JP3826614B2 - スイッチング電源装置および周辺機器 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタなどの周辺機器の電源装置に適したスイッチング電源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7に、プリンタなどの周辺機器の電源装置として多用されているスイッチング電源装置の一般的な構成をブロック図により示してある。スイッチング電源装置90は、交流電源2から供給された交流電力をダイオード5により整流する整流回路3と、整流回路3から出力された電流をスイッチング素子11によりスイッチング(チョッピング)して出力電力を制御し、定電圧あるいは定電流電源としての機能を果たすスイッチング回路10とを備えている。図7に示したスイッチング電源装置90のスイッチング回路10は出力電圧を一定に保つ定電圧電源としての機能を備えている。このため、スイッチング素子11によりチョッピングされた出力がトランス12の1次側に供給され、そのトランス12の2次側の電圧が電圧検出回路13により検出される。そして、この電圧検出回路13の出力がフォトカプラ14を介してスイッチング制御回路15に供給され、PWMあるいはPFMなどの方法によりスイッチング素子11が制御される。
【0003】
トランス12の2次側には、さらに2次電圧制御回路20が接続されており、2次側出力が整流されて所定の電圧、たとえば、42Vおよび5Vなどの制御用電力あるいはモータの駆動用電力として消費側に出力される。
【0004】
また、図7に示したスイッチング電源装置90は、交流電力を供給するだけでスイッチング回路10が起動し、定電圧電源として機能する自励式の電源装置である。このため、スイッチング素子11を起動する起動回路30が設けられている。図7に示した装置90では、スイッチング素子11としてNチャンネル型のMOSFETが採用されており、このゲート電極11Gが起動抵抗31を介して整流回路3の出力側3aと接続されている。
【0005】
スイッチング電源装置90においては、まず、交流電力が整流回路3に供給されると平滑用コンデンサ4などを充電するために整流回路3に電流が流れる。したがって、スイッチング素子11の制御電極であるゲート電極11Gを整流回路3の出力側3aに接続することにより、ゲート電圧が発生し、その電圧が閾値を超えるとスイッチング素子11がオンする。この結果、整流回路3の出力はトランス12の一次側に供給され、トランスの2次側に電圧が発生する。トランス12の2次側には、2次電圧制御回路20に電力を供給する巻線12aに加え、スイッチング制御回路15へ電源を供給する巻線12bも用意されており、スイッチング制御回路15も動作を開始する。この後、スイッチング素子11の制御はスイッチング制御回路15に移され、2次電圧制御回路20で消費電力が変動したときでも定電圧の電力が供給できるようにスイッチング素子11が制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、図7に示したスイッチング電源装置90は、交流電流の供給をオンオフすることにより自発的に動作を開始して所定の電圧の電力をモータなどの消費側に供給できる。しかしながら、ゲート電極11の回路は過電圧保護用の抵抗19を介して接地されている。このため、スイッチング電源装置が起動し、スイッチング素子11の制御がスイッチング制御回路15に移った後も、起動抵抗31を介して整流回路3の出力側とスイッチング素子11のゲート電極11Gが接続されている。したがって、常に一定の電流がグランドに流れるが、この電力は数mAあるいはそれ以下なので従来はほとんど無視されていた。
【0007】
近年、プリンタなどの周辺機器においても省電力がさらに重要な課題となっている。プリンタなどの周辺機器では、実際にジョブを実行している時間に対し、電源はオンになっているがジョブは行っていないスタンバイ状態の時間が非常に長い。このため、スタンバイ中は不必要なセクションへの電力供給を停止した省電力モードにすることが一般に行われている。しかしながら、上記のようなスイッチング電源装置の起動抵抗における電力消費までは検討されていなかったが、本願の発明者らは、起動抵抗による電力損失も電力消費を低減するためには非常に重要であることに着目した。
