JP2020088712A - 通信装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる無線ネットワークに属する通信装置間の無線接続をより安定的に行う通信装置を提供すること。【解決手段】通信装置は、自装置が属する無線ネットワークのアクセスポイント(AP)を介さずに、無線ネットワークに属さない他の通信装置を探索し、第1接続モードまたは第1接続モードとは異なる第2接続モードによる接続を行うための第1探索情報を取得する第1取得手段と、無線ネットワークのAPを介して他の通信装置を探索し、第2接続モードによる接続を行うための第2探索情報を取得する第2取得手段と、無線ネットワークのAPを介さずに、他の通信装置と第1接続モードによる接続を行う第1接続手段と、無線ネットワークのAPを介して、他の通信装置と第2接続モードによる接続を行う第2接続手段と、第1探索情報と前記第2探索情報の少なくとも一方に基づいて、第1接続手段または第2接続手段を選択する選択手段とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は通信装置およびその制御方法に関する。
無線通信伝送技術であるMiracast(登録商標)は、Wi−Fi Directを用いたピアツーピア接続だけでなく、新たな規格として無線アクセスポイントを経由したインフラストラクチャモード接続による通信をサポートしている(特許文献1参照)。Miracast無線通信において、映像(動画)ストリーミングを送信する側の装置はソースと称され、受信する側の装置はシンクと称される。また、Miracast無線通信で使用される映像ストリーミング技術として、Wi−Fi Displayが知られている。Wi−Fi Displayは、Wi−Fi Alliance(登録商標)が規格化した無線ダイレクトストリーミング技術である。以下の記載において、Wi−Fi Displayは「WFD」と称する。また、ピアツーピア接続は「P2P接続」または「無線P2P接続」と称し、アクセスポイントは「AP」と称する。
ローカルリンクネットワーク上で提供されているサービスや接続されている機器を発見するための技術として、multicast DNS(以下、「mDNS」と称する)が知られている。インフラストラクチャモード接続において、WFD送信装置(ソース)は、mDNSにより、WFD受信装置(シンク)を探索し、ポート番号情報を取得する。WFD送信装置は、探索により発見したWFD受信装置への接続要求として、TCPコネクションを用いたWFDセッションを確立するためのR2コマンドを送信し、WFD受信装置との接続を確立する。mDNSによる探索は、探索条件をUDP(User Datagram Protocol)によるマルチキャストで送信し、条件に該当する装置が応答することで探索を行う方式である。DNSはDomain Name Systemの略である。TCPはTransmission Control Protocolの略である。
また、P2P接続では、1台の装置がAPとしてGroup Owner(以下、「GO」と称する)となりグループを形成する。その他の装置は、クライアントとしてグループに参加することで接続を確立する。P2Pによる探索は、プローブ要求(Probe Request)の送信により問い合わせを行い、問い合わせを受信したクライアント装置がプローブ応答(Probe Response)により応答を行うことで探索を行う方式である。
インフラストラクチャモード接続およびP2P接続のどちらにおいても、ユースケースとして1対多で通信するマルチソースやマルチシンクといった接続形態がある。
特開2016−54407号公報
mDNSによる探索パケットをはじめとするUDPのマルチキャスト通信は、サブネットを越えて通信することができない。そのため、異なるサブネットのネットワークに属する装置には探索パケットが届かず、mDNSを必要とするMiracastのインフラストラクチャモード接続では、異なるサブネットに属するWFD受信装置を発見することができない。このような場合に、WFDのセッションを確立するために必要な情報を取得することができないため、インフラストラクチャモード接続によるストリーミング通信を開始することができないことがある。
また、WFD送信装置とWFD受信装置が物理的に近距離にあり、P2Pのグループを形成できる場合には、P2P接続によるストリーミング通信が可能である。ただし、1対多で通信する接続形態(マルチソースやマルチシンク)におけるP2P接続は、GO装置を介してクライアント装置間のストリーミング通信を行うため、GO装置が電源断などによりネットワークから離脱した場合に、クライアント装置間のストリーミング通信も途絶してしまう。そのため、P2P接続よりもインフラストラクチャモード接続が望ましい。
そこで、本発明は、異なる無線ネットワークに属する通信装置間の無線接続をより安定的に行うことができる通信装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の1つの態様による通信装置は、自装置が属する無線ネットワークのアクセスポイントを介さずに、前記無線ネットワークに属さない他の通信装置を探索し、第1の接続モードまたは前記第1の接続モードとは異なる第2の接続モードによる接続を行うための第1の探索情報を取得する第1の取得手段と、前記無線ネットワークのアクセスポイントを介して前記他の通信装置を探索し、前記第2の接続モードによる接続を行うための第2の探索情報を取得する第2の取得手段と、前記無線ネットワークのアクセスポイントを介さずに、前記他の通信装置と前記第1の接続モードによる接続を行う第1の接続手段と、前記無線ネットワークのアクセスポイントを介して、前記他の通信装置と前記第2の接続モードによる接続を行う第2の接続手段と、前記第1の探索情報と前記第2の探索情報の少なくとも一方に基づいて、前記第1の接続手段または前記第2の接続手段を選択する選択手段と、を備える。
