JP3817355B2 - 編集機能内蔵再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に記録されている信号を遠隔操作可能な他の装置を用いて編集する編集機能を有する編集機能内蔵映像再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ビデオテープ等の記録媒体に記録されているビデオ信号をビデオテープレコーダ等の他の装置にダビング記録編集するダビング編集システムが知られている。
【0003】
上記ダビング編集システムは、例えば、記録媒体上に記録されている映像信号を編集する際に、該記録媒体上の任意の位置から任意の位置までを1カットとして、予め複数のカットを編集プログラムとして登録しておき、予め登録されている編集プログラムにしたがって、前記記録媒体上に記録されている複数のカットの映像信号を順次検索し、再生して、他の装置等に供給することにより、ダビング記録編集を行うものである。
【0004】
また最近では、受け側のビデオテープレコーダの動作を制御するために、送り側のビデオテープレコーダに赤外リモコン装置の発信部を内蔵し、複数種記憶されている制御コマンドコードの中から受け側のビデオテープレコーダの製造メーカーや機種に対応する動作を制御するための制御コマンドコードを選択し、選択された制御コマンドコードにしたがって、上述のダビング記録編集動作時に前記赤外リモコン装置の発信部より受け側のビデオテープレコーダに対して制御コマンドを送り、受け側のビデオテープレコーダの動作を制御するように構成されたシステムも現れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで最近では、記録媒体に記録されている特定の映像や音声を特定の使用者にしか見たり聞いたりさせないため、前記特定の映像や音声に対応した映像信号や音声信号を記録する際に、該映像信号や音声信号に再生制限情報を付加して記録媒体に記録し、再生時に前記再生制限情報の有無により再生動作を制御し、該再生制限情報が付加されている映像信号や音声信号を出力しないようにする機能を有する記録再生装置が考案されている。
【0006】
しかしながら、上記記録再生装置により映像信号や音声信号が記録された記録媒体に対して前述のようなダビング記録編集を行う際に、編集プログラムの登録時においては、前記再生制限情報が付加されている映像信号や音声信号が記録されている記録媒体上の領域であっても、編集の対象となるカットとして登録することができてしまうため、登録された編集プログラムの中に映像信号や音声信号に前記再生制限情報が付加されている記録媒体上の領域を含むカットがある場合には、送り側の再生装置からは前記再生制限情報が付加されている映像信号や音声信号については出力されないため、相手方の記録装置によりダビング記録編集の結果としての映像信号や音声信号が記録される記録媒体には、映像信号や音声信号が記録されない期間が形成されてしまうことになる。
【0007】
また、上述のようにダビング記録編集により映像信号や音声信号が記録されない期間が形成されないようにするためには、使用者が前記再生制限情報が付加されている映像信号や音声信号が記録されている記録媒体上の領域を編集の対象となるカットから除外して編集プログラムを登録するように気を使わなければならなかったり、あるいは前記再生制限情報が付加されている映像信号や音声信号が記録されている記録媒体上の領域を編集の対象となるカットとして登録してしまった場合には、登録した編集プログラムの中から当該カットのプログラムを削除しなければならず、編集プログラムの登録操作が非常に煩雑となってしまうという問題があった。
【0008】
本発明は、上述のような従来の課題を解決し、編集プログラムの登録時に、使用者が再生制限情報が付加されている映像信号や音声信号が記録されている記録媒体上の領域を編集の対象となるカットから除外して編集プログラムを登録するように気を使うことなく簡単に編集プログラムの登録を行うことができ、また、登録された編集プログラムにしたがってダビング記録編集を実行しても、結果として映像信号や音声信号が記録されない期間が形成されないようにダビング記録編集を行うことができる編集機能内蔵再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の編集機能内蔵再生装置は、主情報を記録する主情報記録領域と該主情報に関する管理情報を記録する管理情報記録領域とが形成された記録媒体から前記主情報と前記管理情報に含まれる前記主情報に関する再生制限情報とを再生し、再生された前記主情報を他の装置に出力するための再生手段と、前記主情報を再生したときの編集開始ポイントと編集終了ポイントとを指定することによって構成される少なくとも1つ以上の編集プログラムの登録を行う際に、該編集プログラムにより指定される編集開始ポイントから編集終了ポイントまでの期間内の主情報に関する管理情報に含まれている再生制限情報が有効であるか否かを検出し、該再生制限情報が有効である場合には、当該編集プログラムの登録を禁止し、それ以外の場合には、登録を許可する登録手段と、前記登録手段で登録された前記編集プログラムに従って前記記録媒体に記録されている前記主情報を再生するように前記再生手段における再生動作を制御する制御手段とを備えたものである。