【0008】
このため、本願の発明者らは、まず、図8に示すように、起動抵抗31を整流回路3の入力側3b、すなわち、交流側に接続することを考えた。これにより、スイッチング素子11がオンする期間は半分になるので起動抵抗31における損失は整流回路3の出力側3aに接続したときの1/4になる。しかしながら、常に起動抵抗31で損失が発生していることに変わりはなく、さらに、起動抵抗31における損失を少なくすることが必要である。特に、スイッチング電源装置がユニバーサル電源の場合は、最大値が400V近くなる交流が印加されるので、起動抵抗31における損失は1W程度となる。したがって、起動抵抗31の損失を抑制することはスタンバイ状態における消費電力を低減するのに非常に効果が高い。
【0009】
さらに、スイッチング電源装置90の2次側でスイッチをオフする周辺機器もあるが、そのような機器では、起動抵抗31における損失がスタンバイ状態のときはもちろん、機器を交流電源に接続している間は2次側スイッチのオンオフに関わらず恒久的に発生していることになる。
【0010】
このように、本願の発明者らは、従来、無視されていた起動抵抗による電力損失が周辺機器においては非常に大きな問題であることを見出した。そこで、本発明においては、スイッチング電源装置の起動抵抗における損失をさらに低減することができるスイッチング電源装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明においては、スイッチング素子の起動回路に起動電圧を印加した後に、起動抵抗を流れる電流を積極的に制限するようにしている。すなわち、本発明のスイッチング電源装置は、交流を整流する整流回路と、この整流回路から出力された電流をスイッチング素子によりチョッピングして出力電力を制御可能なスイッチング回路と、スイッチング素子の制御電極を整流回路の入力側または出力側に対し起動抵抗を介して接続し、起動電圧を印加可能な起動回路とを有し、起動回路は、起動電圧を印加した後に、起動抵抗を流れる電流を制限可能な電力制限手段を備えていることを特徴としている。起動抵抗に流れる電流を積極的に制限すれば、スタンバイ状態における電力消費を低減できることはもちろん、2次側のスイッチによりオフする機器においてはスイッチオフ時における電力消費も低減することができる。
【0012】
電力制限手段としては、適当なタイミングでオンオフし、起動後は、起動抵抗を流れる電流を遮断できるスイッチを用いることが最も望ましい。しかしながら、スイッチを操作する適当なタイミングを常時モニターするような機能あるいは回路を実装すると、コストもかかり、さらに、モニターしスイッチを操作する機能を稼動させるために電力が消費されるという問題が起きる。
【0013】
そこで、起動抵抗を整流回路の入力側、すなわち、交流側に接続すると共に、電力制限手段としてサイリスタを用いることが望ましい。サイリスタの制御方法はいくつか提案されているが、まず、サイリスタのゲート電極を整流回路の出力側に接続することができる。交流電流が供給されたり、あるいは2次側でスイッチが入ると、整流回路3の平滑コンデンサなどが充電されるために突入電流が発生する。この突入電流によりサイリスタのゲート電極に発生する電圧が閾値を超えるようにすればサイリスタがターンオンするので起動抵抗を電流が流れ、スイッチング素子がオンする。一方、サイリスタは交流側に接続されているので、交流電圧がゼロまたは反転すると、サイリスタのアノード−カソード間の導通は終了する。このため、サイリスタはターンオフし、起動抵抗には電流が流れない。
【0014】
サイリスタのゲート電極を整流回路の入力側、すなわち交流側に接続することも有効である。この場合は、交流電圧がサイリスタのゲート電極に印加され、閾値を超えるとサイリスタがターンオンし、起動抵抗を電流が流れ、スイッチング素子がオンする。この場合も交流電圧がゼロまたは反転すると、サイリスタのアノード−カソード間の導通は終了し、サイリスタはターンオフするので起動抵抗には電流が流れない。したがって、単に起動抵抗を交流側に接続したときよりも、起動抵抗を交流電流が流れる時間を短くすることができる。さらに、サイリスタのゲート電極を適当な移相回路で整流回路の入力側に接続することにより、ゲート電極に印加される電圧の位相を遅らせることで導通時間を調節できる。このため、起動抵抗を流れる電力をいっそう削減することができる。
