JP2020004208A - デバイスサーバ及びデバイスサーバの制御方法 - Google Patents

デバイスサーバ及びデバイスサーバの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のクライアント装置からの複数のデータをデバイス装置に送信する際の利便性を高めることができるデバイスサーバを提供する。【解決手段】デバイスサーバ12は、複数のクライアント装置4,6,8からの接続要求及び切断要求を受け付ける受付部21と、複数のクライアント装置4,6,8の各々の通信に関する通信情報を記憶する記憶部24と、複数のクライアント装置4,6,8からそれぞれ送信された、USBストレージデバイス10に送信するための複数のデータを受信するネットワークインタフェース18と、通信情報に基づいて、複数のデータのUSBストレージデバイス10への送信順序を決定する制御部26と、決定された送信順序に従って、複数のデータをUSBストレージデバイス10に送信するUSBインタフェース20とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、デバイスサーバ及びデバイスサーバの制御方法に関する。
複数のクライアント装置が1つのデバイス装置を共有して利用するためのデバイスサーバが知られている(例えば、特許文献1参照)。複数のクライアント装置の各々は例えばパーソナルコンピュータ等であり、デバイス装置は例えばUSB(Universal Serial Bus)デバイス等である。デバイスサーバには、複数のクライアント装置がネットワークを介して接続されるとともに、デバイス装置が例えばUSBケーブル等を介してローカル接続される。
上述したデバイスサーバを用いることにより、ユーザは、デバイス装置があたかもクライアント装置に直接ローカル接続されているかのように、クライアント装置からデバイス装置を利用することができる。
特開2016−162110号公報
従来のデバイスサーバでは、複数のクライアント装置のうち1つのクライアント装置とデバイス装置とのデバイスサーバを介した接続が確立された際には、当該接続が切断されるまでの間、他のクライアント装置は、デバイス装置とのデバイスサーバを介した接続を確立することができない。そのため、常に1つのクライアント装置からしか、デバイスサーバにローカル接続されたデバイス装置を利用することができない。これは、デバイスサーバシステムにおいて、1つのクライアント装置がデバイスサーバにローカル接続されたデバイス装置を専有するポリシーに則り構築されていたためである。
そこで、近年、複数のクライアント装置の各々から、デバイスサーバにローカル接続されたデバイス装置を同時に利用したいという要望がある。具体的には、例えばデバイス装置がUSBストレージデバイスである場合に、複数のクライアント装置からそれぞれ送信された複数のデータをUSBストレージデバイスに記憶させたいという要望がある。
しかしながら、デバイスサーバが複数のクライアント装置からの複数のデータを闇雲にUSBストレージデバイスに送信した場合には、例えば各クライアント装置においてデータの送信完了までの待機時間が長くなってしまうなど、利便性が低下するおそれが生じる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のクライアント装置からの複数のデータをデバイス装置に送信する際の利便性を高めることができるデバイスサーバ及びデバイスサーバの制御方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るデバイスサーバは、複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、且つ、デバイス装置とローカル接続されるデバイスサーバであって、前記複数のクライアント装置からの接続要求及び切断要求を受け付ける受付部と、前記複数のクライアント装置の各々の通信に関する通信情報を記憶する記憶部と、前記複数のクライアント装置からそれぞれ送信された、前記デバイス装置に送信するための複数のデータを受信する受信部と、前記通信情報に基づいて、前記複数のデータの前記デバイス装置への送信順序を決定する制御部と、決定された前記送信順序に従って、前記複数のデータを前記デバイス装置に送信する送信部と、を備える。
本態様によれば、送信部は、通信情報に基づいて決定された送信順序に従って、複数のデータをデバイス装置に送信する。これにより、例えば各クライアント装置においてデータの送信完了までの待機時間が短くなるように、複数のデータをデバイス装置に順次送信することができる。その結果、複数のクライアント装置からの複数のデータをデバイス装置に送信する際の利便性を高めることができる。
例えば、前記通信情報は、前記複数のクライアント装置の各々のネットワークアドレスを示すアドレス情報を含み、前記受付部は、前記接続要求の後に前記クライアント装置と前記デバイス装置との前記デバイスサーバを介した接続が確立された際には、当該クライアント装置のネットワークアドレスを前記アドレス情報に追加し、前記切断要求の後に前記クライアント装置と前記デバイス装置との前記デバイスサーバを介した接続が切断された際には、当該クライアント装置の前記ネットワークアドレスを前記アドレス情報から削除するように構成してもよい。
本態様によれば、クライアント装置とデバイス装置とのデバイスサーバを介した接続状況に応じて、通信情報を適宜更新することができる。
