続した第三の部材が背と背を向け合って配置されている。そしてこれが異なった形状を有する漏斗状部をつくり出し、互いに面と面を向け合って配置された二つの部材により形成された漏斗状部の形状は、背と背を向け合って配置された二つの部材により形成された漏斗状部の形状とは異なっている。
よって、第一の部材の折り返された角部(又は突部)は、第二の部材の平坦な角部(又は突部)に対向し、第一の形状を有する狭小部分を形成しているか、又は第一の部材に向けて折り返された角部(又は突部)に対向し(例えば図10)、第一のものとは異なる第二の形状を有する漏斗状部を形成している。あるいは、第三のタイプの形状は、第二の部材の平坦な第二の角部に対向(又は接触しさえ)する第一の部材の平坦な第一の角部を配置することにより得ることができ、第一の部材の平坦な第一の角部は、第二の部材の反対方向に面する少なくとも一の平坦でない角部に隣接し、第二部材の第二の角部は第一の部材の反対方向に面する少なくとも一の平坦でない角部に隣接している(例えば図9)。3種の形状の全てが同じ装置に、特に交互に見いだされうる。
【0016】
他の実施態様では、アプリケータ部材は程度の差はあれ面に広がり、該面に対して横に向けられ、アプリケータ部材の全て又は一部を囲む周辺リムを有しており、該リムは一定でない幅を少なくとも部分的に有している(例えば図11−14)。このようなリムは、アプリケータ部材の横断面と組み合わされて、アプリケータ装置が繊維に係合するとき繊維が係合せしめられる、毛管現象により製品の保持を可能にする容積を形成する役割を果たす。
アプリケータ装置の軸線に沿って測定したリムの幅はその狭い部分の0からその広い部分の2mmの範囲でありうる。リムの最大幅は0.2mmから2mm、好ましくは0.4mmから1.5mm、より好ましくは0.5mmから1mmである。
好適には、リムは、徐々に幅が減少する部分が続く徐々に幅が増大する少なくとも一部分を有している(例えば図11−14)。再び、処理される繊維のための二つの侵入部を持つ狭小部分がこのようにして形成される。
【0017】
リムは装置の長軸に平行に配置されている(例えば図11−12)。あるいは、リムは装置の長軸に対して分散するように配置されている(例えば図13)。あるいはまた、リムは装置の長軸に対して収束するように配置されている(例えば図14)。
好適には、第一のリムは、平均面の第一側に対向し、第二のリムは第一の側とは反対の平均面の第二の側に対向する(例えば図11−14)。特定の実施態様では、第一のリムは第二のリムの形状に対して、例えば180°ずれている形状を有している。
あるいは、リムは面の一つの同じ側に全体が形成されていてもよい。
第一の部材の一つのリムの大なる幅の領域は、第一のものに隣接する第二の部材の周辺リムの大なる幅の領域に面して配置されていてもよく、よって第一の形状を有する狭小部分を形成している(例えば図11、13及び14)。あるいは、第一の部材の大なる幅の領域は第二の部材の周辺リムの小なる幅の領域に対向して配置されていてもよく、よって第一のものとは異なる第二の形状を有する狭小部分を形成する(例えば図12)。二つの形状は同じ装置上に特に交互に見いだされうる。
【0018】
本発明の第二の側面では、第一の端部が把持部材に取り付けられるか該把持部材を形成し、第一の端部と反対側の第二の端部が第一の側面によるアプリケータ装置に取り付けられる棒状体を含んでなるアプリケータが製作される。棒状体はアプリケータ装置と共に成形することにより得られうる。あるいは、棒状体はスナップ締結、接着又は溶接によりアプリケータ装置に取り付けられ固定されうる。棒状体が形成される材料はアプリケータ装置が形成される材料と同一でも異なっていてもよい。
好適には、把持部材はまたアプリケータを備えた容器の開口部を開放自在に閉止可能な部材を形成している。アプリケータ装置の長軸は棒状体の長軸に平行か該長軸を横断しうる。棒状体に対するアプリケータ装置の配置の間の選択は、処理される繊維の性質と位置に応じて、また所望の動きに応じてなされる。収容塗布装置の所望の外観もまたある役割を果たしうる。
【0019】
本発明の第三の側面では、製品を収容しケラチン繊維、例えば睫毛又は眉に塗布する装置(例えば図1)であって、製品を含む容器を含み、該容器が、絞り取り部材が近傍に配設された開口部を形成し、本発明の第二の側面に係るアプリケータが装備された装置が製作される。絞り取り部材は発泡体、特に連続気泡又は半連続気泡発泡体の形態、あるいはアプリケータ装置が容器から引き抜かれるときにアプリケータ装置を拭い取ることが可能な、特にエラストマー製の、唇部を備えた環状部材の形態をとりうる。
