JP3834240B2 - ダミーコネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、CATVシステムなどにおける空き端子とされている同軸端子に取り付けられるダミーコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近のCATVシステムにおいては、ケーブルテレビネットワークにケーブルモデムを接続して、このケーブルモデムを介してパソコンをケーブルテレビネットワークに接続することにより、各種ネットワークサービスを利用することが行われている。
このようなCATVシステムでは、CATVセンターに設けられたヘッドエンドから、複数本のケーブルテレビネットワークを構成する幹線に各種番組信号や各種データが送出される。幹線に送出された各種番組信号や各種データは幹線を伝播しながら、所定距離毎に設けられた双方向幹線増幅器で増幅されると共に周波数特性が等化されて伝播されていく。
【0003】
この幹線は所々で分岐増幅器や分岐器で分岐されて分岐幹線に枝分かれしていき、さらに分配器により分配されてタップオフを介すると共に、保安器を介して各施設や各家庭に引き込まれるようになる。これにより、各施設や各家庭は各種番組信号や各種データを受信することができるようになる。各施設や各家庭にはホームターミナルが設けられており、ホームターミナルで各種番組信号がデコードされたり選局されるようになる。これにより、ホームターミナルに接続されたテレビにより所望の番組を楽しむことができるようになる。
【0004】
さらに、ケーブルテレビネットワークに各施設や各家庭に設置されたパソコンを接続するには、パソコンをケーブルモデムを介してケーブルテレビネットワークに接続する。この場合、例えばパソコンからインターネットに接続する際に発信された上り信号は、ケーブルモデム、ケーブルテレビネットワークを介してCATVセンターに上っていき、CATVセンターに設けられたルータを介してインターネットサービスプロバイダに送出されるようになる。これにより、各施設や各家庭に設置されたパソコンがインターネットサービスプロバイダを介してインターネットに接続され、インターネットサービスを受けることができるようになる。また、CATVセンターが他のネットワークサービスを提供することができる場合は、同様にしてそのネットワークに各施設や各家庭に設置されたパソコンが接続されるようになる。
【0005】
ホームターミナルは分配器を介してケーブルネットワークに接続されており、ケーブルモデムも同様とされている。しかしながら、ケーブルモデムは必ずしもCATVの全加入者に設けられているものではない。ケーブルモデムが設けられていない場合は、ケーブルモデムを接続する分配器の同軸端子は流合雑音の発生を防止するように終端する必要がある。ここでいう流合雑音とは、端末に接続された機器から分配器に至る間で上り信号に重畳される電気機器等から発生される雑音を意味している。例えば、分配器の同軸端子における中心コンタクトや同軸ケーブルに外部雑音が乗ると、それらの雑音が累積されて大きな雑音、すなわち流合雑音となってセンターへ到達するようになる。流合雑音が発生し集まり大きくなると、この流合雑音のため上り回線が使用できなくなるおそれが生じるようになる。そこで、出力端とされる同軸端子が空き端子とならないように使用しない同軸端子には終端抵抗を内蔵したプラグ(すなわちダミーコネクタ)を接続するようにしている。
【0006】
次に、このようなダミーコネクタにおける従来のダミーコネクタを図13ないし図16を用いて説明する。図13は従来のダミーコネクタの説明図で、(a)が断面図、(b)が側面図、(c)が(b)のc矢印図である。図14はダミーコネクタの概略の回路図で、(a)が従来のダミーコネクタの回路図、(b)が実体配線図、(c)が等価回路である。図15はダミーコネクタを取り付ける直前の同軸端子の斜視図である。図16はダミーコネクタが取り付けられている状態での同軸端子の斜視図である。なお、図15および図16において、上側のダミーコネクタは本発明の実施の形態にかかるダミーコネクタで、下側のダミーコネクタは従来のダミーコネクタである。
【0007】
