JP3830037B2 - セッション転送システムおよびその方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アドレス情報を自動的に取得することで、通信中のアプリケーションのセッションを別の通信端末に転送することができるセッション転送システムおよびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)の普及に加え、PDA(Personal Digital Assistants)などの情報携帯端末が普及し、その場や用途に応じて、有線または無線の様々な通信手段でインターネットなどの通信網に接続できるようになっている。
このように複数の通信端末を使い分ける状況下においては、例えば、作業をPDAよりもより操作性の良いPCに移行するなど、PDAにおける通信接続は維持したままそのセッションをPCに転送することで、その作業を終わらせることなく継続できる。このような処理は、ホームページの閲覧など処理はもちろんのこと、ビデオ電話などのマルチメディア通信の場合にも効果的である。
【0003】
このようなセッションの転送は、例えば、ビデオ電話などのマルチメディアセッションを他装置に転送する方法として、ITU−T(国際電気通信連合 電気通信標準化部)勧告のH.450.2(Call transfer supplementary service for H.323)や、IETF(Internet Engineering Task Force)のdraft(SIP(Session Initiation Protocol) Call Control .Transfer)などで示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来のセッション転送に関する技術では、そのセッションの転送に先立ち、転送先となる通信装置のアドレス情報をその都度入力する必要があった。特に、インターネット網におけるIP(Internet Protocol)アドレスやURL(Uniform Resource Locator)の入力は煩雑であり、誤入力による、見当違いの通信装置へのセッション転送も起こり得る。
【0005】
本発明は上述のような課題に鑑みてなされ、その目的は、アドレス情報を自動的に取得することで、通信中のアプリケーションのセッションを別の通信端末に転送することができるセッション転送システムおよびその方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明に係るセッション転送システムでは、通信先である通信先端末と通信網を介した第1の通信端末との通信を、前記第1の通信端末とは異なる第2の通信端末と前記通信先端末との通信に移行するためのセッション転送を行うセッション転送システムにおいて、前記第2の通信端末は、近距離無線を用いて自端末に対応する通信網上のアドレス情報を、前記第1の通信端末に送信する送信手段を有し、前記第1の通信端末は、近距離無線を用いて前記アドレス情報を受信する受信手段を有し、前記通信先端末は、前記第1の通信端末から通信網を介して前記アドレス情報を受信し、これに基づいて前記第2の通信端末との新たなセッションを確立することを特徴とするセッション転送システム。
【0007】
(2)また、本発明に係る他の形態のセッション転送システムでは、通信先である通信先端末と通信網を介した第1の通信端末との通信を、前記第1の通信端末とは異なる第2の通信端末と前記通信先端末との通信に移行するためのセッション転送を行うセッション転送システムにおいて、前記第1の通信端末は、近距離無線を用いて自端末に対応する通信網上のアドレス情報、および通信動作情報を、前記第2の通信端末に送信する送信手段を有し、前記第2の通信端末は、近距離無線を用いて前記アドレス情報および前記通信動作情報を受信する受信手段を有し、前記第2の通信端末は、該通信動作情報により、前記第1の通信端末が通信中であることが確認されたならば、前記アドレス情報に基づき、通信網を介して前記第1の端末に対して転送要求を送信し、前記通信先端末は、前記第1の通信端末から通信網を介して前記第2の通信端末に対応する通信網上のアドレス情報を受信し、これに基づいて前記第2の通信端末との新たなセッションを確立することを特徴とする。
【0008】
(3)また、本発明に係る他の形態のセッション転送システムでは、通信先である通信先端末と通信網を介した第1の通信端末との通信を、前記第1の通信端末とは異なる第2の通信端末と前記通信先端末との通信に移行するためのセッション転送を行うセッション転送システムにおいて、前記第2の通信端末は、近距離無線を用いて自端末に対応する通信網上のアドレス情報を、前記第1の通信端末に送信する送信手段を有し、前記第1の通信端末は、前記アドレス情報を受信する受信手段を有し、前記第2の通信端末は、前記第1の通信端末から、通信網を介して、セッションを識別するセッション情報を受信し、前記通信先端末は、前記第2の通信端末から、通信網を介して、前記セッション情報を受信し、これに基づいて前記第2の通信端末との新たなセッションを確立することを特徴とする。