このような装置は好適には睫毛又は眉用の組成物、特にマスカラを収容し塗布するために使用されうる。
上述した構成とは別に、本発明は、添付の図面と共に説明する幾つかの非限定的な実施態様を参照して以下に説明する所定数の他の構成からなる。
なお、図中、寸法、特にアプリケータ部材間の間隔は、図面の理解を容易にするためにわざと誇張して描かれている。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係るアプリケータ装置1を備えた収容塗布装置100を示しており、その多くの実施態様を以下に詳細に説明する。装置100は、マスカラ等の化粧品の貯留分を含む容器101とアプリケータ110を具備している。アプリケータ110は、装置1と同心に配置された棒状体102の一端に固定されたアプリケータ装置1を具備している。棒状体102の他端は、容器101を閉止状態でシールするキャップをも構成する把持部材105に取り付けられている。容器101は、ここでは連続気泡又は半連続気泡発泡体のブロック107からなる絞り取り部材106を具備しており、これを貫通して軸方向に透孔(スロット)又は通路が設けられており、その透孔又は通路を形成している縁部は応力を受けていない状態では程度の差はあれ接触している。アプリケータ110が容器101に取り付けられると、アプリケータ装置1が発泡体ブロック107と容器の底部の間に完全に保持される。絞り取り部材としては、その他に、例えば一端が可撓性の環状縁部で終端する円筒状のスリーブを使用してもよい。
【0021】
アプリケータを使用するにあたって、使用者は把持部材105からなるキャップのネジを緩めて開け、容器101からアプリケータ110を抜き出す。このとき、アプリケータ装置1は、絞り取り部材106の中を通過せしめられるので、アプリケータ装置1のアプリケータ部材上に広がる製品量が定量となる。アプリケータの抜き出し動作は、(アプリケータ装置1の軸と一致する)アプリケータ110の軸に対して程度の差はあれ縦方向に沿った方向になされる。使用後、使用者はアプリケータを容器に戻すが、この時にもアプリケータ装置1が絞り取り部材106の中を通過する。
図2は、第1の実施態様に係るアプリケータ装置1の部分図を示す。長軸Xを持つアプリケータ装置は、複数のアプリケータ部材3が連結された中央支持体2を具備している。この実施態様に係るアプリケータ装置は、ポリエチレンを成形して得られる。アプリケータ部材は程度の差はあれ平坦な形状を有しており、その断面は三角形である。アプリケータ部材3は互いに斜めに配置され、あるアプリケータ部材4の基部が当該アプリケータ部材の一側に位置するアプリケータ部材7の基部6と接触し(又はいくらか接触し)、当該アプリケータ部材4の頂部8が当該アプリケータ部材4の他側に位置するアプリケータ部材10の対応する頂部9と接触する(又はいくらか接触する)。
【0022】
このようにしてアプリケータ部材4とアプリケータ部材7との間に第一の狭小部分11が形成され、その最も狭い領域は部材4及び7の共通する基部の全幅に沿って延びている。同様に、もうひとつの狭窄部12がアプリケータ部材4とアプリケータ部材10の間に形成され、その最も狭い領域は頂部8と9が交わる所である。
部材4及び10が斜めに配置されているので、頂部8及び9に形成された狭小部分12が、互いに徐々に収束する二つの縁部部分により形成された第一の領域を、互いから徐々に離れる二つの縁部部分により形成された第二の領域から分離し、処理される繊維に対して、一つの同じ狭小部分に対して二つの入り口をつくり出す。同じことが狭小部分11についても言え、徐々に収束する縁部を持つ部分が、部材4及び7の基部5、6の幅に対応する平行な縁部を持つ部分によって徐々に広がる縁部を持つ部分から分離されている。
【0023】
塗布の際には、二つの連続した部材の間に配された睫毛がアプリケータ部材3の主要面上に毛管現象により保持された製品に接触せしめられる。睫毛に対するアプリケータ装置の動きに応じて、睫毛が頂部及び二つの連続する部材の基部のそれぞれの合致点に形成された狭小部分11、12に向けて案内される。このとき、睫毛は狭小部分に把持され、その把持は睫毛を円滑にし長くしそれをカールさせることを促進する。
図3から明らかなように、狭小部分11、12では、頂部8、9と二つの部材(4、7;4、10)の平行な基部が材料の橋部13、14により連結され、全体に大なる剛性を付与し、このように形成された狭小部分により睫毛がよりしっかりと捉えられるようにする。装置の軸線Xに対するアプリケータ部材の傾斜角αは80°のオーダーである。
【0024】
