JP3832042B2 - 連続式アンローダにおける落鉱回収装置 - Google Patents

連続式アンローダにおける落鉱回収装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3832042B2
JP3832042B2 JP23303297A JP23303297A JP3832042B2 JP 3832042 B2 JP3832042 B2 JP 3832042B2 JP 23303297 A JP23303297 A JP 23303297A JP 23303297 A JP23303297 A JP 23303297A JP 3832042 B2 JP3832042 B2 JP 3832042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
falling
loose
falling ore
conveyor
ore recovery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23303297A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1159915A (ja
Inventor
和夫 細見
正通 大神
傑 井田
裕昭 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP23303297A priority Critical patent/JP3832042B2/ja
Publication of JPH1159915A publication Critical patent/JPH1159915A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3832042B2 publication Critical patent/JP3832042B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ship Loading And Unloading (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、運搬船における船倉内の鉄鉱石、石炭等のバラ物を連続的に掻き取って地上側に搬出する連続式アンローダにおいて、バラ物を水平方向に移送するコンベヤからの落鉱を回収する連続式アンローダにおける落鉱回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の連続式アンローダは、大型化が容易であることから近年盛んに実用機が開発されている。
【0003】
従来の連続式アンローダとしては、例えば、本出願人が先に提案した特開平8−301453号に記載されているように走行フレームに旋回フレームを配置し、この旋回フレームに垂設された垂直支持ビームの上端に水平方向に延長するブームが支持され、このブームの先端に多数のバケットを装着したバケットコンベヤを有するバケットエレベータを垂下し、このバケットエレベータの下端に掘削部を形成することにより、掘削部の下面側において各バケットで船倉内の鉄鉱石、石炭その他のバラ物を掻取って上方に搬送し、ブーム内を通って旋回フレームに設けたホッパーに回収し、このホッパー内のバラ物を機内コンベヤから地上側ベルトコンベヤに排出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の連続式アンローダにあっては、ブーム内のベルトコンベヤ或いは機内コンベヤによってバラ物が水平方向に移送されるが、これらコンベヤからバラ物が落下して、これがベルトコンベヤの下側に滞積することは避けることができない。この落鉱を放置すると、連続式アンローダに与える負荷が増大して、運転に影響を与えることになる。特に、バケットエレベータを支持しているブームでは、その長さが約50m程度となるので、ブーム内コンベヤでの落鉱が滞積したときの重量増加は連続式アンローダ全体の機械的強度に与える影響が大きい。
【0005】
このため、ブーム内コンベヤ等の下側に落鉱をスクレーパで掻取って回収する落鉱回収手段を設けることになるが、この落鉱回収手段は、スクレーパで落鉱を掻取ることから、連続運転を行った場合には、スクレーパの磨耗量が大きくなると共に、このスクレーパを支持するチェーンの伸びが大きくなって、落鉱回収手段の寿命が短くなり、その保守・交換作業を頻繁に行うことになり、連続式アンローダの稼働時間が制限されるという未解決の課題がある。
【0006】
また、ブーム等では長さが長いので長さ方向全体での落鉱監視は困難であると共に、バラ物の銘柄によっても落鉱量が異なることから落鉱量を正確に把握することができず、落鉱量に応じた落鉱回収手段の駆動が実際上困難であるという未解決の課題もある。
【0007】
