JP3829381B2 - カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ内で各種の電気部品を搭載したプリント基板からなる電気部品の実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のカメラは小型化がより一層進められており、カメラ内の空間を可能な限り有効に利用するために、各種の電気部品やこれらの電気部品を搭載したプリント基板等の配置にあたっての工夫が講じられている。
【0003】
たとえば実開昭63−88836号公報には、カメラのグリップ部の側面部で電池室の後方に形成されるスペースに、バッテリ(電池)の幅より薄い電気部品を配置し、カメラの横幅を大きくすることなく実装部品を配置できるようにしている。
【0004】
一般にこのようなグリップ部の側面部寄りのスペースは、バッテリやコンデンサに近いために、ストロボ回路およびDC/DCコンバータ回路が配置されることが多い。そして、これらの回路はマイクロコンピュータ(いわゆるマイコン)と接続される。
このようなストロボ回路およびDC/DCコンバータ回路は大電流が流れるため、他の回路へのノイズの影響を少なくするために、単独で硬質プリント基板に搭載し、しかも上述したようにバッテリやコンデンサの近傍に配置するのが普通である。
【0005】
一方、特開平6−258701号公報には、カメラ内部のフィルム通路の背面側であって、カメラ背面部を形成する外装部材の内側の隙間空間にフィルム通路と略平行に硬質プリント基板を配置したものが提案されている。このような構造では、カメラの背面部内側という比較的広いスペースを有効に利用し、しかもこの基板上に多数の実装電気部品を搭載することにより、フレキシブルプリント基板(以下、FPCという)の使用や面積を減らすことができ、またFPCの曲げ部も少なくすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した後者の特開平6−258701号公報に記載されているものでは、カメラ背面部内側に設けた硬質プリント基板は可撓性をもたないので、背面部の硬質プリント基板から離した位置に配置する硬質プリント基板との電気的な接続のために中継手段としてFPCを使用することが必要であった。そのため、この中継用のFPCを用いないものと比べて、コスト高を招くとともに組立性も低下するという問題がある。
【0007】
特に、カメラ内に各種の電気部品を実装するにあたっては、硬質プリント基板を多用した方が望ましいが、スペース上の問題や電気的な接続手段の点からFPCの使用も行われており、上述した不具合を解消することができる何らかの対策を講じることが必要とされている。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、種々の電気部品を硬質プリント基板に搭載し、カメラ内に所要の状態でコンパクトに組込み実装することが可能で、しかもコストが安く、組立性に優れているカメラを提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明は大電流が流れるためノイズ源となり易いストロボ回路やDC/DCコンバータ回路の配置にあたって、他の回路部品にノイズなどの影響を最小限にすることができるように構成したカメラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような目的に応えるために本発明に係るカメラは、カメラの背面部内側に撮像面と平行かつ横長に配置され、両面にカメラの主要な電気部品が搭載された第1の硬質プリント基板と、この第1の硬質プリント基板よりも小さく形成されて前記カメラのグリップ部内に縦長に配置され、両面に電気部品が搭載された第2の硬質プリント基板と、第1および第2の硬質プリント基板を固定するカメラボディとを備え、これら第1および第2の硬質プリント基板をカメラボディに固定した状態で前記第2の硬質プリント基板の長辺を前記第1の硬質プリント基板に略垂直状態で当接させることにより、この当接部において第1および第2の硬質プリント基板を相互に位置決めした状態で電気接続部により電気的に接続したものである。
【0011】
本発明に係るカメラは、第1および第2の硬質プリント基板を接続する前記電気接続部をカメラのグリップ部背面側の膨出部に対応する内側部分に設けたものである。また、本発明に係るカメラは、第1および第2の硬質プリント基板を接続する前記電気接続部をコネクタ接続部によって構成したものである。
