JP3829225B2 - 舗装の出来形管理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、舗装の高さ、厚さ、幅および平坦性の施工品質を管理するための舗装の出来形管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
舗装の出来形管理とは、舗装工事終了後、技術者が舗装面の高さ、舗装の厚さ、舗設幅および舗装面の平坦性を測定して測定値と設計値を対比し、舗装工事の出来上がりが予め設定した管理基準を満足しているかどうかを判定することを言い、以下に示す方法が一般的に実施されている。
【0003】
(1)高さ管理方法
高さ管理は、水準測量で実施する。水準測量はレベル測量器械を用いて、縦断方向の約20mに1箇所の割合で施工延長中心線と左右端部を計測して行い、舗装の高さを管理する。
(2)厚さ管理方法
厚さ管理は、舗設後に舗装からコアを採取して行う。コア採取は、コア採取機を用いて舗装面積約500m2 に1箇所の割合で行い、採取したコアの厚さを測定して管理する。
(3)舗設幅管理方法
舗設幅管理は、舗設後に舗設幅を測定して行う。舗設幅は巻尺等を用いて、約40m毎に1箇所の割合で測定して行う。
【0004】
(4)平坦性管理方法
平坦性管理は、3mプロフィルメータによる方法又は3m定規による方法、路面性状測定車による方法があり、各車線毎に測定する。出来形管理としては、一般的に3mプロフィルメータで行う。3mプロフィルメータによる方法は、車線の縁から80〜100cmの付近の路面上を道路の延長方向に3mプロフィルメータを牽引して、始点から終点までの間の路面凹凸量を連続して測定する。各車線毎に路面凹凸量の標準偏差を計算し、その結果を平坦性の測定値とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の管理方法には、次に述べるような問題点があった。
(1)管理作業は、いずれも人力に頼った局所的な検査であり、計測点以外の場所の管理が困難である。
(2)厚さ管理はコアを採取するので、舗装の破壊を余儀なくされる。
(3)平坦性管理は波長が3m前後の凹凸を管理の対象にしているので、他の波長成分の影響、すなわち車間距離が異なる各種車輌の乗り心地に与える影響を把握出来ない。
(4)各管理ごとに別の器材を用いて測定を行うので、管理が煩雑で人手がかかり、また、すべて人力で測定して計算を行うので、正確性および迅速性に欠ける。
【0006】
本発明は前記の問題点に鑑み、以下の課題を解決できる出来形管理方法を提供するものである。
(1)舗装面全体を把握出来るように、線または面で管理を行うこと。
(2)平坦性の管理では、すべての波長成分を測定できること。
(3)出来形管理用の測定器械を1種類とし、各管理が出来る限り同時に行えること。
(4)測定後、直ちに管理結果を把握できること。
(5)非破壊試験とすること。
(6)省力化、省熟練化を行うこと。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は以下に述べるように、舗装の高さ、厚さ、幅および平坦性を管理するための新規な方法を提供するが、これ等の管理方法に共通する基本的な思想は、舗装面を3次元空間に広がる曲面と考えて測定すべき舗装面に設定した測定用の線、すなわち測線の3次元位置を求め、求めた位置データを3次元直角座標空間にプロットすることによって舗装面全体のかたちおよび姿勢を数値的に把握できるようにした点にある。
【0008】
測線の3次元位置を求めるには、プリズムミラーのような測標を移動台車に取り付け、この測標の中心が測線の直上、若しくは測線の直上の測定が困難な場合は測線から一定距離離隔したところを通過するように移動台車を舗装面に沿って走行させ、予め、地上に設置した公知の3次元位置測定装置を用いて対象物の3次元的な動きを微少な時間間隔で繰り返し測定する。