【0010】
(作用)
上述の構成により、編集プログラムの登録時に、使用者が再生制限情報が付加されている映像信号や音声信号が記録されている記録媒体上の領域を編集の対象となるカットから除外して編集プログラムを登録するように気を使うことなく簡単に編集プログラムの登録を行うことができ、また、登録された編集プログラムにしたがってダビング記録編集を実行しても、結果として映像信号や音声信号が記録されない期間が形成されないようにダビング記録編集を行うことができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施の形態として、本発明を適用したカメラ一体型ビデオテープレコーダ(VTR)の概略構成を示すブロック図である。
【0013】
図1において、1は撮像光学系、撮像素子、オートフォーカス機構、ズーム機構および収音マイクロフォン等からなり、被写体に対する合焦および光量等を調整し、撮像光学系による光学像を映像信号に変換して信号処理部2に出力したり、該収音マイクロフォンにて収音される音声を音声信号に変換して出力したりする撮像部、2は撮像部1からの映像信号および音声信号に所定の信号処理を施してVTRブロック5に送出する信号処理部、3は映像を表示するCRTまたは液晶表示パネル等を備え、前記信号処理部2において信号処理が施された映像信号が示す映像を映し出すと共に文字や記号による本体の各種情報の表示、並びに各種設定動作時のガイド表示等を示すオンスクリーン用の文字映像信号も映像表示するためのEVF(電子ビューファインダー)部、4は本実施の形態としてのカメラ一体型VTRの各種機能を総合的に制御するマイクロコンピューを備え、後述するVTRブロック5における可動部の制御、磁気テープの位置情報の検出、および各種動作の制御を行うシステム制御部、5は回転磁気ヘッド、磁気テープの搬送機構部、該搬送機構部を駆動する駆動部、および該駆動部をサーボ制御するサーボ機構部等から構成され、前記システム制御部4からの制御信号にしたがって前記信号処理部2において信号処理が施された映像信号および音声信号を磁気テープに記録したり、該磁気テープに記録された映像信号および音声信号を再生したりするVTRブロック、6は例えば編集動作開始指示スイッチ、テープ走行停止指示スイッチ、編集点登録用スイッチ、再生動作開始指示スイッチ等の装置の動作を指示するための各種スイッチを備えた操作部、7はシステム制御部4からの制御信号を受け側の記録装置を遠隔操作するための赤外線リモコン信号として発信する赤外線リモコン信号発生装置である。
【0014】
図2は、前記図1に示したカメラ一体型ビデオテープレコーダの編集点登録時におけるマイクロコンピュータの制御動作フローチャートである。
【0015】
図3は、前記図1に示したカメラ一体型ビデオテープレコーダの編集動作実行時におけるマイクロコンピュータの制御動作フローチャートである。
【0016】
図4は、前記図1に示したカメラ一体型ビデオテープレコーダの編集点登録時および編集動作実行時におけるEVF部の表示画面の例を示した図である。
【0017】
なお、本発明の一実施の形態としてのカメラ一体型ビデオテープレコーダにおいては、映像信号、音声信号を夫々デジタルデータとして記録するもので、磁気テープ上を回転磁気ヘッドにてトレースすることにより形成される複数の記録トラックの夫々には、ビデオデータが記録されるビデオセクターとオーディオデータが記録されるオーディオセクターが設けられており、更に、前記ビデオセクターにはビデオデータの他に該ビデオデータと共に記録される付帯情報データVAUXを記録するためのVAUXエリアが設けられ、前記オーディオセクターにはオーディオデータの他に該オーディオデータと共に記録される付帯情報データAAUXを記録するためのAAUXエリアが設けられている。
【0018】
そこで、本実施の形態においては、映像あるいは音声の再生制限に関する制限情報データをVAUXエリアあるいはAAUXエリアに設定するものとする。つまり、ビデオデータの再生制限を示す制限情報データ(SSフラグ)は、ビデオセクターのVAUXエリアに設定され、オーディオデータの再生制限を示す制限情報データ(SSフラグ)はオーディオセクターのAAUXエリアに設定されることになる。