本発明の他の態様による通信装置は、自装置が属する無線ネットワークのアクセスポイントを介さずに、前記無線ネットワークに属さない他の通信装置と、第1の接続モードによる接続を行う第1の接続手段と、前記無線ネットワークのアクセスポイントを介して、前記第1の接続モードとは異なる第2の接続モードによる接続を前記他の通信装置と行う第2の接続手段と、前記無線ネットワークのアクセスポイントを介さずに前記他の通信装置から受信した探索に応答する場合、前記第2の接続モードによる接続を行うための情報を、前記他の通信装置に送信する送信手段と、を備える。
本発明によれば、異なる無線ネットワークに属する通信装置間の無線接続をより安定的に行うことができる。
本発明の実施形態におけるネットワーク構成例を示す図。 実施形態におけるWFD送受信装置の構成を概略的に示すブロック図。 WFD送信装置がWFD受信装置と接続を行う際のシーケンス図。 P2P探索部がプローブ応答を送信する処理を示すフローチャート。 WFD IEのフォーマットを示す図。 接続選択部の処理を説明するためのフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。実施形態の構成は、本発明が適用される装置の仕様や各種条件(使用条件、使用環境等)によって適宜修正又は変更され得る。本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されない。 実施形態では、通信装置の一例として、Miracastを使用する無線通信装置を説明するが、本発明の通信装置は、そのような無線通信装置に限定されない。
<ネットワーク構成について>
図1は本実施形態におけるネットワーク構成例を示す図である。
本実施形態では、WFD送信装置100Aが、mDNS探索とP2P探索の両探索を行い、両探索においてWFD受信装置100Bを発見できる場合を説明する。
WFD送信装置100AはAP200と無線ネットワーク1を構築し、WFD受信装置100BはAP(アクセスポイント)300と無線ネットワーク2を構築している。無線ネットワーク1と無線ネットワーク2は、それぞれサブネットワークであり、WFD送信装置100Aは無線ネットワーク2に属しておらず、WFD受信装置100Bは無線ネットワーク1に属していない。
AP200とAP300は互いに通信可能である。これにより、WFD送信装置100AとWFD受信装置100Bは、インフラストラクチャモード接続により通信が可能である。よって、WFD送信装置100Aは、自装置が属する無線ネットワーク1に属さない無線通信装置であるWFD受信装置100Bに、インフラストラクチャモード接続でデータを送信することができる。
本実施形態では、WFD送信装置100AとWFD受信装置100Bが物理的に近距離にあり、P2Pのグループを形成することができる。よって、WFD送信装置100AとWFD受信装置100Bは、無線P2P接続によるストリーミング通信を行うこともできる。つまり、WFD送信装置100Aは、1つの接続モードであるインフラストラクチャモードでWFD受信装置100Bに接続することができ、また、他の接続モードである無線P2P接続でもWFD受信装置100Bに接続することができる。
WFD送信装置100Aは、例えば、PC、タブレット端末、カメラ、モバイル端末(スマートフォンなど)などであり、WFD規格に準拠したソースとして機能する無線通信装置である。PCはPersonal Computerの略である。
WFD受信装置100Bは、例えば、TV、ディスプレイ、プロジェクタ、プリンタ、デジタルカメラ、モバイル端末、タブレット端末等であり、主に表示部等の出力部を備え、WFD規格に準拠したシンクとして機能する無線通信装置である。
WFD送信装置100Aは、自装置の記憶部155(図2)に記憶している映像を自装置の表示部(画面)153(図2)に表示すると同時に、動画データ(動画ストリーム)として、WFD受信装置100Bへ送信する。WFD受信装置100Bは、WFD送信装置100Aから動画データを受信し、当該動画データをWFD受信装置100Bの表示部に表示する。
なお、本実施形態では、WFD送信装置100AとWFD受信装置100Bは、同じ構成を有する。ソース側の装置として機能する場合には、WFD送信装置100Aと称し、シンク側の装置として機能する場合には、WFD受信装置100Bと称する。
また、図1のネットワーク構成において、1つのWFD送信装置100Aと1つのWFD受信装置100Bが図示されているが、WFD送信装置100A、100Bの個数を図示の例に限定するものではない。
<WFD送受信装置100の構成>
次に、本実施形態に係るWFD送受信装置100(100A、100B)の構成について説明する。
図2は、WFD送受信装置100の構成の一例を概略的に示すブロック図である。図1で説明したように、WFD送受信装置100は、ソース側の装置として機能する場合には、WFD送信装置100Aと称し、シンク側の装置として機能する場合には、WFD受信装置100Bと称する。WFD送信装置100AとWFD受信装置100Bのブロック構成は同一である。WFD送信装置100AとWFD受信装置100Bを区別して記載する場合には、装置構成部の末尾にAまたはBを付する。
