JP3820792B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばレーザビーム複写機、プリンタ等の電子写真方式を利用して像担持体に形成された画像を用紙上に転写、定着させる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常より、この種の画像形成装置では、副走査レジストレーションずれ、スキュー、主走査書き込み開始位置ずれ、主走査倍率ずれ、副走査倍率ずれ等の発生を抑制するように、像担持体に形成される画像等を補正することにより、用紙の適切な位置に画像を転写、定着させている。例えば、特開平3−36560号公報には、裏面印刷を行う際、表面の定着時の熱により用紙が伸びたことによる主走査倍率ずれ、副走査倍率ずれ等の発生を、用紙の伸び率を考慮して書き込み信号群を補正することで防止しようとする技術が開示されている。この特開平3−36560号公報に開示されたものでは、用紙の伸び率を考慮して書き込み信号群を補正するに際して、紙種を検出するセンサを設け、検出された紙種に応じて予め決められた補正用の書き込み信号群(詳細には、書き込み基準クロック)を選択し、用紙に転写する画像を補正するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、用紙は、1枚1枚長さ、幅、直角度が異なる。また、用紙の種類が同じでも、坪量、厚み等が違う用紙では伸び率が異なり、紙の目の違いによっても伸び率が異なる。例えば、定着時の用紙の伸びも、用紙坪量、紙の目、厚み等によって異なってくる。従って、上述した特開平3−36560号公報のように、紙種を検出するセンサを設け、検出された紙種に応じて予め決められた補正用の書き込み信号群を選択するというものでは、画像が実際に転写、定着される用紙の伸び率と差が生じ易く、用紙の適切な位置に画像を転写、定着させるのには限界があった。
【0004】
このように、紙種に対応して予め決められたデータ等に基づいて用紙に転写する画像を補正していたのでは、必ずしも実際の用紙の状態を反映した補正にはなっておらず、用紙の適切な位置に画像を転写、定着させることは難しい。
【0005】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、実際の用紙の状態に基づいて、用紙に転写、定着される画像を補正し、用紙の適切な位置に画像を転写、定着させることができ、用紙に対する画像の高精度な形成が可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像形成装置は、像担持体上に形成された画像を搬送される用紙上に転写し、転写された画像を用紙に定着させる画像形成装置であって、像担持体上に形成された画像を用紙に転写する転写手段と、用紙上に転写された画像を、用紙に定着させる定着手段と、定着手段にて画像が定着された用紙の裏面に対して像担持体上に形成された画像を転写するために、定着手段にて定着された用紙を転写手段に搬送する搬送手段と、用紙の搬送方向で見て用紙の搬送経路の途中位置における定着手段より前側に設けられ、用紙の所定位置にコヒーレント光を照射し、所定位置にて反射される拡散光の基準スペックルパターンを検出する第1のスペックルパターン検出手段と、用紙の搬送方向で見て第1のスペックルパターン検出手段及び定着手段より後側に設けられ、用紙にコヒーレント光を照射し、用紙にて反射される拡散光のスペックルパターンから基準スペックルパターンと同等のスペックルパターンを検出する第2のスペックルパターン検出手段と、第1のスペックルパターン検出手段により基準スペックルパターンが検出された所定位置と、第2のスペックルパターン検出手段により基準スペックルパターンと同等のスペックルパターンが検出された位置との位置関係に基づいて、第1のスペックルパターン検出手段と第2のスペックルパターン検出手段との間での用紙の状態変化として定着時に生じる用紙の伸び量を算出する用紙状態変化算出手段と、用紙状態変化算出手段により算出された用紙の伸び量に基づいて、像担持体上に形成されて用紙上に転写される画像の状態を補正する画像形成状態補正手段と、を備えたことを特徴としている。
【0007】
この画像形成装置によれば、用紙の搬送方向で見て、用紙の搬送経路の途中の異なる位置に第1スペックルパターン検出手段と第2スペックルパターン検出手段とが設けられており、用紙状態変化算出手段が、第1のスペックルパターン検出手段により基準スペックルパターンが検出された所定位置と、第2のスペックルパターン検出手段により基準スペックルパターンと同等のスペックルパターンが検出された位置との位置関係に基づいて、第1のスペックルパターン検出手段と第2のスペックルパターン検出手段との間での用紙の状態変化を算出する。このため、実際の用紙の状態変化に基づいて、画像形成状態補正手段が像担持体上に形成されて用紙上に転写される画像の状態を補正することになる。従って、実際の用紙の状態に基づいて、用紙に転写、定着される画像を補正し、用紙のより適切な位置に画像を転写、定着させることができ、用紙に対する画像の高精度な形成が可能となる。
【0008】
そして、本発明では、定着手段の前後位置に各々第1スペックルパターン検出手段と第2スペックルパターン検出手段とが設けられており、用紙状態変化算出手段は、定着手段における表面画像の定着時の用紙の伸び量を、実際に表面画像が定着された用紙を基にして算出する。このため、画像形成状態補正手段は、表面画像が定着された用紙の実際の伸び量に基づいて、像担持体上に形成されて用紙の裏面に転写される画像の状態を補正することになる。従って、定着後の用紙の実際の伸び量に基づいて、用紙裏面に転写、定着される画像を補正し、用紙裏面のより適切な位置に画像を転写、定着させることができ、用紙の表裏面に対する画像の高精度な位置合わせが可能となる。
【0009】
更に、用紙状態変化算出手段により算出される用紙の伸び量が、用紙の端部から所定位置までの間隔の変化量であって、画像形成状態補正手段は、用紙状態変化算出手段により算出された用紙の端部から所定位置までの間隔の変化量に基づいて、像担持体上に形成されて用紙の裏面に転写される画像の書き込み位置を補正することを特徴としている。この場合には、用紙裏面に転写される画像の書き込み位置が、表面画像が定着された用紙の実際の伸び量に基づいて、補正される。これにより、像担持体に形成される裏面画像の書き込み位置ずれの発生が抑制され、用紙裏面の適切な位置に画像を転写、定着させることができる。
【0010】