【0009】
(4)また、本発明に係る他の形態のセッション転送システムでは、通信先である通信先端末と通信網を介した第1の通信端末との通信を、前記第1の通信端末とは異なる第2の通信端末と前記通信先端末との通信に移行するためのセッション転送を行うセッション転送システムにおいて、前記第1の通信端末は、近距離無線を用いて、自端末に対応する、通信網上のアドレス情報、および通信動作情報を、前記第2の通信端末に送信する送信手段を有し、前記第2の通信端末は、前記アドレス情報および前記通信動作情報を受信する受信手段を有し、前記第2の通信端末は、該通信動作情報により、前記第1の通信端末が通信中であることが確認されたならば、前記アドレス情報に基づき、通信網を介して前記第1の端末に対して転送要求を送信し、前記第1の通信端末からセッションを識別するセッション情報を受信し、前記通信先端末は、前記第2の通信端末から、通信網を介して、前記セッション情報を受信し、これに基づいて前記第2の通信端末との新たなセッションを確立することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を、図1〜図8を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明におけるセッション転送が用いられるネットワークシステムを説明するためのブロック図である。図2は、第1〜6の実施形態において、本発明に係るセッション転送システムの構成を説明するためのブロック図である。図3は、図2のセッション転送システムの動作を説明するためのシーケンス図である。図4は、第2の実施形態において、本発明に係るセッション転送システムの動作を説明するためのシーケンス図である。図5は、第3の実施形態において、本発明に係るセッション転送システムの動作を説明するためのシーケンス図である。図6は、第4の実施形態において、本発明に係るセッション転送システムの動作を説明するためのシーケンス図である。図7は、第5の実施形態において、本発明に係るセッション転送システムを、IETFのdraftにおけるSIPに適用した場合における、セッション転送システムの構成を説明するためのブロック図である。図8は、図7のセッション転送システムの別の動作である、第6の実施形態を説明するためのシーケンス図である。
【0011】
図1を用いて、以下に説明する第1〜6の実施形態における、本発明のセッション転送システムを含んで構成されたネットワークシステムの構成について説明する。
【0012】
ネットワークシステム10では、通信網であるインターネット網20に、それぞれ、有線でPC120,140が接続され、また、無線(電波)であるPHS網を介してPDA100が接続されている。PDA100は、アクセスポイント22と、その先のPHS網に設けられたゲートウェイ装置(図示しない)とを介して、インターネット網20に接続可能である。PC30は、ビデオ電話アプリケーションを用いたPC140,120,PDAとのビデオ通信が可能であり、また、Webコンテンツやビデオ画像などを蓄積しており、これを、インターネット網20を介してPDA100、PC120,140に配信可能である。
【0013】
図中の破線枠A,Bは各実施形態の説明上便宜的に示した枠であり、破線枠Aは以下の第1,3の実施形態を、破線枠Bは以下の第2,4の実施形態をそれぞれ説明するために設けた枠である。以下、このネットワークシステム10を用いて、第1〜6の実施形態を説明していく。
【0014】
(第1の実施形態)
本第1の実施形態では、図1の破線枠Aの状態、つまり、PDA100とPC30とのPHS網を介した通信中において、PDA100からPC120にその通信を移行する場合における、セッション転送システムを説明する。
図2を用いて、本第1の実施形態における、セッション転送システムを構成する、PDA100およびPC120の構成を説明する。
【0015】
PDA100は、近距離無線を実現する赤外線ポート102が搭載され、またその内部は、データを転送する内部バス104を介して、演算および制御を行うCPU(Central Processing Unit)106、PC30との通信を媒介する通信インターフェイス108、入出力制御部(特に図示せず)、アドレス情報記憶部110、赤外線通信制御処理部112、および通信制御処理部114などが各々接続されて構成されている。
【0016】
アドレス情報記憶部110には、PDA100に対応するIPアドレス情報が記憶されている。
【0017】
赤外線通信制御処理部112は、赤外線ポート102を介した通信を行うための通信制御を行う。このPDA100では、赤外線通信としてIrDA(The Infrared Data Association)1.2のデータ通信規格をサポートしており、同赤外線ポートを有する外部の情報処理装置に近距離で対向させることで、相互通信が可能となる。この赤外線通信制御処理部112は、後述するPC120から赤外線を介して送信されたPC120自体に対応するIPアドレス情報を受信する。