WFD送受信装置100は、ハードウェア構成部として、CPU151、入力部152、表示部153、通信部154および記憶部(メモリ)155を備え、これらのハードウェア151〜155は、内部バス156で相互に接続されている。通信部154にはアンテナ157が接続されている。
CPU151は、WFD送受信装置100の全体の制御を司る。尚、CPU151は、物理的に複数のCPU、プロセッサであってもよい。入力部152は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなどである。タッチパネルは、入力部152のUI画面として用いることができる。UIはUser Interfaceの略である。表示部153は、例えば、液晶モニタである。
通信部154は、IEEE802.11規格に準拠した無線LANによる無線通信を行うためのインターフェースであって、他の無線通信装置とデータ送受信を行う。他の無線通信装置は、以下の記載において「他装置」と称することがある。
記憶部155は、一つ以上のRAMおよびROMなどからなる。記憶部155は、ソフトウェアであるOS101、アプリケーション102、探索制御部103、mDNS探索部104、P2P探索部105、情報管理部106、接続選択部107および表示制御部108を記憶している。これらソフトウェア101〜108は、例えば、RAMに読み出されて、CPU151の制御に従い動作する。また、記憶部155には、動画データや接続履歴も記憶される。OSはOperating Systemの略である。
OS101は、WFD送受信装置100の全体を制御し、アプリケーション102の実行を制御する機能部である。
アプリケーション102は、Miracastに対応したデータを再生・伝送するためのアプリケーションであって、無線通信による接続の開始・終了を制御し、WFD送受信装置100のストリーミング通信を制御する機能部である。
探索制御部103は、mDNS探索部104およびP2P探索部105による探索を制御する。探索制御部103が探索制御部103Aとして機能する場合、探索制御部103Aは、mDNS探索部104AおよびP2P探索部105AによるWFD受信装置100Bの探索を制御する。探索制御部103が探索制御部103Bとして機能する場合、探索制御部103Bは、WFD送信装置100Aからの探索に応答するために、mDNS探索部104BとP2P探索部105Bによる応答を制御する。
mDNS探索部104は、mDNS探索部104Aとして機能する場合、mDNSによる探索を行う機能部であり、探索条件(探索要求)をマルチキャストで送信し、探索条件に該当する応答を受信する。つまり、mDNS探索部104Aは、自装置(WFD送信装置100A)が属する無線ネットワーク1のアクセスポイント200を介して、無線ネットワーク1に属さない通信装置であるWFD受信装置100Bを探索する。そして、mDNS探索部104Aは、WFD受信装置100Bからの応答として、インフラストラクチャモードによる接続を行うための探索情報を受信する。
また、mDNS探索部104がmDNS探索部104Bとして機能する場合は、mDNS探索部104Bは、他装置から探索条件を受信し探索条件に該当する場合には、応答を送信する。
P2P探索部105は、P2P探索部105Aとして機能する場合、P2Pによる探索を行う機能部であり、プローブ要求を送信し、当該プローブ要求を受けた他装置からのプローブ応答を受信する。つまり、P2P探索部105Aは、自装置(WFD送信装置100A)が属する無線ネットワーク1のアクセスポイント200を介さずに、無線ネットワーク1に属さない通信装置であるWFD受信装置100Bを探索する。そして、P2P探索部105Aは、プローブ応答として、P2P接続またはインフラストラクチャモードによる接続を行うための探索情報を、WFD受信装置100Bから受信する。
さらに、P2P探索部105Aは、プローブ応答を受信した際、WFD IE(Information Element:情報要素)の拡張対象領域を確認する。当該確認の結果、WFD IEの拡張対象領域にIPアドレス情報とポート番号情報が格納されている場合、P2P探索部105Aは、IPアドレス情報とポート番号情報も探索した情報として情報管理部106へ記憶する。WFD IEの拡張対象領域については、図5を用いて後述する。
P2P探索部105がP2P探索部105Bとして機能する場合は、P2P探索部105Bは、他装置からプローブ要求を受信すると、プローブ応答を送信する。
また、P2P探索部105Bは、プローブ応答を他装置に送信する際に、P2P探索部105Bがインフラストラクチャモード接続を行っているか判断する。P2P探索部105Bがインフラストラクチャモード接続を行っている場合、P2P探索部105Bは、プローブ応答としてWFD IEを拡張し自装置のIPアドレス情報とポート番号情報を付加する。プローブ応答としてWFD IEを拡張しIPアドレス情報とポート番号情報を付加する処理を、P2P探索応答処理と称する。WFD IEの拡張については、図5を用いて後述する。
情報管理部106は、探索制御部103の制御に従い、mDNS探索部104またはP2P探索部105が探索した他装置に関する情報を管理する。mDNS探索部104が探索した情報は、例えばIPアドレス情報、デバイス名情報、接続可不可情報、ポート番号情報を含む。また、P2P探索部105が探索した情報は、例えば、デバイス識別子情報、デバイス名情報、P2P役割情報、接続可不可情報、WPS(Wi−Fi Protexted Setup)情報を含む。P2P探索部105がWFD IEを拡張した場合は、P2P探索部105が探索した情報は、更にIPアドレス情報とポート番号情報を含む。