更に、第1のスペックルパターン検出手段は、所定方向に間隔を有する複数の所定位置における、各基準スペックルパターンを検出し、用紙状態変化算出手段により算出される用紙の伸び量が、複数の所定位置間の間隔の変化量であって、画像形成状態補正手段は、用紙状態変化算出手段により算出された複数の所定位置間の間隔の変化量に基づいて、像担持体上に形成されて用紙の裏面に転写される画像の所定方向における倍率を補正することを特徴としている。この場合には、用紙裏面に転写される画像の所定方向における倍率が、表面画像が定着された用紙の実際の伸び量に基づいて、補正される。これにより、像担持体に形成される裏面画像の画像の所定方向における倍率ずれの発生が抑制され、適切な大きさの画像を用紙裏面の適切な位置に転写、定着させることができる。
【0011】
更に、上述した所定方向は、像担持体に画像を形成する際の主走査方向に設定されていることを特徴としている。この場合には、表面画像が定着された用紙の実際の主走査方向の伸び量が検出され、用紙裏面に転写される画像の主走査倍率が、実際の主走査方向の伸び量に基づいて、補正される。これにより、像担持体に形成される裏面画像の画像の主走査方向における倍率ずれの発生を抑制することができる。
【0012】
更に、上述した所定方向は、像担持体に画像を形成する際の副走査方向に設定されていることを特徴としている。この場合には、表面画像が定着された用紙の実際の副走査方向の伸び量が検出され、用紙裏面に転写される画像の副走査倍率が、実際の副走査方向の伸び量に基づいて、補正される。これにより、像担持体に形成される裏面画像の画像の副走査方向における倍率ずれの発生を抑制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付しており、重複する説明は省略する。
【0014】
図1は、本発明による画像形成装置の実施形態を示す概略構成図であり、たとえば、4ドラム方式のカラーレーザビームプリンタの場合に対応する。
【0015】
カラーレーザビームプリンタ1は、イエロー用画像形成ステーション2Y、マゼンタ用画像形成ステーション2M、シアン用画像形成ステーション2C及びブラック用画像形成ステーション2Kを備えている。イエロー用画像形成ステーション2Yは、クリーナ3Y、帯電器4Y、現像ユニット5Y及び像担持体としての感光ドラム6Yが設けられている。感光ドラム6Yに対しては、潜像を形成するためのイエロー用露光ユニット7Yが設けられている。イエロー用露光ユニット7Yは、レーザ走査手段8Yを有し、画像信号に基づいてパルス幅変調された走査ビーム9Yを感光ドラム6Yに対して発射する。転写ベルト10は、ドライブモータ(図示せず)により回転駆動される駆動ローラ12と従動ローラ13とに掛け渡されており、駆動ローラ12が回転することにより移動する。転写ベルト10を挟んで感光ドラム6Yと対向する位置に、イエロー用転写ユニット14Yが設けられている。イエロー用転写ユニット14Yは、転写ベルト10表面上に、イエロー用画像形成ステーション2Yの感光ドラム6Y上に現像されたイエロー色画像記録材による画像を転写する。
【0016】
マゼンタ用画像形成ステーション2Mは、クリーナ3M、帯電器4M、現像ユニット5M及び像担持体としての感光ドラム6Mが設けられている。感光ドラム6Mに対しては、潜像を形成するためのマゼンタ用露光ユニット7Mが設けられている。マゼンタ用露光ユニット7Mは、レーザ走査手段8Mを有し、画像信号に基づいてパルス幅変調された走査ビーム9Mを感光ドラム6Mに対して発射する。転写ベルト10を挟んで感光ドラム6Mと対向する位置に、マゼンタ用転写ユニット14Mが設けられている。マゼンタ用転写ユニット14Mは、転写ベルト10表面上に、マゼンタ用画像形成ステーション2Mの感光ドラム6M上に現像されたマゼンタ色画像記録材による画像を転写する。
【0017】
シアン用画像形成ステーション2Cは、クリーナ3C、帯電器4C、現像ユニット5C及び像担持体としての感光ドラム6Cが設けられている。感光ドラム6Cに対しては、潜像を形成するためのシアン用露光ユニット7Cが設けられている。シアン用露光ユニット7Cは、レーザ走査手段8Cを有し、画像信号に基づいてパルス幅変調された走査ビーム9Cを感光ドラム6Cに対して発射する。転写ベルト10を挟んで感光ドラム6Cと対向する位置に、シアン用転写ユニット14Cが設けられている。シアン用転写ユニット14Cは、転写ベルト10表面上に、シアン用画像形成ステーション2Cの感光ドラム6C上に現像されたシアン色画像記録材による画像を転写する。
【0018】
ブラック用画像形成ステーション2Kは、クリーナ3K、帯電器4K、現像ユニット5K及び像担持体としての感光ドラム6Kが設けられている。感光ドラム6Kに対しては、潜像を形成するためのブラック用露光ユニット7Kが設けられている。ブラック用露光ユニット7Kは、レーザ走査手段8Kを有し、画像信号に基づいてパルス幅変調された走査ビーム9Kを感光ドラム6Kに対して発射する。転写ベルト10を挟んで感光ドラム6Kと対向する位置に、ブラック用転写ユニット14Kが設けられている。ブラック用転写ユニット14Kは、転写ベルト10表面上に、ブラック用画像形成ステーション2Kの感光ドラム6K上に現像されたブラック色画像記録材による画像を転写する。
【0019】
各色画像形成ステーション2Y,2M,2C,2Kの下方に位置する転写ベルト10の搬送経路上には、転写紙用転写ユニット15が設けられている。転写紙用転写ユニット15は、転写ベルト10を挟んで一組の転写ローラ15a,15bを有しており、転写ベルト10表面上に転写された各色画像を転写紙に転写する。ここで、転写紙用転写ユニット15は、各請求項における転写手段を構成している。
【0020】
用紙としての転写紙Paは、複数のカセット16a,16b,16cに収納され、バネ(図示せず)により上面側の転写紙Paが各ピックアップローラ17a,17b,17cに当接するように底上げされている。各ピックアップローラ17a,17b,17cにより分離された転写紙Paは、搬送路18上を転写紙用転写ユニット15の配設方向に搬送される。搬送路18には、搬送ローラ18aが所定間隔を置いて設けられている。転写紙用転写ユニット15により各色画像が転写された転写紙Paは、搬送ベルト19により定着ユニット20に搬送される。定着ユニット20は、熱定着ローラ20aと加圧ローラ20bとを有しており、転写紙Paに転写された各色画像(トナー像)を熱溶融定着させる。ここで、定着ユニット20は、各請求項における定着手段を構成している。
【0021】
定着ユニット20により各色画像が定着された転写紙Paは、排出搬送路21を通ってカラーレーザビームプリンタ1外部に排出される。排出搬送路21の途中部分からは、裏面プリントのために転写紙を反転する転写紙反転搬送路22が分岐して設けられている。転写紙反転搬送路22からは、搬送路23が分岐しており、搬送路23は搬送路18の途中部分に接続されるよう構成されている。搬送路23には、搬送ローラ23aが所定間隔を置いて設けられている。ここで、転写紙反転搬送路22及び搬送路23は、各請求項における搬送手段を構成している。