図13に示す従来のダミーコネクタ300において、ダミーコネクタ300の外郭を形成するシェル301は金属製で導電性の筒体である。そして、図15および図16に図示するように、このダミーコネクタ300を同軸端子302に取り付ける際には、シェル301の雌螺子部301aを同軸端子302の雄螺子部302aに螺合させており、シェル301はアースされている。シェル301の内部には、シェル301と同軸に棒状の導電性の中心コンタクト303が配置されている。この中心コンタクト303とシェル301との間には、筒状の絶縁性の支持体304が配置されている。この支持体304が中心コンタクト303を支持して固定しており、シェル301と中心コンタクト303とは支持体304により電気的に絶縁されている。そして、ダミーコネクタ300を同軸端子302に装着した際には、この中心コンタクト303が同軸端子302の中心導体内に挿入されて電気的に接続されることにより、同軸端子302が終端されるようになる。しかし、同軸端子302にダミーコネクタ300が装着されていない状態では、空き端子とされて高インピーダンス状態の同軸端子302に雑音が乗るようになり、この雑音がCATVセンターに上っていくことにより流合雑音が発生するようになる。
【0008】
中心コンタクト303は、図13(a)に示すように互いに並列に接続された一対のコンデンサ306および抵抗307が直列に接続されて、シェル301に接続されている。コンデンサ306および抵抗307はリード付き部品とされて、コンデンサ306同士の接続部分およびコンデンサ306と抵抗307との接続部分において、そのリード線306a,307aは半田付け308されている。そして、抵抗307のリード線307aはシェル301に接続されている。したがって、中心コンタクト303は、コンデンサ306および抵抗307を介してシェル301にアースされている。抵抗307の抵抗値は同軸ケーブルの特性インピーダンスにほぼ等しい値に設定されており、中心コンタクト303を終端している。したがって、同軸端子302にダミーコネクタ300が装着されていると、同軸端子302は中心コンタクト303、コンデンサ306、抵抗307を介してシェル301にアースされ、同軸端子302に雑音が乗らないようになる。その結果、流合雑音の発生を防止することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図13に示す従来のダミーコネクタ300においては、中心コンタクト303の基部とシェル301の頂部との間に一対のコンデンサ306および抵抗307が設けられるが、これらの部品はリード部品とされているため一対のコンデンサ306および抵抗307はダミーコネクタ300の軸線に沿って配置されるようになる。したがって、ダミーコネクタ300の長さが長くなり、図16の下側部分に示すように、同軸端子302に装着した際にダミーコネクタ300の先端が、同軸端子302から大きく突出するという問題点が生じる。
【0010】
また、コンデンサ306および抵抗307はリード付き部品であり、コンデンサ306および抵抗307を取り付ける際に、そのリード線306a,307aをカットする必要があり、作業量が増大するとともに、廃棄物が発生するという問題点が生じる。
【0011】
ところで、ダミーコネクタにおける終端回路は、図14(a)に示す回路とされている。並列接続されているコンデンサC1,C2は図13(a)に示すコンデンサ306に相当し、並列接続されているコンデンサC1,C2に直列接続されている抵抗Rは、図13(a)に示す抵抗307に相当している。この終端回路の実体配線図は図14(b)に示すようになる。すなわち、並列接続されている一対のコンデンサC1,C2と抵抗Rとはそれらの素子の両端より導出されているリード線により接続されていることから、図14(c)に示す等価回路のようにリード線によるインダクタンスL1,L2,L3や浮遊容量が発生するようになる。ただし、浮遊容量は図示していない。すると、このリード線によるインダクタンスL1,L2,L3や浮遊容量により終端回路内に共振回路が生じるようになり、終端した際の周波数特性が不安定になるという問題点が生じる。
【0012】
そこで、本発明は全体の長さを短い長さとすることができると共に、周波数特性の安定したダミーコネクタを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のダミーコネクタは、空き端子とされている同軸端子に取り付けられるダミーコネクタにおいて、筒状のシェル本体と、該シェル本体の一端に形成される開口部および他端を覆う覆い部を具備している導電性のシェルと、該シェルの内部空間に該シェルと略同軸に配置される棒状でかつ導電性の中心コンタクトと、該中心コンタクトの基部に電気的に接続されているとともに、前記中心コンタクトの軸線に対して略垂直な面上に延在すると共に、実装面に終端用の素子が設けられた配線基板と、前記シェル本体に圧入されてその内面に当接する外側筒部と、挿通された前記中心コンタクトを保持する内側筒部と、前記外側筒部の端部と前記内側筒部の端部とを連結するリング状の連結部とを具備する固定用絶縁体とを備え、前記固定用絶縁体の前記外側筒部の内周面には前記配線基板が嵌挿される段部が形成され、前記外側筒部内に前記配線基板が嵌挿された際に、前記段部に前記配線基板の前記実装面の周縁部が当接し、前記外側筒部と前記内側筒部との間の空間が、前記配線基板に設けられた前記終端用の素子を収納する空間とされている。