図4に示された他の実施態様では、狭小部分11、12では、二つの部材(4、7;4、10)の頂部8、9と平行な基部5、6は互いに離れている。しかしながら、この距離は狭小部分11及び12がその役割を十分に果たす、つまり睫毛を円滑にし長くし又はカールさせる目的で睫毛を絡ませることができるように十分に小さくなければならない。この実施態様によれば、より多量の製品を処理される繊維に付着させることができるようになり、またより優しい使用状態が提供される。
(図面の簡単化のために)図2−4には示してはいないが、支持体はアプリケータ装置の塗布領域を軸方向に形成し、図1を参照して上において検討した絞り取り部材をアプリケータ装置1が貫通するのを容易にするような形状とされた前部及び後部を有している。このような前部及び後部は後記する図11−14の実施態様を参照して説明される。更に、アプリケータ装置1の自由端に対して反対の端部である支持体2の端部は、アプリケータ装置を連結棒状体の中空端部内に特にスナップ締結により取り付けることを可能にする手段(図2−4の部分図には示していない)を有しうる。
【0025】
図2−4では、アプリケータ部材(全体が参照番号3で表されている)は互いに対称に二つずつ傾斜している。図5では、各対の連続するアプリケータ部材3に対して、一つ4が装置の軸に直交して配置され、他のもの10が装置1の軸に対して斜めに配置されている。このような配置により、アプリケータ装置1により取り上げられる製品の量を過度に減少させたり繊維が装置1のアプリケータ部材3の間に係合する能力を過度に減少させないで装置の軸に沿って狭小部分11及び12をより接近させた間隔にすることが可能になる。更に、狭小部分11及び12では、対応する頂部5,6及び8,9は互いに接触しているが、材料の橋部による連結はされていない。結果については、この構造では、図3及び4の実施態様で得られたものの間のものを得ることが可能になる。
【0026】
図2−5の実施態様では、狭小部分12の第一群がX軸に平行な第一の軸Yに沿って配置されている。狭小部分11の第二群はアプリケータ装置1のX線に平行な第二の軸Zに沿って中心が配置され、軸YとZは装置のX軸に対して互いに反対の側に配置されている。
あるいは、三角形のアプリケータ部材を適切に配置することにより、各アプリケータ部材がそれを囲む二つの部材の各々と本質的に単一の頂部で接触している構造を得ることができる。このような構造によれば、狭小部分は周方向に60°分離した3本の軸に沿って配置された3つの群として分散されている。
【0027】
図6の実施態様では、狭小部分は互いに周方向に数度ずれており、アプリケータ装置1の周部の丁度回りを等間隔に又は他の形で分散させられている。この後者の構造では、装置1上に多数のアプリケータ部材3を存在させることができるようになり、睫毛を長くし、更に分離させることができるが、付着される製品量が少し低くなって犠牲になる。従って、このような構造は、自然のあまり重くないメークアップの外観が望まれいている場合にはより適している。
図7(a)−7(f)から明らかなように、アプリケータ部材3は任意の断面を有しうる。図7(a)では、アプリケータ部材3の断面は凹状の縁部を持つ三角形の形状であり、アプリケータ部材3の角部に比較的顕著な突出効果をもたらす。図7(b)では、アプリケータ部材3の断面は凹状の縁部を持つ矩形の形状であり、アプリケータ部材3の角部に同じ突出又は突部効果をもたらす。図7(c)では、アプリケータ部材3の断面は直線状の縁部を持つ三角形の形状である。図7(d)では、アプリケータ部材3の断面は直線状の縁部を持つ六角形の形状である。図7(e)では、アプリケータ部材3の断面は直線状の縁部を持つ矩形の形状である。図7(f)では、アプリケータ部材3の断面は円形の形状である。
【0028】
図8の実施態様では、アプリケータ部材(全体に参照番号30が付された)はディスクからなる。特に、二つのディスク31及び32が約75°だけ互いに傾斜しており、狭小部分34を形成するようにその周部上の点で収束している。これに対して、ディスク32はディスク31とは反対側に配置されたディスク33に向けて収束し、狭小部分34と直径方向に反対の狭小部分35を形成する。アプリケータ部材30はフロック加工36の被覆部で被覆されている。狭小部分34、35の近傍のその周囲のディスク31−33の各々は対応するアプリケータ部材30の周辺縁部から突出する釘部(ペグ部)37を有している。このような釘部は製品が塗布された後に繊維の分離を改善する役割を果たしている。
二つの連続するディスクの間に接線方向の(タンジェンシャルな)接触のために、各狭小部分34及び35は、互いに徐々に分かれる二つの縁部部分により形成された第二の領域から互いに徐々に収束する二つの縁部部分により形成された第一の領域を分離し、よって処理される繊維に対して、一つの同じ狭小部分に対する二つの入り口をつくり出す。