対象物と測線の相対位置は一定であるから、対象物の動きを測定すると、測線の3次元位置を求めることができる。
【0009】
3次元位置測定装置はどのようなものでもよいが、対象物に向かって赤外レーザー光を照射して対象物の方位を測定すると共に、対象物までの距離を測定して対象物の3次元位置を求めるものを利用すると好都合である。
【0010】
測定が間欠的に行われるため、測線は点の列として座標空間にプロットされる。そこで、プロットされた点の間を線分で連結して折れ線をつくり、この折れ線を測線に近似したものとして測線の代用とする。
良好な実測結果によると、測定の時間間隔が微少(約0.5秒)なため、線分の長さも微少(約30cm)であり、この近似は実用上の支障を生じない。
以下、各管理方法の構成について個別に説明する。
【0011】
舗装高さの管理には、線管理および面管理の二つの方法がある。
先ず、線管理について説明すると、この管理では、測定すべき舗装面に複数の測線を設定して各測線に対応する折れ線の高さ座標を求め、求めた折れ線の高さ座標を設計高さ計画線と対比する。
測線の数および間隔は現場の状況に応じて適宜選択されるが、例えば舗装した道路の場合、上り又は下りの各車線当たり5測線とし、各測線に沿って移動台車を走行させる。
【0012】
しかし、道路の路面は、本来、道路中心線に平行な2本の測線で規定されるので、測線の数は車線当たり最低2本以上あればよい。
例えば、舗装面の横断勾配が片勾配の場合において測線の数を2本とした場合、測線の間隔は一般に最大3〜4mとなるが、フィニッシャ又はモータグレーダなどの敷均し機械の敷均し装置は接地幅が一般に2〜4mであって、その下面が直線状に構成されているので、測線の間隔を大きく設定しても問題を生じない。
【0013】
なお、全ての測定を測線に沿って移動台車を走行させる代わりに、測線に沿った走行は車線の両側端又はその近傍の測線に限定し、それ以外の測線については、移動台車を目測で道路中心線にほぼ平行に走行させる方法もある。
この場合、移動台車は車線をほぼ均等に分割する路面部分を走行するものとし、走行中、移動台車が路面に描く走行軌跡の高さ座標を求め、この高さ座標と先に求めた測線の高さ座標を利用して省略した中央側の測線の高さ座標を求め、この高さ座標と先に求めた測線の高さ座標を設計高さ計画線と対比する。
この方法によると、移動台車の操縦が容易になるので、測定に要する時間を節減できる利点がある。
【0014】
舗装高さを面管理するには、舗装面に複数の測線を設定し、すでに舗装高さの線管理について述べたと同じ要領で、各測線の3次元位置を3次元直角座標空間にプロットし、プロットされた多数の点の間を線分で縦および横方向に連結して各点を結び目とする多数の網目をつくり、この網目の集合を舗装面と考えて、網目の高さ座標を設計高さ計画面と対比する。
【0015】
前記計画面との対比を行う際、2つの結び目の間に位置する任意の点の高さ座標は、両端の結び目の高さ座標を按分比例して求める。
なお、網目の形状は、測線上の測定点(測定を行った時点の移動台車の位置)の相対位置によって長方形又は平行四辺形になる。
【0016】
舗装厚さの管理には、線管理および面管理の2つの方法がある。
先ず、線管理について説明すると、この管理では、測定すべき舗装構造の上層を施工する前に、下地層が出来上がった段階で、この下地層の上面に複数の測線を設定して、すでに舗装高さの線管理について述べたと同じ方法で各測線に対応する折れ線の高さ座標を求め、次に、上層を施工して上層上面の、かつ下地層の測線の直上に設定した複数の測線に対応する折れ線の高さ座標を求め、上層の測線の高さ座標から下地層の測線の高さ座標を減算して減算値を設計厚さ計画線と対比する。
【0017】
舗装厚さを面管理するには、すでに舗装高さの面管理について述べたと同じ要領で、下地層の上面に対応する多数の網目を3次元直角座標空間に作図したのち、上層の上面に対応する網目を前記空間に作図し、上層の網目の高さ座標から下地層の網目の高さ座標を減算して減算値を設計厚さ計画面と対比する。
