JP2001278294A - 二連チューブ容器形成部材と、該部材で形成した二連チューブ容器 - Google Patents
二連チューブ容器形成部材と、該部材で形成した二連チューブ容器Info
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Abstract
連チューブ容器形成部材を設けて、その容器内への異種
クリーム状物の充填および未加工部分加工による容器完
成へのクリーム状物メーカーの手数が簡略化でき、又消
費者による混合クリーム状物注出に便利なよう設けた。 【解決手段】 上端面を開口する胴部形成用筒部3の下
部を平板部4と弯曲板部5とからなる横断面半円筒状と
すると共にその下端から内向きフランジ6を介して口頸
部7を垂下する、左右一対をなす、同一大きさの小容器
形成筒2、2と、上記両口頸部を嵌合固着させて上記両
筒体下端に嵌合させた、逆キャップ状部材11とからな
り、該部材下端にヒンジ27を介して付設した蓋板28で上
記部材底板に穿設された両口頸部と連通する流出口の開
閉が可能とした。
Description
形成部材と、該部材で形成した二連チューブ容器とに関
する。
ように、横断面半円状に設けた、異種クリーム状物収納
の二箇の小容器体を横断面円形に連結させ、それぞれの
小容器体口頸部にキャップを嵌合させ、かつそれ等キャ
ップには起伏自在にノズルを枢着させてノズル起立時に
容器体内クリーム状物を注出可能とし、かつ両ノズル起
立時にノズル口が近接するよう設けて容器体を傾け、両
ノズル口から注出された異種クリーム状物が混合するよ
う設けた容器が知られている。
た容器は、通常各容器体内へ異種クリーム状物を入れた
後にノズル付きのキャップを嵌合させ、かつ起立時にお
けるノズル口の位置が近接するように各キャップの向き
を定めることとなるが、容器メーカーとクリーム状物メ
ーカーとは通常異にするから、容器体内へクリーム状物
を入れた後の作業はクリーム状物メーカーが負担するこ
ととなり、又容器メーカーにとってもキャップを嵌合さ
せた状態でクリーム状物メーカーに納入することとなる
ため、キャップ嵌合の手数が二度手間となる欠点があっ
た。
ーム状物メーカーがクリーム状物収納後に行う手数を軽
減できると共に、消費者が行う混合クリーム状物注出に
際しても、各小容器体内のクリーム状物をほぼ等しく注
出できて、適正な混合クリーム状物が得られるよう設け
たものである。
面を開口する、弾性圧搾可能な胴部形成用筒部3、3の
下部を、平板部4と弯曲板部5とで横断面半円筒状部に
形成すると共に、該半円筒状部下端から内向きフランジ
6を介して口頸部7を垂下する、同一大きさに設けた左
右一対をなす、合成樹脂製小容器形成筒2、2と、上記
平板部4、4相互が、又胴部形成用筒部3、3の対向面
相互が、それぞれ接した状態を保持させて、口頸部7、
7外面へ嵌合固着させた嵌合筒13、13を内面に有すると
共に、上記口頸部7、7と連通する流出口25a,25a を有
する底板外周から上記両嵌合筒を囲んで、外筒を起立
し、又該外筒下部へヒンジ27を介して付設した蓋板28
で、上記流出口25a,25a を開閉自在に閉塞する、逆キャ
ップ状部材11とからなり、上記蓋板28下面は、上記胴部
形成用筒部3、3の上端部を共に挾着させて四層をなす
一枚の板状シール部32とすることで形成される、二連チ
ューブ容器31の正立状態保持が可能な底面に形成した。
ると共に、上記胴部形成用筒部3、3の対向面相互を、
接着した。
ると共に、上記胴部形成用筒部3、3の対向面間に、縦
長に設けた平板41を介在させて該平板両面と、該両面と
対向する胴部形成用筒部3、3の外面とを一体的に接合
させた。
3の手段を有する二液混合容器形成部材の小容器形成筒
2、2の各上端部を、共に挾着させて一枚の板状シール
部32とする二連チューブ容器とした。
は二連チューブ容器形成部材の全体を示す。
弾性圧搾可能な小容器形成筒と、それ等両筒の下部へ嵌
合させた逆キャップ状部材とからなる。
成樹脂製チューブ容器を倒立させたものと似ており、上
端面を開口する胴部形成用筒部3の下部を、平板部4と
弯曲板部5とで横断面半円筒状に形成すると共にその半
円筒状部下端から内向きフランジ6を介して口頸部7を
垂下する。
で一方形成筒の平板部と他方形成筒の平板部とを当接さ
せることで、両形成筒の弯曲板部外面は横断面円形とな
るよう設けておく。図示例において両胴部形成筒部3、
3は平板部4、4相互を当接させた状態で、各筒部の上
下および中間部の対向面をホットメルト等の接着剤8で
接合させている。該接合は、超音波接着、高周波接着両
面テープによる接着で行ってもよい。尚両胴部形成用筒
部は同一形状、同一大きさに形成しており、その一方は
無色透明に、他方は乳白色としているが同色でもよい。
プ状部材11を嵌合固着させている。図示例にあってはそ
の部材を図2が示すように内部材12と外部材21との二部
材で形成している。内部材12は、既述口頸部7、7外面
へ嵌合される嵌合筒13、13を第1底板14の左右両部から