接続選択部107は、接続選択部107Aとして機能する場合、mDNS探索部104およびP2P探索部105の探索結果に基づき、インフラストラクチャモード接続と無線P2P接続のどちらでWFD受信装置100Bに接続を行うかを選択し、接続処理を行う。より詳しくは、接続選択部107Aは、mDNS探索部104Aが取得した探索情報とP2P探索部105Aが取得した探索情報結果の少なくとも一方に基づいて、インフラストラクチャモード接続または無線P2P接続を選択する。
接続選択部107が接続選択部107Bとして機能する場合、接続選択部107Bは、WFD送信装置100Aからの接続要求に応じて、インフラストラクチャモード接続または無線P2P接続のいずれかでWFD送信装置100Aとの接続処理を行う。
表示制御部108は、ストリーミング画像を表示するために表示部153を制御する。
なお、WFD送受信装置100は、少なくとも図2に示す構成を備えていればよく、その他のハードウェア要素や機能部を備えてもよい。例えば、WFD送受信装置100は、音声出力部や発光部を備えてもよい。
図2に示した記憶部155の構成は一例であり、複数の機能部が1つの機能部に統合されてもよいし、いずれかの機能部が複数の機能部に分かれてもよい。また、記憶部155の1つまたは複数の機能部は、ハードウェアで構成してもよい(例えば、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である)。ASICはApplication Specific Integrated Circuitの略である。
<探索処理について>
図3は、WFD送信装置100Aが備える探索制御部103Aの制御に従い、mDNS探索部104AおよびP2P探索部105Aが探索を行い、WFD受信装置100Bと接続を行うための処理を示すシーケンス図である。SはStep(ステップ)の略である。
WFD送信装置100Aは、アプリケーション102Aからの指示により、探索制御部103Aがストリーミング通信を行うために、WFD受信装置100Bの探索処理を開始する(S301)。
探索制御部103Aは、mDNS探索部104AへmDNSによる探索の開始を指示する。WFD送信装置100Aが備えるmDNS探索部104Aは、マルチキャストで探索要求を送信する(S302)。
マルチキャストによる探索要求を受信したWFD受信装置100Bは、ユニキャストにより探索応答をWFD送信装置100Aへ送信する(S303)。WFD送信装置100Aは、探索応答により受信した情報を情報管理部106Aへ記憶する。探索応答により受信した情報には、WFD受信装置100BのIPアドレス情報や、ポート番号情報などが含まれる。
次に、探索制御部103Aは、P2P探索部105AへP2Pによる探索の開始を指示する。WFD送信装置100Aが備えるP2P探索部105Aは、プローブ要求をWFD受信装置100Bへ送信する(S304)。
プローブ要求による問い合わせを受けたWFD受信装置100BのP2P探索部105Bは、P2P探索応答処理を行う(S305)。具体的には、WFD受信装置100BがAP300とインフラストラクチャモードで接続済みであれば、P2P探索部105Bは、WFD IEを拡張し、WFD受信装置100BのIPアドレス情報とポート番号情報の情報を付加する。WFD受信装置100BがAP300とインフラストラクチャモードで接続済みでなければ、P2P探索部105Bは、WFD IEを拡張しない。
P2P探索部105Bは、WFD受信装置100BのIPアドレス情報とポート番号情報を付加した(あるいは付加していない)WFD IEをプローブ応答としてWFD送信装置100Aへ送信する(S306)。WFD送信装置100Aは、プローブ応答により受信した情報を、情報管理部106Aへ記憶する。このとき、WFD IEの拡張対象領域に情報が含まれているならば、WFD送信装置100Aは、当該情報も情報管理部106Aへ記憶する。P2P探索応答処理については、図4を用いて後述する。
接続選択部107Aは、mDNS探索とP2P探索を行った結果に基づき、インフラストラクチャモード接続とP2P接続のどちらでWFD受信装置100Bに接続を行うかを選択する(S307)。本実施形態では、S307において、接続選択部107Aは、インフラストラクチャモード接続とP2P接続とが可能な場合、インフラストラクチャモード接続を優先して選択するとする。なお、入力部152AのUI画面で、インフラストラクチャモード接続とP2P接続のどちらを用いるかユーザに選択させてもよい。あるいは、接続選択部107Aは、接続履歴を参照して、直近の接続と同じ接続を自動的に選択してもよい。また、マルチソースやマルチシンクなど複数接続を行う場合には、接続選択部107Aは、インフラストラクチャモード接続を選択してもよい。
接続選択部107Aの選択に基づいて、WFD送信装置100AはWFD受信装置100Bと接続を行い、ストリーミング通信を開始する(S308)。ストリーミング通信を開始すると、WFD受信装置100Bは、WFD送信装置100Aから送信されたストリーミング画像(動画データ)を受信する。そして、WFD受信装置100Bの表示制御部108Bは、当該ストリーミング画像を制御し、表示部153Bへ表示する。