【0018】
通信制御処理部114は、アドレス情報記憶部110のIPアドレス情報を、通信相手側であるPC30に通知することで、FTP(File Transfer Protocol)やHTTP(Hypertext Transfer Protocol)などのプロトコルを介した相互通信を実行する。また、通信制御処理部114は、赤外線通信制御処理部112で受信したIPアドレス情報に基づいたセッションを転送するためのセッション転送要求を、通信中であるPC30に送信する。
【0019】
PC120は、IrDA1.2規格の近距離無線を行う赤外線ポート122が搭載され、またその内部は、データを転送する内部バス124を介して、演算および制御を行うCPU126、外部通信装置との通信を媒介する通信インターフェイス128、入出力制御部(特に図示せず)、アドレス情報記憶部130、赤外線通信制御処理部132、および通信制御処理部134などが各々接続されて構成されている。
【0020】
アドレス情報記憶部130には、PC120に対応するIPアドレス情報が記憶されている。
【0021】
赤外線通信制御処理部132は、赤外線ポート122を介した通信を行い、赤外線を介して受信したPDA100からのIPアドレス情報の送信要求に基づいて、アドレス情報記憶部130のIPアドレス情報を返信する。
【0022】
通信制御処理部134は、アドレス情報記憶部130のIPアドレス情報を、通信相手側であるPC30に通知することで、FTPやHTTPなどのプロトコルを介した相互通信を実行する。
【0023】
次に、図3のシーケンス図を用いて、通信中のPDA100からPC120にセッションを転送する、図2のセッション転送システムの動作を説明する。ここでは、初めに、PDA100とPC30とが通信接続状態であるとして説明を進める。
【0024】
PDA100の赤外線ポート102を、セッションの転送先となるPC120の赤外線ポート122に対向させて近づける(ステップS301)。これにより相互の端末が認識される。
PDA100は、赤外線通信制御処理部112により、PC120に対して、そのIPアドレス情報の送信要求を行う(ステップS302)。
PC120は、赤外線通信制御処理部132により、アドレス情報記憶部130に記憶されたIPアドレス情報を、PDA100に送信する(ステップS303)。
【0025】
PDA100では、これを赤外線通信制御処理部112で取得し、この取得したIPアドレス情報を基に、通信制御処理部114により、PC30にセッションの転送の要求を行う(ステップS304)。
この転送要求を受信したPC30側では、その応答信号を送信する(ステップS305)と共に、その転送要求されたPC120に対して、呼出要求を送信する(ステップS306)。
【0026】
この呼出要求を受信したPC120では、通信制御処理部134により、中間応答信号(ステップS307)、応答信号(ステップS308)を送信する。
これらの応答信号を正常に受信すると、PC30とPC120とのセッションが確立される。この後、PC30は、セッションの確立が完了した旨のセッション転送完了通知を元の通信先のPDA100に送信する(ステップS309)。これを受信したPDA100は、通信制御処理部114により、その応答信号(ステップS310)と共に、セッションの切断要求を送信する(ステップS311)。この切断要求に対する応答信号がPDA100に返信されることで(ステップS312)、セッションの転送の完了に基づく、通信の移行が完了する。これにより、PC120とPC30との通信が可能となる(ステップS313)。
【0027】
このように、本発明に係るセッション転送システムを用いることで、そのセッションの転送先でアドレス情報を自動的に取得し、通信中のアプリケーションのセッションを別の通信端末に転送することができる。
【0028】
(第2の実施形態)
本第2の実施形態では、上述の第1の実施形態とは異なり、図1の破線枠Bの状態、つまり、PC140とPC30との通信中において、PC140からPDA100にその通信を移行する場合における、セッション転送システムを説明する。なお、本実施形態で用いるPDAは、PDA100−1として記載し、その内部の各処理部において異なる処理を行うものには、ハイフン(−)および数字の「1」を付した符号を用いることとする。またPC140についても、PC120を元にして、その各処理部を説明する。
【0029】
PDA100−1は、通信制御処理部114の代わりに通信制御処理部114−1を、赤外線通信制御処理部112の代わりに赤外線通信制御処理部112−1を、それぞれ有している。その他の処理部は図2と同様である。
【0030】
赤外線通信制御処理部112−1は、赤外線ポート102を介したIrDA1.2規格に基づく通信制御を行い、PC140に対して、この赤外線を介してPC140自体に対応するIPアドレス情報の送信要求とその受信を行う。また、赤外線通信制御処理部112−1は、PC140に、通信中のセッションを転送する転送要求を送信する。
