JP3821982B2 - 受信装置及び通信装置の伝送ライン終端回路 - Google Patents

受信装置及び通信装置の伝送ライン終端回路 Download PDF

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    • H03K17/161Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches
    • H03K17/162Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches without feedback from the output circuit to the control circuit

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、伝送ライン(又はバス)を利用して通信、又は受信する装置に関するものであり、より詳しくは、信号伝送時、発生されるリンギング(ringing)及び動的電流(dynamic current)を減らす伝送ライン終端回路(transmission line termination circuit)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高速に動作する装置、高いクロック周波数で動作する装置、そして/又は非常に長い伝送ラインを必要とする装置がよく知られ、アンダーシュート信号反射、又は伝送ライン効果問題(transmission line effectproblem)があることは、この分野でよく知られている。もし、0Vの信号が長さが長く、又は速いエッジ率(edge rate)として動作する導電体、又はバス上で変化すると、例えば5Vの信号に変化すると、もしバス、又は導電ラインがインピーダンス(impedance)を通して適切に整合されなかったら、導電線、又はバスは、バスの一端、又は両端から発生される1つ、又はそれより多い反射(reflections)のため0V値から5V値に定着するため時間が必要とされる。
【0003】
半導体素子の製造技術が向上することによって、その速度もそれに比例して速くなる。半導体製造技術に関連した上昇時間(rising time or leadingtime)及び下降時間(falling time or trailing time)を比較すると、表1のようである。
【0004】
【表1】
Figure 0003821982
【0005】
表1から分かるように、上昇及び下降時間がナノ秒以下(sub−nano second)に短くなる。もし上昇時間(rising time)trと下降時間(falling time)tfが伝送路(a transmission line)による遅延時間(delay time)tdの2.5倍より短くなると、受信器に受信される信号は、非常に歪曲される。その理由を概略的に説明すると次のようである。受信器の入力インピーダンスと伝送路の特性インピーダンスが整合されない場合、受信器に伝送された信号が伝送路を通して送信器に反射される。(2.5*td)>、又は(2.5*td)>tfであるとき、送信器から伝送される信号は、すでに要求されるレベル、例えば0V、又はVccの安定した状態に定着される。しかし、伝送路の遅延時間が上昇時間及び下降時間の割に長いため、送信信号が受信器に伝送される以前に、送信器に反射された信号は、安定した状態の信号に重畳されて受信器の入力信号として再び示す。このような一連の過程は、送信信号の上昇エッジ、又は下降エッジで反復的に発生する。結果的に、受信された信号は、図1に図示されたように、非常に歪曲され、受信器に最終的に伝送される信号は、有効なデータとして使用することができない問題が惹起する。このような現象は、この分野の通常的な知識を持っている者によく知られたようにリンギングと呼ばれる。
【0006】
前述された信号歪曲と反射波を減らすための方法で、電磁波伝送(electromagnetic wave transmission)のためのインピーダンス整合が直列、又は並列に行われることは、よく知られた知識である。
【0007】
直列整合(the series adaption ora seriesmatching)は、送信器の出力インピーダンスをラインの特性インピーダンスに整合させ、受信器に近い端子をオープン状態で残すことで構成される。しかし、直列整合は、ライン上のインピーダンス変化に非常に敏感であり調節することが難しい欠点がある。
【0008】
並列整合(the parallel adaptionor a parallel matching)は、受信器のインピーダンスをラインの特性インピーダンスに整合させることで構成される。これは、幅広いバンド(band)周波数に適合する利点があるが、並列整合は、一般に、静的消耗を随伴し、ラインの出力から減少された偏差を有する信号を利用するという2つの問題がある。さらに、集積回路の間の信号伝送が異種の構造(heterogenous structure)を有する不利な点があるため、受信器の入力インピーダンスをラインの特性インピーダンスに整合させることが難しい。
【0009】
図2を参照すると、前述された整合スキム(scheme)のうち、一般的に使用される並列整合の1例による回路図が図示されている。送信装置(又は、送信器)10内に集積される駆動端には、出力バッファ回路として1つのCMOSインバータ12が使用され、受信装置(又は、受信器)14内に集積される受信端には、入力バッファ回路として1つのCMOSインバータ16が使用される。送信器10は、伝送ライン18を通して受信器14に連結される。そして受信器14に近い伝送ラインの一端と電源との間には、終端抵抗(termination resistor)20が連結される。ここで、終端抵抗20は、受信器14内に集積したり、外部の伝送ラインに直接連結することができる。
【0010】
