JP3828333B2 - 二連チューブ容器形成部材と、該部材で形成した二連チューブ容器 - Google Patents

二連チューブ容器形成部材と、該部材で形成した二連チューブ容器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二連チューブ容器形成部材と、該部材で形成した二連チューブ容器とに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開平7−315448号が示すように、横断面半円状に設けた、異種クリーム状物収納の二箇の小容器体を横断面円形に連結させ、それぞれの小容器体口頸部にキャップを嵌合させ、かつそれ等キャップには起伏自在にノズルを枢着させてノズル起立時に容器体内クリーム状物を注出可能とし、かつ両ノズル起立時にノズル口が近接するよう設けて容器体を傾け、両ノズル口から注出された異種クリーム状物が混合するよう設けた容器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように形成された容器は、通常各容器体内へ異種クリーム状物を入れた後にノズル付きのキャップを嵌合させ、かつ起立時におけるノズル口の位置が近接するように各キャップの向きを定めることとなるが、容器メーカーとクリーム状物メーカーとは通常異にするから、容器体内へクリーム状物を入れた後の作業はクリーム状物メーカーが負担することとなり、又容器メーカーにとってもキャップを嵌合させた状態でクリーム状物メーカーに納入することとなるため、キャップ嵌合の手数が二度手間となる欠点があった。
【0004】
本発明はそのような欠点を除去して、クリーム状物メーカーがクリーム状物収納後に行う手数を軽減できると共に、消費者が行う混合クリーム状物注出に際しても、各小容器体内のクリーム状物をほぼ等しく注出できて、適正な混合クリーム状物が得られるよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、上端面を開口する、弾性圧搾可能な胴部形成用筒部3、3の下部を、平板部4と弯曲板部5とで横断面半円筒状部に形成すると共に、該半円筒状部下端から内向きフランジ6を介して口頸部7を垂下する、同一大きさに設けた左右一対をなす、合成樹脂製小容器形成筒2、2と、
上記平板部4、4相互が、又胴部形成用筒部3、3の対向面相互が、それぞれ接した状態を保持させて、口頸部7、7外面へ嵌合固着させた嵌合筒13、13を内面に有すると共に、上記口頸部7、7と連通する流出口25a,25a を有する底板外周から上記両嵌合筒を囲んで、外筒を起立し、又該外筒下部へヒンジ27を介して付設した蓋板28で、上記流出口25a,25a を開閉自在に閉塞する、逆キャップ状部材11とからなり、
上記蓋板28下面は、上記胴部形成用筒部3、3の上端部を共に挾着させて四層をなす一枚の板状シール部32とすることで形成される、二連チューブ容器31の正立状態保持が可能な底面に形成した。
【0006】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に、上記胴部形成用筒部3、3の対向面相互を、接着した。
【0007】
第3の手段として、上記第1の手段を有すると共に、上記胴部形成用筒部3、3の対向面間に、縦長に設けた平板41を介在させて該平板両面と、該両面と対向する胴部形成用筒部3、3の外面とを一体的に接合させた。
【0008】
第4の手段として、上記第1、第2又は第3の手段を有する二液混合容器形成部材の小容器形成筒2、2の各上端部を、共に挾着させて一枚の板状シール部32とする二連チューブ容器とした。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面について説明すると、1は二連チューブ容器形成部材の全体を示す。
【0010】
該部材は、左右一対をなす、合成樹脂製の弾性圧搾可能な小容器形成筒と、それ等両筒の下部へ嵌合させた逆キャップ状部材とからなる。
【0011】
小容器形成筒2は、広く知られている、合成樹脂製チューブ容器を倒立させたものと似ており、上端面を開口する胴部形成用筒部3の下部を、平板部4と弯曲板部5とで横断面半円筒状に形成すると共にその半円筒状部下端から内向きフランジ6を介して口頸部7を垂下する。
【0012】
該小容器形成筒2は、左右一対をなすもので一方形成筒の平板部と他方形成筒の平板部とを当接させることで、両形成筒の弯曲板部外面は横断面円形となるよう設けておく。図示例において両胴部形成筒部3、3は平板部4、4相互を当接させた状態で、各筒部の上下および中間部の対向面をホットメルト等の接着剤8で接合させている。該接合は、超音波接着、高周波接着両面テープによる接着で行ってもよい。尚両胴部形成用筒部は同一形状、同一大きさに形成しており、その一方は無色透明に、他方は乳白色としているが同色でもよい。
【0013】
上記両胴部形成用筒部の下端には逆キャップ状部材11を嵌合固着させている。図示例にあってはその部材を図2が示すように内部材12と外部材21との二部材で形成している。内部材12は、既述口頸部7、7外面へ嵌合される嵌合筒13、13を第1底板14の左右両部から起立し、又それ等嵌合筒が囲む第1底板部分を第1開口15、15し、かつ第1底板下面から通路形成用第1楕円短筒16、16を、それ等短筒前部を下方からみてハ字状態に近づけて垂下させて、それ等短筒後部内に上記第1開口15、15を位置させている。更に第1底板14外周からは上記両嵌合筒を囲んで第1外筒17を起立する。
【0014】
外部材21は、上記第1楕円短筒16、16外面へ嵌合させる第2楕円短筒22、22を第2底板23から起立すると共にそれ等両短筒が囲む第2底板部分前端部に第2開口24、24を穿設し、それ等第2開口周縁からノズル25、25を垂下する。図示例ではそれ等両ノズルを一体に連結させて設けている。又第2底板23外周からは第2外筒26を起立させて上記第1外筒17外面へ嵌合させている。その第2外筒26下部にはヒンジ27を介して蓋板28を付設し、該蓋板から栓29、29を起立させて、上記ノズル下端開口が形成する流出口25a,25a を開閉自在に閉塞している。尚図示例において上記ヒンジ27は蓋板の弾性反転が可能な、いわゆる三点ヒンジで形成しているが、他のヒンジでもよい。
【0015】
逆キャップ状部材11は単品として形成してもよく、この場合は上記内部材の第1開口周縁からノズルをそれぞれ起立し、それ等ノズル下端が形成する流出口を、第1外筒17下部へヒンジを介して付設した蓋板の栓で閉塞するよう設けた部材とすればよい。
【0016】
既述蓋板28下面は、図5が示すように既述胴部形成用筒部3、3内へ異種クリーム状物を充填し、かつそれ等両筒部上端を共に挾着させて四層をなす一枚の板状シール部32とすることで形成される二連チューブ容器31を正立状態に起立させることが可能な底面に形成する。
【0017】
図4は第2実施形態を示すもので、既述のように両筒部相互を直接に接着するのではなく、両筒部間に縦長に設けた平板41を介在させ、該平板の両面と両筒部の外面とを一体的に接着するものである。該平板は筒部のほぼ全長にわたって設けるとよく、その横巾は、図4が示すように平板横方向の全体に筒部外面を接着することで、その筒部横断面が半円状に変形する程度に設けるとよい。
【0018】
【発明の効果】
本発明は既述構成としたからクリーム状物メーカーは、容器メーカーから納入された二連チューブ容器形成部材1を、蓋板28下面を底面として起立させ、胴部形成用筒部3、3上端の開口から各容器体形成筒体内へクリーム状物充填をした後、上記両筒部上端を共に挾着させて板状シール部32を形成するだけで二連チューブ容器とすることが出来、従来に比して手数を大幅に削減することが出来る。又一対をなす小容器形成筒2、2は、それ等下端口頸部に逆キャップ状部材11の嵌合筒13、13を嵌合固着させているから、輸送時に両容器体形成筒体が分離、或いはずれ等を生ずるおそれが全くなく、既述クリーム状物充填に際しても異種クリーム状物を充填する二つの小容器形成筒2、2がそれぞれの筒体上端面を開口させた状態で隣接するから、そのクリーム状物充填を容易かつ確実に行うことが出来る。
【0019】
又請求項2のように両胴部形成用筒部相互を接着しておくことで、消費者が容器胴部を圧搾する際、両筒部をほぼ等しく加圧でき、よって異種クリーム状物をほぼ同量注出させることが出来、混合クリーム状物の効能を高めることが出来る。
【0020】
請求項3のようにすることで、請求項2の効果を更に高めることが出来る。
【0021】
請求項4のようにすることで、使い勝手のよい二連チューブ容器とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る容器形成部材の正面図である。
【図2】 上記部材要部の分解斜視図である。
【図3】 図1部材の底面図である。
【図4】 別実施形態で示す、上記部材の横断面図である。
【図5】 本発明部材を用いて形成した二連チューブ容器の側面図である。
【符号の説明】
1…二連チューブ容器形成部材 2…小容器形成筒
3…胴部形成用筒部 7…口頸部
11…逆キャップ状部材 13…嵌合筒
28…蓋板

