JP5062998B2 - マスカラ塗布具 - Google Patents

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本発明は、マスカラ塗布具に関する。
近年、マスカラ薬剤に対してはカール効果に加えてロング感が要望されている。従来のマスカラブラシでロング感を出すためには、多量の薬剤をまつ毛に塗布するために何度も梳いてまつ毛を伸ばしながら毛束を増やす必要であった。しかしながら、梳いてまつ毛を伸ばしながら毛束を増やすには時間を要するので、その間に先に塗られている薬剤が固化してしまい、固化したところをブラシで梳くと、せっかく塗った薬剤が剥がれて塊(いわゆるダマ)になってしまう。マスカラ薬剤がダマの状態でまつ毛に付着するとそれを修正することは難しい。例えば、別のまつ毛専用クシでダマを梳き落とさなくてはならない。これには熟練した微妙な操作が必要であり、誰もが簡便に行えるという類の操作ではない。
ダマの発生を防止することを目的とした電動マスカラブラシが提案されている(特許文献1参照)。このマスカラブラシは、ブラシの中空ハンドル内部に小型モータを設置し、回転数を適度に減速させるギアを設け、マスカラブラシの軸をそれに接続させることによって、自動的にブラシヘッドを一定速度で回転させるものである。しかしブラシヘッドの形状自体は既知のものなので、ダマの発生を効果的に防止するには不十分である。また電動式であることから、機構が複雑になってしまう。
ブラシヘッドの形状に関し、スクリューブラシにおいて、ブラシ毛を取り付ける芯部材を3つの円弧で形成される曲線状とすることにより、ブラシ部分をW字型に形成したものも知られている(特許文献2参照)。
しかしこのブラシにおいては、ブラシ毛の剛性が薬剤の粘度に負けてしまい、頼りない使い心地になることがある。またブラシ毛は、毛が軸の中心から外側に向けて放射状にランダムに突き出て、かつ、針金のように尖った先端の毛で毛群を構成しているので、その毛群の先端が薬剤を引っ掻いてダマ発生の原因になる。その上、まつ毛に塗布されず毛群の表面に残存した薬剤が固化し、それもダマ発生の原因になる。
特開2005−95531号公報 特開2004−16328号公報
本発明の目的は、前述した従来技術が有する、梳いてまつ毛を伸ばしながら毛束を増やすには時間を要するので、作業中に薬剤が固化することによって、ダマを発生するなどの、欠点を解消し得るマスカラ塗布具を提供することにある。
本発明は、マスカラ薬剤を塗布する塗布部が塗布部軸とクシ歯とから構成され、クシ歯が環状片と突出片が一体で形成されたマスカラ塗布具であって、
2個以上のクシ歯で一組をなすクシ歯群を複数組用い、各組を前記塗布部軸の長手方向に沿ってそれぞれ配置し、
各組のクシ歯群においては、隣り合う2個のクシ歯を正面からみたとき、一方のクシ歯における隣り合う突出片間に、他方のクシ歯の突出片が位置するように、各クシ歯が配置されているマスカラ塗布具を提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明においては、塗布ヘッドに環状片と突出片が一体で形成されたクシ歯を用い、且つ該塗布ヘッドに細かな凹凸が形成されるようにクシ歯が配置されているので、梳いてまつ毛を伸ばしながら毛束を増やすことが可能である。マスカラ薬剤の塗布操作中に、まつ毛上にダマが発生する場合があるが、クシ歯がそのダマ付着部を通過するときに、該凹凸に、ダマを引っかけて取ることができる。塗布ヘッドの凸凹にダマが引っかかると、毛ブラシと比較して剛性の高い形状であるので、ダマの大きさやまつ毛へのダマの粘着力に負けることなく、まつ毛からダマを除去することができる。更に、毛ブラシの先端と異なり、クシ歯の頂点は丸みを帯びた三角形状をしているので、薬剤をきれいに塗布した部分を梳くときに、薬剤を引っ掻いてこれを剥がしてしまうことが起こりづらい。従って、電動ブラシと異なり、複雑な機構が不要でありながら、熟練したテクニックを要することなく、手際よく、きれいに仕上げることが可能になる。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1ないし図3には、本発明のマスカラ塗布具の一実施形態が示されている。
図1(a)に示すように、マスカラ塗布具10は、塗布棒11の先端部に塗布ヘッド12を有している。図1(b)及び(c)に示すように、塗布ヘッド12には、クシ歯20が、塗布棒11の軸方向に沿って略一定間隔をおいて複数設けられている。マスカラ塗布具10は、例えば、塗布棒11の先端芯棒11Aの周囲に、インサート成形によって、塗布ヘッド12を射出成形して製作される。
