JP3822212B2 - 半導体装置の故障箇所特定システム及び故障箇所特定方法 - Google Patents

半導体装置の故障箇所特定システム及び故障箇所特定方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置の故障箇所特定システム及び故障箇所特定方法に関する。
従来の半導体装置の故障箇所特定システムは、ナビゲーションツールを用いて故障候補ノードリストに基づき、半導体装置のレイアウト表示上にその箇所が故障候補ノードであると特定できる視覚情報を表示したレイアウト情報を不良箇所特定部へ入力し、エミッション発光観察装置を用いて半導体装置の物理的な故障の疑いのある箇所が発光した発光画像を不良箇所特定部に入力し、これらレイアウト情報と発光画像とを結合して、不良箇所を特定し、不良情報を出力していた(特許文献1参照。)。
特開2000−19217号公報(段落番号0016、図1参照)
本発明は、半導体装置の故障箇所特定システム及び故障箇所特定方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、半導体装置に接続するテスト治具と、半導体装置に対向して配置され、半導体装置の故障箇所から生じる発光現象を観察する発光観察装置と、発光観察装置に接続され、発光現象を前記半導体装置の2次元座標に対応つけて記録する発光座標記録装置と、テストデータを記憶する記憶装置とテスト治具に接続され、集積回路スキャンテスト情報と半導体テスタの不良チップ情報に基づくチップテスト結果を解析し半導体装置の発光現象が生じるテストサイクル及び半導体装置のテストデータを記述した発光テストパラメータに対応するテストデータを記憶装置から読み出し、生成した発光観察テストプログラムを実行するエミッション制御装置とを備える半導体装置の故障箇所特定システムが提供される。
本発明の他の態様によれば、半導体ウエハに接続する接続装置と、半導体ウエハに対向して配置され、半導体ウエハの故障箇所から生じる発光現象を観察する発光観察装置と、発光観察装置に接続され、発光現象を前記半導体ウエハの2次元座標に対応つけて記録する発光座標記録装置と、テストデータを記憶する記憶装置と接続装置に接続され、集積回路スキャンテスト情報と半導体テスタの不良チップ情報に基づくチップテスト結果を解析し半導体ウエハの発光現象が生じるテストサイクル及び半導体ウエハのテストデータを記述したウエハ識別情報に対応するテストデータを前記記憶装置から読み出し、生成した発光観察テストプログラムを実行するエミッション制御装置とを備える半導体装置の故障箇所特定システムが提供される。
本発明の他の態様によれば、集積回路スキャンテスト情報と半導体テスタの不良チップ情報に基づくチップテスト結果を解析し半導体装置の発光現象が生じるテストサイクル及び半導体装置のテストデータを記述した発光テストパラメータを生成するステップと、発光テストパラメータで指定された半導体装置のテストデータから発光観察テストプログラムを生成し、前記発光現象が生じるテストサイクルで前記半導体装置の機能テストを実行するステップと、半導体装置の故障箇所から生じる発光現象を観察し、発光座標を半導体装置の2次元座標に対応つけて記憶するステップとを含む半導体装置の故障箇所特定方法が提供される。
本発明の他の態様によれば、集積回路スキャンテスト情報と半導体テスタの不良チップ情報に基づくチップテスト結果を解析し半導体ウエハの発光現象が生じるテストサイクル及び半導体ウエハのテストデータを記述したウエハ識別情報を生成するステップと、ウエハ識別情報で指定された半導体ウエハのテストデータから発光観察テストプログラムを生成し、発光現象が生じるテストサイクルで半導体ウエハの機能テストをするステップと、半導体ウエハの故障箇所から生じる発光現象を観察し、半導体ウエハの2次元座標に対応つけて発光座標を記録するステップと、ウエハ識別情報に次のチップ座標があると判定した場合は、半導体ウエハをステップ移動し、発光座標を記録するステップを繰返すステップとを含む半導体装置の故障箇所特定方法が提供される。
本発明によれば、半導体装置の故障箇所特定システム及び故障箇所特定方法を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(a)第1の故障箇所特定システム