【0018】
舗装幅を管理するには、測定すべき舗装面の両側端に測線を設定し、すでに舗装高さの線管理について述べたと同じ要領で、各測線に対応する折れ線を作図し、各折れ線に直交する直線の長さを求めて設計舗設幅と対比する。
【0019】
舗装面の平坦性を管理するには、測定すべき舗装面の長さ方向に少なくとも1本以上の測線を設定し、すでに舗装高さの線管理について述べたと同じ要領で、各測線の3次元位置を3次元直角座標空間にプロットし、プロットされた多数の点を直線またはなだらかな曲線で連結して舗装面を縦断するプロフィルを作図し、このプロフィルを数学的に処理してプロフィルに含まれる各種の波長成分のパワースペクトル密度(PSD)を求め、求めたパワースペクトル密度を予め設定したパワースペクトル密度の基準値と対比する。
【0020】
周知のように複雑な波形は、振幅と波長が異なる多種類の単純な波形の積み重ねと考えられており、更に多数の単純な波形のうち、どの波形が大きな振幅を持ち、またどの波形が小さい振幅をもっているかという各種波形の構成割合、すなわち波形のパワースペクトル密度(PSD)はフーリエ展開と呼ばれる数学的な手法を用いて数値的に解析することができる。
従って、この方法によると、振幅の大きい波長成分を余すところなく検出することが可能になり、車間距離が異なる各種車輌の乗り心地への影響を的確に管理することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1ないし図8は舗装高さを線管理するための第1の実施の形態を示すもので、この実施の形態の主要部は図1に示すように、プリズムミラーのような測標1を取り付けた移動台車2を、舗装した道路の路面3に設けた複数の測線4a,4b,4c…(詳細は図2を参照)に沿って走行させる工程と、予め、地上に設置した3次元位置測定装置5を用いて前記測標1の動きを微少な時間間隔で繰り返し測定する工程と、測定された測標の方向および測標までの距離のデータにもとづいて各測線4a,4b,4c…の3次元位置を求め、求めた位置データを3次元直角座標空間にプロットする工程と、プロットされた多数の点の間を線分で連結して各測線に対応する折れ線を作図し、作図した折れ線の高さ座標を設計高さ計画線と対比する工程等によって構成されており、前記複数の測線は図2に示すように、道路の車線両端に設けた測線4a,4eと、車線中心に設けた測線4cと、車線中心と車線両端の中間に設けた測線4b,4dによって構成されている。
【0022】
測標1は、プリズムミラー又はコーナーキューブ等の反射体でつくられていて図3に示すように移動台車2に立設したマスト7の頂部に取り付けられている。移動台車2は走行用の車輪8を取り付けた牽引式又は自走式の台車で、測標の中心9が各測線4a,4b,4c…の上方を通過するようにマニュアル又は遠隔操縦によって舗装面3を走行する。
【0023】
なお、測線が配設される路面の部分には、移動台車2の操縦を容易にするため、マーキング(例えば白線)6が施してあり、また測線が道路の両側端に配設される場合は、図5に示すように側溝21と舗装面3の継目10の位置を測線として、移動台車2に取り付けた案内金物12の先端が継目10の上方を通過するように移動台車2を操縦する。
【0024】
3次元位置測定装置5は、移動する測標1に向かって赤外レーザ光13を照射し、測標を常時、自動追尾することによって測標1の方位角を測定するとともに、測標1から反射したレーザー光に基づき測標1までの距離と角度を測定し、測定した距離および方位角のデータにもとづいて測標の3次元位置を求めるもので、図6に示すように、自動追尾型測距測角器14とパソコン15等によって構成されている(詳細は特開平7−180107号、特開平5−322569号および特開平6−307853号を参照)。
【0025】