【0014】
また、上記本発明のダミーコネクタにおいて、前記配線基板の実装面は、前記シェルの開口部に向いて配置されており、前記配線基板の配線パターンは、前記中心コンタクトと前記終端用の素子とを接続するように構成されていると共に、前記シェルの覆い部の内面には、前記配線基板と離隔するための凹部が設けられていてもよい。
【0015】
さらに、上記本発明のダミーコネクタにおいて、前記配線基板の中央部には貫通孔が形成され、この中央孔の内周面に形成されたスルーホールに前記中心コンタクトの基部の外周面が電気的に接続されていてもよい。
【0016】
そして、上記本発明のダミーコネクタにおいて、前記配線基板の裏面には前記シェルの覆い部に電気的に接続される接点部が設けられ、かつ、前記配線基板の実装面と裏面とを電気的に接続する接点用スルーホールが前記配線基板を貫通して設けられ、前記接点部により前記終端用の素子が前記シェルに電気的に接続されていてもよい。
【0017】
また、上記本発明のダミーコネクタにおいて、前記配線基板の裏面と前記シェルの覆い部との間にウエーブワッシャが介在されており、該ウェーブワッシャにより前記配線基板の裏面と前記シェルの覆い部との間が弾接されていてもよい。
【0018】
このような本発明によれば、終端手段が取り付けられている配線基板が中心コンタクトの軸線に対して略垂直な面上に延在しているため、中心コンタクトおよび配線基板を内部に収容しているシェルの長さを短くすることができる。したがって、ダミーコネクタの全体の長さを短くすることができる。さらに、リード線のないチップコンデンサおよびチップ抵抗により終端手段を構成することができると共に、これらのチップ部品が取り付けられる配線基板の実装面を、シェルの開口部に向いて配置するようにしたので、終端手段とシェルとを離隔して配置することができ、インダクタンスや浮遊容量の発生を防止して電気的悪影響を与えることを防止することができる。その結果、ダミーコネクタの電気的特性を向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明のダミーコネクタにかかる第1の実施の形態を説明する。図1は本発明のダミーコネクタにかかる第1の実施の形態の説明図で、(a)が平面図、(b)が正面図、(c)が断面図である。図2は本発明のダミーコネクタにかかる第1の実施の形態の組み立て分解図である。図3は本発明のダミーコネクタにかかる第1の実施の形態の配線基板の実装面の図である。図4は本発明のダミーコネクタにかかる第1の実施の形態の配線基板の裏面の図である。図5は本発明のダミーコネクタにかかる第1の実施の形態のシェルの説明図で、(a)が平面図、(b)が断面図である。図6は本発明のダミーコネクタにかかる第1の実施の形態の固定用絶縁体の説明図で、(a)が平面図、(b)が側面図、(c)が断面図である。図7は本発明のダミーコネクタにかかる第1の実施の形態の中心コンタクトの説明図で、(a)が平面図、(b)が断面図である。図8は本発明の第1の実施の形態のダミーコネクタおよび従来のダミーコネクタの特性を示すグラフである。なお、図1および図2において、チップ抵抗およびチップコンデンサの位置は分かりやすいようにズラして図示されている。
【0020】
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態におけるダミーコネクタ1は、外郭として金属製のシェル2を備えている。導電性のシェル2の本体2aは筒体とされ、一端には開口部2bが形成され、他端は覆い部2cで覆われており、シェル2は袋状をしている。また、シェル本体2aの内面には雌螺子部2dが形成されている。このシェル2の雌螺子部2dが空き端子3の雄螺子部3aに螺合することにより、ダミーコネクタ1は空き端子3に装着されるとともに、シェル2はアースされる。
【0021】
シェル2の内部には、導電性の中心コンタクト4がシェル2と同軸に配置される。中心コンタクト4は棒状をし、先端は尖っている。また、中心コンタクト4の基部4aは本体4bよりも大径であり、配線基板6の中央孔6aに嵌合されている。また、中心コンタクト4の基部4aの端面には凹部4cが形成されている。そして、シェル2が同軸端子3に螺合して装着された際には、中心コンタクト4は同軸端子3の中心導体に挿入されて電気的に接続される。これにより、同軸端子3にダミーコネクタ1により終端されて、流合雑音の発生を防止することができる。