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る第1の故障箇所特定システムでは、半導体装置2に接続するテスト治具9と、半導体装置2に対向して配置され、半導体装置2の故障箇所から生じる発光現象を観察するエミッション発光観察装置11と、エミッション発光観察装置11に接続され、発光現象を半導体装置2の2次元座標に対応つけて記録する発光座標記録装置12と、記憶装置21a〜21cとテスト治具9に接続され、発光テストパラメータ7に対応するテストデータを記憶装置から読み出し、生成したエミッション観察テストプログラムを実行するエミッション制御装置8と、を備える。
テスト治具9は、半導体装置2の端子に接触するソケットや、バーンインソケットや、半導体装置2の電極パッドに接触するプローブを用いることができ、このような電気的接触手段の中から、故障個所特定システムの設計に応じて、任意に選択できる事項である。
また、エミッション発光観察装置11は、半導体装置2の平面を観察するエミッション発光顕微鏡を用いることができるが、本発明は、エミッション発光顕微鏡に限定されず、走査型CCDカメラ、エリアセンサ型CCDカメラを用いることもできる。
発光テストパラメータ7は、異常発生時の半導体装置2の回路内部状態を再現する入力信号及びスキャンインから入力するスキャンテストデータと、このスキャンテストデータが半導体装置2の組み合わせ回路に入力される段階までのスキャンテストのステップ数を含んでいる。
第1の故障個所特定システムでは、半導体装置2の異常発生時のスキャンテストデータを取得しているので、スキャンテストのステップを飛び越して、半導体装置2が異常となる状態を再現し、短時間に発光現象を観察でき、半導体装置2の故障個所を早期に特定することができる。
例えば、エミッション制御装置8は、エミッション観察テストプログラムを実行し、記憶装置21a、21b、21cに記憶した複数の機能を検査する半導体装置2のテストデータの中から発光テストパラメータ7で指定されたテストデータを検索し、発光現象を再現させるテストデータを半導体エミッションテスタ10へ提供することができる。
半導体エミッションテスタ10は、検索された全機能を検査するテストデータを記憶装置21a、21b、21cから読み出して、発光テストパラメータ7で指定したステップ数だけテストステップを進ませるエミッション観察テストプログラムを生成し、エミッション制御装置8で実行させる。
エミッション制御装置8は、エミッション観察用テストプログラムを実行し、正常動作の半導体装置2の通常のテストステップを飛び越し、発光現象が生じる異常発生時の半導体装置2の回路内部状態をより短時間に再現する。
エミッション制御装置8は、半導体装置2からの発光現象を捕らえ易くするために、観察する半導体装置2の内部回路を不良発生時点と同じ論理状態に設定し、この回路状態を保持する。
例えば、エミッション制御装置8は、ファンクション不良に対して、半導体装置2の内部回路の状態を固定したまま発光現象を観察させることができるので、通常の半導体テストプログラムを変更しなくても不良の再現ができるように制御する。
エミッション発光観察装置11では、発光現象の観察対象としての半導体装置2の平面を観察している。エミッション観察テストプログラムにより、半導体装置2の回路内部状態は異常発生時点を再現しているため、短いテスト時間で発光現象を観察することができる。
第1の故障箇所特定システムでは、半導体エミッションテスタ10は、半導体装置2の不良発生時点を特定して、半導体装置2の内部論理状態を不良発生時と同じ状態に保持する新たなテストプログラムの作成作業を回避し、発光テストパラメータ7で指定するテストプログラムを記憶装置21a〜21cから検索し、不良発生時点に到達するまでテストプログラムのステップを飛び越して短時間にエミッション発光観察ができ、故障個所を特定することができる。
第1の故障箇所特定システムは、スキャンテスト機能を備える半導体装置にエミッション観察テストデータを送信し、半導体装置の内部に複数の組み合せ論理回路の機能テストを実施し、テストプログラムのステップ数を飛び越して発光現象を観察し、故障個所を特定することができる。
エミッション発光観察装置11は、ファンクション不良の半導体装置2の発光状態を観察し、故障個所を特定することができる。
半導体エミッションテスタ10は、半導体装置2の回路内部で発生した機能不良データがスキャンアウトに到達する前のスキャンテストサイクルで、半導体装置2の故障個所から生じる発光現象をエミッション発光観察装置11に観察させ、故障個所を特定することができる。
