JPH0756496Y2 - 窓ガラスアンテナ用給電端子装置 - Google Patents
窓ガラスアンテナ用給電端子装置Info
- Publication number
- JPH0756496Y2 JPH0756496Y2 JP1990005876U JP587690U JPH0756496Y2 JP H0756496 Y2 JPH0756496 Y2 JP H0756496Y2 JP 1990005876 U JP1990005876 U JP 1990005876U JP 587690 U JP587690 U JP 587690U JP H0756496 Y2 JPH0756496 Y2 JP H0756496Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- terminal device
- antenna
- window glass
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2240/00—Components
- F04C2240/80—Other components
- F04C2240/803—Electric connectors or cables; Fittings therefor
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は窓ガラス面上に設けた導体をアンテナ素子とす
る窓ガラスアンテナの給電端子装置に関する。
る窓ガラスアンテナの給電端子装置に関する。
自動車の後部窓ガラスには、除曇用ヒータ線が設けられ
ていて、ヒータ線の通電加熱により、ガラスの曇りを除
去して後方視界を確保している。
ていて、ヒータ線の通電加熱により、ガラスの曇りを除
去して後方視界を確保している。
このヒータ線をAM、FM又はTV用の放送電波を受信するア
ンテナ素子として使用することが、従来より行われてい
た。ヒータ線には直流電圧が印加されているので、一般
にはDCカット用のカップリングコンデンサを介して受信
信号をヒータ線から取り出し、ケーブルを介してチュー
ナに伝送している。この直流カットコンデンサはアンテ
ナ素子とケーブルとのマッチングをとる機能もある。
ンテナ素子として使用することが、従来より行われてい
た。ヒータ線には直流電圧が印加されているので、一般
にはDCカット用のカップリングコンデンサを介して受信
信号をヒータ線から取り出し、ケーブルを介してチュー
ナに伝送している。この直流カットコンデンサはアンテ
ナ素子とケーブルとのマッチングをとる機能もある。
また除曇用ヒータ線が設けられた領域の上部又は下部に
アンテナ導体を設けた場合、導体の実効長の調整やイン
ピーダンスマッチングのために直列のカップリングコン
デンサをアンテナ導体とケーブルとの間に挿入してい
る。
アンテナ導体を設けた場合、導体の実効長の調整やイン
ピーダンスマッチングのために直列のカップリングコン
デンサをアンテナ導体とケーブルとの間に挿入してい
る。
コンデンサをガラス面上に直接取付けることができない
ので、通常は信号ケーブル中に中継用端子基板を設け、
その基板上に取付けたコンデンサにアンテナ側ケーブル
の端及び受信機側ケーブルの端を夫々接続していた(例
えば、実開昭63−129307号公報参照)。
ので、通常は信号ケーブル中に中継用端子基板を設け、
その基板上に取付けたコンデンサにアンテナ側ケーブル
の端及び受信機側ケーブルの端を夫々接続していた(例
えば、実開昭63−129307号公報参照)。
従来のカップリングコンデンサの取付構造は、作業工数
が多く、単純化が求められていた。また中継用端子基板
からガラス面のアンテナ端子までを同軸構造にできない
ので、信号損失や雑音増加の原因になっていた。
が多く、単純化が求められていた。また中継用端子基板
からガラス面のアンテナ端子までを同軸構造にできない
ので、信号損失や雑音増加の原因になっていた。
本考案はこの問題にかんがみ、配線構造を単純化し、ま
た信号損失や雑音を大巾に改善する窓ガラスアンテナ用
給電端子装置を提供することを目的とする。
た信号損失や雑音を大巾に改善する窓ガラスアンテナ用
給電端子装置を提供することを目的とする。
本願考案の窓ガラスアンテナ用給電端子装置は、自動車
用窓ガラスの表面に形成されたアンテナ導体からの電波
受信電力を、信号ケーブル11を介して受信機に導出する
給電端子装置であって、上記アンテナ導体2上に固着接
続するための脚状端子部(半田付け端子部5a)を備えた
第1の導体5と、上記信号ケーブルの端に設けられたコ
ネクタ10と脱着可能に接触結合するための結合導体部
(コネクタ部6a)を備えた第2の導体6と、上記第1及
び第2の導体を容量結合するために導体間に介在された
容量構成体(誘電体7)とを具備する。
用窓ガラスの表面に形成されたアンテナ導体からの電波
受信電力を、信号ケーブル11を介して受信機に導出する
給電端子装置であって、上記アンテナ導体2上に固着接
続するための脚状端子部(半田付け端子部5a)を備えた
第1の導体5と、上記信号ケーブルの端に設けられたコ
ネクタ10と脱着可能に接触結合するための結合導体部
(コネクタ部6a)を備えた第2の導体6と、上記第1及
び第2の導体を容量結合するために導体間に介在された
容量構成体(誘電体7)とを具備する。
第1の導体をガラス面上のアンテナ導体に固定接続し、
第2の導体に信号ケーブルのコネクタを結合すると、カ
ップリングコンデンサを介在させた信号伝送路が形成さ