通信制御処理部114−1は、FTPやHTTPなどのプロトコルを介したPC30との相互通信を実行する。
【0031】
PC140は、通信制御処理部134の代わりに通信制御処理部154を、赤外線通信制御処理部132の代わりに赤外線通信制御処理部152を、それぞれ有している。その他の処理部は図2と同様である。
【0032】
赤外線通信制御処理部152は、赤外線ポート122を介したIrDA1.2規格に基づく通信制御を行い、PC140に対して、この赤外線を介してPC140自体に対応するIPアドレス情報の送信を行う。また、赤外線通信制御処理部112−1は、PC140に、通信中のセッションを転送する転送要求を送信する。
通信制御処理部154は、FTPやHTTPなどのプロトコルを介したPC30との相互通信を実行すると共に、赤外線通信制御処理部112−1で受信したIPアドレス情報に基づいたセッションを移行するためのセッション転送要求を、通信中であるPC30に送信する。
【0033】
次に、図4のシーケンス図を用いて、通信中のPC140から、PDA100−2にセッションを転送するセッション転送システムの動作を説明する。ここでは、初めに、PC140とPC30とが通信接続状態であるとして説明を進める。
【0034】
PDA100−1の赤外線ポート102を、セッションの転送元であるPC140の赤外線ポート122に対向させて近づける(ステップS401)。これにより相互の端末が認識される。
PDA100−1は、赤外線通信制御処理部112−1により、PC140に対して、そのIPアドレス情報、および、通信動作を行っているか否かを示す通信動作情報の送信要求を行う(ステップS402)。
PC140は、赤外線通信制御処理部152により、アドレス情報記憶部130に記憶されたIPアドレス情報、および通信動作情報をPDA100−1に送信する(ステップS403)。
【0035】
PDA100−1では、これを赤外線通信制御処理部112−1で取得し、PC140の通信動作が確認されたならば、この取得したIPアドレス情報を基に、通信制御処理部114−1により、PC140に、セッションを転送する要求を行う(ステップS404)。
【0036】
これを受信したPC140は、PC30に対して、そのセッションをPDA100−1に転送する転送要求を送信する(ステップS405)。
この転送要求を受信したPC30側では、その応答信号を送信する(ステップS406)と共に、その転送要求されたPDA100−1に対して、呼出要求を送信する(ステップS407)。
【0037】
この呼出要求を受信したPDA100−1では、通信制御処理部114−1により、PC30に、中間応答信号(ステップS408)、応答信号(ステップS409)を送信する。
これらの応答信号を正常に受信すると、PC30とPDA100−1とのセッションが確立される。この後、PC30は、セッションの確立が完了した旨のセッション転送完了通知を元の通信先のPC140に送信する(ステップS410)。これを受信したPC140は、通信制御処理部154により、PC30に、その応答信号(ステップS411)と共に、セッションの切断要求を送信する(ステップS412)。この切断要求に対する応答信号がPC140に返信されることで(ステップS413)、セッションの転送の完了に基づく、通信の移行が完了する。これにより、PDA100−1とPC30との通信が可能となる(ステップS414)。
【0038】
このように、本発明に係るセッション転送システムを用いることで、そのセッションの転送先でアドレス情報を自動的に取得し、通信中のアプリケーションのセッションを別の通信端末に転送することができる。
【0039】
(第3の実施形態)
本第3の実施形態では、上述の第1の実施形態において、特に図3の上記ステップS304に代えて、PDA100の通信制御処理部114により、さらに、その時点のセッションIDをPC120に送信する。セッション中のアプリケーションの通信時のセッションIDを、通信の移行先のPC120に送信することで、ユーザに関する情報を引継ぐことができる。
【0040】
これを、図5のシーケンス図を用いて、説明する。
ステップS501〜S503は、上記ステップS301〜S303とそれぞれ同様である。
【0041】
PDA100では、PC120の赤外線通信制御処理部132により送信されたIPアドレス情報を赤外線通信制御処理部112で取得し、この取得したIPアドレス情報を基にセッションIDを、通信制御処理部114により、通信の移行先となるPC120に送信する。(ステップS504)。
【0042】
このセッションIDを受信したPC120は、この応答信号を赤外線通信制御処理部132でPDA100に送信する(ステップS505)と共に、このセッションIDを基に、通信制御処理部134により、PC30にセッションの転送の要求を行う(ステップS506)。