自動追尾型測距測角器14は測距用および追尾用の光学手段(図示せず)を内蔵した鏡筒部16と、この鏡筒部16を鉛直な軸線17の周りに旋回自在に、また水平な軸線18の周りに回動自在に支持する架台19と、架台19を地面に固定する支持脚20等によって構成されており、機側に配置したパソコン15によって制御される。更に、このパソコン15には舗装の高さ、厚さ、幅、平坦性に関する設計値および基準値等が記憶されていて測定値と対比するほか、3次元空間に折れ線その他を作図する機能をもっている。
なお、3次元位置測定装置5は、測定可能領域が管理すべき測定領域をカバーするように複数個のものを舗装面3の外方に適宜の間隔をおいて設置するか、あるいは3次元位置測定装置を適宜、必要な個所に移動して測定を行うこともできる。
【0026】
次に、この方法の実施要領を手順に従って説明する。
(1)移動台車2を上り車線の各側線4a,4b,4c,4d,4eに沿って走行させ、3次元位置測定装置5を利用して各測線の3次元位置を求め、求めた位置データを図7に示す直角座標空間XYZにプロットする。
【0027】
測定が間欠的に行われるため、各測線4a,4b,4c,4d,4eは多数の点22a,22b,22c…の列としてプロットされるので、これ等の点の間を線分で連結して折れ線23a〜23eを作図し、この折れ線23a〜23eを各測線の3次元位置と考えて各折れ線(点および線分)の高さ座標H1 ,H2 ,H3 ,H4 …を設計高さ計画線(図示せず)と対比する。
【0028】
なお、設計高さ計画線との対比を行う際、折れ線23a〜23e上の任意の点、例えば22fの高さ座標H4 は両端の点22a,22bの高さ座標H1 ,H2 を按分比例することによって求められる。
測定中の移動台車2の移動速度は約2km/hで測定時間間隔は約0.5秒であるので、点22a,22b…の間の間隔Lは約30cmである。従って測線を折れ線で近似させても実用上の支障を生じない。
【0029】
対比した結果を図8に示す。なお、図8の縦座標heは測定高さと設計高さとの差である。
更に、パソコン15は測定高さを次に示す管理基準に照合し、管理基準を達成したかどうかについて判定を行う。
管理基準の項目例および数値例は次のとおりである。
heの平均値が±10mm以内であること。
heが20mm以上の比率が10%以内であること。
heが−20mm以下の比率が20%以内であること。
【0030】
次に、舗装面の高さを線管理するための第2の実施の形態について説明する。この実施の形態は図9に示すように、車線の左右両端に、道路中心線(図示せず)に平行になるように測線4a,4eを設定して、この測線4a,4eに沿って移動台車2を走行させるほか、車線をほぼ等間隔に分割する複数の測線に沿って移動台車2を目測で道路中心線(図示せず)にほぼ平行に走行させ、移動台車2が路面に描く走行軌跡24a,24b,24cの3次元位置を求めて図10に示す直角座標空間XYZに折れ線23f,23g,23hを作図する。
【0031】
そして、車線両側端の測線に対応する折れ線23a,23eの高さ座標H4 ,H5 のうちの一方と、各走行軌跡の高さ座標H6 ,H7 ,H8 のうちのいずれかを用いて各軌跡の近傍に設定した仮想の測線25a,25b,25c(図9参照)の高さ座標H9 ,H10,H11(図10参照)を按分比例の演算によって求め、求めた仮想の測線の高さ座標と測線の高さ座標を設計高さ計画線と対比する。
【0032】
この実施の形態では、舗装面の横断勾配が片勾配の場合であって車線の左右両端の高さ座標だけが実測値であり、それ以外の高さ座標は近似値となるが、車線幅は一般に3〜4mであり、一方、フィニッシャ又はモーターグレーダ等の敷均機械は、すでに述べたように敷均し装置の接地部分の幅が充分大きく、その下面が直線状に構成されているので、この程度の近似は実用上の支障を生じない。
【0033】
また、この実施の形態によると、移動台車の操縦は、車線両側端以外は目測走行となるので、走行が容易になり、測定時間を短縮できる利点がある。