塗布ヘッド12においては、図2及び図3に示すように、塗布棒11の先端芯棒11Aの全長にわたり、該先端芯棒11Aの外周に、塗布部軸21が被着されている。塗布部軸21の外周にはクシ歯20が設けられている。各クシ歯20は、環状片22と突出片23を有する。環状片22は、塗布部軸21の軸方向に沿って略一定間隔をおき、該塗布部軸21の外周に複数設けられている。塗布部軸21の軸方向において隣り合う環状片22の間隔は、後述する環状溝13の溝幅と一致する。突出片23は、環状片22の周方向に沿って略一定間隔をなす複数位置に設けられている。また突出片23は、環状片22の径方向の外方に突出している。本実施形態では、クシ歯20が、10個の突出片23を備える星形状の形状になっている。突出片23は、その頂点が丸みを帯びた三角形状をしている。
塗布部軸21を、塗布棒11の先端芯棒11Aに確実に固定するために、先端芯棒11Aの表面に、凹凸やその周方向に延びる溝(図示せず)を1本又は複数本形成することが好ましい。これによって、インサート成形時に、塗布部軸21の構成材料が前記の溝内に充填され、塗布部軸21と先端芯棒11Aとが係合する。また、先端芯棒11Aの表面に凸部(図示せず)を形成した場合は、その凸部がインサート成形時に金型に保持されるため、塗布ヘッドの成形時に射出圧力による影響で発生する先端芯棒11Aと塗布部軸21との芯ぶれを防止する効果もある。
図3に示すように、塗布部軸21の軸方向において隣り合うクシ歯20間には、塗布部軸21のまわりに環状溝13が形成される。具体的には、環状溝13は、隣り合う一方のクシ歯20の環状片22及び突出片23と、他方のクシ歯20の環状片22及び突出片23とによって形成される。環状溝13の底部の幅は好適には0.2〜0.8mmである。環状溝13にはマスカラ薬剤が保持される。
本実施形態においては、2個以上のクシ歯20で一組をなすクシ歯群を複数組用い、各組を塗布部軸21の長手方向に沿ってそれぞれ配置して塗布ヘッド12を構成している。例えば、図1(b)に示す塗布ヘッド12の先端部においては、互いに相似形になっているクシ歯20が3個で一組のクシ歯群30をなし、そのクシ歯群30が3組用いられている。また図1(c)に示す塗布ヘッド12の中央域においては、互いに同形のクシ歯20がやはり3個で一組のクシ歯群30をなしている。クシ歯20で一組をなすクシ歯群としては、クシ歯直径の異なる複数種のクシ歯を用い、互いに異形の2個以上のクシ歯で一組をなすクシ歯群を複数組用いることもできる。
本実施形態のマスカラ塗布具10は、各組のクシ歯群30におけるクシ歯の配置の仕方に特徴の一つを有する。具体的には、各組のクシ歯群30においては、隣り合う2個のクシ歯20を、両者を重ねて正面からみたとき、一方のクシ歯20における隣り合う突出片23間に、他方のクシ歯20の突出片23が位置するように、各クシ歯20が配置されている。この状態を図4(a)及び(b)を参照しながら説明する。
先に述べた通り、本実施形態においては、3個のクシ歯で一組のクシ歯群30をなしている。クシ歯群30における3個のクシ歯を、図4(a)及び(b)では符号20a,20b,20cで示す。この一組のクシ歯群30における隣り合う2個のクシ歯、例えば20aと20bに着目すると、一方のクシ歯20aにおける隣り合う突出片23a,23a間に、他方のクシ歯20bにおける突出片23bが位置している。また、別の隣り合う2個のクシ歯である20bと20cに着目すると、一方のクシ歯20bにおける隣り合う突出片23b,23b間に、他方のクシ歯20cにおける突出片23cが位置している。
このように、一組のクシ歯群30においては、各クシ歯20a,20b,20cそれぞれの突出片23a,23b,23cの頂点の位置が、クシ歯の円周方向に関して、各クシ歯間においてずれるように各クシ歯が配されている。このことは、塗布ヘッド12の中央域(図1(c)に示される領域)だけでなく、塗布ヘッドの先端部(図1(b)に示される領域)についても同様である。塗布ヘッド12は、横から見たときに、ずれて配置された突出片群が、細かな凹凸を多数形成しているように見える。従って、本実施形態のマスカラ塗布具10を用いてマスカラ薬剤をまつ毛に塗布すると、まつ毛上で出っ張った塊であるダマを、塗布している最中にクシ歯を回転する動きが加わり、その凹凸の隙間に引っ掛けることが容易になり、クシ歯の高剛性との相乗効果で、まつ毛からダマが除去されやすくなる。
また、本実施形態におけるクシ歯は成形によって得られた厚みを有するものなので、毛ブラシに比較して剛性が高い。従って、塗布ヘッド12に形成された多数の凹凸がダマを引っ掛けたときにダマの大きさやまつ毛への粘着力に負けることなく、まつ毛からダマを除去することができる。
