JP3827482B2 - 粘性体壁ダンパーを利用した免震構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、柱梁架構のような上下階の構造体(梁)で構成される免震層に、粘性体を収容した平版型の粘性体容器と、同容器内の粘性体中に浸漬された粘性抵抗板とから成る粘性体壁ダンパーを設置して構成される免震構造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、柱梁架構のような上下階の構造体で構成された免震層に、粘性体を収容した平版型の粘性体容器と、同容器内の粘性体中に浸漬された粘性抵抗板とから成る粘性体壁ダンパーを設置して構成される免震構造は、例えば特公平5−22026号公報に開示されていて公知である。
【0003】
前記特公平5−22026号公報の第1図に開示された「制震壁」は、図6及び図7に示したように、粘性抵抗板1と上階の構造体C、及び粘性体容器2と下階の構造体Dを、それぞれヒンジa、bにより面外方向の層間変形時に面内の水平軸回りに回転自在に支持されている。この制震壁は、面外方向の層間変形時に粘性体壁ダンパーEが回転しつつ自在性を発揮し、水平方向のみならず、鉛直方向にも減衰性能を発揮できると説明されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術の場合、粘性体壁ダンパーEが、上下のヒンジa、bにより回転しつつ面外方向の層間変形に自在性を発揮するから、面外方向の変形時には図7に点線で示したように粘性体壁ダンパーEが大きく傾斜して粘性体容器2から粘性体11が漏れ出る虞がある。
【0005】
次に、上下階の構造体C、Dの層間変形は、面内方向と面外方向の所謂2軸方向のかぎりではなく、両方向を合成した「捻れ変形」を生ずることも往々にしてある。その場合に、上記従来の「制震壁」はヒンジa、bにより回転中心の位置がきっちり拘束されているので、上下階の構造体C、Dの所謂捻れ変形は支持部分へもろに作用して、ヒンジ軸あるいは「さや管」(ヒンジ筒)などの局部破壊を生じる虞がある。
【0006】
従って、本発明の目的は、粘性体壁ダンパーの面外方向への傾斜角度をできるだけ小さくでき、しかも所謂捻れ変形に対して追従する自在性を有し、恒久的に安定した減衰性能を発揮する粘性体壁ダンパーによる免震構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る粘性体壁ダンパーを利用した免震構造は、
上下階の構造体C、Dで構成される免震層に、粘性体11を収容した平版型の粘性体容器2と、同容器内の粘性体中に浸漬された粘性抵抗板1とから成る粘性体壁ダンパーEを設置して構成される免震構造において、
前記粘性抵抗板1の上辺に取付けた側面視が倒立T字形をなす被吊り用金具3の上向き垂直壁3aに面外方向の吊り用孔4が設けられ、側面視において下辺に水平部6aを有する吊り具6の前記水平部6aが前記吊り用孔4へ通され、同吊り具6の上端を吊り側金具5に固定して成る上部ファスナーAを複数個粘性抵抗板1の上辺に沿って一列状に配置し前記吊り側金具5を上階の構造体Cへ固定して粘性抵抗板1が上階の構造体Cへ取付られている。
粘性体容器2の下辺に取付けた側面視がT字形をなす被支持用金具7の下向き垂直壁7aの下端が、下階構造体Dへ固定した受け金具8の上面に当接され、前記被支持用金具7の下向き垂直壁7aに面外方向の支持用孔9が設けられ、側面視において上辺に水平部10aを有する押さえ具10の前記水平部10aが前記支持用孔9へ通され、同押さえ具10の下端を受け金具8へ固定して成る下部ファスナーBを複数個粘性体容器2の下辺に沿って一列状に配置して粘性体容器2が下階構造体Dに取付られていることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載した発明に係る粘性体壁ダンパーEを利用した免震構造において、
上部ファスナーAを構成する吊り具6の下辺の水平部6aの上面に面内方向の凹溝部6bが形成され、吊り用孔4の上辺が前記凹溝部6bへはめ込まれていることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1に記載した発明に係る粘性体壁ダンパーEを利用した免震構造において、
下部ファスナーBを構成する受け金具8の上面に面内方向の凹溝部8aが形成され、被支持用金具7の下向き垂直壁7aの下端が前記凹溝部8aへはめ込まれていることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1に記載した発明に係る粘性体壁ダンパーEを利用した免震構造において、