なお、前記の説明では、車線の両側端にのみ測線を設定するとしたが、車線両側端の近傍に設定しても良く、また測線の数を2本とする代わりに3本以上設定しても良い。
【0034】
次に、舗装高さを面管理するための実施の形態について説明する。この実施の形態は、すでに舗装高さの線管理について述べたと同じ要領で、各測線の3次元位置を直角座標空間XYZににプロットし、プロットされた多数の点、22a,22b,22c…,22a′,22b′,22c′…,の間を線分で縦および横方向に連結して各点を結び目とする多数の網目26a,26b,26c…を作図し、この多数の網目26a,26b,26c…の集合を路面の3次元位置と考えて各網目(結び目および線分)の高さ座標H1 ,H2 ,H3 ,H4 …を設計高さ計画面と対比し、更に管理基準と照合する。
【0035】
管理基準の項目例および数値例は次のとおりである。
heが15mm以上で連続する面積の合計が全面積の5%以内であること。
heが−15mm以下で連続する面積の合計が全面積の5%以内であること。
ここに、heは測定高さと設計高さの差とする。
なお、対比を行う際、各網目の結び目、例えば22z,22z′の中間に位置する任意の点22yの高さ座標H14は、結び目22z,22z′の高さ座標H12, 13を按分比例して求める。
【0036】
次に、舗装厚さを線管理するための実施の形態について説明する。アスファルト舗装におけるアスコン層29の厚さを線管理するには、図12に示す路盤30を締め固めたのち、路盤30の上面に複数の測線(図示せず)を設定し、すでに舗装高さの線管理について述べたと同じ要領で各測線の3次元位置を求め、図13に示すように直角座標空間XYZに折れ線23a′〜23e′を作図する。
【0037】
次に、アスコン層29を施工して、その上面の、かつ路盤30の各測線の直上に設定した複数の測線(図示せず)の3次元位置を求めて前記直角座標空間XYZに折れ線23a〜23eを作図し、更に、アスコン層29の折れ線23a〜23eの高さ座標から路盤30の対応する折れ線23a′〜23e′の高さ座標を減算して減算値D1 ,D2 ,D3 …を設計厚さ計画線と対比し、更に管理基準と照合する。
【0038】
管理基準の項目例および基準値の例は次のとおりである。
teの平均値が設計厚さの±10%以内であること。
teが設計厚さの20%以上の比率が20%以内であること。
teが設計厚さの−20%以下の比率が10%以内であること。
ここに、teは測定厚さと設計厚さの差とする。
【0039】
次に、舗装厚さを面管理するための実施の形態について説明する。アスファルト舗装におけるアスコン層の厚さを面管理するには、すでに舗装高さの面管理について述べたと同じ要領で、路盤上面の3次元位置を求めて図14に示すように直角座標空間XYZに多数の網目26a′,26b′,26c′…を作図し、次にアスコン層上面の3次元位置を求めて前記直角座標空間XYZに多数の網目26a,26b,26c…を作図し、最後に、アスコン層上面に対応する網目26a,26b,26c…の高さ座標から路盤上面に対応する網目26a′,26b′26c′…の高さ座標を減算して減算値D1 ,D2 ,D3 …を設計厚さと対比し、更に管理基準と照合する。
【0040】
管理基準の項目例および数値例は次のとおりである。
teが設計厚さの20%以上で連続する面積の合計が全面積の5%以内であること。
teが設計厚さの−20%以下で連続する面積の合計が全面積の5%以内であること。
ここにteは測定厚さと設計厚さの差である。
【0041】
次に、舗設幅を管理するための実施の形態について説明する。道路の舗設幅を管理するには、測定すべき道路の両側端に測線(図示せず)を設定し、すでに舗装高さの線管理について述べたと同じ要領で、各測線に対応する折れ線23a,23bを図15に示す3次元直角座標空間XYZに作図し、各折れ線23a,23bに直交する直線32の長さBを算出して算出値Bを設計舗設幅と対比し、更に管理基準と照合する。