図3から、伝送ライン18の特性インピーダンスZoと終端抵抗の抵抗値(resistance)は、全部50Ω(ohm)で整合され、伝送ライン18の遅延時間tdは、1ns(nano second)としよう。このような条件の並列整合による受信信号の波形は、図3に図示されたように、歪曲されなく、送信信号とほとんど同一な波形で維持される。しかし信号が送信器10から受信器14に伝送される間に消耗される電流を伝送ライン18と終端抵抗20の接続点22で測定すると、図4に図示されたように、送信信号の波形によって定電流(static current)が消耗される。即ち、信号が伝送される間に多くの電力が消費されるため、図2の並列整合構造は、受信信号の歪曲がないにもかかわらず、低電力チップ接続(low−power interconnection)には不適合である。即ち、電力消費の側面を考慮しなければならない装置、例えば携帯用コンピューター、携帯用無電機、携帯用端末機、そして他の種類の物には歪曲だけではなく、電力消費も、考慮されなければならない重要な設計要素である。
【0011】
図6を参照すると、前述された整合スキムのうち、一般に使用される並列整合の他の例による回路図が図示されている。図6に図示された並列整合によると、歪曲が激しく発生する領域、即ち、論理‘0’から論理‘1’に、又は論理‘1’から論理‘0’で変化する区間で、終端装置34によってインピーダンス整合が行われ、論理‘1’又は論理‘0’で維持される区間で、終端装置34は、オープン状態で維持される。このようなスキムは、この分野の通常的な知識を持っている者によく知られたように、動的終端(dynamic termination)DTと称する。
【0012】
再び、図6を参照すると、送信装置(又は、送信器)24内に集積される駆動端には、1つの出力バッファ回路として1つのCMOSインバータ26が使用され、受信装置(又は。受信器)28内に集積される受信端には、1つの入力バッファ回路として1つのCMOSインバータ30が使用される。送信器24は、伝送ライン32を通して受信器28に連結される。そして受信器28に近い伝送ライン32の一端40と並列に終端装置(termination device)34が連結される。終端装置40は、伝送ライン32の一端40と接地との間の直列に順次に連結される抵抗36とキャパシタ38で構成される。
【0013】
図7から、伝送ライン32の特性インピーダンスZoと終端装置34内の抵抗値は、全部50Ω(ohm)で整合され、伝送ライン18の遅延時間tdは、1nS(nano second)としよう。このような条件の並列整合による受信信号の波形は、図7に図示されたように、歪曲されず送信信号と殆ど同一の波形で維持される。終端装置34内のキャパシタ38の容量は、大略(25*td)/Zoで与えられる。このとき、キャパシタ38の容量は、500pF(pico farad)で与えなければならないため、キャパシタ38を受信器28内に集積することは、難しい。それだけではなく、図6のような並列整合スキムによると、大きい容量のキャパシタを使用するため動的電流が、図8に図示されたように多く消費される問題がある。
【0014】
前述された例の場合、信号伝送の間、多くの電力が消費されることが問題である。これを解決するための動的終端整合技術が“Low−Power ChipInterconnection by Dynamic Termination”という題目に1995年9月IEEE JOURNAL OF SOLID−STATE CIRCUITS、VOL.30.NO.9に掲載された。
【0015】
図9を参照すると、論文に掲載された動的終端DTに関連された回路図が図示されている。図9の回路図に対する説明が論文に詳細に掲載されているため、それに対する説明は、ここで省略される。図9のようなDTスキムによると、図10乃至図12に図示されたように、前述された例の割りにある程度動的電流が消費されることを減らし、信号の歪曲が防止できるが、多くの量の動的電流が消費されることが分かる。
【0016】
前述された並列整合方式によると、信号が伝送される間に、多くの量の動的電流が消費され、受信される信号にリンギングが発生することが問題点である。又、前述の方式の整合スキム1:1(point to point)伝送に容易であるが、1:N(point to multipoint)(Nは2、又はそれより大きい定数)伝送には、各終端インピーダンスが違うため前述された整合方式が不適である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、信号遷移時発生するオーバーシュート(overshoot)のためリンギングを減らすことができる伝送ライン終端回路を有する受信及び通信装置を提供することである。
【0018】
本発明の他の目的は、データ伝送時消費される電力を減らすことができる伝送ライン終端回路を有する受信装置及び通信装置を含むシステムを提供することである。
【0019】
本発明の他の目的は、向上された性能を有するシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、1つの送信器に幾つかの受信器が接続される通信方式に適当な伝送ライン終端回路を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上述のような目的を達成するための本発明の1特徴によると、1つの伝送ラインが連結される外部ピン(exeternalpin)を通して信号を受けるための入力回路と、入力回路のリンギングを防止するための終端回路を含み、終端回路は、入力回路及び外部ピンの間に連結され、信号が第1状態にある区間の間に第1状態に対応する電圧レベルを第2状態に対応する電圧レベルに減少するための手段と、信号が第1状態にある区間の間に手段及び入力回路の間に第1接続点を充/放電し、信号が第2状態にある区間の間にオープン状態で維持される手段とを含む。
【0021】
この望ましい態様において、第1状態は、信号がオーバーシュートされた状態を示す。
【0022】
