JP3821263B2 - Pachinko ball payout control mechanism - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ球の払い出し制御機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊戯機では、パチンコ球が入賞装置に入賞して入賞球となると、その入賞装置に応じた所定数のパチンコ球が賞品球として払い出されている。従来の賞品球の払い出しは、一つの入賞球に対応した賞品球の払い出しが終了すると、一旦払い出しを停止し、所定の時間を隔てて次の入賞球に対する賞品球の払い出しを開始するという手順で行っていた(特開平4−114679号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、現在のパチンコ遊戯機では、ほとんどに開閉式の大入賞口と呼ばれる大口径の入賞口が備えられている。この大入賞口は、常には閉止されており、パチンコ球の入賞が不可能とされているが、所定の入賞口にパチンコ球が入賞すると、パチンコ球が受け入れ可能となるように開放される。この大入賞口が開放すると、多数のパチンコ球が短時間に入賞球として受け入れられる。このため、そのように多数の入賞球が存在する状態で、賞品球の払い出しを入賞球毎に区切って行っていたのでは、全ての入賞球に対する賞品球の払い出しに長時間が必要となってしまう。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、多数の入賞球に対する賞品球の払い出しを速やかに行うことのできるパチンコ球の払い出し制御機構を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための請求項1の発明に係るパチンコ球の払い出し制御機構は、パチンコ球が遊戯領域に打ち込まれることで遊戯が行われるパチンコ遊戯機には、前記遊戯領域内に前記パチンコ球を受け入れて入賞球とする入賞装置と、前記入賞球を検出して入賞信号を発信する入賞検出装置と、前記入賞信号を受信するとともにその入賞信号に応じて所定数のパチンコ球を賞品球として払い出す払出装置とが設けられており、この払出装置は、一の入賞球に対する所定数の賞品球の払い出しが終了する前に、他の入賞球の入賞信号を受信した場合には、前記一の入賞球に対する賞品球の払い出しに続けて、前記他の入賞球に対する賞品球の払い出しを連続して行うものにおいて、前記払い出し装置は、前記賞品球の個数をカウントする賞品球カウンタの値が、前記賞品球の払い出しに伴って減じ残数が所定値以下になったときに、この賞品球カウンタに対し次の一個の入賞球の分の賞品球数に対応する値を加算するようになっており、かつ前記賞品球の払い出しを前記入賞信号が予め設定された時間継続したことの判断がなされた後に行う構成となっていることを特徴とする。
【0006】
【発明の作用および効果】
請求項1の発明によれば、一の入賞球に対する賞品球の払い出しが終了する前に、他の入賞球に対する入賞信号が続いた場合には、賞品球の払い出しが連続的に行われる。このため、多数の入賞球がある場合には、全ての賞品球の払い出しが速やかに行われる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0008】
まず、本発明のパチンコ球の払い出し制御機構が適用されるパチンコ遊戯機1の外観について、図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は、パチンコ遊戯機1の正面図であり、図2は、パチンコ遊戯機1の背面図である。
【0009】
図1において、パチンコ遊戯機1には、額縁状に形成された前面枠2が備えられており、この前面枠2の開口には、扉保持枠3が設けられている。扉保持枠3の上部にはガラス板を有するガラス扉枠4が開閉自在に設けられ、そのガラス扉枠4の下部には打球供給皿6を有する前面扉板5が開閉自在に設けられている。また、前面枠2の下部の表面には、打球供給皿6からあふれたパチンコ球を貯留する余剰球受皿20が設けられている。この余剰球受皿20の右方には、パチンコ球を発射する操作ハンドル21が設けられている。さらに、前面枠2の上部には、遊戯状態が予め定められた大当たり状態となったときに点滅する遊戯効果ランプ61が設けられている。また、余剰球受皿20の裏面側には、各種の効果音を発するスピーカ64が備えられている。