【0042】
管理基準の項目例および数値例は次のとおりである。
weの平均値が設計舗設幅の±1%以内であること。
weが設計舗設幅の2%以上の比率が20%以内であること。
weが設計舗設幅の−2%以下の比率が10%以内であること。
weが設計舗設幅の2%以上で連続する延長が全延長の5%以内であること。
weが設計舗設の−2%以下で連続する延長が全延長の5%以内であること。
ここに、weは測定舗設幅と設計舗設幅の差である。
【0043】
次に、平坦性を管理するための実施の形態について説明する。道路の平坦性を管理するには、測定すべき路面上の車線両側端から適宜離隔した位置に2本の測線(図示せず)を設定して、すでに舗装高さの線管理について述べたと同じ要領で直角座標空間XYZ(図16参照)に多数の点22a,22b,22c…;22a′,22b′22c′…をプロットし、次に、この多数の点を直線またはなだらかな曲線で連結して路面を縦断するプロフィル33,33′を作成する。図16は、多数の点を直線で連結してプロフィルを作成した実施例であり、多数の点を3次曲線などのなだらかな曲線で連結してプロフィルを作成できることはもちろんである。
【0044】
このプロフィル33,33′は複雑な波形を形成しているが、一般に、このような波形は、フーリエ級数として知られているように、振幅および波長が異なる多数の単純な波形の積み重ねと考えることができ、更に多数の単純な波形のうち、どの波形が大きな振幅をもち、またどの波形が小さい振幅をもっているかという各種波形の構成割合、すなわち波形のパワースペクトル密度(PSD)はフーリエ展開と呼ばれる数学的な手法を用いて数値的に解析される。そして、特に、複雑な波形が周期性を持たない場合は、フーリエ展開の代わりにフーリエ変換とよばれる手法を用いてパワースペクトル密度を求めることができる。
【0045】
そこで、図16のプロフィル33,33′に前記の数学的処理を施して各種の波長成分のパワースペクトル密度(PSD)を求め、求めたパワースペクトル密度を図17に示すパワースペクトル密度の基準値と対比する。
この方法によると、振幅の大きい波長成分を余すところなく取り出すことができるので、車間距離が異なる各種車輌に対する乗り心地の影響を的確に管理することができる。
【0046】
なお、本発明は前記の実施例にのみ限定されるものではなく、例えば前記の管理方法を道路以外に飛行場、競技場等の広場に適用したり、あるいは施工部門の自主検査に適用する以外に検査部門による検査に利用してもよいこと等、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加え得ることは勿論である。
【0047】
【発明の効果】
以上述べたように本発明は次の優れた効果を発揮する。
(1)きめの細かい管理が可能になる。
すなわち、従来の管理は、舗装の局所的な高さ、厚さ、幅および特定の波長を管理の対象としてきたが、本発明によると、舗装面全体を管理の対象とする線管理および面管理が可能となり、また、すべての波長を管理の対象とするので、施工品質の均一性を向上させることができる。
【0048】
(2)管理基準の技術水準を高めることができる。
すなわち、従来の管理基準では達成できなかった不具合箇所の分布規程等、施工品質の向上に役立つ新しい管理基準を導入することができる。
(3)測定方法を合理化できる。
すなわち、従来は種々の測定器具を人力で操作し、測定結果を人力で評価したのに対し、本発明によれば、プリズムミラー等の測標を取り付けた移動台車を走行させるだけで、種々の管理を同時に進行させることが可能になり、操作も簡便であるので、省力化および省熟練化を図ることができる。
【0049】