【0029】
図9の実施態様では、アプリケータ部材(全体に参照番号40が付された)は程度の差はあれ矩形の断面の部材からなり、互いに対向して配されたその二つの角部はアプリケータ部材の一側に向けて折り返され、他の二つの角部はアプリケータ部材の平均面に程度の差はあれ配置されている。よって、アプリケータ部材41は、部材41に対して「面と向かう」構造に配置された、隣接する部材46の二つの折り返された角部44、45に向けて折り返された二つの角部42、43を有している。アプリケータ部材41の折り返された角部42及び43と隣接するアプリケータ部材46の折り返された角部44、45の相互作用により、これらの二つのアプリケータ部材41、46の間に二つの狭小部分47、48を形成することが可能になり、該二つの領域47、48が互いに反対に位置している。
同様に、アプリケータ部材46は装置の軸線Xに直交する面に程度の差はあれ配置され、二つの狭小部分52を形成するように(部材46に対して部材41の反対側に位置せしめられた)アプリケータ部材51の二つの折り返されていない角部50に接触せしめられる二つの折り返されていない角部49を有しており、これらの狭小部分52を形成する縁部の形状は狭小部分47、48を形成する縁部の形状とは異なっている。よって、この実施態様に係るアプリケータ装置の周部にわたって、互いに90°ずれた4列の狭小部分が形成されている。
【0030】
図10の実施態様では、アプリケータ部材(全体に参照番号60が付された)は程度の差はあれ矩形の断面の部材からなり、互いに対向して配されたその二つの角部はアプリケータ部材の一側に向けて折り返され、他の二つの角部はアプリケータ部材の他側に向けて折り返されている。よって、アプリケータ部材61は、それ自身がアプリケータ部材61に向けて折り返された隣接する部材66の二つの角部64、65に向けて折り返された二つの角部62、63を有している。アプリケータ部材61の折り返された角部62及び63と隣接するアプリケータ部材66の折り返された角部64、65の相互作用により、これらの二つのアプリケータ部材61、66の間に二つの狭小部分67、68を形成することが可能になり、該二つの領域67、68が装置の軸線に対して互いに反対側に位置している。
同様に、アプリケータ部材66は、角部64、65と反対の方向に折り返され、二つの狭小部分72を形成するように(部材66に対して部材61の反対側に位置せしめられた)アプリケータ部材71の二つの折り返された角部70に接触せしめられる二つの角部69を有しており、これらの狭小部分72を形成する縁部の形状は狭小部分67、68を形成する縁部の形状と同一である。よって、前の実施態様と同じように、アプリケータ装置の周部にわたって、互いに90°ずれた4列の狭小部分が形成されている。
【0031】
図11の実施態様では、アプリケータ部材(全体に参照番号80が付された)は、アプリケータ装置1の軸線Xに直交して配置され、ディスクの平均面に直交して配置されその幅(軸線Xに沿った)がディスクの周部に沿って変わりうる少なくとも一つのリムを有している円形断面の部材からなる。
よって、特定のアプリケータ部材81は、第一の点83での0から、ディスク81上の点83と直径方向に反対の第二の点84の最大値まで、幅が増大する横断壁97の一側に向く第一のリム82を、その周囲に形成する横断壁97を有している。リムはアプリケータ装置1の軸線Xに平行に配置されている。リム82が最も広いディスク81上の点84は、ディスク81と連続したディスク86の一側に形成されたリム85の大なる幅の点88に対向し、よって、二つの点84、88の間に狭小部分87を形成している。リム82と同様にして、ディスク86のリム85は、徐々に減少してリム82のより小なる幅の点83に対向して配置された点89では程度の差はあれゼロになる幅であり、二つの連続するアプリケータ部材の間に最大の分離領域を形成している。
【0032】
リムの最大幅は0.7mmのオーダーである。他の実施態様と同じようにして、二つの連続する部材は、それらが形成する狭小部分において近接している(あるいは橋部により連結さえされている)か、接近した間隔となっている。
リム82と反対側には、アプリケータ部材81は、程度の差はあれゼロと最大値の間に漸次変化する幅を持つ第二のリム90を有しており、変化形状はリム82の変化形状に対して180°ずれている。図11から分かるように、またリム82と同じようにして、リム90のより大なる幅の領域は、(ディスク81に対してディスク86とは反対側に位置する)ディスク92の側に形成されたリム91の大なる幅の領域に対向し、狭小部分87に対して180°ずれた狭小部分93を形成している。リム90の最も狭い幅の領域はディスク92により形成されたリム91の最も狭い幅の領域に対向している。