例えば、前記通信情報は、前記複数のデータの各々のデータサイズを示すデータサイズ情報を含み、前記制御部は、前記データサイズ情報に基づいて、データサイズの小さい順に前記複数のデータの前記送信順序を決定するように構成してもよい。
本態様によれば、制御部は、データサイズの小さい順に複数のデータの送信順序を決定するので、例えば各クライアント装置においてデータの送信完了までの待機時間が短くなるように、複数のデータをデバイス装置に順次送信することができる。
例えば、前記通信情報は、前記複数のデータの各々の送信レートを示す送信レート情報を含み、前記制御部は、前記送信レート情報に基づいて、送信レートの大きい順に前記複数のデータの前記送信順序を決定するように構成してもよい。
本態様によれば、制御部は、送信レートの大きい順に複数のデータの送信順序を決定するので、例えば各クライアント装置においてデータの送信完了までの待機時間が短くなるように、複数のデータをデバイス装置に順次送信することができる。
例えば、前記通信情報は、前記複数のデータの各々の優先度を示す優先度情報を含み、前記制御部は、前記優先度情報に基づいて、優先度の高い順に前記複数のデータの前記送信順序を決定するように構成してもよい。
本態様によれば、制御部は、優先度の高い順に複数のデータの送信順序を決定するので、例えば複数のデータのうち重要なデータから優先的にデバイス装置に順次送信することができる。
また、本発明の一態様に係るデバイスサーバの制御方法は、複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、且つ、デバイス装置とローカル接続されるデバイスサーバの制御方法であって、前記複数のクライアント装置からの接続要求を受け付けるステップと、前記複数のクライアント装置の各々の通信に関する通信情報を前記デバイスサーバの記憶部に記憶させるステップと、前記複数のクライアント装置からそれぞれ送信された、前記デバイス装置に送信するための複数のデータを受信するステップと、前記通信情報に基づいて、前記複数のデータの前記デバイス装置への送信順序を決定するステップと、決定された前記送信順序に従って、前記複数のデータを前記デバイス装置に送信するステップと、を含む。
本態様によれば、通信情報に基づいて決定された送信順序に従って、複数のデータをデバイス装置に送信する。これにより、例えば各クライアント装置においてデータの送信完了までの待機時間が短くなるように、複数のデータをデバイス装置に順次送信することができる。その結果、複数のクライアント装置からの複数のデータをデバイス装置に送信する際の利便性を高めることができる。
本発明の一態様に係るデバイスサーバ等によれば、複数のクライアント装置からの複数のデータをデバイス装置に送信する際の利便性を高めることができる。
実施の形態に係るデバイスサーバシステムの概要を示す図である。 実施の形態に係るデバイスサーバの機能構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る管理リストの一例を示す図である。 実施の形態に係るデバイスサーバシステムにおける接続処理を示すシーケンス図である。 複数のクライアント装置の各ディスプレイに表示される接続画面の一例を示す図である。 実施の形態に係るデバイスサーバシステムにおけるデータ送信処理を示すシーケンス図である。 実施の形態に係るデバイスサーバシステムにおける切断処理を示すシーケンス図である。 複数のクライアント装置の各ディスプレイに表示される切断画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
[1.デバイスサーバシステムの概要]
まず、図1を参照しながら、実施の形態に係るデバイスサーバシステム2の概要について説明する。図1は、実施の形態に係るデバイスサーバシステム2の概要を示す図である。
図1に示すように、デバイスサーバシステム2は、複数のクライアント装置4,6,8と、USBストレージデバイス10(デバイス装置の一例)と、デバイスサーバ12とを備えている。
複数のクライアント装置4,6,8の各々は、ユーザにより操作される端末装置であり、例えばパーソナルコンピュータである。図示しないが、複数のクライアント装置4,6,8の各々は、例えばプロセッサ、メモリ、ディスプレイ及び入力デバイス等を有している。なお、以下の説明において、複数のクライアント装置4,6,8をそれぞれ「PC1」、「PC2」及び「PC3」と呼ぶことがある。
USBストレージデバイス10は、データを記憶するためのUSBデバイスである。なお、USBデバイスは、USB規格に準拠し且つUSBバスパワーにより電源供給を受けて駆動してもよいし、AC電源アダプタ等により電力供給されるデバイスであってもよい。
デバイスサーバ12は、複数のクライアント装置4,6,8の各々がUSBストレージデバイス10を共有して利用できるようにするための装置である。デバイスサーバ12は、ネットワーク14を介して複数のクライアント装置4,6,8の各々と接続されている。ネットワーク14は、例えば有線LAN(Local Area Network)で構築された有線ネットワークであってもよいし、IEEE802.11規格に準拠した無線ネットワークであってもよい。また、デバイスサーバ12は、USBケーブル16を介してUSBストレージデバイス10とローカル接続されている。なお、本実施の形態では、デバイスサーバ12とUSBストレージデバイス10とが有線ケーブルにより接続される例で説明するが、デバイスサーバ12とUSBストレージデバイス10とが無線通信により接続されてもよい。