また舗装厚さの管理では、従来、コアを採取して舗装の破壊を余儀なくされたのに対し、本発明では、舗装面の高さデータから下地層上面の高さデータを減算して舗装厚さを求めるので、非破壊の管理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】舗装高さを管理するための第1の実施の形態を説明する斜視図である。
【図2】図1に示す測線の全体を示す平面図である。
【図3】図1に示す移動台車の側面図である。
【図4】図3におけるVI−VI方向からの矢視図である。
【図5】道路側端における移動台車の走行要領を説明する正面図である。
【図6】図1に示す3次元位置測定装置の正面図である。
【図7】折れ線の配置を示す斜視図である。
【図8】舗装高さの測定高さデータと設計高さデータの差の分布状態を説明する図である。
【図9】舗装高さを線管理するための第2の実施の形態を説明する平面図である。
【図10】図9に示す仮想の測線の高さ座標の演算方法を説明する図である。
【図11】網目の斜視図である。
【図12】アスファルト舗装構造の切断図である。
【図13】アスコン層上面に対応する折れ線と路盤上面に対応する折れ線の斜視図である。
【図14】アスコン層上面に対応する多数の網目と路盤上面に対応する多数の網目の斜視図である。
【図15】道路の両側端の各測線に対応する折れ線を示す斜視図である。
【図16】路面縦断面のプロフィルを示す斜視図である。
【図17】パワースペクトル密度の測定値と基準値を比較した図である。
【符号の説明】
1 測標
2 移動台車
3 路面
4a,4b,4c,4d,4e 測線
5 3次元位置測定装置
22a,22b,22c,22a′,22b′,22c′,22y,22z,22z′ 点
23a,23b,23c,23d,23e,23a′,23b′,23c′23d′23e′ 折れ線
24a,24b,24c 走行軌跡
25a,25b,25c 仮想の測線
26a,26b,26c,26a′,26b′,26c′ 網目
29 アスコン層
30 路盤
33,33′ プロフィル
1 〜H14 高さ座標
1 ,D2 ,D 3 厚さ
B 幅
L 点の間隔

Claims (7)

  1. 測標を取り付けた移動台車を、測定すべき舗装面に設定した複数の測線に沿って走行させ、
    予め、地上に設置した3次元位置測定装置を用いて前記測標の動きを微少な時間間隔で繰り返し測定し、
    測定された測標の位置データから各測線の3次元位置を求めて、求めた位置データを3次元直角座標空間にプロットし、
    プロットされた多数の点の間を線分で連結して各測線に対応する折れ線を作図し、作図した各折れ線の高さ座標を設計高さ計画線と対比し、更に基準値と照合することを特徴とする舗装の出来形管理方法。
  2. 測標を取り付けた移動台車を、測定すべき道路の車線両端側に、かつ道路中心線に平行に設定した少なくとも2本以上の測線に沿って走行させるほか、
    前記車線内において測線から適宜離隔した路面部分を、移動台車が道路中心にほぼ平行に移動するように移動台車を目測で走行させ、
    予め、地上に設置した3次元位置測定装置を用いて前記測標の動きを微少な時間間隔で繰り返し測定し、
    測定された測標の位置データから、各測線に沿って移動台車が路面部分に描いた走行軌跡の3次元位置を求めて、求めた位置データを3次元直角座標空間にプロットし、
    プロットされた多数の点の間を線分で連結して前記測線に対応する両端側の折れ線と前記走行軌跡に対応する中央側の折れ線を作図し、
    更に、両端側と中央側の各折れ線の高さ座標にもとづいて前記走行軌跡の近傍に設定した仮想の測線に対応する折れ線の高さ座標を演算によって求め、
    前記測線に対応する折れ線の高さ座標と前記仮想の折れ線に対応する高さ座標を設計高さ計画線と対比し、更に基準値と照合することを特徴とする舗装の出来形管理方法。
  3. 測標を取り付けた移動台車を、測定すべき舗装面に設定した複数の測線に沿って走行させ、
    予め、地上に設置した3次元位置測定装置を用いて前記測標の動きを微少な時間間隔で繰り返し測定し、