この望ましい態様において、第2状態に対応する電圧レベルに減少するための手段は、第1接続点に連結される第1インバータと、第1接続点に連結される第2インバータと、外部ピンと第1接続点の間に形成される電流通路と、第1インバータの出力によって制御されるゲートを有する第1PMOSトランジスターと、外部ピンと第1接続点との間に形成される電流通路及び、第2インバータの出力によって制御されるゲートを有する第2NMOSトランジスターとを含む。
【0023】
この望ましい態様において、第1PMOSトランジスターと第1接続点との間に連結される少なくとも1つの第2PMOSトランジスターを付加的に含み、第2PMOSトランジスターは、第1インバータの出力によって制御される。
【0024】
この望ましい態様において、第1NMOSトランジスターと第1接続点との間に連結される少なくとも1つの第2NMOSトランジスターを付加的に含み、第2NMOSトランジスターは、第2インバータの出力によって制御される。
【0025】
この望ましい態様において、第1接続点を充/放電するための手段は、電源電圧と第1接続点とに連結される第1キャパシタと、接地電圧と第1接続点との間に連結される第2キャパシタとを含む。
【0026】
この望ましい態様において、第1キャパシタは、ソース及びドレーンが電源電圧に共通に連結され、ゲートが第1接続点に連結されるPMOSトランジスターで構成され、第2キャパシタは、ソース及びドレーンが接地電圧に共通に連結され、ゲートが第1接続点に連結されるNMOSトランジスターで構成される。
【0027】
この望ましい態様において、第1及び第2キャパシタは、各々0.25pFの容量を有する。
【0028】
この望ましい態様において、電源電圧に近く第1キャパシタの電極と電源電圧との間に連結される第1抵抗と、接地電圧に近く第2キャパシタの電極と接地電圧との間に連結される第2抵抗を付加的に含む。
【0029】
この望ましい態様において、第1及び第2抵抗は、各々1KΩの抵抗値を有する。
【0030】
この望ましい態様において、電源電圧と第1接続点との間に連結され、第1抵抗と第1キャパシタとの間の第2接続点上の電位によってスイッチ−オン/オフされる第1スイッチと、第1接続点と接地電圧との間に連結され、第2抵抗と第2キャパシタとの間の第3接続点上の電位によってスイッチ−オン/オフされる第2スイッチとを付加的に含む。
【0031】
この望ましい態様において、第1スイッチは、PMOSトランジスターで構成され、第2スイッチは、NMOSトランジスターで構成される。
【0032】
この望ましい態様において、入力回路の両端に連結され、手段による信号遅延を復旧するための電圧加速回路を付加的に含む。
【0033】
本発明の他の特徴によると、少なくとも1つの伝送ラインと、伝送ラインに信号を提供する送信器と、伝送ラインに並列に連結され、伝送ラインに提供される信号を各々受けるための複数の受信器と、伝送ラインと受信器との間に各々連結され、各々が信号が第1状態から第2状態に遷移するとき、又は第2状態から第1状態に遷移するとき、発生されるオーバーシュートに相応する電圧レベルを減衰して信号のリンギングを防止するための終端回路とを含む。
【0034】
この望ましい態様において、終端回路各々は、対応する受信器内に集積される。
【0035】
この望ましい態様において、終端回路各々は、伝送ラインと対応する受信器との間に連結され、信号がオーバーシュートされる状態を示す第1状態にある区間の間に、第1状態の信号に対応するレベルを第2状態の信号に対応するレベルに減らすための手段と、信号が第1状態にある区間の間に手段及び受信器の間の第1接続点を充/放電し、信号が第2状態にある区間の間、オープン状態で維持される手段で構成される。
【0036】
この望ましい態様において、第2状態の信号に対応するレベルに減らすための手段は、第1接続点に連結される第1インバータと、第1接続点に連結される第2インバータと、伝送ラインと第1接続点との間に形成される電流通路と、第1インバータの出力によって制御されるゲートを有する第1PMOSトランジスターと、伝送ラインと第1接続点との間に形成される電流通路と、第2インバータの出力によって制御されるゲートを有する第2NMOSトランジスターとを含む。
【0037】
この望ましい態様において、第1接続点を充/放電するための手段は、電源電圧と第1接続点との間に連結される第1キャパシタと、接地電圧と第1接続点との間に連結される第2キャパシタとを含む。
【0038】
この望ましい態様において、電源電圧に近く第1キャパシタの電極と電源電圧との間に連結される第1抵抗と、接地電圧に近く第2キャパシタの電極と接地電圧との間に連結される第2抵抗を付加的に含む。
【0039】
この望ましい態様において、電源電圧と第1接続点との間に連結され、第1抵抗と第1キャパシタとの間の第2接続点上の電位によってスイッチ−オン/オフされる第1スイッチと、第1接続点と接地電圧との間に連結され、第2抵抗と第2キャパシタとの間の第3接続点上の電位によってスイッチ−オン/オフされる第2スイッチを付加的に含む。
【0040】
本発明の他の特徴によると、伝送ラインに連結される少なくとも1つの外部ピン、伝送ラインに出力データ信号を提供するための出力回路及び伝送ラインから入力データ信号を受けるための入力回路を有する通信装置と、外部ピンと入力回路との間に連結され、入力データ信号が第1状態から第2状態に遷移するとき、又は第2状態から第1状態に遷移するとき、発生されるオーバーシュートに相応する電圧レベルを減衰して入力データ信号のリンイングを防止するための終端回路とを含む。
【0041】
この望ましい態様において、終端回路は、外部ピンと入力回路との間に連結され、入力データ信号がオーバーシュットされる状態を示す第1状態にある区間の間に第1状態の入力データ信号に対応するレベルを第2状態のデータ信号に対応するレベルに減らすための手段と、入力データ信号が第1状態にある区間の間に、入力回路の入力端を充/放電し、入力データ信号が第2状態にある区間の間にオープン状態で維持される手段で構成される。
【0042】
このような装置によって、信号伝送時、オーバーシュートが発生される区間の間に信号のオーバーシュートが減衰され、その外の区間の間には減衰動作が行われない。