【0010】
また、ガラス扉枠4の後方であって前面枠2の裏面には、遊戯盤30が着脱自在に取付けられている。この遊戯盤30には、操作ハンドル21の操作によって打ち出されたパチンコ球を誘導する誘導レール31が略円形状に設けられており、その誘導レール31に囲まれる内側が遊戯領域32を構成している。この遊戯領域32には、可変表示器33、大入賞口35、及び各種の入賞口34,36A,36B等の遊戯装置が配置されている。さらに詳説すると、遊戯領域32のほぼ中央には、複数の回転ドラムを模した液晶表示による可変表示器33が配置されており、この可変表示器33の下方に、始動入賞口34と大入賞口35とが配置されている。始動入賞口34は、可変表示器33の液晶表示によるドラムの回転を始動させるためのものである。始動入賞口34に入賞した入賞球は、始動入賞検出器37によって検出されるようになっており、この検出器37からの信号に応じて可変表示器33が始動されるようになっている。また、大入賞口35は、常には開閉板62によって閉止され、パチンコ球を受け入れない状態となっており、所定の大当たり状態となったときにソレノイド40の駆動によって開放されるようになっている。また、遊戯盤30には、上記の構成の他に、遊戯領域32の最下方にアウト口63が、遊戯領域32の中央部左右に入賞口36A,36Bがそれぞれ設けられている。
【0011】
遊戯盤30の裏面には、種々の機構が搭載される機構板42が回動自在に取付られており、この機構板42の上部には、パチンコ球送給装置(図示せず)から送給されるパチンコ球を貯める賞品球タンク43が設けられている。この賞品球タンク43の下方には、賞品球となるパチンコ球を2列に縦列させつつ導出させる導出樋44が形成されており、この導出樋44の下端にパチンコ球を払い出すための払出装置7が装着されている。なお、導出樋44の途中には、払出装置7が動作をするのに必要な個数のパチンコ球が貯まっていない場合にこれを検出する球補給インターロックスイッチ8が設けられている。また、導出樋44の末端において、払出装置7の直前には、球詰まりインターロックスイッチ9が設けられている。払出装置7は、インターロックスイッチ8,9がオフの場合にのみ、賞品球の払い出しを行うようになっている。
払出装置7は、入賞球に応じて所定の個数のパチンコ球を賞品球として払い出すためのものである。各入賞口34,35,36A,36Bに入賞した入賞球は、入賞球導出路65に設けられた入賞球検出器66により検出される。また、この入賞球検出器66の下方には、入賞球排出ソレノイド68が備えられており、このソレノイド68が駆動すると入賞球が一つづつ入賞球導出路65から下方に排出される。
本実施形態のパチンコ遊戯機1では、入賞球は入賞した箇所によって2種類に区別されている(後に詳述する)。払出装置7の下方には、賞品球として払い出されたパチンコ球を打球供給皿6または余剰球受皿20に導く放出樋10が設けられている。
【0012】
次に、図3及び図4を参照しつつ、払出装置7について説明する。払出装置7は、上下に開口した中空の角筒体形状のケース11を備えており、このケース11の内部には、導出樋44の下端に対応したところに、2列の球通路27,28を備えている。また、ケース11の内部には、ケース11の両側壁に両端部が支持された横軸29が設けられており、この横軸29に二つの球切り円盤53,54が連結筒部12により一体かつ、横軸29に対して回転自在に軸支されている。
各球切り円盤53,54には、外周に沿って均等に13ヶ所の半円状の切り欠き49を備えた二枚のスプロケット14と、このスプロケット14を両側に固定したブラケット16とが備えられている。球切り円盤53,54は、その外周が球通路27,28の内部に臨むように設置されている。また、切り欠き49の径は、パチンコ球Pの外径とほぼ同一とされており、球切り円盤53,54が回転すると、球通路27,28内のパチンコ球Pは切り欠き49に嵌まり込みつつ、一対のスプロケット14によって運搬されて、放出樋10へと払い出される。なお、球切り円盤53,54は、切り欠き49のピッチの丁度1/2だけずれた回転位置で互いに固定されており、これにより、パチンコ球Pは両球切り円盤53,54によって交互に送り出される。
【0013】