【0019】
まず、図2に示した制御動作フローチャートにしたがって、前記図1に示したカメラ一体型ビデオテープレコーダの編集点登録時の動作について説明する。
【0020】
図1の操作部6を操作することにより、システム制御部4に編集点登録動作の開始が指示されると、該システム制御部4はVTRブロック5を再生モードとし、磁気テープ上の各トラックに記録されているデータの再生動作を開始させ(ステップS01)、該磁気テープから再生されるデータ中の再生制限情報、すなわち前記ビデオデータの再生制限を示す制限情報データ(SSフラグ)あるいは前記オーディオデータの再生制限を示す制限情報データ(SSフラグ)が無効であるか有効であるかを検出する(ステップS02)。
【0021】
そして、図2のステップS02における再生制限情報の検出結果が、再生制限が無効である場合においては、カットイン点が登録済みであるかどうかをチェックし(ステップS03)、カットイン点が登録済みでない場合にはカットイン点の登録を行い(ステップS04)、登録されたカットイン点のタイムコードを図4(a)に示すように図1のEVF部3の画面上に表示し(ステップS05)、次に登録するプログラムが無い場合には編集点登録動作を終了し、次に登録するプログラムが有る場合には前記ステップS02に戻り(ステップS06)、前記ステップS03においてカットイン点が登録済みであることが検出された場合にはカットアウト点の登録を行い(ステップS07)、次に登録するプログラム番号にプログラム番号を更新し(ステップS08)、次に登録するプログラムが無い場合には編集点登録動作を終了し、次に登録するプログラムが有る場合には前記ステップS02に戻る(ステップS06)。
【0022】
また、図2のステップS02における再生制限情報の検出結果が、再生制限が有効である場合においては、現在、編集点として登録しようとしている磁気テープ上の領域が編集点としての登録が禁止(すなわち、再生制限されている映像信号や音声信号が記録されている領域を編集点として登録しようとしている)の状態であることを図4(b)に示すように図1のEVF部3の画面上に当該プログラム登録に関する文字表示を点滅させることにより表示し(ステップS09)、次に登録するプログラムが無い場合には編集点登録動作を終了し、次に登録するプログラムが有る場合には前記ステップS02に戻る(ステップS06)。
【0023】
以上の動作により、編集プログラムの登録時に、使用者が再生制限情報が付加されている映像信号や音声信号が記録されている記録媒体上の領域を編集の対象となるカットから除外して編集プログラムを登録するように気を使うことなく簡単に編集プログラムの登録を行うことができるようになる。
【0024】
次に、図3に示した制御動作フローチャートにしたがって、前記図1に示したカメラ一体型ビデオテープレコーダの編集実行時の動作について説明する。
【0025】
なお、本発明の一実施の形態としてのカメラ一体型ビデオテープレコーダにおいては、映像や音声の再生制限に複数のレベル(例えば、ビデオデータもオーディオデータも出力可能で映像も音声も鑑賞可能なレベルをLevel0、ビデオデータあるいはオーディオデータの何れか一方のみ出力可能で映像あるいは音声の何れか一方のみ鑑賞可能なレベルをLevel1、ビデオデータもオーディオデータも再生出力不可能で映像も音声も鑑賞不可能なレベルをLevel2とする)を設定し、該再生制限レベルを示す制限情報データを該再生制限のレベルに応じてビデオエリアやオーディオエリアに設定した状態で記録された磁気テープに対して、編集実行開始時に、何れの再生制限レベルにしたがって編集を行うかを設定した上で、実際の編集動作を行う編集実行動作を例として説明する。
【0026】
図1の操作部6を操作することにより、システム制御部4に編集動作実行開始が指示されると、まず、図3のステップS10において再生制限レベルnを設定し、図4(c)あるいは(d)に示すように、編集が実行される再生制限レベルを図1のEVF部3の画面上に文字表示し、ステップS11において前記システム制御部4は、VTRブロック5の動作モードを磁気テープの再生動作を行う再生モードとし、編集プログラムに登録されている最初のカットイン点まで磁気テープを高速サーチ再生すると共に、赤外線リモコン信号発生装置7から受け側の記録装置としての他のビデオテープレコーダをポーズ状態にする制御コマンドを示す赤外線リモコン信号を発信させ、該受け側の記録装置としての他のビデオテープレコーダをポーズ状態とした上で、各種制御フラグの初期化を行う。
【0027】