上部ファスナーAにおける吊り具6の水平部6a、及び下部ファスナーBにおける押さえ具10の水平部10aが、必要な水平滑りの長さLに形成されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施形態及び実施例】
図1〜図5は、請求項1〜4に記載した発明に係る粘性体壁ダンパーを利用した免震構造の実施形態を示している。
【0012】
前記免震構造は、柱梁架構のような上下階の構造体C、Dで構成された免震層の上階構造体Cと下階構造体Dとの間に、粘性体11を収容した平版型の粘性体容器2と、同容器2内の粘性体11の中に浸漬された粘性抵抗板1とから成る粘性体壁ダンパーEを設置して実施される。
【0013】
前記粘性体壁ダンパーEの上方には、図4に示したような上部ファスナーAが取付けられている。該上部ファスナーAの構成は、前記粘性抵抗板1の上辺に取付けた側面視が倒立T字形をなす被吊り用金具3の上向き垂直壁3aに、面外方向の吊り用孔4が設けられている。一方、下辺に水平部6aを有する側面視が略倒立台形状の吊り具6の前記水平部6aが前記吊り用孔4へ通されている。同吊り具6の両上端はそれぞれ、上階構造体Cへ固定した吊り側金具5へボルト止め等の手段で固定されている。前記吊り孔4の上辺は、水平部6aの上面に形成した面内方向の凹溝部6bへはめ込まれて位置決めと無用な横ずれを防ぐ構成とされている(請求項2)。
図1は、前記構成の上部ファスナーAが、粘性抵抗板1の上辺に沿って面内方向に必要とされる複数個(6個)が一列状に配置され、粘性抵抗板1を上階構造体Cへ一連に取付けた構造を示している。
【0014】
また、前記粘性体壁ダンパーEの下方には、図5に示したような下部ファスナーBが取付けられている。該下部ファスナーBの構成は、粘性体容器2の下辺に取付けた側面視がT字形をなす被支持用金具7の下向き垂直壁7aの下端が、平板状の受け金具8の上面に当接され鉛直荷重を支持する構成とされている。特に同下向き垂直壁7aの下端は、受け金具8の上面に形成した面内方向の凹溝部8aへはめ込んで、位置決めと無用な横ずれを防ぐ構成とされている(請求項3)。前記被支持用金具7の下向き垂直壁7aに面外方向の支持用孔9が設けられている。一方、上辺に水平部10aを有する側面視が略台形状の押さえ具10の水平部10aが前記支持用孔9へ通されている。同押さえ具10の両下端はそれぞれ、下階構造体Dへ固定した前記受け金具8へボルト止め等の手段で固定されている。
図1は、前記構成の下部ファスナーBが、粘性体容器2の下辺に沿って面内方向に必要とされる複数個(5個)が一列状に配置され、粘性体容器2を下階構造体Dへ一連に取付けた構造を示している。
【0015】
なお、図1に示した実施形態は、上部ファスナーAを6個、下部ファスナーBを5個それぞれ設けた構造であるが、それぞれの個数は図示例のものに限定されない。
【0016】
上記構成の上部ファスナーAは、上下階の構造体C、Dの面外方向への層間変形に対しては、側面視が略倒立台形状をなす吊り具6の水平部6aが吊り用孔4を滑って移動するルーズ性(位置ずれ現象)により自在性を発揮する。一方、面内方向への層間変形に対しては、吊り具6の側辺が吊り用孔4の縦縁へ当接する効果により、水平力および変位がそのまま粘性体壁ダンパーEに伝達される。前記水平部6aの長さは、面外方向に適度な水平滑りを生ずる長さLに形成されている(請求項4)。
【0017】
同様に下部ファスナーBも、上下階構造体C、Dの面外方向への層間変形に対しては、側面視が略台形状をなす押さえ具10の水平部10aが支持用孔9を滑って移動するルーズ性(位置ずれ現象)により自在性を発揮する。一方、面内方向への層間変形に対しては、押さえ具10の側辺が支持用孔9の縦縁へ当接する効果により、水平力および変位がそのまま伝達される。前記水平部10aの長さは、面外方向に適度な水平滑りを生ずる長さLに形成されている(請求項4)。
【0018】
従って、上部ファスナーA及び下部ファスナーBに設けられている吊り具6及び押さえ具10の形状、構造は、水平部6a及び10aを有し、必要な滑りを生じ、面内方向には水平力をそのまま伝達できればよく、図示例の台形状の構成に限定されない。
【0019】
本発明の免震構造によれば、上部ファスナーA及び下部ファスナーBの「位置ずれ現象」により、位置ずれの分だけ粘性体壁ダンパーEの面外方向への傾斜角度を可及的に小さくすることができ、粘性体容器2から粘性体11が漏れ出る虞を未然に防げる。
【0020】