【0043】
【発明の実施の形態】
本発明の新たな受信装置100は、図13及び図14を参照すると、伝送ライン終端回路110を含み、伝送ライン終端回路110は、受信装置100に連結された外部ピン120を通して伝送ライン118に連結される。伝送ライン終端回路110は、伝送ライン118上の入力信号が論理低レベル(logic low level)を示す第1状態から論理高レベル(logic high level)を示す第2状態に遷移するとき、又は第2状態から第1状態に遷移するとき、発生するオーバーシュートに相応する電圧レベルを第1、又は第2状態に対応する電圧レベルに減衰させる。伝送ライン終端回路110は、入力信号がオーバーシュートされた状態にある区間の間に、オーバーシュートされた信号のレベルを第1、又は第2状態の信号に対応する電圧レベルに減少させるため減衰器(attenuator)112及び、入力信号がオーバーシュートされる状態にある区間の間に減衰器112の出力端を充/放電するための充/放電回路(charging/discharging circuit)114で構成される。ここで、素子114は、入力信号が安定した状態にある区間の間にオープン状態で維持される。
【0044】
一般に使用される終端回路の場合、信号遷移時発生するオーバーシュートを減らすため、伝送ラインの一端は、伝送ラインの特性インピーダンスと同一の抵抗値に調整される。インピーダンス整合スキム(impedance matching scheme)を使用する受信装置(又は、通信装置)によると、入力信号のオーバーシュートレベルは低くくなる反面、終端回路によって相当量の動的電流が消費される。
【0045】
伝送ラインの遅延時間の割に信号の遷移時間(即ち、上昇時間及び下降時間)が速いシステムにおいて、信号伝送時発生されるオーバーシュートのためのリンギングを減らすため、本発明による伝送ライン終端回路110は、インピーダンス整合スキムの代わりにオーバーシュート減衰スキムを使用する。
【0046】
オーバーシュート減衰スキムによると、オーバーシュートが発生する区間で、伝送ライン終端回路110は、減衰動作を行ってオーバーシュートを防止し、オーバーシュートが減衰された後、入力信号が安定する区間には、伝送ライン終端回路110は、オープン回路として動作する。その結果として信号が遷移される間に、入力信号が遷移する瞬間に発生するオーバーシュートが防止できる。そして、伝送ライン終端回路110が入力信号安定区間(input signalsettling period)でオープン回路として動作するため、安定区間の間には、動的電流を減少させることができる。そのため、本発明による新たな伝送ライン終端回路110が具現された受信装置100を含むシステムの性能が向上し、電力消費も減少するため低電力システムの具現が容易である。
【0047】
本発明の受信装置によると、信号伝送区間は、減衰区間とオープン区間で区分される。図13は、減衰区間で動作する受信装置100の伝送ライン手段回路110の等価回路を示す。図14は、オープン区間で動作する受信装置100の伝送ライン終端回路110の等価回路を示す回路図である。
【0048】
図13及び図14を参照すると、システム1000は、受信装置100及び送信装置200を含む。受信装置100は、外部ピン120を有し、便宜上、1つの外部ピンだけを図示したが、受信装置100には、複数の外部ピンがさらに多く提供されることは、この分野の通常的な知識を持っている者に自明である。受信装置100は、伝送ライン118を通して送信装置200の外部ピン122に連結される。
【0049】
受信装置100は、入力バッファ回路として機能するインバータ116と、インバータ116と外部ピン120との間に連結される伝送ライン終端回路110を含む。伝送ライン終端回路110は、外部ピン120とインバータ116との間に連結された減衰器112と、減衰器112と並列連結された充/放電回路114で構成される。便宜上、一端の伝送ライン終端回路110だけが図示されたが、アプリケーションによってそれの数を調整することができることは、この分野の通常的な知識を持っている者に自明である。
【0050】
減衰器112は、伝送ライン118に連結される外部ピン120を通して印加される入力信号が論理低レベルから論理高レベルに、又は論理高レベルから論理低レベルに遷移されるとき、発生するオーバーシュートに相応する電圧レベルを論理低/高レベルに低める。そして充/放電回路114は、減衰区間の間、即ち入力信号が遷移する間、入力信号のレベルによって減衰器112の出力端を充電/放電し(短絡回路(short circuit)として動作し)、オープン区間、即ち信号が安定する区間の間に、オープン回路として動作する。前述の動作が以下具体的に説明される。
【0051】
再び図13を参照すると、送信装置200の出力バッファ回路124によって、伝送ライン118が論理低レベルから論理高レベルに駆動されるとき、即ち、出力バッファ回路124の入力Aが論理高レベルから論理低レベルに遷移されるとき、伝送ライン118上で、論理高レベルの割に大きいオーバーシュートが発生すると仮定してみよう。このとき、減衰器112によってオーバーシュートに相応する電圧レベルが減衰されると共に充/放電回路114によって減衰器112の出力端が電源電圧と接地電圧に瞬間的に連結されて減衰されたレベルの電流が放電される。その結果、入力信号のオーバーシュートが減衰される。
【0052】
反対に、送信装置200の出力バッファ回路124によって伝送ライン118が論理高レベルから論理低レベルに駆動されるとき、即ち出力バッファ回路124の入力Aが論理低レベルから論理高レベルに遷移されるとき、伝送ライン118上に論理低レベルの割に相対的に大きいオーバーシュートが発生すると仮定してみよう。このとき、減衰器112によってオーバーシュートに相応する電圧レベルが減衰されると共に充/放電回路114によって減衰器112の出力端が電源電圧と接地電圧に連結されて減衰されたレベルの電流が充電される。その結果、入力信号のオーバーシュートが減衰される。
【0053】