よって、この実施態様によれば、アプリケータ装置は180°ずれた二列を有しており、それぞれが二つの連続するアプリケータ部材の間の交互の狭小部分87、93と最大間隔領域を有している。
【0033】
アプリケータ装置はまた図1に示された装置100が装備されたタイプの絞り取り装置106にアプリケータ装置1が貫通するのを容易にするような形状とされた前部98及び後部99を有している。
塗布時には、狭小部分はこれまでの実施態様においてなしたものと同じ機能を果たす。しかし、可変幅のリムは、狭小部分に係合されると同時に処理される繊維が接触せしめられる多量の製品を保持できる容積を狭小部分の近くに形成する役割を果たす。よって、製品は繊維の上に付着させられ、また同時に繊維に沿って広げられる。更に、狭小部分の存在のために、繊維は捉えられ、よってカールされ及び/又は長くされる。
【0034】
図12のの実施態様では、アプリケータ部材は、これまでの実施態様におけるアプリケータ部材のものと同じ構造を有している。しかし、アプリケータ部材80は、ディスク86のリム85の大なる幅の領域が隣接するディスク81のリム82の小なる幅の領域に対向するように対をなして配置され、得られた狭小部分87はこれまでの実施態様の狭小部分87の形状とは異なった形状を有している。同様に、ディスク92のリム91の大なる幅の領域は隣接するディスク81のリム90の小なる幅の領域に対向し、得られた狭小部分93は狭小部分87のものと同じ形状を有している。更に、二列の狭小部分の各々において、後者は、二つのアプリケータ部材の間の最大の分離領域によって分離されていないので、より接近して離間している。
図13の実施態様は、横断リム82,85,90,91が平行になるように配置されるのではなく装置の軸線Xから分かれるように配置されている点以外は、図11の実施態様と同様である。図12を参照して検討したものと同じようにして、アプリケータ部材80の構造は、あるアプリケータ部材のリムの大なる幅の領域がそれを囲む部材のリムの小なる幅の領域に面して、またその逆に配置されるように変形されうる。
【0035】
図14の実施態様は、横断リム82,85,90,91が平行になるように配置されるのではなく装置の軸線Xに対して収束するように配置されている点以外は、図11の実施態様と同様である。図12を参照して検討したものと同じようにして、アプリケータ部材80の構造は、あるアプリケータ部材のリムの大なる幅の領域がそれを囲む部材のリムの小なる幅の領域に面して、またその逆に配置されるように変形されうる。
このようにリムの配置によって、アプリケータ部材の製品を輸送し処理繊維にそれを放出する能力が変更される。アプリケータ装置の分離し長くしカールさせる特性がまた変更され、ある構造又は他のものの選択は製品のレオロジー及び/又は塗布の所望の特性基づいてなされる。塗布の穏やかさとその速度がまた影響を受ける。
【0036】
上述の詳細な説明では、本発明の幾つかの好適な実施態様を説明した。特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しないで、その実施態様に変形を加えることができることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るアプリケータ装置が装備された装置の一実施態様を示す。
【図2】 本発明に係るアプリケータ装置の第一の実施態様の一形態を示す。
【図3】 図2と同様の図である。
【図4】 図2と同様の図である。
【図5】 図2と同様の図である。
【図6】 図2と同様の図である。
【図7】 (a)から(f)は本発明に係るアプリケータ装置を提供するために使用することができるアプリケータ部材の様々な断面図を示す。
【図8】 本発明に係るアプリケータ装置の第二の実施態様を示す。
【図9】 本発明に係るアプリケータ装置の第三の実施態様を示す。
【図10】 本発明に係るアプリケータ装置の第四の実施態様を示す。
【図11】 本発明に係るアプリケータ装置の第五の実施態様を示す。
【図12】 図11と同様の図である。
【図13】 本発明に係るアプリケータ装置の第六の実施態様を示す。
【図14】 本発明に係るアプリケータ装置の第七の実施態様を示す。
【符号の説明】
1 製品塗布装置
3,30,40,60,80 アプリケータ部材
4,32,46,66,81 第一のアプリケータ部材
7,10,31,33,41,