【0022】
転写紙Paの搬送方向で見て定着ユニット20より前側には、第1のスペックルパターン検出手段としての、前側検出用光源31及び前側光学センサ32が、図1に示すように、定着ユニット20に向けて搬送される転写紙Paに対して設けられている。転写紙Paの搬送方向で見て定着ユニット20より後側には、第2のスペックルパターン検出手段としての、後側検出用光源33及び後側光学センサ34が、同じく図1に示すように、定着ユニット20から搬送されてくる転写紙Paに対して設けられている。前側検出用光源31及び後側検出用光源33は、レーザ走査手段(図示せず)を有し、転写紙Paに対してコヒーレント光である検出用光ビーム(レーザビーム)を照射する。前側光学センサ32及び後側光学センサ34は、CCD(図示せず)を有し、前側検出用光源31及び後側検出用光源33からの検出用光ビームが転写紙Paにて反射され、拡散光により形成されるスペックルパターンを検出するように構成されている。
【0023】
前側検出用光源31及び前側光学センサ32では、図2に示すように、3カ所の所定の位置に設定された検出位置A1,A2,A3におけるスペックルパターンが測定される。測定された各スペックルパターンが、それぞれの検出位置A1,A2,A3での基準スペックルパターンとして各々設定されることになる。詳細には、図示しない端部検出手段により検出される転写紙Paの搬送方向Bで見て前端及び一方の側端(図2において、左端)を基準として、前端から所定距離l1、及び、側端から所定距離l2離れた検出位置A1を中心にして、前側検出用光源31から検出用光ビームが照射される。検出位置A1近傍にて反射され、拡散光により形成されるスペックルパターンが前側光学センサ32により検出されることになる。検出位置A1を基準として、検出位置A1から主走査方向(図2において、右方向)に所定距離l3離れた検出位置A2にも、この検出位置A2を中心にして、前側検出用光源31から検出用光ビームが照射される。検出位置A2近傍にて反射され、拡散光により形成されるスペックルパターンも前側光学センサ32により検出される。また、検出位置A1を基準として、検出位置A1から副走査方向(図2において、下方向)に所定距離l4離れた検出位置A3にも、この検出位置A3を中心にして、前側検出用光源31から検出用光ビームが照射される。検出位置A3近傍にて反射され、拡散光により形成されるスペックルパターンも前側光学センサ32により検出される。
【0024】
図3及び図4に基づいて、前側検出用光源31及び前側光学センサ32における、基準スペックルパターンの検出例について説明する。前側検出用光源31は、転写紙Pa上の検出位置A1(及び検出位置A3)に検出用光ビームを照射する第1前側検出用光源31aと、検出位置A2に検出用光ビームを照射する第2前側検出用光源31bとを有している。前側光学センサ32は、検出位置A1(及び検出位置A3)にて反射された拡散光にて形成されるスペックルパターンを検出する第1前側光学センサ32aと、検出位置A2にて反射された拡散光にて形成されるスペックルパターンを検出する第2前側光学センサ32bとを有している。
【0025】
第1前側検出用光源31aは、転写紙Paが搬送経路上(転写紙Paが定着ユニット20に入る手前)の所定位置まで搬送された時に、検出位置A1に検出用光ビームを照射する。第1前側光学センサ32aは、検出位置A1にて反射された拡散光にて形成されるスペックルパターンを検出する。この第1前側光学センサ32aにて検出されたスペックルパターンが、検出位置A1における基準スペックルパターンとして設定されることになる。同様に第2前側検出用光源31bは、転写紙Paが搬送経路上の上述した所定位置まで搬送された時に、検出位置A2に検出用光ビームを照射する。第2前側光学センサ32bは、検出位置A2にて反射された拡散光にて形成されるスペックルパターンを検出する。この第2前側光学センサ32bにて検出されたスペックルパターンが、検出位置A2における基準スペックルパターンとして設定されることになる。その後、転写紙Paが所定距離だけ搬送された時に、第1前側検出用光源31aは、検出位置A3に検出用光ビームを照射する。第1前側光学センサ32aは、検出位置A3にて反射された拡散光にて形成されるスペックルパターンを検出する。この第1前側光学センサ32aにて検出されたスペックルパターンが、検出位置A3における基準スペックルパターンとして設定されることになる。
【0026】
次に、図5及び図6に基づいて、後側検出用光源33及び後側光学センサ34における、スペックルパターンの検出例について説明する。後側検出用光源33は、転写紙Pa上に検出用光ビームを照射する第1後側検出用光源33aと、同じく転写紙Pa上に検出用光ビームを照射する第2後側検出用光源33bとを有している。後側光学センサ34は、第1後側検出用光源33aから照射された転写紙Pa上の位置にて反射された拡散光にて形成されるスペックルパターンを検出する第1後側光学センサ34aと、同じく第2後側検出用光源33bから照射された転写紙Pa上の位置にて反射された拡散光にて形成されるスペックルパターンを検出する第2後側光学センサ34bとを有している。
【0027】
第1後側検出用光源33aは、定着ユニット20にて画像が定着された転写紙Paが搬送経路上の所定位置まで搬送された時に、転写紙Pa上に検出用光ビームを照射し始める。第1後側検出用光源33aは、主走査方向に検出用光ビームを走査する。第1後側光学センサ34aは、第1後側検出用光源33aから照射された転写紙Pa上の位置にて反射された拡散光にて形成されるスペックルパターンを検出していく。同様に第2後側検出用光源33bは、転写紙Paが搬送経路上の上述した所定位置まで搬送された時に、転写紙Pa上に検出用光ビームを照射し始める。第2後側検出用光源33bは、主走査方向に検出用光ビームを走査する。第2後側光学センサ34bは、第2後側検出用光源33bから照射された転写紙Pa上の位置にて反射された拡散光にて形成されるスペックルパターンを検出していく。その後、転写紙Paが所定距離搬送された時に、第1後側検出用光源33aは、検出用光ビームを照射し、主走査方向に走査する。なお、上述した照射開始から検出用光ビームの照射を継続しても良い。第1後側光学センサ34aは、第1後側検出用光源33aから照射された転写紙Pa上の位置にて反射された拡散光にて形成されるスペックルパターンを検出していく。
【0028】
次に、図7及び図8に基づいて、主走査方向あるいは副走査方向における用紙の伸びに基づく基準スペックルパターン位置の変化の検出例を説明する。ここでは、検出位置A1における基準スペックルパターン位置の変化を示しているが、検出位置A2,A3についても、同様の手法により、各基準スペックルパターン位置の変化が検出される。