【0022】
中心コンタクト4はその基部4aと本体4bとの境目に鍔部4dが設けられている。そして、中心コンタクト4の基部4aが図3および図4に示す配線基板6の中央孔6aに嵌まった際には、中心コンタクト4の鍔部4dは配線基板6の実装面6bに当接し、また、基部4aの先端は配線基板6の裏面6cよりも突出する。この基部4aの先端はカシメられて中央孔6aの周縁部に係合する。この様にして、中心コンタクト4は配線基板6に固定支持され、配線基板6は中心コンタクト4の軸線に対して略垂直に延在するようになる。また、中央孔6aはスルーホールであり、配線基板6の中央部を貫通しているとともに内周面および周縁部には導電薄膜が形成されており、中央孔6aに嵌められている中心コンタクト4は配線基板6のプリント回路に電気的に接続される。
【0023】
配線基板6の実装面6bのプリント回路にはチップコンデンサ7および略75オームの特性インピーダンスとされたチップ抵抗8が半田付けされている。チップコンデンサ7およびチップ抵抗8は配線基板6の周方向に互いに隣接して配列されている。また、チップ抵抗8に隣接して接点用スルーホール6eが形成されている。接点用スルーホール6eは配線基板6を貫通しているとともに内周面および周縁部は導電性を具備しており、配線基板6の実装面6bの配線回路と裏面6cの配線回路とを電気的に接続している。配線基板6の裏面6cには円弧状の接点部6dのパターンが設けられており、この接点部6dは接点用スルーホール6eと電気的に接続している。この様にして、中心コンタクト4は、配線基板6の中央孔6a、チップコンデンサ7、チップ抵抗8、接点用スルーホール6eおよび接点部6dを介してシェル2に電気的に接続しており、中心コンタクト4は、チップコンデンサ7およびチップ抵抗8により終端される。具体的には、この配線基板6の接点部6dは、シェル2の覆い部2cの内面に当接することによりシェル2にアースされている。チップコンデンサ7の静電容量およびチップ抵抗8の抵抗値は、同軸端子3に接続されている同軸ケーブルの特性インピーダンスにほぼ等しい値に設定されている。したがって、同軸端子3にダミーコネクタ1が装着されていると、同軸端子3で反射することなく終端されるようになる。その結果、流合雑音の発生を防止することができる。
【0024】
また、シェル2の覆い部2cにおいて、その内面の中央には凹部2eが形成されている。この凹部2eの深さaを所定の深さとすることにより、ダミーコネクタ1の周波数特性を向上させている。すなわち、ダミーコネクタ1の等価回路は図8に示すようになる。この等価回路において、Laは中心コンタクト4と配線基板6における基板パターンとによるインダクタンス、Lbはチップコンデンサ(C)7とチップ抵抗(R)8間の基板パターンによるインダクタンス、Lcはチップ抵抗(R)8と接点用スルーホール6e間の基板パターンによるインダクタンスである。また、Caは中心コンタクト4および配線基板6とシェル本体2aとの間に発生した浮遊容量、Cbはチップコンデンサ(C)7やチップ抵抗(R)8、配線基板6とシェル本体2aとの間に発生した浮遊容量、Ccは配線基板6、接点用スルーホール6eとシェル本体2aとの間に発生した浮遊容量であり、浮遊容量Ca、Cb、Ccは凹部2eの深さaにより決定される。図8を参照すると、等価回路はLPFを構成しており、一般にLPFの共振周波数は高周波帯に存在している。そこで、浮遊容量Ca、Cb、Ccを調整することによりLPFの共振周波数を高周波帯へずらすことができるようになる。
【0025】
この様子を図9に示すVSWR(電圧定在波比)特性により説明する。図9に示すVSWR特性は凹部2eの深さaを0.5mm、0.6mm、0.7mmに設定した際のダミーコネクタ1におけるVSWR特性とされている。図9を参照すると、凹部2eの深さa=0.5mmのときよりもa=0.6mmの方がよい結果が得られており、また、a=0.7mmとするとVSWR特性が劣化することがわかる。このことから、凹部2eの深さaを約0.6mmとした際にダミーコネクタ1のVSWR特性が向上することがわかる。このようにして、ダミーコネクタ1の周波数特性を安定化している。なお、従来のダミーコネクタ300の等価回路は図14(c)のようになるが、リード線によるインダクタンスの値は製品毎に異なるようになるため、その共振周波数を安定化することができず、そのインダクタンスを利用して周波数特性を向上することはできない。
【0026】