前記の観点から明らかなように、塗布ヘッド12におけるクシ歯20の剛性は、ダマ除去性能に影響を及ぼす。特に、マスカラ薬剤が高粘度である場合には、その影響が顕著になる。クシ歯20をある程度硬く形成することで、高粘度のマスカラ薬剤を用いた場合であってその粘弾性にクシ歯20が負けないようになり、過度の変形が防止され、ダマの除去効果が顕著なものになる。またクシ歯20を過度に硬くしないことで、クシ歯20によるコーミング効果を十分に得ることができる。これらの観点から、本実施形態においては、クシ歯20の環状片22及び突出片23のショア硬さ(A)を45〜120とすることが好ましく、50〜90とすることが一層好ましい。それによってコーミングによるロング効果とダマの除去効果を併せ持つことができる。クシ歯20のショア硬さ(A)は、JIS K7215に従い、タイプAデュロメータを用いてクシ歯素材をシートに形成して測定する。
クシ歯20のショア硬さは、該クシ歯20を構成する材料を適切に選定することで、前記範囲内に調整することができる。
一組のクシ歯群30における各クシ歯間での円周方向のずれは規則的でもよく、或いは不規則的でもよい。重要な点は、隣同士のクシ歯間で円周方向にずれを生じさせることで、塗布ヘッド12は、横から見たときに、ずれて配置された突出片群が、細かな凹凸を多数形成しているように見える。本実施形態においては、図4(b)に示すように、各クシ歯間での円周方向のずれは規則的になっている。具体的には、クシ歯20aとクシ歯20bは12度ずれている。同様にクシ歯20bとクシ歯20cも12度ずれている。なお、一組のクシ歯群に含まれる3個のクシ歯と、その隣りに位置するクシ歯群に含まれる3個のクシ歯とでは、対応するクシ歯の円周方向に関する突出片の位置が同じになっている。つまり、或る一組のクシ歯群におけるクシ歯20aと、その隣りに位置するクシ歯群におけるクシ歯20aとは、クシ歯の円周方向に関して突出片が同位置にある。クシ歯20b,20cについても同様になっている。
以上の通りの特徴的な形状を有する塗布ヘッド12を備えた塗布具10を用いたマスカラ薬剤の塗布方法について、図5を参照しながら説明する。
先ず、マスカラ塗布具10の塗布ヘッド12のクシ歯20をマスカラ薬剤供給容器(図示せず)に浸漬し、各クシ歯20に付着したマスカラ薬剤の過剰付着分を該容器のしごき弁によりしごき落とす。マスカラ塗布具10は、軸方向で隣り合うクシ歯20の間、主にそれらクシ歯20の環状片22及び突出片23の基端部の間にマスカラ薬剤を貯留する。
次に、図5(a)に示すように、塗布ヘッド12における隣り合うクシ歯20,20間の環状溝13にまつ毛を適確に誘導し、隣り合う突出片23,23の間をまつ毛が通過するようにする。この操作によって、環状溝13に貯留されている薬剤をまつ毛に付着させることができる。そして、クシ歯20のまぶたに対する距離L(図5(a))を小さくし、図5(b)に示すようにまつ毛の根元から薬剤を塗布する。
次に図5(c)に示すように、マスカラ塗布具10のクシ歯20を上まつ毛に対して上方に移動させ、クシ歯20の環状片22及び突出片23の基端部の間に貯留されているマスカラ薬剤をまつ毛に塗布する(図5(d)及び(e))。
次に、本発明の第2に実施形態を、図6を参照しながら説明する。本実施形態に関し特に説明しない点については、先に述べた実施形態に関する説明が適宜適用される。また図6において、図1ないし図5と同じ部材には同じ符号を付してある。
図6には、クシ歯群30の別の実施形態が示されている。本実施形態におけるクシ歯群30は、互いに異形の2個のクシ歯25a,25bからなる。但し両クシ歯の直径は同じになっている。クシ歯25aは6個の突出片を備える星形状の形状になっている。一方、クシ歯25bは、図2に示すクシ歯20と同様に10個の突出片を備える星形状の形状になっている。そして、先に述べた実施形態と同様に、本実施形態においても2個のクシ歯を重ねた状態で正面からみたときに、一方のクシ歯25aにおける隣り合う突出片26a,26a間に、他方のクシ歯25bの突出片26bが位置している。従って、本実施形態においても、ブラシ10の塗布ヘッド12は、各クシ歯25a,25bの突出片26a,26bからなる細かな凹凸が多数形成されたように見える状態になっている。
なお、本実施形態においては、一方のクシ歯25aにおける隣り合う突出片26a,26a間に、他方のクシ歯25bの突出片26bが1個位置している場合と、2個位置している場合とが混在している。しかしこのこと自体は、本発明の効果に影響を及ぼすものではない。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば図1に示す実施形態においては、3個のクシ歯で一組のクシ歯群30が構成されていたが、クシ歯の数はこれに限られず2個又は4個以上でもよい。