mDNS探索部104Aが行う探索の結果、接続選択部107Aがインフラストラクチャモード接続を行うために必要な情報を取得している場合、後述のP2P探索部105Aが行う探索は必ずしも行う必要はない。つまり、mDNS探索部104Aが所望の探索情報、即ちインフラストラクチャモード接続を行うために必要な情報の取得に成功した場合、P2P探索部105AはWFD受信装置100Bを探索しなくてもよい。この場合、mDNS探索が失敗した場合にのみ、P2P探索処理(図3)を行うことになる。
また、mDNS探索部104Aが行う探索(S302〜S303)とP2P探索部105Aが行う探索(S304〜S306)は順不同であり、どちらの探索を先に行ってもよい。S304〜S406の探索を先に行う場合、P2P探索部105Aがインフラストラクチャモード接続を行うために必要な情報を取得したならば、S302〜S303の探索は行わなくてもよい。
<P2P探索応答処理について>
次に、図3のS305の処理の詳細を説明する。図4は、WFD受信装置100BがWFD送信装置100Aから受信したプローブ要求に対して、P2P探索部105Bがプローブ応答を送信する処理を説明するためのフローチャートである。
P2P探索部105Bは、プローブ要求をWFD送信装置100Aから受信すると、WFD受信装置100BがAP300とインフラストラクチャモードで接続済みであるか判断する(S401)。
WFD受信装置100BがAP300とインフラストラクチャモードで接続済みである場合(S401:Yes)、S402に進む。S402において、P2P探索部105Bは、インフラストラクチャモード接続における接続要求で使用するIPアドレス情報とポート番号情報を通知するため、WFD IEを拡張し、WFD受信装置100BのIPアドレス情報とポート番号情報を付加する。S402の後、S403に進む。
WFD受信装置100BがAP300とインフラストラクチャモード接続をしていない場合(S401:No)、S403に進む。
S403において、P2P探索部105Bは、WFD送信装置100Aへプローブ応答を送信する。
<WFD IEの拡張について>
図5は、WFD IEのフォーマットの例を示している。WFD受信装置100BがWFD送信装置100Aへプローブ応答を送信する際に、インフラストラクチャモード接続済みである場合に、IPアドレス情報とポート番号情報を付加するためにWFD IEフォーマットの拡張する箇所について説明する。
IPアドレス情報は、例えば、WFD Subelement IDの8番であるLocal IP Address501に付加される。インフラストラクチャモード接続で使用するポート番号情報は、既存のWFD IEに存在しないため、WFD Subelement IDの11番であるWFD R2 Device Information502が拡張されて、ポート番号情報が付加される。
なお、WFD受信装置100Bは、IPアドレス情報およびポート番号情報を付加するにあたり、WFD Subelement IDのReserved503である12番から255番を拡張して当該情報を付加してもよい。
<接続選択処理について>
図3のS307の処理の詳細を説明する。図6は、接続選択部107Aの接続選択処理を説明するためのフローチャートである。図6では、インフラストラクチャモード接続を優先して選択するものとして説明する。
WFD送信装置100Aの接続選択部107Aは、mDNS探索部104A、P2P探索部105Aによる探索に応答してきた他装置の情報を格納している情報管理部106Aの情報を参照し、WFD受信装置100Bの情報を確認する(S601)。つまり、接続選択部107Aは、接続要求対象装置であるWFD受信装置100Bの情報を確認する。
接続選択部107Aは、情報管理部106Aに、WFD受信装置100BのIPアドレス情報とポート番号情報が記憶されているかを判定する(S602)。つまり、接続選択部107Aは、WFD受信装置100Bが接続情報としてIPアドレス情報とポート番号情報を保持しているかを判定する。換言すると、接続選択部107Aは、P2P探索部105Aが取得したプローブ応答(S306)に、WFD受信装置100BのIPアドレス情報とポート番号情報が含まれているかを判定する。
S602の判定結果がYesの場合、つまり、WFD受信装置100BがIPアドレス情報とポート番号情報を保持している場合、WFD送信装置100Aは、WFD受信装置100Bへインフラストラクチャモードで接続要求を行う(S603)。
そして、接続選択部107Aは、ソケットの接続に成功したかを判定する(S604)。つまり、接続選択部107Aは、インフラストラクチャモードで接続を確立できたかを判定する。
接続選択部107Aは、インフラストラクチャモードでの接続要求の結果、所定時間内に接続を確立できなかった場合(S604:No)、WFD受信装置100BへP2Pで接続要求を行う(S605)。そして、接続選択部107Aは、接続選択処理を終了する。
S604において、接続選択部107Aがインフラストラクチャモードで接続を確立できた場合、接続選択部107Aは、接続選択処理を終了する。
S602において、WFD受信装置100BがIPアドレス情報とポート番号情報を保持していない場合、S605へ進み、接続選択部107Aは、WFD受信装置100BへP2P接続要求を行う。
(実施形態の効果)
WFD送信装置100AとWFD受信装置100Bのネットワーク環境に起因して、WFD送信装置100AによるmDNS探索によってWFD受信装置100Bが発見できない場合がある。このような場合、本実施形態では、WFD受信装置100Bが、P2P探索のWFD IEを拡張しIPアドレス情報とポート番号情報を付加し、WFD送信装置100Aに送る。よって、WFD送信装置100AによるmDNS探索によってWFD受信装置100Bが発見できない場合であっても、WFD送信装置100Aは、WFD受信装置100Bとインフラストラクチャモード接続を行うことが可能になる。