れる。信号ケーブルは例えば同軸線でよく、受信機から
ガラス面上のヒータ導体の端子まで延ばせるので、信号
ロス及び雑音が大巾改善される。
第2の導体に信号ケーブルのコネクタを結合すると、カ
ップリングコンデンサを介在させた信号伝送路が形成さ
れる。信号ケーブルは例えば同軸線でよく、受信機から
ガラス面上のヒータ導体の端子まで延ばせるので、信号
ロス及び雑音が大巾改善される。
第1図は本考案による窓ガラスアンテナ用給電端子装置
の外観を示す斜視図で、第2図は端子装置をガラス面上
に取付けた状態を示す断面図である。
の外観を示す斜視図で、第2図は端子装置をガラス面上
に取付けた状態を示す断面図である。
自動車の後部窓ガラス1の室内面1aには、ヒータ導体2
が形成されていて、その端子部2a上に半田3を用いてア
ンテナ用給電端子4が固着接続される。
が形成されていて、その端子部2a上に半田3を用いてア
ンテナ用給電端子4が固着接続される。
給電端子4は、半田付け端子部5a(脚状端子部)を有す
る導体5と、ケーブル側コネクタ10が着脱可能に装着さ
れるコネクタ部6a(結合導体部)を有する導体6とを有
する。導体5及び6は対向する平行面を有し、その間に
容量構成体として誘電体7が介在されている。従って導
体5、6はカップリングコンデンサの電極を構成する。
導体5、6及び誘電体7は、絶縁性のモールド樹脂8内
に封入されている。
る導体5と、ケーブル側コネクタ10が着脱可能に装着さ
れるコネクタ部6a(結合導体部)を有する導体6とを有
する。導体5及び6は対向する平行面を有し、その間に
容量構成体として誘電体7が介在されている。従って導
体5、6はカップリングコンデンサの電極を構成する。
導体5、6及び誘電体7は、絶縁性のモールド樹脂8内
に封入されている。
導体6のコネクタ部6aは、この例ではプラグであり、一
方ケーブル側コネクタ10はファストン端子形のリセプタ
クルである。ケーブル側コネクタ10には、同軸ケーブル
11の芯線11aが接続されている。ケーブル11の外被導体
は受信機側で接地されている。コネクタ10は、端子4の
コネクタ部6aに着脱可能に装着される。
方ケーブル側コネクタ10はファストン端子形のリセプタ
クルである。ケーブル側コネクタ10には、同軸ケーブル
11の芯線11aが接続されている。ケーブル11の外被導体
は受信機側で接地されている。コネクタ10は、端子4の
コネクタ部6aに着脱可能に装着される。
導体5、6は銅、黄銅等で形成され、また誘電体7に
は、紙、プラスチックフィルム、マイカ等を用いること
ができる。カップリングコンデンサの容量は導体5と6
の対向面積と、誘電体7の厚み及び誘電率で定まる。
は、紙、プラスチックフィルム、マイカ等を用いること
ができる。カップリングコンデンサの容量は導体5と6
の対向面積と、誘電体7の厚み及び誘電率で定まる。
第3図はカップリングコンデンサの周波数伝送特性を示
すグラフである。ヒータ導体2をFM受信用アンテナとし
て用いる場合には、90MHz以上で伝送ロスが小さく、90M
Hz以下では伝送ロスが大きくなるように、カップリング
容量を20pF程度に選ぶ。またヒータ導体2を535〜1605k
HzのAM受信用アンテナとして用いる場合には、500〜100
0pFが適当である。
すグラフである。ヒータ導体2をFM受信用アンテナとし
て用いる場合には、90MHz以上で伝送ロスが小さく、90M
Hz以下では伝送ロスが大きくなるように、カップリング
容量を20pF程度に選ぶ。またヒータ導体2を535〜1605k
HzのAM受信用アンテナとして用いる場合には、500〜100
0pFが適当である。
カップリング容量が10000pFのように大きい場合には、
第4図の断面図に示すように、導体5及び6をU字状に
折曲げ積層式に対向させて、対向面積を増加させるのが
良い。
第4図の断面図に示すように、導体5及び6をU字状に
折曲げ積層式に対向させて、対向面積を増加させるのが
良い。
第5図に示す変形例では、導体6のコネクタ部6aを、そ
の面がガラス面と直角に向き、また端子装置の側面に沿
うように配置してある。
の面がガラス面と直角に向き、また端子装置の側面に沿
うように配置してある。
以上の各実施例において、導体5の半田付け端子部5a
は、半田付け可能な形状であれば良く、一本足でもよ
い。導体6はケーブル11に接続する着脱可能なコネクタ
を有していればよい。例えば、丸ピン形のコネクタであ
ってもよい。
は、半田付け可能な形状であれば良く、一本足でもよ
い。導体6はケーブル11に接続する着脱可能なコネクタ
を有していればよい。例えば、丸ピン形のコネクタであ
ってもよい。
端子4内に市販のコンデンサ素子を封入して、カップリ
ングコンデンサを内蔵した端子装置を構成することもで
きる。この場合には、誘電体7を使用せずに、導体5と
6の間にコンデンサ素子のリードを接続する。
ングコンデンサを内蔵した端子装置を構成することもで
きる。この場合には、誘電体7を使用せずに、導体5と
6の間にコンデンサ素子のリードを接続する。
また除曇ヒータ線とは別にガラス面上に設けたアンテナ
導体に実施例で示した給電端子装置を用いることによ
り、ケーブル11から見たアンテナのインピーダンス調整
又は実効長の調整を行うこともできる。
導体に実施例で示した給電端子装置を用いることによ
り、ケーブル11から見たアンテナのインピーダンス調整
又は実効長の調整を行うこともできる。
本考案によると、脚状端子部を介して窓ガラスアンテナ
導体上に固着した給電端子装置の結合導体部に、受信機