ここで、上述した第2の硬質プリント基板に、カメラのストロボ回路、DC/DCコンバータ回路の少なくとも一方を含む回路を搭載したものである。
【0012】
本発明によれば、カメラの背面部内側に撮像面と平行かつ横長に配置され、両面にカメラの主要な電気部品が搭載された第1の硬質プリント基板と、この第1の硬質プリント基板よりも小さく形成されて前記カメラのグリップ部内に縦長に配置され、両面に電気部品が搭載された第2の硬質プリント基板とを備え、これら両硬質プリント基板をカメラボディに固定した状態で第2の硬質プリント基板の長辺を第1の硬質プリント基板に略垂直状態で当接させ、その当接部において電気的な接続を行う電気接続部を設けたので、従来のような中継用のFPCを必要としない分だけコストを下げることができる。
【0013】
また、本発明によれば、電気的接続をはんだ接続部で構成することにより、中継用FPCを用いた場合と比べてはんだによる接続個所も半分で済み、さらに両基板をボディに固定する時にはんだ接続部の位置決めも行えるから、組立性を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1ないし図3は本発明に係るカメラの第1の実施の形態を示す。これらの図において、符号1はたとえばアドバンストフォトシステムによるフィルムカートリッジ2を用いた一眼レフタイプのスチルカメラである。
【0015】
このカメラ1は、広く知られているように、前面部の略中央部にレンズ鏡筒(図示せず)が装着される。このレンズ鏡筒のレンズによる光路をファインダ光学系に導くための45°クイックリターンミラー(図示せず)を収納するミラーボックス3が中央部に設けられている。その図中左側には、フィルムカートリッジ2を装填するフィルムカートリッジ室4aがカメラボディ4の一側寄りに設けられている。5はこの室4aに対応してカメラ1の背面部の一側部分を開閉自在に構成する蓋体である。この蓋体5を開けることにより、フィルムカートリッジ2をカートリッジ室4a内に装填することができる。
【0016】
4bは前記フィルムカートリッジ室4aに対応してミラーボックス3の反対側(図中右側)に設けたカメラボディ4によるスプール室、6はフィルム走行通路を示し、この通路6はフィルムカートリッジ室4aに装填したフィルムカートリッジ2から送り出し走行するフィルム2aを巻き上げるスプール4b1を有するスプール室4bに至る間に形成されている。このフィルム走行通路6は、フィルムレール面4cとこれに所定の間隙を介して対向する圧板7との間に形成されている。
【0017】
8はフィルム2aをスプール室4b内でスプール4b1に押え付けるフィルム押え部材、9はこのフィルム押え部材8を支持するスプール室カバーである。そして、フィルム2aは、カートリッジ2から送り出され前記通路6を通過してスプール室4b内に入り、スプール4b1の回転によってこのスプール4b1外周に順次巻き上げられる。なお、前記カートリッジ2でのフィルム2aの送り出しのための軸回転やスプール4b1の回転はカメラが自動的に行う。
【0018】
前記カメラ1の外装部材は図1に想像線で示しており、広く知られている形状をもつ。すなわち、図中右側にはカメラ1の前面に膨出するグリップ部11aがグリップ部カバー11によって形成されている。カメラ1の前面部および左、右側面部を形成するカメラ前面カバー10と、カメラ1の背面部において前記蓋体5を除いた部分を構成するカメラ背面カバー12とを備えている。
図2中13はシャッタ羽根を収納するシャッタ羽根収納部、13aはシャッタ駆動部である。
【0019】
前記カメラ1のグリップ部11aの内側には、広く知られている通り、カメラ1に付設した内蔵ストロボ(図示せず)の発光のための電気を蓄えておくメインコンデンサ15と、たとえばCR123A型リチウム電池のような二本のバッテリ16が、この部分の内部スペースを利用して内設されている。
【0020】
前記フィルム走行通路6の背面側すなわち圧板7とカメラ1の背面部である背面カバー12との間に、一枚の第1の硬質プリント基板20がカメラ1の幅方向に沿って配設している。特に、このような構成では、フィルムカートリッジ2の装填のために蓋体5以外は開ける必要がないので、カメラ1の背面部という比較的広大なスペースを、電気部品搭載用の第1の硬質プリント基板20の実装スペースとして確保することができる。
【0021】