この転送要求を受信したPC30側では、PC120に、その応答信号である中間応答信号(ステップS507)、応答信号(ステップS508)を送信する。
【0043】
これらの応答信号を正常に受信すると、PC30とPC120とのセッションが確立される。この後、PC120は、セッションの確立が完了した旨のセッション転送完了通知を、元の通信先のPDA100に送信する(ステップS509)。これを受信したPDA100は、赤外線通信制御処理部112により、その応答信号(ステップS510)と共に、セッションの切断要求を送信する(ステップS511)。この切断要求に対する応答信号がPDA100に返信される(ステップS512)。さらに、PDA100は、PC30からの通信の切断要求(ステップS513)に対する応答信号を送信する(ステップS514)ことで、セッションの転送の完了に基づく、通信の移行が完了する。これにより、PC120とPC30との通信が可能となる(ステップS515)。
【0044】
このように、セッション情報を用いて、本発明に係るセッション転送を行うことでも、通信中のアプリケーションのセッションを別の通信端末に転送することができる。
【0045】
(第4の実施形態)
本第4の実施形態では、上述の第2の実施形態において、特に図4の上記ステップS405に代えて、PC140の通信制御処理部154により、さらに、その時点のセッションIDをPDA100−1に送信する。
【0046】
これを、図6のシーケンス図を用いて、説明する。
ステップS601〜S603は、上記ステップS401〜S403とそれぞれ同様である。
【0047】
PDA100−1では、IPアドレス情報、および通信動作情報を赤外線通信制御処理部112−1で取得し、PC140の通信動作が確認されたならば、赤外線通信制御処理部114−1により、この取得したIPアドレス情報に基づくセッションIDを、PC140に転送する要求を行う(ステップS604)。
【0048】
これを受信したPC140は、PDA100−1に対して、セッションIDを送信する(ステップS605)。このセッションIDを受信したPDA100−1は、この応答信号を赤外線通信制御処理部112−1により、PC140に送信する(ステップS606)と共に、通信制御処理部114−1により、PC30に、このセッションIDに基づくセッションの転送の要求を行う(ステップS607)。
この転送要求を受信したPC30側では、その応答信号である中間応答信号(ステップS608)、応答信号(ステップS609)を送信する。
【0049】
これらの応答信号が送信された後に、PC30とPDA100−1とのセッションが確立される。この後、PC30からPC140に対して、通信の切断要求が送信され(ステップS610)、この応答信号をPC30が受信する(ステップS611)ことで通信が切断される。また、PDA100−1は、セッションの確立が完了した旨のセッション転送完了通知を、元の通信先のPC140に送信する(ステップS612)。これを受信したPC140は、赤外線通信制御処理部152により、PDA100−1に、その応答信号(ステップS613)と共に、セッションの切断要求を送信する(ステップS614)。この切断要求に対する応答信号がPC140に返信される(ステップS615)。これにより、セッションの転送の完了に基づく、通信の移行が完了し、PC140とPC30との通信が可能となる(ステップS616)。
【0050】
このように、セッション情報を用いて、本発明に係るセッション転送を行うことでも、通信中のアプリケーションのセッションを別の通信端末に転送することができる。
【0051】
(第5の実施形態)
なお、他の実施形態として、例えば、上述の第1の実施形態におけるセッション転送システムを、IETFのdraftにおけるSIPを用いたビデオ電話アプリケーションに適用してもよい。つまり、これは、PDA100によるビデオ電話通信を、PC120に移行する場合に相当する。
この第5の実施形態における、セッション転送システムの動作を、図7のシーケンス図を用いて説明する。
【0052】
PDA100でビデオ電話の通信中に、赤外線ポート102を、セッションの転送先となるPC120の赤外線ポート122に対向させて近づける(ステップS701)。これにより相互の端末が認識される。
PDA100は、赤外線通信制御処理部112により、PC120に対して、そのIPアドレス情報の送信要求を行う(ステップS702)。
PC120は、赤外線通信制御処理部132により、アドレス情報記憶部130に記憶されたIPアドレス情報を、PDA100に送信する(ステップS703)。
【0053】
PDA100では、これを赤外線通信制御処理部112で取得し、この取得したIPアドレス情報を基に、通信制御処理部114により、PC30にセッションの保留要求信号INVITE(hold)を送信する(ステップS704)。これに対してPC30から応答信号ACKが返信された(ステップS705)ならば、PDA100は、PC30に対して、セッションの転送要求信号REFERを送信する(ステップS706)。
【0054】