【0029】
まず、図7に基づいて、主走査方向(図7において、左右方向)に関する基準スペックルパターン位置の位置変化検出について説明する。第1前側検出用光源31aから検出位置A1に対して照射された検出用光ビームC1は、検出位置A1にて反射され、この反射された散乱光により基準スペックルパターンSp1が形成され、第1前側光学センサ32aで検出される。定着ユニット20にて画像が定着された転写紙Paに対して、第1後側検出用光源33aから照射された検出用光ビームC2は、主走査方向に走査される。この際、検出用光ビームC2は、転写紙Pa上で反射され、この反射された散乱光によりスペックルパターンSp2が形成され、第1後側光学センサ34aで検出される。第1後側光学センサ34aにて、基準スペックルパターンSp1と同等のスペックルパターンSp2が検出された場合、基準スペックルパターンSp1と同等のスペックルパターンSp2が検出された位置、すなわち、第1後側検出用光源33aから検出用光ビームC2が照射された検出位置D1が、検出位置A1に相当することになる。従って、用紙側端を基準にした際の、検出位置A1と検出位置D1との主走査方向でのずれXが、定着時に発生した転写紙Paの伸びにより生じた、検出位置A1の主走査方向での位置変化量を示すことになる。
【0030】
更に、図8に基づいて、副走査方向(図7において、上下方向)に関する基準スペックルパターン位置の位置変化検出について説明する。図7に示された、主走査方向に関する基準スペックルパターン位置の位置変化検出と同様に、第1後側光学センサ34aにて、基準スペックルパターンSp1と同等のスペックルパターンSp2が検出された場合、基準スペックルパターンSp1と同等のスペックルパターンSp2が検出された位置、すなわち、第1後側検出用光源33aから検出用光ビームC2が照射された検出位置D1が、検出位置A1に相当することになる。従って、用紙前端を基準にした際の、検出位置A1と検出位置D1との副走査方向でのずれYが、定着時に発生した転写紙Paの伸びにより生じた、検出位置A1の副走査方向での位置変化量を示すことになる。
【0031】
図12は、本実施形態における、カラーレーザビームプリンタ1の制御系を示すブロック図である。
【0032】
制御ユニット41には、前側光学センサ32及び後側光学センサ34からの出力信号が入力されている。制御ユニット41では、予め記憶されているプログラムに従って、演算を行い、各種制御信号としての出力信号を出力している。この出力信号は、各色用露光ユニット7Y,7M,7C,7K、前側検出用光源31及び後側検出用光源33に各々出力されている。制御ユニット41は、光源制御手段42、基準スペックルパターン位置設定手段43、スペックルパターン位置検出手段44、用紙伸び量算出手段45、画像データ補正量算出手段46、画像データ補正手段48、露光ユニット制御手段49及び画像データメモリ(RAM)47を有している。また、制御ユニット41は、各色画像形成ステーション2Y,2M,2C,2K(各帯電器4Y,4M,4C,4K、各現像ユニット5Y,5M,5C,5K等)、各色用露光ユニット7Y,7M,7C,7K及び各色用転写ユニット14Y,14M,14C,14Kを制御する画像形成制御手段(図示せず)、転写紙用転写ユニット15を制御する転写紙用転写ユニット制御手段(図示せず)、定着ユニット20を制御する定着ユニット制御手段(図示せず)、転写紙反転搬送路22及び搬送路23における搬送状態を制御する裏面プリント用搬送制御手段(図示せず)等も有している。
【0033】
光源制御手段42は、前側検出用光源31及び後側検出用光源33の点滅、照射位置等を制御する制御信号としての出力信号を、前側検出用光源31及び後側検出用光源33に出力し、同時に基準スペックルパターン位置設定手段43及びスペックルパターン位置検出手段44にも出力信号を出力している。前側光学センサ32からの出力信号は、基準スペックルパターン位置設定手段43に入力される。基準スペックルパターン位置設定手段43は、光源制御手段42からの出力信号をトリガーとしてその作動を開始し、前側光学センサ32からの出力信号に基づいて検出位置A1,A2,A3における各基準スペックルパターンを認識し、認識結果を検出位置A1,A2,A3における各基準スペックルパターンとして記憶する。基準スペックルパターン位置設定手段43は、検出した各基準スペックルパターンの位置(検出位置A1,A2,A3)を示す出力信号を用紙伸び量算出手段45に出力する。また、基準スペックルパターン位置設定手段43は、検出した各基準スペックルパターンの認識結果(形状等)に関する出力信号をスペックルパターン位置検出手段44に出力する。
【0034】
後側光学センサ34からの出力信号は、スペックルパターン位置検出手段44に入力される。スペックルパターン位置検出手段44は、光源制御手段42からの出力信号をトリガーとしてその作動を開始し、後側光学センサ34からの出力信号に基づいて転写紙Pa上のスペックルパターンを認識し、認識結果を基準スペックルパターン位置設定手段43から出力された基準スペックルパターンの認識結果と比較し、一致率を算出する。算出された一致率が所定値以上の場合に、後側光学センサ34にて検出されスペックルパターン位置検出手段44にて認識されたスペックルパターンが基準スペックルパターンに相当するとして、スペックルパターン位置検出手段44は、光源制御手段42からの出力信号に基づいて、基準スペックルパターンに相当するスペックルパターンが得られた転写紙Pa上の位置を算出し、算出結果を出力信号として用紙伸び量算出手段45に出力する。一致率は、スペックルパターンの形状、面積等に基づいて判断される。定着により基準スペックルパターン自体も変化することが考えるため、スペックルパターン位置検出手段44では、一致率が所定値以上の場合に基準スペックルパターンに相当するよう判断している。
【0035】
用紙伸び量算出手段45は、基準スペックルパターン位置設定手段43からの出力信号及びスペックルパターン位置検出手段44からの出力信号に基づいて、転写紙Paの伸び量を算出し、算出した転写紙Paの伸び量を出力信号として画像データ補正量算出手段46に出力する。用紙伸び量算出手段45では、図7及び図8を用いて説明した手法により、各検出位置A1,A2,A3に関する位置変化量を算出する。画像データ補正量算出手段46に出力する信号は、検出位置A1に関する主走査方向での位置変化量、検出位置A1に関する副走査方向での位置変化量、検出位置A1と検出位置A2との間の距離の変化量及び検出位置A1と検出位置A3との間の距離の変化量を示すものである。検出位置A1に関する主走査方向での位置変化量は、所定距離l2が定着によりどれ位変化したかを示すものである。検出位置A1に関する副走査方向での位置変化量は、所定距離l1が定着によりどれ位変化したかを示すものである。検出位置A1と検出位置A2との間の距離の変化量は、所定距離l3が定着によりどれ位変化したかを示すもので、転写紙Paの主走査方向での伸び量に相当する。検出位置A1と検出位置A3との間の距離の変化量は、所定距離l4が定着によりどれ位変化したかを示すもので、転写紙Paの副走査方向での伸び量に相当する。