なお、第1の硬質プリント基板20の背面部(背面カバー12)側の面には、メインマイクロコンピュータ20a、コネクタ20b、および多数の主要な電気部品20cが搭載されている。また、この面と反対側の基板面にも、主要な電気部品20cが搭載されている。
【0022】
また、カメラ1のグリップ部11aの側面部寄りの部分には、前記背面側の第1の硬質プリント基板20とは別の第2の硬質プリント基板21を、前記第1の基板20に略垂直に当接するように配置させている。この第2の硬質プリント基板21は、前記グリップ部11aの背面側側部であって、コンデンサ15やバッテリ16を避けた位置に配設されている。
これらの第1、第2の硬質プリント基板20,21は、それぞれカメラボディ4の一部にねじ等の締結部品(図3中25参照)によって固定され、この状態で略垂直に当接している。
【0023】
ここで、第1の硬質プリント基板20には、メインマイコン20a、コネクタ20b、その他多数の主要な電気部品20cが搭載されている。また、第2の硬質プリント基板21には、ストロボ回路およびDC/DCコンバータ回路に必要なトランス21a、コイル21b、その他の電気部品21cが搭載されている。図中23は基板21の端部に形成した外部接続用端子である。
【0024】
上述したストロボ回路はカメラ1に内蔵したストロボ(図示せず)の発光を制御するための回路であり、DC/DCコンバータ回路はカメラ1に安定した電源を供給するための回路である。なお、図3中10aはカメラ1のペンタプリズム等を内蔵する軍艦部で、この部分に前記ストロボが付設されることが多い。
【0025】
上述した構成によるカメラ1における第1、第2の硬質プリント基板20,21において、本発明ではこれらを図1、図2、図3に示すように略垂直に当接するように配置するとともに、この当接部において両基板20,21間での電気的な接続状態を確保する電気接続部としてはんだ接続部22を設けている。
【0026】
したがって、これらの硬質プリント基板20,21によれば、両基板20,21間での電気的な接続のために従来用いていた中継用FPCを不要とすることができ、コスト低減を図ることができる。
さらに、上述した中継用FPCを用いると、このFPCとそれぞれの基板20,21との間での電気的な接続がそれぞれに必要となるが、これが両基板20,21の直接な電気的接続によって一回でよくなり、たとえばはんだ付けによる接続数を中継用FPCを用いた場合の半分で済ませることができる。
【0027】
すなわち、図3に示すように、第1の硬質プリント基板20と第2の硬質プリント基板21との当接部に、これらの両基板20,21を電気的に導通接続させるはんだ接続部22を設けている。この例ではその接続数は13個である。
【0028】
たとえば中継用FPCを用いた場合、中継用FPCと第1の硬質プリント基板20とのはんだ接続数が13個、同様に第2の硬質プリント基板21とのはんだ接続数が13個となり、合計26個のはんだ接続数が必要となる。しかし、この例では、両基板20,21をダイレクトに電気的に接続できるので、はんだによる接続数は13個で済む。また、両基板20,21をカメラボディ4に固定した状態で、予め両基板20,21のはんだ接続部22の位置決めを行えるようにすることによって、はんだ接続の作業が容易になる。また、上述した理由から、組立性の大幅な改善も達成できる。
【0029】
また、上述した構成において、ストロボ回路およびDC/DCコンバータ回路となる回路部品21a〜21cを搭載した第2の硬質プリント基板21を、グリップ部11aの側面部背面寄りの部分であって、バッテリ16の後方でこのバッテリ16の幅よりも薄いスペースに配置するのが適当であることを、以下に述べる。
【0030】
(1) メインコンデンサ15やバッテリ16は円筒形状であるため、円弧形状のグリップ部11aの内部に配置するのがカメラ1内でのスペースの有効な利用を図るうえで有利である。そして、このメインコンデンサ15およびバッテリ16と電気的な接続が必要となるストロボ回路およびDC/DCコンバータ回路はその接続ラインに大電流が流れるため、ノイズを発生するおそれがある。したがって、このようなストロボ回路やDC/DCコンバータ回路はメインコンデンサ15、バッテリ16とできるだけ近接したグリップ部11aの内側に配置するのが望ましい。
【0031】