再び、図14を参照すると、入力信号が遷移するとき発生するオーバーシュートが、前述のように減衰された後、即ち入力信号が安定されたレベル(例えば、論理低レベル、又は論理高レベル)に定着された後、充/放電回路114は、オープン回路として動作して正常的な電圧レベルの入力信号が入力バッファ回路116を通して受信装置100内に印加される。
【0054】
(第1実施形態)
図15は、本発明の望ましい第1実施形態による伝送ライン終端回路110を示す回路図である。
【0055】
図15を参照すると、伝送ライン終端回路110の減衰器112は、2つのインバータIV1及びIV2、複数のPMOSトランジスターMP1、MP2、…MP3、そして複数のNMOSトランジスターMN1、MN2、…MN3で構成される。インバータIV1及びIV2は、入力バッファ回路116の入力端126に各々連結される。トランジスターMP1、MP2、…MP3の電流通路は、外部ピン120と入力端126との間に直列に順次に形成され、それのゲートは、インバーターIV1で共通に制御される。トランジスターMN1、MN2、…MN3の電流通路は、外部ピン120と入力端126との間に直列に順次に形成され、それらのゲートは、インバーターIV2で共通に制御される。終端回路110の充/放電回路114は、1つのPMOSキャパシタMP4と1つのNMOSキャパシタMN4で構成される。PMOSトランジスターMP4のゲートは、入力バッファ回路116の入力端126に連結され、それのソース及びドレーンは、電源電圧に連結される。NMOSトランジスターMN4のゲートは、入力バッファ回路116の入力端126に連結され、それのソース及びドレーンは、接地される。ここで、PMOSトランジスターMP1、MP2、…、MP3の大きさは、125/1(W/L)であり、NMOSトランジスターMN1、MN2、…MN3の大きさは、50/1(W/L)である。図15から、図示の便宜上、一端の伝送ライン終端回路110だけが図示されたが、必要によって回路110の端数が調整されることができることは、この分野の通常的な知識を持っている者には自明である。
【0056】
第1実施形態による伝送ライン終端回路に対する動作が、以下説明される。
【0057】
受信装置100に提供される入力バッファ回路116の入力端126が論理低レベルと仮定してみよう。このとき、入力端126に連結されたインバータIV1によってPMOSトランジスターMP1、MP2、…、MP3は、ターン−オフされ、それに連結されたインバータIV2によってNMOSトランジスターMN1、MN2、…、MN3は、ターン−オンされる。この状態で、受信器200から伝送ライン118を通して論理低レベルから論理高レベルに遷移する信号が受信器100の外部ピン120に印加されると、充/放電回路114のMOSキャパシタMP4及びMN4は、瞬間的に短絡回路として機能する。そのため、信号が論理低レベルから論理高レベルに遷移する間、発生されるオーバーシュートは、減衰器112によって減衰された後、減衰されたレベルに相応する量の電流が充/放電回路114、即ち、短絡回路を通して電源電圧と接地電圧に放電される。
【0058】
これと反対に、送信器200から伝送ライン118を通して論理高レベルから論理低レベルに遷移する信号が受信器100の外部ピン120に印加されると、充/放電回路114のMOSキャパシタMP4及びMN4は、瞬間的に短絡回路として機能する。そのため、信号が論理高レベルから論理低レベルに遷移する間、発生するオーバーシュートは、減衰器112によって減衰された後、減衰されたレベルに相応する量の電流が充/放電回路114、即ち、短絡回路を通して電源電圧と接地電圧に充電される。
【0059】
その後、信号が安定したレベルに定着されると、充/放電114は、オープン回路として機能するため、それ以上の動的電流は、充/放電回路114によって消費されない。結果的に信号が伝送される間に終端回路によって消費される動的電流が減少される。
【0060】
本発明の望ましい実施形態によって、充/放電回路114のPMOS及びNMOSキャパシタの大きさは、12/12(W/L)であり、送信器200に提供される出力バッファ回路124の電源電圧は、2Vである。このような条件下で、送信器200の出力バッファ124に印加される信号Aが論理低レベルから論理高レベルに遷移されるとき、発生されるオーバーシュートは、図16に図示されたように減衰される。送信器200から提供される信号が遷移される間、伝送ライン終端回路110で消費される動的電流iaは、図18に図示されたように、減衰区間の間だけ瞬間的に消費され、減衰区間以外の区間の間には全然流れない。その理由は、充/放電回路114が減衰区間の間に短絡回路として、そして以外の区間の間にオープン回路として動作するためである。結局、信号が伝送される間に、動的電流の消費を減少させることができる。
【0061】
(第2実施形態)
図19は、本発明の望ましい第2実施形態による伝送ライン終端回路110を示す回路図である。図19から、図15の構成要素と同一の構成要素は、同一の参照番号で表記される。第2実施形態による伝送ライン終端回路110は、第1実施形態のそれらのうち、充/放電回路114の構成要素だけが違う。
【0062】
再び、図19を参照すると、第2実施形態による充/放電回路114は、2つのキャパシタC1及びC2と、2つの抵抗R1及びR2で構成される。抵抗R1及びキャパシタC1は、電源電圧と入力バッファ回路116の入力端126との間に直列に連結される。キャパシタC2及び抵抗R2は、入力バッファ回路116の入力端126と接地との間に直列に連結される。ここで、抵抗R1及びR2の抵抗値は、1KΩであり、キャパシタC1及びC2の用量は、0.25pFである。
【0063】
本発明による充/放電回路114も第1実施形態で説明したように同一の機能を行う。即ち充/放電回路114は、減衰区間の間に短絡回路として、そしてその以外の区間の間に動作するため、オーバーシュートが減衰され、動的電流も減少される。説明の重複を避けるため、本発明の第2実施形態による伝送ライン終端回路110の動作は、省略される。