なお、ここでは上記各種制御フラグを、送り側の再生装置としての本カメラ一体型ビデオテープレコーダにおけるVTRブロック5の動作状態(すなわち、前記VTRブロック5の動作状態が再生状態か否か)を示す編集フラグと、前記赤外線リモコン信号発生装置7から受け側の記録装置としての他のビデオテープレコーダに対して発信される赤外線リモコン信号の発信状態(すなわち、前記赤外線リモコン信号発生装置7から受け側の記録装置としての他のビデオテープレコーダをポーズ状態にする制御コマンドを示す赤外線リモコン信号が発信されているか、該他のビデオテープレコーダのポーズ状態を解除する制御コマンドを示す赤外線リモコン信号が発信されているか)を示す出力フラグとし、前記ステップS11における各種制御フラグの初期化により、前記編集フラグと出力フラグとは共に“0”に設定されることになる。
【0028】
そして、図3のステップS12において、高速サーチ再生により磁気テープから再生されるデータに付加されているタイムコードが編集プログラムに登録されている最初のカットイン点と一致したことが検出された場合には、前記システム制御部4は、前記VTRブロック5の動作モードを、高速サーチ再生から通常再生とし、該編集プログラムに登録されている最初のカットイン点より磁気テープに記録されているデータを通常の速度で再生すると共に編集フラグを“1”とした上でステップS14に移行し(ステップS13)、該ステップS12において、高速サーチ再生により磁気テープから再生されるデータに付加されているタイムコードが編集プログラムに登録されている最初のカットイン点と一致したことが検出されていない場合には、ステップS14に移行する。
【0029】
そして、図3のステップS14において、前記編集フラグが“0”である(すなわち、前記VTRブロック5の動作モードが高速サーチ再生実行中である)場合には前記ステップS12に戻り、前記編集フラグが“1”である(すなわち、前記VTRブロック5の動作モードが通常再生実行中である)場合には、ステップS15に移行し、磁気テープから再生されるデータ中の制限情報データのチェックを行う。
【0030】
そして、図3のステップS15において、磁気テープから再生されるデータ中の制限情報データが示す再生制限レベルが、前記ステップS10において設定された再生制限レベルnよりも低くなるまで、そのままの状態が保持され、当該ステップS15において、磁気テープから再生されるデータ中の制限情報データが示す再生制限レベルが、前記ステップS10において設定された再生制限レベルnよりも低いか、あるいは制限情報データが無効である場合には、前記赤外線リモコン信号発生装置7から受け側の記録装置としての他のビデオテープレコーダに対して、ポーズ状態を解除する制御コマンドを示す赤外線リモコン信号を発信させると共に出力フラグを“1”とし(ステップS16)、ステップS17に移行する。
【0031】
そして、図3のステップS17において、通常再生により磁気テープから再生されるデータに付加されているタイムコードが編集プログラムに登録されているカットアウト点と一致しているか否かの検出を行い、カットアウト点と一致したことが検出されていない場合には、前記ステップS15に戻り、カットアウト点と一致したことが検出された場合には、ステップS18に移行する。
【0032】
そして、図3のステップS18において、前記VTRブロック5の動作モードを、通常再生から高速サーチ再生とし、該編集プログラムに登録されている次のカットイン点まで磁気テープに記録されているデータを高速サーチ再生させると共に、前記赤外線リモコン信号発生装置7から受け側の記録装置としての他のビデオテープレコーダに対して、ポーズ状態とする制御コマンドを示す赤外線リモコン信号を発信させ、前記編集フラグおよびを出力フラグを共に“0”とした上で編集プログラムのプログラム番号を更新し、ステップS19に移行する。
【0033】
そして、図3のステップS19において、次に実行するプログラムが無い場合には編集動作を終了し、次に実行するプログラムが有る場合には、次の編集プログラムにしたがった編集動作を開始するため前記ステップS12に戻る。
【0034】
以上の動作により、登録された編集プログラムにしたがってダビング記録編集を実行しても、登録された編集プログラムにしたがってダビング記録編集の実行中に、記録媒体から再生される信号中に有効な再生制限情報が検出された場合には、受け側の記録装置の動作状態を自動的に非記録状態とし、有効な再生制限情報が検出されていない場合には、受け側の記録装置の動作状態を自動的に記録状態とすることにより、映像や音声に付加されている再生制限情報が有効な場合でも、結果として映像や音声が記録されない期間が形成されないようにダビング記録編集を行うことができ、また、映像や音声の再生制限に複数のレベルが設定されている場合においては、記録媒体から再生される信号に付加されている再生制限情報が示す再生制限レベルが編集実行開始時に設定された再生制限レベルより大きい場合には受け側の記録装置を自動的に非記録状態とし、編集実行開