また、第1の故障個所特定システムでは、ピンポイントで故障箇所を特定することができ、論理ゲートレベルでの故障箇所も特定ができるので、半導体装置2のファンクション不良の解析に論理シミュレータを使用した故障候補の絞込みに比して発光現象の再現性が高いという利点がある。
図2に示すように、発光テストパラメータ生成装置は、エンジニアリングワークステーション6(以下、「EWS」と称する)と半導体テスタ17を備え、発光テストパラメータ7を生成している。
半導体テスタ17は、入力端末20に接続するテスト制御回路18と、スキャンテスト生成ツール15に接続する磁気記憶装置16a、16b、16c(以下、「HDD」と称する)と、HDD16a、16b、16c、とテスト制御回路との間に接続した主制御装置19と、を備える。
テスト制御回路18は、ハンドラー22を経由して半導体装置2に接続されている。
EWS6は、半導体テスタ17とスキャンテスト生成ツール15との間に接続されたチップテスト結果解析装置5を備えている。
チップテスト結果解析装置5は、半導体テスタ17から受信する不良チップ情報4と、スキャンテスト生成ツール15から受信する集積回路スキャンテスト情報3とを対応させながら、半導体装置2のチップテスト結果を解析し発光テストパラメータを生成する。
不良チップ情報4は、機能不良を検出した半導体装置2の出力パッドと、機能不良を検出したテスト開始からのステップ数を示すテスト結果情報を含んでいる。
集積回路スキャンテスト情報3は、スキャン設計によって分割された組み合わせ回路毎の入力パッドと出力パッドのテストデータと、スキャンテストの1サイクル当りのステップ数と、テストデータの実行順序のパラメータを含んでいる。
半導体テスタ17では、入力端末20から半導体装置2の型式情報をテスト制御回路18を通して主制御装置19へ送信し、スキャンテスト生成ツール15によりテストプログラムとテストデータを生成する。テストデータをHDD16a〜16cに記憶し、テストプログラムを主制御装置19で実行する。テストプログラムはHDD16a〜16cに記憶したテストデータをテストシーケンスに従い順次読み出し、テスト制御回路18へ送信する。
テスト制御回路18は、ハンドラー22を介して半導体装置2に接続し、テストデータを用いて観察対象としての半導体装置2のテストを行い、そのテスト結果として不良チップ情報4を主制御装置19を経由してEWS6へ送信する。
EWS6では、チップテスト結果解析装置5により集積回路スキャンテスト情報3と不良チップ情報4に基づき、故障箇所が発光するシーケンスを特定する発光テストパラメータ7を抽出する。
(スキャン設計)
図3に示すように、スキャン設計された半導体装置は、第1の故障箇所特定システムでエミッション発光観察される集積回路を含んでいる。
半導体装置は、発光現象を観察する観察領域30と、入力信号を入力する1〜n個の入力パッド32、32a、…、32nと、出力信号を出力する1〜n個の出力パッド38、38a、…、38nと、スキャンテスト用パッドのスキャンイン33、33a、33bと、スキャンテスト用パッドのスキャンアウト34、34a、34bを備える。
半導体装置は、入力パッド32、32a、…、32nに接続された組み合せ論理回路31と、出力パッド38、38a、…、38nに接続された組み合せ論理回路31cと、組み合せ論理回路31と組み合せ論理回路31cとの間に配置された組み合せ論理回路31aと組み合せ論理回路31bと、を備える。
組み合せ論理回路31と組み合せ論理回路31aとの間には、1〜n個のフリップフロップ35、35a、…、35nが配置され、フリップフロップ35はスキャンイン33に接続し、フリップフロップ35nはスキャンアウト34に接続している。
組み合せ論理回路31aと組み合せ論理回路31bとの間には、1〜n個のフリップフロップ36、36a、…、36nが配置され、フリップフロップ36はスキャンイン33aに接続し、フリップフロップ36nはスキャンアウト34aに接続している。
組み合せ論理回路31bと組み合せ論理回路31cとの間には、1〜n個のフリップフロップ37、37a、…、37nが配置され、フリップフロップ37はスキャンイン33bに接続し、フリップフロップ37nはスキャンアウト34bに接続している。
図1と図3を参照して、スキャンテストの動作を説明する。半導体テスタ17は、スキャンイン33からスキャンテストデータ「SI−A」をフリップフロップ35(図中、フリップフロップを「F/F」と略記する)へシフト入力し、フリップフロップ35からのスキャンテストデータが、チェーン状に同一のシフトサイクルでシリアル入力されるフリップフロップ35a、…35nに転送させる。