【0036】
画像データ補正量算出手段46は、用紙伸び量算出手段45からの出力信号に基づいて、定着による転写紙Paの伸びによる各色画像に与える影響(画像書き込み位置、主走査倍率、副走査倍率等)を補正するための画像データ補正量を算出し、算出した補正量を出力信号として画像データ補正手段48に出力する。画像データ補正手段48は、画像データ補正量算出手段46からの出力信号に基づいて、画像データメモリ(RAM)47から出力された画像データを示す出力信号を補正し、補正後の画像データを示す出力信号を露光ユニット制御手段49に出力する。露光ユニット制御手段49は、画像データ補正手段48からの出力信号に基づいて、各色用露光ユニット7Y,7M,7C,7Kを制御する。ここで、基準スペックルパターン位置設定手段43は、前側検出用光源31及び前側光学センサ32と共に各請求項における第1のスペックルパターン検出手段を構成している。スペックルパターン位置検出手段44は、後側検出用光源33及び後側光学センサ34と共に各請求項における第2のスペックルパターン検出手段を構成している。用紙伸び量算出手段45は各請求項における用紙状態変化算出手段を構成し、また、画像データ補正量算出手段46及び画像データ補正手段48が各請求項における画像形成状態補正手段を構成している。
【0037】
以下、制御ユニット41にて、両面プリントの際に実施される各制御処理について、図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0038】
まず、S101に示すように、書き込み系(各レーザ走査手段8Y,8M,8C,8K等)と駆動系(転写ベルト10、各感光ドラム6Y,6M,6C,6K等)による誤差(副走査レジストレーションずれ、スキュー、主走査書き込み開始位置ずれ、主走査倍率ずれ、副走査倍率ずれ等)の検出処理が開始される。S101における書き込み系と駆動系による誤差の検出が終了すると、S103に示すように、書き込み系と駆動系による誤差の補正処理が開始される。ここでは、表面プリント用に、各感光ドラム6Y,6M,6C,6K上に形成される各色画像のため各色画像データが補正される。なお、S101及びS103における書き込み系と駆動系による誤差の検出及び補正処理については、従前より行われており、その詳細な説明は省略する。上述した補正処理が終了すると、S105に示すように、表面プリント用のイエロー色、マゼンタ色、シアン色及びブラック色画像の書き込み形成(転写)処理が開始される。制御ユニット41(画像形成制御手段)からの出力信号により、各色用露光ユニット7Y,7M,7C,7Kは、各レーザ走査手段8Y,8M,8C,8Kからの各走査ビーム9Y,9M,9C,9Kにより各感光ドラム6Y,6M,6C,6K上に対して各色画像の潜像を形成する。各感光ドラム6Y,6M,6C,6K上に形成された各色画像の潜像は、各色記録材を用いて各感光ドラム6Y,6M,6C,6K上に現像される。最後に、各感光ドラム6Y,6M,6C,6K上に現像された各色画像は、各色用転写ユニット14Y,14M,14C,14Kにより、転写ベルト10上に順次転写される。
【0039】
S107では、裏面プリント用の各色画像書き込み形成処理が終了したか否かを判断する。裏面プリント用の各色画像書き込み形成処理が終了していない場合には(S107で「No」)、S105にて、転写ベルト10上に転写された各色画像が表面プリント用であるとして、S108に進み、転写処理が開始される。転写紙用転写ユニット15は、搬送されて来た転写紙Paに、転写ベルト10上に転写された各色画像を転写させる。裏面プリント用の各色画像書き込み形成処理が終了した場合には(S107で「Yes」)、S125に進む。
【0040】
転写紙用転写ユニット15での、表面プリント用の各色画像の転写紙Paへの転写が終了し、転写紙Paが所定位置まで搬送されると、S109に示すように、基準スペックルパターンの検出処理が開始される。光源制御手段42からの出力信号により、前側検出用光源31が点灯し、検出用光ビームを転写紙Pa上の検出位置A1,A2,A3に照射し、検出位置A1,A2,A3から反射される散乱光により形成されるスペックルパターンを前側光学センサ32により検出する。前側光学センサ32は、検出結果を出力信号として基準スペックルパターン位置設定手段43に出力する。基準スペックルパターン位置設定手段43により検出位置A1,A2,A3での各基準スペックルパターンの認識が終了すると、S111に示すように、各色画像が転写された転写紙Paの定着処理が開始される。定着ユニット20は、搬送されて来た転写紙Pa上の各色画像を、転写紙Paに定着させる。
【0041】
定着ユニット20での、各色画像の転写紙Paへの定着が終了し、転写紙Paが所定位置まで搬送されると、S113に示すように、スペックルパターンの検出処理が開始される。光源制御手段42からの出力信号により、後側検出用光源33が点灯し、検出用光ビームを転写紙Pa上に照射し、転写紙Paからの反射された散乱光により形成されるスペックルパターンを前側光学センサ32により検出する。前側光学センサ32は、検出結果を出力信号としてスペックルパターン位置検出手段44に出力する。スペックルパターン位置検出手段44では、各基準スペックルパターンと同等なスペックルパターンが検出された位置を算出する。その後、S115に進み、裏面プリント準備処理が開始される。ここでは、制御ユニット41(裏面プリント用搬送制御手段)により、定着が終了した転写紙Paを転写紙反転搬送路22及び搬送路23を介して、反転させた状態で搬送路18まで搬送させる。
【0042】