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、落鉱量を正確に把握して、落鉱回収手段を落鉱量に応じて駆動することにより、落鉱回収手段の運転頻度を低下させて寿命を向上させることができる連続式アンローダにおける落鉱回収装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る連続式アンローダにおける落鉱回収装置は、走行フレーム上に旋回可能に配設された旋回ブームと、該旋回ブームの先端に垂下されて中心軸回りに旋回可能なバケットエレベータと、該バケットエレベータの下端に設けられた掘削部と、前記バケットエレベータと掘削部との間に張設された一対の無端チェーン間に取付けられた多数のバケットとを備え、運搬船の各ハッチからバラ物を搬出する連続式アンローダにおいて、前記バケットエレベータで上方に移送されたバラ物を任意の位置で水平方向に移送するバラ物移送コンベヤと、該バラ物移送コンベヤの下方側に配設された当該バラ物移送コンベヤからの落鉱を回収する無端状体に多数のスクレーパを形成した落鉱回収手段と、該落鉱回収手段の負荷状態を検出する負荷状態検出手段と、該負荷状態検出手段の負荷状態検出値に基づいて前記落鉱回収手段の連続運転に対する停止時間を表す駆動パターンを設定する駆動パターン設定手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】
この請求項1に係る発明においては、この請求項1に係る発明においては、バラ物移送コンベヤからの落鉱を落鉱回収手段のスクレーパによって掻取って回収するが、このときの落鉱回収手段の負荷状態を負荷状態検出手段で例えば駆動モータの駆動トルクを検出することにより検出することにより、バラ物移送コンベヤの長手方向全体の落鉱量を把握することができ、この落鉱量に応じて駆動パターン設定手段で落鉱回収手段の連続運転に対する停止時間を表す駆動パターンを設定することにより、落鉱回収手段の運転時間を短縮する。
【0010】
また、請求項2に係る連続式アンローダにおける落鉱回収装置は、請求項1に係る発明において、前記負荷状態検出手段が、落鉱回収手段を駆動する駆動モータの駆動トルクを検出するように構成されていることを特徴としている。
【0011】
この請求項2に係る発明においては、落鉱回収手段の負荷状態を、落鉱回収手段の駆動モータの駆動トルクを検出することによって検出することにより、落鉱回収手段の長手方向の全体にわたる落鉱量を正確に検出することができる。
【0012】
さらに、請求項3に係る連続式アンローダにおける落鉱回収装置は、請求項1又は2に係る発明において、前記駆動パターン設定手段が、搬送するバラ物の銘柄に応じて負荷状態検出値を補正するように構成されていることを特徴としている。
【0013】
この請求項3に係る発明においては、バラ物の銘柄毎に落鉱回収手段の駆動トルクと落鉱量との関係が異なることを利用して銘柄毎に負荷状態検出値を補正して、落鉱回収手段を銘柄に応じて最適な駆動状態とする。
【0014】
さらにまた、請求項4に係る連続式アンローダにおける落鉱回収装置は、請求項1乃至3の何れかの発明において、前記バラ物移送コンベヤが、無端状のベースベルトと、該ベースベルト上にその幅方向に所定間隔を保って延長方向に延長する波桟と、これら波桟間に所定間隔を保って多数配設された横桟とで構成されていることを特徴としている。
【0015】
この請求項4に係る発明においては、バラ物移送コンベヤが、ベースベルトと波桟及び横桟で囲まれるバラ物収納領域を有するので、ブーム等が傾斜した場合でも収納したバラ物の落下量を抑制して、バラ物の安定した移送を行うことができる。
【0016】
なおさらに、請求項5に係る連続式アンローダにおける落鉱回収装置は、請求項1乃至4の何れかに係る発明において、前記バラ物移送コンベヤ及び落鉱回収手段は、前記旋回ブーム内に配設されていることを特徴としている。
【0017】
この請求項5に係る発明においては、長大な旋回ブーム内のバラ物移送コンベヤでの落鉱を最適状態で回収することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す概略構成図であって、連続式アンローダ1は、貨物船等の運搬船Sが係留される岸壁2に平行して敷設された走行レール3a,3b上を図示しない電動モータによって駆動されて転動する転動輪4a,4bを有する走行フレーム5を備えている。
【0019】
この走行フレーム5上には、内部にバラ物を垂直に搬送して降下させるコンベヤ6aを内蔵した旋回塔6が旋回中心を通り岸壁2と直交する線を中心として左右に例えば125°の範囲内で旋回可能に支持されていると共に、この旋回塔6の下側にホッパー7が固定配置され、このホッパー7の下端側の切り出し口には、ホッパー7内の散物を受け入れベルトコンベヤ8に向けて定量排出するベルトフィーダ9が配設されている。そして、このベルトフィーダ9の落下位置に受け入れベルトコンベヤ8の上方位置まで散物を搬送する機内コンベヤ10が配設され、この機内コンベヤ10から落下する散物が図示しないクッションフレームを介して受け入れベルトコンベヤ8上に移載される。
【0020】
この旋回塔6は走行フレーム5の上面と対向する位置に旋回ギヤ11を有し、この旋回ギヤ11が減速機12を介して走行フレーム10に固定された電動モータ13に連結されて回転駆動され、その旋回角度が電動モータ13の回転軸に連結されたロータリエンコーダで構成される旋回塔旋回角度センサ14で検出される。
【0021】
この旋回塔6の上端には、内部にバラ物移送用ベルトコンベヤBC1を配設した旋回ブーム15がその基部側の下面と旋回塔6との間に介挿された油圧シリンダ16のピストンロッドを伸縮させることにより垂直面内で回動可能に支持され、この旋回ブーム15の旋回塔6とは反対側にバランスウェイト17が配設されている。