半導体テスタ17は、スキャンイン33aからスキャンテストデータ「SI−B」をフリップフロップ36へシフト入力し、フリップフロップ36からのスキャンテストデータが、チェーン状に同一のシフトサイクルでシリアル入力されるフリップフロップ36a、…36nに転送させる。
半導体テスタ17は、スキャンイン33bからスキャンテストデータ「SI−C」をフリップフロップ37へシフト入力し、フリップフロップ37からのスキャンテストデータが、チェーン状に同一のシフトサイクルでシリアル入力されるフリップフロップ37a、…37nに転送させる。
次に、半導体テスタ17は、キャプチャサイクルに移行し、入力パッド32、32a、…、32nから入力信号「DI−a」、「DI−b」、…「DI−n」を組み合せ論理回路31に入力し、演算論理結果(以下、「テスト結果」と称する)をフリップフロップ35、35a、…、35nに記憶させる。
半導体テスタ17は、キャプチャサイクルでは、フリップフロップ35、35a、…、35nからスキャンテストデータ「SI−A」を組み合せ論理回路31aに入力し、テスト結果をフリップフロップ36、36a、…、36nに記憶させる。
半導体テスタ17は、キャプチャサイクルでは、フリップフロップ36、36a、…、36nからスキャンテストデータ「SI−B」を組み合せ論理回路31bに入力し、テスト結果をフリップフロップ37、37a、…、37nに記憶させる。
半導体テスタ17は、キャプチャサイクルでは、フリップフロップ37、37a、…、37nからスキャンテストデータ「SI−C」を組み合せ論理回路31bに入力し、テスト結果を出力信号「DO−a」、「DO−b」、…、「DO−n」として出力パッド38、38a、…、38nに出力させる。
半導体テスタ17は、シフトサイクルに移行し、組み合せ論理回路31のテスト結果を記憶するフリップフロップ35、35a、…、35nをシフト動作させ、1〜n個のテスト結果をフリップフロップ35nに経由させてスキャンアウト34へ出力信号「SO−A」として出力させる。
半導体テスタ17は、シフトサイクルでは、組み合せ論理回路31aのテスト結果を記憶するフリップフロップ36、36a、…、36nをシフト動作させ、1〜n個のテスト結果をフリップフロップ35nに経由させてスキャンアウト34aへ出力信号「SO−B」として出力させる。
半導体テスタ17は、シフトサイクルでは、組み合せ論理回路31bのテスト結果を記憶するフリップフロップ37、37a、…、37nをシフト動作させ、1〜n個のテストデータをフリップフロップ37nに経由させてスキャンアウト34bへ出力信号「SO−C」として出力させる。
図3と図4のタイミングチャートを参照して、第1の故障個所特定システムの動作を説明する。
図4のタイミングチャートは、縦軸に半導体装置の信号名SI−A、SI−B、SI−C、SO−A、SO−B、SO−C、DI−a、DI−b、…、DI−n、DO−a、DO−b、…、DO−nにそれぞれ対応するピン名を列挙し、横軸に時間を割り振ってスキャンテストの手順を時系列的に示している。図中の時間Tは、スキャンテストの1サイクルの期間を例示したが、本発明は1サイクルに限定されず、1サイクルに余裕を持たした時間Tを対象としてもよい。
半導体テスタ17(図1参照)は、1〜(n+1)サイクルT、2T、3T、…、nT、(n+1)Tの間に、組み合せ論理回路31a、31b、31cのそれぞれに対応するスキャンテストデータ「SI−A」、「SI−B」、「SI−C」をシフト入力し、キャプチャ出力したテスト結果を出力信号「SO−A」、「SO−B」、「SO−C」として出力させる。
半導体テスタ17は、nTサイクルの手前のタイミング41でスキャンイン33、33a、33bからそれぞれシフト入力するスキャンテストデータ「SI−A」、「SI−B」、「SI−C」をnサイクルかけてフリップフロップ35、36、37へ同時に入力する。
半導体テスタ17は、時間nTのタイミング43で、入力信号「DI−a」、「DI−b」、…、「DI−n」を入力パッド32、32a、…、32nから組み合せ論理回路31へ同時に入力する。
半導体テスタ17は、組み合せ論理回路31、31a、31bのテスト結果を時間nTと時間(n+1)Tに挟まれたタイミング42の期間にnサイクルかけて出力信号「SO−A」、「SO−B」、「SO−C」としてのスキャンアウト34、34a、34bからシフトアウトさせる。
半導体テスタ17は、組み合せ論理回路31cのテスト結果を、時間(n+1)Tのタイミング44で出力信号「DO−a」、「DO−b」、…、「DO−n」として出力パッド38〜38nへ出力させる。