【0015】
したがって、本発明にかかるスイッチング電源装置をプリンタなどの周辺機器の電源装置として採用することにより、スタンバイ状態における電力消費を更に低減することができる。また、2次側スイッチでオフするタイプの周辺機器においては、常時消費される電力を削減することができ、オフ時および待機時において大きな省電力効果を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明にかかるスイッチング電源装置の一例を示してある。図1に示したスイッチング電源装置1は、図7に示したスイッチング電源装置と同様に、交流電源2から供給された交流電力を整流する整流回路3と、整流回路3から出力された電流をスイッチング素子11によりチョッピングして出力電力を制御するスイッチング回路10とを備えている。これらの構成は、図7に示したスイッチング電源装置と同様なので、以下では共通の符号を付して詳しい説明は省略する。本例のスイッチング電源装置1も自励式のスイッチング電源装置であり、このため、起動抵抗31を備えた起動回路30が設けられており、スイッチング素子11のゲート電極11Gに起動電圧を印加できるようになっている。
【0017】
本例の起動回路30は、起動抵抗31に加え、起動抵抗31に流れる電流をオンオフ可能なスイッチ32が起動抵抗31と直列に接続されている。したがって、スイッチング電源装置1を起動する前にスイッチ32をオンにしておくことにより、交流が供給されるとスイッチング素子11がオンし、スイッチング電源装置1が稼動を開始する。一方、スイッチング電源装置1が起動した後の適当なタイミングでスイッチ32をオフすることにより、起動抵抗31から抵抗19を介してグランドに流れる電流をカットすることができる。したがって、いったん起動した後は、スイッチング電源装置1がスタンバイ状態のときの起動抵抗31による損失をなくすことができる。
【0018】
本例においては、起動抵抗31が整流回路3の入力側3bである交流側に接続されているが、もちろん、出力側3aに接続した場合でも同様にスイッチ32を用いて起動抵抗31による損失を低減できる。
【0019】
さらに、スイッチング電源装置1において2次側のスイッチにより電力供給をオンオフことも可能であるが、その場合は、2次側のスイッチがオフのときに起動回路30のスイッチ32もオフすることにより、スタンバイ状態のときのみならず、スイッチング電源装置1がオフのときの電力損失もなくすことができる。このケースでは、起動回路3のスイッチ32をオンするタイミングが必要になるが、交流が供給されたり、あるいは2次側がオンになったときに整流回路3の平滑コンデンサ4などを充電する電流が流れるので、その電流によりスイッチ32をオンすることができる。あるいは、2次側のスイッチと連動して起動回路30のスイッチ32をオンするようにしてももちろん良い。
【0020】
しかしながら、図1に示したスイッチング電源装置1では、適当なタイミングで起動回路30のスイッチ32を制御する回路が必要となる。これに対し、図2に示したスイッチング電源装置1の例では、自動的に起動回路30の起動抵抗31に流れる電流を遮断できる。
【0021】
図2に示したスイッチング電源装置1においては、起動抵抗31と直列にサイリスタ33が接続されており、サイリスタ33のアノード側が整流回路3の入力側3b、すなわち、交流側に接続されている。また、サイリスタ33のゲート電極33Gが整流回路3の出力側3aに接続されている。本例のスイッチング電源装置1においては、交流が供給されたり、あるいは、2次側スイッチが入ると、平滑コンデンサ4あるいはトランス12のコイルなどに電流が流れ、瞬間的に整流回路3から電流が出力される。そして、この突入電流がサイリスタ33のゲート電極33Gを介してベース電流として流れる。その結果、ゲート33Gの電圧が閾値を超えるとサイリスタ33はターンオンし、起動抵抗31を介してスイッチング素子11に起動電圧が印加される。したがって、スイッチング素子11がオンとなり、スイッチング電源装置1は自動的に起動する。
【0022】