51,61,71,86,92 第二のアプリケータ部材
11,12,34,35,47,48,
49,67,68,72,87,93 狭小部分

Claims (48)

  1. 睫毛又は眉等のケラチン繊維に製品を塗布するための装置(1)において、複数のアプリケータ部材(3,30,40,60,80)が装置の長軸Xに対して横に配されて設けられ、第一のアプリケータ部材(4,32,46,66,81)の周辺リム又は縁部の少なくとも一部が、該第一のアプリケータ部材と連続する第二のアプリケータ部材(7,10,31,33,41,51,61,71,86,92)の少なくとも一の対応部分から減少距離にあり、上記繊維が装置に係合するとき繊維のための少なくとも一つの、第1と第2のアプリケータが接触または接近する近傍の狭小部分(11,12,34,35,47,48,49,67,68,72,87,93)が上記第一及び第二アプリケータ部材の間に形成されるように構成された装置。
  2. 第二のアプリケータ部材の上記対応部分が該第二のアプリケータ部材の周辺リム又は縁部の一部からなることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 上記第一のアプリケータ部材(4,32,46,66,81)の周辺リム又は縁部が、上記第二のアプリケータ部材(7,10,31,33,41,51,61,71,86,92)の対応部分から減少距離にある部分に、上記第一のアプリケータ部材の周辺リム又は縁部が上記第二のアプリケータ部材の対応部分から増加距離にある部分が続くことを特徴とする請求項1又は2に記載の装置(1)。
  4. 上記アプリケータ部材(3,30,40,60,80)が中央支持体(2)に連結されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の装置(1)。
  5. 第一のアプリケータ部材(4,32,46,66,81)の上記リム又は縁部部分が、上記第二のアプリケータ部材(7,10,31,33,41,51,61,71,86,92)の対応部分の少なくとも一の点に接触していることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の装置(1)。
  6. アプリケータ部材(3,30,40,60,80)が、各リム又は縁部の少なくとも一の点(13,14)を介して対になるように連結され、上記アプリケータ部材を対になるように連結する点が該塗布装置(1)の支持体として作用することを特徴とする請求項5に記載の装置(1)。
  7. 第一のアプリケータ部材(4,32,46,66,81)の上記リム又は縁部を、第二のアプリケータ部材(7,10,31,33,41,51,61,71,86,92)の対応部分から分離する最小距離がゼロではないことを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の装置(1)。
  8. 装置に対して周方向に互いにずれた少なくとも二の狭小部分を有することを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載の装置(1)。
  9. 上記狭小部分(11,12,34,35,47,48,49,67,68,72,87,93)が少なくとも二の群として配設され、第一群が第一の軸(Y)に沿って配設され、第二群が第一群とは別の第二の軸(Z)に沿って配設されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 上記アプリケータ部材(3,30,40,60,80)の少なくとも一つが三角形、円形、矩形又は六角形の断面を有することを特徴とする請求項1ないし9の何れか1項に記載の装置。
  11. 上記アプリケータ部材(3,30,40,60,80)の少なくとも一の断面が、直線状、凹状又は凸状の縁部を有していることを特徴とする請求項1ないし10の何れか1項に記載の装置。
  12. 成形、特に熱可塑性材料のモールディング、加圧成形又は鋳造により得られることを特徴とする請求項1ないし11の何れか1項に記載のアプリケータ装置(1)。
  13. 上記熱可塑性材料が、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリアセテート、エラストマーで、特にポリウレタン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ビニル又はポリアミドのもの、又は該材料の混合物であることを特徴とする請求項12に記載の装置(1)。