からのケーブルの一端のコネクタを結合することによ
り、カップリングコンデンサを介在させた受信信号路が
構成されるので、配線構造及び配線作業が大幅に簡単に
なると共に、アンテナ導体上の給電端子装置から直接に
信号ケーブルを受信機に延ばすことができ、中間に中継
用基板がなくなるので、途中での信号ロスや雑音の混入
が少なくなり、より高品質の受信信号が得られる。
導体上に固着した給電端子装置の結合導体部に、受信機
からのケーブルの一端のコネクタを結合することによ
り、カップリングコンデンサを介在させた受信信号路が
構成されるので、配線構造及び配線作業が大幅に簡単に
なると共に、アンテナ導体上の給電端子装置から直接に
信号ケーブルを受信機に延ばすことができ、中間に中継
用基板がなくなるので、途中での信号ロスや雑音の混入
が少なくなり、より高品質の受信信号が得られる。
第1図は本考案のアンテナ用給電端子装置の一実施例を
示す斜視図、第2図は端子装置を窓ガラス面上に取付け
た状態を示す断面図、第3図はカップリングコンデンサ
の周波数伝送特性を示すグラフ、第4図はカップリング
コンデンサの容量を増加させる構造を示す一変形例の断
面図、第5図は端子装置のコネクタ部の配置の変形例を
示す斜視図である。 なお、図面に用いられた符号において、 1……後部窓ガラス 2……ヒータ導体 3……半田 4……アンテナ用給電端子 5,6……導体 5a……半田付け端子 6a……コネクタ部 7……誘電体 8……モールド樹脂 10……ケーブル側コネクタ 11……同軸ケーブル である。
示す斜視図、第2図は端子装置を窓ガラス面上に取付け
た状態を示す断面図、第3図はカップリングコンデンサ
の周波数伝送特性を示すグラフ、第4図はカップリング
コンデンサの容量を増加させる構造を示す一変形例の断
面図、第5図は端子装置のコネクタ部の配置の変形例を
示す斜視図である。 なお、図面に用いられた符号において、 1……後部窓ガラス 2……ヒータ導体 3……半田 4……アンテナ用給電端子 5,6……導体 5a……半田付け端子 6a……コネクタ部 7……誘電体 8……モールド樹脂 10……ケーブル側コネクタ 11……同軸ケーブル である。
Claims (1)
- 【請求項1】自動車用窓ガラスの表面に形成されたアン
テナ導体からの電波受信電力を、信号ケーブルを介して
受信機に導出する給電端子装置であって、 上記アンテナ導体上に固着接続するための脚状端子部を
備えた第1の導体と、 上記信号ケーブルの端に設けられたコネクタと脱着可能
に接触結合するための結合導体部を備えた第2の導体
と、 上記第1及び第2の導体を容量結合するために導体間に
介在された容量構成体とを具備する窓ガラスアンテナ用
給電端子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990005876U JPH0756496Y2 (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | 窓ガラスアンテナ用給電端子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990005876U JPH0756496Y2 (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | 窓ガラスアンテナ用給電端子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0397209U JPH0397209U (ja) | 1991-10-07 |
JPH0756496Y2 true JPH0756496Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=31509566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990005876U Expired - Lifetime JPH0756496Y2 (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | 窓ガラスアンテナ用給電端子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0756496Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100735432B1 (ko) * | 2006-05-18 | 2007-07-04 | 삼성전기주식회사 | 발광소자 패키지 및 발광소자 패키지 어레이 |
JP2013098938A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Sharp Corp | アンテナ装置および携帯無線機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63129307U (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-24 |
-
1990
- 1990-01-25 JP JP1990005876U patent/JPH0756496Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0397209U (ja) | 1991-10-07 |
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