この転送要求を受信したPC30側では、転送要求信号が受入れられたことを示す応答信号(レスポンスコード202)を送信する(ステップS707)ことで、PC30とPC120とのセッションが確立され、さらに、その転送要求したPDA100に対して、呼出要求INVITEを送信する(ステップS708)。
【0055】
この呼出要求を受信したPC120では、通信制御処理部134により、中間応答信号(レスポンスコード200)(ステップS709)、応答信号ACK(ステップS710)を送信する。
これらの応答信号を正常に受信すると、PC30とPC120との保留状態は解除される。この後、PC30は、セッションの確立が完了した旨のセッション転送完了通知NOTIFYを、元の通信先のPDA100に送信する(ステップS711)。これを受信したPDA100は、通信制御処理部114により、その応答信号(レスポンスコード200)(ステップS712)と共に、通信の切断要求信号BYEを送信する(ステップS713)。この切断要求に対する応答信号(レスポンスコード200)がPDA100に返信されることで(ステップS714)、セッションの転送の完了に基づく、通信の移行が完了する。これにより、PC120とPC30とのビデオ電話通信が可能となる(ステップS715)。
【0056】
(第6の実施形態)
また、他の実施形態として、例えば、上述の第3の実施形態におけるセッション転送システムを、IETFのdraftにおけるSIPを用いたビデオ電話アプリケーションに適用してもよい。つまり、これは、PDA100によるビデオ電話通信を、PC120に移行する場合に相当する。
この第6の実施形態における、セッション転送システムの動作を、図8のシーケンス図を用いて説明する。
【0057】
PDA100でのPC30とのビデオ電話の通信中に、赤外線ポート102を、セッションの転送先となるPC120の赤外線ポート122に対向させて近づける(ステップS801)。これにより相互の端末が認識される。
PDA100は、赤外線通信制御処理部112により、PC120に対して、そのIPアドレス情報の送信要求を行う(ステップS802)。
PC120は、赤外線通信制御処理部132により、アドレス情報記憶部130に記憶されたIPアドレス情報を、PDA100に送信する(ステップS803)。
【0058】
PDA100では、これを赤外線通信制御処理部112で取得し、この取得したIPアドレス情報を基に、通信制御処理部114により、PC30にポート番号200に対応するセッションの保留要求信号INVITE(hold)を送信する(ステップS804,S805)。これに対してPC30から応答信号ACKが返信された(ステップS806)ならば、PDA100は、PC120に対して、セッションの接続要求信号INVITEを送信する(ステップS807)。これに対する返信があったならば(ステップS808,S809)、PDA100は、保留要求信号INVITE(hold)をPC120に送信する(ステップS810)。そして、これに対する返信があったならば(ステップS811,S812)、PDA100は、PC30のIPアドレス情報と共に、セッション情報である呼IDを、REFER信号としてPC120に送信する(ステップS813)。
【0059】
この呼IDを受信したPC120は、これに対する応答信号を赤外線通信制御処理部132でPDA100に送信する(ステップS814)と共に、通信制御処理部134により、この呼IDに基づく保留解除要求信号INVITEをPC30に送信する(ステップS815)。これらの応答信号がPC30から送信された後に(ステップS816,S817)、PC30とPC120とのセッションが確立され、PC30は、通信を切断する切断要求信号BYEを、PDA100に送信する(ステップS818)。この応答信号を正常に受信されることで、PDA100とPC30との通信が切断される(ステップS819)。
【0060】
上記ステップS817の後に、PC120は、セッションの確立が完了した旨のセッション転送完了通知信号NOTIFYを、元の通信先のPDA100に送信する(ステップS820)。これを受信したPDA100は、赤外線通信制御処理部112により、PC120に、その応答信号(ステップS821)と共に、セッションの切断要求信号BYEを送信する(ステップS822)。この切断要求に対する応答信号がPDA100に返信されることで(ステップS823)、セッションの転送の完了に基づく、通信の移行が完了し、PC120とPC30との通信が可能となる(ステップS824)。
【0061】
なお、本発明は、図1〜図8を用いて説明した上述の第1〜6の実施形態の例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えば、上述の第5,6の実施形態では、特にRFC2543に基づくビデオ電話サービスを用いて説明したが、これに限るものではなく、他にITU−T勧告のH.450.2に基づく呼転送に、本発明に係るセッション転送機能を適用することで、同様の目的を達することができるようになる。