つまり、サブネットが異なるためにmDNS探索によりWFD受信装置100Bを発見できずストリーミング通信を開始できない場合であっても、WFD送信装置100Aは、WFD受信装置100BとWFDのセッションを確立するために必要な情報を、P2P探索を用いて取得することができる。そして、WFD送信装置100Aは、取得した情報を用いて、WFDのセッション即ちインフラストラクチャモード接続を確立して、WFD受信装置100Bとのストリーミング通信を開始することができる。
また、インフラストラクチャモードで接続要求を行うという選択がなされても(S603)、所定時間以内にWFD受信装置100Bに動画データを送信することができない場合(S604:No)、選択されなかった接続で、WFD受信装置100Bに動画データを送信することができる(S605)。
なお、上記した実施形態では、WFD送信装置100Aが探索を行うとしたが、WFD受信装置100Bが探索を行ってもよい。また、WFD送信装置100AおよびWFD受信装置100Bが複数台あったとしても、上記した効果と同様な効果が得られる。
(適用例)
次に、WFD送信装置100AおよびWFD受信装置100Bの具体的な適用例について説明する。
WFD送信装置100Aの具体例として、例えばPCやモバイル端末(スマートフォンなど)が挙げられる。WFD受信装置100Bの具体例として、プロジェクタやプリンタが挙げられる。以下の説明では、WFD送信装置100AがPCであり、WFD受信装置100Bがプロジェクタであるとする。
会社など情報セキュリティを重視する環境では、基幹のネットワークと会議室など末端のネットワークは異なるネットワークアドレスで管理されることがある。その場合、WFD送信装置100AであるPCと、WFD受信装置100Bであるプロジェクタは別のサブネットワークに属するため、mDNSを用いるインフラストラクチャモード探索では探索ができない場合がある。そこで、本実施形態の探索処理(図3)を適用し、PCがP2P探索でインフラストラクチャモード接続に必要な情報を取得することにより、インフラストラクチャモードによる接続を行うことができるようにする。
複数のプロジェクタ(メイン会場、サテライト会場など)を対象に単一のPCからストリーミング通信を行う場合、無線P2P接続を利用すると、GOとなったデバイスがネットワークから離脱した際に各装置間の通信が途絶してしまう場合がある。また、既にネットワーク接続済みであるインフラストラクチャモード接続と比べて、P2Pグループの確立から行う必要があるため、ストリーミング通信を開始するまでの待機時間が長い。そこで、本実施形態の探索処理(図3)を適用し、PCがP2P探索でインフラストラクチャモード接続に必要な情報を取得する。そして、複数のプロジェクタを対象にストリーミング通信を行う場合は、インフラストラクチャモード接続で複数のプロジェクタに単一PCからストリーミング通信を行うことができるようになる。
WFD送信装置100Aがモバイル端末であり、WFD受信装置100Bがプロジェクタである場合にも、上記と同様に本実施形態の探索処理を適用することができる。また、WFD送信装置100Aがモバイル端末であり、WFD受信装置100Bがプリンタである場合にも、上記と同様に本実施形態の探索処理を適用することができる。
WFD送信装置100AをPCやモバイル端末とし、WFD受信装置100Bをプロジェクタやプリンタとしたユースケースにおいて、P2P探索でインフラストラクチャモード接続に必要な情報を取得し、インフラストラクチャモード接続を行うことができる。これにより、ユーザの利便性を向上することができる。
なお、WFD送信装置100Aの具体例はPCやモバイル端末に限定されず、WFD受信装置100Bの具体例もプロジェクタやプリンタに限定されない。
(変形例)
上記した実施形態ではWFD送信装置100Aが備える接続選択部107Aは、図3で説明したような接続選択処理を行ったが、本発明の接続選択処理は図3の処理に限定されない。例えば、接続選択部107Aは、以下のスキームでWFD受信装置100Bとの接続方法(インフラストラクチャモード接続または無線P2P接続)を選択してもよい。
(1)UI画面からユーザに接続方法を選択させる
WFD受信装置100BがIPアドレス情報とポート番号情報を保持している(図6のS602:Yes)ならば、表示部153AはUI画面を表示し、ユーザにインフラストラクチャモード接続と無線P2P接続のいずれかを選択させる。WFD送信装置100Aは、選択された接続方法でWFD受信装置100Bに接続要求を行う。接続選択部107Aが選択した接続方法による接続要求の結果、WFD受信装置100Bと一定時間内に接続を確立できなかった場合(図6のS604のNoと同様)、ユーザに選択されなかった接続方法で接続要求を行う。
(2)接続履歴に応じて接続方法を選択する
WFD受信装置100BがIPアドレス情報とポート番号情報を保持している(S602:Yes)ならば、WFD送信装置100Aは、例えば、記憶部155に接続履歴が存在するかを確認する。当該確認の結果、記憶部155に接続履歴が存在する場合、WFD送信装置100Aは、例えば直近の接続履歴で選択した接続方法を選択し、WFD受信装置100Bに接続要求を行う。選択した接続方法による接続要求の結果、接続を確立できた場合、WFD送信装置100Aは、当該選択した接続方法を接続履歴として記憶部155に記憶する。