図3と図5を参照して、第1の故障個所特定システムの動作を説明する。図4と同じスキャンテストの構成要素については、重複する説明を省略する。
図5のタイミングチャートに示すように、スキャンテストによって不良を検出したピン名「SO−B」と、テストデータnをシリアル入力するタイミング41bと、テストデータnを組み合せ論理回路に入力するタイミング41aと、シフトアウト42aのサイクルで故障個所を発見した状態を時系列的に表している。
半導体テスタ17(図1参照)は、nT+δt(時間)のタイミングでスキャンアウト34aへ出力される出力信号39を異常と判定しスキャンテストデータを不良チップ情報4に記述する。
半導体テスタ17は、タイミング41bでスキャンテストデータ「SI−A」をフリップフロップ35へ入力し、フリップフロップ35、35a、…、35nをシフト動作させ、n個のスキャンテストデータ「SI−A」をフリップフロップ35、35a、…、35nへ入力してから、タイミング41aでキャプチャサイクルに移行し、組み合せ論理回路31aにスキャンテストデータ「SI−A」を入力した段階で発光現象を発生させている。
したがって、シフトアウト42aのサイクルでは、発光現象は終了し、実際に異常が発生し発光現象が生じているのは、タイミング41aのキャプチャサイクルに移行したときである。
第1の故障個所特定システムでは、不良チップ情報4(図1参照)及び集積回路スキャンテスト情報3(図1参照)に基づいて、発光現象が生じているタイミング41aのキャプチャサイクルを特定する発光テストパラメータ7(図1参照)を生成している。
図5の異常発生のタイミングと異常検出のタイミングに対応させて、実際の故障箇所から生じる発光50を図6に例示した。半導体装置の観察領域30内でエミッション発光を観察した場合、発光50は組み合せ論理回路31aの中に存在している。
図6に示すように半導体テスタからスキャンテストデータSI−Aをスキャンイン33へシフトインして組み合せ論理回路31aの入力側に配置したスキャンフリップフロップ群35Xに1〜n個のスキャンテストデータをセットしてから、キャプチャサイクルに移行し組み合せ論理回路31aの一部を発光50させている。この発光50する個所の論理回路は異常となっている。
エミッション発光観察装置11(図1参照)は、キャプチャサイクルに移行した段階の半導体装置の観察領域30を撮像し、発光50を含む撮像データを発光座標記録装置12(図1参照)に送信する。
発光座標記録装置12は、観察領域30をX−Y座標に対応させ、観察領域30全面の閾値よりも発光50の位置座標の閾値を高くして、磁気ディスクやメモリやプリントアウト等の記録手段を用いて発光座標を半導体装置の2次元座標に対応つけて記録する。
半導体テスタ17は、組み合せ論理回路31aの出力をスキャンフリップフロップ群33Xに取り込み、スキャンアウト34aにシフトアウトしながら出力信号SO−Bと期待値とを比較することで異常を検出する。
このように、第1の故障個所特定システムでは、エミッション発光観察装置11でファンクション不良の故障箇所を半導体装置2の2次元座標に対応つけて特定することが可能になる。
典型的には、半導体装置2の不良解析をする際に、2次元座標に対応つけて特定するファンクション不良の故障箇所をピンポイントで解析できるので、手間と時間を節約することができる。
図1、図2及び図7を参照して、第1の故障箇所特定システムの動作を説明する。
(a)第1の故障箇所特定システムでは、集積回路スキャンテスト情報3と半導体テスタ17の不良チップ情報4に基づくチップテスト結果を解析し半導体装置2の発光現象が生じるテストサイクル及び半導体装置2のテストデータを記述した発光テストパラメータ7を生成するステップ52(以下、ステップを「ST」と略記する)を処理する。
(b)第1の故障箇所特定システムは、発光テストパラメータ7を半導体エミッションテスタ10へ入力し、発光テストパラメータ7で指定された半導体装置2のテストデータからエミッション観察テストプログラムを生成し、テスト治具9を動作させて発光現象が生じるテストサイクルで半導体装置2の機能テストを実行する半導体テストST53を処理する。
(c)第1の故障箇所特定システムは、半導体装置2の故障箇所から生じる発光現象を観察し、発光座標を半導体装置2の2次元座標に対応つけて記憶するST54を処理する。
なお、半導体テストST53は、エミッション制御装置8が記憶装置51からウエハIDと発光テストパラメータを読み出しながら、半導体装置2を発光させることもできる。