上述したデバイスサーバシステム2において、複数のクライアント装置4,6,8の各ユーザはそれぞれ、複数のクライアント装置4,6,8の各々にインストールされたアプリケーションを用いてデバイスサーバ12に指示することにより、デバイスサーバ12にローカル接続されているUSBストレージデバイス10をネットワーク14越しに同時に利用することができる。
なお、本実施の形態では、3つのクライアント装置4,6,8がネットワーク14を介してデバイスサーバ12に接続されているが、これに限定されず、2つ又は4つ以上のクライアント装置がネットワーク14を介してデバイスサーバ12に接続されていてもよい。また、本実施の形態では、1つのUSBストレージデバイス10がデバイスサーバ12にローカル接続されているが、これに限定されず、複数のUSBデバイスがデバイスサーバ12にローカル接続されていてもよい。
[2.デバイスサーバの機能構成]
次に、図2及び図3を参照しながら、実施の形態に係るデバイスサーバ12の機能構成について説明する。図2は、実施の形態に係るデバイスサーバ12の機能構成を示すブロック図である。図3は、実施の形態に係る管理リスト27の一例を示す図である。
図2に示すように、デバイスサーバ12は、機能構成として、ネットワークインタフェース18と、USBインタフェース20と、受付部21と、データ変換部22と、記憶部24と、制御部26とを備えている。
ネットワークインタフェース18は、デバイスサーバ12をネットワーク14に接続するための通信インタフェースである。具体的には、ネットワークインタフェース18は、例えばIEEE802.3規格に準拠した有線通信インタフェース、及び/又は、IEEE802.11規格に準拠した無線通信インタフェースである。ネットワークインタフェース18は、ネットワーク14を介して、複数のクライアント装置4,6,8の各々との間でデータ(ネットワークパケット)を送受信する。なお、本実施の形態では、ネットワークインタフェース18が受信部を構成する一例として説明する。
USBインタフェース20は、デバイスサーバ12をUSBストレージデバイス10に接続するための通信インタフェースである。USBインタフェース20は、USBストレージデバイス10との間でデータを送受信する。なお、本実施の形態では、USBインタフェース20が送信部を構成する一例として説明する。
受付部21は、複数のクライアント装置4,6,8の各ユーザがそれぞれ、複数のクライアント装置4,6,8の各々にインストールされたアプリケーションを用いてデバイスサーバ12に接続又は切断を指示する場合に、これらの指示を受け付ける。すなわち、受付部21は、複数のクライアント装置4,6,8からの接続要求及び切断要求を受け付け、その内容(例えば、接続要求のあるクライアント装置のアドレス情報)を記憶部24に伝える。記憶部24は、受付部21からの内容を管理リスト27(後述する)として格納する。このように、受付部21は、複数のクライアント装置4,6,8の各々にインストールされたアプリケーションとの間で通信セッションの確立(接続処理)又は解消(切断処理)を担う。また、受付部21は、複数のクライアント装置4,6,8とUSBストレージデバイス10との接続状況に応じて、記憶部24に記憶された管理リスト27を更新する。
データ変換部22は、ネットワークインタフェース18により受信されたデータ(ネットワークパケット)を、USBストレージデバイス10との間で通信可能なデータに変換(デカプセル化)する。また、データ変換部22は、USBインタフェース20により受信されたデータを、ネットワーク14上で通信可能なデータ(ネットワークパケット)に変換(カプセル化)する。
記憶部24は、管理リスト27を記憶するためのメモリである。管理リスト27は、例えば図3に示すようなデータテーブルである。図3に示す管理リスト27には、デバイスサーバ12に接続されている複数のクライアント装置4,6,8の各々の通信に関する通信情報が格納されている。
図3に示す例では、管理リスト27の1行目には、クライアント装置4(PC1)の通信に関する通信情報として、a)クライアント装置4のネットワークアドレスであるIP(Internet Protocol)アドレスを示すアドレス情報「xx.xx.xx.xx」、b)クライアント装置4におけるデータ送信のステータスを示すステータス情報「送信待機中」、及び、c)送信対象のデータのデータサイズを示すデータサイズ情報「10MB」が格納されている。
また、管理リスト27の2行目には、クライアント装置6(PC2)の通信に関する通信情報として、a)クライアント装置6のIPアドレスを示すアドレス情報「yy.yy.yy.yy」、b)クライアント装置6におけるデータ送信のステータスを示すステータス情報「送信待機中」、及び、c)送信対象のデータのデータサイズを示すデータサイズ情報「50MB」が格納されている。
さらに、管理リスト27の3行目には、クライアント装置8(PC3)の通信に関する通信情報として、a)クライアント装置8のIPアドレスを示すアドレス情報「zz.zz.zz.zz」、b)クライアント装置8におけるデータ送信のステータスを示すステータス情報「送信待機中」、及び、c)送信対象のデータのデータサイズを示すデータサイズ情報「100MB」が格納されている。
なお、本実施の形態では、アドレス情報がクライアント装置4,6,8の各IPアドレスである場合について説明したが、これに限定されず、例えばクライアント装置4,6,8の各ネットワークアドレスであるMAC(Media Access Control)アドレスであってもよい。