(2) 第2の硬質プリント基板2上のストロボ回路やDC/DCコンバータ回路は、トランス21a、コイル21bなどのように部品の高さが約10mm前後のカメラの電気部品としては比較的背の高い部品によって構成されている。一方、グリップ部11aの側面部背面寄りの部分でのバッテリ16の後方に形成されるスペースは、バッテリ16の直径が約17mmであるから、上述したように17mmよりも幅の薄い電気部品の実装スペースとして適当である。
【0032】
図4ないし図6は本発明に係るカメラの第2の実施の形態を示す。これらの図において、前述した実施の形態と同一または相当する部分には同一番号を付して説明は省略し、その違いのみを以下に説明する。
すなわち、図4に示すように、カメラ1の外装部材である背面カバー12において、グリップ部11aに対応する背面側上方部分に、カメラ1のホールディング時における安定度を増すために親指の引っかけ部となる膨出部30を設けたものがある。
【0033】
このような膨出部30を有するカメラ1では、図5に示すように、その膨出部30の内側スペースに、第2の硬質プリント基板21の延長部31を設け、この延長部31が干渉しないように第1の硬質プリント基板20に切り欠き部32を設けている。さらに、延長部31と第1の硬質プリント基板20との当接部に、図6に示すように、これら両基板20,21間での電気的接続をとるはんだ接続部22を設けている。
【0034】
このような構成によれば、第1の実施の形態において第2の硬質プリント基板21の実装面積が足りない場合に、良好なホールディングを実現しながら充分な実装面積を確保することができるという利点がある。
【0035】
図7ないし図9は本発明に関しての第3の実施の形態を示す。この実施の形態では、カメラ1の背面カバー12においてグリップ部11aの背面側部分に上端から下端にかけて親指の引っかけ部となる膨出部40を形成している。
この実施の形態では、この膨出部40による内側スペースを利用して第2の硬質プリント基板21に延設部41を設けている。そして、両基板20,21の当接部に基板同士を電気的に接続するためのはんだ接続部22を設けている。
【0036】
このような構成によれば、上述した第2の実施の形態よりも、第2の硬質プリント基板21の実装面積をより一層増大させることができる。
【0037】
図10および図11は本発明の第4の実施の形態を示し、第1の実施の形態において、はんだ接続部22の代わりに第1、第2の硬質プリント基板20,21の当接部にコネクタ50を採用した例である。このような構成によっても、組立性が向上するとともに、上述した実施の形態と同等の作用効果が得られることはいうまでもない。
【0038】
なお、本発明は上述した実施の形態で説明した構造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ることはいうまでもない。
たとえば上述した実施の形態では、カメラ1の背面部の一部から蓋体5を開けてフィルムカートリッジ2を装填、取り出しする構成としているが、カメラ1の上面部または下面部からフィルムカートリッジ2を装填、取り出しする構成をとれば、背面部の全面に第1の硬質プリント基板20を配置することが可能となる。このようにすれば、第1の硬質プリント基板20の実装面積をさらに増やすことができる。
【0039】
また、上述した実施の形態では、アドバンストフォトシステムによるフィルムカートリッジを用いた一眼レフタイプのカメラ1を用いて説明したが、本発明はこれに限定されず、他の形式のカメラであっても適用可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るカメラによれば、カメラの背面部内側に撮像面と平行かつ横長に配置され、両面にカメラの主要な電気部品が搭載された第1の硬質プリント基板と、この第1の硬質プリント基板よりも小さく形成されて前記カメラのグリップ部内に縦長に配置され、両面に電気部品が搭載された第2の硬質プリント基板と、前記第1および第2の硬質プリント基板を固定するカメラボディとを備え、前記第1および第2の硬質プリント基板を前記カメラボディに固定した状態で前記第2の硬質プリント基板の長辺を前記第1の硬質プリント基板に略垂直状態で当接させることにより、この当接部において前記第1および第2の硬質プリント基板を相互に位置決めした状態で電気接続部により電気的に接続したので、従来のような中継用のFPCを必要としない分だけコストを下げることができる。