S113において、スペックルパターン位置検出手段44により各基準スペックルパターンと同等なスペックルパターンが検出された位置が算出され、裏面プリント準備処理が行われている際に、S117に示すように、用紙伸び量算出処理を開始する。ここでは、用紙伸び量算出手段45が、基準スペックルパターン位置設定手段43からの出力信号及びスペックルパターン位置検出手段44からの出力信号に基づいて、検出位置A1に関する主走査方向での位置変化量、検出位置A1に関する副走査方向での位置変化量、検出位置A1と検出位置A2との間の距離の変化量及び検出位置A1と検出位置A3との間の距離の変化量を算出する。用紙伸び量算出手段45における、検出位置A1に関する主走査方向での位置変化量、検出位置A1に関する副走査方向での位置変化量、検出位置A1と検出位置A2との間の距離の変化量及び検出位置A1と検出位置A3との間の距離の変化量の算出が終了すると、S119に示すように、画像データ補正量の算出処理が開始される。ここでは、画像データ補正量算出手段46が、用紙伸び量算出手段45からの出力信号に基づいて、定着による転写紙Paの伸びによる各色画像に与える影響(画像書き込み位置、主走査倍率、副走査倍率等)を補正するための画像データ補正量を算出し、算出した補正量を出力信号として画像データ補正手段48に出力する。
【0043】
画像データ補正量算出手段46での画像データ補正量の算出が終了すると、S121及びS123に示すように、書き込み位置補正処理、主走査倍率補正処理及び副走査倍率補正処理が開始される。ここでは、画像データ補正手段48が、画像データ補正量算出手段46からの出力信号に基づいて、画像データメモリ47から送られてきた出力信号としての画像データを補正する。その後、S101に戻り、S101及びS103において、裏面プリントのための、書き込み系と駆動系による誤差の検出及び補正処理が行われる。S103における、裏面プリントのための、各感光ドラム6Y,6M,6C,6K上に形成される各色画像のため各色画像データの補正が終了すると、S105にて、裏面プリント用のイエロー色、マゼンタ色、シアン色及びブラック色画像の書き込み形成(転写)処理が開始される。その後、各色用転写ユニット14Y,14M,14C,14Kにより、裏面プリント用の各色画像が転写ベルト10上に転写されると、S107に進み、裏面プリント用の各色画像書き込み形成処理が終了したか否かが判断される。この時には、裏面プリント用の各色画像書き込み形成処理が終了しているので(S107で「Yes」)、S125に進む。S125では、裏面プリント用の転写処理が開始される。転写紙用転写ユニット15は、搬送されて来た転写紙Paに、転写ベルト10上に転写された裏面プリントのための各色画像を転写させる。そして、S127に進み、裏面プリントのための各色画像が転写された転写紙Paの定着処理が開始される。定着ユニット20は、搬送されて来た転写紙Pa上の裏面プリントのための各色画像を、転写紙Paに定着させる。
【0044】
以上のことから、本実施形態においては、転写紙Paの搬送経路上で、且つ、転写紙Paの搬送方向で見て異なる位置に前側検出用光源31及び前側光学センサ32と、後側検出用光源33及び後側光学センサ34とが設けられており、用紙伸び量算出手段45が、基準スペックルパターン位置設定手段43により設定された基準スペックルパターンの所定位置(A1,A2,A3)と、スペックルパターン位置検出手段により算出された、基準スペックルパターンと同等のスペックルパターンが検出された検出位置とに基づいて、前側検出用光源31及び前側光学センサ32と、後側検出用光源33及び後側光学センサ34との間での転写紙Paの状態変化を算出する。このため、実際の用紙の状態変化に基づいて、画像データ補正量算出手段46が各感光ドラム6Y,6M,6C,6K上に形成されて転写紙Pa上に転写される画像の画像データ補正量を算出し、画像データ補正手段48がこの画像データ補正量に基づいて、画像データを補正することになる。従って、実際の転写紙Paの状態に基づいて、転写紙Paに転写、定着される画像を補正し、転写紙Paのより適切な位置に画像を転写、定着させることができ、転写紙Paに対する画像の高精度な形成が可能となる。
【0045】
特に、定着ユニット20の前後位置に前側検出用光源31及び前側光学センサ32と、後側検出用光源33及び後側光学センサ34とが設けられており、用紙伸び量算出手段45は、定着ユニット20における表面プリント用の各色画像の定着時の転写紙Paの伸び量を、実際に表面プリント用の各色画像が定着された転写紙Paを基にして算出する。このため、画像データ補正量算出手段46は、表面プリント用の各色画像が定着された転写紙Paの実際の伸び量に基づいて、各感光ドラム6Y,6M,6C,6K上に形成されて転写紙Paの裏面に転写される画像の画像データ補正量を算出し、画像データ補正手段48がこの画像データ補正量に基づいて、画像データを補正することになる。従って、定着後の転写紙Paの実際の伸び量に基づいて、転写紙Pa裏面に転写、定着される画像を補正し、転写紙Pa裏面のより適切な位置に画像を転写、定着させることができ、転写紙Paの表裏面に対する画像の高精度な位置合わせが可能となる。
【0046】
更に、用紙伸び量算出手段45は、基準スペックルパターン位置設定手段43により設定された基準スペックルパターンの検出位置A1と、スペックルパターン位置検出手段により算出された、基準スペックルパターンと同等のスペックルパターンが検出された検出位置とに基づいて、検出位置A1に関する主走査方向での位置変化量及び検出位置A1に関する副走査方向での位置変化量を算出する。これにより、画像データ補正量算出手段46では、検出位置A1に関する主走査方向での位置変化量及び検出位置A1に関する副走査方向での位置変化量に基づいて、転写紙Pa裏面に転写される画像の書き込み位置の補正量が算出され、この補正量に応じて画像データ補正手段48により画像データが補正される。従って、定着時の転写紙Paの伸びに起因した、各感光ドラム6Y,6M,6C,6K上に形成される裏面プリント用の各色画像の書き込み位置ずれの発生が抑制され、転写紙Pa裏面の適切な位置に画像を転写、定着させることができる。
【0047】
更に、前側検出用光源31は、転写紙Pa上の検出位置A1に検出用光ビームを照射する第1前側検出用光源31aと、検出位置A1から主走査方向に所定距離l3隔てた検出位置A2に検出用光ビームを照射する第2前側検出用光源31bとを有している。また、前側光学センサ32は、検出位置A1にて反射された拡散光にて形成されるスペックルパターンを検出する第1前側光学センサ32aと、検出位置A1から主走査方向に所定距離l3隔てた検出位置A2にて反射された拡散光にて形成されるスペックルパターンを検出する第2前側光学センサ32bとを有している。そして、基準スペックルパターン位置設定手段43により設定された基準スペックルパターンの検出位置A1,A2と、スペックルパターン位置検出手段により算出された、基準スペックルパターンと同等のスペックルパターンが検出された検出位置とに基づいて、検出位置A1と検出位置A2との間の距離の変化量を算出する。これにより、画像データ補正量算出手段46では、転写紙Pa裏面に転写される画像の主走査倍率が、表面プリント用の各色画像が定着された転写紙Paの実際の伸び量(検出位置A1と検出位置A2との間の距離の変化量)に基づいて、転写紙Pa裏面に転写される画像の主走査倍率の補正量が算出され、この補正量に応じて画像データ補正手段48により画像データが補正される。従って、定着時の転写紙Paの伸びに起因した、各感光ドラム6Y,6M,6C,6K上に形成される裏面プリント用の各色画像の主走査倍率ずれの発生が抑制され、適切な大きさの画像を転写紙Pa裏面の適切な位置に画像を転写、定着させることができる。