また前記の各実施形態においては、3個(図6では2個)のクシ歯で一組のクシ歯群が構成され、その組が複数組用いられていたが、これに代えて、クシ歯の形状及び/又は数が異なる2組以上のクシ歯群を組み合わせて塗布ヘッドを構成してもよい。
また、一組のクシ歯群においては、隣り合う2個のクシ歯における突出片の頂点の位置が、すべての頂点においてずれていることが好ましいが、突出片の頂点の位置が一部重なっていてもよい。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。しかしながら本発明の範囲はかかる実施例に制限されるものではない。
〔実施例1〕
図1ないし図4に示す環状片と突出片とが一体で形成されているマスカラ塗布具を作製した。塗布棒11は射出成形で形成した。塗布ヘッド12はインサート成形で作製した。塗布部芯棒11Aの外径は1.75mm、塗布部軸21の外径は2.3mm、環状片22の外径は2.95mm、突出片23の外径は6.0mmであった。また、突出片23の自由端の軸方向厚みは0.2mm、クシ歯20(環状片22及び突出片23)のピッチは0.8mmであった。この塗布具を用い、30万mPa・sのマスカラ薬剤をまつ毛に30回塗布する操作を、女性モニター1名に行わせた。塗布後にまつ毛に付着しているダマの数を数えたところ、7個で、かつきれいな毛束の仕上がりであった。
〔比較例1〕
実施例1と同様の測定を従来のスクリューブラシを用いて行ったところ、ダマの数は42個であり、毛束がもつれた仕上がりであった。
図1(a)は、本発明のマスカラ塗布具の一実施形態を示す正面図であり、図1(b)及び(c)は塗布具における塗布ヘッドの要部拡大図である。 図1のII−II線に沿う断面図(正面視)である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図4(a)は図1に示すマスカラ塗布具の塗布ヘッドにおけるクシ歯群を示す分解斜視図であり、図4(b)はクシ歯群を重ねた状態での正面図である。 図1に示すマスカラ塗布具の使用状態を示す模式図である。 本発明のマスカラ塗布具の第2の実施形態における塗布ヘッドのクシ歯群を重ねた状態での正面図である。
符号の説明
10 マスカラ塗布具
11 塗布棒
11A 塗布棒先端芯棒
12 塗布ヘッド(塗布部)
20,20a,20b,20c クシ歯
21 塗布部軸
22 環状片
23,23a,23b,23c 突出片
30 クシ歯群

Claims (6)

  1. マスカラ薬剤を塗布する塗布ヘッドが塗布部軸とクシ歯とから構成され、クシ歯が環状片と突出片が一体で形成されたマスカラ塗布具であって、
    2個以上のクシ歯で一組をなすクシ歯群を複数組用い、各組を前記塗布部軸の長手方向に沿ってそれぞれ配置し、
    頂点が丸みを帯びた三角形状をしている突出片が、環状片の方向に沿って略一定間隔をなす複数位置に設けられており、それによってクシ歯は星形状になっており、
    各組のクシ歯群においては、隣り合う2個以上のクシ歯を正面からみたとき、一方のクシ歯における隣り合う突出片間に、他方のクシ歯の突出片が位置するように、各クシ歯が配置され、
    塗布ヘッドは、これを横から見たときに、クシ歯同士の間隔をクシ歯厚みと略同じに配置して、ずれて配置された突出片群が、細かな凹凸を多数形成しているマスカラ塗布具。
  2. 同形又は相似形の2個以上のクシ歯で一組をなすクシ歯群を複数組用い、各組のクシ歯群においては、各クシ歯それぞれの突出片の頂点の位置が円周方向に関して各クシ歯間でずれるように各クシ歯が配されている請求項1記載のマスカラ塗布具。
  3. 各クシ歯間での突出片の頂点の位置のずれが規則的になっているか、又は不規則的になっている請求項2記載のマスカラ塗布具。
  4. 互いに異形の2個以上のクシ歯で一組をなすクシ歯群を複数組用いる請求項1記載のマスカラ塗布具。
  5. 突出片が、環状片の周方向に沿って略一定間隔をなす複数位置に設けられて塗布部軸の径方向の外方に突出している請求項1ないし4の何れかに記載のマスカラ塗布具。
  6. クシ歯直径の異なる複数種のクシ歯を用い、互いに異形の2個以上のクシ歯で一組をなすクシ歯群を複数組用いる請求項1ないし5の何れかに記載のマスカラ塗布具。
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