JP3820620B2 - 編曲データ記憶装置及び編曲演奏装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動演奏される楽曲の演奏方法を変更し得るための編曲データ記憶装置及び編曲演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子楽器等に用いられる演奏データは、メロディの音色を決定する音色データ、メロディの音高や音調を決定する音高・音調データ、テンポを決定するテンポデータ、リズムの種類を決定するリズムパターンデータ等から構成されている。この演奏データは記憶媒体に記憶されており、演奏の際記憶媒体から読み出され、音色・音高・音長・テンポ・リズムなど、それぞれの演奏データに基づいた演奏が実行される。
【0003】
この演奏データの加工を行うことにより、楽曲をアレンジすることが可能である。編曲を、決められた手段をもとに機械的に行うための自動編曲装置も存在する。
【0004】
また、編曲された演奏データを記憶媒体に記憶する際、編曲された演奏データ毎にその記憶を行う必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、楽曲をアレンジする際、どうしても音楽的素養が必要となる。これを回避するための自動編曲装置も存在するが、どの様な楽曲であってもあらかじめ決められた手段で編曲を行うため、必ずしも的確な編曲ではない場合が存在した。
【0006】
また、従来の演奏データの記憶方法では、一つの演奏データから様々なアレンジの演奏データを作成した場合、これを記憶媒体に記憶するにはそれぞれのアレンジ毎に記憶を行わなければならず、多くの記憶容量を必要とした。
【0007】
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、一つの楽曲の様々なアレンジ方法を、あらかじめ演奏データに記憶しておくことにより、従来に比べ少ない記憶容量で、一つの楽曲の様々なアレンジの演奏を簡便かつ的確に行うことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1記載の編曲演奏装置は、音色の種類・テンポ・リズム等の基本のデータを備えた基本の演奏方法データである基本演奏方法データと、前記基本演奏方法データと並列な関係であり且つ前記基本演奏方法データの音色の種類・テンポ・リズム等とは異なる音色の種類・テンポ・リズム等のデータを備えた演奏方法データである少なくとも1つ以上の編曲演奏方法データと、前記基本演奏方法データ及び全ての前記編曲演奏方法データに対して共通に設けられ、且つ、前記音色の種類毎に設けられ、且つ、前記音色の種類に対応するメロディパートの音高、音長のデータを備える旋律データと、からなる編曲データを読み込み、前記編曲データにおける複数の中のいずれか一つの演奏方法データと、この演奏方法データにおける前記音色の種類に対応する前記旋律データとにより楽曲を演奏する編曲演奏手段を備えている。
また、請求項2記載の編曲演奏装置は請求項1記載の編曲演奏装置であって、ユーザに演奏方法データを指定させるための演奏方法指定手段を備え、前記編曲演奏手段は、前記演奏方法指定手段によってユーザが指定した演奏方法データと、前記旋律データとを参照し、楽曲を演奏することを特徴とする。
また、請求項3記載の編曲演奏装置は請求項1または請求項2記載の編曲演奏装置であって、前記編曲演奏手段は、記録媒体から前記編曲データを読み込むことを特徴とする。
また、請求項4記載の編曲データ記憶装置は、音色の種類・テンポ・リズム等の基本のデータを備えた基本演奏方法データと、前記音色の種類毎に設けられ且つ前記音色の種類に対応するメロディパートの音高、音長のデータを備える旋律データとからなる基本演奏データに対して、ユーザがいずれかの音色の種類に対応する旋律データを変更した際、変更した旋律データを、前記基本演奏データにおける旋律データと並列な関係で付加すると共に、音色の種類を変更した編曲演奏方法データを新規作成し、新規作成した編曲演奏方法データを前記基本演奏方法データと並列な関係で付加した編曲データを作成する編曲データ作成手段を備える。
また、請求項5記載の編曲データ記憶装置は請求項4記載の編曲データ記憶装置であって、前記編曲データを記憶媒体に記憶させることを特徴とする。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0011】
図1は、本実施の形態を適用したカラオケの構造を示すブロック図である。あらかじめカラオケの演奏データに、演歌風・ロック風など幾つかのアレンジを施し、これらを元に編曲データ記憶装置1において、操作部2を介しROM3に記憶されている編曲データ作成プログラムをCPU5で実行することにより、RAM4に編曲データを作成し記憶媒体6に記憶する。次にカラオケを利用する際、編曲演奏機能を有するカラオケ装置(編曲演奏装置7)を用いて記憶媒体6からRAM10に編曲データを読み込む。演奏を行う際、利用者がカラオケ装置の操作部8を介し演奏方法を指定することにより、ROM9に記憶されている演奏方法選択プログラムがCPU11で実行され、利用者に指示された演奏方法で楽曲を演奏することができる。
【0012】
図2は編曲データ記憶装置1において編曲データを記憶する方法を示したものである。音色の種類・音色の種類に対応するメロディパートの音高、音長・テンポ・リズムの各データからなる基本演奏データを記憶媒体6からRAM4に読み込む際、音色の種類・テンポ・リズムの演奏方法データと、音色の種類のデータに対応するメロディパートの音高、音長の旋律データとを読み込む。この基本演奏データに編曲を施した際、新規作成された演奏方法データを基本の演奏方法データと並列な関係でRAM4に記憶しておく。これを記憶媒体6に記憶するときに全演奏方法数、演奏方法データ1、演奏方法データ2、…、旋律データからなる編曲データを構築し、これを記憶する。