ここで、記憶部24は、複数のクライアント装置4,6,8の各ユーザがアプリケーションを用いてUSBストレージデバイス10に対して接続要求を行うことを契機に、管理リスト27の作成を開始する。一方、記憶部24は、複数のクライアント装置4,6,8の各ユーザがUSBストレージデバイス10に対して切断要求を行うことを契機に、管理リスト27から切断要求を指示したクライアント装置4,6,8の通信情報を削除する。
図2に戻って、制御部26は、複数のクライアント装置4,6,8からそれぞれUSBストレージデバイス10に対して複数のデータが送信された際に、記憶部24に記憶された管理リスト27に基づいて、複数のデータのUSBストレージデバイス10への送信順序を決定する。具体的には、制御部26は、データサイズの小さい順に、複数のデータのUSBストレージデバイス10への送信順序を決定する。制御部26の具体的な処理については、後で詳述する。
[3.デバイスサーバシステムの動作]
次に、図4〜図8を参照しながら、実施の形態に係るデバイスサーバシステム2の動作について説明する。
[3−1.接続処理]
まず、図4及び図5を参照しながら、実施の形態に係るデバイスサーバシステム2における接続処理について説明する。図4は、実施の形態に係るデバイスサーバシステム2における接続処理を示すシーケンス図である。図5は、複数のクライアント装置4,6,8の各ディスプレイに表示される接続画面28の一例を示す図である。
以下、複数のクライアント装置4,6,8の各ユーザがそれぞれ、複数のクライアント装置4,6,8とUSBストレージデバイス10とをデバイスサーバ12を介して接続する場合について説明する。なお、複数のクライアント装置4,6,8がUSBストレージデバイス10に接続されていない状態では、管理リスト27には、複数のクライアント装置4,6,8の各々の通信に関する通信情報は格納されていない。
初めに、クライアント装置4のユーザは、クライアント装置4にインストールされているアプリケーションを起動し、図5に示す接続画面28をクライアント装置4のディスプレイに表示させる。接続画面28は、クライアント装置4を、デバイスサーバ12を介してUSBストレージデバイス10に接続する操作を行うためのグラフィカルユーザインタフェースである。接続画面28は、クライアント装置4を、デバイスサーバ12を介してUSBストレージデバイス10に接続するか否かを指示するためのボタンであるウィジェット30を含む。なお、図5における「機種名:SX−XXX」の表示は、デバイスサーバ12に接続されているUSBストレージデバイス10の機種名である。
クライアント装置4のユーザが接続画面28でウィジェット30の「はい」ボタンをクリックした場合に、図4に示すように、クライアント装置4は、接続要求コマンドをデバイスサーバ12に送信する(S101)。
デバイスサーバ12のネットワークインタフェース18は、クライアント装置4からの接続要求コマンドを受信する。デバイスサーバ12の受付部21は、受信した接続要求コマンドに基づいて、クライアント装置4とUSBストレージデバイス10とのデバイスサーバ12を介した接続を確立するための接続処理を実行し(S102)、記憶部24に記憶されている管理リスト27にクライアント装置4の通信情報を追加する(S103)。
なお、この時、図3に示す管理リスト27の1行目には、クライアント装置4の通信情報として、アドレス情報「xx.xx.xx.xx」及びステータス情報「未送信」のみが格納され、データサイズ情報は格納されない。
その後、上述と同様に、クライアント装置6のユーザは、クライアント装置6にインストールされているアプリケーションを起動し、図5に示す接続画面28でウィジェット30の「はい」ボタンをクリックする。これにより、図4に示すように、クライアント装置6は、接続要求コマンドをデバイスサーバ12に送信する(S104)。
デバイスサーバ12のネットワークインタフェース18は、クライアント装置6からの接続要求コマンドを受信する。デバイスサーバ12の受付部21は、受信した接続要求コマンドに基づいて、クライアント装置6とUSBストレージデバイス10とのデバイスサーバ12を介した接続を確立するための接続処理を実行し(S105)、記憶部24に記憶されている管理リスト27にクライアント装置6の通信情報を追加する(S106)。
なお、この時、図3に示す管理リスト27の2行目には、クライアント装置6の通信情報として、アドレス情報「yy.yy.yy.yy」及びステータス情報「未送信」のみが格納され、データサイズ情報は格納されない。
その後、上述と同様に、クライアント装置8のユーザは、クライアント装置8にインストールされているアプリケーションを起動し、図5に示す接続画面28でウィジェット30の「はい」ボタンをクリックする。これにより、図4に示すように、クライアント装置8は、接続要求コマンドをデバイスサーバ12に送信する(S107)。
デバイスサーバ12のネットワークインタフェース18は、クライアント装置8からの接続要求コマンドを受信する。デバイスサーバ12の受付部21は、受信した接続要求コマンドに基づいて、クライアント装置8とUSBストレージデバイス10とのデバイスサーバ12を介した接続を確立するための接続処理を実行し(S108)、記憶部24に記憶されている管理リスト27にクライアント装置8の通信情報を追加する(S109)。
なお、この時、図3に示す管理リスト27の3行目には、クライアント装置8の通信情報として、アドレス情報「zz.zz.zz.zz」及びステータス情報「未送信」のみが格納され、データサイズ情報は格納されない。