このように、第1の故障箇所特定システムでは、エミッション観察テストプログラムをエミッション制御装置8で実行することにより、半導体装置2の故障個所が発光するタイミングを早期に再現することができるので、半導体装置2の故障個所を短時間に特定することができる。
(b)第2の故障箇所特定システム
図8に示すように、本発明の実施の形態に係る第2の故障箇所特定システムは、観察対象を半導体装置から半導体ウエハに変更した点が第1の故障箇所特定システムと相違する。なお、第1の故障箇所特定システムと共通する構成要素については、説明を省略する。
第2の故障箇所特定システムは、半導体ウエハ23に接続する接続装置としてのウエハプローブ24と、半導体ウエハ23に対向して配置され、半導体ウエハ23の故障箇所から生じる発光現象を観察するエミッション発光観察装置11と、エミッション発光観察装置11に接続され、発光現象を半導体ウエハ23の2次元座標に対応つけて記録する発光座標記録装置12と、記憶装置21a〜21cとウエハプローブ24に接続され、ウエハ識別情報60に対応するテストデータを記憶装置21a〜21cから読み出し、生成したエミッション観察テストプログラムを実行するエミッション制御装置8aと、を備える
半導体エミッションテスタ10aは、入力端末20とエミッション発光観察装置11とエミッション制御装置8aとの間に接続されたステップ制御回路26と、エミッション制御装置8aに接続された記憶装置21a〜21cを備える。
エミッション制御装置8aは、ウエハプローブ24に接続し、ウエハプローブ24を通して半導体ウエハ23のエミッション観察テストを実行する。
第2の故障箇所特定システムは、スキャンテスト機能を備える半導体ウエハ23にエミッション観察テストデータを送信し、半導体ウエハ23のチップ座標に位置する半導体装置の組み合せ論理回路の機能テストを実施し、発光現象の位置を特定することができる。
エミッション発光観察装置11は、半導体ウエハ23のチップ座標に位置する半導体装置の組み合せ論理回路のファンクション不良の発光状態を観察し異常が発生した位置を特定している。
半導体エミッションテスタ10aは、半導体ウエハ23のチップ座標に位置する半導体装置の組み合せ論理回路の内部で発生した機能不良データがスキャンアウトに到達する前のスキャンテストサイクルで、半導体ウエハ23のチップ座標に位置する半導体装置の組み合せ論理回路の故障個所から生じる発光現象をエミッション発光観察装置11に観察させ、故障個所を特定することができる。
また、第2の故障個所特定システムでは、ピンポイントで故障箇所を特定することができ、論理ゲートレベルでの故障箇所も特定ができるので、半導体ウエハ23のチップ座標に位置する半導体装置の組み合せ論理回路のファンクション不良の解析に論理シミュレータを使用した故障候補の絞込みに比して発光現象の再現性が高いという利点がある。
さらに、第2の故障箇所特定システムでは、入力端末20から半導体ウエハ23のロット番号と半導体ウエハ23のウエハ番号を、ステップ制御回路26を通してステップ制御回路26を通してエミッション制御装置8aに入力し、ウエハ識別情報60に基づいて、ステップ制御回路26が指定する半導体ウエハ23のチップ座標へウエハプローブ24及びエミッション発光観察装置11をそれぞれ配置させ、半導体ウエハ23の機能テストを実行する。
また、ステップ制御回路26は、次のチップ座標がある場合は、次のチップ座標を指定し、半導体ウエハ23の次のチップ座標へウエハプローブ24及びエミッション発光観察装置11をそれぞれ配置させ、半導体ウエハ23の機能テストを実行する。
このように、第2の故障箇所特定システムでは、半導体ウエハ23に形成された複数箇所の半導体装置に対して、エミッション観察テストを実行することができる。
図9に示すように、ウエハ識別情報生成装置は、半導体テスタ17とEWS6と備え、ウエハ識別情報60を生成する。
半導体テスタ17は、入力端末20aから複数の半導体ウエハを処理した履歴を示すロット番号と1枚の半導体ウエハ23のウエハ番号をテスト制御回路18を通して主制御装置19へ送信し、スキャンテスト生成ツール15によりテストプログラムとテストデータを生成する。テストデータをHDD16a〜16cに記憶し、テストプログラムを主制御装置19で実行する。テストプログラムはHDD16a〜16cに記憶したテストデータをテストシーケンスに従い順次読み出し、テスト制御回路18へ送信する。