ここで、元の説明に戻ると、覆い部2cの凹部2eの周縁部に台座2fが形成されている。この台座2fに配線基板6の裏面6cが当接して、接点部6dが台座2fに接触し電気的に接続される。配線基板6は固定用絶縁体11内に収納され、固定用絶縁体11がシェル本体2a内に圧入されることにより、覆い部2c側に押圧されると共にシェル本体2a内に保持されるようになる。固定用絶縁体11はシェル本体2aに圧入されてシェル本体2aの内面に当接する外側筒部11a、挿通された中心コンタクト4を保持する内側筒部11bおよび、外側筒部11aの端部と内側筒部11bの端部とを連結するリング状の連結部11cを具備している。外側筒部11aの内周面には段部11dが形成され、配線基板6が外側筒部11a内に嵌挿された際に、この段部11dに配線基板6の実装面6bの周縁部が当接する。また、内側筒部11bに中心コンタクト4の本体4bが挿通された際に、内側筒部11bの端面に中心コンタクト4の鍔部4dの前面が当接するようになる。さらに、外側筒部11aと内側筒部11bとの間の空間は、配線基板6に搭載したチップコンデンサ7およびチップ抵抗8を収納する空間とされる。また、連結部11cの周縁部にはリング状の凹部11fが形成され、この凹部11fとシェル本体2aの内面との間に防水用のOリング12が取り付けられる。
【0027】
次に、本発明の第1の実施の形態にかかるダミーコネクタ1の組立方法について説明する。
本発明の第1の実施の形態にかかるダミーコネクタ1を組み立てる際には、図1および図2に示すように、予めチップコンデンサ7およびチップ抵抗8をチップマウンタなどにより半田付けした配線基板6を準備し、この配線基板6の中央孔6aに中心コンタクト4の基部4aを嵌挿する。ついで、中央孔6aから突出した基部4aの先端をカシメて、配線基板6に中心コンタクト4を固定する。この配線基板6が取り付けられた中心コンタクト4の本体4bに、固定用絶縁体11の内側筒部11bを嵌挿し、そして、嵌挿した状態で、固定用絶縁体11を配線基板6に近づけて行き、配線基板6の外周面に固定用絶縁体11の外側筒部11aを嵌合させるとともに、固定用絶縁体11の段部11dを配線基板6の実装面6bに当接させる。また、固定用絶縁体11の内側筒部11bの先端を中心コンタクト4の鍔部4dに当接させる。これで、中心コンタクト4、配線基板6および固定用絶縁体11は一体に組み立てられ、この組み立てられた状態で、シェル2内に収納し、配線基板6の裏面6cをシェル2の台座2fに当接させるとともに、配線基板6の裏面6cをシェル2の台座2fに圧接すべく固定用絶縁体11をシェル2のシェル本体2a内の奥側部分に圧入嵌合させる。その後、Oリング12をシェル2内に入れて固定用絶縁体11の凹部11fに取り付け、液密にして防水する。
【0028】
このように構成された上記実施の形態のダミーコネクタ1および従来のダミーコネクタ300の周波数と電圧定在波比(VSWR)との関係を示すグラフが図8に示されている。そして、図8におけるポイント1の770MHz では、実施の形態のダミーコネクタ1の電圧定在波比は約1.05で、一方、従来のダミーコネクタ300の電圧定在波比は約1.15であり、実施の形態のダミーコネクタ1の方が従来のダミーコネクタ300よりも電圧定在波比が小さく良好な電気的特性を有している。同様に、ポイント2の1336MHz では、実施の形態のダミーコネクタ1の電圧定在波比は約1.02で、一方、従来のダミーコネクタ300の電圧定在波比は約1.2であり、実施の形態のダミーコネクタ1の方が電圧定在波比が小さく良好な電気的特性を有している。また、ポイント3の2150MHz では、実施の形態のダミーコネクタ1の電圧定在波比は約1.16で、一方、従来のダミーコネクタ300の電圧定在波比は約1.26であり、実施の形態のダミーコネクタ1の方が電圧定在波比が小さく良好な電気的特性を有している。さらに、ポイント4の2600MHz では、実施の形態のダミーコネクタ1の電圧定在波比は約1.24で、一方、従来のダミーコネクタ300の電圧定在波比は約1.32であり、実施の形態のダミーコネクタ1の方が電圧定在波比が小さく良好な電気的特性を有している。この様に、全周波数帯域において実施の形態のダミーコネクタ1が電圧定在波比が小さく良好な電気的特性を有している。
【0029】
上記したように、中心コンタクト4の軸線に対して略垂直な面上に延在する配線基板6にチップコンデンサ7およびチップ抵抗8が配置されているので、ダミーコネクタ1の長さを短くすることができる。したがって、図16に示すように、ダミーコネクタ1を空き端子3に装着した際に、従来のダミーコネクタ300よりも、壁からのダミーコネクタ1の先端の突出量を小さくすることができる。その結果、空き端子3に装着されたダミーコネクタ1が目立つことを防止することができるとともに、ダミーコネクタ1の先端が家具などの設置の妨げになることを防止することができる。また、チップコンデンサ7およびチップ抵抗8などのチップ部品を用いており、リード付き部品のようにリード線を切断する作業がなく、取付作業が容易となる。また、チップ部品を半田付けしており、従来のようなリード線部品の半田付けをしていないので、リード線の部分におけるインダクタンスの発生や、リード線の半田付け部分における浮遊容量の発生を防止することができる。