以上のようにして、複数のクライアント装置4,6,8の各々は、デバイスサーバ12を介してUSBストレージデバイス10に接続される。すなわち、従来のデバイスサーバは、複数のクライアント装置4,6,8のうち1台のクライアント装置からの接続要求しか受け付けなかったが、本実施の形態のデバイスサーバ12では、複数のクライアント装置4,6,8からの接続要求を一旦、デバイスサーバ12が受け付けるのである。これにより、複数のクライアント装置4,6,8の各ユーザはそれぞれ、複数のクライアント装置4,6,8を操作することにより、USBストレージデバイス10をネットワーク14越しに同時に利用することができる。
[3−2.データ送信処理]
次に、図6を参照しながら、実施の形態に係るデバイスサーバシステム2におけるデータ送信処理について説明する。図6は、実施の形態に係るデバイスサーバシステム2におけるデータ送信処理を示すシーケンス図である。
以下、複数のクライアント装置4,6,8の各ユーザがそれぞれ、複数のクライアント装置4,6,8からUSBストレージデバイス10に対して、10MBのデータ(以下、「データA」という)、50MBのデータ(以下、「データB」という)及び100MBのデータ(以下、「データC」という)を送信する場合について説明する。
初めに、図6に示すように、クライアント装置4のユーザは、クライアント装置4を用いて、USBストレージデバイス10に対して10MBのデータAを送信する操作を実行する。これにより、クライアント装置4は、送信対象のデータAのデータサイズ情報「10MB」をUSBストレージデバイス10に送信する(S201)。この時、送信対象のデータA自体はまだ送信されない。デバイスサーバ12のネットワークインタフェース18は、クライアント装置4からのデータサイズ情報を受信する(S202)。
この時、デバイスサーバ12の受付部21は、記憶部24の管理リスト27に格納されているクライアント装置4の通信情報を更新する。具体的には、図3に示す管理リスト27の1行目において、クライアント装置4の通信情報として、データサイズ情報「10MB」が格納され、ステータス情報が「未送信」から「送信待機中」に変更される。
その後、上述と同様に、クライアント装置6のユーザは、クライアント装置6を用いて、USBストレージデバイス10に対して50MBのデータBを送信する操作を実行する。これにより、クライアント装置6は、送信対象のデータBのデータサイズ情報「50MB」をUSBストレージデバイス10に送信する(S203)。この時、送信対象のデータB自体はまだ送信されない。デバイスサーバ12のネットワークインタフェース18は、クライアント装置6からのデータサイズ情報を受信する(S204)。
この時、デバイスサーバ12の受付部21は、記憶部24の管理リスト27に格納されているクライアント装置6の通信情報を更新する。具体的には、図3に示す管理リスト27の2行目において、クライアント装置6の通信情報として、データサイズ情報「50MB」が格納され、ステータス情報が「未送信」から「送信待機中」に変更される。
その後、上述と同様に、クライアント装置8のユーザは、クライアント装置8を用いて、USBストレージデバイス10に対して100MBのデータCを送信する操作を実行する。これにより、クライアント装置8は、送信対象のデータCのデータサイズ情報「100MB」をUSBストレージデバイス10に送信する(S205)。この時、送信対象のデータC自体はまだ送信されない。デバイスサーバ12のネットワークインタフェース18は、クライアント装置8からのデータサイズ情報を受信する(S206)。
この時、デバイスサーバ12の受付部21は、記憶部24の管理リスト27に格納されているクライアント装置8の通信情報を更新する。具体的には、図3に示す管理リスト27の3行目において、クライアント装置8の通信情報として、データサイズ情報「100MB」が格納され、ステータス情報が「未送信」から「送信待機中」に変更される。
その後、デバイスサーバ12の制御部26は、記憶部24の管理リスト27に格納されている複数のクライアント装置4,6,8の各データサイズ情報に基づいて、複数のデータA,B,CのUSBストレージデバイス10への送信順序を決定する(S207)。具体的には、デバイスサーバ12の制御部26は、複数のデータA,B,Cの送信順序を、データサイズの小さい順に「データA→データB→データC」と決定する。こうすることで、例えば複数のクライアント装置4,6,8において、各データA,B,Cの送信完了までの待機時間が短くなる。
その後、デバイスサーバ12の制御部26は、複数のクライアント装置4,6,8の各々に対して、「データA→データB→データC」の順に送信するように要求する。
まず、デバイスサーバ12の制御部26は、送信順序が1番目のデータAを送信するように要求するための送信要求コマンドを生成する。デバイスサーバ12のネットワークインタフェース18は、生成された送信要求コマンドをクライアント装置4に送信する(S208)。クライアント装置4は、デバイスサーバ12からの送信要求コマンドを受信し、受信した送信要求コマンドに基づいて、データAをデバイスサーバ12に送信する(S209)。
デバイスサーバ12のネットワークインタフェース18は、クライアント装置4からのデータAを受信する。デバイスサーバ12のUSBインタフェース20は、受信したデータAをUSBストレージデバイス10に転送する(S210)。この時、デバイスサーバ12の受付部21は、記憶部24の管理リスト27に格納されているクライアント装置4の通信情報を更新する。具体的には、図3に示す管理リスト27の1行目において、クライアント装置4の通信情報として、ステータス情報が「送信待機中」から「送信済み」に変更される。USBストレージデバイス10は、デバイスサーバ12から送信されてきたデータAを記憶する(S211)。