テスト制御回路18は、ウエハプローブ24aを介して半導体ウエハ23に接続し、テストデータを用いて観察対象としての半導体ウエハ23のテストを行い、そのテスト結果を不良チップ情報4として主制御装置19を経由させてEWS6へ送信する。
次に、EWS6では、チップテスト結果解析装置5で集積回路スキャンテスト情報3と不良チップ情報4に基づき、ウエハ識別情報60を抽出する。
ウエハ識別情報60は、半導体ウエハ23を含む複数の半導体ウエハを処理した履歴を示すロット番号、半導体ウエハ23のウエハ番号、半導体ウエハ23に形成されている半導体装置の位置を示すチップ座標、半導体ウエハ23に形成された半導体装置の異常発生時の回路内部状態を再現するテストデータ、テスト開始から異常発生時までのスキャンテストのステップ数、不良を検出した出力ピンの情報等を含む。
半導体ウエハ23の機能テストは、第1の故障箇所特定システムと同様に、例えば図6に示す半導体装置のスキャンイン33からスキャンフリップフロップ群35Xにスキャンテストデータを転送し、キャプチャサイクルに移行した段階で組み合せ論理回路31aの発光50をエミッション発光観察装置11で観察し、発光50を含む撮像データを発光座標記録装置12に送信することでエミッション観察テストを実行できる。
図8、図9及び図10を参照して、第2の故障個所特定システムの動作を説明する。
(a)第2の故障個所特定システムは、集積回路スキャンテスト情報3と半導体テスタ17の不良チップ情報4に基づくチップテスト結果を解析し半導体ウエハ23の発光現象が生じるテストサイクル及び半導体ウエハ23のテストデータを記述したウエハ識別情報60を生成するST55を処理する。
(b)第2の故障個所特定システムは、ウエハ識別情報60をステップ制御回路26へ入力し、ウエハ識別情報60で指定する半導体ウエハ23のチップ座標にウエハプローブ24及びエミッション発光観察装置11が配置されるように半導体ウエハ23をステップ移動させるステップ動作制御ST56を処理する。
(c)第2の故障個所特定システムは、ウエハ識別情報60をエミッション制御装置8aへ入力し、ウエハ識別情報60で指定された半導体ウエハ23のテストデータからエミッション観察テストプログラムを生成し、ウエハプローブ24を動作させて発光現象が生じるテストサイクルで半導体ウエハ23の機能テストをするST57を処理する。
(d)第2の故障個所特定システムは、半導体ウエハ23の故障箇所から生じる発光現象を観察し、半導体ウエハ23の2次元座標に対応つけて発光座標を記録するST58を処理する。
(e)第2の故障個所特定システムは、ウエハ識別情報60に次のチップ座標があると判定した場合は、ステップ動作制御ST56から発光座標記録ST58を繰返すチップ座標有無判定ST59を処理し、ウエハ識別情報60に次のチップ座標がない場合はエミッション観察テストを終了させる。
このように、第2の故障個所特定システムでは、エミッション発光観察装置11でファンクション不良の故障箇所を半導体装置の2次元座標に対応つけて特定することが可能になる。
また、第2の故障個所特定システムでは、ウエハ識別情報60に基づいて、ステップ制御回路26が指定する半導体ウエハ23の複数のチップ座標にウエハプローブ24及びエミッション発光観察装置11が配置されるように半導体ウエハ23をステップ移動させ、効率良くエミッション観察テストの結果を得ることが出来るので、単体の半導体装置の故障解析だけではなく、半導体装置の歩留り解析にもエミッション発光観察テストを利用することができる。
したがって、半導体ウエハ23の歩留り解析にも、半導体ウエハ23を含む複数の半導体ウエハを処理したロットの歩留り解析にも、エミッション発光観察テストを利用することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施形態及び運用技術が明らかとなろう。
既に述べた実施の形態の説明においては、半導体装置、半導体ウエハに適用できることは、上記説明から容易に理解できるであろう。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施の形態に係る第1の故障箇所判定システムのブロック図。 本発明の実施の形態に用いる発光テストパラメータ生成装置のブロック図。 本発明の実施の形態に用いる半導体装置のブロック図。 本発明の実施の形態に用いる半導体装置のテストのタイミングチャート。 本発明の実施の形態に用いる半導体装置のテストのタイミングチャート。 本発明の実施の形態に用いる半導体装置のブロック図。 本発明の実施形態に係る第1の故障箇所判定システムの動作を示すフローチャート。 本発明の実施の形態に係る第2の故障箇所判定システムのブロック図。 本発明の実施の形態に用いるウエハ識別情報生成装置のブロック図。 本発明の実施形態に係る第2の故障箇所判定システムの動作を示すフローチャート。