【0048】
更に、第1前側検出用光源31aは、転写紙Paが所定距離搬送された状態で、検出位置A1から副走査方向に所定距離l4隔てた検出位置A3に検出用光ビームを照射するし、検出位置A3にて反射された拡散光により形成されるスペックルパターンを第1前側光学センサ32aが検出している。そして、基準スペックルパターン位置設定手段43により設定された基準スペックルパターンの検出位置A1,A3と、スペックルパターン位置検出手段により算出された、基準スペックルパターンと同等のスペックルパターンが検出された検出位置とに基づいて、検出位置A1と検出位置A3との間の距離の変化量を算出する。これにより、画像データ補正量算出手段46では、転写紙Pa裏面に転写される画像の副走査倍率が、表面プリント用の各色画像が定着された転写紙Paの実際の伸び量(検出位置A1と検出位置A3との間の距離の変化量)に基づいて、転写紙Pa裏面に転写される画像の副走査倍率の補正量が算出され、この補正量に応じて画像データ補正手段48により画像データが補正される。従って、定着時の転写紙Paの伸びに起因した、各感光ドラム6Y,6M,6C,6K上に形成される裏面プリント用の各色画像の副走査倍率ずれの発生が抑制され、適切な大きさの画像を転写紙Pa裏面の適切な位置に画像を転写、定着させることができる。
【0049】
図11〜図13は、前側検出用光源31及び前側光学センサ32の変形例を示すものである。図11に示された変形例では、前側光学センサとして1つの前側光学センサ52が設けられており、この前側光学センサ52により、検出位置A1及び検出位置A2にて反射された散乱光により形成されるスペックルパターンを検出している。この場合、前側検出用光源31は、図3に示されたように、第1前側検出用光源31aと第2前側検出用光源31bとを有している。
【0050】
図12に示された変形例では、前側検出用光源として1つの前側検出用光源61が設けられている。前側検出用光源61からの検出用光ビームは、ビームスプリッタ62により、分割され、検出位置A1及び検出位置A2に照射される。この場合、前側光学センサ32は、図3に示されたように、第1前側光学センサ32aと第2前側光学センサ32bとを有している。
【0051】
図13に示された変形例では、検出位置A3に対して、前側検出用光源及び前側光学センサとして新たに前側検出用光源71及び前側光学センサ72が設けられている。以上、前側検出用光源31及び前側光学センサ32の変形例について説明したが、検出位置A1,A2,A3に対してコヒーレントな検出用ビームを照射し、反射される拡散光により形成されるスペックルパターンを検出できるものであれば、上述したもの以外にも適宜採用することができる。また、後側検出用光源33及び後側光学センサ34についても、前側検出用光源31及び前側光学センサ32と同様な変形例を採用することが可能である。
【0052】
なお、上述した実施形態においては、3カ所(検出位置A1,A2,A3)の基準スペックルパターンを検出するように構成されているが、この3カ所に限られることなく、4カ所以上の基準スペックルパターンを検出する、例えば、検出位置A2から主走査方向に所定間隔隔てた位置、あるいは、検出位置A3から副走査方向に所定間隔隔てた位置においても、基準スペックルパターンを検出するように構成しても良い。転写紙Paの定着時の伸び量は、転写紙Pa上の位置により異なる場合があり、基準スペックルパターンを検出する位置を多く設定することにより、より適切に転写紙Paの定着時の伸びに対応させて、画像を補正することが可能となる。
【0053】
また、上述した実施形態においては、定着時の転写紙Paの伸びを検出して、画像を補正するように構成されているが、これに限られることなく、例えば、カセット16a,16b,16cから転写紙用転写ユニット15までの搬送路18上の所定位置に前側検出用光源31及び前側光学センサ32を設け、搬送路18での搬送方向に見て前側検出用光源31及び前側光学センサ32よりも後方となる所定位置に後側検出用光源33及び後側光学センサ34を設け、この2つの所定位置間での転写紙Paの姿勢変化を検出し、この姿勢変化に応じて画像を補正するように構成しても良い。
【0054】
更に、本実施形態におけるカラーレーザビームプリンタ1は、転写ベルト10上に各色画像を形成し、転写ベルト10に形成された各色画像を転写紙に転写するよう構成されているが、これに限られることなく、転写ベルト10上に転写紙を載置して、転写紙を各色画像形成ステーション2Y,2M,2C,2Kに搬送し、各色画像を各色画像形成ステーション2Y,2M,2C,2Kにおいて転写紙上に転写するよう構成されたカラーレーザビームプリンタにも採用することも可能であり、その他中間転写ベルトを有するもの等、あるいは、カラーレーザビームプリンタ以外の種々の画像形成装置に適用することが可能である。
【0055】
【発明の効果】
用紙の搬送方向で見て異なる位置に第1スペックルパターン検出手段と第2スペックルパターン検出手段とが設けられており、用紙状態変化算出手段が、第1のスペックルパターン検出手段により基準スペックルパターンが検出された所定位置と、第2のスペックルパターン検出手段により基準スペックルパターンと同等のスペックルパターンが検出された位置との位置関係に基づいて、第1のスペックルパターン検出手段と第2のスペックルパターン検出手段との間での用紙の状態変化を算出する。このため、実際の用紙の状態変化に基づいて、画像形成状態補正手段が像担持体上に形成されて用紙上に転写される画像の状態を補正することになる。従って、実際の用紙の状態に基づいて、用紙に転写、定着される画像を補正し、用紙のより適切な位置に画像を転写、定着させることができ、用紙に対する画像の高精度な形成が可能な画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像形成装置の実施形態を示す概略構成図である。
【図2】 本発明による画像形成装置の実施形態における、スペックルパターンの検出位置を示す説明図である。
【図3】 本発明による画像形成装置の実施形態における、基準スペックルパターンの検出例を説明する説明図である。
【図4】 本発明による画像形成装置の実施形態における、基準スペックルパターンの検出例を説明する説明図である。