始時に設定された再生制限レベル以下である場合には受け側の記録装置を自動的に記録状態とすることにより、編集実行開始時における再生制限レベルの設定により、複数種の編集結果を作成することができるようになる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来の課題を解決し、編集プログラムの登録時に、使用者が再生制限情報が付加されている映像信号や音声信号が記録されている記録媒体上の領域を編集するカットから除外して編集プログラムを登録するように気を使うことなく簡単に編集プログラムの登録を行うことができ、また、登録された編集プログラムにしたがってダビング記録編集を実行しても、結果として映像信号や音声信号が記録されない期間が形成されないようにダビング記録編集を行うことができる編集機能内蔵再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態としてのカメラ一体型ビデオテープレコーダの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したカメラ一体型ビデオテープレコーダの編集点登録時におけるマイクロコンピュータの制御動作フローチャートである。
【図3】図1に示したカメラ一体型ビデオテープレコーダの編集動作実行時におけるマイクロコンピュータの制御動作フローチャートである。
【図4】図1に示したカメラ一体型ビデオテープレコーダの編集点登録時および編集動作実行時におけるEVF部の表示画面の例を示した図である。
【符号の説明】
1 撮像部
2 信号処理部
3 EVF(電子ビューファインダー)部
4 システム制御部
5 VTRブロック
6 操作部
7 赤外線リモコン信号発生装置
Claims (6)
- 主情報を記録する主情報記録領域と該主情報に関する管理情報を記録する管理情報記録領域とが形成された記録媒体から前記主情報と前記管理情報に含まれる前記主情報に関する再生制限情報とを再生し、再生された前記主情報を他の装置に出力するための再生手段と、
前記主情報を再生したときの編集開始ポイントと編集終了ポイントとを指定することによって構成される少なくとも1つ以上の編集プログラムの登録を行う際に、該編集プログラムにより指定される編集開始ポイントから編集終了ポイントまでの期間内の主情報に関する管理情報に含まれている再生制限情報が有効であるか否かを検出し、該再生制限情報が有効であることを示している場合には、当該編集プログラムの登録を禁止し、それ以外の場合には、登録を許可する登録手段と、
前記登録手段で登録された前記編集プログラムに従って前記記録媒体に記録されている前記主情報を再生するように前記再生手段における再生動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする編集機能内蔵再生装置。 - 前記登録手段において、前記編集プログラムの登録の際には、登録された編集プログラムにより指定される編集開始ポイントから編集終了ポイントまでの期間内の主情報に関する管理情報に含まれている再生制限情報が有効であるか否かを検出し、該再生制限情報が有効である場合には、当該編集プログラムの登録ができない旨を操作者に警告することを特徴とする請求項1に記載の編集機能内蔵再生装置。
- 前記再生制限情報は、前記主情報の再生が有効であるか無効であるかを示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の編集機能内蔵再生装置。
- 前記主情報に関する再生制限に複数のレベルが設定されている場合には、前記再生制限情報は前記主情報に関する再生制限のレベルを示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の編集機能内蔵再生装置。
- 前記制御手段は、前記編集プログラムに従った編集動作を実行するように前記他の装置を制御し、
前記装置は、更に、遠隔操作可能な複数種の他の装置の夫々に対応した複数種の遠隔制御コードの中から、実際に編集作業に使用する他の装置に対応した遠隔制御コードを選択し、選択された遠隔制御コードにしたがった遠隔制御信号を前記他の装置に対して発信し、前記他の装置における編集記録動作を遠隔操作するための遠隔操作手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の編集機能内蔵再生装置。 - 前記遠隔操作手段は、前記他の装置に対して発信する前記遠隔制御信号の搬送に赤外線光を用いるように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の編集機能内蔵再生装置。
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