次に、デバイスサーバ12の制御部26は、送信順序が2番目のデータBを送信するように要求するための送信要求コマンドを生成する。デバイスサーバ12のネットワークインタフェース18は、生成された送信要求コマンドをクライアント装置6に送信する(S212)。クライアント装置6は、デバイスサーバ12からの送信要求コマンドを受信し、受信した送信要求コマンドに基づいて、データBをデバイスサーバ12に送信する(S213)。
デバイスサーバ12のネットワークインタフェース18は、クライアント装置6からのデータBを受信する。デバイスサーバ12のUSBインタフェース20は、受信したデータBをUSBストレージデバイス10に転送する(S214)。この時、デバイスサーバ12の受付部21は、記憶部24の管理リスト27に格納されているクライアント装置6の通信情報を更新する。具体的には、図3に示す管理リスト27の2行目において、クライアント装置6の通信情報として、ステータス情報が「送信待機中」から「送信済み」に変更される。USBストレージデバイス10は、デバイスサーバ12から送信されてきたデータBを記憶する(S215)。
次に、デバイスサーバ12の制御部26は、送信順序が3番目のデータCを送信するように要求するための送信要求コマンドを生成する。デバイスサーバ12のネットワークインタフェース18は、生成された送信要求コマンドをクライアント装置8に送信する(S216)。クライアント装置8は、デバイスサーバ12からの送信要求コマンドを受信し、受信した送信要求コマンドに基づいて、データCをデバイスサーバ12に送信する(S217)。
デバイスサーバ12のネットワークインタフェース18は、クライアント装置8からのデータCを受信する。デバイスサーバ12のUSBインタフェース20は、受信したデータCをUSBストレージデバイス10に転送する(S218)。この時、デバイスサーバ12の受付部21は、記憶部24の管理リスト27に格納されているクライアント装置8の通信情報を更新する。具体的には、図3に示す管理リスト27の3行目において、クライアント装置8の通信情報として、ステータス情報が「送信待機中」から「送信済み」に変更される。USBストレージデバイス10は、デバイスサーバ12から送信されてきたデータCを記憶する(S219)。
以上のようにして、USBストレージデバイス10には、複数のデータA,B,Cが「データA→データB→データC」の送信順序で順次送信され、記憶される。
本実施の形態においては、図6に示すように複数のクライアント装置4,6,8からデバイスサーバ12に向けて(宛先はUSBストレージデバイス10)、滞りなくデータA,B,Cが送信される前提で説明したが、ここで、所定の時間を経てもデータ送信要求のあったクライアント装置4,6,8からそれぞれデバイスサーバ12にデータA,B,Cが送信されない場合には、デバイスサーバ12は当該クライアント装置4,6,8に向けて送信要求を通知することとなる。これら一連の処理は既存技術でもよいし、本実施の形態のデバイスサーバ12特有の処理で対応してもよく、本実施の形態とは直接関連しないため、詳細な説明は省略する。
なお、本実施の形態においては、複数のクライアント装置4,6,8からデバイスサーバ12に向けて(宛先はUSBストレージデバイス10)、次々とデータA,B,Cが送信される前提で説明をしたが、所定の時間を経ても接続要求のあったクライアント装置6,8からデバイスサーバ12にデータB,Cが送信されない(まずデータサイズ情報が送信されない)場合もある。この場合、デバイスサーバ12は、従来通りデータサイズ情報を送信してきたクライアント装置4に対し、所定の待ち時間の後に送信要求コマンドを送信し、当該クライアント装置4からのデータAの受信及び転送処理を行う。所定の待ち時間は、接続要求を受け付けたがデータサイズ情報が送信されない他のクライアント装置6,8からのデータサイズ情報の送信を待つ限界時間である。
[3−3.切断処理]
次に、図7及び図8を参照しながら、実施の形態に係るデバイスサーバシステム2における切断処理について説明する。図7は、実施の形態に係るデバイスサーバシステム2における切断処理を示すシーケンス図である。図8は、複数のクライアント装置4,6,8の各ディスプレイに表示される切断画面32の一例を示す図である。
以下、複数のクライアント装置4,6,8の各ユーザがそれぞれ、複数のクライアント装置4,6,8とUSBストレージデバイス10とのデバイスサーバ12を介した接続を切断する場合について説明する。
クライアント装置4のユーザは、クライアント装置4にインストールされているアプリケーションを起動し、図8に示す切断画面32をクライアント装置4のディスプレイに表示させる。切断画面32は、クライアント装置4とUSBストレージデバイス10との接続を切断する操作を行うためのグラフィカルユーザインタフェースである。接続画面32は、クライアント装置4とUSBストレージデバイス10との接続を切断するか否かを指示するためのボタンであるウィジェット34を含む。
クライアント装置4のユーザが切断画面32でウィジェット34の「はい」ボタンをクリックした場合に、図7に示すように、クライアント装置4は、切断要求コマンドをデバイスサーバ12に送信する(S301)。