【0064】
(第3実施形態)
図20は、本発明の望ましい第3実施形態による伝送ライン終端回路110を示す回路図である。図20から、図15の構成要素と同一の構成要素は、同一の参照番号で表記される。第3実施形態による伝送ライン終端回路110は、第1実施形態の構成のうち、充/放電回路114の構成要素だけが違う。
【0065】
再び、図20を参照すると、本発明の第3実施形態による充/放電回路114は、2つのキャパシタC1及びC2、2つの抵抗R1及びR2、PMOSトランジスターMP7、そしてNMOSトランジスターMN7で構成される。抵抗R3及びキャパシタC3は、電源電圧と入力バッファ回路114の入力端126との間に直列に順次に連結され、キャパシタC4及び抵抗R4は、入力端126と接地との間に直列に順次に連結される。PMOSトランジスターMP7の電流通路は、電源電圧と入力端126との間に形成され、それのゲートは、抵抗R3及びキャパシタC3の間の接続点128上の電位に制御される。NMOSトランジスターMN7の電流通路は、入力端126と接地との間に形成され、それのゲートは、キャパシタC4及び抵抗R4との間の接続点130上の電位に制御される。
【0066】
本発明による充/放電回路114も第1実施形態で説明したように同一の機能を行う。即ち充/放電回路114は、減衰区間の間に短絡回路として、そしてその以外の区間の間にオープン回路として動作するため、オーバーシュートが減衰され、動的電流も減少する。説明の重複を避けるため、本発明の第3実施形態による伝送ライン終端回路110の動作は、省略される。
【0067】
(第4実施形態)
図21は、本発明の望ましい第4実施形態によるシステム構成を示すブロック図である。
【0068】
図21を参照すると、多点間(point to multipoint)伝送方式によるシステムは、1つの送信器300及び複数の受信器400で構成される。送信器300は、それに提供され、少なくとも1つの外部ピン304を通して伝送ライン310に連結される少なくとも1つの出力バッファ回路302を有する。受信器400は、伝送ライン310に各々並列に連結される。受信器400、各々には伝送ライン310に連結される少なくとも1つの外部ピン402と外部ピン402に各々対応する1つの入力バッファ回路404が提供される。そして伝送ライン310を通して送信器300から提供される信号が遷移するとき発生されるオーバーシュートのためリンギングを減らすため受信器400、各々外部ピン402と対応する入力バッファ回路404との間には伝送ライン終端回路406が提供される。伝送ライン終端回路406は、前述の第1乃至第3実施形態による回路構成のうち、1つで具現されることができ、それの機能も同一である。
【0069】
各受信器400に提供される伝送ライン終端回路406は、インピーダンス整合スキムを使用しないて、本発明によるオーバーシュート減衰スキムを適用するため、1つの送信器300で1つの伝送ライン310を通して複数の受信器400にデータを伝送することに適している。即ち、インピーダンス整合スキムを使用して多点間伝送システムを具現する場合、各受信器で見られる伝送ラインのインピーダンスが相異なるため具現することは容易ではない。反面、本発明によるオーバーシュート減衰スキムを使用して多点間伝送システム(multipoint transmission system)を具現する場合、整合スキムの代わりに減衰スキムを使用するため、本発明による伝送ライン終端回路は、多点間伝送システムを具現することが容易である。その理由は、信号のオーバーシュートが減衰されるためである。
【0070】
(第5実施形態)
前述の第1乃至第4実施形態で、受信器は、1方向伝送ライン(又はバス)を通して送信器から信号が伝送されることが例として説明された。しかし、本発明によるオーバーシュット減衰スキムは、1方向伝送ライン(又はバス)に制限されなく、両方向伝送ライン(又はバス)にも適用されることは、この分野の通常的な知識を持っている者に自明である。図14には、両方向伝送方式によるシステム構成を示すブロック図が図示されている。
【0071】
図22を参照すると、システムは、2つのデバイス500及び600(デバイスが互いに通信するため、以後通信装置と称する)を含む。一般に、デバイス500及び600は、各々集積回路である。例えば、デバイス500及び600のうち、ある1つは、SRAM、DRAM、EEPROM、EPROM、フラッシュ装置、他の種類のメモリ装置、インターフェース装置(interface device)、ある周辺装置(any peripheral device)、DMA装置、通信装置、タイマ、アナログ回路、マイクロプロセッサ、パイプライン実行装置(a pipelined execution device)、ASIC(an application specific integrated circuit)、プログラム可能なロジックアレーPLA、DSP(digital signal processor)、コンピューター、CPU、集積回路、そして/又は他の種類のものである。
【0072】
再び図22を参照すると、各デバイスに提供される伝送ライン終端回路502及び602も前述の第1乃至第4実施形態のうち、1つと同一の構成を有し、同一の機能を行うため、ここでそれに対する説明は省略される。第1乃至第4実施形態による伝送ライン終端回路によって、伝送信号の遅延が発生される場合、図23に図示されたように、入力バッファ回路と並列に、この分野によく知られた電圧加速回路700を付加することによって信号遅延が防止されることができる。そして、図24及び図25に、各々図示された詳細回路は、図23の電圧加速回路700として、この分野の通常的な知識を持っている者によく知られている。
【0073】
【発明の効果】