本発明の免震構造における上部ファスナーA及び下部ファスナーBは、所謂捻れ変形に対しても、上部ファスナーAの吊り具6及び下部ファスナーBの押さえ具10それぞれの水平部6a、10aが滑る水平滑りの長さ=「滑り量」の大きさの分だけ所謂位置ずれ現象を起こして追従する自在性を発揮する。よって、所謂捻れ変形によって局部的な応力の集中を避けられ、破壊防止に効果がある。即ち、上述した従来技術のように局部破壊の虞は一切なく、恒久的に安定した減衰性能を発揮する。
【0021】
【本発明が奏する効果】
請求項1〜4に記載した発明に係る粘性体壁ダンパーを利用した免震構造は、上部ファスナーA及び下部ファスナーBの構成に基いて、面外方向への層間変形は、吊り具6又は押さえ具10の水平滑りの長さ=「滑り量」の大きさ分だけ所謂位置ずれする現象によって追従する自在性を発揮するので、その分粘性体壁ダンパーEの面外方向への傾斜角度を可及的に小さくでき、粘性体容器2から粘性体11が漏れ出る虞を未然に防ぐ。一方、面内方向の層間変形に対しては水平力および変位をそのまま伝達するので、粘性体壁ダンパーEが効果的に減衰性能を発揮する。
【0022】
同様に、上下階の構造体の水平な所謂捻れ変形に対しても、上部ファスナーA及び下部ファスナーBがそれぞれ個別に前記位置ずれ現象を起こして追従する自在性を発揮するので、局部的な応力の集中を避けることができ、恒久的に安定した減衰性能を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る粘性体壁ダンパーを利用した免震構造の実施形態を示した正面図である。
【図2】 本発明に係る粘性体壁ダンパーを利用した免震構造の実施形態を示した側面図である。
【図3】 本発明に係る粘性体壁ダンパーを利用した免震構造に面外方向の層間変形が生じた場合の変形例を示した側面図である。
【図4】 上部ファスナーを示した斜視図である。
【図5】 下部ファスナーを示した斜視図である。
【図6】 従来技術を示した正面図である。
【図7】 従来技術を示した側面図である。
【符号の説明】
1 粘性抵抗板
2 粘性体容器
3 被吊り用金具
3a 垂直壁
4 吊り用孔
5 吊り側金具
6 吊り具
6a 水平部
6b 凹溝部
7 被支持用金具
7a 垂直壁
8 受け金具
8a 凹溝部
9 支持用孔
10 押さえ具
10a 水平部
11 粘性体
A 上部ファスナー
B 下部ファスナー
C 上階の構造体
D 下階の構造体
E 粘性体壁ダンパー
L 水平部滑り長さ
Claims (4)
- 上下階の構造体で構成される免震層に、粘性体を収容した平版型の粘性体容器と、同容器内の粘性体中に浸漬された粘性抵抗板とから成る粘性体壁ダンパーを設置して構成される免震構造において、
前記粘性抵抗板の上辺に取付けた側面視が倒立T字形をなす被吊り用金具の上向き垂直壁に面外方向の吊り用孔が設けられ、側面視において下辺に水平部を有する吊り具の前記水平部が前記吊り用孔へ通され、同吊り具の上端を吊り側金具に固定して成る上部ファスナーを複数個粘性抵抗板の上辺に沿って一列状に配置し前記吊り側金具を上階の構造体へ固定して粘性抵抗板が上階の構造体へ取付られていること、
粘性体容器の下辺に取付けた側面視がT字形をなす被支持用金具の下向き垂直壁の下端が、下階構造体へ固定した受け金具の上面に当接され、前記被支持用金具の下向き垂直壁に面外方向の支持用孔が設けられ、側面視において上辺に水平部を有する押さえ具の前記水平部が前記支持用孔へ通され、同押さえ具の下端を受け金具へ固定して成る下部ファスナーを複数個粘性体容器の下辺に沿って一列状に配置して粘性体容器が下階構造体に取付られていることを特徴とする、粘性体壁ダンパーを利用した免震構造。 - 上部ファスナーを構成する吊り具の下辺の水平部上面に面内方向の凹溝部が形成され、吊り用孔の上辺が前記凹溝部へはめ込まれていることを特徴とする、請求項1に記載した粘性体壁ダンパーを利用した免震構造。
- 下部ファスナーを構成する受け金具の上面に面内方向の凹溝部が形成され、被支持用金具の下向き垂直壁の下端が前記凹溝部へはめ込まれていることを特徴とする、請求項1に記載した粘性体壁ダンパーを利用した免震構造。
- 上部ファスナーにおける吊り具の水平部、及び下部ファスナーにおける押さえ具の水平部が、必要な水平滑りの長さに形成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載した粘性体壁ダンパーを利用した免震構造。
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- 1999-08-26 JP JP23924099A patent/JP3827482B2/ja not_active Expired - Fee Related
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