【0030】
また、配線基板6の実装面6bはシェル2の開口部2bに向いており、実装面6bに取り付けられているチップコンデンサ7およびチップ抵抗8とシェル2とは離隔して配置されるので、浮遊容量の発生を防止することができる。このため、本発明にかかるダミーコネクタ1の電気的特性が安定化される。
【0031】
次に、本発明のダミーコネクタにかかる第2の実施の形態を説明する。図11は本発明のダミーコネクタにかかる第2の実施の形態の説明図で、(a)が平面図、(b)が断面図である。図12は本発明のダミーコネクタにかかる第2の実施の形態のウエーブワッシャの説明図で、(a)が平面図、(b)が側面図である。
【0032】
第2の実施の形態のダミーコネクタ101は、前記第1の実施の形態のダミーコネクタ1と、配線基板6のシェルへの取付構造が異なっている。すなわち、シェルおよび固定用絶縁体の形状が異なるとともに、図12に示すウエーブワッシャ113がシェル102の覆い部102cと配線基板6との間に配置されている点で特に相違する。しかしながら、中心コンタクト4、配線基板6、チップコンデンサ7、チップ抵抗8およびOリング12の構造に関しては、第2の実施の形態のダミーコネクタ101と、前記第1の実施の形態のダミーコネクタ1とは略同じである。
【0033】
第2の実施の形態のダミーコネクタ101のシェル102は、第1の実施の形態のダミーコネクタ1のシェル2と同様に、金属製で導電性を有し、そのシェル本体102aは筒体で、一端には開口部102bが形成され、他端は覆い部102cで覆われており、シェル102は袋状をしている。また、シェル本体102aの内面には雌螺子部102dが形成されている。このシェル102の雌螺子部102dが空き端子3の雄螺子部3aに螺合することにより、ダミーコネクタ101は空き端子3に装着されるとともに、シェル102はアースされる。また、第2の実施の形態のシェル102の覆い部102cには、第1の実施の形態のシェル2の覆い部2cと同様に、凹部102eおよび台座102fが設けられている。ただし、台座102fの径は配線基板6が略丁度嵌まる大きさに形成されている。また、シェル本体102aの内面には、固定用絶縁体111の係合爪111gが係止されるリング状の係止部102gおよび、Oリング12が支持されるリング状の段部102hが形成されている。
【0034】
シェル102の覆い部102cと配線基板6との間に配置されるウエーブワッシャ113は図12に示され、金属製で導電性を有しており、波を打ったリング状をしている。そして、このウエーブワッシャ113が配線基板6の接点部6dとシェル102の台座102fとを電気的に接続している。
【0035】
また、第2の実施の形態の固定用絶縁体111は、第1の実施の形態の固定用絶縁体11と略同様にして、シェル本体102a内に嵌め込まれ、シェル本体102aの内面に当接する外側筒部111a、中心コンタクト4の周面に当接する内側筒部111bおよび、外側筒部111aの端部と内側筒部111bの端部とを連結するリング状の連結部111cを具備しており、外側筒部111aと内側筒部111bとの間の空間にチップコンデンサ7およびチップ抵抗8が配置される。そして、外側筒部111aの先端が配線基板6の実装面6bを押圧し、内側筒部111bの端面が中心コンタクト4の基部4aに当接する。また、外側筒部111aの外周面にはシェル102の係止部102gと係合するリング状の係合爪111gが形成されている。なお、第2の実施の形態の固定用絶縁体111には、第1の実施の形態の固定用絶縁体11に設けられている段部11dおよび凹部11fは設けられていない。
【0036】
次に、本発明の第2の実施の形態にかかるダミーコネクタ101の組立方法について説明する。