【0022】
ここで、旋回ブーム15は、図3及び図4に示すように、断面コ字状の支持枠151の中央部にコンベヤ室152が形成されている。
このコンベヤ室152は、図4で特に明らかなように、支持枠151に載置された底板部153と、この底板部153の上面に幅方向に所定間隔を保って垂設された左右壁部154,155と、これら左右壁部154,155の上面を覆うアーチ上の屋根部156とで構成され、その屋根部156の先端側に後述する回転フィーダ28からバラ物が投入される投入口157が設けられている。
【0023】
このコンベヤ室152内には、上下方向の中央部よりやや上方側位置にバラ物を搬送するバラ物移送用ベルトコンベヤBC1が配設され、その下側にバラ物移送用ベルトコンベヤBC1から落下したバラ物を回収する落鉱回収手段としての落鉱回収コンベヤBC2が配設されている。
【0024】
バラ物移送用ベルトコンベヤBC1は、図5に示すように、無端状のベースベルト158の外周面側に幅方向に所定間隔を保って波形に形成された波桟159a,159bが配設され、これら波桟159a,159b間に、ベースベルト158の長手方向に所定間隔を保って多数の横桟160がその幅方向端部に固定されたUボルト161a,161bを波桟159a,159bに固着することによって配設された構成を有し、上方の搬送側の下面は案内ローラ162で支持され、下方の戻り側はその両側縁の下面を案内ローラ163で支持されて移送される。
【0025】
そして、バラ物移送用ベルトコンベヤBC1は、旋回ブーム15の基端側に配設された2台の減速機付き駆動モータ164によって回転駆動され、旋回ブーム15の先端側で回転フィーダ29からバラ物を波桟159a,159bと横桟160とで囲まれるバラ物収納領域165内に収納し、これを旋回ブーム15の基端側に搬送して旋回等6内に配設された同様に桟付きのベルトコンベヤ6aに受け渡す。
【0026】
このとき、バラ物はバラ物収納領域165内に収納されているので、旋回ブーム15が傾動した場合でもベルトコンベヤBC1から外部に落下するバラ物の落鉱量を大幅に抑制することができる。
【0027】
また、落鉱回収コンベヤBC2は、図4及び図6で特に明らかなように、コンベヤ室152の基端側及び先端側に夫々幅方向に所定間隔を保って配設された一対のスプロケット171a,171b及び172a,172bに巻回された無端チェーン173a,173bと、これら無端チェーン173a,173b間にその長手方向に所定間隔を保って橋架された多数のスクレーパ174とで構成され、基端側スプロケット173a,173bに連結された減速機付き駆動モータ175によってスクレーパ174がコンベヤ室152の底板153と接触しながら図3(a)で見て時計方向に駆動される。
【0028】
なお、コンベヤ室152のスプロケット171a,171b及び172a,172bの位置を除く中央部における左右壁部154,155には図4に示すようにバラ物移送用ベルトコンベヤBC1から落下した落鉱を落鉱回収コンベヤBC2に案内する傾斜案内壁176が形成されている。
【0029】
また、旋回ブーム15の両端には、傾斜支持リンク18a,18bが回転可能に支持され、これらリンク18a,18bの自由端に旋回ブーム15と平行なリンク19が回転可能に連結されて平行リンクが構成され、その自由端側の傾斜支持リンク18aに垂直方向に下方側に延長するバケットエレベータ20が固定されている。
【0030】
このバケットエレベータ20は、支持リンク18aに固定された円筒状の固定フレーム21と、この固定フレーム21に電動モータを含んで構成される旋回機構21aを介して旋回可能に支持されたエレベータシャフトを構成する円筒状のコラム部材22とを有する。
【0031】
このコラム部材22の上端には、前後一対のチェーン駆動用スプロケット23が配設されていると共に、下端に傾動リンク部24を介して掘削部25がコラム部材22の半径方向に移動可能に配設され、コラム部材22内を通って前後一対の無端チェーン26がスプロケット23及び掘削部25を周回移動するように張設され、これら一対のチェーン26間に多数のバケット27が所定間隔を保って装着されてバケットコンベヤが構成されている。
【0032】
そして、コラム部材22が固定フレーム21に取り付けられた電動モータ等の回転駆動機構によって旋回駆動され、スプロケット23も同様に電動モータを含むスプロケット回転駆動機構によって図1で反時計方向に回転駆動される。
【0033】
また、固定フレーム21には、スプロケット23の下側にこれらスプロケット23で反転されたバケット27から落下する散物を受けるシュート28が形成され、このシュート28で案内されたバラ物がその下端側に配設された回転フィーダ29によって旋回ブーム15内のコンベヤ15aに移送される。
【0034】
傾動リンク部24は、図2で特に明らかなように、コラム部材22の下端における前後位置に回動可能に支持された平行リンクを形成する2本の支持フレーム31,32と、コラム部材22の下端と一方の支持フレーム32との間に介挿された傾動用油圧シリンダ33と、コラム部材22の下端側に配設された下り側のチェーン26を案内する一対の案内用スプロケット34a,34bと、これらの下端側で支持フレーム32に配設されたチェーン26を安定する一対の案内用スプロケット35a,35bと、案内スプロケット34b及び35aの略中間位置でコラム部材22に回転自在に支持された上り側のチェーン26を案内する案内スプロケット36とで構成されている。