【0013】
また、異なったアレンジに対して異なる伴奏を用いたいような場合、次のような方法でこれを実現できる(図3)。いま、基本演奏データに含まれる音色の種類のデータが、「音色1:ピアノ」「音色2:ギター」「音色3:ベース」であったとする。ここで、ギターの音色で演奏する音高、音長のデータを変更したい場合、図3に示すように新規に音色4のメロディパートを作成し、ここに、変更したいギターの音色で演奏する音高、音長のデータを作成する。次に、基本の演奏方法データにおいて「音色4:演奏なし」、編曲した演奏方法データにおいて「音色2:演奏なし」「音色4:ギター」と設定する。これらにより演奏データを構築し、これを記憶する。
【0014】
図4は編曲演奏機能を有するカラオケ装置(編曲演奏装置7)において、編曲データを演奏する方法を示したものである。音色の種類・音色の種類に対応するメロディパートの音高、音長・テンポ・リズムの各データからなる編曲データを記憶媒体からRAM10に読み込む際、音色の種類・テンポ・リズムの演奏方法データと、音色の種類に対応するメロディパートの音高、音長の旋律データとをRAM10に読み込む。次に、演奏方法指定SWを操作することにより、1つの演奏方法データ選択され再生器に転送される。次に再生SWが押されることにより、旋律データが再生器12に転送され、演奏が実行される。
【0015】
また、あらかじめ演奏方法データ1を「演歌風」、演奏方法データ2を「ロック風」、演奏方法データ3を「ジャズ風」と決めて編曲データを作成することによって、図5に示すような操作部を用いて、利用者が自分の好みのアレンジの演奏方法を直感的に選択することができる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、請求項1記載の編曲演奏装置は、少ない記憶容量で、一つの楽曲の様々なアレンジの演奏を簡便かつ的確に行うことができる。
また、請求項4記載の編曲データ記憶装置は、音色の種類・テンポ・リズム等の基本のデータを備えた基本演奏方法データと、前記音色の種類毎に設けられ且つ前記音色の種類に対応するメロディパートの音高、音長のデータを備える旋律データとからなる基本演奏データに対して、ユーザがいずれかの音色の種類に対応する旋律データを変更した際、変更した旋律データを、前記基本演奏データにおける旋律データと並列な関係で付加すると共に、音色の種類を変更した編曲演奏方法データを新規作成し、新規作成した編曲演奏方法データを前記基本演奏方法データと並列な関係で付加した編曲データを作成することができる。よって、1つの楽曲に対して音色の種類に対応するメロディパートが変更された複数の曲を、従来よりも少ない記憶容量でこれを記憶しておくことができる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を適用したカラオケの構造を示すブロック図である。
【図2】 編曲データ記憶装置において編曲データを記憶する方法を示した概念図である。
【図3】 異なるアレンジに対して異なる伴奏を用いる場合の編曲データの概念図である。
【図4】 編曲演奏装置において、編曲データを演奏する方法を示した概念図である。
【図5】 本発明の実施の形態を適用したカラオケの操作部の要部外観平面図である。
【符号の説明】
1 編曲データ記憶装置
6 記憶媒体
7 編曲演奏装置
12 再生部

Claims (5)

  1. 音色の種類・テンポ・リズム等の基本のデータを備えた基本の演奏方法データである基本演奏方法データと、
    前記基本演奏方法データと並列な関係であり且つ前記基本演奏方法データの音色の種類・テンポ・リズム等とは異なる音色の種類・テンポ・リズム等のデータを備えた演奏方法データである少なくとも1つ以上の編曲演奏方法データと、
    前記基本演奏方法データ及び全ての前記編曲演奏方法データに対して共通に設けられ、且つ、前記音色の種類毎に設けられ、且つ、前記音色の種類に対応するメロディパートの音高、音長のデータを備える旋律データと、
    からなる編曲データを読み込み、
    前記編曲データにおける複数の中のいずれか一つの演奏方法データと、この演奏方法データにおける前記音色の種類に対応する前記旋律データとにより楽曲を演奏する編曲演奏手段を備えた編曲演奏装置。
  2. ユーザに演奏方法データを指定させるための演奏方法指定手段を備え、前記編曲演奏手段は、前記演奏方法指定手段によってユーザが指定した演奏方法データと、前記旋律データとを参照し、楽曲を演奏することを特徴とする請求項1記載の編曲演奏装置。
  3. 前記編曲演奏手段は、記録媒体から前記編曲データを読み込むことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の編曲演奏装置。
  4. 音色の種類・テンポ・リズム等の基本のデータを備えた基本演奏方法データと、前記音色の種類毎に設けられ且つ前記音色の種類に対応するメロディパートの音高、音長のデータを備える旋律データとからなる基本演奏データに対して、
    ユーザがいずれかの音色の種類に対応する旋律データを変更した際、
    変更した旋律データを、前記基本演奏データにおける旋律データと並列な関係で付加すると共に、
    音色の種類を変更した編曲演奏方法データを新規作成し、新規作成した編曲演奏方法データを前記基本演奏方法データと並列な関係で付加した編曲データを作成する編曲データ作成手段を備えた編曲データ記憶装置。
  5. 前記編曲データを記憶媒体に記憶させることを特徴とする請求項4に記載の編曲データ記憶装置。
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