さて、一対の球切り円盤53,54を連結する連結筒部12の外周には、ウォーム歯車55が固定されている。このウォーム歯車55には、これを駆動可能なウォーム56が噛み合わされており、このウォーム56が取り付けられた駆動軸57の一端はケース11の外壁に回転自在に軸支される一方、他端は賞品球排出モータ58(本発明の「駆動手段」に該当する。なお、このモータは、ステッピングモータである。)の回転軸59に固定されている。また、賞品球排出モータ58は、ケース11の外壁に固定されている。賞品球排出モータ58が回転すると、その回転軸59に直結されたウォーム56が回転する。すると、ウォーム56の回転に応じてウォーム歯車55が回転し、これにつれて球切り円盤53,54も回転する。なお、球切り円盤53,54の回転状態を検出するために、球切り円盤53の一方のスプロケット14を挟む位置に、赤外光を利用した賞品球検出器60が設けられている。この賞品球検出器60は、スプロケット14の切り欠き49を通して、パチンコ球によって光が遮断する毎にパルス信号を発信する。
【0014】
次に、図5を参照しつつ、パチンコ遊戯機1の電気的な構成について説明する。本実施形態のパチンコ遊戯機1においては、遊戯状態の制御のために二つの制御回路基板69,70が設けられており、それぞれに中央情報処理装置(以下、「CPU」と言う。)22,23が備えられている。各CPU22,23は、それぞれ独自のプログラムに従って、並行に動作させることが可能とされている。二つの制御回路基板69,70のうち、賞品球払出制御回路基板69は、賞品球の払い出し操作と、その操作に伴う入賞球の排出操作とを制御する。また、遊戯制御回路基板70は、それ以外の操作、例えば可変表示器33の駆動を開始させる回路の操作、ソレノイド40の駆動操作、遊戯効果ランプ61の点灯駆動等を制御する。
【0015】
まず、賞品球払出制御回路基板69について説明すると、この基板69には、CPU23が備えられており、このCPU23には、ROM24、RAM25が接続されている。また、CPU23には、I/Oポート45が備えられており、これを介してCPU22及び回路13等との信号の伝達が行われる。
入賞球検出器66は、チャタリングを防止するためのフリップフロップからなる波形整形回路13を介して、I/Oポート45に接続されている。また、I/Oポート45には、ドライバ52が接続されている。ドライバ52は、CPU23からの信号に応じて、賞品球排出モータ58及び入賞球排出ソレノイド68の駆動を制御する。
クロック発生回路17は、分周器15を介して外部割込み信号をCPU23に出力している。CPU23は、その外部割り込み信号に同期してメインプログラム(図示せず)を実行する。また、電源回路のスイッチ(図示せず)が投入されると、その信号がリセット信号発生回路19に入力し、その出力信号であるリセット信号が、CPU23のリセット端子に入力しており、そのリセット信号により初期プログラムが実行される。
【0016】
一方、遊戯制御回路基板70には、CPU22が備えられており、このCPU22には、ROM76、RAM77が接続されている。CPU22には、I/Oポート78が備えられており、CPU23及び波形整形回路71等との信号の伝達が行われる。
波形整形回路71はチャタリングを防止するためのフリップフロップから構成されており、この波形整形回路71には、始動入賞口34への入賞球の入賞を検出する始動入賞検出器37、大入賞口35への入賞球の入賞を検出する大入賞口入賞検出器38、V入賞口(大入賞口35の中央に設けられる特定の入賞口である。なお、図示はされない。)への入賞球の入賞を検出するV入賞検出器39、及び入賞口36A,36Bへの入賞球の入賞を検出する入賞検出器41A,41Bが連結されている。波形整形回路71に入力された入賞信号は、I/Oポート78を介してCPU22に出力される。
【0017】
また、I/Oポート78には、プログラマブル・サウンド・ジェネレータ(以下、「PSG」と言う。)75とドライバ79とが接続されている。PSG75は、CPU22から音出力のための制御データを各レジスタに入力し、この制御データに基づいて作成された波形をD/A変換して、スピーカ64に出力している。また、ドライバ79には、表示器駆動回路50、ソレノイド40、遊戯効果ランプ61等が接続されており、これらの駆動を制御する。表示器駆動回路50には、可変表示器33が接続されており、可変表示器33の駆動が制御される。また、クロック発生回路73は、分周器72を介して外部割込み信号をCPU22に出力している。CPU22は、その外部割り込み信号に同期してメインプログラム(図示せず)を実行する。また、電源回路のスイッチ(図示せず)が投入されると、その信号がリセット信号発生回路74に入力し、その出力信号であるリセット信号が、CPU22のリセット端子に入力しており、そのリセット信号により初期プログラムが実行される。