(3)接続形態に応じて接続方法を選択する
WFD送信装置100Aは、マルチソースやマルチシンクなど複数接続を行う接続形態に応じて接続方法を選択する。この場合、予め複数接続を行うことが分かっていること、WFDのセッションを確立する際にWFDのセッションが他に存在すること、直近で複数接続を行った接続先であること、などの所定条件に基づきインフラストラクチャモード接続を優先的に選択する。IPアドレス情報とポート番号情報を保持している(S602:Yes)ならば、WFD送信装置100Aは、mWFDのセッション確立状況を確認し、前記所定条件に一致した場合にインフラストラクチャモード接続を選択し、接続要求を行う。
(4)WFD送信装置100Aの電源接続状況に応じて接続方法を選択する
WFD受信装置100BがIPアドレス情報とポート番号情報を保持しているならば、WFD送信装置100Aは、自装置の電源接続状況を確認する。電源接続状況を確認した結果、電源に接続されていない場合、WFD送信装置100Aはインフラストラクチャモード接続を選択し接続要求を行う。
(5)無線P2P接続におけるWFD送信装置100Aの役割に応じて接続方法を選択する
WFD受信装置100BがIPアドレス情報とポート番号情報を保持しているならば、WFD送信装置100Aは、無線P2P接続における自装置の役割を確認する。自装置のGO優先度を示すIntent値が上限値である場合や、GOネゴシエーションを行った結果自装置がGOとなる場合、WFD送信装置100Aはインフラストラクチャモード接続を選択し、接続要求を行う。
他の実施形態
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…WFD送受信装置、100A…WFD送信装置、100B…WFD受信装置、103…探索制御部、104…mDNS探索部、105…P2P探索部、106…情報管理部、107…接続選択部、151…CPU、154…通信部、155…記憶部

Claims (22)

  1. 通信装置であって、
    前記通信装置が属する無線ネットワークのアクセスポイントを介さずに、前記無線ネットワークに属さない他の通信装置を探索し、第1の接続モードまたは前記第1の接続モードとは異なる第2の接続モードによる接続を行うための第1の探索情報を取得する第1の取得手段と、
    前記無線ネットワークのアクセスポイントを介して前記他の通信装置を探索し、前記第2の接続モードによる接続を行うための第2の探索情報を取得する第2の取得手段と、
    前記無線ネットワークのアクセスポイントを介さずに、前記他の通信装置と前記第1の接続モードによる接続を行う第1の接続手段と、
    前記無線ネットワークのアクセスポイントを介して、前記他の通信装置と前記第2の接続モードによる接続を行う第2の接続手段と、
    前記第1の探索情報と前記第2の探索情報の少なくとも一方に基づいて、前記第1の接続手段または前記第2の接続手段を選択する選択手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記第1の取得手段が取得した前記第1の探索情報に、前記第2の接続モードによる接続を行うための情報が含まれているかを判定する判定手段をさらに備え、
    前記選択手段は、前記判定手段の判定結果に応じて、前記第1の接続手段または前記第2の接続手段を選択することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第2の取得手段によって前記第2の探索情報が取得されなかった場合、前記判定手段は、前記第1の探索手段が取得した前記第1の探索情報に、前記第2の接続モードによる接続を行うための情報が含まれているかを判定することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記第1の取得手段が取得した前記第1の探索情報に前記第2の接続モードによる接続を行うための情報が含まれている場合、前記第2の取得手段は、前記他の通信装置を探索しないことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  5. 前記第2の取得手段によって前記第2の探索情報が取得された場合、前記第1の取得手段は、前記他の通信装置を探索しないことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  6. 前記選択手段は、前記他の通信装置との接続履歴に応じて、前記第1の接続手段または前記第2の接続手段を選択することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  7. 前記他の通信装置が複数ある場合、前記選択手段は、前記第1の接続手段より前記第2の接続手段を優先して選択することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  8. 前記選択手段は、前記通信装置の電源接続状況に応じて、前記第1の接続手段または前記第2の接続手段を選択することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  9. 前記選択手段は、前記第1の接続モードにおける前記通信装置の役割に応じて、前記第1の接続手段または前記第2の接続手段を選択することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  10. 