【図5】 本発明による画像形成装置の実施形態における、スペックルパターンの検出例を説明する説明図である。
【図6】 本発明による画像形成装置の実施形態における、スペックルパターンの検出例を説明する説明図である。
【図7】 本発明による画像形成装置の実施形態における、主走査方向での用紙の伸びに基づく基準スペックルパターン位置の変化の検出例を説明する説明図である。
【図8】 本発明による画像形成装置の実施形態における、副走査方向での用紙の伸びに基づく基準スペックルパターン位置の変化の検出例を説明する説明図である。
【図9】 本発明による画像形成装置の実施形態における、制御系を示すブロック図である。
【図10】 本発明による画像形成装置の実施形態における、表裏面画像形成の制御動作を示すフローチャートである。
【図11】 本発明による画像形成装置の実施形態における、基準スペックルパターンの検出の変形例を説明する説明図である。
【図12】 本発明による画像形成装置の実施形態における、基準スペックルパターンの検出の変形例を説明する説明図である。
【図13】 本発明による画像形成装置の実施形態における、基準スペックルパターンの検出の変形例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1…カラーレーザビームプリンタ、2Y…イエロー用画像形成ステーション、2C…シアン用画像形成ステーション、2K…ブラック用画像形成ステーション、2M…マゼンタ用画像形成ステーション、3Y,3M,3C,3K…クリーナ、4Y,4M,4C,4K…帯電器、5Y,5M,5C,5K…現像ユニット、6Y,6M,6C,6K…感光ドラム、7Y,47Y…イエロー用露光ユニット、7C,47C…シアン用露光ユニット、7K,47K…ブラック用露光ユニット、7M,47M…マゼンタ用露光ユニット、8Y,8M,8C,8K…レーザ走査手段、10…転写ベルト、12…駆動ローラ、13…従動ローラ、14Y…イエロー用転写ユニット、14C…シアン用転写ユニット、14K…ブラック用転写ユニット、14M…マゼンタ用転写ユニット、15…転写紙用転写ユニット、18…搬送路、20…定着ユニット、21…排出搬送路、22…転写紙反転搬送路、23…搬送路、31…前側検出用光源、31a…第1前側検出用光源、31b…第2前側検出用光源、32…前側光学センサ、32a…第1前側光学センサ、32b…第2前側光学センサ、33…後側検出用光源、33a…第1後側検出用光源、33b…第2後側検出用光源、34…後側光学センサ、34a…第1後側光学センサ、34b…第2後側光学センサ、41…制御ユニット、42…光源制御手段、43…基準スペックルパターン位置設定手段、44…スペックルパターン位置検出手段、45…用紙伸び量算出手段、46…画像データ補正量算出手段、47…画像データメモリ、48…画像データ補正手段、49…露光ユニット制御手段、52…前側光学センサ、61…前側検出用光源、62…ビームスプリッタ、71…前側検出用光源、72…前側光学センサ、A1,A2,A3…検出位置、C1、C2…検出用光ビーム、Pa…転写紙、Sp1…基準スペックルパターン、Sp2…スペックルパターン。

Claims (5)

  1. 像担持体上に形成された画像を搬送される用紙上に転写し、転写された前記画像を用紙に定着させる画像形成装置であって、
    前記像担持体上に形成された前記画像を前記用紙に転写する転写手段と、
    前記用紙上に転写された前記画像を、前記用紙に定着させる定着手段と、
    前記定着手段にて前記画像が定着された前記用紙の裏面に対して前記像担持体上に形成された画像を転写するために、前記定着手段にて定着された前記用紙を前記転写手段に搬送する搬送手段と、
    前記用紙の搬送方向で見て前記用紙の搬送経路の途中位置における前記定着手段より前側に設けられ、前記用紙の所定位置にコヒーレント光を照射し、前記所定位置にて反射される拡散光の基準スペックルパターンを検出する第1のスペックルパターン検出手段と、
    前記用紙の搬送方向で見て前記第1のスペックルパターン検出手段及び前記定着手段より後側に設けられ、前記用紙にコヒーレント光を照射し、前記用紙にて反射される拡散光のスペックルパターンから前記基準スペックルパターンと同等のスペックルパターンを検出する第2のスペックルパターン検出手段と、
    前記第1のスペックルパターン検出手段により前記基準スペックルパターンが検出された前記所定位置と、第2のスペックルパターン検出手段により前記基準スペックルパターンと同等のスペックルパターンが検出された位置との位置関係に基づいて、第1のスペックルパターン検出手段と第2のスペックルパターン検出手段との間での前記用紙の状態変化として定着時に生じる前記用紙の伸び量を算出する用紙状態変化算出手段と、
    前記用紙状態変化算出手段により算出された前記用紙の伸び量に基づいて、前記像担持体上に形成されて前記用紙上に転写される画像の状態を補正する画像形成状態補正手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記用紙状態変化算出手段により算出される前記用紙の伸び量が、前記用紙の端部から前記所定位置までの間隔の変化量であって、
    前記画像形成状態補正手段は、前記用紙状態変化算出手段により算出された前記用紙の端部から前記所定位置までの間隔の前記変化量に基づいて、前記像担持体上に形成されて前記用紙の裏面に転写される前記画像の書き込み位置を補正する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1のスペックルパターン検出手段は、所定方向に間隔を有する複数の所定位置における、各基準スペックルパターンを検出し、
    前記用紙状態変化算出手段により算出される前記用紙の伸び量が、前記複数の所定位置間の間隔の変化量であって、
    前記画像形成状態補正手段は、前記用紙状態変化算出手段により算出された前記複数の所定位置間の間隔の変化量に基づいて、前記像担持体上に形成されて前記用紙の裏面に転写される前記画像の前記所定方向における倍率を補正する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記所定方向が、前記像担持体に前記画像を形成する際の主走査方向に設定されている
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記所定方向が、前記像担持体に前記画像を形成する際の副走査方向に設定されている
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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