【0035】
そして、傾動用油圧シリンダ33のピストンロッド33aを伸縮させることにより、下端部の掘削部25をコラム部材22の半径方向に進退させ、ピストンロッド33aの最伸長位置で図2に示すように、掘削部25から上方に向かうバケット27の外側端部がコラム部材22の内壁より僅かに内側となる最後退位置となり、この状態からピストンロッド33aを収縮させることにより、掘削部25が平行移動しながら前方に突出する前進位置となる。
【0036】
そして、支持フレーム32のコラム部材22の取付位置にコラム部材22に対する支持フレーム32の傾斜角を検出するシンクロ発振器で構成される傾動角度センサ38が取付けられている。
【0037】
また、掘削部25は、同様に図2で特に明らかなように、傾動リンク部24の支持フレーム31及び32の下端が回動自在に連結された水平支持フレーム41と、この水平支持フレーム41の前後端部にチェーン26を案内するスプロケット42,43とで構成され、水平支持フレーム41の左右対称位置におけるバケット27より上方位置に外方に突出して下方の荷との間の掘削深さを測定する超音波距離センサで構成される掘削深さセンサ44a〜44c及び45a〜45cが取付けられている。
【0038】
なお、図2において、46は掘削部25の前端部に回動可能に設けられた艙壁に残留するバラ物を崩す崩し爪であり、47は掘削部25の後端部に上下に揺動自在に設けられたバケット27へのバラ物の掻き入れを容易にするためのガイド板である。
【0039】
そして、連続式アンローダ1は、図3に示すように、走行フレーム5の走行を制御する走行制御装置51、旋回塔6の旋回角度を制御する旋回塔制御装置52、ブーム15の俯仰角度を調節する油圧シリンダ16を制御するブーム制御装置53、バケットエレベータ20の旋回角度を制御するエレベータ旋回制御装置54、バケットエレベータ20の駆動用スプロケット23を回転駆動制御するバケット駆動制御装置55及び傾動リンク部24の傾動角を制御する油圧シリンダ33を駆動制御する傾動リンク部制御装置56を有し、これらが全体の動作を統括制御するコントローラ59から入力される制御指令値に基づいて所定の制御処理を行う。
【0040】
コントローラ59は、図7に示すように、少なくとも入力側インタフェース回路60a、出力側インタフェース60b、演算処理装置60c及び記憶装置60dを有するマイクロコンピュータ60を有する。
【0041】
このマイクロコンピュータ60の入力側インタフェース回路60aには、バラ物の搬出対象となる貨物船の外形データ、各ハッチ位置及び内部形状を含む船型データと、各ハッチでの船積み量データとを入力するキーボード、その他の記憶媒体読込装置で構成される情報入力装置61、走行フレーム5の走行位置を検出する走行位置センサ62、旋回塔6の旋回角度を検出する旋回塔旋回角度センサ14、ブーム15の俯仰角度を検出する俯仰角度センサ64、バケットエレベータ20の旋回角度を検出するエレベータ旋回角度センサ65、バケットコンベヤの駆動トルクを検出する駆動トルクセンサ66、旋回ブーム15内の落鉱回収コンベヤBC2の駆動モータ175の回転軸の駆動トルクを検出する歪みゲージ式、磁歪式等の落鉱駆動トルクセンサ67、傾動リンク部24の傾動角センサ38及び掘削深さセンサ44a〜44c,45a〜45cが接続されている。
【0042】
また、出力側インタフェース回路60bには、走行制御装置51、旋回塔制御装置52、ブーム制御装置53、エレベータ旋回制御装置54、バケット駆動制御装置55、傾動リンク部制御装置56、旋回ブーム15内のバラ物移送用ベルトコンベヤBC1の駆動モータ164を駆動するバラ物移送用駆動制御装置57及び落鉱回収コンベヤBC2の駆動モータ175を駆動する落鉱回収用駆動制御装置58が接続されている。
【0043】
さらに、演算処理装置60cは、入力側インタフェース回路60aを介して入力される船型データ及び船積み量データに基づいて運搬船Sの各ハッチ口H1〜H6の位置座標及び連続式アンローダ1の位置座標データを演算し、これら位置座標データから掘削部25を所望ハッチに移動させる移動指令を生成し、この移動指令に基づいて各走行位置センサ62、旋回等旋回角度センサ14、俯仰角度センサ64、エレベータ旋回角度センサ65、バケットコンベヤ駆動トルクセンサ66の各検出値に従って各制御装置51〜56を制御して、掘削部25を所望ハッチ間で自動的に移動させると共に、掘削部25の移動完了後に掘削部25の掘削深さを一定に保って横送り制御し、必要に応じて旋回させることにより、移動先の船倉内のバラ物を一層毎に掻取って船外に搬出し、さらに落鉱回収コンベヤBC2の駆動を制御する。
【0044】
さらにまた、記憶装置60dは、演算処理装置60cの演算処理に必要なプログラムを記憶していると共に、演算過程で必要な演算結果等を逐次記憶する。
次に、上記実施形態の動作をマイクロコンピュータ60の処理手順の一例を示す図8を伴って説明する。
【0045】