本発明の第2の実施の形態にかかるダミーコネクタ101を組み立てる際には、予めチップコンデンサ7およびチップ抵抗8を半田付けした配線基板6を準備して、この配線基板6の中央孔6aに中心コンタクト4の基部4aを嵌挿し、配線基板6に中心コンタクト4を固定する。ウエーブワッシャ113をシェル102内に収納し、ウエーブワッシャ113を台座102fに当接させる。ついで、中心コンタクト4が取り付けられた配線基板6をシェル102内に収納し、配線基板6の裏面6cをウエーブワッシャ113に当接させ、配線基板6の接点部6dをウエーブワッシャ113を介してシェル102に電気的に接続する。そして、固定用絶縁体111の内側筒部111b内に中心コンタクト4の本体4bを挿入しながら、固定用絶縁体111をシェル102内に収納し、固定用絶縁体111の係合爪111gをシェル102の係止部102gに係合させて固定用絶縁体111をシェル102に固定支持する。その際に、固定用絶縁体111の外側筒部111aが配線基板6の実装面6bに当接するようになり、配線基板6の裏面6cがウエーブワッシャ113によりシェル102の台座102fに弾接されるようになる。その後、Oリング12がシェル102内に挿着されてシェル102の段部102hに当接した状態で取り付けられる。そして、ダミーコネクタ101が空き端子3に取り付けられた際には、このOリング12で液密シールされて防水される。
【0037】
このように構成された上記第2の実施の形態のダミーコネクタ101は、第1の実施の形態のダミーコネクタ1と同様に、電圧定在波比が小さく、良好な電気的特性を有している。また、第2の実施の形態のダミーコネクタ101においてもシェル102の覆い部102cにおいて、その内面の中央には凹部102eが形成されている。そして、この凹部102eの深さaを所定の深さとすることにより、前述したようにダミーコネクタ101の周波数特性を向上させている。
【0038】
上記したように、中心コンタクト4の軸線に対して略垂直な面上に延在する配線基板6にチップコンデンサ7およびチップ抵抗8が配置されているので、ダミーコネクタ101の長さを短くすることができる。したがって、第1の実施の形態と同様に、ダミーコネクタ101を空き端子3に装着した際に、従来のダミーコネクタ300よりも、壁からのダミーコネクタ101の先端の突出量を小さくすることができる。その結果、空き端子3に装着されたダミーコネクタ101が目立つことを防止することができるとともに、ダミーコネクタ101の先端が家具などの設置の妨げになることを防止することができる。チップコンデンサ7およびチップ抵抗8などのチップ部品を用いており、リード付き部品のようにリード線を切断する作業がなく、取付作業が容易となる。また、チップ部品を半田付けしており、従来のようなリード線部品の半田付けをしていないので、リード線の部分におけるインダクタンスの発生や、リード線の半田付け部分における浮遊容量の発生を防止することができる。
【0039】
また、配線基板6の実装面6bはシェル102の開口部102bに向いており、実装面6bに取り付けられているチップコンデンサ7およびチップ抵抗8とシェル102とは離隔して配置されるので、浮遊容量の発生を防止することができる。このため、本発明にかかるダミーコネクタ101の電気的特性が安定化される。
【0040】
【発明の効果】
上記説明したように本発明によれば、終端手段が取り付けられている配線基板が中心コンタクトの軸線に対して略垂直な面上に延在しているため、中心コンタクトおよび配線基板を内部に収容しているシェルの長さを短くすることができる。したがって、ダミーコネクタの全体の長さを短くすることができる。さらに、リード線のないチップコンデンサおよびチップ抵抗により終端手段を構成することができると共に、これらのチップ部品が取り付けられる配線基板の実装面を、シェルの開口部に向いて配置するようにしたので、終端手段とシェルとを離隔して配置することができ、浮遊容量の発生を防止して電気的悪影響を与えることを防止することができる。その結果、ダミーコネクタの電気的特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のダミーコネクタにかかる第1の実施の形態の説明図で、(a)が平面図、(b)が正面図、(c)が断面図である。
【図2】図2は本発明のダミーコネクタにかかる第1の実施の形態の組み立て分解図である。
【図3】図3は本発明のダミーコネクタにかかる第1の実施の形態の配線基板の実装面の図である。
【図4】図4は本発明のダミーコネクタにかかる第1の実施の形態の配線基板の裏面の図である。
【図5】図5は本発明のダミーコネクタにかかる第1の実施の形態のシェルの説明図で、(a)が平面図、(b)が断面図である。
【図6】図6は本発明のダミーコネクタにかかる第1の実施の形態の固定用絶縁体の説明図で、(a)が平面図、(b)が側面図、(c)が断面図である。
【図7】図7は本発明のダミーコネクタにかかる第1の実施の形態の中心コンタクトの説明図で、(a)が平面図、(b)が断面図である。
【図8】図8は本発明の第1の実施の形態のダミーコネクタの等価回路を示す回路図である。
【図9】図9は凹部の深さaの作用を説明するためのVSWR特性を示す図である。