【0018】
遊戯盤30の遊戯内容について簡単に説明すると次のようである。
ハンドル21の操作によって打ち出されたパチンコ球は、遊戯領域32の内部に送り出される。パチンコ球が入賞口36A,36Bに入賞すると、所定の個数の賞品球が払い出される。また、パチンコ球が始動入賞口34に入賞すると始動入賞検出器37からの信号により、可変表示器33の回転ドラム機構が回転を開始し、一定時間(例えば、5秒)が経過したときにその回転を停止する。そして、停止時の可変表示器33に表示される図柄の組合せが予め定められた大当り図柄の組合せであるときに大当り遊戯状態となり、大入賞口35の開閉板62を一定時間(例えば、30秒間)が経過するまで、または所定個数(例えば、10個)の入賞球が発生するまで開放する。そして、開閉板62の開放中に、パチンコ球がさらに大入賞口35の内部中央に設けられたV入賞口に入賞すると、継続権が発生し、再び開閉板62の開放動作が繰り返される。この継続権の発生は、所定の回数だけ(例えば、15回)連続して許容される。このように、大当たり状態となると、短い間に多量の入賞球が発生し得る。
なお、このパチンコ遊戯機1では、大入賞口35に入賞した入賞球に対する賞品球の個数は15個とされている。従って、大当り遊戯状態になると、約2400個(15x10x16)の賞品球が払い出されることになる。
【0019】
さて、遊戯盤30に設けられている各種の入賞口34,35,36A,36Bに入賞した入賞球は、遊戯盤30の裏面に設けられた入賞球導出路65に沿って誘導される。入賞球のうち、大入賞口35から入賞したものに対しては相対的に多い賞品球数(例えば、15個)を払い出すように制御され、開閉板62以外の入賞口34,36A,36Bに入賞したものに対しては、相対的に少ない賞品球数(例えば、7個)を払出すように制御されている。本実施形態では、少ない賞品球数を払い出すべき入賞口34,36A,36Bにパチンコ球が入賞した場合には、これらの入賞口34,36A,36Bの内部に設けられている入賞検出器37,41A,41Bからの信号が一般制御用CPU22からI/Oポート45を介して払出制御用CPU23に少払出入賞球信号が送られることで、少ない賞品球数を払い出すべき入賞球の個数が判るようになっている。つまり、多い賞品球数を払い出すべき入賞球の個数は、全ての入賞球の個数から少ない賞品球数を払うべき入賞球の個数を減ずることで求められるわけである。
【0020】
[フローチャート]
次に、パチンコ遊戯機1の賞品球の払出操作について、払出制御用CPU23の処理手順を示したフローチャートに基づいて説明する。
【0021】
(1)電源投入時の初期セット
図示しない起動スイッチがオンされると、払出制御用CPU23に給電されると共に、リセット信号発生回路19は、リセット信号をCPU23に出力する。すると、CPU23は、図6に示す処理を実行する。即ち、全ての入賞球をカウントする入賞球カウンタC、及び少ない賞品球数を払い出すべき入賞球の個数をカウントする少入賞球カウンタIをゼロに設定するとともに、入賞球排出用の駆動装置の状態を記憶する状態レジスタF1及び賞品球排出用の駆動装置の状態を記憶する状態レジスタF2を初期値に設定する。また、入賞球の保持時間を記憶するタイマTをゼロに、払い出すべき賞品球の個数をカウントする賞品球カウンタStをゼロに設定する。
【0022】
(2)賞品球払い出しプログラム
初期セット後、分周器15から出力される外部割り込み信号が入力されるごとに、CPU23は図7及び図8に示す賞品球払い出しプログラムを実行する。
【0023】
(A)入賞球の有無に伴う処理
(i)入賞球が存在していないとき
ステップ100で、状態レジスタF1がゼロであるか否かが判定される。ここで状態レジスタF1は、ゼロのときは入賞球排出ソレノイド68が駆動されていない状態を示し、1のときは入賞球排出ソレノイド68が駆動中であることを示す。
【0024】