符号の説明
2…半導体装置
3…集積回路スキャンテスト情報
4…不良チップ情報
5…チップテスト結果解析装置
6…エンジニアリングワークステーション
7…発光テストパラメータ
8、8a…エミッション制御装置
9…テスト治具
10、10a…半導体エミッションテスタ
11…エミッション発光観察装置
12…発光座標記録装置
15…スキャンテスト生成ツール
16a〜16c…磁気記憶装置
17…半導体テスタ
18…テスト制御回路
19…主制御装置
20、20a…入力端末
21a〜21c…記憶装置
22…ハンドラー
23…半導体ウエハ
24、24a…ウエハプローブ
26…ステップ制御回路
31、31a、31b、31c…組み合せ論理回路
60…ウエハ識別情報

Claims (5)

  1. 半導体装置に接続するテスト治具と、
    前記半導体装置に対向して配置され、前記半導体装置の故障箇所から生じる発光現象を観察する発光観察装置と、
    前記発光観察装置に接続され、前記発光現象を前記半導体装置の2次元座標に対応つけて記録する発光座標記録装置と、
    テストデータを記憶する記憶装置と前記テスト治具に接続され、集積回路スキャンテスト情報と半導体テスタの不良チップ情報に基づくチップテスト結果を解析し半導体装置の発光現象が生じるテストサイクル及び半導体装置のテストデータを記述した発光テストパラメータに対応するテストデータを前記記憶装置から読み出し、生成した発光観察テストプログラムを実行するエミッション制御装置
    とを備えることを特徴とする半導体装置の故障箇所特定システム。
  2. 半導体ウエハに接続する接続装置と、
    前記半導体ウエハに対向して配置され、前記半導体ウエハの故障箇所から生じる発光現象を観察する発光観察装置と、
    前記発光観察装置に接続され、前記発光現象を前記半導体ウエハの2次元座標に対応つけて記録する発光座標記録装置と、
    テストデータを記憶する記憶装置と前記接続装置に接続され、集積回路スキャンテスト情報と半導体テスタの不良チップ情報に基づくチップテスト結果を解析し半導体ウエハの発光現象が生じるテストサイクル及び半導体ウエハのテストデータを記述したウエハ識別情報に対応するテストデータを前記記憶装置から読み出し、生成した発光観察テストプログラムを実行するエミッション制御装置
    とを備えることを特徴とする半導体装置の故障箇所特定システム。
  3. 前記エミッション制御装置は、ステップ制御回路を経由して前記ウエハ識別情報を受信することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の故障箇所特定システム。
  4. 集積回路スキャンテスト情報と半導体テスタの不良チップ情報に基づくチップテスト結果を解析し半導体装置の発光現象が生じるテストサイクル及び半導体装置のテストデータを記述した発光テストパラメータを生成するステップと、
    前記発光テストパラメータで指定された半導体装置のテストデータから発光観察テストプログラムを生成し、前記発光現象が生じるテストサイクルで前記半導体装置の機能テストを実行するステップと、
    前記半導体装置の故障箇所から生じる発光現象を観察し、発光座標を前記半導体装置の2次元座標に対応つけて記憶するステップ
    とを含むことを特徴とする半導体装置の故障箇所特定方法。
  5. 集積回路スキャンテスト情報と半導体テスタの不良チップ情報に基づくチップテスト結果を解析し半導体ウエハの発光現象が生じるテストサイクル及び半導体ウエハのテストデータを記述したウエハ識別情報を生成するステップと、
    前記ウエハ識別情報で指定された半導体ウエハのテストデータから発光観察テストプログラムを生成し、発光現象が生じるテストサイクルで半導体ウエハの機能テストをするステップと、
    前記半導体ウエハの故障箇所から生じる発光現象を観察し、前記半導体ウエハの2次元座標に対応つけて発光座標を記録するステップと、
    前記ウエハ識別情報に次のチップ座標があると判定した場合は、半導体ウエハをステップ移動し、前記発光座標を記録するステップを繰返すステップ
    とを含む半導体装置の故障箇所特定方法。
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