【0062】
また、上述の第1〜6の実施形態では、近距離無線通信としてIrDA1.2を用いて端末間の通信を行ったが、近距離無線として、他バージョンのIrDA規格、または、Bluetooth(登録商標)を介したデータ通信を行っても、同様の作用、効果を得ることができるのはもちろんである。
【0063】
また、上述の第1〜6の実施形態では、特に、有線接続されたPCと、PHS網などで無線接続されたPDAとの相互のセッション転送を説明したが、これに限るものではなく、無線接続されたPCと無線接続されたPDAや、有線接続されたPCと優先接続されたPCなど、その接続形態はいずれか一方が有線接続であるか無線接続であるかにかかわりなく、かつ、その無線接続はIEEE802.11bに基づくLAN(Local Area Network)などの形態であっても同様の効果を奏することができる。
【0064】
また、上述の第1〜6の実施形態、その内例えば第1の実施形態では上記ステップS303のように転送先端末のIPアドレスを直接取得するとしたが、IPアドレス以外の転送先端末を特定できるものを取得た後に転送元端末あるいは通信先端末が変換テーブルを利用してIPアドレスに変換することも可能である。例えば、転送先端末から端末のホスト名を取得してDNS(Domain Name System)PCからIPアドレスを取得したり、端末IDを取得して、端末IDとIPアドレスの変換テーブルからIPアドレスを取得するようにしてもよい。他の第2〜6の実施形態でも同様である。
【0065】
【発明の効果】
本発明に係るセッション転送システムを用いることで、アドレス情報を自動的に取得し、通信中のアプリケーションのセッションを別の通信端末に転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるセッション転送が用いられるネットワークシステムを説明するためのブロック図である。
【図2】第1の実施形態において、本発明に係るセッション転送システムの構成を説明するためのブロック図である。
【図3】図2のセッション転送システムの動作を説明するためのシーケンス図である。
【図4】第2の実施形態において、本発明に係るセッション転送システムの動作を説明するためのシーケンス図である。
【図5】第3の実施形態において、本発明に係るセッション転送システムの動作を説明するためのシーケンス図である。
【図6】第4の実施形態において、本発明に係るセッション転送システムの動作を説明するためのシーケンス図である。
【図7】第5の実施形態において、本発明に係るセッション転送システムを、IETFのdraftにおけるSIPに適用した場合における、セッション転送システムの構成を説明するためのブロック図である。
【図8】図7のセッション転送システムの別の動作である、第6の実施形態を説明するためのシーケンス図である。
【符号の説明】
10:ネットワークシステム
20:インターネット網
22:アクセスポイント
30,120,140:PC
100:PDA
102,122:赤外線ポート
110,130:アドレス情報記憶部
112,132:赤外線通信制御処理部
114,134:通信制御処理部
Claims (8)
- 通信先である通信先端末と通信網を介した第1の通信端末との通信を、前記第1の通信端末とは異なる第2の通信端末と前記通信先端末との通信に移行するためのセッション転送を行うセッション転送システムにおいて、
前記第2の通信端末は、近距離無線を用いて自端末に対応する通信網上のアドレス情報を、前記第1の通信端末に送信する送信手段を有し、
前記第1の通信端末は、近距離無線を用いて前記アドレス情報を受信する受信手段を有し、
前記通信先端末は、前記第1の通信端末から通信網を介して前記アドレス情報を受信し、これに基づいて前記第2の通信端末との新たなセッションを確立することを特徴とするセッション転送システム。 - 通信先である通信先端末と通信網を介した第1の通信端末との通信を、前記第1の通信端末とは異なる第2の通信端末と前記通信先端末との通信に移行するためのセッション転送を行うセッション転送システムにおいて、
前記第1の通信端末は、近距離無線を用いて自端末に対応する通信網上のアドレス情報、および通信動作情報を、前記第2の通信端末に送信する送信手段を有し、
前記第2の通信端末は、近距離無線を用いて前記アドレス情報および前記通信動作情報を受信する受信手段を有し、
前記第2の通信端末は、該通信動作情報により、前記第1の通信端末が通信中であることが確認されたならば、前記アドレス情報に基づき、通信網を介して前記第1の端末に対して転送要求を送信し、
前記通信先端末は、前記第1の通信端末から通信網を介して前記第2の通信端末に対応する通信網上のアドレス情報を受信し、これに基づいて前記第2の通信端末との新たなセッションを確立することを特徴とするセッション転送システム。 - 通信先である通信先端末と通信網を介した第1の通信端末との通信を、前記第1の通信端末とは異なる第2の通信端末と前記通信先端末との通信に移行するためのセッション転送を行うセッション転送システムにおいて、