レジスタF1がゼロのときには、ステップ102で入賞球信号S1の立下がりが判定される。入賞球信号S1は入賞球検出器66から出力されるものであり、入賞球が存在する場合には立下がり、入賞球が存在しない場合には立ち上がるようになっている。ここで、S1の立下がりがない場合には、入賞球が存在しないから、次のステップ128に進む。このステップ128以降では、賞品球の払い出しが制御される。
【0025】
(ii)入賞球が存在していたとき
ステップ102において、入賞球信号S1の立ち下がりがあると判断されると、ステップ104でタイマTの値が更新される。このステップ104では、現在のタイマTの値に所定の増加値t(賞品球払い出しプログラムが、外部割り込み信号によってメインルーチンから呼び出される時間間隔である。本実施形態では、4ミリ秒とされている。)を加えて、新たなタイマT値とする。
【0026】
次のステップ106では、賞品球カウンタStの値が5以下であるか否かが判断される。これは、残りの賞品球の個数が5個以下のときのみ、入賞球を落とすための操作である。すなわち、パチンコ遊戯機1では、遊戯中に球詰まり等の事情で制御が中断され、再度電源を入れ直すことがある。このような場合に、余りに多くの入賞球を落下させて賞品球カウンタStの値を増加させていると、電源が再度入れ直されたときに、その分の賞品球が払い出されなくなってしまう。このような事態を回避するため、残りの賞品球が所定の個数以下になった場合のみ、入賞球に対応する個数を賞品球カウンタStに増加させるものである。
【0027】
賞品球カウンタStの値が5以下であった場合には、ステップ108により、タイマTが0.3秒以上であるか否かが判断される。これは、入賞球信号S1が所定の時間を経過するまで継続して立下がっていることを確認するためのものであり、入賞球信号S1様のパルス状の誤入力を防止するためのものである。タイマTが0.3秒以上継続していた場合には、ステップ110及び112によって、レジスタF1を1にして、入賞球排出ソレノイド68を駆動させる。
【0028】
次にステップ114により、入賞球信号S1の立ち上がりが判定される。なお、ステップ100により、レジスタF1が1であった場合にも、ステップ114に進むようになっている。ステップ114で入賞球信号S1の立ち上がりが判定されると、入賞球が排出されたと判断されて、次のステップ116に進む。ステップ116及び117では、レジスタF1をゼロにして、入賞球排出ソレノイド68を停止させる。
【0029】
次いでステップ118では、少入賞球カウンタIの値が1以上であるか否かが判断される。この少入賞球カウンタIは、入賞口34,36A,36Bにパチンコ球が入賞した場合に、その入賞検出器37,41A,Bからの信号が、一般制御用CPU22に入力され、そこから払出制御用CPU23に伝達されて増加されるものである。少入賞球カウンタIがゼロの場合には、全ての入賞球に対する賞品球が15個であると判断されて、賞品球カウンタStにその分の賞品球の個数が追加される(ステップ124)。一方、少入賞球カウンタIが1以上であった場合には、賞品球カウンタStに7を加えて更新し(ステップ120)、少入賞球カウンタIを1だけ減じる(ステップ122)。
そして、ステップ126において、タイマTをゼロに戻す。
【0030】
(B)賞品球の有無に伴う処理
(i)賞品球の残り個数がないとき
ステップ128では、状態レジスタF2がゼロであるか否かが判断される。なお、このステップ128は、ステップ126からの処理が続く他、ステップ102,106,108,114において所定の判断がなされたときに処理される。レジスタF2は、賞品球排出モータ58の駆動状態を示すものであり、ゼロの時にはモータ58が停止していることを示し、1のときにはモータ58が初期駆動時における低速駆動状態であることを示し、2のときには高速駆動状態であることを示し、3のときには終期駆動時における低速駆動状態であることを示している。レジスタF2がゼロのときには、続くステップ130において賞品球カウンタStが1以上であるか否かが判断される。ここで、賞品球の残り個数がない場合には、メインルーチンに戻る。
【0031】
(ii)賞品球がゼロでないとき
ステップ130において、賞品球カウンタStが1以上であると判断された場合には、続くステップ132によりレジスタF2を1として、賞品球排出モータ58に低速パルスを出力する(ステップ134)。これにより、賞品球排出モータ58は、トルクの大きい低速度で賞品球の排出操作を開始する。
【0032】