マイクロコンピュータ60の演算処理装置60cでは、メインプログラムとして図示しない搬出制御処理を実行しており、この搬出制御処理において、船型データ及び船積み量データに基づいて掘削部25による各ハッチ内のバラ物の掘削を行って、バケット26内に掻取られたバラ物はバケットエレベータ20内を通じて上方に搬送され、バケット26の反転によってシュート21を介して回転フィーダ28に供給され、この回転フィーダ28から旋回ブーム15内のバラ物移送用ベルトコンベヤBC1に受け渡されて基端側に搬送されて、旋回塔6内のコンベヤ6aに受け渡されてホッパー12内に一時貯溜され、その後ホッパー12からベルトフィーダ13によって定量づつ切り出されて機内コンベヤ14を介して地上側ベルトコンベヤ5に受け渡されて、所定のヤードに搬送される。
【0046】
このとき、旋回ブーム15内のバラ物移送用ベルトコンベヤBC1は、バケット絵羽ベータ20のバケットコンベヤに連携されて駆動制御されるが、このバラ物移送用ベルトコンベヤBC1の下側に配設された落鉱回収コンベヤBC2は、図8に示す落鉱回収制御処理によって駆動制御される。
【0047】
この落鉱回収制御処理は、先ず、ステップS1で情報入力装置61から運搬船Sから搬出するバラ物の銘柄例えばさらさらした石炭、カナダ炭等の粘着性の石炭、ぺれっと、整粒鉱等の性状のさらさらとした鉱石、切り込み鉱、粘着性粉鉱等の性状の悪い鉱石等を入力したか否かを判定し、これが入力されていないときには、ステップS2に移行して、銘柄を入力してからステップS3に移行し、銘柄が入力されているときには、そのままステップS3に移行する。
【0048】
このステップS3では、予め記憶装置60dに記憶されている制御マップから入力された銘柄に対応する銘柄特性線L1〜L4を選択する。
この制御マップは、図9に示すように、予め実験によって求めた落鉱回収コンベヤBC2の駆動モータ175に設けられた落鉱駆動トルクセンサ67の駆動トルク検出値TDと落鉱量Qとの関係を銘柄をパラメータとして表したものであり、さらさらとした石炭では、銘柄特性線L1で示すように、落鉱量Qが比較的小さい駆動トルク検出値TD1 から駆動トルク検出値TDの増加に比例して増加し、カナダ炭等の粘着性の石炭L2では、銘柄特性線L2で示すように、落鉱量Qがさらさらとした石炭より大きな駆動トルク検出値TD2 から駆動トルク検出値TDの増加に比例して増加し、性状のさらさらした鉱石では、銘柄特性線L3で示すように、落鉱量Qが粘着性の石炭より大きな駆動トルク検出値TD3 から駆動トルク検出値TDの増加に比例して増加し、性状の悪い鉱石では、銘柄特性線L4で示すように、落鉱量Qが性状のさらさらした鉱石より大きな駆動トルク検出値TD4 から駆動トルク検出TDの増加に比例して増加する。
【0049】
次いで、ステップS4に移行して、イニシャルパターンとして連続運転パターンを選択し、これを落鉱回収用駆動制御装置58に出力して、駆動モータ157を連続運転することにより、落鉱回収コンベヤBC2を連続運転状態とする。
【0050】
次いで、ステップS5に移行して、予め駆動パターン切換時に切換た駆動パターンによる駆動が安定するまでに必要とする時間に設定された駆動切換遷移時間tD が経過したか否かを判定し、駆動切換遷移時間tD が経過していないときにはこれが経過するまで待機し、駆動切換遷移時間tD が経過したときにはステップS6に移行する。
【0051】
このステップS6では、予め設定された少なくとも駆動パターンでの一周期に相当する負荷判定時間tL の間、所定時間間隔で落鉱駆動トルクセンサ67の駆動トルク検出値TDを順次読込み、次いでステップS7に移行して、読込んだ駆動トルク検出値TDの内の最大値TDMAX を求め、次いでステップS8に移行して、駆動トルク検出値の最大値TDMAX をもとに前記ステップS3で選択された制御マップを参照して落鉱量Qを算出する。
【0052】
次いで、ステップS9に移行して、算出した落鉱量Qが予め設定された許容範囲QS ±ΔQ内であるか否かを判定し、QS −ΔQ≦Q≦QS +ΔQであるときには、落鉱量が設定範囲内であって、落鉱回収コンベヤBC2の駆動パターンが適正であると判断してステップS10に移行し、搬送処理を終了するか否かを判定し、搬送処理を継続するときには、前記ステップS5に戻り、搬送処理を終了するときには、そのまま処理を終了する。
【0053】
ここで、落鉱回収コンベヤBC2の駆動パターンとしては、例えば図10(a)に示す運転時間が20%で停止時間が80%となる駆動パターンP1 と、図10(b)に示す運転時間及び停止時間が共に50%となる駆動パターンP2 と、図10(c)に示す運転時間が80%で残り20%が停止時間となる駆動パターンP3 と、図10(d)に示す連続運転を行う駆動パターンP4 との4つの駆動パターンが設定されている。
【0054】
一方、ステップS9の判定結果が、Q<QS −ΔQであるときには、落鉱量Qが少なすぎて落鉱回収コンベヤBC2の現在の駆動パターンにおける運転時間が長すぎるものと判断してステップS11に移行し、現在の駆動パターンPi (i=1,2,3,4)より運転時間が短い駆動パターンPi-1 を選択し、これを落鉱回収用駆動制御装置58に出力して落鉱回収コンベヤBC2の駆動パターンを切換えてからステップS10に移行する。
【0055】
さらに、ステップS9の判定結果が、Q>QS +ΔQであるときには、落鉱量Qが多すぎて落鉱回収コンベヤBC2の現在の駆動パターンにおける運転時間が短すぎるものと判断してステップS12に移行し、現在の駆動パターンPi より運転が長い駆動パターンPi+1 を選択し、これを落鉱回収用駆動制御装置58に出力して落鉱回収コンベヤBC2の駆動パターンを切換えてからステップS9に移行する。