前記第2の通信端末は、近距離無線を用いて自端末に対応する通信網上のアドレス情報を、前記第1の通信端末に送信する送信手段を有し、
前記第1の通信端末は、前記アドレス情報を受信する受信手段を有し、
前記第2の通信端末は、前記第1の通信端末から、通信網を介して、セッションを識別するセッション情報を受信し、
前記通信先端末は、前記第2の通信端末から、通信網を介して、前記セッション情報を受信し、これに基づいて前記第2の通信端末との新たなセッションを確立することを特徴とするセッション転送システム。 - 通信先である通信先端末と通信網を介した第1の通信端末との通信を、前記第1の通信端末とは異なる第2の通信端末と前記通信先端末との通信に移行するためのセッション転送を行うセッション転送システムにおいて、
前記第1の通信端末は、近距離無線を用いて、自端末に対応する、通信網上のアドレス情報、および通信動作情報を、前記第2の通信端末に送信する送信手段を有し、
前記第2の通信端末は、前記アドレス情報および前記通信動作情報を受信する受信手段を有し、
前記第2の通信端末は、該通信動作情報により、前記第1の通信端末が通信中であることが確認されたならば、前記アドレス情報に基づき、通信網を介して前記第1の端末に対して転送要求を送信し、前記第1の通信端末からセッションを識別するセッション情報を受信し、
前記通信先端末は、前記第2の通信端末から、通信網を介して、前記セッション情報を受信し、これに基づいて前記第2の通信端末との新たなセッションを確立することを特徴とするセッション転送システム。 - 通信先である通信先端末と通信網を介した第1の通信端末との通信を、前記第1の通信端末とは異なる第2の通信端末と前記通信先端末との通信に移行するためのセッション転送を行うセッション転送方法において、
前記第2の通信端末は、近距離無線を用いて自端末に対応する通信網上のアドレス情報を、前記第1の通信端末に送信し、
前記第1の通信端末は、近距離無線を用いて前記アドレス情報を受信し、
前記通信先端末は、前記第1の通信端末から通信網を介して前記アドレス情報を受信し、これに基づいて前記第2の通信端末との新たなセッションを確立することを特徴とするセッション転送方法。 - 通信先である通信先端末と通信網を介した第1の通信端末との通信を、前記第1の通信端末とは異なる第2の通信端末と前記通信先端末との通信に移行するためのセッション転送を行うセッション転送方法において、
前記第1の通信端末は、近距離無線を用いて自端末に対応する通信網上のアドレス情報、および通信動作情報を、前記第2の通信端末に送信し、
前記第2の通信端末は、近距離無線を用いて前記アドレス情報および前記通信動作情報を受信し、
前記第2の通信端末は、該通信動作情報により、前記第1の通信端末が通信中であることが確認されたならば、前記アドレス情報に基づき、通信網を介して前記第1の端末に対して転送要求を送信し、
前記通信先端末は、前記第1の通信端末から通信網を介して前記第2の通信端末に対応する通信網上のアドレス情報を受信し、これに基づいて前記第2の通信端末との新たなセッションを確立することを特徴とするセッション転送方法。 - 通信先である通信先端末と通信網を介した第1の通信端末との通信を、前記第1の通信端末とは異なる第2の通信端末と前記通信先端末との通信に移行するためのセッション転送を行うセッション転送方法において、
前記第2の通信端末は、近距離無線を用いて自端末に対応する通信網上のアドレス情報を、前記第1の通信端末に送信し、
前記第1の通信端末は、前記アドレス情報を受信し、
前記第2の通信端末は、前記第1の通信端末から、通信網を介して、セッションを識別するセッション情報を受信し、
前記通信先端末は、前記第2の通信端末から、通信網を介して、前記セッション情報を受信し、これに基づいて前記第2の通信端末との新たなセッションを確立することを特徴とするセッション転送方法。 - 通信先である通信先端末と通信網を介した第1の通信端末との通信を、前記第1の通信端末とは異なる第2の通信端末と前記通信先端末との通信に移行するためのセッション転送を行うセッション転送方法において、
前記第1の通信端末は、近距離無線を用いて、自端末に対応する、通信網上のアドレス情報、および通信動作情報を、前記第2の通信端末に送信し、
前記第2の通信端末は、前記アドレス情報および前記通信動作情報を受信し、前記第2の通信端末は、該通信動作情報により、前記第1の通信端末が通信中であることが確認されたならば、前記アドレス情報に基づき、通信網を介して前記第1の端末に対して転送要求を送信し、前記第1の通信端末からセッションを識別するセッション情報を受信し、
前記通信先端末は、前記第2の通信端末から、通信網を介して、前記セッション情報を受信し、これに基づいて前記第2の通信端末との新たなセッションを確立することを特徴とするセッション転送方法。
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