  14. 上記材料が、フィラー、特にスリップ剤、例えば、シリコーン、グラファイト、ポリテトラフルオロエチレン又は二硫化モリブデン、又は殺菌剤、又は磁化されていてもされていなくてもよい磁性粒子を含むことを特徴とする請求項12又は13に記載の装置(1)。
  15. 材料の表面仕上げが、特に化学的に又はβ線もしくはγ線により改変され、上記アプリケータ部材(3,30,40,60,80)の製品保持能力が改善されてなることを特徴とする請求項12ないし14の何れか1項に記載の装置(1)。
  16. 上記アプリケータ部材(3,30,40,60,80)の少なくとも一が、特にナイロン、綿、アセテート、ビスコース、ポリエステル又は該材料の混合体製のフロック加工部(36)で被覆されていることを特徴とする請求項1ないし15の何れか1項に記載の装置(1)。
  17. フロック加工部(36)が、異なった種類及び/又は異なった長さ及び/又は異なった直径の繊維の混合体を含んでなることを特徴とする請求項16に記載の装置(1)。
  18. アプリケータ部材(3,30,40,60,80)が直線状の又は湾曲した長軸に沿って配置されていることを特徴とする請求項1ないし17の何れか1項に記載の装置(1)。
  19. 少なくとも二の連続するアプリケータ部材(4,7,10,31,32,33)が平坦で、相互に平行ではない二つの平均面に配置されたことを特徴とする請求項1ないし18の何れか1項に記載の装置(1)。
  20. 上記二つの面が装置の長軸に対して斜めに向けられていることを特徴とする請求項19に記載の装置(1)。
  21. 上記平均面の一つが装置の長軸(X)に対して斜めに向けられ、上記平均面の他方が上記軸(X)に直交していることを特徴とする請求項19に記載の装置(1)。
  22. 少なくとも一のアプリケータ部材(31,32,33)が上記アプリケータ部材の周縁部から突出する一又は複数の部材(37)を有し、該突出部材(37)がアプリケータ部材の平均面において又は該平均面の外方に延びることを特徴とする請求項19ないし21の何れか1項に記載の装置(1)。
  23. 第一のアプリケータ部材(31)と該第一のアプリケータ部材と連続するが該第一のアプリケータ部材と平行ではない第二のアプリケータ部材(32)が、上記第一及び第二のアプリケータ部材に対して接線方向の狭小部分(34)を形成していることを特徴とする請求項19ないし22の何れか1項に記載の装置。
  24. 少なくとも一の狭小部分(12)が、第一のアプリケータ部材に連続し第一のアプリケータ部材に平行ではない第二のアプリケータ部材(10)の少なくとも一の対応する角部(又は突部)(9)に対向し、又は接触しさえする、第一のアプリケータ部材(4)の少なくとも一の角部(8)(又は突部)により形成されてなることを特徴とする請求項19ないし22の何れか1項に記載の装置。
  25. 少なくとも一のアプリケータ部材(41,46,51,61,66,71)が実質的に隣接するアプリケータ部材と互いに対向して延び、少なくとも一つが隣接するアプリケータ部材に対向する方向に延びる少なくとも三つの角部(又は突部)(42−45,50,62−65,70)を有することを特徴とする請求項1ないし18の何れか1項に記載の装置(1)。
  26. 上記角部又は突部(62−65,70)が上記平均面の各側に交互に対向していることを特徴とする請求項25に記載の装置(1)。
  27. 上記角部又は突部(42−45)が上記面の同じ側に対向していることを特徴とする請求項25に記載の装置(1)。
  28. 角部又は突部(42−45)の幾つかが上記平均面の一側に対向し、他のものが上記平均面に実質的に配置されていることを特徴とする請求項25に記載の装置(1)。
  29. 上記角部又は突部(42−45,50)がアプリケータ部材の平均面に交互に配置されるか、上記平均面の一つの同じ側に対向していることを特徴とする請求項28に記載の装置(1)。
  30. 第一のアプリケータ部材(41)と第一のアプリケータ部材に連続した第二のアプリケータ部材(46)が互い面を向け合って配置され、上記第二のアプリケータ部材(46)と該第二のアプリケータ部材に連続した第三の部材(51)が背と背を向けて配置されていることを特徴とする請求項29に記載の装置。
  31. 第一のアプリケータ部材に対向する第二のアプリケータ部材(46)の少なくとも一の対応する角部(44)(又は突部)に対向する、第一のアプリケータ部材(41)の少なくとも一の角部(42)(又は突部)により形成された少なくとも一の狭小部分(47)、及び/又は第二のアプリケータ部材の少なくとも一の対応する角部(又は突部)に対向する、第一のアプリケータ部材の少なくとも一の角部(又は突部)によって形成され、上記第二のアプリケータ部材の実質的に平均面に配設された少なくとも一の狭小部分を有していることを特徴とする請求項25ないし30の何れか1項に記載の装置(1)。