信号伝送時、発生されるオーバーシュートのためのリンギングを減らすため使用される伝送ライン終端回路をインピーダンス整合スキムの代わりにオーバーシュート減衰スキムを適用することによって、次のような効果を得ることができる。第1、信号遷移時、発生するオーバーシュートのためのリンギングを減らすことができる。第2、データ伝送時、消費される電力を減らすことができる。第3、1つの送信器に幾つの受信器が接続される通信方式を容易に具現することができる。結果的に通信装置を備えるシステムの性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 信号伝送時に発生するリンギングを示す図面である。
【図2】 一般に使用される並列整合の1例による回路図である。
【図3】 図2の受信器の入力信号の波形を示す図面である。
【図4】 図2の送信器の出力バッファ回路で消費される電流の波形を示す図面である。
【図5】 図2の伝送ライン終端回路で消費される動的電流の波形を示す図面である。
【図6】 一般に使用される並列整合の他の例による回路図である。
【図7】 図6の受信器の入力信号の波形を示す図面である。
【図8】 図6の伝送ライン終端回路で消費される動的電流の波形を示す図面である。
【図9】 一般に使用される並列整合の他の例による回路図である。
【図10】 図9の受信器の入力信号の波形を示す図面である。
【図11】 図9の送信器で消費される電流の波形を示す図面である。
【図12】 図9の伝送ライン終端回路で消費される動的電流の波形を示す図面である。
【図13】 減衰区間の間に動作する本発明による受信装置の伝送ライン終端回路の等価回路図である。
【図14】 オープン区間で動作する本発明による受信装置の伝送ライン終端回路の等価回路図である。
【図15】 本発明の望ましい第1実施形態による伝送ライン終端回路を示す回路図である。
【図16】 図15の受信器の入力信号の波形を示す図面である。
【図17】 図15の送信器で消費される電流の波形を示す図面である。
【図18】 図15の伝送ライン終端回路で消費される動的電流の波形を示す図面である。
【図19】 本発明の望ましい第2実施形態による伝送ライン終端回路を示す回路図である。
【図20】 本発明の望ましい第3実施形態による伝送ライン終端回路を示す回路図である。
【図21】 本発明の望ましい第4実施形態による伝送ライン終端回路を示す回路図である。
【図22】 本発明による伝送ライン終端回路が具現された通信装置を有するシステム構成を示すブロック図である。
【図23】 本発明による伝送ライン終端回路による信号遅延を防止するための電圧加速回路が具現されたシステム構成を示すブロック図である。
【図24】 図23の電圧加速回路の詳細回路を示す回路図である。
【図25】 図23の電圧加速回路の詳細回路を示す回路図である。
【符号の説明】
100、400:受信装置
110、406:伝送ライン回路
112:減衰器
114:充/放電回路
116:入力バッファ回路
118:伝送ライン
120、122:外部ピン
124:出力バッファ回路
200、300:送信装置
500、600:通信装置
700:電圧加速回路
1000:システム

Claims (16)

  1. 1つの伝送ラインが連結される外部ピンを通して信号を受けるための入力回路と、
    前記入力回路のリンギングを防止するための終端回路を含み、
    前記終端回路は、
    前記入力回路及び前記外部ピンの間に連結され、前記信号が第1状態にある区間の間に前記第1状態に対応する電圧レベルを第2状態に対応する電圧レベルに減らすための手段と、
    前記信号が前記第1状態にある区間の間に前記手段及び前記入力回路の間に第1接続点を充/放電し、前記信号が前記第2状態にある区間の間にオープン状態で維持される手段とを含み、
    前記第2状態に対応する電圧レベルに減らすための前記手段は、
    前記第1接続点に連結される第1インバータと、
    前記第1接続点に連結される第2インバータと、
    前記外部ピンと前記第1接続点との間に形成される電流通路と、
    前記第1インバータの出力によって制御されるゲートを有する第1PMOSトランジスターと、
    前記外部ピンと前記第1接続点との間に形成される電流通路と、
    前記第2インバータの出力によって制御されるゲートを有する第2NMOSトランジスターとを含むことを特徴とする受信装置。
  2. 前記第1状態は、前記信号がオーバーシュートされた状態を示すことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記第1PMOSトランジスターと前記第1接続点との間に連結される少なくとも1つの第2PMOSトランジスターを付加的に含み、前記第2PMOSトランジスターは、前記第1インバータの出力によって制御されることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記第1NMOSトランジスターと前記第1接続点との間に連結される少なくとも1つの第2NMOSトランジスターを付加的に含み、前記第2NMOSトランジスターは、前記第2インバータの出力によって制御されることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  5. 1つの伝送ラインが連結される外部ピンを通して信号を受けるための入力回路と、
    前記入力回路のリンギングを防止するための終端回路を含み、
    前記終端回路は、
    前記入力回路及び前記外部ピンの間に連結され、前記信号が第1状態にある区間の間に前記第1状態に対応する電圧レベルを第2状態に対応する電圧レベルに減らすための手段と、
    前記信号が前記第1状態にある区間の間に前記手段及び前記入力回路の間に第1接続点を充/放電し、前記信号が前記第2状態にある区間の間にオープン状態で維持される手段とを含み、
    前記第1接続点を充/放電するための手段は、
    電源電圧と前記第1接続点との間に連結される第1キャパシタと、
    接地電圧と前記第1接続点との間に連結される第2キャパシタとを含むことを特徴とする受信装置。