続くステップ136では、レジスタF2の値が1であるかどうかが判断される。レジスタF2が1のときには、賞品球が排出されたか否かが判断される(ステップ138)。賞品球が排出されていたと判断されると、賞品球カウンタStが1だけ減算され(ステップ140)、レジスタF2を2として(ステップ142)、賞品球排出モータ58に高速パルスを出力する(ステップ144)。これで、賞品球排出モータ58は、高速度で回転を開始し、賞品球が速く払い出される状態となる。
【0033】
ステップ146では、レジスタF2の値が2であるかどうかが判断され、YESのときには、賞品球が排出されたか否かが判断される(ステップ148)。そして、賞品球が排出されていたと判断されると、賞品球カウンタStが1だけ減算され(ステップ150)、次のステップ152において賞品球カウンタStが3であるか否かが判断される。これは、賞品球の残り個数が3個となったところで、再び賞品球排出モータ58を低速度で運転させるための処理である。賞品球カウンタStが3である場合には、レジスタF2を3として(ステップ154)、低速パルスを出力する(ステップ156)。
【0034】
続くステップ158では、賞品球が排出されたか否かが判断され、これがYESである場合には、賞品球カウンタStが1だけ減算され(ステップ160)、賞品球カウンタStがゼロとなったか否かが判断される(ステップ162)。そして、この判断がYESである場合には、レジスタF2をゼロとして(ステップ164)、賞品球排出モータ58に停止信号を出力する(ステップ166)。
【0035】
次に、上記した賞品球の払い出し操作について、各部の動作タイミングを図9を参照しつつ説明する。なお、以下では、タイミングを示すために、図9中の記号を用いる。
まず、入賞球検出器66からの入賞球信号S1が立ち下がっており、その立ち下がり時間が0.3秒以上である場合には(A1)、入賞球排出ソレノイド68が駆動される。そして、入賞球信号S1が立ち上がると(B1)、入賞球排出ソレノイド68が停止され(C)、賞品球排出モータ58が低速度で駆動される。次に、賞品球検出器60が一個目の賞品球を検出すると(D)、賞品球排出モータ58が高速度で駆動されて、賞品球の検出を行いつつ、払い出しが続けられる。
そして賞品球の残り個数が5個になると(E)、入賞球信号の立ち下がりの有無を確認する。信号が立ち下がっており、かつ、その立ち下がり時間が0.3秒以上の場合には(A2)、入賞球排出ソレノイド68が駆動される。入賞球が排出されると(B2)、入賞球排出ソレノイド68を停止し(F)、賞品球数を所定の数だけ増加する。賞品球の残り個数が5個になる度に、上記のE〜Fの手順を繰り返す。
最後に、入賞球がなくなったところで、払い出すべき賞品球の残り個数が3個になったら(G)、賞品球排出モータ58を低速度とする。そして、賞品球を全て払い出したら(H)、賞品球排出モータ58を停止する。
【0036】
以上述べたように、本実施形態によれば、一の入賞球に対する賞品球の払い出しが終了する前に、他の入賞球に対する入賞信号が続いた場合には、賞品球の払い出しが終了することなく連続的に行われる。このため、多数の入賞球がある場合には、賞品球の払い出しが速やかに行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のパチンコ遊戯機の正面図
【図2】パチンコ遊戯機の背面図
【図3】パチンコ遊戯機の電気的構成を示したブロック図
【図4】賞品球払出装置の斜視図
【図5】賞品球払出装置の断面図
【図6】中央情報処理装置の処理手順を示したフローチャート
【図7】中央情報処理装置の処理手順を示したフローチャート
【図8】中央情報処理装置の処理手順を示したフローチャート
【図9】賞品球払出装置の各部の動作タイミングを示すタイミングチャート
【符号の説明】
1…パチンコ遊戯機
7…払出装置
32…遊戯領域
34…始動入賞口(入賞装置)
35…大入賞口(入賞装置)
36A,36B…入賞口(入賞装置)
37…始動入賞検出器(入賞検出装置)
38…大入賞口入賞検出器(入賞検出装置)
39…V入賞検出器(入賞検出装置)
41A,41B…入賞検出器(入賞検出装置)
66…入賞球検出器(入賞球検出装置)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pachinko ball payout control mechanism.