起立し、又それ等嵌合筒が囲む第1底板部分を第1開口
15、15し、かつ第1底板下面から通路形成用第1楕円短
筒16、16を、それ等短筒前部を下方からみてハ字状態に
近づけて垂下させて、それ等短筒後部内に上記第1開口
15、15を位置させている。更に第1底板14外周からは上
記両嵌合筒を囲んで第1外筒17を起立する。
へ嵌合させる第2楕円短筒22、22を第2底板23から起立
すると共にそれ等両短筒が囲む第2底板部分前端部に第
2開口24、24を穿設し、それ等第2開口周縁からノズル
25、25を垂下する。図示例ではそれ等両ノズルを一体に
連結させて設けている。又第2底板23外周からは第2外
筒26を起立させて上記第1外筒17外面へ嵌合させてい
る。その第2外筒26下部にはヒンジ27を介して蓋板28を
付設し、該蓋板から栓29、29を起立させて、上記ノズル
下端開口が形成する流出口25a,25a を開閉自在に閉塞し
ている。尚図示例において上記ヒンジ27は蓋板の弾性反
転が可能な、いわゆる三点ヒンジで形成しているが、他
のヒンジでもよい。
もよく、この場合は上記内部材の第1開口周縁からノズ
ルをそれぞれ起立し、それ等ノズル下端が形成する流出
口を、第1外筒17下部へヒンジを介して付設した蓋板の
栓で閉塞するよう設けた部材とすればよい。
胴部形成用筒部3、3内へ異種クリーム状物を充填し、
かつそれ等両筒部上端を共に挾着させて四層をなす一枚
の板状シール部32とすることで形成される二連チューブ
容器31を正立状態に起立させることが可能な底面に形成
する。
ように両筒部相互を直接に接着するのではなく、両筒部
間に縦長に設けた平板41を介在させ、該平板の両面と両
筒部の外面とを一体的に接着するものである。該平板は
筒部のほぼ全長にわたって設けるとよく、その横巾は、
図4が示すように平板横方向の全体に筒部外面を接着す
ることで、その筒部横断面が半円状に変形する程度に設
けるとよい。
物メーカーは、容器メーカーから納入された二連チュー
ブ容器形成部材1を、蓋板28下面を底面として起立さ
せ、胴部形成用筒部3、3上端の開口から各容器体形成
筒体内へクリーム状物充填をした後、上記両筒部上端を
共に挾着させて板状シール部32を形成するだけで二連チ
ューブ容器とすることが出来、従来に比して手数を大幅
に削減することが出来る。又一対をなす小容器形成筒
2、2は、それ等下端口頸部に逆キャップ状部材11の嵌
合筒13、13を嵌合固着させているから、輸送時に両容器
体形成筒体が分離、或いはずれ等を生ずるおそれが全く
なく、既述クリーム状物充填に際しても異種クリーム状
物を充填する二つの小容器形成筒2、2がそれぞれの筒
体上端面を開口させた状態で隣接するから、そのクリー
ム状物充填を容易かつ確実に行うことが出来る。
を接着しておくことで、消費者が容器胴部を圧搾する
際、両筒部をほぼ等しく加圧でき、よって異種クリーム
状物をほぼ同量注出させることが出来、混合クリーム状
物の効能を高めることが出来る。
効果を更に高めることが出来る。
よい二連チューブ容器とすることが出来る。
る。
器の側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 上端面を開口する、弾性圧搾可能な胴部
形成用筒部3、3の下部を、平板部4と弯曲板部5とで
横断面半円筒状部に形成すると共に、該半円筒状部下端
から内向きフランジ6を介して口頸部7を垂下する、同
一大きさに設けた左右一対をなす、合成樹脂製小容器形
成筒2、2と、 上記平板部4、4相互が、又胴部形成用筒部3、3の対
向面相互が、それぞれ接した状態を保持させて、口頸部
7、7外面へ嵌合固着させた嵌合筒13、13を内面に有す
ると共に、上記口頸部7、7と連通する流出口25a,25a
を有する底板外周から上記両嵌合筒を囲んで、外筒を起
立し、又該外筒下部へヒンジ27を介して付設した蓋板28
で、上記流出口25a,25a を開閉自在に閉塞する、逆キャ
ップ状部材11とからなり、 上記蓋板28下面は、上記胴部形成用筒部3、3の上端部
を共に挾着させて四層をなす一枚の板状シール部32とす
ることで形成される、二連チューブ容器31の正立状態保
持が可能な底面に形成したことを特徴とする二連チュー
ブ容器形成部材。 - 【請求項2】 上記胴部形成用筒部3、3の対向面相互
を、接着したことを特徴とする、請求項1記載の二連チ
ューブ容器形成部材。 - 【請求項3】 上記胴部形成用筒部3、3の対向面間
に、縦長に設けた平板41を介在させて該平板両面と、該
両面と対向する胴部形成用筒部3、3の外面とを一体的
に接合させたことを特徴とする請求項1記載の二連チュ
ーブ容器形成部材。 - 【請求項4】 小容器形成筒2、2の各上端部を、共に
挾着させて一枚の板状シール部32としたことを特徴とす
る、請求項1、2又は3記載の二連チューブ容器形成部
材で形成した二連チューブ容器。
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