【0056】
したがって、図示しない搬出制御処理によって、掘削部25が運搬船Sの所望のハッチ内に挿入し、掘削部25でバケット26内へのバラ物の掻取りを開始させると、掻取ったバラ物をバケットエレベータ20を通じて上方に搬送し、シュート28及び回転フィーダ29を介してバラ物移送用ベルトコンベヤBC1に搬送し、このコンベヤBC1のバラ物収納領域165内に収納されて旋回塔6のコンベヤ6aに受け渡される。
【0057】
このとき、初期状態では、ハッチに積込まれているバラ物の銘柄に応じて制御マップの銘柄特性線L1〜L4を選択した後、先ず落鉱回収コンベヤBC2が駆動パターンP4 によって連続運転される。
【0058】
この連続運転状態が予め設定された駆動切換遷移時間tD だけ経過した後に、落鉱駆動トルクセンサ67の駆動トルク検出値TDを負荷判定時間tL の間所定時間間隔で読込み、この内の最大値TDMAX をもとに制御マップを参照して落鉱量Qを算出する。
【0059】
このとき、掘削部25での掘削量に対してバラ物移送用ベルトコンベヤBC1の移送量が上回っており、且つ旋回ブーム15の俯仰角度が水平に近い状態ではバラ物移送用ベルトコンベヤBC1からの落鉱量は少ない。このため、落鉱駆動トルクセンサ67の駆動トルク検出値TDも小さい値となるので、算出される落鉱量Qが許容範囲より小さい値即ちQ<QS −ΔQとなる。
【0060】
このため、落鉱回収コンベヤBC2の負荷が小さいものと判断して、駆動パターンを現在の連続運転を表す駆動パターンP4 から運転時間を80%に制限する駆動パターンP3 に切換える。
【0061】
そして、搬送処理を継続しているので、ステップS5に戻り、上記処理を繰り返すことにより、バラ物移送用ベルトコンベヤBC1からの実際の落鉱量に応じた駆動パターンPi が選択される。
【0062】
一方、掘削部25での掘削量に対してバラ物移送用ベルトコンベヤBC1の移送量が下回るか、旋回ブーム15の俯仰角度が大きくなると、バラ物移送用ベルトコンベヤBC1からの落鉱量も多くなり、落鉱回収コンベヤBC2の落鉱駆動トルクセンサ67の駆動トルク検出値TDが増加することになり、ステップS8で算出される落鉱量Qも大きな値となることから、これが許容範囲より大きい値即ちQ>QS +ΔQとなる。
【0063】
このため、落鉱回収コンベヤBC2の負荷が大きいものと判断し、駆動パターンを現在の駆動パターンPi に対して1つ上の駆動パターンPi+1 が選択されることになり、落鉱回収コンベヤBC2の運転時間が増加されて、単位時間当たりの落鉱回収量が増加される。
【0064】
そして、搬送処理を継続しているので、ステップS5に戻り、上記処理を繰り返すことにより、バラ物移送用ベルトコンベヤBC1からの実際の落鉱量に応じた駆動パターンPi が選択される。
【0065】
さらに、ステップS9での判定結果が落鉱量Qが許容範囲内であるときには、落鉱回収コンベヤBC2の駆動パターンが適正状態であると判断して駆動パターンを変更することなくそのままステップS10に移行する。
【0066】
このように、上記実施形態によると、掘削部25で掘削するバラ物の銘柄に応じて落鉱駆動トルク検出値TDと落鉱量Qとの関係を表す制御マップの銘柄特性線を選択した状態で、所定の駆動切換遷移時間tD が経過した後に、所定の負荷判定時間tL の間の落鉱駆動トルク検出値TDの最大値TDMAX をもとに制御マップを参照して落鉱量Qを算出することにより、銘柄に応じた旋回ブーム15の軸方向全域の正確な落鉱量Qを推定することができ、この落鉱量Qに応じて駆動パターンを切換えるので、最適な駆動パターンを選定することができ、落鉱回収コンベヤBC2のスクレーパ174先端の磨耗やチェーン173a,173bの伸びを抑制することができ、落鉱回収コンベヤBC2の寿命を向上させて、その保守・点検周期を長くして、連続式アンローダ1の稼働時間に与える影響を少なくすることができる。
【0067】
なお、上記実施形態においては、旋回ブーム15内のバラ物移送用ベルトコンベヤBC1の下側に配設した落鉱回収コンベヤに本発明を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、機内コンベヤ10の下側に落鉱回収コンベヤを設けた場合にも本発明を適用し得る。
【0068】
また、上記実施形態においては、落鉱回収コンベヤBC2の負荷状態を落鉱駆動トルクセンサ67で落鉱回収コンベヤBC2における駆動モータ157の回転軸の駆動トルクを直接検出する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、駆動モータ157の駆動電流から負荷状態を検出するようにしてもよく、さらにはチェーン153a,153bに掛かる負荷をストレンゲージ等の歪み検出手段で検出するようにしてもよい。
【0069】
さらに、上記実施形態においては、落鉱回収コンベヤBC2を4つの駆動パターンから選択して駆動するようにした場合について説明したが、これに限定されるものではなく、5以上の駆動パターンを使用してきめ細かい駆動制御を行うこともでき、さらには落鉱量Qに基づいて計算式によって運転時間を算出するようにして運転時間を落鉱量Qに応じて連続的に変化させるようにしてもよい。
【0070】