[0002]
[Prior art]
In a pachinko game machine, when a pachinko ball wins a winning device and becomes a winning ball, a predetermined number of pachinko balls corresponding to the winning device are paid out as prize balls. The conventional payout of prize balls is a procedure in which once the payout of prize balls corresponding to one winning ball is completed, the payout is stopped once and the payout of prize balls for the next winning ball is started after a predetermined time. (Japanese Patent Laid-Open No. 4-114679).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, most current pachinko machines have a large-diameter winning opening called an openable large winning opening. The big winning opening is always closed and it is impossible to win a pachinko ball. However, when the pachinko ball wins a predetermined winning opening, it is opened so that the pachinko ball can be received. When this grand prize opening is opened, a large number of pachinko balls are accepted as winning balls in a short time. For this reason, in the state where there are such a large number of winning balls, if the payout of prize balls is divided for each winning ball, it takes a long time to pay out prize balls for all winning balls. End up.
[0004]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a pachinko ball payout control mechanism capable of promptly paying out prize balls for a large number of winning balls.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The pachinko ball payout control mechanism according to the first aspect of the present invention for solving the above-described problems is provided in a pachinko game machine in which a game is played by the pachinko ball being driven into the play area. A winning device that accepts a ball as a winning ball, a winning detection device that detects the winning ball and transmits a winning signal, a prize ball that receives the winning signal and receives a predetermined number of pachinko balls according to the winning signal A payout device for paying out as follows, and when the payout device receives a winning signal for another winning ball before the payout of a predetermined number of prize balls for one winning ball is completed, In the one that continuously pays out the prize balls for the other winning balls following the payout of the prize balls for one winning ball, the payout device includes: When the value of the prize ball counter that counts the number of prize balls is reduced with the prize ball being paid out and the remaining number is less than a predetermined value, A value corresponding to the number of prize balls corresponding to the next one winning ball is added to the prize ball counter, and the prize ball is paid out for a predetermined time. This is characterized in that it is configured to be performed after the above determination is made.
[0006]
Operation and effect of the invention
According to the first aspect of the present invention, when a winning signal for another winning ball continues before the paying out of the winning ball for one winning ball is completed, the paying out of the winning ball is continuously performed. For this reason, when there are a large number of winning balls, all prize balls are quickly paid out.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0008]
First, the external appearance of the
[0009]
In FIG. 1, a
[0010]
A
[0011]
A
The
In the
[0012]
Next, the
Each of the ball-
[0013]
A
[0014]
Next, the electrical configuration of the
[0015]
First, the prize ball payout
The winning
The clock generation circuit 17 outputs an external interrupt signal to the
[0016]
On the other hand, the game
The waveform shaping circuit 71 includes a flip-flop for preventing chattering. The waveform shaping circuit 71 includes a start winning detector 37 for detecting the winning of a winning ball to the
[0017]
A programmable sound generator (hereinafter referred to as “PSG”) 75 and a driver 79 are connected to the I / O port 78. The
[0018]
The game contents of the
Pachinko balls launched by the operation of the
In this
[0019]
The winning balls that have won the various winning
[0020]
[flowchart]
Next, a prize ball payout operation of the
[0021]
(1) Initial setting at power-on
When a start switch (not shown) is turned on, power is supplied to the
[0022]
(2) Prize ball payout program
After the initial setting, each time an external interrupt signal output from the
[0023]
(A) Processing with or without winning balls
(I) When no winning ball exists
In
[0024]
When the register F1 is zero, it is determined at step 102 that the winning ball signal S1 falls. The winning ball signal S1 is output from the winning
[0025]
(Ii) When there is a winning ball
If it is determined in step 102 that the winning ball signal S1 falls, the value of the timer T is updated in
[0026]
In the
[0027]
If the value of the prize ball counter St is 5 or less, it is determined in
[0028]
Next, at step 114, the rising of the winning ball signal S1 is determined. In
[0029]
Next, at
In
[0030]
(B) Processing with or without prize balls
(I) When there are no remaining prize balls
In step 128, it is determined whether the status register F2 is zero. This step 128 is processed when a predetermined determination is made in
[0031]
(Ii) When the prize ball is not zero
If it is determined in
[0032]
In the
[0033]
In
[0034]
In the
[0035]
Next, the above-described prize ball payout operation will be described with reference to FIG. In the following, symbols in FIG. 9 are used to indicate timing.