デバイスサーバ12のネットワークインタフェース18は、クライアント装置4からの切断要求コマンドを受信する。デバイスサーバ12の受付部21は、受信した切断要求コマンドに基づいて、クライアント装置4とUSBストレージデバイス10とのデバイスサーバ12を介した接続を切断するための切断処理を実行し(S302)、記憶部24に記憶されている管理リスト27からクライアント装置4の通信情報を削除する(S303)。
その後、上述と同様に、クライアント装置6のユーザは、クライアント装置6にインストールされているアプリケーションを起動し、図8に示す接続画面32でウィジェット34の「はい」ボタンをクリックする。これにより、図7に示すように、クライアント装置6は、切断要求コマンドをデバイスサーバ12に送信する(S304)。
デバイスサーバ12のネットワークインタフェース18は、クライアント装置6からの切断要求コマンドを受信する。デバイスサーバ12の受付部21は、受信した切断要求コマンドに基づいて、クライアント装置6とUSBストレージデバイス10とのデバイスサーバ12を介した接続を切断するための切断処理を実行し(S305)、記憶部24に記憶されている管理リスト27からクライアント装置6の通信情報を削除する(S306)。
その後、上述と同様に、クライアント装置8のユーザは、クライアント装置8にインストールされているアプリケーションを起動し、図8に示す切断画面32でウィジェット34の「はい」ボタンをクリックする。これにより、図7に示すように、クライアント装置8は、切断要求コマンドをデバイスサーバ12に送信する(S307)。
デバイスサーバ12のネットワークインタフェース18は、クライアント装置8からの切断要求コマンドを受信する。デバイスサーバ12の受付部21は、受信した切断要求コマンドに基づいて、クライアント装置8とUSBストレージデバイス10とのデバイスサーバ12を介した接続を切断するための切断処理を実行し(S308)、記憶部24に記憶されている管理リスト27からクライアント装置8の通信情報を削除する(S309)。
以上のようにして、複数のクライアント装置4,6,8の各々とUSBストレージデバイス10とのデバイスサーバ12を介した接続が切断される。
[4.効果]
上述したように、デバイスサーバ12は、複数のクライアント装置4,6,8からそれぞれ送信された複数のデータA,B,Cを、データサイズの小さい順にUSBストレージデバイス10に送信する。
最初に、データサイズが最も小さいデータAをクライアント装置4からUSBストレージデバイス10に送信することにより、データAの送信を最も短時間で完了することができ、各クライアント装置6,8においてデータB,Cの送信開始のタイミングを早めることができる。
次に、データサイズが2番目に小さいデータBをクライアント装置6からUSBストレージデバイス10に送信することにより、データBの送信を比較的短時間で完了することができ、クライアント装置8においてデータCの送信開始のタイミングを早めることができる。
以上のように、複数のクライアント装置4,6,8における複数のデータA,B,Cの送信完了までの待機時間を短縮することができ、特に複数のデータA,B,Cをほぼ同時にUSBストレージデバイス10に送信する際の利便性を高めることができる。
(他の変形例等)
以上、本発明のデバイスサーバ及びデバイスサーバの制御方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。上記実施の形態に対して当業者が思い付く変形を施して得られる形態、及び、上記実施の形態における構成要素を任意に組み合わせて実現される別の形態も本発明に含まれる。
上記実施の形態では、図6のステップS210,S214,S218においてそれぞれデータA,B,CをUSBストレージデバイス10に転送するようにしたが、データA,B,Cをデータサーバ12の記憶部24にバッファしながら転送してもよい。
上記実施の形態では、制御部26は、データサイズの小さい順に、複数のデータA,B,CのUSBストレージデバイス10への送信順序を決定したが、これに限定されない。制御部26は、例えば送信レートの大きい順に、複数のデータA,B,CのUSBストレージデバイス10への送信順序を決定してもよい。この場合、記憶部24に記憶されている管理リスト27には、複数のクライアント装置4,6,8の各通信に関する通信情報として、複数のデータA,B,Cの各送信レートを示す送信レート情報が格納される。例えば、複数の同サイズのデータA,B,Cの各送信レートがそれぞれ2Mbps、4Mbps、10Mbpsである場合、制御部26は、送信レート情報に基づいて、複数のデータA,B,Cの送信順序を、送信レートの大きい順に「データC→データB→データA」と決定する。あるいは、例えば、複数のデータA,B,Cの各データサイズがそれぞれ、「10MB」、「50MB」、「100MB」であり、各送信レートがそれぞれ2Mbps、4Mbps、10Mbpsである場合、制御部26は、データサイズ情報及び送信レート情報に基づいて、複数のデータA,B,Cの送信順序を、転送時間が小さい順に「データA→データC→データB」と決定する。これにより、複数のクライアント装置4,6,8における複数のデータA,B,Cの送信完了までの待機時間を短縮することができ、複数のデータA,B,CをUSBストレージデバイス10に送信する際の利便性を高めることができる。