サイリスタ33はいったん起動すると、サイリスタ33を流れる電流が0か負にならないとターンオフしない。本例のスイッチング電源装置1においては、サイリスタ33が交流側、すなわち、整流回路3の入力側3bに接続されているので、いったんサイリスタ33がターンオンしても、交流の位相が進みサイリスタ33に印加される電圧が0または反転するのでサイリスタ33のアノード−カソード間の導通がなくなりターンオフする。したがって、スイッチング電源装置1が起動した後は、起動抵抗31を流れる電流を遮断することができる。
【0023】
このように、本例のスイッチング電源装置1においては、スイッチを操作するためのタイミング発生回路などを設けずに、簡単な構成で起動抵抗31による電力損失を防ぐことができる。したがって、低コストで、さらに、スタンバイ状態あるいはオフ状態における電力損失の少ないスイッチング電源装置を提供できる。上述したように、起動抵抗31による電力損失は、一般的には大きくない。しかしながら、プリンタなどの周辺機器に搭載されている220V対応のユニバーサル電源になると、最大電圧が400V近い交流が印加されるので、それに伴い電力損失はワット単位なる。さらに、プリンタなどの周辺機器は、実際に印刷などのジョブを行っている時間に比較し、スタンバイ状態あるいはオフ状態でいる時間が非常に長い。したがって、上記あるいは以下の例で詳述している本発明により起動抵抗31のロスをなくすか、あるいは小さくすることにより大きな省電力効果を得ることができる。
【0024】
なお、本例においては、サイリスタ33のゲート電極33Gに印加される電圧が10Vを超えないように、分圧用の抵抗39aおよび39bを設けてある。また、逆流防止用のトランジスタ39cを設けてある。
【0025】
図3に、本発明にかかるスイッチング電源装置1の異なった例を示してある。本例のスイッチング電源装置1においては、起動抵抗31と直列に接続されたサイリスタ33のゲート電極33Gを、サイリスタのアノード側と同様に交流側、すなわち、整流回路3の入力側3bに接続している。
【0026】
本例のサイリスタ33のゲート電極33Gに流れる電流iは、サイリスタ33のアノードに印加される交流電圧vに対し、図4に示したように変化する。すなわち、交流電圧vが所定の値より高くなると、ゲート電極33Gに電流が流れ、それによりゲート電圧が閾値を超えるとサイリスタ33はターンオンする。一方、交流電圧が0または反転するとサイリスタ33はターンオフする。したがって、サイリスタ33は、1/4周期程度の間が、ターンオンの期間Tとなる。このため、交流電源2から交流が印加されると、サイリスタ33は1/4周期だけターンオンしてスイッチング素子11をオンし、スイッチング電源装置1を起動する。
【0027】
本例のスイッチング電源装置1においては、交流が供給されていると、常に1/4周期だけサイリスタ33がターンオンし、起動するとき以外であっても起動抵抗31による損失が発生する。しかしながら、図8に示した交流側に単に起動抵抗を接続したスイッチング電源装置と比較し、起動抵抗31による損失をさらに1/4以下にすることができる。
【0028】
図5に示したスイッチング電源装置1においては、さらに、サイリスタ33のゲート電極33Gと交流側3bとを移相回路34により接続してある。本例の移相回路34は、可変抵抗35aとコンデンサ35bから構成されており、これにより、図6に示すようにサイリスタ33のゲート電極33Gに流れる電流iの位相をサイリスタ33のアノードに印加される交流電圧vの位相とずらすことができる。したがって、サイリスタ33がターンオンするタイミングを図3に示した電源装置よりも遅くすることが可能となる。この結果、図6に示したように、サイリスタ33がターンオンする期間Tを更に短縮し、起動抵抗31によるロスを小さくすることができる。
【0029】
なお、上記では、スイッチまたはサイリスタを用いた例を説明しているが、サイリスタに代わり、バイポーラトランジスタ、SCR、GTOあるいはIGBTなどの半導体素子を用いて起動抵抗31を流れる電力を制限する機能を実現することが可能であることはもちろんである。しかしながら、回路構成としてはサイリスタを用いた例がもっとも簡素であり、また、サイリスタにより起動抵抗31に流れる電力を抑制し、損失を低減する機能を十分に果たすことができる。