First, when the winning ball signal S1 from the winning
When the remaining number of prize balls reaches five (E), it is confirmed whether or not the winning ball signal has fallen. When the signal falls and the fall time is 0.3 second or longer (A2), the winning
Finally, when there are no winning balls and the remaining number of prize balls to be paid out becomes three (G), the prize
[0036]
As described above, according to the present embodiment, when a prize signal for another winning ball continues before the winning of a prize ball for one winning ball ends, the payout of the prize ball ends. Is done continuously. For this reason, when there are a large number of winning balls, the prize balls are paid out promptly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a pachinko game machine according to an embodiment of the present invention.
[Figure 2] Rear view of pachinko machine
FIG. 3 is a block diagram showing an electrical configuration of a pachinko game machine.
FIG. 4 is a perspective view of a prize ball dispensing device.
FIG. 5 is a sectional view of the prize ball dispensing device.
FIG. 6 is a flowchart showing a processing procedure of the central information processing apparatus.
FIG. 7 is a flowchart showing a processing procedure of the central information processing apparatus.
FIG. 8 is a flowchart showing a processing procedure of the central information processing apparatus.
FIG. 9 is a timing chart showing the operation timing of each part of the prize ball dispensing device.
[Explanation of symbols]
1 ... Pachinko machine
7. Dispensing device
32 ... Amusement area
34 ... Starting prize opening (winning equipment)
35 ... Grand prize opening (winning equipment)
36A, 36B ... Winning mouth (winning device)
37 ... Starting prize detector (winning detection device)
38 ... Grand prize opening prize detector (winning detection device)
39 ... V winning detector (winning detection device)
41A, 41B ... Winning detector (winning detection device)
66 ... winning ball detector (winning ball detector)
Claims (1)
この払出装置は、一の入賞球に対する所定数の賞品球の払い出しが終了する前に、他の入賞球の入賞信号を受信した場合には、前記一の入賞球に対する賞品球の払い出しに続けて、前記他の入賞球に対する賞品球の払い出しを連続して行うものにおいて、
前記払い出し装置は、前記賞品球の個数をカウントする賞品球カウンタの値が、前記賞品球の払い出しに伴って減じ残数が所定値以下になったときに、この賞品球カウンタに対し次の一個の入賞球の分の賞品球数に対応する値を加算するようになっており、かつ前記賞品球の払い出しを前記入賞信号が予め設定された時間継続したことの判断がなされた後に行う構成となっていることを特徴とするパチンコ球の払い出し制御機構。A pachinko machine that plays when a pachinko ball is driven into the play area. A winning device that accepts the pachinko ball in the play area and receives it as a winning ball, and detects the winning ball and transmits a winning signal. And a payout device that receives the winning signal and pays out a predetermined number of pachinko balls as prize balls according to the winning signal,
When the payout device receives a winning signal of another winning ball before the payout of a predetermined number of winning balls for one winning ball is completed, the payout device continues to payout the winning ball for the one winning ball. , Which continuously pays out prize balls for the other winning balls,
When the value of the prize ball counter that counts the number of prize balls is reduced with the prize ball being paid out and the remaining number becomes a predetermined value or less, A value corresponding to the number of prize balls for each of the winning balls, and a payout of the prize balls after the determination that the winning signal has continued for a preset time is made A pachinko ball payout control mechanism characterized by
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