  6. 前記第1キャパシタは、ソース及びドレーンが前記電源電圧に共通に連結され、ゲートが前記第1接続点に連結されるPMOSトランジスターで構成され、前記第2キャパシタは、ソース及びドレーンが前記接地電圧に共通に連結され、ゲートが前記第1接続点に連結されるNMOSトランジスターで構成されることを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  7. 前記第1及び第2キャパシタは、各々0.25pFの容量を有することを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  8. 前記電源電圧に近く前記第1キャパシタの電極と前記電源電圧との間に連結される第1抵抗と、前記接地電圧に近く前記第2キャパシタの電極と前記接地電圧との間に連結される第2抵抗とを付加的に含むことを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  9. 前記第1及び第2抵抗は、各々1KΩの抵抗値を有することを特徴とする請求項8に記載の受信装置。
  10. 前記電源電圧と前記第1接続点との間に連結され、前記第1抵抗と前記第1キャパシタとの間の第2接続点上の電位によってスイッチ−オン/オフされる第1スイッチと、前記第1接続点と前記接地電圧との間に連結され、前記第2抵抗と前記第2キャパシタとの間の第3接続点上の電位によってスイッチ−オン/オフされる第2スイッチとを付加的に含むことを特徴とする請求項8に記載の受信装置。
  11. 前記第1スイッチは、PMOSトランジスターで構成され、前記第2スイッチは、NMOSトランジスターで構成されることを特徴とする請求項10に記載の受信装置。
  12. 1つの伝送ラインが連結される外部ピンを通して信号を受けるための入力回路と、
    前記入力回路のリンギングを防止するための終端回路を含み、
    前記終端回路は、
    前記入力回路及び前記外部ピンの間に連結され、前記信号が第1状態にある区間の間に前記第1状態に対応する電圧レベルを第2状態に対応する電圧レベルに減らすための手段と、
    前記信号が前記第1状態にある区間の間に前記手段及び前記入力回路の間に第1接続点を充/放電し、前記信号が前記第2状態にある区間の間にオープン状態で維持される手段とを含み、
    前記入力回路の両端に連結され、前記手段による信号遅延を復旧するための電圧加速回路を付加的に含むことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  13. 少なくとも1つの伝送ラインと、
    前記伝送ラインに信号を提供する送信器と、
    前記伝送ラインに並列に連結され、前記伝送ラインに提供される前記信号を各々受けるための複数の受信器と、
    前記伝送ラインと前記受信器との間に各々連結され、各々が前記信号が第1状態から第2状態に遷移するとき、又は第2状態から第1状態に遷移するとき、発生するオーバーシュートに相応する電圧レベルを減衰して前記信号のリンギングを防止するための終端回路とを含み、
    前記終端回路各々は、
    前記伝送ラインと対応する受信器との間に連結され、前記信号がオーバーシュートされる状態を示す第1状態にある区間の間に、前記第1状態の前記信号に対応するレベルを第2状態の前記信号に対応するレベルに減らすための手段と、
    前記信号が前記第1状態にある区間の間に、前記手段及び前記受信器との間の第1接続点を充/放電し、前記信号が前記第2状態にある区間の間、オープン状態で維持される手段とを含み、
    前記第2状態の信号に対応するレベルに減らすための前記手段は、
    前記第1接続点に連結される第1インバータと、前記第1接続点に連結される第2インバータと、前記伝送ラインと前記第1接続点との間に形成される電流通路と、前記第1インバータの出力によって制御されるゲートを有する第1PMOSトランジスターと、前記伝送ラインと前記第1接続点との間に形成される電流通路と、前記第2インバータの出力によって制御されるゲートを有する第2NMOSトランジスターとを含むことを特徴とする通信システム。
  14. 少なくとも1つの伝送ラインと、
    前記伝送ラインに信号を提供する送信器と、
    前記伝送ラインに並列に連結され、前記伝送ラインに提供される前記信号を各々受けるための複数の受信器と、
    前記伝送ラインと前記受信器との間に各々連結され、各々が前記信号が第1状態から第2状態に遷移するとき、又は第2状態から第1状態に遷移するとき、発生するオーバーシュートに相応する電圧レベルを減衰して前記信号のリンギングを防止するための終端回路とを含み、
    前記終端回路各々は、
    前記伝送ラインと対応する受信器との間に連結され、前記信号がオーバーシュートされる状態を示す第1状態にある区間の間に、前記第1状態の前記信号に対応するレベルを第2状態の前記信号に対応するレベルに減らすための手段と、
    前記信号が前記第1状態にある区間の間に、前記手段及び前記受信器との間の第1接続点を充/放電し、前記信号が前記第2状態にある区間の間、オープン状態で維持される手段とを含み、
    前記第1接続点を充/放電するための手段は、
    電源電圧と前記第1接続点との間に連結される第1キャパシタと、
    接地電圧と前記第1接続点との間に連結される第2キャパシタとを含むことを特徴とする請求項13に記載の通信システム。
  15. 前記電源電圧に近く前記第1キャパシタの電極と前記電源電圧との間に連結される第1抵抗と、前記接地電圧に近く前記第2キャパシタの電極と前記接地電圧との間に連結される第2抵抗を付加的に含むことを特徴とする請求項14に記載の通信システム。
  16. 前記電源電圧と前記第1接続点との間に連結され、前記第1抵抗と前記第1キャパシタとの間の第2接続点上の電位によってスイッチ−オン/オフされる第1スイッチと、前記第1接続点と前記接地電圧との間に連結され、前記第2抵抗と前記第2キャパシタとの間の第3接続点上の電位によってスイッチ−オン/オフされる第2スイッチを付加的に含むことを特徴とする請求項14に記載の通信システム。
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