前記第1の接続モードによる接続と前記第2の接続モードによる接続とが可能な場合、前記選択手段は、前記第2の接続手段を選択することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 前記選択手段により選択された接続手段が、所定時間以内に前記他の通信装置との接続を確立できない場合、前記通信装置は、前記選択手段により選択されなかった接続手段で、前記他の通信装置との接続を行うことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 前記通信装置は、前記第1の接続手段又は前記第2の接続手段によって接続した前記他の通信装置へ、Miracast(登録商標)技術を使用して動画データを送信することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 自装置が属する無線ネットワークのアクセスポイントを介さずに、前記無線ネットワークに属さない他の通信装置と、第1の接続モードによる接続を行う第1の接続手段と、
    前記無線ネットワークのアクセスポイントを介して、前記第1の接続モードとは異なる第2の接続モードによる接続を前記他の通信装置と行う第2の接続手段と、
    前記無線ネットワークのアクセスポイントを介さずに前記他の通信装置から受信した探索に応答する場合、前記第2の接続モードによる接続を行うための情報を、前記他の通信装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  14. 前記送信手段は、前記無線ネットワークのアクセスポイントと自装置との接続状況に応じて、前記第2の接続モードによる接続を行うための情報を、前記他の通信装置に送信することを特徴とする請求項13に記載の通信装置。
  15. 前記無線ネットワークのアクセスポイントと自装置とが前記第2の接続モードで接続している場合、前記送信手段は、前記第2の接続モードによる接続を行うための情報を、前記他の通信装置に送信することを特徴とする請求項14に記載の通信装置。
  16. 前記送信手段は、前記第2の接続モードによる接続を行うための情報を、Wi−Fi Displayの情報要素に付加して、前記他の通信装置に送信することを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の通信装置。
  17. 前記第2の接続モードによる接続を行うための情報は、自装置のIPアドレス情報とポート番号情報を含むことを特徴とする請求項13〜16のいずれか1項に記載の通信装置。
  18. 前記通信装置は、Miracast(登録商標)技術を使用して動画データを前記他の通信装置から受信することを特徴とする請求項13〜17のいずれか1項に記載の通信装置。
  19. 前記第1の接続モードによる接続は無線P2P接続であり、前記第2の接続モードによる接続はインフラストラクチャモードによる接続であることを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載の通信装置。
  20. 通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置が、自装置が属する無線ネットワークのアクセスポイントを介さずに、前記無線ネットワークに属さない他の通信装置を探索し、第1の接続モードまたは前記第1の接続モードとは異なる第2の接続モードによる接続を行うための第1の探索情報を取得するステップと、
    前記通信装置が、前記無線ネットワークのアクセスポイントを介して前記他の通信装置を探索し、前記第2の接続モードによる接続を行うための第2の探索情報を取得するステップと、
    前記通信装置が、前記無線ネットワークのアクセスポイントを介さずに、前記他の通信装置と前記第1の接続モードによる接続を行うステップと、
    前記通信装置が、前記無線ネットワークのアクセスポイントを介して、前記他の通信装置と前記第2の接続モードによる接続を行うステップと、
    前記通信装置が、前記第1の探索情報と前記第2の探索情報の少なくとも一方に基づいて、前記第1の接続モードによる接続または前記第2の接続モードによる接続を選択するステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  21. 通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置が、自装置が属する無線ネットワークのアクセスポイントを介さずに、前記無線ネットワークに属さない他の通信装置と、第1の接続モードによる接続を行うステップと、
    前記通信装置が、前記無線ネットワークのアクセスポイントを介して、前記第1の接続モードとは異なる第2の接続モードによる接続を前記他の通信装置と行うステップと、
    前記通信装置が、前記無線ネットワークのアクセスポイントを介さずに前記他の通信装置から受信した探索に応答する場合、前記第2の接続モードによる接続を行うための情報を、前記他の通信装置に送信するステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  22. コンピュータが読み取り実行することで、前記コンピュータを、請求項1〜19のいずれか1項に記載の通信装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
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