    測定された測標の位置データから各測線の3次元位置を求めて、求めた位置データを3次元直角座標空間にプロットし、
    プロットされた多数の点の間を線分で縦および横方向に連結して各点を結び目とする多数の網目を作図し、
    前記多数の網目の高さ座標を設計高さ計画面と対比し、更に基準値と照合することを特徴とする舗装の出来形管理方法。
  4. 測定すべき舗装構造の上層を施工する前に、敷均した下地層の上面に複数の測線を設定して、測標を取り付けた移動台車を前記下地層の測線に沿って走行させ、
    予め、地上に設置した3次元位置測定装置を用いて前記測標の動きを微小な時間間隔で繰り返し測定し、
    測定された測標の位置データから各測線の3次元位置を求めて、求めた位置データを3次元直角座標空間にプロットし、
    プロットされた多数の点の間を線分で連結して各測線に対応する折れ線を作図し、
    次に、前記下地層の上部に上層を施工して前記上層の上面の、かつ下地層の測線の直上に設定した複数の測線に沿って移動台車を走行させ、
    前記下地層の測線に適用したと同様の方法を用いて上層の各測線に対応する折れ線を前記3次元直角座標空間に作図し、
    前記上層の折れ線の高さ座標から下地層の折れ線の高さ座標を減算して、減算値を設計厚さ計画線と対比し、更に基準値と照合することを特徴とする舗装の出来形管理方法。
  5. 測定すべき舗装構造の上層を施工する前に、敷均した下地層の上面に複数の測線を設定して、測標を取り付けた移動台車を前記下地層の測線に沿って走行させ、
    予め、地上に設置した3次元位置測定装置を用いて前記測標の動きを微少な時間間隔で繰り返し測定し、
    測定された測標の位置データから各測線の3次元位置を求めて、求めた位置データを3次元直角座標空間にプロットし、
    プロットされた多数の点の間を線分で縦および横方向に連結して各点を結び目とする多数の網目を作図し、
    次に、前記下地層の上部に上層を施工して前記上層の上面の、かつ前記測線の直上に設定した複数の測線に沿って移動台車を走行させ、
    前記下地層の各測線に適用したと同じ方法を用いて前記3次元位置直角座標空間に多数の網目を作図し、
    前記上層の多数の網目の高さ座標から下地層の網目の高さ座標を減算して、減算値を設計厚さ計画面と対比し、更に基準値と照合することを特徴とする舗装の出来形管理方法。
  6. 測標を取り付けた移動台車を、測定すべき舗装面の両側端に設定した測線に沿って走行させ、
    予め、地上に設置した3次元位置測定装置を用いて前記測標の動きを微少な時間間隔で繰り返し測定し、
    測定された測標の位置データから各測線の3次元位置を求めて、求めた位置データを3次元直角座標空間にプロットし、
    プロットされた多数の点の間を線分で連結して2本の折れ線を作図し、
    作図した2本の折れ線に直交する直線の長さを演算して演算値を設計舗設幅と対比し、更に基準値と照合することを特徴とする舗装の出来形管理方法。
  7. 測標を取り付けた移動台車を、測定すべき舗装面に設けた少なくとも1本以上の測線に沿って走行させ、
    予め、地上に設置した3次元位置測定装置を用いて前記測標の動きを微少な時間間隔で繰り返し測定し、
    測定された測標の位置データから各測線の3次元位置を求めて、求めた位置データを3次元直角座標空間にプロットし、
    プロットされた多数の点を直線またはなだらかな曲線で連結して舗装面の縦断方向のプロフィルを作図し、
    作図したプロフィルに数学的な処理を施して前記のプロフィルに含まれる各種の波長成分のパワースペクトル密度を求め、予め、規定したパワースペクトル密度の基準値と対比することを特徴とする舗装の出来形管理方法。
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