【0030】
また、スイッチング回路30に採用されているスイッチング素子11もMOSFETに限らず、バイポーラトランジスタ、IGBTなどの公知の他の半導体素子を採用することができる。さらに、上記の例では、定電圧制御するスイッチング電源装置を元に説明しているが、定電流制御するスイッチング電源装置においても本発明を適用できることはもちろんである。
【0031】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のスイッチング電源装置においては、スイッチング素子に起動電圧を印加するための起動抵抗に対し、スイッチまたはサイリスタなどにより構成される電力制限手段を直列に接続し、スイッチング電源装置が起動した後、あるいはオフ状態においても、起動抵抗に流れる電力を制限するようにしている。このため、本発明にかかるスイッチング電源装置を搭載したプリンタなどの周辺機器においては、待機中あるいはオフ中の起動抵抗による損失をなくすか、あるいは大幅に低減することができる。パーソナルコンピュータの周辺機能を実現する周辺機器においては、実際にジョブを行っている時間よりも、待機あるいはオフの時間が非常に長く、この間における電力損失を減らすことにより、全体として大きな省電力効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるスイッチング電源装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すスイッチング電源装置と異なる例を示すブロック図である。
【図3】図2に示すスイッチング電源装置とさらに異なる例を示すブロック図である。
【図4】図3に示すスイッチング電源装置において、サイリスタのアノードに印加される交流電源と、サイリスタのゲートを流れる電流を示すグラフである。
【図5】図3に示すスイッチング電源装置とさらに異なる例を示すブロック図である。
【図6】図5に示すスイッチング電源装置において、サイリスタのアノードに印加される交流電源と、サイリスタのゲートを流れる電流を示すグラフである。
【図7】従来のスイッチング電源装置の一例を示すブロック図である。
【図8】起動抵抗を交流側に接続することにより、起動抵抗の損失を抑制したスイッチング電源装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 スイッチング電源装置
2 交流電源
3 整流回路
4 平滑コンデンサ
5 整流用ダイオード
10 スイッチング回路
11 スイッチング素子
11G スイッチング素子のゲート電極
12 トランス
13 電圧検出回路
14 フォトカプラ
15 スイッチング制御回路
20 2次電圧制御回路
30 起動回路
31 起動抵抗
32 スイッチ
33 サイリスタ
33G サイリスタのゲート電極
34 遅延要素
90 スイッチング電源装置

Claims (4)

  1. 交流を整流する整流回路と、
    前記整流回路から出力された電流をスイッチング素子によりチョッピングして出力電力を制御可能なスイッチング回路とを備えており、
    前記スイッチング素子の制御電極は前記整流回路の交流側に起動抵抗とサイリスタを介して接続されており、
    前記サイリスタのゲート電極とカソード電極間の通電の開始は、前記交流の電圧が零を超える時点より遅れてかつ、次に零の大きさになる前の時点であることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 請求項1において、前記サイリスタのゲート電極は分圧回路を介して前記整流回路の交流側に接続されており、
    前記分圧回路は、前記交流のピーク電圧の近傍において前記サイリスタのゲート電極の電圧が閾値を超えるように分圧することを特徴とするスイッチング電源装置。
  3. 請求項1において、前記サイリスタのゲート電極は移相要素を介して前記整流回路の交流側に接続されていることを特徴とするスイッチング電源装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のスイッチング電源装置を有する周辺機器。
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