Claims (4)

  1. 上端面を開口する、弾性圧搾可能な胴部形成用筒部3、3の下部を、平板部4と弯曲板部5とで横断面半円筒状部に形成すると共に、該半円筒状部下端から内向きフランジ6を介して口頸部7を垂下する、同一大きさに設けた左右一対をなす、合成樹脂製小容器形成筒2、2と、
    上記平板部4、4相互が、又胴部形成用筒部3、3の対向面相互が、それぞれ接した状態を保持させて、口頸部7、7外面へ嵌合固着させた嵌合筒13、13を内面に有すると共に、上記口頸部7、7と連通する流出口25a,25a を有する底板外周から上記両嵌合筒を囲んで、外筒を起立し、又該外筒下部へヒンジ27を介して付設した蓋板28で、上記流出口25a,25a を開閉自在に閉塞する、逆キャップ状部材11とからなり、
    上記蓋板28下面は、上記胴部形成用筒部3、3の上端部を共に挾着させて四層をなす一枚の板状シール部32とすることで形成される、二連チューブ容器31の正立状態保持が可能な底面に形成した
    ことを特徴とする二連チューブ容器形成部材。
  2. 上記胴部形成用筒部3、3の対向面相互を、接着した
    ことを特徴とする、請求項1記載の二連チューブ容器形成部材。
  3. 上記胴部形成用筒部3、3の対向面間に、縦長に設けた平板41を介在させて該平板両面と、該両面と対向する胴部形成用筒部3、3の外面とを一体的に接合させた
    ことを特徴とする請求項1記載の二連チューブ容器形成部材。
  4. 小容器形成筒2、2の各上端部を、共に挾着させて一枚の板状シール部32とした
    ことを特徴とする、請求項1、2又は3記載の二連チューブ容器形成部材で形成した二連チューブ容器。
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