【図10】図8は本発明の第1の実施の形態のダミーコネクタおよび従来のダミーコネクタの特性を示すグラフである。
【図11】図11は本発明のダミーコネクタにかかる第2の実施の形態の説明図で、(a)が平面図、(b)が断面図である。
【図12】図12は本発明のダミーコネクタにかかる第2の実施の形態のウエーブワッシャの説明図で、(a)が平面図、(b)が側面図である。
【図13】図13は従来のダミーコネクタの説明図で、(a)が断面図、(b)が側面図、(c)が(b)のc矢印図である。
【図14】図14はダミーコネクタの概略の回路図で、(a)がダミーコネクタの回路図、(b)が実体配線図、(c)が等価回路である。
【図15】図15はダミーコネクタを取り付ける直前の空き端子の斜視図である。
【図16】図16はダミーコネクタが取り付けられている状態での空き端子の斜視図である。
【符号の説明】
1 ダミーコネクタ、2 シェル、2a シェル本体、2b 開口部、2c 覆い部、2d 雌螺子部、2e 凹部、2f 台座、3 空き端子、3a 雄螺子部、4 中心コンタクト、4a 基部、4b 本体、4c 凹部、4d 鍔部、6 配線基板、6a 中央孔、6b 実装面、6c 裏面、6d 接点部、6e接点用スルーホール、7 チップコンデンサ、8 チップ抵抗、11 固定用絶縁体、11a 外側筒部、11b 内側筒部、11c 連結部、11d 段部、12 Oリング、101 ダミーコネクタ、102 シェル、102a シェル本体、102b 開口部、102c 覆い部、102d 雌螺子部、102e凹部、102f 台座、102g 係止部、102h 段部、111 固定用絶縁体、111a 外側筒部、111b 内側筒部、111c 連結部、111g 係合爪、103 ウエーブワッシャ、300 ダミーコネクタ、301 シェル、301a 雌螺子部、302 空き端子、302a 雄螺子部、303中心コンタクト、304 支持体、306 コンデンサ、306a リード線、307 抵抗、307a リード線、308 半田付け

Claims (5)

  1. 空き端子とされている同軸端子に取り付けられるダミーコネクタにおいて、
    筒状のシェル本体と、該シェル本体の一端に形成される開口部および他端を覆う覆い部を具備している導電性のシェルと、
    該シェルの内部空間に該シェルと略同軸に配置される棒状でかつ導電性の中心コンタクトと、
    該中心コンタクトの基部に電気的に接続されているとともに、前記中心コンタクトの軸線に対して略垂直な面上に延在すると共に、実装面に終端用の素子が設けられた配線基板と、
    前記シェル本体に圧入されてその内面に当接する外側筒部と、挿通された前記中心コンタクトを保持する内側筒部と、前記外側筒部の端部と前記内側筒部の端部とを連結するリング状の連結部とを具備する固定用絶縁体とを備え、
    前記固定用絶縁体の前記外側筒部の内周面には前記配線基板が嵌挿される段部が形成され、前記外側筒部内に前記配線基板が嵌挿された際に、前記段部に前記配線基板の前記実装面の周縁部が当接し、前記外側筒部と前記内側筒部との間の空間が、前記配線基板に設けられた前記終端用の素子を収納する空間とされていることを特徴とするダミーコネクタ。
  2. 前記配線基板の実装面は、前記シェルの開口部に向いて配置されており、前記配線基板の配線パターンは、前記中心コンタクトと前記終端用の素子とを接続するように構成されていると共に、前記シェルの覆い部の内面には、前記配線基板と離隔するための凹部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のダミーコネクタ。
  3. 前記配線基板の中央部には貫通孔が形成され、この中央孔の内周面に形成されたスルーホールに前記中心コンタクトの基部の外周面が電気的に接続されていることを特徴とする請求項1または2記載のダミーコネクタ。
  4. 前記配線基板の裏面には前記シェルの覆い部に電気的に接続される接点部が設けられ、かつ、前記配線基板の実装面と裏面とを電気的に接続する接点用スルーホールが前記配線基板を貫通して設けられ、前記接点部により前記終端用の素子が前記シェルに電気的に接続されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のダミーコネクタ。
  5. 前記配線基板の裏面と前記シェルの覆い部との間にウエーブワッシャが介在されており、該ウェーブワッシャにより前記配線基板の裏面と前記シェルの覆い部との間が弾接されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のダミーコネクタ。
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