さらにまた、上記実施形態においては、落鉱駆動トルクセンサ67の負荷判定時間tL 間の駆動トルク検出値TDの最大値TDMAX に基づいて落鉱量Qを算出した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、所定運転時間当たりの駆動トルク検出値TDの平均値や上位複数個の平均値等をもとに制御マップを参照して落鉱量Qを算出するようにしてもよい。
【0071】
なおさらに、上記実施形態においては、掘削部25が傾動リンク部24によって前後方向に進退可能に配設されている場合について説明したが、これに限定されるものではなく、傾動リンク部24が省略され、これに代えて掘削部25の掘削長さを変更するようにした連続式アンローダであっても、本発明を適用し得るものである。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る連続式アンローダの落鉱回収装置によれば、バラ物移送コンベヤからの落鉱を落鉱回収手段のスクレーパによって掻取って回収するが、このときの落鉱回収手段の負荷状態を負荷状態検出手段で例えば駆動モータの駆動トルクを検出することにより検出することにより、バラ物移送コンベヤの長手方向全体の落鉱量を把握することができ、この落鉱量に応じて駆動パターン設定手段で落鉱回収手段の連続運転に対する停止時間を表す駆動パターンを設定することにより、落鉱回収手段の運転時間を落鉱量に応じて設定することができ、落鉱回収手段のスクレーパの磨耗やチェーンの伸びを抑制して、落鉱回収装置の耐久性を向上させ、保守・点検周期を長くして連続式アンローダの稼働時間に与える影響を少なくすることができるという効果が得られる。
【0073】
また、請求項2に係る連続式アンローダの落鉱回収装置によれは、落鉱回収手段の負荷状態を、落鉱回収手段の駆動モータの駆動トルクを検出することによって検出することにより、落鉱回収手段の長手方向の全体にわたる落鉱量を正確に検出することができるという効果が得られる。
【0074】
さらに、請求項3に係る連続式アンローダの落鉱回収装置によれば、バラ物の銘柄毎に落鉱回収手段の駆動トルクと落鉱量との関係が異なることを利用して銘柄毎に負荷状態検出値を補正して、落鉱回収手段を銘柄に応じて最適な駆動状態とすることができるという効果が得られる。
【0075】
さらにまた、請求項4に係る連続式アンローダの落鉱回収装置によれば、バラ物移送コンベヤが、ベースベルトと波桟及び横桟で囲まれるバラ物収納領域を有するので、ブーム等が傾斜した場合でも収納したバラ物の落下量を抑制して、バラ物の安定した移送を行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す連続式アンローダの概略構成図である。
【図2】図1における傾動リンク部及び掘削部の拡大側面図である。
【図3】図1の旋回ブームの中央部を省略した拡大図であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図4】図3の拡大断面図であって、左半部は先端側断面を、右半部は基端側断面を夫々示す。
【図5】バラ物移送用ベルトコンベヤを示す拡大斜視図である。
【図6】落鉱回収コンベヤの駆動部を示す拡大図である。
【図7】図1の制御系を示すブロック図である。
【図8】図7のコントローラで実行する落鉱回収制御処理の一例を示すフローチャートである。
【図9】落鉱駆動トルク検出値と落鉱量との関係を示す制御マップである。
【図10】落鉱回収コンベヤの駆動パターンを示す説明図である。
【符号の説明】
1 連続式アンローダ
2 岸壁
S 運搬船
5 走行フレーム
6 旋回塔
15 旋回ブーム
BC1 バラ物移送用ベルトコンベヤ
BC2 落鉱回収コンベヤ
158 ベースベルト
159a,159b 波桟
160 横桟
173a,173b チェーン
174 スクレーパ
175 駆動モータ
20 バケットエレベータ
24 傾動リンク部
25 掘削部
26 チェーン
27 バケット
51 走行制御装置
52 旋回塔制御装置
53 ブーム制御装置
54 エレベータ旋回制御装置
55 バケット駆動制御装置
56 傾動リンク部制御装置
57 バラ物移送用駆動制御装置
58 落鉱回収用駆動制御装置。
59 コントローラ
60 マイクロコンピュータ
61 情報入力装置
67 落鉱駆動トルクセンサ

Claims (5)

  1. 走行フレーム上に旋回可能に配設された旋回ブームと、該旋回ブームの先端に垂下されて中心軸回りに旋回可能なバケットエレベータと、該バケットエレベータの下端に設けられた掘削部と、前記バケットエレベータと掘削部との間に張設された一対の無端チェーン間に取付けられた多数のバケットとを備え、運搬船の各ハッチからバラ物を搬出する連続式アンローダにおいて、前記バケットエレベータで上方に移送されたバラ物を任意の位置で水平方向に移送するバラ物移送コンベヤと、該バラ物移送コンベヤの下方側に配設された当該バラ物移送コンベヤからの落鉱を回収する無端状体に多数のスクレーパを形成した落鉱回収手段と、該落鉱回収手段の負荷状態を検出する負荷状態検出手段と、該負荷状態検出手段の負荷状態検出値に基づいて前記落鉱回収手段の連続運転に対する停止時間を表す駆動パターンを設定する駆動パターン設定手段とを備えたことを特徴とする連続式アンローダにおける落鉱回収装置。