また、本発明によれば、第1および第2の硬質プリント基板を接続する電気接続部をカメラのグリップ部背面側の膨出部の内側に設けることにより、第2の硬質プリント基板の実装面積が足りない場合に、良好なホールディングを実現しながら充分な実装面積を確保することができる。
【0041】
また、本発明によれば、電気接続部をはんだ接続部で構成することにより、二枚の硬質プリント基板を電気的に導通接続する際に中継用FPCを用いた場合と比べてはんだによる接続数も半分で済み、さらに両基板をボディに固定する時にはんだ接続部の位置決めも行えるから、組立性を向上させることができる。このようなはんだ接続部に代えてコネクタ接続部で構成すると、部品点数は増えるが組立性は同様に向上する。
【0042】
また、本発明によれば、カメラの主要な電気部品を搭載した第1の硬質プリント基板をカメラ背面部内側に配置し、各種の電気部品の実装可能な面積を確保するとともに、これに略垂直に当接して接続した第2の硬質プリント基板に、大電流が流れノイズ源となり易いカメラのストロボ回路、DC/DCコンバータ回路の少なくとも一方を含む回路を搭載することにより、他の回路部品にノイズなどの影響を最小限とすることができる。しかも、このようなストロボ回路やDC/DCコンバータ回路は比較的構成部品が大きいが、カメラのグリップ部の側面部内側にある空間部分を有効に利用することが可能で、カメラ内への電気部品の組み込みにあたって効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカメラの第1の実施の形態を示す要部の斜視図である。
【図2】 図1の要部を断面した横断面図である。
【図3】 図1を側方から見た側面図である。
【図4】 本発明に係るカメラの第2の実施の形態を示し、適用するカメラの外観を示す斜視図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態において図1に対応する斜視図である。
【図6】 図5の横断面図である。
【図7】 本発明に係るカメラの第3の実施の形態を示し、適用するカメラの外観を示す斜視図である。
【図8】 本発明の第3の実施の形態において図1、図5に対応する斜視図である。
【図9】 図8の横断面図である。
【図10】 本発明に係るカメラの第4の実施の形態を示す要部拡大断面図である。
【図11】 図10による第4の実施の形態を示す図3に対応する側面図である。
【符号の説明】
1…カメラ、2…フィルムカートリッジ、2a…フィルム、3…ミラーボックス、4…カメラボディ、4a…フィルムカートリッジ室、4b…スプール室、5…蓋体、6…フィルム走行通路、7…圧板、10…カメラ前面カバー、11…グリップ部カバー、11a…グリップ部、12…カメラ背面カバー(背面部)、15…コンデンサ、16…バッテリ、20…第1の硬質プリント基板、20a〜20c…電気部品、21…第2の硬質プリント基板、21a〜21c…電気部品、22…はんだ接続部(電気接続部)、30…膨出部、31…延設部、32…切り欠き部、40…膨出部、41…延設部、50…コネクタ(電気接続部)。
Claims (4)
- カメラの背面部内側に撮像面と平行かつ横長に配置され、両面にカメラの主要な電気部品が搭載された第1の硬質プリント基板と、
この第1の硬質プリント基板よりも小さく形成されて前記カメラのグリップ部内に縦長に配置され、両面に電気部品が搭載された第2の硬質プリント基板と、
前記第1および第2の硬質プリント基板を固定するカメラボディとを備え、
前記第1および第2の硬質プリント基板を前記カメラボディに固定した状態で前記第2の硬質プリント基板の長辺を前記第1の硬質プリント基板に略垂直状態で当接させることにより、この当接部において前記第1および第2の硬質プリント基板を相互に位置決めした状態で電気接続部により電気的に接続したことを特徴とするカメラ。 - 請求項1記載のカメラにおいて、
前記第1および第2の硬質プリント基板を接続する前記電気接続部をカメラのグリップ部背面側の膨出部の内側に設けたことを特徴とするカメラ。 - 請求項1記載のカメラにおいて、
前記第1および第2の硬質プリント基板を接続する前記電気接続部をコネクタ接続部によって構成したことを特徴とするカメラ。 - 請求項1、請求項2または請求項3記載のカメラにおいて、
前記第2の硬質プリント基板に、カメラのストロボ回路、DC/DCコンバータ回路の少なくとも一方を含む回路を搭載したことを特徴とするカメラ。
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