  32. 上記第二のアプリケータ部材の平均面に配置された第二のアプリケータ部材(46)の少なくとも一の対応する角部(50)(又は突部)に対向(又は接触しさえ)する、上記第一のアプリケータ部材の平均面に多かれ少なかれ配置された第一のアプリケータ部材(46)の少なくとも一の角部(49)(又は突部)により形成された少なくとも一の狭小部分(52)を有していることを特徴とする請求項25ないし31の何れか1項に記載の装置(1)。
  33. 上記アプリケータ部材(80,83,86,92)の少なくとも一つが、実質的に平均面に広がり、該面に対して横に向けられ、上記アプリケータ部材の全て又は一部を囲む少なくとも一つの周辺リム(82,85,90,91)を有し、該リムが一定でない幅を少なくとも部分的に有していることを特徴とする請求項1ないし18の何れか1項に記載の装置(1)。
  34. リム(82,85,90,91)が、徐々に幅が減少する部分が続く徐々に幅が増大する少なくとも一部分を有していることを特徴とする請求項33に記載の装置(1)。
  35. 各リム(82,85,90,91)が装置の長軸(X)に対して平行に向けられていることを特徴とする請求項33又は34に記載の装置(1)。
  36. 各リム(82,85,90,91)が装置の長軸(X)に対して広がるように向けられていることを特徴とする請求項33又は34に記載の装置(1)。
  37. 各リム(82,85,90,91)が装置の長軸(X)に対して収束するように向けられていることを特徴とする請求項33又は34に記載の装置(1)。
  38. 第一のリム(82)が上記平均面の第一の側に対向し、第二のリム(90)が第一の側とは反対の上記平均面の第二の側に対向することを特徴とする請求項33ないし37の何れか1項に記載の装置(1)。
  39. 上記第一のリム(82)が、上記第二のリム(90)の形状に対して、約180°ずれている形状を有していることを特徴とする請求項38に記載の装置(1)。
  40. リム(82,90)が上記面の一つの同じ側に全体が形成されていることを特徴とする請求項33ないし37の何れか1項に記載の装置(1)。
  41. リムの最大幅が0.2mmから2mm、好ましくは0.4mmから1.5mm、より好ましくは0.5mmから1mmであることを特徴とする請求項33ないし40の何れか1項に記載の装置(1)。
  42. 少なくとも一つの狭小部分(87)が、第一のアプリケータ部材と連続する第二のアプリケータ部材(86)の周辺リム(85)の大なる幅の少なくとも一部分に対向して(あるいは接触さえして)配設された第一のアプリケータ部材(81)の周辺リム(82)の大なる幅の少なくとも一部分により形成されたことを特徴とする請求項33ないし41の何れか1項に記載の装置。
  43. 少なくとも一つの狭小部分(93)が、第一のアプリケータ部材と連続する第二のアプリケータ部材(81)の周辺リム(90)の小なる幅の少なくとも一部分に対向して(あるいは接触さえして)配設された第一のアプリケータ部材(92)の周辺リム(93)の大なる幅の少なくとも一部分により形成されたことを特徴とする請求項33ないし42の何れか1項に記載の装置。
  44. 第一の端部が把持部材(105)に取り付けられるか該把持部材を形成し、第一の端部と反対側の第二の端部が請求項1ないし43の何れか1項に記載のアプリケータ装置(1)に取り付けられたステム部(102)を含んでなるアプリケータ(110)。
  45. 上記把持部材(105)がまた上記アプリケータ(110)を備えた容器(101)の開口部を開放自在に閉止可能な部材を形成していることを特徴とする請求項44に記載のアプリケータ(110)。
  46. アプリケータ装置(1)の長軸(X)がステム部(102)の長軸に平行か該長軸を横断することを特徴とする請求項44又は45に記載のアプリケータ(110)。
  47. 製品を収容し睫毛又は眉等のケラチン繊維に塗布する装置(100)において、製品を含む容器(101)を含み、上記容器が、拭い取り部材(106)が近傍に配設された開口部を有し、請求項44ないし46の何れか1項に記載のアプリケータ(110)が装備された装置。
  48. マスカラ等の睫毛又は眉用の組成物を収容し塗布するための請求項47に記載の装置(100)の使用。
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