さらに、制御部26は、例えば優先度の高い順に、複数のデータA,B,CのUSBストレージデバイス10への送信順序を決定してもよい。この場合、記憶部24に記憶されている管理リスト27には、複数のクライアント装置4,6,8の各通信に関する通信情報として、複数のデータA,B,Cの各優先度を示す優先度情報が格納される。例えば、複数のデータA,B,Cの各優先度がそれぞれ「高」、「低」、「中」である場合、制御部26は、優先度情報に基づいて、複数のデータA,B,Cの送信順序を、優先度の高い順に「データA→データC→データB」と決定する。これにより、複数のデータA,B,Cのうち重要なデータから優先的にUSBストレージデバイス10に順次送信することができ、複数のデータA,B,CをUSBストレージデバイス10に送信する際の利便性を高めることができる。なお、複数のクライアント装置4,6,8の各ユーザはそれぞれ、複数のクライアント装置4,6,8にインストールされているアプリケーションを用いて、複数のデータA,B,Cの各優先度を予め設定してもよい。
上記実施の形態では、複数のクライアント装置4,6,8がデバイスサーバ12にローカル接続されたUSBストレージデバイス10に向けてデータを送信する例を示したが、これに限定されない。本発明は、例えば、デバイスサーバ12が、複数のクライアント装置4,6,8の各々からの指示を受けて、USBストレージデバイス10内のデータを複数のクライアント装置4,6,8に向けて個々に送信する場合にも適用できる。
上記実施の形態では、複数のクライアント装置4,6,8の各々をパーソナルコンピュータで構成したが、これに限定されず、例えばタブレット端末又はスマートフォン等の各種端末で構成してもよい。
上記実施の形態では、デバイスサーバ12にローカル接続されるデバイス装置をUSBストレージデバイス10で構成したが、これに限定されず、例えば複合機、プリンタ、スキャナ、又は、画像データ(動画データを含む)をデバイスサーバ経由で受信、表示する装置(ディスプレイ)等の各種装置で構成してもよい。
本発明は、例えば複数のクライアント装置が1つのデバイス装置を共有して利用できるようにするためのデバイスサーバ等に適用することができる。
2 デバイスサーバシステム
4 クライアント装置(PC1)
6 クライアント装置(PC2)
8 クライアント装置(PC3)
10 USBストレージデバイス
12 デバイスサーバ
14 ネットワーク
16 USBケーブル
18 ネットワークインタフェース
20 USBインタフェース
21 受付部
22 データ変換部
24 記憶部
26 制御部
27 管理リスト
28 接続画面
30,34 ウィジェット
32 切断画面

Claims (6)

  1. 複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、且つ、デバイス装置とローカル接続されるデバイスサーバであって、
    前記複数のクライアント装置からの接続要求及び切断要求を受け付ける受付部と、
    前記複数のクライアント装置の各々の通信に関する通信情報を記憶する記憶部と、
    前記複数のクライアント装置からそれぞれ送信された、前記デバイス装置に送信するための複数のデータを受信する受信部と、
    前記通信情報に基づいて、前記複数のデータの前記デバイス装置への送信順序を決定する制御部と、
    決定された前記送信順序に従って、前記複数のデータを前記デバイス装置に送信する送信部と、を備える
    デバイスサーバ。
  2. 前記通信情報は、前記複数のクライアント装置の各々のネットワークアドレスを示すアドレス情報を含み、
    前記受付部は、前記接続要求の後に前記クライアント装置と前記デバイス装置との前記デバイスサーバを介した接続が確立された際には、当該クライアント装置のネットワークアドレスを前記アドレス情報に追加し、前記切断要求の後に前記クライアント装置と前記デバイス装置との前記デバイスサーバを介した接続が切断された際には、当該クライアント装置の前記ネットワークアドレスを前記アドレス情報から削除する
    請求項1に記載のデバイスサーバ。
  3. 前記通信情報は、前記複数のデータの各々のデータサイズを示すデータサイズ情報を含み、
    前記制御部は、前記データサイズ情報に基づいて、データサイズの小さい順に前記複数のデータの前記送信順序を決定する
    請求項1又は2に記載のデバイスサーバ。
  4. 前記通信情報は、前記複数のデータの各々の送信レートを示す送信レート情報を含み、
    前記制御部は、前記送信レート情報に基づいて、送信レートの大きい順に前記複数のデータの前記送信順序を決定する
    請求項1又は2に記載のデバイスサーバ。
  5. 前記通信情報は、前記複数のデータの各々の優先度を示す優先度情報を含み、
    前記制御部は、前記優先度情報に基づいて、優先度の高い順に前記複数のデータの前記送信順序を決定する
    請求項1又は2に記載のデバイスサーバ。
  6. 複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、且つ、デバイス装置とローカル接続されるデバイスサーバの制御方法であって、
    前記複数のクライアント装置からの接続要求を受け付けるステップと、
    前記複数のクライアント装置の各々の通信に関する通信情報を前記デバイスサーバの記憶部に記憶させるステップと、
    前記複数のクライアント装置からそれぞれ送信された、前記デバイス装置に送信するための複数のデータを受信するステップと、
    前記通信情報に基づいて、前記複数のデータの前記デバイス装置への送信順序を決定するステップと、
    決定された前記送信順序に従って、前記複数のデータを前記デバイス装置に送信するステップと、を含む
    デバイスサーバの制御方法。
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