  2. 前記負荷状態検出手段は、落鉱回収手段を駆動する駆動モータの駆動トルクを検出するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の連続式アンローダにおける落鉱回収装置。
  3. 前記駆動パターン設定手段は、搬送するバラ物の銘柄に応じて負荷状態検出値を補正するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の連続式アンローダにおける落鉱回収装置。
  4. 前記バラ物移送コンベヤは、無端状のベースベルトと、該ベースベルト上にその幅方向に所定間隔を保って延長方向に延長する波桟と、これら波桟間に所定間隔を保って多数配設された横桟とで構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の連続式アンローダにおける落鉱回収装置。
  5. 前記バラ物移送コンベヤ及び落鉱回収手段は、前記旋回ブーム内に配設されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の連続式アンローダにおける落鉱回収装置。
JP23303297A 1997-08-28 1997-08-28 連続式アンローダにおける落鉱回収装置 Expired - Fee Related JP3832042B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23303297A JP3832042B2 (ja) 1997-08-28 1997-08-28 連続式アンローダにおける落鉱回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23303297A JP3832042B2 (ja) 1997-08-28 1997-08-28 連続式アンローダにおける落鉱回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1159915A JPH1159915A (ja) 1999-03-02
JP3832042B2 true JP3832042B2 (ja) 2006-10-11

Family

ID=16948747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23303297A Expired - Fee Related JP3832042B2 (ja) 1997-08-28 1997-08-28 連続式アンローダにおける落鉱回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3832042B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107697784A (zh) * 2017-10-17 2018-02-16 中国恩菲工程技术有限公司 一种用于箕斗提升竖井的粉矿回收系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1159915A (ja) 1999-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3387721A (en) Bucket chain conveyor
JP3832042B2 (ja) 連続式アンローダにおける落鉱回収装置
US4379672A (en) Combination handling and conveying apparatus
US3982338A (en) Material handling apparatus
CN211337673U (zh) 用于输送物料的送料器和用于从工作现场移动物料的系统
US4108496A (en) Paddle wheel pick-up
JP3546280B2 (ja) 連続式アンローダの定量掘削制御方法
JP3603547B2 (ja) 連続式アンローダにおける掘削異常制御装置
JPH1159917A (ja) 連続式アンローダにおける掘削部移動制御装置
JP2912192B2 (ja) ベルト式アンローダ
CN104520216A (zh) 连续卸载机
JPH0348096B2 (ja)
JPH09315582A (ja) 払出機
JPH1159916A (ja) 連続アンローダ
JPH08165029A (ja) 固体流動物の供給均し装置
JP3546283B2 (ja) 連続式アンローダの対船壁間距離検出装置
JP2019131384A (ja) 荷揚げ方法
KR101399859B1 (ko) 연속식 하역기
CN111946348B (zh) 一种露天矿智能连续采煤系统
CN112340473B (zh) 门式双斗轮混匀堆料和混匀取料一体机及其工作方法
JPH09315588A (ja) 連続式アンローダ
JP4176051B2 (ja) ズリ積込み装置およびズリ積込み設備
JP3610590B2 (ja) 連続式アンローダの自動運転方法
JP2853363B2 (ja) アンローダの荷役方法
JP2002205686A (ja) ばら物運搬船

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130728

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees